JPH01248865A - 車両用情報処理装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、車両等の移動機関に搭載されて、交通情報等
の各種情報の送受信を容易に行い得るようにした車両用
情報処理装置に関するものである。

（従来の技術） 近年において、移動通信に関する研究開発が押し進めら
れており、車両等の陸上移動機関に自動車用無線電話装
置を搭載し、この自動車用無線電話装置を介して、通路
地図情報あるいは道路交通情報などの各種データ情報を
受信できるようにした車両用情報処理装置が提案されて
いる。（特開昭５９−８５５９９号） このような従来の車両用情報処理装置としては、例えば
第３図に示すようなものが知られている。

第３図に示す従来例では、上記各種データ情報を送出す
るための情報データセンター１０１が適宜、設置される
。この情報データセンター１０１から無線通信を使用し
て送出される種々のデータ情報は図示しない固定局を介
して送信さ、れ、若しくは直接アンテナ１０３を介して
送信される。このように送信された種々のデータ情報は
、車両などの移動機関に搭載した自動車用無線電話装置
を。

介して受信される。すなわち、車両に搭載した自動車電
話用無線機１１３がアンテナ１１１を介して情報データ
センター１０１から送信された種々のデータ情報を受信
する。送受話装置１１７を有する自動車電話袋［１１５
は前述した自動車電話用無線機１１３からの信号をアナ
ログ信号に変換する。送受話袋Ｗ１１１７はモデム１２
５と接続されており、モデム１２５は送受話装置１１７
からの音響信号を電気信号に変換し、この変換した電気
信号をインタフェース回路１２７を介して制御回路１２
９へ送出する。また、モデム１２５はインタフェース回
路１２７を介して入力した電気信号を音響信号に変換し
、この変換した音響信号を送受話Ｈ置１１７へ送出する
。

１ｌＪ１１１回路１２９にはマイクロコンピュータ等の
処理ｉｉｉが内蔵されており、種々の制御プログラムに
基づいて制御処理を実行する。例えば、ｉ！ｉ制御回路
１２９はインタフェース回路１２７を介して入力した電
気信号を表示器１３１へ送出づる。

（発明が解決しようとする課題） しかしな”がら、第３図に示した従来例では、車両等の
陸上移動１１ｉ！Ｉにおいて上記各種データ情報を送受
信しようとする場合には、車両内に所定の自動車電話用
無線機及び電話装置を搭載することが条件とされ、その
ため搭載するための手続等の煩わしさを伴い、また陸上
移動機関自体の高価格を招来する等の不都合を生じた。

本発明は上記に鑑みてなされたもので、′陸上移動機関
自体が高価になることな（道路交通情ｆＦＩ等の種々の
情報を簡易な装置で容易に送受信できる車両用情報処理
装置を提供することを目的とする。

［発明の構成］ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために本発明が提供する第１の手段
は、電話回線に接続される電話装■から出力される音響
信号を電気信号に変換する音響／′電気信号変換手段と
、この音響／電気信号変換手段から出力される電気信号
を無線通信を使用して送信する無線通信手段とを有する
ことを特徴とづる。

また、本発明が提供する第２の手段は、受信した無線通
信を電気信号に変換する無線通信手段と、この無線通信
手段から出力される電気信号に変換された情報の処理を
行う情報処理手段とを有することを特徴とする。

さらに、本発明が提供する第３の手段は電話回線に接続
される電話装置から出力される音響信号を電気信号に変
換する音９／電気信号変換手段と、この音響／電気信号
変換手段から出力される電気信号を無線通信を使用して
送信する無線通信手段とを具億した携行用情報送信装置
と、受信した無線通信を電気信号に変換する無線通信手
段と、この無線通信手段から出力される電気信号に変換
された情報の処理を行う情報処理手段とを具備した車両
用情報受信装置とを右（ることを特徴とする。

（作用） 本発明の第３の手段である車両用情報処理装置は、本発
明が提供する第１の手段である車両用情報送信装置にお
いて、音響／電気信号変換手段が電話装置から出力され
た音響信号を電気信号に変換して、この電気信号を無線
通信手段が無線通信を使用して送信づる。

次に第２の手段である車両用情報受信装置において、前
記送信された無線通信を無線通信手段が電気信号に変換
し、この電気信号にもとづいて、情報処理手段が情報処
理を行う。しかして、本発明は電話装置を介して得られ
る情報を車両内において容易に利用することが可能とな
る。

（実施例） 以下、本発明による一実施例を第１図、第２図を参照し
て詳細に説明する。

まず、第１図を参照して情報データセンター１からの種
々の情報を一旦、電話回線に接続される電話装置３で受
け、装置５で受けてから無線通信を用いて送信するため
の送信側の装置構成について説明する。尚、この電話装
置３はいわゆる公衆電話でも家庭内の電話でも良い。

情報データセンター１は道路交通情報あるいは道路地図
情報等の種々の情報を収集し、このように収集した最新
の情報を電気信号に変換して送出する。この情報データ
センター１は電話回線２を介して電話装置３と接続可能
に構成されている。

電話装置３はあらかじめ設定される特定の番号をダイヤ
ルすることにより、前述の情報データセンター１と接続
されて、種々の情報を電話回線２を介して受信すること
ができる。この電話装置３は送受話装置５を有している
。

送受話装置５は送話装置５ｂおよび受話装置５ａを内蔵
しており、電話装置３が入力した電気信号を音響信号に
変換して発信するとともに、携帯装置７から発信された
音響信号をアナログ信号に変換して電話装置３へ送出す
る。携帯装置７は電話回線２に接続された電話装置３と
の間で信号の変換を行う情報授受手段と、この信号変換
手段で変換された信号を無線通信により伝送づる無線通
信手段とを内蔵している。

この携帯装置７の構成を具体的に説明する。携帯装置７
は送受話装置５を密着するためのゴム部材等により形成
された１対の凹状の密着部を備えている。送受話装置５
の受話装置５ａを密着するための密着部には、音響／電
気信号変換手段であるマイク部１１が設けられ、マイク
受話装置５ａから入力するＢ音信号を電気信号に変換し
て出力Ｊる。マイク部１１はアンテナ９と接続され送信
部１３と接続されている。

この送信部１３には送信回路および変調回路等の種々の
回路部を内蔵しており、マイク部１１からの電気信号を
入力すると、この入力した電気信号を変調するとともに
、この変調した信号を所定の搬送波にのせてアンテナ９
を介して無線通信を用いて送信する。

また、アンテナ９は、スピーカ１７と接続され受信部１
５と接続されている。受信部１５には受信回路および復
調回路などの種々の回路部が内蔵されており、アンテナ
９を介して入力した信号をＷｗ４するとともに、この復
調した電気信号をスピーカ１７へ出力する。このスピー
カ１７は電気／音響信号変換手段であって、送受話装置
５の送話装置１５ｂを密着するための密着部に設けて、
受信部１５からの電気信号を入りすると、入力した電気
信号に応じた音響信号に変換し、この変換した音響信号
を送話装Ｈ５ｂへ送出する。

尚、送信部１３と受信部１５とアンテナ９は無線通信手
段を構成すやと共に、このＩＩ通信手段と前記音ｇ／電
気変換手段と電気／音費変換手段幡第１の車両用情報伝
送手段を構成する。

次に第２図を参照して車両などの陸上移動機関に搭載さ
れる受信側の情報処理装置本体の構成について説明する
。

アンテナ２１は例えば、車両のドアミラー等の内部に内
装され、このアンテナ２１は送受信ｔａ２３と接続され
ている。

送受信機２３は送信回路および受信回路を内蔵しており
、前述した携帯袋ｆ！７から送信された信号をアンテナ
２１を介して受信するとともに、後述するモデム２５か
ら入力した信号を所定の搬送波にのせてアンテナ２１を
介して送信する。この送受信１２３とアンテナ２１は無
線通信手段を構成する。

モデム２５には変換回路を内蔵しており、送受信１２３
からの信号を入力すると、この入力した信号を図示しな
いマイクロコンピユー々等に適した信号に変換するとと
−もに、この変換した信号をインタフェース回路２７を
介して後述する制御回路２９へ送出する。また、モデム
２５はインタフェース回路２７を介して制御回路２９か
らの信号を入力すると、この入力した信号を変換し、送
受信機２３へ送出する。

モデム２５とインタフェース回路２７と制御回路２９は
、情報処理手段を構成する。

制御１回路２９は表示器３１および入力装置３３のそれ
ぞれと接続されている。

入力手段である入力装置！３３は図示しないキーボード
等の入力用の操作部を内蔵しており、この操作部の操作
によって入力された情報を制御回路２９へ送出する。

１ＩＩＪ１回路２９はマイクロコンピュータなどの処理
装置を内蔵しており、予め設定した制御プログラムに基
づいて種々の制御指令を送出する。例えば、制御回路２
９は入力装置３３からデータ情報を収集する旨の操作情
報が入力されると、情報データセンター１に設定される
特定の電話番号を指定し、データ情報の送信要求奢イン
タフェース回路２７を介して送出する。また、制御回路
２９は入力袋［３３からデータ情報を表示する旨の操作
指令が入力されると、インタフェース回路２７を介して
入力したデータ情報の信号を表示器３１へ送出する。こ
の表示手段である表示器３１はＯＲＴ等のデイスプレィ
ｉ’装置あるいはプリンタにより構成されており、制御
回路２９からの信号を入力、すると、この入力した信す
に相応するデータ情報を可視情報として提供する。

、無線通信手段と情報処理手段と表示手段と入力手段は
、第２の車両用情報伝送装置を構成すると共に、この第
２の車両用情報伝送装置と前記第１の車両用情報伝送装
置は車両用情報処理装置を構成する。

次に、本実施例装置の作用を使用手順に従って説明する
。

まず、送受信機２３．モデム２５．インタフェース回路
２７．制御回路２９９表示器３１および入力装Ｗ１３３
等を一体に構成してなる本体装置と、携帯装置７等とを
車両に搭載して走行を開始（る。

−えば、走行路に関する道路地図情報を所望としたとき
には、走行路に沿って適宜設置される公衆電話装置の近
傍、特に前記アンテナ２１を内蔵するドアミラーを当該
公衆電話装置に極力近付けるようにして車両を停車させ
る。次に携帯装置７を携行して降車した後、当該携帯装
置７に電話装置３の送受話装置５を密着固定した後に、
所定の電話番号を電話装置３に入力して、情報データセ
ンター１を呼びだす。

情報データヒンタ−１と当該電話装置３が接続された後
に、所定の信号を電話回線２を介して情報データセンタ
ー１に送出する。この所定の信号を入力した情報データ
センター１は所望とされた道路地図情報を電話回線２を
介して携帯装置７へ送出覆る。携帯装置７は、この道路
地図情報を車両内に半固定的に設置される本体装置へ無
線通信を使用して伝送する。

さらに本体装置においては、この伝送された道路地図情
報を表示器３１の画面上に表示するとともに、必要に応
じて図示しない出力装置を用いてハードコピーとして出
力する。

なお、前述した携帯装置７から送信される送信信号の周
波数を可変できるように構成すると、複数種類のデータ
情報を送信することができ、装置の汎用性を増大させる
ことができる。

また、第１図に示した実施例では携帯装置７と接続され
る電話装置として公衆電話機を用いた場合を例にとって
示したが、本発明はこれに限定されることなく、電話回
線２に接続される適宜の電話装置とモデムとを接続して
構成することができる。例えば、各家庭に設置された電
話装置と音響カプラ装置とを接続すると、文字放送など
の種々のデータ情報を電話装置を介して家庭内で受信す
るとともに、この受信した信号をカプラ装置を介して特
定の車両へ送信することができる。

上述したように、本実施例においては、例えば微弱な所
定のＦＭ波等を用いることによって、簡易に無線通信手
段を構成することができるので、自動車用無線電話装置
や移動局無線機等の設置に係る煩わしさを解消すること
ができる。

［発明の効果］ 以上説明してきたように本発明によれば、電話装置から
の信号を無線通信手段により送信する。

一方、この送信された信号を車両等で受信するようにし
たことから、電話回線を介して伝送される道路交通情報
などの種々の情報を容易に車両内で受信することができ
る。

また、自動車用無線電話装置を搭載することなく、通路
交通情報等の種々の情報を容易に受信することができ、
低コストの車両用情報処理装置用情報処理装置を実現す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明が適用される送信側の一実施例を示した
ブロック図、第２図は本発明が適用される受信側の一実
施例を示したブロック図、第３図は従来例を示したブロ
ック図である。 ２・・・電話回線　　７・・・携帯装置１１・・・マイ
ク部　１３・・・送信部１７・・・スピーカ　２３・・
・送受信機代理人　弁理士　三　好　　保　男 第１図 第３図

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. （１）電話回線に接続される電話装置から出力される音
   響信号を電気信号に変換する音響／電気信号変換手段と
   、 この音響／電気信号変換手段から出力される電気信号を
   無線通信を使用して送信する無線通信手段と を有することを特徴とする車両用情報送信装置。
2. （２）受信した無線通信を電気信号に変換する無線通信
   手段と、 この無線通信手段から出力される電気信号に変換された
   情報の処理を行う情報処理手段とを有することを特徴と
   する車両用情報受信装置。
3. （３）電話回線に接続される電話装置から出力される音
   響信号を電気信号に変換する音響／電気信号変換手段と
   、この音響／電気信号変換手段から出力される電気信号
   を無線通信を使用して送信する無線通信手段とを具備し
   た携行用情報送信装置と、受信した無線通信を電気信号
   に変換する無線通信手段と、この無線通信手段から出力
   される電気信号に変換された情報の処理を行う情報処理
   手段とを具備した車両用情報受信装置と を有することを特徴とする車両用情報処理装置。
4. （４）電話回線に接続される電話装置から出力される音
   響信号を電気信号に変換する音響／電気信号変換手段と
   、 電気信号を音響信号に変換する電気／音響信号変換手段
   と、 音響／電気信号変換手段から出力される電気信号を無線
   通信を使用して送信するとともに、受信した無線通信を
   電気信号に変換する無線通信手段とを有することを特徴
   とする車両用情報伝送装置。
5. （５）受信した無線通信を電気信号に変換するとともに
   、入力する電気信号を無線通信を使用して送信する無線
   通信手段と、 この無線通信手段に接続されて、電気信号に変換された
   情報の授受を行うとともに、入力される情報の処理を行
   う情報処理手段と、 この情報処理手段から出力される電気信号に係る情報を
   可視情報として表示する表示手段と、入力される情報を
   電気信号に変換して、前記情報処理手段に出力する入力
   手段と、 を有することを特徴とする車両用情報伝送装置。
6. （６）電話回線に接続される電話装置から出力される音
   響信号を電気信号に変換する音響／電気信号変換手段と
   、電気信号を音響信号に変換する電気／音響信号変換手
   段と、音響／電気信号変換手段から出力される電気信号
   を無線通信を使用して送信するとともに受信した無線通
   信を電気信号に変換する無線通信手段とを具備した第１
   の車両用情報伝送装置と、 受信した無線通信を電気信号に変換するとともに入力す
   る電気信号を無線通信や使用して送信する無線通信手段
   と、この無線通信手段に接続されて電気信号に変換され
   た情報の授受を行うとともに入力される情報の処理を行
   う情報処理手段と、この情報処理手段から出力される電
   気信号に係る情報を可視情報として表示する表示手段と
   、入力される情報を電気信号に変換して前記情報処理手
   段に出力する入力手段とを具備する第２の車両用情報伝
   送装置と を有することを特徴とする車両用情報処理装置。