JP7230346B2 - 車載無線システム - Google Patents

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Description

車載無線システムに関し、特に、複数のアンテナを備える車載無線システムに関する。
複数種類の通信方式で通信するために、複数種類のアンテナを備えた車載無線システムが知られている。特許文献1には、全部のアンテナが1つの筐体内に収容されたアンテナモジュールが開示されている。
欧州特許第1903632号明細書
複数種類の通信を行うための複数のアンテナをすべて1つの筐体内に収容すると、筐体が大型化する。筐体が大型化すると、車両において筐体を搭載できる場所が制限される。また、意匠性が低下する恐れもある。
1つの筐体の大型化を抑制するためには、筐体を複数用意し、複数のアンテナを複数の筐体に分けて収容すればよい。しかし、筐体の数が増えるほど、車両への搭載工数は増加し、また、筐体の配置場所によっては、無線通信の性能が低下する恐れがある。
また、種々の通信方式は規格が変更され、規格変更後もその通信方式を利用するためには、部品交換が必要になることもある。部品交換作業は、当然、容易なほうがよい。
本開示は、この事情に基づいて成されたものであり、第1の目的は、筐体の大型化を抑制しつつ、通信性能の低下を抑制できる車載無線システムを提供することにある。第2の目的は、交換が必要なった部品を容易に交換できる車載無線システムを提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、開示した技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するための第1の車載無線システムは、
複数のアンテナと、アンテナを収容するために、アンテナの数よりも少ない数の複数のアンテナ筐体(110、130)とを備えた車載無線システムであって、
アンテナ筐体として、車両の屋根上に配置された屋根上アンテナ筐体(110)と、車両の車室内に配置された車室内アンテナ筐体(130)とを備え、
屋根上アンテナ筐体に、水平面内における指向性に等方的な指向性が要求される、車両近距離通信用のアンテナ(111)、車両上方からの電波を受信する必要があるアンテナ(112)と、が収容されており
車室内アンテナ筐体に、携帯無線機が接続可能な公衆通信回線である携帯通信回線に接続して通信するアンテナ(133)に加えて、車両近距離通信用のサブアンテナが収容されている車載無線システムである。
また上記目的を達成するための第2の車載無線システムは、複数のアンテナと、アンテナを収容するために、アンテナの数よりも少ない数の複数のアンテナ筐体(110、130)とを備えた車載無線システムであって、
アンテナ筐体として、車両の屋根上に配置された屋根上アンテナ筐体(110)と、車両の車室内に配置された車室内アンテナ筐体(130)とを備え、
車室内アンテナ筐体には、携帯無線機が接続可能な公衆通信回線である携帯通信回線に接続して通信する電話アンテナ(133)が収容されており、
屋根上アンテナ筐体には、水平面内における指向性に等方的な指向性が要求される通信に用いられるアンテナ(111)と衛星からの電波を受信するためのアンテナ(112)に加えて、携帯通信回線に接続するためのサブアンテナが収容されており、車室内アンテナ筐体は、車室内のうち車両屋根を介して屋根上アンテナ筐体と対向する位置には配置されていない車載無線システム。
アンテナを収容するための筐体を複数備えているので、全部のアンテナを1つの筐体に収容する場合に比較して、1つ1つの筐体の大型化を抑制できる。また、アンテナ数よりもアンテナ筐体数が少ないので車両への搭載工数が増加することも抑制できる。また、アンテナ筐体の1つを屋根上アンテナ筐体とし、屋根上アンテナ筐体に、水平面内における指向性に等方的な指向性が要求される通信に用いられるアンテナ、および、車両上方からの電波を受信する必要があるアンテナのいずれかに該当する2種類以上のアンテナを収容しているので、これらのアンテナを屋根上とは異なる位置に配置するよりも無線通信性能が低下することを抑制できる。
上記目的を達成するための第3の車載無線システムは、
複数のアンテナと、アンテナを収容するために、アンテナの数よりも少ない数の複数のアンテナ筐体(110、130)とを備えた車載無線システムであって、
アンテナ筐体のうちの1つが車両の車室内に配置された車室内アンテナ筐体(130)であり、
車室内アンテナ筐体は、車室内のうちの屋根の前端部に配置されており、
車室内アンテナ筐体に
携帯無線機が接続可能な公衆通信回線である携帯通信回線に接続して通信する電話アンテナ(133)と、
電話アンテナと接続されてあって、携帯通信回線の信号の増幅、復調、及び変調を行う無線回路(134)と、
携帯通信回線を介した通話に用いられるマイク(136)と、
携帯通信回線を介した通話に用いられるスピーカ(135)と、が収容されている車載無線システムである。
アンテナを収容するための筐体を複数備えているので、全部のアンテナを1つの筐体に収容する場合に比較して、1つ1つの筐体の大型化を抑制できる。また、アンテナ数よりも筐体数が少ないので車両への搭載工数が増加することも抑制できる。
また、筐体の1つを車室内アンテナ筐体とし、車室内アンテナ筐体に、携帯通信回線に接続して通信するアンテナおよび無線回路を収容している。車室内アンテナ筐体にアンテナが収容されると、そのアンテナが車外にあるよりも通信性能は低下する。しかしながら、携帯通信回線は、携帯無線機が種々の姿勢であること、および、携帯無線機の周囲に種々の電波遮蔽物があることを想定して基地局が整備されている。したがって、携帯通信回線に接続して通信するためのアンテナを車室内アンテナ筐体に収容しても、通信性能の低下は少ない。
そして、車室内アンテナ筐体、すなわち、筐体が車室内に配置されていることで、筐体内の部品交換が容易になる。携帯通信回線に用いる部品は車専用の通信よりも規格の変更が早い。よって、携帯通信回線に接続して通信するための部品は、車専用の通信で用いる部品よりも交換が必要になる可能性が高い。したがって、携帯通信回線に接続して通信するためのアンテナおよび無線回路を車室内アンテナ筐体に収容しておくことで、交換が必要になった部品を容易に交換できる可能性が高い。
車載無線システム100の配置を示す図である。 車載無線システム100が備える各筐体内の構成を示す図である。 種々のアンテナの収容パターンを示す図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施形態となる車載無線システム100の車両2における配置を示す図である。車載無線システム100は車両2に搭載され、アンテナ筐体である屋根上アンテナ筐体110および車室内アンテナ筐体130と、無線回路筐体120とを備えている。
図1に示す車両2は、セダン型でありトランク21を備える。トランク21および屋根22を含め、車両2のボディーは金属製である。
車両2の屋根22の後端部は緩やかに傾斜しており、屋根22の後端部の上面は、車両2の後方ほど下方に位置する。ただし、車載無線システム100が搭載される車両2は、図1に示す屋根形状の車両2に限られない。屋根の外面形状が略平面となっている車両にも、車載無線システム100は搭載できる。車載無線システム100は種々の外形形状の車両に搭載できる。たとえば、車載無線システム100は1ボックス型の車両にも搭載できる。また、図1に示す車両2は普通乗用車であるが、車載無線システム100は、種々の区分の車両に搭載できる。たとえば、車載無線システム100はトラックにも搭載できる。
屋根上アンテナ筐体110は、車両2の屋根22の上面後端部に配置されている。屋根上アンテナ筐体110および車室内アンテナ筐体130は、電波を遮蔽しないようにするため樹脂製である。無線回路筐体120は、車室23内において、屋根22を挟んで屋根上アンテナ筐体110と対向する位置に配置されている。車室内アンテナ筐体130は、車室23内において屋根22の前端部に配置されている。無線回路筐体120と車室内アンテナ筐体130とは、通信線140により相互に接続されている。
[筐体内の構成]
[屋根上アンテナ筐体110内の構成]
次に、各筐体内の構成を図2を用いて説明する。まず、屋根上アンテナ筐体110の内部に収容されている構成を説明する。屋根上アンテナ筐体110には、V2Xアンテナ111と、GNSSアンテナ112とが収容されている。
V2Xアンテナ111は、車両近距離通信用のアンテナである。この通信における通信相手は、他の車両に搭載された無線機、路側機に取り付けられた無線機などである。また、通信相手が歩行者であってもよい。通信相手が他の車両に搭載された無線機である場合、車車間通信になり、通信相手が路側機に取り付けられた無線機である場合、路車間通信になる。V2Xアンテナ111を用いた通信を、以下、V2X通信とする。
V2X通信で使用する周波数は、国あるいは地域により異なる。たとえば、5.9GHz帯あるいは700MHz帯が使用される。V2X用通信の通信距離は、一般的に数百メートルである。
V2X通信での通信相手は、この車載無線システム100を搭載した車両2の周囲360度のうち、どの方向に存在するか分からない。したがって、V2Xアンテナ111は、水平面のどの方向に存在する通信相手とも、通信距離内であれば通信できる必要がある。そのため、V2X通信は、水平面内における指向性に等方的な指向性が要求される通信である。
GNSSアンテナ112は、GNSS(Global Navigation Satellite System)が備える航法衛星が送信する航法信号を受信するアンテナ、すなわち、航法信号用のアンテナである。航法衛星は上空に存在するので、GNSSアンテナ112は、車両上方からの電波を受信する必要があるアンテナである。
屋根上アンテナ筐体110内にはV2Xアンテナ111、GNSSアンテナ112の他、これらを固定するための基板が設けられる。また、グランド、信号を増幅するアンプ等が設けられていてもよい。
[無線回路筐体120内の構成]
次に、無線回路筐体120の内部構成を説明する。無線回路筐体120の中には、インターフェース部(以下、I/F部)121、2つの無線回路122、123、ジャイロセンサ124、CPU125が収容されている。
I/F部121は、所定の通信規格で通信を行うための通信線140およびCPU125に接続されている。この通信線140は、信号を伝達することに加えて、電力供給線としても機能し、通信線140により伝達された電力は、I/F部121を介して、CPU125など、無線回路筐体120内の電気部品に供給される。
無線回路122は、同軸ケーブルなどである信号線によりV2Xアンテナ111と接続されている。無線回路122は、CPU125により制御されて、信号の増幅、変調、復調などを行う。
無線回路123は、信号線によりGNSSアンテナ112と接続されており、CPU125により制御されて、信号の増幅、復調などを行う。
ジャイロセンサ124は、車両2の上下方向軸周りの回転角速度を検出し、検出した回転角速度をCPU125に出力する。
CPU125は、I/F部121、通信線140およびI/F部131を介して、車室内アンテナ筐体130に収容されたCPU138との間で通信を行う。また、このCPU125は、無線回路122、123を制御する。また、CPU125はGNSSアンテナ112が受信した航法信号をもとに現在位置を演算する。なお、CPU125とは別に、航法信号から現在位置を演算する回路が屋根上アンテナ筐体110内に配置されていてもよい。CPU125が車室内アンテナ筐体130に収容されたCPU138に送信する信号には、ジャイロセンサ124が検出した回転角速度、現在位置、V2Xアンテナ111が受信した車車間通信の信号などがある。
[車室内アンテナ筐体130内の構成]
車室内アンテナ筐体130には、I/F部131、定電圧回路132、電話アンテナ133、無線回路134、スピーカ135、マイク136、表示部137、CPU138が収容されている。
I/F部131は、通信線140に接続されているインターフェースである。I/F部131には、通信線140の他に、CPU138などが接続されている。定電圧回路132は、車両電源+Bを、無線回路122、123、134やCPU125、138など、無線回路筐体120および車室内アンテナ筐体130に収容された電子部品が動作可能な電圧に変換する。たとえば、定電圧回路132は12Vを5Vに変換する。定電圧回路132により変換された電圧は、車室内アンテナ筐体130に収容された電子部品だけでなく、通信線140により伝達されて無線回路筐体120に収容された電子部品にも供給される。
電話アンテナ133は、携帯無線機である携帯電話機が接続する公衆通信回線(以下、携帯通信回線)に接続して通信をする際に用いるアンテナである。無線回路134は、電話アンテナ133と接続されており、CPU138により制御されて、携帯通信回線に接続して通信を行う際に、信号の増幅、変調、復調などを行う。
スピーカ135およびマイク136は、車両2の運転者が携帯通信回線を介した通話を行う際に用いる。車両2には緊急通報機能が備えられており、緊急通報時、携帯通信回線を介した通話も、スピーカ135およびマイク136を用いて行われる。表示部137はその緊急通報時に、緊急通報が実行されていることを示す表示がされる。
CPU138は、I/F部131、通信線140およびI/F部121を介して、無線回路筐体120に収容されたCPU125との間で通信を行う。CPU125との通信により、車両2の現在位置および車車間通信の信号などを取得する。
また、このCPU138は、無線回路134を制御する。CPU138が無線回路134を制御して行う処理として緊急通報処理がある。緊急通報処理では、無線回路134を制御して電話アンテナ133を用いた電波の送受信を行い、外部のセンタ装置に自動的に接続する。そして、そのセンタ装置との間で通信を行う。この通信において、CPU138は、マイク136から入力された音声を無線回路134にて変調してセンタ装置へ送信し、また、センタ装置から送信されたオペレータの音声を無線回路134で復調してスピーカ135から出力させる。また、緊急通報処理時には、CPU138は、表示部137に緊急通報処理を実行中であることを示す表示を行う。
CPU138は、セントラルECU150および車内LAN160とも接続されている。セントラルECU150は、ボディー系制御ECU、コックピットシステムECU、自動運転システムECUなどの種々のECUに接続されるECUである。CPU138は、無線回路122、123、134を制御して取得した種々の情報をセントラルECU150に出力する。
セントラルECU150は、取得した情報を、情報の種類に応じて定まるECUへ出力する。また、セントラルECU150からCPU138へ、外部へ無線送信するデータが供給される。CPU138は、そのデータをデータの種類に応じて定まる無線回路へ出力して外部へ無線送信する。
CPU138は、種々の信号を車内LAN160を介して車両内の種々の機器へ出力することもできる。また、車内LAN160を介してCPU138とセントラルECU150とが接続されていてもよい。
[実施形態の効果]
この第1実施形態の車載無線システム100は、屋根上アンテナ筐体110と車室内アンテナ筐体130という2つのアンテナ筐体を備えている。これら2つのアンテナ筐体に、3種類のアンテナ111、112、133を振り分けて配置している。したがって、1つのアンテナ筐体内に全部のアンテナを収容するよりも、1つのアンテナ筐体を小型化できる。
また、アンテナ数よりもアンテナ筐体数が少ないので、車両2への搭載工数が増加することも抑制できる。そして、屋根上アンテナ筐体110に、水平面内における指向性に等方的な指向性が要求される通信であるV2X通信に用いられるV2Xアンテナ111、および、車両上方からの電波を受信する必要があるGNSSアンテナ112を収容している。これにより、V2Xアンテナ111、GNSSアンテナ112を屋根上とは異なる位置に配置するよりも無線通信性能が低下することを抑制できる。
また、車載無線システム100は、車室内アンテナ筐体130に、携帯通信回線に接続して通信するための電話アンテナ133および無線回路134を収容している。車室内アンテナ筐体130に電話アンテナ133が収容されると、電話アンテナ133が車外にあるよりも通信性能は低下する。しかしながら、携帯通信回線は、携帯電話機が種々の姿勢であること、および、携帯電話機の周囲に種々の電波遮蔽物があることを想定して基地局が整備されている。したがって、電話アンテナ133を車室内アンテナ筐体130に収容しても、通信性能の低下は少ない。
そして、車室内アンテナ筐体130は車室23内に配置されているため、屋根上に配置されている場合に比較して筐体内の部品交換が容易になる。携帯通信回線に用いる部品は、V2X通信などの車専用の通信よりも規格の変更が早い。よって、携帯通信回線に接続して通信するための部品は、車専用の通信で用いる部品よりも交換が必要になる可能性が高い。したがって、携帯通信回線に接続して通信するための電話アンテナ133および無線回路134を車室内アンテナ筐体130に収容しておくことで、交換が必要になった部品を容易に交換できる可能性が高い。
また、車室内アンテナ筐体130は、車室23内において屋根22の前端部に配置されているので、車室23内において屋根22の中央部に配置されている場合に比較して、屋根22による電波の遮蔽が少ない。よって、通信性能の低下が抑制される。
また、車載無線システム100は、車室内アンテナ筐体130に定電圧回路132を収容しており、無線回路筐体120に収容された無線回路122、123などの電子部品には、定電圧回路132により変換された電圧を通信線140により供給する。これにより、一般的に体積が大きい定電圧回路132を、車室内アンテナ筐体130に比較して筐体サイズを大きくすることが困難である無線回路筐体120に配置する必要がなくなる。
<他の実施形態>
次に、他の実施形態として、アンテナの収容パターンの他の例を説明する。以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。
図3に、種々のアンテナの収容パターンを示す。パターン1は、上述した第1実施形態におけるアンテナの収容パターンを示している。なお、図3において、TELは電話アンテナ133を意味する。
<第2実施形態>
第2実施形態では、図3のパターン2に示すアンテナが、屋根上アンテナ筐体110および車室内アンテナ筐体130にそれぞれ収容されている。
パターン2では、屋根上アンテナ筐体110に、V2Xアンテナ111、GNSSアンテナ112に加えて、RKEアンテナとSXMアンテナが収容されている。
RKEアンテナは、リモートキーレスエントリーシステムで用いられるアンテナである。リモートキーレスエントリーシステムでは、ユーザが携帯する電子キーに収容されたアンテナとRKEアンテナとの間で通信する。電子キーを携帯したユーザは、車両2の周囲、360度のどの方向に存在するか分からない。したがって、RKEアンテナは、水平面内における指向性に等方的な指向性が要求され、リモートキーレスエントリーシステムは、水平面内における指向性に等方的な指向性が要求される通信である。
SXMアンテナは、シリウスXMラジオを受信するためのアンテナである。シリウスXMラジオは、衛星放送を基本とするが、一部の地域では地上にある中継局から電波が送信される。そして、車両2に対して中継局が存在する方向は、車両2の位置により変化する。そのため、シリウスXMラジオを受信するための無線機は、水平方向の利得が規定されている。換言すれば、シリウスXMラジオを受信する無線機は、水平面内における指向性に等方的な指向性が要求される。
パターン2では、車室内アンテナ筐体130に、電話アンテナ133に加えて、WLANアンテナが収容されている。WLANアンテナは、道路の周辺に構成された公衆無線LANに接続して通信するためのアンテナである。公衆無線LANへは、スマートフォンなどの携帯無線機が接続可能であり、公衆無線LANも携帯通信回線である。
このパターン2では、アンテナの種類数がパターン1よりも増加している。しかし、パターン1と同様、屋根上アンテナ筐体110に収容されているアンテナは、水平面内における指向性に等方的な指向性が要求される通信に用いられるアンテナと、車両上方からの電波を受信する必要があるアンテナである。また、車室内アンテナ筐体130に収容されるアンテナも、パターン1と同様、携帯通信回線に接続して通信するためのアンテナである。
<第3実施形態>
第3実施形態は、図3のパターン3に示すアンテナが、屋根上アンテナ筐体110および車室内アンテナ筐体130にそれぞれ収容されている。
パターン3では、屋根上アンテナ筐体110に、V2Xアンテナ111、GNSSアンテナ112、RKEアンテナ、SXMアンテナに加えて、TELサブアンテナが収容されている。TELサブアンテナは、MIMO方式で通信するために電話アンテナ133とともに用いられるアンテナである。
パターン3では、車室内アンテナ筐体130に、電話アンテナ133、WLANアンテナに加えて、V2Xサブアンテナが収容されている。V2Xサブアンテナは、V2Xアンテナと同じ機能である。
この第3実施形態に示すように、屋根上アンテナ筐体110に収容されるアンテナは、水平面内における指向性に等方的な指向性が要求される通信に用いられるアンテナ、および、車両上方からの電波を受信する必要があるアンテナに限られない。また、車室内アンテナ筐体130に収容されるアンテナも、携帯通信回線に接続して通信するアンテナに限られない。
そして、第3実施形態では、屋根上アンテナ筐体110および車室内アンテナ筐体130にそれぞれ電話アンテナを収容してMIMO方式での通信を行う。1つの筐体内にMIMO方式で用いる複数のアンテナを全部収容する場合に比較して、MIMO方式で用いる複数のアンテナ間の距離を大きくすることができるので、MIMO方式での通信性能が向上する。
また、第3実施形態では、屋根上アンテナ筐体110および車室内アンテナ筐体130に、それぞれV2Xアンテナを収容して通信を行う。図1に示す車両2の屋根22において、屋根上アンテナ筐体110が設置されている部分は、緩やかに傾斜している。そのため、屋根上アンテナ筐体110に収容されたV2Xアンテナ111は、車両前方の低仰角の放射特性が十分でない可能性も生じる。しかし、この第3実施形態では、V2Xサブアンテナが車室内アンテナ筐体130に収容されている。したがって、車両2の屋根22において屋根上アンテナ筐体110が設置されている部分が傾斜していても、V2X通信において車両前方への通信性能が低下してしまうことを抑制できる。
以上、実施形態を説明したが、開示した技術は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も開示した範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
<変形例1>
屋根上アンテナ筐体110は、必ずしも屋根22の後端部に設置される必要はなく、屋根22の上の他の部分、たとえば、屋根22の中央でもよい。また、車室内アンテナ筐体130も、車室23内の他の位置に設置されていてもよい。
<変形例2>
第1実施形態では、無線回路筐体120を、屋根上アンテナ筐体110とは別に備えていた。しかし、無線回路筐体120に収容されている部品をすべて屋根上アンテナ筐体110に収容し、無線回路筐体120を備えない構成としてもよい。
<変形例3>
屋根上アンテナ筐体110および車室内アンテナ筐体130に収容するアンテナは、図3に示したアンテナに限られず、種々のアンテナを屋根上アンテナ筐体110および車室内アンテナ筐体130のいずれかに収容してもよい。
他のアンテナの例としては、BLEアンテナ、すなわち、Bluetooth Low Energy用のアンテナ、AMアンテナ、FMアンテナ、DABアンテナなどがある。Bluetoothは登録商標である。なお、BLEをリモートキーレスエントリーシステムにおける電子キーと車載器との間の通信に用いることもできる。DABアンテナは、DABはデジタルラジオの規格の1つである。
これらBLEアンテナ、AMアンテナ、FMアンテナ、DABアンテナは、スペースに余裕があれば、屋根上アンテナ筐体110に収容することが好ましい。
<変形例4>
図3のパターン2、3では、水平面内における指向性に等方的な指向性が要求される通信に用いられるアンテナ、および、車両上方からの電波を受信する必要があるアンテナは、全て、屋根上アンテナ筐体110に収容されていた。しかし、これらのうち2種類のアンテナが屋根上アンテナ筐体110に収容されていれば、残りのアンテナが、車室内アンテナ筐体130に収容されていてもよい。
<変形例5>
図3のパターン2、3では、車室内アンテナ筐体130に、携帯通信回線に接続して通信する2種類のアンテナが収容されている。これらのうちの一方のみが車室内アンテナ筐体130されていれば、他方が、屋根上アンテナ筐体110に収容されていてもよい。
2:車両 21:トランク 22:屋根 23:車室 100:車載無線システム 110:屋根上アンテナ筐体 111:V2Xアンテナ 112:GNSSアンテナ 120:無線回路筐体 121:I/F部 122:無線回路 123:無線回路 124:ジャイロセンサ 125:CPU 130:車室内アンテナ筐体 131:I/F部 132:定電圧回路 133:電話アンテナ 134:無線回路 135:スピーカ 136:マイク 137:表示部 138:CPU 140:通信線 150:セントラルECU 160:車内LAN

Claims (6)

  1. 複数のアンテナと、前記アンテナを収容するために、前記アンテナの数よりも少ない数の複数のアンテナ筐体(110、130)とを備えた車載無線システムであって、
    前記アンテナ筐体として、車両の屋根上に配置された屋根上アンテナ筐体(110)と、前記車両の車室内に配置された車室内アンテナ筐体(130)とを備え、
    前記屋根上アンテナ筐体には、水平面内における指向性に等方的な指向性が要求される、車両近距離通信用のアンテナ(111)と、車両上方からの電波を受信する必要があるアンテナ(112)と、が収容されており、
    前記車室内アンテナ筐体には、携帯無線機が接続可能な公衆通信回線である携帯通信回線に接続して通信するアンテナ(133)に加えて、前記車両近距離通信用のサブアンテナが収容されている車載無線システム。
  2. 複数のアンテナと、前記アンテナを収容するために、前記アンテナの数よりも少ない数の複数のアンテナ筐体(110、130)とを備えた車載無線システムであって、
    前記アンテナ筐体として、車両の屋根上に配置された屋根上アンテナ筐体(110)と、前記車両の車室内に配置された車室内アンテナ筐体(130)とを備え、
    前記車室内アンテナ筐体には、携帯無線機が接続可能な公衆通信回線である携帯通信回線に接続して通信するアンテナ(133)が収容されており、
    前記屋根上アンテナ筐体には、水平面内における指向性に等方的な指向性が要求される通信に用いられるアンテナ(111)と、衛星からの電波を受信するためのアンテナ(112)に加えて、前記携帯通信回線に接続するためのサブアンテナが収容されており、
    前記車室内アンテナ筐体は、車室内のうち屋根を挟んで前記屋根上アンテナ筐体と対向する位置には配置されていない車載無線システム。
  3. 前記屋根上アンテナ筐体は、屋根上の後端部に配置されている一方、前記車室内アンテナ筐体は、車室内において車両屋根の前端部に配置されている請求項1又は2に記載の車載無線システム。
  4. 前記車室内アンテナ筐体には、
    前記携帯通信回線に接続して通信するアンテナと接続されてあって、前記携帯通信回線の信号の増幅、復調、及び変調を行う無線回路(134)と、
    前記携帯通信回線を介した通話に用いられるマイク(136)と、
    前記携帯通信回線を介した通話に用いられるスピーカ(135)と、が収容されている請求項3に記載の車載無線システム。
  5. 前記屋根上アンテナ筐体または前記屋根上アンテナ筐体と対向する車室部分に、前記屋根上アンテナ筐体内に配置されたアンテナと接続された無線回路(122、123)を備え、
    前記車室内アンテナ筐体内に、車両電源を前記無線回路が動作可能な電圧に変換する定電圧回路(132)を備える、請求項4に記載の車載無線システム。
  6. 複数のアンテナと、前記アンテナを収容するために、前記アンテナの数よりも少ない数の複数のアンテナ筐体(110、130)とを備えた車載無線システムであって、
    前記アンテナ筐体のうちの1つが車両の車室内に配置された車室内アンテナ筐体(130)であり、
    前記車室内アンテナ筐体は、車室内のうちの屋根の前端部に配置されており、
    前記車室内アンテナ筐体には、
    携帯無線機が接続可能な公衆通信回線である携帯通信回線に接続して通信する電話アンテナ(133)と、
    前記電話アンテナと接続されてあって、前記携帯通信回線の信号の増幅、復調、及び変調を行う無線回路(134)と、
    前記携帯通信回線を介した通話に用いられるマイク(136)と、
    前記携帯通信回線を介した通話に用いられるスピーカ(135)と、が収容されている車載無線システム。
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