JPH09301838A - 液状整髪料 - Google Patents

液状整髪料

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JPH09301838A
JPH09301838A JP11936696A JP11936696A JPH09301838A JP H09301838 A JPH09301838 A JP H09301838A JP 11936696 A JP11936696 A JP 11936696A JP 11936696 A JP11936696 A JP 11936696A JP H09301838 A JPH09301838 A JP H09301838A
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polymer
hair
liquid
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polyoxyalkylene
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JP11936696A
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Chika Ishikawa
知香 石川
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Pola Chemical Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 毛髪の整髪効果を十分に有するとともに、使
用時のべたつき感による使用者の不快感がなく、整髪が
崩れた際にも水等を含ませることなくそのまま再整髪可
能な液状整髪料を提供する。 【解決手段】 (A)ポリオキシアルキレン誘導体;3
〜25重量%、(B)カルボキシビニルポリマー及びア
ルキル(メタ)アクリレートポリマーからなる群から選
ばれる少なくとも1種のアクリル系ポリマー;0.1〜
1.2重量%、及び(C)ビニルピロリドン単独重合体
もしくは共重合体とアクリル樹脂アルカノールアミン中
和物とからなる群から選ばれる少なくとも1種の高分子
樹脂;0.5〜10重量%、を配合して液状整髪料とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポリオキシアルキ
レン誘導体を含有する液状整髪料に関し、詳しくは、水
を使用しなくても再整髪が可能で、且つべたつき感を感
じさせない液状整髪料に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、液状整髪料には、毛髪の形を
整えるために、ポリオキシアルキレン誘導体が使用され
ている。これらのポリオキシアルキレン誘導体は、セッ
ト力に優れる上、整髪が崩れた場合にも水で湿らしたり
せずにそのまま手や櫛で形を整えて再整髪できるという
利点を有しているので、液状整髪料に汎用されている。
【0003】しかしながら、一般にポリオキシアルキレ
ン誘導体は、水を使用しなくても再整髪できるだけの量
を配合すると、その量に応じてべたつき感が大きくな
り、使用者の手に不快感を生じ、手の洗浄を余儀なくさ
れるという問題があった。ポリオキシアルキレン誘導体
に代えて水や低級アルコールに可溶もしくは分散性の高
分子樹脂を使用するとべたつき感は少なくなるものの、
再整髪するときは改めて毛髪に水を含ませることが必要
となる。
【0004】そこで、手にとった際にベタつき感を生じ
ない上、セットが崩れた場合にも水等を含ませることな
くそのまま再整髪できる液状化粧料の開発が望まれてい
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記観点か
らなされたものであり、毛髪の整髪効果を十分に有する
とともに、使用時のべたつき感による使用者の不快感が
なく、整髪が崩れた際にも水等を含ませることなくその
まま再整髪可能な液状整髪料を提供することを課題とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は、上記課題を
解決するために鋭意研究を重ねた結果、ポリオキシアル
キレン誘導体とカルボキシビニルポリマー及び/又はア
ルキル(メタ)アクリレートポリマーと高分子樹脂とを
併用することにより、べたつき感を与えることなく、水
等を含ませずとも再整髪可能な液状整髪料が得られる事
を見いだし、本発明を完成した。
【0007】すなわち、本発明は、(A)ポリオキシア
ルキレン誘導体;3〜25重量%、(B)カルボキシビ
ニルポリマー及びアルキル(メタ)アクリレートポリマ
ーからなる群から選ばれる少なくとも1種のアクリル系
ポリマー;0.1〜1.2重量%、及び(C)ビニルピ
ロリドン単独重合体もしくは共重合体とアクリル樹脂ア
ルカノールアミン中和物とからなる群から選ばれる少な
くとも1種の高分子樹脂;0.5〜10重量%、を含有
してなる液状整髪料に関する。
【0008】好ましくは、本発明の液状整髪料は、
(A)ポリオキシアルキレン誘導体;5〜20重量%、
(B)アクリル系ポリマー;0.1〜1重量%、(C)
高分子樹脂;1〜5重量%、を含有してなるものであ
る。
【0009】また、好ましくは、前記ポリオキシアルキ
レン誘導体はポリオキシアルキレングリコール類、ポリ
オキシアルキレンエーテル類、又はポリオキシアルキレ
ンエステル類である。
【0010】本発明の上記(A)成分であるポリオキシ
アルキレン誘導体は、主として再整髪を可能にする働き
を有する成分であり、(B)成分であるカルボキシビニ
ルポリマー又はアルキル(メタ)アクリレートポリマー
は主として増粘作用を有する成分であり、(C)成分で
ある高分子樹脂は主として毛髪を固定する働きを有する
整髪(被膜形成)成分である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。
【0012】<1>本発明に用いるポリオキシアルキレ
ン誘導体 本発明の液状整髪料に配合される(A)成分であるポリ
オキシアルキレン誘導体としては、多価アルコールの片
末端または両末端の水酸基にポリオキシアルキレン基が
付加されたポリオキシアルキレングリコール類;ポリオ
キシエチレンやポリオキシプロピレン等のポリオキシア
ルキレン単独重合体、ブロック共重合体、又はランダム
共重合体等の重合体の片末端または両末端の水酸基を炭
素数1〜12程度の脂肪族アルコール等と反応させるこ
とによってエーテル結合を形成させ、それを介して末端
をアルキル基で封鎖したポリオキシアルキレンエーテル
類;等が挙げられる。
【0013】ここで、ポリオキシアルキレングリコール
類におけるポリオキシアルキレン基としては、ポリオキ
シエチレン基、ポリオキシプロピレン基、ポリオキシブ
チレン基等が挙げられる。オキシアルキレン単位の数は
50〜200程度が好ましい。多価アルコールとして
は、好ましくは炭素数2〜6のグリコール類であり、例
えばエチレングリコール、プロピレングリコール、グリ
セリン等が挙げられる。このようなポリオキシアルキレ
ングリコール類としては、エチレングリコールの片末端
又は両末端にポリオキシプロピレン基が付加したもの、
プロピレングリコールの片末端又は量末端にポリオキシ
エチレンが付加したもの等が挙げられる。
【0014】また、ポリオキシアルキレンエーテル類に
おけるポリオキシアルキレン単独重合体は、ポリオキシ
エチレン重合体、ポリオキシプロピレン重合体、ポリオ
キシブチレン重合体等が挙げられる。オキシアルキレン
単位の数は50〜200程度が好ましい。ポリオキシア
ルキレンブロック共重合体としては、ポリオキシエチレ
ンとポリオキシプロピレンとのブロック共重合体等の前
記ポリオキシアルキレン重合体同士の共重合体が挙げら
れる。炭素数1〜12程度の脂肪族アルコールとしては
メタノール、エタノール、n−プロパノール、i−プロ
パノール、2−エチルヘキサノール、ラウリルアルコー
ル等が挙げられる。
【0015】本発明のポリオキシアルキレン誘導体の具
体例としては、ポリオキシエチレン(24)ポリオキシ
プロピレン(24)グリセリンエーテル、ポリオキシエ
チレン(52)ブチルエーテル、ポリオキシエチレン
(30)ポリオキシプロピレン(30)ブチルエーテ
ル、ポリオキシプロピレン(70)グリセリン等が挙げ
られる。尚、カッコ内の数字はオキシアルキレン単位の
平均単位数である。
【0016】このようなポリオキシアルキレン誘導体と
しては、例えばアデカカーポールGH−200(旭電化
(株)製、ポリオキシエチレン(24)ポリオキシプロ
ピレン(24)グリセリンエーテル);エパン410、
420、450、485、710、720、740、7
50、785(第一工業製薬製、ポリオキシエチレンポ
リオキシプロピレングリコールエーテル);ニューポー
ルPE−64、74(三洋化成製、ポリオキシエチレン
ポリオキシプロピレングリコールエーテル);ユニルー
ブ20DP15B、40DP25B、30DP25B、
50DP16KB、10DP30B、40DP60B、
50DP50B、70DP950B(日本油脂製、ポリ
オキシエチレンポリオキシプロピレングリコールエーテ
ル);トーホー#200(東邦化学(株)製、ポリオキ
シプロピレン(70)グリセリン)等の商品名のものが
市販品として入手できる。
【0017】本発明の液状整髪料には、これらポリオキ
シアルキレン誘導体が、前記液状整髪料全体に対し、好
ましくは3〜25重量%、より好ましくは5〜20重量
%、最も好ましくは10〜15重量%含有される。3重
量%未満では充分な整髪力を得にくく、再整髪も容易で
はなくなる。また25重量%を越えるとべたつき感が強
くなり、使用性を大きく損なってしまう。
【0018】<2>本発明に用いるアクリル系ポリマー 本発明の液状整髪料に配合される(B)成分であるアク
リル系ポリマーは、カルボキシビニルポリマー及びアル
キル(メタ)アクリレートポリマーからなる群から選ば
れる1種であり、単独または2種以上を併用してもよ
い。
【0019】カルボキシビニルポリマーとしては、商品
名カーボポール934、カーボポール940、ビスコ9
41(以上、ビー・エフ・グッドリッチ社製)等のアク
リル酸系ポリマーが挙げられる。
【0020】アルキル(メタ)アクリレートポリマーと
しては、アクリル酸−長鎖アルキルメタアクリレート共
重合体、C10-30アルキルアクリレートクロスポリマー
等が挙げられる。アクリル酸−長鎖アルキルメタクリレ
ート共重合体は、アクリル酸とメタクリル酸の高級アル
コールエステル(長鎖アルキルメタクリレート)とを共
重合させることにより得られるものであり、原料モノマ
ーである長鎖アルキルメタクリレートのアルキル部分の
炭素数は、一般には10〜30程度である。このような
化合物としては、ビー・エフ・グッドリッチ社から販売
されている商品名カーボポール1382またはカーボポ
ール1342(ともに、長鎖アルキルメタクリレートの
アルキル部分の炭素数は10〜30、アクリル酸と長鎖
アルキルメタクリレートのモノマー組成はモル比で9
9.9:0.1〜80:20)等が挙げられる。C
10-30アルキルアクリレートクロスポリマーとしては、
アクリル酸の高級(例えばC10-30)アルコールエステ
ルを重合させて得られる架橋高分子重合体であり、この
ような化合物としては、ビー・エフ・グッドリッチ社か
ら販売されている商品名ペムレンTR−1、ペムレンT
R−2等が挙げられる。
【0021】本発明の液状整髪料全体に対する前記アク
リル系ポリマーの含有量は、好ましくは0.1〜1.2
重量%、より好ましくは0.1〜1重量%、最も好まし
くは0.2〜0.5重量%である。 含有量が0.1重量
%未満では液状整髪料の粘度が低くなりすぎて、手に取
った際にこぼれやすい等、使用性が悪くなるという問題
がある。一方、1.2重量%を越えると、粘度が高すぎ
て髪に付着させる際の伸びが悪くなることがある。
【0022】<3>本発明に用いる高分子樹脂 本発明の液状整髪料の(C)成分である高分子樹脂は、
ビニルピロリドン単独重合体もしくは共重合体とアクリ
ル樹脂アルカノールアミン中和物とからなる群から選ば
れるものであり、単独もしくは2種以上併用してもよ
い。
【0023】ビニルピロリドン単独重合体としては、ポ
リビニルピロリドンが挙げられ、ビニルピロリドン共重
合体としては、ビニルピロリドン・酢酸ビニル共重合体
等が挙げられる。アクリル酸アルカノールアミン中和物
としては、アクリル樹脂のエタノールアミン中和物、ア
クリル樹脂の2−アミノ−2−メチルプロパノール中和
物等が挙げられる。
【0024】これらの高分子樹脂は、非イオン性樹脂、
陰イオン性樹脂又は両性樹脂のいずれを使用することも
できるが、非イオン性樹脂又は両性樹脂を用いるのが、
陰性度が低く、整髪料が凝集や沈澱を起こしにくいので
好ましい。
【0025】このような高分子樹脂としては、例えばピ
ロール(ガフ社製、ポリビニルピロリドン)、ルビスコ
ールVA73E(BASF社製、ポリビニルピロリドン
・酢酸ビニル共重合体)、ユカフォーマー301(三菱
油化(株)製、ポリN−メタクリロイルオキシエチル−
N,N−ジメチルアンモニウム−α−N−メチルカルボ
キシベタイン・メタクリル酸アルキルエステル共重合
体)、プラスサイズL−9540B(互応化学製、アク
リル樹脂の2−アミノ−2−メチルプロパノール中和
物)等の商品名のものが市販品として挙げられる。
【0026】本発明の液状整髪料全体に対する前記高分
子樹脂の含有量は、好ましくは0.5〜10重量%、よ
り好ましくは1〜5重量%、最も好ましくは1〜3重量
%である。 含有量が0.5重量%未満では、整髪力が不
十分となり、一方10重量%を越えると、整髪力が強す
ぎて堅くごわごわした感じとなり、櫛通りも悪くなる。
【0027】<4>本発明の液状整髪料 本発明の液状整髪料の形態としては、例えば、ローショ
ン、乳液、ヘアオイル、ヘアリキッド、ヘアスプレー等
の通常、整髪用の化粧料として用いられている形態が採
用される。また、これらの化粧料は、上記3成分を配合
させる以外は、通常の整髪料と同様の方法、すなわち、
例えばこれら配合成分を混合撹拌する等の方法で製造す
ることができる。
【0028】また本発明の整髪料には、上記の3成分以
外に、通常整髪料に配合されるオイル、界面活性剤、ア
ルコール類、高分子化合物、水、その他の成分を用途、
剤型、目的等に応じて適宜配合することができる。
【0029】上記のオイルとしては、流動パラフィン、
スクワラン、2−エチルヘキサン酸セチル、ミリスチン
酸イソプロピル、オリーブ油、ヒマシ油等の液体油;ワ
セリン、固体パラフィン、牛脂、ラノリン、蜜ロウ、鯨
ロウ、コレステロール等の半固体〜固体脂;セタノー
ル、ベヘニルアルコール等の高級アルコール;パルミチ
ン酸、ステアリン酸等の高級脂肪酸;パーフルオロポリ
エーテル等のフッ素系油剤;シリコーン誘導体等が挙げ
られる。
【0030】上記界面活性剤としては、ソルビタン脂肪
酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエ
チレン(以下、「POE」と略す)ソルビタン脂肪酸エ
ステル、POEグリセリン脂肪酸エステル、POE脂肪
酸エステル、POEアルキルエーテル、POE−ポリオ
キシプロピレン(以下、「POP」と略す)アルキルエ
ーテル、POE−POPコポリマー、POEアルキルフ
ェニルエーテル、POE硬化ヒマシ油、ポリエチレング
リコール脂肪酸エステル、デカグリセリン脂肪酸エステ
ル、アルキルジエタノールアミド等の非イオン性界面活
性剤;アルキル硫酸塩、POEアルキルエーテル硫酸
塩、POEアルキルエーテル酢酸塩、アルキルリン酸
塩、POEアルキルエーテルリン酸塩、高級脂肪酸塩、
高級脂肪酸加水分解コラーゲン塩、アミノ酸系陰イオン
界面活性剤;スルホコハク酸系界面活性剤、オレフィン
スルホン酸塩等の陰イオン性界面活性剤;レシチンや酢
酸ベタイン系、イミダゾリニウムベタイン系等の両性界
面活性剤;塩化アルキルトリメチルアンモニウム、塩化
ジアルキルジメチルアンモニウム、塩化アルキルジメチ
ルベンジルアンモニウム等の陽イオン性界面活性剤が挙
げられる。
【0031】このうち、グリセリン脂肪酸エステルとし
てはステアリン酸モノグリセライド等が挙げられ、PO
E脂肪酸エステルとしてはPOE(20)ステアリン酸
エステル等が挙げられ、POE−POPアルキルエーテ
ルとしては、POE(30)POP(6)−2−デシル
テトラデシルエーテル等が挙げられ、POEソルビタン
脂肪酸エステルとしてはPOE(20)ソルビタンモノ
ステアリン酸エステル等が挙げられる。尚、カッコ内は
オキシアルキレン単位の平均単位数を表す。
【0032】アルコール類としては、エタノール、プロ
パノール、ベンジルアルコール等の1価のアルコール;
1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、ジプ
ロピレングリコール、グリセリン、ポリエチレングリコ
ール、ソルビトール等の多価アルコールが挙げられる。
【0033】また、上記のその他の成分としては、アミ
ノ酸、ヒアルロン酸等の保湿剤;オキシベンゾン、パラ
アミノ安息香酸エステル等の紫外線吸収剤;トコフェロ
ール、ジブチルヒドロキシトルエン等の抗酸化剤;水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ化合物;パ
ラベン、フェノキシエタノール等の防腐剤;イソプロピ
ルメチルフェノール、トリクロロカルバン等の殺菌剤;
コラーゲン、ケラチン、絹等のタンパク質の加水分解物
(例えば成和化成工業(株)社製、加水分解コラーゲ
ン:商品名プロモイスW42R);クエン酸、クエン酸
ナトリウム等のpH調整剤;ジンクピリチオン、ピロク
トンオラミン等の抗フケ剤;植物抽出エキス、グリチル
リチン酸ジカリウム等の抗炎症剤;ジメチルエーテル、
LPG等の噴射剤;NaCl等の無機塩;ジステアリン
酸トリエチレングリコール等のパール化剤;エデト酸2
ナトリウム塩等のキレート剤(金属イオン封鎖剤);色
素、香料等が挙げられる。
【0034】
【実施例】以下に本発明の実施例を説明する。尚、実施
例中の各評価項目の結果は、専門パネラー5名が以下に
示す評価基準に基づいて評価し、その平均を求めて得た
ものである。
【0035】(べたつき感)◎:べたつかない。○:気
になる程のべたつきはない。△:ややべたつく。×:べ
たべたする。 (整髪力)◎:充分な整髪力がある。○:やや弱い。
△:弱い。×:とても弱い。 (再整髪の可否)◎:水無しでも再整髪が非常にやりや
すい。○:水無しでの再整髪が比較的やりやすい。△:
少し水がないと整髪しにくい。×:水なしでは整髪でき
ない。 (使用性)◎:非常に手にとりやすく、髪への伸びがよ
い。○:比較的手にとりやすく、髪への伸びもよい。
△:粘度がなさすぎるか又はありすぎて、やや使いづら
い。×:粘度がなさすぎるか又はありすぎて、使えな
い。
【0036】
【実施例1〜3、比較例1】ポリオキシアルキレン誘導
体(A)としてエチレンオキシド(24)プロピレンオ
キシド(24)グリセリンエーテル、アクリル系ポリマ
ー(B)として商品名ビスコ941(ビー・エフ・グッ
ドリッチ社製)、高分子樹脂(C)としてビニルピロリ
ドン・酢酸ビニル共重合体、及びその他表1に示す成分
を、表1に示す割合となるように配合して撹拌溶解、ま
たは撹拌分散してヘアリキッドを製造した。アクリル系
ポリマー(ビスコ941)の配合量を変化させて製造し
た各ヘアリキッドについて、専門パネラー5名によって
表1に示す各評価項目について評価した。結果を表1に
示す。尚、表1中の数字は液状整髪料(ヘアリキッド)
全体に対する各成分の配合割合を重量%で示したもので
ある。
【0037】
【表1】
【0038】
【実施例4〜6、比較例2〜4】ポリオキシアルキレン
誘導体(A)としてエチレンオキシド(24)プロピレ
ンオキシド(24)グリセリンエーテル、アクリル系ポ
リマー(B)として商品名ペムレンTR−1(ビー・エ
フ・グッドリッチ社製)、高分子樹脂(C)としてビニ
ルピロリドン・酢酸ビニル共重合体、及びその他表2に
示す成分を、表2に示す割合となるように配合して撹拌
溶解、または撹拌分散してヘアリキッドを製造した。ア
クリル系ポリマー(ペムレンTR−1)の配合量を変化
させて製造した各ヘアリキッドについて、専門パネラー
5名によって表2に示す各評価項目について評価した。
結果を表2に示す。尚、表2中の数字は、表1と同様、
各成分の配合割合を重量%で示したものである。
【0039】
【表2】
【0040】
【実施例7〜10、比較例5〜8】ポリオキシアルキレ
ン誘導体(A)としてエチレンオキシド(24)プロピ
レンオキシド(24)グリセリンエーテル、アクリル系
ポリマー(B)として商品名ビスコ941(ビー・エフ
・グッドリッチ社製)、高分子樹脂(C)としてビニル
ピロリドン・酢酸ビニル共重合体、及びその他表3に示
す成分を、表3に示す割合となるように配合して撹拌溶
解、または撹拌分散してヘアリキッドを製造した。ポリ
オキシアルキレン誘導体の配合量を変化させて製造した
各ヘアリキッドについて、専門パネラー5名によって表
3に示す各評価項目について評価した。結果を表3に示
す。尚、表3中の数字は、表1と同様、各成分の配合割
合を重量%で示したものである。
【0041】
【表3】
【0042】
【発明の効果】本発明の液状整髪料は、毛髪の整髪効果
を十分に有するとともに、使用時のべたつき感による使
用者の不快感がなく、整髪が崩れた際にも水等を含ませ
ることなくそのまま再整髪可能な使用性に優れた液状整
髪料である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (A)ポリオキシアルキレン誘導体;3
    〜25重量%、(B)カルボキシビニルポリマー及びア
    ルキル(メタ)アクリレートポリマーからなる群から選
    ばれる少なくとも1種のアクリル系ポリマー;0.1〜
    1.2重量%、及び(C)ビニルピロリドン単独重合体
    もしくは共重合体とアクリル樹脂アルカノールアミン中
    和物とからなる群から選ばれる少なくとも1種の高分子
    樹脂;0.5〜10重量%、を含有してなる液状整髪
    料。
  2. 【請求項2】 (A)ポリオキシアルキレン誘導体;5
    〜20重量%、(B)アクリル系ポリマー;0.1〜1
    重量%、(C)高分子樹脂;1〜5重量%、を含有して
    なる請求項1記載の液状整髪料。
  3. 【請求項3】 (A)ポリオキシアルキレン誘導体が、
    ポリオキシアルキレングリコール類又はポリオキシアル
    キレンエーテル類である、請求項1記載の液状整髪料。
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