JPS62221615A - 毛髪化粧料組成物 - Google Patents

毛髪化粧料組成物

Info

Publication number
JPS62221615A
JPS62221615A JP6146086A JP6146086A JPS62221615A JP S62221615 A JPS62221615 A JP S62221615A JP 6146086 A JP6146086 A JP 6146086A JP 6146086 A JP6146086 A JP 6146086A JP S62221615 A JPS62221615 A JP S62221615A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chitin
hair
chitosan
water
hair cosmetic
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6146086A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideo Kurokawa
黒川 秀雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lion Corp filed Critical Lion Corp
Priority to JP6146086A priority Critical patent/JPS62221615A/ja
Publication of JPS62221615A publication Critical patent/JPS62221615A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61QSPECIFIC USE OF COSMETICS OR SIMILAR TOILETRY PREPARATIONS
    • A61Q5/00Preparations for care of the hair
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K8/00Cosmetics or similar toiletry preparations
    • A61K8/18Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition
    • A61K8/72Cosmetics or similar toiletry preparations characterised by the composition containing organic macromolecular compounds
    • A61K8/73Polysaccharides
    • A61K8/736Chitin; Chitosan; Derivatives thereof

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Veterinary Medicine (AREA)
  • Birds (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 虚課上の利j七1艷 本発明は、毛髪に対し優れたしっとり感及びさらさら感
を与える毛髪化粧料組成物に関する。
!LL!!23fr及び発明が解決しようとする問題点
通常、毛髪はそれ自身から分泌される皮脂等により覆わ
れているが、石鹸や合成洗剤等で洗髪すると、皮脂は必
要以上に除去されてしまう。そのため、洗髪後の毛髪は
滑らかさが失われ、パサパサした硬い感触となり、櫛の
通りが悪くなって植毛が生じ易くなってしまう。このた
め、このような皮脂の除去に伴う不都合を解決する目的
で洗髪後の毛髪処理剤として各種の毛髪化粧料組成物が
開発され、使用されている。
このような目的で使用されている従来の毛髪化粧料組成
物としては、ジアルキルジメチルアンモニウムクロライ
ドやアルキルトリメチルアンモニウムクロライドに代表
される第4級アンモニウム塩と高級アルコールを主要有
効成分として含むものが主であり、これらの組成物は、
毛髪のアニオン部に吸着されて毛髪の帯電性を少なくし
、櫛通り、柔軟性を改善する作用を有する(特開昭57
−109708号公報)、また、ある種のカチオン界面
活性剤と高級アルコールとの組合せは毛髪に優れた櫛通
り性としっとり感を与える(特開昭57−109707
号公報)。
しかしながら、最近の女性のヘアケア行動を見てみると
、髪のおしゃれやファッション化に伴ってドライヤー等
の熱器具やパーマによる毛髪の損傷が目立って来ている
。一方、若い女性の毛髪への期待度として上位にランク
されているものに髪のサラサラ感(風になびくような軽
く自然な仕上り)があるが、上述した従来の組成物は、
これらの要望には十分応じられないものであった。
このような点から毛髪の損傷を防止するため、従来毛髪
化粧料組成物に保水性の高い高分子物質、アミノ酸、ペ
グタイド類を加えることが提案されている(特開昭57
−200307号公報)が、この組成物は反面では髪が
べたついて重くなり、さらさら感がなくなる傾向がある
。これに対し。
髪にべたつきのない滑らかなさらさら感を付与するため
、化粧料にシリコーンオイル等の油分を添加することも
提案されている(特開昭56−92808号公報、特U
tl昭57−50909号公報)が、この場合には髪に
しっとり感がなくなってしまう傾向がある。
従って、毛髪にさらさら感及びしっとり感の両方を同時
に与える毛髪化粧料組成物はこれまで得られておらず、
このためしっとりとしてかつさらさらとした髪を求める
おしやれ意識の高い女性が悩んでいる点を解決すること
ができなかった。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、すすぐタイ
プ及びすすがないタイプのいずれのタイプの毛髪化粧料
に適用しても、毛髪に優れたしっとり感及びさらさら感
を与える毛髪化粧料組成物を提供することを目的とする
間11g、をタ するための  及び 本発明に係る毛髪化粧料組成物は、上記目的を達成する
ため、キチンまたはキトサンから誘導される水溶性化合
物の1種又は2種以上とカチオン界面活性剤とを配合し
たものである。
本発明者は、毛髪に対して優れたしっとり感とさらさら
感とを与える毛髪化粧料組成物につき鋭意検討を行なっ
た結果、第4Rアンモニウム塩やアミノ酸系カチオン界
面活性剤等のカチオン界面活性剤に対し、キチン又はキ
トサンから誘導される水溶性化合物を併用すると、上記
目的が効果的に達成されることを知見した。即ち、キチ
ン、キトサンはセルロースに類似した化学購造を有して
いるが、化学薬品に対する抵抗性はセルロースよりもは
るかに大きく、また、分子内にアセトアミドノミやアミ
ノ基を有しているため、多くの興味ある特性を有してい
る。しかしながら、キチン、キトサンは、セルロースや
その他の多糖類に比較してその利用度が極端に低いのが
実状であったが。
本発明者はこのようなキチン、キトサンに注目し、更に
水不溶性であるキチン、キトサンを水溶性の誘導体に導
き、このキチン又はキトサンから誘導される水溶性化合
物とカチオン界面活性剤とを併用することにより、優れ
たしっとり感及びさらさら感を同時に付与する毛髪化粧
料組成物が得られることを見い出し、本発明をなすに至
ったものである。
以ド、本発明につき更に詳しく説明する。
本発明の毛髪化粧料組成物の第1の必須成分は。
キチン又はキトサンから誘導される水溶性化合物である
ここで、キチンは一般式(A) で表わされるN−アセチル化り−グルコサミンがβ−1
,4で結合したものであり、キチンは節足動物、軟体動
物などの有機骨格物質として天然に存在し、また植物で
はカビの菌糸や胞子に存在し、これから得ることができ
る。たとえば、カニ、エビ、オキアミなどの甲殻を原料
とする場合には、甲殻を粉砕した後塩酸で処理して炭酸
カルシウムを除き、さらに苛性ソーダで処理して蛋白質
その他の夾雑物を除去してから水洗、乾燥することによ
り、白色のフレーク状物としてキチンを得ることができ
る。また、キチンから誘導されるキトサンはキチンの脱
アセチル化物であり、たとえばキチンをアルカリ処理す
ることにより、白色フレーク状物として得ることができ
る。なお、キトサンはたとえば共和油脂工業(株)から
「フローナックNJ (U1品名)として入手すること
ができる。
このようなキチン又はキトサンから誘導される水溶性化
合物としては、たとえば以下に例示するものの1種又は
2種以上を好適に使用し得る。
(1)キチンまたはキトサンを分解して低分子化したキ
チンまたはキトサンの水溶性オリゴマー(但し、グルコ
サミン単位の重合度が1より大きいもの)。
このようなオリゴマーは、通常の低分子化法により得る
ことができ、たとえば亜硝酸分解法、ギ酸分解法、塩素
分解法(特願昭59−43282号)、酵素あるいは微
生物分解法などにより得ることができる。
(2)脱アセチル化度が好ましくは40〜60%の水溶
性部分脱アセチル化キチン。
たとえば、特開昭53−47479号公報に示された方
法により、キチンの脱アセチル化度を制御することによ
り得られる。
(3)キチンまたはキトサンに親木基を導入して水溶性
とした誘導体。この具体例としては以下のものが挙げら
れる。
■ポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンキチンま
たはキトサン [式中、n:〉1 (但し、flt=o〜5.m1=O〜5+  L+m、
≠0)R,ニーHまたは−(EOト ・−Hpo← H
Q、    m。
(但し、Qz=O〜5.m、=O〜5.g2+m2≠o
)を表わす。ここでEOはオキシエチレン鎖を、Poは
オキシプロピレン鎖を表わし、また、EOとPOとの結
合の順序は問わず、たとえば、まずD−グルコサミン骨
格にPOが付加し、ついでEOが付加していてもよ<、
EOとPoとがランダムに付加していてもよい。また、
結合している個々のD−グルコサミン骨格で、R□l 
R2t R3+m1.m、、m、、Q□、n2.Q3は
それぞれ同一でも異なってもよい。コ このポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレングリコ
ールキチンまたはキトサンは、アルカリキチンあるいは
キトサンに、クロルヒドロキシエチレン、クロルヒドロ
キシプロピレン、エチレンオキサイドまたはプロピレン
オキサイドを常温・常圧下や50〜60 ’Ct’ 1
〜5kg/cn?G (1)加圧下に反応させることに
より得ることができる。
■カルボキシメチルキチンまたはキトサン試中、n:〉
I R4ニーHまたは一〇OCR。
R,ニーH,CH,C0OH,−CH2COONa、−
CH2GOOKまたはCH,GOONH4 R,ニーH,CH,C0OH,−CH2COONa、−
CH2GOOKまたハCH,C00NH。
を表わす。但し、R8およびRGが共に−Hとなること
はない。また、結合している個々のD−グルコサミン骨
格でR,、Rs、R,はそれぞれ同一でも異なってもよ
い。] このカルボキシメチルキチンまたはキ1−サンは。
アルカリキチンまたはキトサンに、モノクロル酢酸を常
温・常圧下に反応させることにより得ることができる。
■リン酸化キチンまたはキトサン −に中、n:〉1 0M□ R7:−H,−cocH,*t=は−P=O(M、およ
びM2は−H9! ?“・ R,:Hまたは−P=○(M、およびM4は−H,Na
、に■ ?”・ R,ニーHまたは−P=○(MSおよび鳩は−H,Na
、に署 O鳩 または−Nl−14) 、但し丸とR9が同時に−Hと
なることはない。
OM。
R4゜ニーH,−COCH,または−P=O(M、およ
びM、は−H20賜 Na、Kまたは−NH4) を表わす。また、結合している個々のD−グルコサミン
骨格でR,、R,、R,、R,。はそれぞれ同一でも異
なってもよい。] このリン酸化キチンまたはキトサンは、メタンスルホン
酸中に溶解ないし懸濁させたキチンまたはキトサンに対
し五酸化ニリンを冷却下に反応させることにより得るこ
とができる。この方法は、たとえば日本化学会第48秋
季年会講演予稿集■。
570頁(四則雄ら)に記載されている。
■aNl化キチレキチンキトサン 試中、n:)1 0M。
R,ニーH,−COCH,または一8=O(M、は−H
,Na、Kまたは−NH4) OMl。
R,ニーHまたは一3=0 (M、。は−H,Na、K
または−NH4)0M1□ R,ニーHまたは一5=O(M、1は−H,Na、Kま
たは−NH4)0M1□ コ R14ニーH,−COCI−I、または−8=O(M□
、は−H,Na、Kまたは−NH,) を表わす。また、結合している個々のD−グルコサミン
骨格でR□工、R□2.R13,R1,は同一でも異な
ってもよい。] この硫酸化キチンまたはキトサンは、ピリジン中で活性
化したキチンまたはキトサンにSo、−ピリジン錯塩を
反応させることにより得ることかできる[参考文献: 
M 、 L 、 Wolfrom at al、 、 
T heSulfonation of Chitos
an、 J 、Am、 Soc、、 81 。
1764−1766(1959)コ 。
■N−グリシジルトリメチルアンモニウムキトサン [式中、n:〉1 (X、はCQまたはBr) このN−グリシジルトリメチルアンモニウムキトサンは
、高濃度アルカリ触媒下でキトサンにグリシジルトリメ
チルアンモニウムクロライドを高温高圧下で付加させる
ことにより得ることができる。
■ジヒドロプロピルキチンまたはキトサン試中、n:>
1 R1,: −Hまたは−COCR。
Rよ、ニーHまたは−CH2−CH−CH20HCH R□、ニーHまたは−CH,−CH−CH20■(CH を表わす。但し、R16とRlgが同時しこ−Hとなる
ことはない。コ このジヒドロキシプロピルキチンまたtまキトサンは、
高温下でアルカリキチンまた番まキトサンレこエピクロ
ルヒドリンを開環、付加させることしこより得ることが
できる。
■N−2−ヒドロキシプロピルスルホン酸キトサン 武生、n:〉1 0HO CM−xはNa、Kまたは−NH4) 0H○ (MxsはNa、Kまたは−NH4) を表わす。但し、R20とR2□が同時に−Hとなるこ
とはない。コ このN−2−ヒドロキシプロピルスルホン酸キトサンは
、アルカリ触媒下でキトサンにグリシジルスルホン酸を
高温・加圧下で付加させることにより得ることができる
なお、上記の水溶性置換キチンまたはキトサンの製造方
法は本発明に用いられるキチンまたはキトサンの製造方
法を限定するものではない。
ここで、本発明においては、上述した化合物の中で部分
脱アセチル化キチンを用いることが特に好ましい。
キチン又はキトサンから誘導される水溶性化合物の配合
量は、組成物全体の0.1〜10%(重量%、以下同じ
)、特に0.5〜5%とすることが好ましい。0.1%
未満では毛髪にしっとり感及びさらさら感を与えるとい
う本発明の効果が殆ど得られないことがあり、また10
%を超えると髪の仕上りがべたついてさらさら感が得ら
れない場合が生じる。
本発明の毛髪化粧料組成物の第2の必須成分は。
カチオン界面活性剤である。
この場合、好ましいカチオン界面活性剤の例として、下
記一般式(■)で表される第4級アンモニウム塩とアミ
ノ酸系カチオン界面活性剤を挙げることかできる。
〔(ただし、式中、R1は炭素数10ないし24のアル
キル基、炭素数10ないし24のヒドロキシアルキル基
、またはRs (OCHa CHs ) h〜、。
(ただし、R5は炭素数10ないし24のアルキル基ま
たは炭素数10ないし24のヒドロキシアルキル基)を
示し、R2は炭素数10ないし24のアルキル基、炭素
数10ないし24のヒドロキシアルキル基、Rs(OC
R,CHz)t−to (ただしR3は上記のものと同
じ)、炭素数1ないし3のアルキル基、(CHCH,O
ト、〜SH(ただしR6R7 は水素またはメチル基)、ベンジル基、またはシンナミ
ル基を示し、k、およびR4は互いに独立に炭素数1な
いし3のアルキル基。
−(CHCH,0)−8〜、H(ただしR6は上記のも
のR& と同じ)、ベンジル基、またはシンナミル基を示し、X
lはハロゲン原子または炭素数1もしくは2のアルキル
硫酸基を示す、〕 上記一般式(■)で表される代表的な第4級アンモニウ
ム塩としては、ステアリルトリメチルアンモニウムクロ
ライド及びジステアリルジメチルアンモニウムクロライ
ドを挙げることができる。
一方、アミノ酸系カチオン界面活性剤の代表例としては
、モノN−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエス
テル塩を挙げることができる。
ここで、モノN−長鎖塩基性アミノ酸低級アルキルエス
テル塩の塩基性アミノ酸成分は、オルニチン、リジン、
アルギニン等の天然のもののほか、α、γ−ジアミノ酪
酸のような合成アミノ酸も同様に用いることができ、こ
れらは光学活性体又はラセミ体のいずれであってもよい
モノN−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステ
ル塩のアシル基は、炭素数8ないし22の飽和又は不飽
和の天然又は合成脂肪酸残基であり、例えばラウロイル
基、ミリストイル基、ステアロイル基などの単一脂肪酸
残基のほか、ヤシ油脂肪酸残基、牛脂脂肪酸残基などの
天然系の混合脂肪酸残J&であってもよい。
モノN−長鎖アシル塩基性アミノ酸低級アルキルエステ
ル塩の低級アルキルエステル成分としては、メチルエス
テル、エチルエステル、プロピルエステル、ブチルエス
テル、ペンチルエステル、ヘキシルエステル、ヘプチル
エステル、オクチルエステルが適当である。
また、モノN−長鎖アシル塩基性アミノ酸エステルの塩
としては、例えば塩酸塩、硫酸塩のような無機酸塩、又
は例えば酢酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、p−トルエン
スルホン酸塩、脂肪酸塩、酸性アミノ酸塩、ピログルタ
ミン酸塩、ピロリドンカルボン酸塩のような有機酸塩が
用いられ、これらの中でも酸性アミノ酸塩、塩酸塩及び
L又はDL−ピロリドンカルボン酸塩が好ましい。
カチオン界面活性剤の配合址は1組成物全体の0.1〜
10%、特に0.5〜5%とすることが好ましい。0.
1%未満では毛髪にしっとり感及びさらさら感を与える
という本発明の効果が殆ど得られない場合が生じ、また
10%を超えると毛髪にさらさら感を与えるという点が
劣ってくることがある。
更に、本発明において、キチンまたはキトサンから誘導
される水溶性化合物とカチオン界面活性剤との配合比は
重量比で10=1〜1:10とすることが好ましく、こ
れにより良好なしっとり感及びさらさら感を与える毛髪
化粧料組成物を確実に得ることができる。
本発明の毛髪化粧料組成物は、上述した必須成分のほか
に下記の任意成分が本発明の効果に影響のない範囲で配
合されてもよい。即ち、任意成分としては流動パラフィ
ン、ワセリン、固型パラフィン、スクワラン及びオレフ
ィンオリゴマー等の炭化水M:イソプロビルミリステー
ト、インプロピルパルミテート、ステアリルステアレー
ト、ミリスチン酸オクチルドデシル、オレイン酸オクチ
ルドデシル及び2−エチルヘキサン酸トリグリセライド
等のエステル;ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポ
リオキシエチレンステアリン酸エステル及びポリオキシ
エチレンソルビタンモノラウレート等の乳化剤;N−(
2−ヒドロキシエチル)−N−[ビス(2−カルボキシ
エチル)アミノエチルコラウリルアマイドシナトリム塩
、2−ココイル−N−力ルボキシメチルーN−ヒドロキ
シエチルイミダゾリウムベタイン等の両性界面活性剤;
高級アルコールサルフェート、アルコールエーテルサル
フェート、α−オレフィンスルホネート等のアニオン界
面活性剤;ラウリルアルコール、セチルアルコール、ス
テアリルアルコール、ベヘニルアルコール等の高級アル
コール;パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘニン酸等の
高級脂肪酸;エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,3−プチレングリコール、グリセリン及びンル
ビトール等の保湿剤;及びエタノール等の溶剤、防腐剤
、pII調整剤、養毛料、紫外線吸収剤、酸化防止剤、
安定化剤、香料等の小量成分である。
51! +りlの効果 以上説明したように、本発明の毛髪化粧料組成物は、キ
チン又はキトサンから誘導される水溶性化合物とカチオ
ン界面活性剤とを配合したことにより、毛髪に優れたし
っとり感及びさらさら感を与えるものである。
次に本発明の実施例と比較例を示し、本発明の効果をよ
り具体的に説明する。なお、各側の説明に先立って、試
験法について説明する。
シャンプー処理された毛束(Log、20cm)に試料
1gを塗布し、手で均一に伸ばした後、十分にすすぎ、
25℃、65%RHの’BB気中で乾燥させた。乾燥後
、20名のパネラ−により毛束のしっとり感及びさらさ
ら感を官能評価した。評価基準は2%の塩化ステアリル
トリメチルアンモニウム、10%のプロピレングリコー
ル、0.6%の香料及び水を加えて100%とした試料
により得た評価を基準とした5段階評価である。
O:良い 0:やや良い Δ:同等 ×:やや劣る ××:劣る [実施例1〜13.比較例1〜3] 第1表及び第2表に示す組成を有する実施例1〜13.
比較例1〜3のへアーリンス組成物をそれぞれ常法によ
り調製し、その性能を評価した。
結果を同表に示す。これらの表より、水溶性キチン、キ
トサン誘導体とカチオン界面活性剤とを含むこの発明の
組成物は、優れたしっとり感とさらさら感を有するが、
これらのいずれかを欠く比較例1〜3の組成物は、これ
らの性能が本発明の組成物よりも劣ることがわかる。
なお、以下の表において配合量は全て重量%で示されて
いる。
[実施例14〜19] 第3表に示す組成を有する実施例14〜19のへアーリ
ンス組成物をそれぞれ常法番こより調製し、その性能を
評価した。結果を同表番こ示す。
その結果、水溶性のキチン誘導体及びカチオン界面活性
剤の配合量は、それぞれ組成物全体のQ、1〜10%の
範囲とするのが好ましl、Nこと力を認められた。
[実施例20] 下記に示す組成のへアープラッシング剤組成物を調製し
、その性能を評価したところ、このヘアーブラッシング
組成物は優れたしっとり感、さらさら感を示した6 凰底 ココイルアルギニンエチルエステル・PCA塩0.5% N−2−ヒドロキシプロピル スルホン酸キトサン 1.511 エチルアルコール         5.0〃香   
  料                  0.1 
〃メチルパラベン        0.1〃精製水  
    残部 100.0# [実施例21] 下記に示すヘアートリートメント組成物を調製し、その
性能を評価したところ、このヘアートリートメント組成
物は優れたしっとり感とさらさら感を示した。
遡a& 塩化セトステアリルトリメチルアンモニウム3、0% 硫酸化キトサン          2.0fFセトス
テアリルアルコール     2.511流動パラフイ
ン          1,5nP、O,E、(5)ス
テアリルエーテル  1.Qnl、3−ブチレングリコ
ール    6.017香     料       
            0.471色素Y−203 
       0.0011/精製水      残部 100.07/ [実施例23コ 下記に示す組成のへアーローション組成物を調製し、そ
の性能を評価したところ、このヘアーローション組成物
は優れたしっとり感、さらさら感を示した。
訓國 塩化ジステアリルジメチルアンモニウム1.5% ジヒドロキシプロピルキチン    Q、’inラノリ
ンアルコール        0.511プロピレング
リコール       5,011香     料  
                Q、 3n精製水 
     残部 100.011 出願人  ラ イ オ ン 株式会社 代理人  弁理士  小 島 隆 司 手  叙ε  ネ市  正  唱F(自 発)昭和61
年4月28日 1、事件の表示 昭和61年特許願第61460号 2、発明の名称 毛髪化粧料組成物 3、補正をする者 事件との関係     特許出願人 住  所  東京都墨田区本所1丁目3番7号氏  名
  (676)ライオン 株式会社代表者  小 林 
 敦 4、代理人 〒104 住  所  東京都中央区銀座3丁1111番14号ダ
パクリエートビル5階 電話(545)64.54明細
書の「発明の詳細な説明」の欄。
6、補正の内容 (1)明細書第17頁第5行1」に とあるのを と訂正する。
(2)同第17頁第7行目に とあるのを と訂正する。
以」−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、キチンまたはキトサンから誘導される水溶性化合物
    とカチオン界面活性剤とを含有することを特徴とする毛
    髪化粧料組成物。 2、カチオン界面活性剤が第4級アンモニウム塩又はア
    ミノ酸系カチオン界面活性剤である特許請求の範囲第1
    項記載の毛髪化粧料組成物。 3、キチン又はキトサンから誘導される水溶性化合物の
    配合量が組成物全体の0.1〜10重量%である特許請
    求の範囲第1項又は第2項記載の毛髪化粧料組成物。 4、カチオン界面活性剤の配合量が組成物全体の0.1
    〜10重量%である特許請求の範囲第1項乃至第3項い
    ずれか記載の毛髪化粧料組成物。
JP6146086A 1986-03-19 1986-03-19 毛髪化粧料組成物 Pending JPS62221615A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6146086A JPS62221615A (ja) 1986-03-19 1986-03-19 毛髪化粧料組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6146086A JPS62221615A (ja) 1986-03-19 1986-03-19 毛髪化粧料組成物

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS62221615A true JPS62221615A (ja) 1987-09-29

Family

ID=13171667

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6146086A Pending JPS62221615A (ja) 1986-03-19 1986-03-19 毛髪化粧料組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS62221615A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63230616A (ja) * 1987-03-20 1988-09-27 Shiseido Co Ltd 化粧料
JPS63290808A (ja) * 1987-05-23 1988-11-28 Nitta Zerachin Kk 化粧料
JPH01249712A (ja) * 1988-03-30 1989-10-05 Sanyo Chem Ind Ltd 整髪料組成物
JPH01249708A (ja) * 1988-03-30 1989-10-05 Sanyo Chem Ind Ltd 皮膚外用剤組成物
JPH01268618A (ja) * 1988-04-18 1989-10-26 Yaizu Suisan Kagaku Kogyo Kk 化粧料
JPH0278603A (ja) * 1988-09-14 1990-03-19 Pias Arise Kk 化粧料
JPH10114618A (ja) * 1996-10-07 1998-05-06 Noevir Co Ltd 液状化粧料
US9993415B2 (en) 2015-09-15 2018-06-12 Milbon Co., Ltd. Hair treatment agent and method for causing modified peptide to penetrate into hair

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63230616A (ja) * 1987-03-20 1988-09-27 Shiseido Co Ltd 化粧料
JPS63290808A (ja) * 1987-05-23 1988-11-28 Nitta Zerachin Kk 化粧料
JPH01249712A (ja) * 1988-03-30 1989-10-05 Sanyo Chem Ind Ltd 整髪料組成物
JPH01249708A (ja) * 1988-03-30 1989-10-05 Sanyo Chem Ind Ltd 皮膚外用剤組成物
JPH01268618A (ja) * 1988-04-18 1989-10-26 Yaizu Suisan Kagaku Kogyo Kk 化粧料
JPH0278603A (ja) * 1988-09-14 1990-03-19 Pias Arise Kk 化粧料
JPH10114618A (ja) * 1996-10-07 1998-05-06 Noevir Co Ltd 液状化粧料
US9993415B2 (en) 2015-09-15 2018-06-12 Milbon Co., Ltd. Hair treatment agent and method for causing modified peptide to penetrate into hair

Similar Documents

Publication Publication Date Title
RU2458679C2 (ru) Диспергирующиеся обработанные глиоксалем катионогенные полигалактоманнаны
RU2688667C2 (ru) Дигидроксиалкилзамещенный полигалактоманнан и способы его получения и применения
EP2717844B1 (en) Cassia derivatives
CN1200676C (zh) 使用有机氨基化合物来减少染色毛发颜色损失的方法
KR100501783B1 (ko) 모발 케어용 거품형성 조성물
HU217993B (hu) Haj és bőr mosására és kezelésére alkalmas, ceramidot és kationos polimereket tartalmazó készítmény
JP5064664B2 (ja) カチオン変性カラヤガム及び該物質を含む化粧料組成物
JP2007063446A (ja) カチオン変性キサンタンガム及び該物質を含む化粧料組成物
BR112012032835B1 (pt) Composição de cuidado pessoal e aditivo para composição de cuidado pessoal para provisão de benefício prolongado a uma superfície de queratina
JP5608354B2 (ja) 洗浄剤組成物
JP2006151871A (ja) 化粧料組成物
JP3545372B2 (ja) 皮膚洗浄剤組成物
JPH0341015A (ja) 毛髪化粧料
JPH03275614A (ja) 毛髪化粧料
JPH02138205A (ja) 毛髪処理用組成物
JPS62221615A (ja) 毛髪化粧料組成物
KR100462249B1 (ko) 세정용 미용 조성물 및 이의 용도
US5900232A (en) Cosmetic compositions containing at least one anionic surfactant of alkylgalactoside uronate type and at least one cationic polymer, and uses thereof in the treatment of keratinous substances
BRPI0902297B1 (pt) composição cosmética detergente e processo para proteger a cor diante da lavagem de fibras queratínicas tingidas artificialmente
JP4901166B2 (ja) 低粘度カチオン変性セルロースを含む化粧料組成物
JP2541297B2 (ja) アルギニン誘導体及びそれを含有してなる毛髪化粧料
JP4787469B2 (ja) 洗浄剤組成物
KR930007227B1 (ko) 세제와 로션 성분이 균형을 이룬 에멀젼 형태의 중성 액체 피부 세정 조성물
JP2002255755A (ja) 洗浄剤組成物
JPH06247826A (ja) 保湿剤並びにそれを含有する化粧料及び洗浄剤組成物