JPH01249008A - 舌刷子 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、口臭の原因となる舌に付着した舌苔を除去す
る舌刷子に関する。

（従来の技術） 口臭を除去する方法として従来から様々な方法が採られ
ている。その口臭の主たる原因は歯垢と、舌表面に付着
した舌苔が考えられている。そして従来から歯垢は歯刷
子によって除去することが一般に行われている。一方、
舌苔は、種々提案されている所謂台すりによって舌表面
を摺擦して物理的に除去することが行われている。

従来から提案されている舌すりは、歯刷子と柄杆端に一
体に形成されたもの（実開昭４９−３１５７６号公報、
実開昭５３−５４２６６号公報、実開昭５５−１６６０
１号公報）、あるいは舌すりのみを独立に成形したちの
く実開昭５９−１６４９６号公報、実開昭５９−６６４
９６号公報）などがある、これらはいずれも第３図に示
した如くヘラ状に成形されたもので、ヘラ状の舌すりを
舌に当てて前後に摺擦して舌苔を除去するようにしたも
のである。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところが従来の舌すりはいずれもヘラ状に成形されたも
ので、使用に際してヘラ部分を舌表面に摺擦するもので
あるため、舌すりの硬度故に再表面、詳しくは舌乳頭を
傷つける虞れがあった。更に従来の舌すりは台幅に相当
する寸法にヘラの幅寸法が成形されており、このような
舌すりを口腔内で前後に摺擦するには操作性が悪い上に
内奥における操作が困難で、強いて内実における操作を
行うと嘔吐反射があり、実質的に舌内実部での舌苔の除
去は不可能であった。

従って本発明の目的は、舌への感触が柔軟で舌乳頭を傷
付けることなく、しかも操作性に優れた舌すりを提供す
ることにある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明者らは、上記目的を達成すべく舌苔の除去に関し
て種々検討した結果、歯刷子様の特定形状の刷子により
舌苔を除去すると、従来の舌すりによる場合に生じる上
述の問題が回避され効果的に舌苔を除去できることを知
見した。

本発明は上記知見に基づいてなされたもので、ブリッス
ルが植毛された植毛部と、該植毛部の上記ブリッスルの
植毛面（ブリッスルを植設する、植毛部の表面）に対し
て１８０”以下の角度をなす柄杆部とを具備してなり、
上記植毛面の上記柄杆部軸方向の長さを該軸方向と直交
する方向の長さよりも短くしてあり、また上記直交する
方向の長さを３００以下にしてあり、且つ上記ブリッス
ルは太さが０．２　ｔｍ以下に形成され、その先端が球
状に形成されていることを特徴とする舌刷子を提供する
ものである。

〔作用〕

本発明の舌刷子によれば、ブリッスルの形成する植毛先
端面によって再表面を摺擦するため、再表面への押付力
が植毛先端面全面に分散されて舌への感触が良く、しか
も植毛先端面の台幅に対応する寸法が台幅よりも短いた
め、再表面を隈なく清浄にすることができる。

〔実施例〕

以下第１図及び第２図に示す実施例に基づいて本発明の
舌刷子について説明する。

第１図（ａｌは、本実施例の舌刷子を示す斜視図であり
、該舌刷子は、ブリッスルｌを植毛した植毛部２と、植
毛部２に対して頚部３を介して連続形成された柄杆部４
とから構成されている。

而してブリッスル１は、同図（ｂｌに拡大して示す如く
、先端が球状に形成されている。先端を球状にすること
によってブリッスル１の尖端をなくし、舌への感触を改
善したものである。更にブリッスル１の太さは０．２Ｈ
以下に形成されていることが好ましい、このように太さ
を０．２　ｍ以下にしたことからブリッスル１先端の形
成する植毛先端面を再表面に押し付けしたときに弾力性
を発揮して、ブリッスル１の植毛先端面を摺擦する際、
舌苔の除去を促進することができる。逆に太さを０．２
　ａｍ以上にするとブリッスル１全体の硬度が高くなっ
て摺擦時に傷みを与えるからである。

更にブリッスル１の植毛面２ａは、柄杆部４の軸方向に
沿う長さ、つまり長手方向の長さが、該軸方向に直交す
る方向の長さ、つまり横手方向の長さよりも短く形成さ
れている。横手方向の長さは、口腔内奥における操作性
及び台幅の点から規制され、その長さは３０ｍ以下が好
ましい、３０關以上になると内実部において嘔吐反射を
もたらす虞れがあり、操作性を欠くからである。また長
手方向の長さは横手方向の長さによって規制される。つ
まり、長手方向の長さを横手方向の長さよりも長く設定
すると、ブリッスル１の植毛先端面の前後方向への操作
性が悪くなるために、横手方向の長さを長手方向の長さ
よりも長くしているものである。

また、舌刷子の柄杆部４は、第２図に示す如く植毛部２
に対して１８０度以下の角度をなして形成されている。

つまり、柄杆部４の軸芯の延長線と植毛面２ａから該軸
芯に沿う延長線とのなす角θが１８０度以下に形成され
ている。

このように角θを１８０度以下にしたことによって舌刷
子の操作時に、前後方向に稍々傾斜させた自然な操作で
柄杆部４を再表面に略平行になるように操作することが
でき、しかもブリッスルｌの植毛先端面が若干舌表面に
喰い込む程度に押付力を付与して当接し、ブリッスル１
の弾力性と相俟って舌苔の掻き取り作用をより一層向上
させることができる。

以上の構成からなる舌刷子を用いて舌苔を除去すると、
ブリッスル１の柔軟性、つまり全体としての弾力性と、
ブリッスル１先端の球状による当たりの心地良さとで、
舌刷子に多少強い押付力を付与しても従来のような傷み
、あるいは乳頭への弊害もなく、有効に舌苔を除去する
ことができる。

〔発明の効果〕

本発明の舌刷子によれば、舌への感触が柔軟で舌乳頭に
傷付けることなく、しかも操作性に優れた舌すりを得る
ことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図＋８＋、中）は本発明の舌刷子の一実施例を示す
図で、同図（ａ）は舌刷子全体を示す斜視図、同図中）
はブリッスルを拡大して示す部分図、第２図はブリッス
ルを除いた状態の側面図、第３図は従来のヘラ状の舌す
りを示す全体斜視図である。 ｌ：ブリッスル　　　　２：植毛部 ３：頚部　　　　　　　４：柄杆部

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ブリッスルが植毛された植毛部と、該植毛部の上
   記ブリッスルの植毛面に対して１８０°以下の角度をな
   す柄杆部とを具備してなり、上記植毛面の上記柄杆部軸
   方向の長さを該軸方向と直交する方向の長さよりも短く
   してあり、また上記直交する方向の長さを３０ｍｍ以下
   にしてあり、且つ上記ブリッスルは太さが０．２ｍｍ以
   下に形成され、その先端が球状に形成されていることを
   特徴とする舌刷子。