JPH01247267A - ステアリング・ホイール芯材及びその製造方法 - Google Patents
ステアリング・ホイール芯材及びその製造方法Info
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- JPH01247267A JPH01247267A JP7899288A JP7899288A JPH01247267A JP H01247267 A JPH01247267 A JP H01247267A JP 7899288 A JP7899288 A JP 7899288A JP 7899288 A JP7899288 A JP 7899288A JP H01247267 A JPH01247267 A JP H01247267A
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Landscapes
- Steering Controls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、自動車のステアリング・ホィール芯材及びそ
の製造方法に関し、詳しくは、FRPをステアリング・
ホィールのスポーク部の芯材としてなるステアリング・
ホィール芯材及びその製造方法に関する。
の製造方法に関し、詳しくは、FRPをステアリング・
ホィールのスポーク部の芯材としてなるステアリング・
ホィール芯材及びその製造方法に関する。
従来より、ステアリング・ホィールの芯材としては、一
般に、鉄棒や鉄パイプが用いられている。 ところが、近年、FRPを材料とする芯材を用いてステ
アリング・ホィールを形成する方法が試みられている。 この試みは、ステアリング・ホィールには、様々なスイ
ッチ類や安全機構等が組み込まれて重量増になる傾向が
あるため、ステアリング・ホィールの軽量化の必要性が
高まっていることに起因する。 従来のFRPを用いた芯材は、一般に、ステアリング・
シャフトに装着される部位を除いて、全てFRPで構成
されている。そして、その製造方法は、一般に、次の通
りである。すなわち、中央部に位置するボス金具とその
周囲に位置するリング状の巻き付は案内部材とを所定の
治具に配置し、樹脂液含浸連続長繊維束を上記ボス金具
と巻き付は案内部材との間で巻き付けてステアリング・
ホィールの芯材となる巻き付は体を形成し、該巻き付は
体を硬化せしめてステアリング・ホィールの芯材を形成
する。このようにして製造されたFRP製芯材を用いた
ステアリング・ホィールは、鉄製芯材を用いたステアリ
ング・ホィールと比べて遥かに軽量でり、その取り扱い
は容易である。しかしながら、その重量が軽いためにス
テアリング・ホィールの慣性モーメントが低下し、これ
が自動車走行時のステアリング・ホィールの振動特性に
悪い影響を及ぼすと言う問題を生じせめることもある。 ところで、ステアリング・ホィールの慣性モーメントに
最も影響を及ぼす部位はリング部である。 従って、上記振動特性の向上を図るべく、FRP製芯材
のリング部に後工程で、例えば、半割り金属パイプを装
着してリング部の重1増を図ることがある。このような
方法では、手間も掛かり、又、芯材のリング部を必要以
上に太くすることにもなる。 あるいは、金属製リング芯材とボス金具との間で、直接
、樹脂液含浸連続長繊維束を巻き付けてステアリング・
ホィール芯材を形成する方法がある。しかし、この方法
は、芯材の径方向周囲に上記連続長繊維束を巻き付ける
巻き付は作業を機械化することが困難である。なぜなら
ば、芯材がリング形状であるためである。従って、上記
連続長繊維束の巻き付は作業が手作業でないと、該連続
長繊維束を芯材に巻き付けた巻き付は部の結合強度を確
保することが困難である。つまり、この方法においては
、生産性が問題となる。
般に、鉄棒や鉄パイプが用いられている。 ところが、近年、FRPを材料とする芯材を用いてステ
アリング・ホィールを形成する方法が試みられている。 この試みは、ステアリング・ホィールには、様々なスイ
ッチ類や安全機構等が組み込まれて重量増になる傾向が
あるため、ステアリング・ホィールの軽量化の必要性が
高まっていることに起因する。 従来のFRPを用いた芯材は、一般に、ステアリング・
シャフトに装着される部位を除いて、全てFRPで構成
されている。そして、その製造方法は、一般に、次の通
りである。すなわち、中央部に位置するボス金具とその
周囲に位置するリング状の巻き付は案内部材とを所定の
治具に配置し、樹脂液含浸連続長繊維束を上記ボス金具
と巻き付は案内部材との間で巻き付けてステアリング・
ホィールの芯材となる巻き付は体を形成し、該巻き付は
体を硬化せしめてステアリング・ホィールの芯材を形成
する。このようにして製造されたFRP製芯材を用いた
ステアリング・ホィールは、鉄製芯材を用いたステアリ
ング・ホィールと比べて遥かに軽量でり、その取り扱い
は容易である。しかしながら、その重量が軽いためにス
テアリング・ホィールの慣性モーメントが低下し、これ
が自動車走行時のステアリング・ホィールの振動特性に
悪い影響を及ぼすと言う問題を生じせめることもある。 ところで、ステアリング・ホィールの慣性モーメントに
最も影響を及ぼす部位はリング部である。 従って、上記振動特性の向上を図るべく、FRP製芯材
のリング部に後工程で、例えば、半割り金属パイプを装
着してリング部の重1増を図ることがある。このような
方法では、手間も掛かり、又、芯材のリング部を必要以
上に太くすることにもなる。 あるいは、金属製リング芯材とボス金具との間で、直接
、樹脂液含浸連続長繊維束を巻き付けてステアリング・
ホィール芯材を形成する方法がある。しかし、この方法
は、芯材の径方向周囲に上記連続長繊維束を巻き付ける
巻き付は作業を機械化することが困難である。なぜなら
ば、芯材がリング形状であるためである。従って、上記
連続長繊維束の巻き付は作業が手作業でないと、該連続
長繊維束を芯材に巻き付けた巻き付は部の結合強度を確
保することが困難である。つまり、この方法においては
、生産性が問題となる。
従って、本発明の解決すべき技術的課題は、ステアリン
グ・ホィールの軽量化を可能な限り実現仕しめるととも
に、自動車走行時のステアリング・ホィールの振動特性
を悪化せしめないステアリング・ホィール芯材及びその
製造方法を提供することにある。
グ・ホィールの軽量化を可能な限り実現仕しめるととも
に、自動車走行時のステアリング・ホィールの振動特性
を悪化せしめないステアリング・ホィール芯材及びその
製造方法を提供することにある。
(構成・作用・効果)
上記技術的課題を達成するために、本発明を以下の如く
構成した。 先ず、第1発明のステアリング・ホィール芯材は、金属
製のリング芯材と、該リング芯材の中心部に位置しかつ
ステアリング・シャフトに装着するようにしたボス金具
と、該リング芯材材と上記ボス金具とを連結するスポー
ク芯材とを備えてなるようにした。しかも、上記スポー
ク芯材をFRPで形成し、該スポーク芯材と上記リング
芯材とを一体的に結合した。 ところで、上記スポーク芯材とリング芯材とを一体的に
結合するには、その一つの態様として、スポーク芯材の
先端部に一体的に保持された係止金具を設け、該係止金
具を介して一体的に結合することにより、ステアリング
・ホィール芯材を形成することができる。 あるいは、上記リング芯材を複数個の円弧状芯材で構成
するとともに、所定の円弧状芯材と上記スポーク芯材と
が一体的に連結されることによりステアリング・ホィー
ル芯材を形成することもできる。 尚、上記FRPは、熱硬化性樹脂及び熱可塑性樹脂を連
続長繊維束で補強したプラスティックを指している。 上記構成によれば、ステアリング・ホィールの慣性モー
メントに最も影響を及ぼすステアリング・ホィールのリ
ング部が金属製の芯材で構成することができる。従って
、ステアリング・ホィールとしての慣性モーメントの低
下が少なくなる。−方、ステアリング・ホィールのスポ
ーク部を、重量の軽いFRP製の芯材で構成することが
できるので、ステアリング・ホィールとして、その重量
を低減することが可能になる。 さらに、ステアリング・ホィール芯材をスポーク部とリ
ング部との結合体で構成することができるので、FRP
製のスポーク芯材と金属製のリング芯材との結合部の信
頼性を高めることができ、かつ、このような結合部を備
えたステアリング・ホィール芯材の生産性を向上させる
ことが可能になる。すなわち、別体の係止金具をスポー
ク芯材の先端部に保持するように、ボス金具と係止金具
との間を樹脂液含浸連続長繊維束にて巻き付けてスポー
ク芯材を成形することは容易であり、該作業を機械(ロ
ボット)化することも可能である。又、スポーク芯材と
係止金具との結合も、樹脂液含浸連続長繊維束を係止金
具の周囲に円状に巻き付つけることが容易に可能であり
、両部材の結合強度を高めることが可能になる。 あるいは、ステアリング・ホィール芯材のリング部が複
数個の円弧状芯材で構成されておれば、スポーク芯材に
所定の円弧状芯材を保持した上で、該円弧状芯材に、リ
ング部を構成する残部の円弧状芯材を接合してステアリ
ング・ホィール芯材のリング部を形成することが可能で
ある。それ故、係止金具を介した場合と同様に、FRP
製のスポーク芯材と所定の円弧状芯材との結合部の信頼
性を高めることができ、かつ、そのようなステアリング
・ホィール芯材を効率よく形成することが可能になる。 従って、本発明のステアリング・ホィール芯材は、慣性
モーメントの相当部分を占めるリング部が重量の大きい
金属の芯材で構成され、かつ、慣性モーメントの相対的
に小さいスポーク部が重量の軽いFRP製の芯材で構成
されてなるので、ステアリング・ホィールとしての軽看
化を実現するとともに、その慣性モーメントの低下を防
ぐ好適な芯材である。さらに、本発明のステアリング・
ホィール芯材は、スポーク部とリング部との結合強度が
高いので、強度上信頼性の高い芯材を効率よく製造しう
る構造を備えた芯材である。 次いで、第1発明のステアリング・ホィール芯材を製造
する製造方法を以下のように構成した。 すなわち、第2発明の製造方法は、ステアリング・ホィ
ールのリング部の芯材となる金属製のリング芯材を形成
する一方、ステアリング・シャフトに装着するようにし
たボス金具と上記リング芯材を係止するようにした係止
金具とを所定の治具の所定位置に配置し、樹脂液含浸連
続長繊維束を上記ボス金具と係止金具との間で連続的に
掛け渡して積層し、上記ボス金具と係止金具とをFEP
で一体的に結合してなる連結体を形成し、次いで、該連
結体を硬化処理して硬化せしめ、ステアリング・ホィー
ルのスポーク部の芯材となるスポーク芯材を形成し、次
いで、上記スポーク芯材と上記リング芯材とを上記係止
金具を介して接合するように構成されてなる。 ところで、FRPの材料としては、連続長繊維束にガラ
ス繊維、カーボン繊維、あるいはアラミド繊維等を用い
、樹脂液(硬化剤)としてエポキシ、ポリエステル、あ
るいはフェノールと言った熱硬化性樹脂を用いてなる。 尚、ナイロンのような熱可塑性樹脂を硬化剤に用いるこ
とも可能である。 又、上記硬化剤として熱硬化性樹脂を用いた場合、上記
硬化処理とは加熱処理のことであり、熱可塑性樹脂の場
合は加熱した後冷却するか、単に冷却することである。 上記構成によれば、ステアリング・ホィールのリング部
の芯材となるリング芯材と、同じくスポーク部芯材とな
るFRP製のスポーク芯材とが上記係止金具で一体的に
接合されるようになるので、スポーク芯材とリング芯材
との間のスベリ等を防止すべく両芯材を接合するための
特別な構成をリング芯材に備えることなくスポーク芯材
とリング芯材とを確実に結合することができる。すなわ
ち、リング芯材とスポーク芯材との結合を係止金具を介
して機械的手段、例えば溶接止め、ネジ止め等、で行う
ことにより結合部の特別な構成は必要としない。さらに
、係止金具をスポーク芯材に確実に保持することも容易
に可能である。すなわち、樹脂液含浸連続長繊維束を係
止金具の径方向沿い周囲に巻き付けることが可能である
ため、FRP製スポーク芯材と係止金具との間のスベリ
を防止することができる。さらに、係止金具は円弧状の
部材で形成することができるので、上記連結体の成形を
機械化することも容易である。 従って、本製造方法は、リング芯材に、直接、樹脂含浸
連続長製造束を巻き付けて製造されるステアリング・ホ
ィール芯材の製造方法と比べれば、FRPとリング芯材
との結合部の信頼性及びステアリング・ホィール芯材の
生産性において優れた方法である。すなわち、本製造方
法は、スポーク部をFRPで構成するとともに、リング
部を金属材料で構成したステアリング・ホィール芯材を
、強度的に高い信頼性を備えるように成形することを可
能にするとともに、効率よく製造することをも可能にす
る好適なステアリング・ホィール芯材製造方法である。 次いで、第3発明の製造方法は、第2発明の製造方法に
おける係止金具を取り除いた点に特徴を備えている。 すなわち、本製造方法は、ステアリング・シャフトに装
着するようにしたボス金具と、ステアリング・ホィール
のリング部のリング芯材の一部を構成する金属製の円弧
状芯材を所定の治具の所定位置に配置し、樹脂液含浸連
続長繊維束を上記ボス金具と円弧状芯材との間で連続的
に掛け渡して積層し、上記ボス金具と円弧状芯材とを樹
脂円弧状含浸連続長繊維束で一体的に連結してなる連結
体を形成し、次いで、該連結体を硬化処理して硬化せし
め、上記リング芯材の一部を備えてなるスポーク芯材を
形成し、次いで、上記リング部芯材の残部を構成する円
弧状芯材を、上記スポーク芯材に保持された円弧状芯材
に接合して環状のリング部を形成し、金属製リング部材
とFRP製スポーク部を備えてなるステアリング・ホィ
ール芯材を形成するようになっている。 尚、上記リング芯材の残部を構成する円弧状芯材を上記
連結体の硬化処理前にスポーク芯材に保持された円弧状
芯材に接合してもよい。 上記構成によれば、スポーク芯材に保持された円弧状芯
材と他の円弧状芯材とを接合すればステアリング・ホィ
ール芯材を形成することができる。 従って、第2発明における係止金具は不要となり、部品
点数を減らすことが可能になるとともに、芯材のリング
部が簡素化できる。さらに、スポーク芯材に保持される
円弧状芯材の径方向沿い全周に樹脂液含浸連続長繊維束
を巻き込んで、円弧状芯材を確実に保持することができ
る。従って、FRP製のスポーク芯材と円弧状芯材との
間のスベリを防止するとともに、結合部の結合強度を向
上させることも可能になる。しかも、このような信頼性
の高い結合部を備えてなるスポーク芯材の成形を機械化
することも可能である。 従って、本製造方法によれば、スポーク芯材と連結する
ためにリング芯材を局部的に太くする必要もないので、
意匠的にすぐれたステアリング・ホィールを提供するこ
とを可能にする芯材を形成することができる。さらに、
FRP製のスポーク芯材と金属製リング芯材とを、強度
的に信頼性の高い結合で一体化せしめることができる。 つまり、本製造方法は、前記した第2発明の製造方法と
同様に、ステアリング・ホィールの軽量化に寄与すると
ともにステアリング・ホィールの慣性モーメントの低下
を効果的に防止し得る芯材を、効率よくかつ強度的に高
い信頼性を備えることができるように成形することを可
能にする好適なステアリング・ホィール芯材の製造方法
であ。
構成した。 先ず、第1発明のステアリング・ホィール芯材は、金属
製のリング芯材と、該リング芯材の中心部に位置しかつ
ステアリング・シャフトに装着するようにしたボス金具
と、該リング芯材材と上記ボス金具とを連結するスポー
ク芯材とを備えてなるようにした。しかも、上記スポー
ク芯材をFRPで形成し、該スポーク芯材と上記リング
芯材とを一体的に結合した。 ところで、上記スポーク芯材とリング芯材とを一体的に
結合するには、その一つの態様として、スポーク芯材の
先端部に一体的に保持された係止金具を設け、該係止金
具を介して一体的に結合することにより、ステアリング
・ホィール芯材を形成することができる。 あるいは、上記リング芯材を複数個の円弧状芯材で構成
するとともに、所定の円弧状芯材と上記スポーク芯材と
が一体的に連結されることによりステアリング・ホィー
ル芯材を形成することもできる。 尚、上記FRPは、熱硬化性樹脂及び熱可塑性樹脂を連
続長繊維束で補強したプラスティックを指している。 上記構成によれば、ステアリング・ホィールの慣性モー
メントに最も影響を及ぼすステアリング・ホィールのリ
ング部が金属製の芯材で構成することができる。従って
、ステアリング・ホィールとしての慣性モーメントの低
下が少なくなる。−方、ステアリング・ホィールのスポ
ーク部を、重量の軽いFRP製の芯材で構成することが
できるので、ステアリング・ホィールとして、その重量
を低減することが可能になる。 さらに、ステアリング・ホィール芯材をスポーク部とリ
ング部との結合体で構成することができるので、FRP
製のスポーク芯材と金属製のリング芯材との結合部の信
頼性を高めることができ、かつ、このような結合部を備
えたステアリング・ホィール芯材の生産性を向上させる
ことが可能になる。すなわち、別体の係止金具をスポー
ク芯材の先端部に保持するように、ボス金具と係止金具
との間を樹脂液含浸連続長繊維束にて巻き付けてスポー
ク芯材を成形することは容易であり、該作業を機械(ロ
ボット)化することも可能である。又、スポーク芯材と
係止金具との結合も、樹脂液含浸連続長繊維束を係止金
具の周囲に円状に巻き付つけることが容易に可能であり
、両部材の結合強度を高めることが可能になる。 あるいは、ステアリング・ホィール芯材のリング部が複
数個の円弧状芯材で構成されておれば、スポーク芯材に
所定の円弧状芯材を保持した上で、該円弧状芯材に、リ
ング部を構成する残部の円弧状芯材を接合してステアリ
ング・ホィール芯材のリング部を形成することが可能で
ある。それ故、係止金具を介した場合と同様に、FRP
製のスポーク芯材と所定の円弧状芯材との結合部の信頼
性を高めることができ、かつ、そのようなステアリング
・ホィール芯材を効率よく形成することが可能になる。 従って、本発明のステアリング・ホィール芯材は、慣性
モーメントの相当部分を占めるリング部が重量の大きい
金属の芯材で構成され、かつ、慣性モーメントの相対的
に小さいスポーク部が重量の軽いFRP製の芯材で構成
されてなるので、ステアリング・ホィールとしての軽看
化を実現するとともに、その慣性モーメントの低下を防
ぐ好適な芯材である。さらに、本発明のステアリング・
ホィール芯材は、スポーク部とリング部との結合強度が
高いので、強度上信頼性の高い芯材を効率よく製造しう
る構造を備えた芯材である。 次いで、第1発明のステアリング・ホィール芯材を製造
する製造方法を以下のように構成した。 すなわち、第2発明の製造方法は、ステアリング・ホィ
ールのリング部の芯材となる金属製のリング芯材を形成
する一方、ステアリング・シャフトに装着するようにし
たボス金具と上記リング芯材を係止するようにした係止
金具とを所定の治具の所定位置に配置し、樹脂液含浸連
続長繊維束を上記ボス金具と係止金具との間で連続的に
掛け渡して積層し、上記ボス金具と係止金具とをFEP
で一体的に結合してなる連結体を形成し、次いで、該連
結体を硬化処理して硬化せしめ、ステアリング・ホィー
ルのスポーク部の芯材となるスポーク芯材を形成し、次
いで、上記スポーク芯材と上記リング芯材とを上記係止
金具を介して接合するように構成されてなる。 ところで、FRPの材料としては、連続長繊維束にガラ
ス繊維、カーボン繊維、あるいはアラミド繊維等を用い
、樹脂液(硬化剤)としてエポキシ、ポリエステル、あ
るいはフェノールと言った熱硬化性樹脂を用いてなる。 尚、ナイロンのような熱可塑性樹脂を硬化剤に用いるこ
とも可能である。 又、上記硬化剤として熱硬化性樹脂を用いた場合、上記
硬化処理とは加熱処理のことであり、熱可塑性樹脂の場
合は加熱した後冷却するか、単に冷却することである。 上記構成によれば、ステアリング・ホィールのリング部
の芯材となるリング芯材と、同じくスポーク部芯材とな
るFRP製のスポーク芯材とが上記係止金具で一体的に
接合されるようになるので、スポーク芯材とリング芯材
との間のスベリ等を防止すべく両芯材を接合するための
特別な構成をリング芯材に備えることなくスポーク芯材
とリング芯材とを確実に結合することができる。すなわ
ち、リング芯材とスポーク芯材との結合を係止金具を介
して機械的手段、例えば溶接止め、ネジ止め等、で行う
ことにより結合部の特別な構成は必要としない。さらに
、係止金具をスポーク芯材に確実に保持することも容易
に可能である。すなわち、樹脂液含浸連続長繊維束を係
止金具の径方向沿い周囲に巻き付けることが可能である
ため、FRP製スポーク芯材と係止金具との間のスベリ
を防止することができる。さらに、係止金具は円弧状の
部材で形成することができるので、上記連結体の成形を
機械化することも容易である。 従って、本製造方法は、リング芯材に、直接、樹脂含浸
連続長製造束を巻き付けて製造されるステアリング・ホ
ィール芯材の製造方法と比べれば、FRPとリング芯材
との結合部の信頼性及びステアリング・ホィール芯材の
生産性において優れた方法である。すなわち、本製造方
法は、スポーク部をFRPで構成するとともに、リング
部を金属材料で構成したステアリング・ホィール芯材を
、強度的に高い信頼性を備えるように成形することを可
能にするとともに、効率よく製造することをも可能にす
る好適なステアリング・ホィール芯材製造方法である。 次いで、第3発明の製造方法は、第2発明の製造方法に
おける係止金具を取り除いた点に特徴を備えている。 すなわち、本製造方法は、ステアリング・シャフトに装
着するようにしたボス金具と、ステアリング・ホィール
のリング部のリング芯材の一部を構成する金属製の円弧
状芯材を所定の治具の所定位置に配置し、樹脂液含浸連
続長繊維束を上記ボス金具と円弧状芯材との間で連続的
に掛け渡して積層し、上記ボス金具と円弧状芯材とを樹
脂円弧状含浸連続長繊維束で一体的に連結してなる連結
体を形成し、次いで、該連結体を硬化処理して硬化せし
め、上記リング芯材の一部を備えてなるスポーク芯材を
形成し、次いで、上記リング部芯材の残部を構成する円
弧状芯材を、上記スポーク芯材に保持された円弧状芯材
に接合して環状のリング部を形成し、金属製リング部材
とFRP製スポーク部を備えてなるステアリング・ホィ
ール芯材を形成するようになっている。 尚、上記リング芯材の残部を構成する円弧状芯材を上記
連結体の硬化処理前にスポーク芯材に保持された円弧状
芯材に接合してもよい。 上記構成によれば、スポーク芯材に保持された円弧状芯
材と他の円弧状芯材とを接合すればステアリング・ホィ
ール芯材を形成することができる。 従って、第2発明における係止金具は不要となり、部品
点数を減らすことが可能になるとともに、芯材のリング
部が簡素化できる。さらに、スポーク芯材に保持される
円弧状芯材の径方向沿い全周に樹脂液含浸連続長繊維束
を巻き込んで、円弧状芯材を確実に保持することができ
る。従って、FRP製のスポーク芯材と円弧状芯材との
間のスベリを防止するとともに、結合部の結合強度を向
上させることも可能になる。しかも、このような信頼性
の高い結合部を備えてなるスポーク芯材の成形を機械化
することも可能である。 従って、本製造方法によれば、スポーク芯材と連結する
ためにリング芯材を局部的に太くする必要もないので、
意匠的にすぐれたステアリング・ホィールを提供するこ
とを可能にする芯材を形成することができる。さらに、
FRP製のスポーク芯材と金属製リング芯材とを、強度
的に信頼性の高い結合で一体化せしめることができる。 つまり、本製造方法は、前記した第2発明の製造方法と
同様に、ステアリング・ホィールの軽量化に寄与すると
ともにステアリング・ホィールの慣性モーメントの低下
を効果的に防止し得る芯材を、効率よくかつ強度的に高
い信頼性を備えることができるように成形することを可
能にする好適なステアリング・ホィール芯材の製造方法
であ。
以下に、第1〜6図に従って、第1発明のステアリング
・ホィール芯材、及び、第2.3発明であるステアリン
グ・ホィール芯材の製造方法の各実施例を具体的に説明
する。 先ず、第1発明の第1実施例に係るステアリング・ホィ
ール芯材を第1図に基づいて説明する。 図において、10はステアリング・ホィール芯材を示す
。該ステアリング・ホィール芯材10は、リング芯材4
と該リング芯材4の中心部に位置するボス金具1を一体
的に備えてなるスポーク芯材3とが、スポーク芯材3の
先端部に一体的に備えられた係止金具2を介して結合さ
れてなる。上記スポーク芯材3は、FRPで形成されて
おり、上記ボス金具lより放射状に延在した2本のスポ
ークを備えている。上記係止金具2は中央部に凹部2a
を備え、大略Ω状に形成されてなる。そして、この係止
金具2は、FRPで該凹部2a内を埋め込むようにして
スポーク芯材3に一体的に保持されている。上記ボス金
具1はステアリング・シャフトに装着されるようになっ
ている。又、上記係止金具2とリング芯材4とは、溶接
5等で一体化せしめられている。尚、溶接5の他、ネジ
止めによってもよい。 ところで、FRP製のスポーク芯材は、樹脂液含浸連続
長繊維束を上記ボス金具lと上記係止金具2との間に掛
け渡して積層し、上記連続長繊維束に含浸した樹脂を硬
化せしめてなるとともに、上記ボス金具1と上記係止金
具2とを一体化せしめてなる。 上記構成によれば、スポーク芯材を軽量なFRPで形成
することにより、ステアリング・ホィール芯材lOの重
量を低減することが可能である。 しかも、ステアリング・ホィール芯材lOのリング部を
金属製のリング芯材4で構成しているので、ステアリン
グ・ホィールとしての振動特性を必要以上に悪化させる
こともない。さらに、製造過程において、ステアリング
・ホィール芯材lOのリング部とスポーク部とが別体で
成形されることが可能であり、係止金具2とスポーク芯
材3との部材間に生じ得るスベリやズレに対して信頼性
の高い結合を実現することが可能になる。従って、該係
止金具2で接合されるリング芯材4とスポーク芯材3と
の結合も信頼性が高くなる。 すなわち、本実施例の芯材は、全てFRPで形成された
従来のステアリング・ホィール芯材の問題点であった、
軽量であるための振動特性の悪化を、金属製のリング芯
材を用いることで解決し、ステアリング・ホィールの軽
量化に対しては、スポーク芯材をFRP製にすることで
対応した好適なステアリング・ホィール芯材である。 さらに、環状芯材に直接樹脂含浸連続長繊維束を巻き付
けてスポーク芯材を形成している従来の芯材と比較すれ
ば、本実施例の芯材は、スポーク芯材とリング芯材との
結合部の強度的信頼性を向上させている。さらに、芯材
の生産性においても、本実施例の芯材は、従来の同種の
芯材のそれよりも高いといえる。 ところで、第1実施例のステアリング・ホィール芯材は
、係止金具によりスポーク芯材とリング芯材とを結合さ
せていたが、必ずしも係止金具は必要としない。第2実
施例として、係止金具を不要とするステアリング・ホィ
ール芯材を開示する。 すなわち、第2図において、20はステアリング・ホィ
ール芯材を示す。該ステアリング・ホィール芯材20は
、複数個の円弧状芯材24a、24bを溶接等でリング
状に一体化してリング部を形成するリング芯材24と、
該リング芯材24の中心に位置するボス金具21と、該
ボス金具21と上記リング部の所定の円弧状芯材24b
とを連結するスポーク芯材23とで構成されている。上
記スポーク芯材23は、FRPで形成されており、上記
ボス金具21より放射状に延在する2本のスポークを備
えている。 ところで、上記スポーク芯材23とリング芯材24との
連結を説明すると、上記ボス金具21と該ボス金具21
の左右所定位置に配置された各1個の所定の円弧状芯材
24bとの間で樹脂液含浸連続長繊維束を掛け渡して積
層し、上記両部材21.24bを連結している。そして
、上記連続長繊維束に含浸した樹脂を硬化させることに
よりボス金具2!と円弧状芯材24bとを一体化してい
る。尚、上記円弧状芯材24bの所定位置には、上記連
続長繊維束を巻き付けるためにその外周を狭窄して形成
された凹部22が備えられている。 上記構成によれば、第1実施例と同様に、ステアリング
・ホィール芯材20の製造過程において、ステアリング
・ホィール芯材20のリング部の一部を構成する一方の
各円弧状芯材24aを、スポーク芯材2Iに保持された
他方の各円弧状芯材24bに溶接等で接合してステアリ
ング・ホィール芯材20のリング部を形成することがで
きる。 従って、形成されたリング芯材24は、スポーク芯材2
3と確実に一体化されることになる。なぜならば、他方
の上記各円弧状芯材24bは、スポーク芯材23に確実
に保持されるようにスポーク芯材23と一体化させるこ
とが可能であり、又、その一体化成形が容易に可能であ
るからである。 すなわち、短円弧の部材を他方の円弧状芯材24bとし
て用いれば、樹脂液含浸連続長繊維束を該円弧状芯材2
4bの凹部22にかつその径方向沿い全周に巻き付けて
、上記円弧状芯材24bをスポーク芯材23と一体化す
ることが容易に可能である。さらに、この巻き付は作業
を機械化して行うことも容易に可能になる。 従って、本実施例においても、前記した第1実施例と同
様の効果が生じる。さらに、本実施例は、スポーク芯材
23とリング芯材24との連結を直接的に行っているの
で余分な部品、例えば第1実施例における係止金具、を
必要としないメリットを備えている。従って、リング芯
材24とスポーク芯材23との接合部が必要以上に太く
なることもなく、意匠的美観を低下させることない芯材
となりうる。 次いで、実施例に係るステアリング・ホィール芯材を製
造するに好適な製造方法を以下1こ詳述する。ところで
、前記した如く、本発明の実施例に係るステアリング・
ホィール芯材を2種類開示した。この各実施例は、2つ
の芯材製造方法に夫々対応している。 すなわち、第2発明の実施例に係るステアリング・ホィ
ール芯材の製造方法は、第1発明の第1実施例に係るス
テアリング・ホィール芯材の製造方法に対応し、第3図
に示した工程によりステアリング・ホィール芯材を成形
する方法である。芯材を成形するには、先ず、第3図の
(Hの如く、図示しないステアリング・シャフトに装着
するようにしたボス金具1と2個の係止金具2とを図示
しない所定の治具の所定位置に配置し、該ボス金具1と
該容体止金具2との間で樹脂液含浸連続長繊維束3bを
巻き付けて積層し、スポーク芯材3となる連結体3aを
形成する。この際、上記連続長繊維束3bを上記ボス金
具1と各係止金具2とに巻き付ける場合、第4.5図に
示す如く、各部材1.2の周囲に上記連続長繊維束を少
なくとも1回巻き付けて係止金具2とボス金具lとの間
を掛け渡すようにして積層して行く。尚、上記係止金具
2の中央部には、ボス金具l側へくぼんだ凹部2aが形
成されており、該凹部2aに上記連続長繊維束3bを巻
き付けることにより各係止金具2aを、2本のスポーク
を有したスポーク芯材3に保持せしめるようにしている
。このようにすることで、ボス金具I及び各係止金具2
と、上記連続長繊維束3bの積層体との結合を、以下に
述べる硬化処理後において、信頼できる結合とすること
が可能になる。上記連結体3aを形成し終えれば、次い
で、該連結体3aに硬化処理を施して硬化せしめ(第3
図(II)参照)、スポーク芯材3を形成する。一方、
ステアリング・ホィール芯材10のリング部を構成する
リング芯材4を形成しく第3図([1)参照)、該リン
グ芯材4と硬化処理された上記連結体3a、すなわちス
ポーク芯材3、とを結合する(第3図(IV)参照)。 この結合は、各係止金具2とリング芯材4とを適当な機
械的手段、例えば溶接5等、で実現する。尚、溶接5等
による他にネジ等により結合を行ってもよい。リング芯
材4とスポーク芯材3とが各係止金具2を介して結合さ
れれば、ステアリング・ホィール芯材10が完成する。 このようにして形成されたステアリング・ホィール芯材
10の、スポーク芯材3とリング芯材4との結合部は、
強度的に確実なものとすることができる。しかも、この
製造方法によれば、強度的に確実な芯材の量産化を可能
にする。すなわち、本製造方法は、スポーク部をFRP
で構成するとともに、リング部を金属材料で構成したス
テアリング・ホィール芯材を、強度的に高い信頼性を備
えるように形成することを可能にするとともに、量産化
を可能にする好適なステアリング・ホィール芯材の製造
方法である。 次いで、第3発明の実施例に係る製造方法を以下に詳述
する。本製造方法は、第1発明の第2実施例に係るステ
アリング・ホィール芯材の製造方法に対応し、上記実施
例における係止金具を省略した点にその特徴を有してい
る。 すなわち、第6図の(1)に示す如く、先ず、図示しな
いステアリング・シャフトに装着するようにしたボス金
具2にと、ステアリング・ホィール芯材20のリング部
の一部を構成する2個の円弧状芯材24bとを図示しな
い所定の治具の所定位置に配置し、該ボス金具21と該
凸円弧状芯材24bとの間を樹脂液含浸連続長繊維束2
3bを巻き付けて積層し、スポーク芯材23となる連結
体23aを形成する。この際、上記連続長繊維束23b
を上記ボス金具21と各円弧状芯材24bとに巻き付け
る場合、第4.5図に示すのと同様の方法で、各部材2
1,24bの周囲に上記連続長繊維束23bを少なくと
も1回巻き付けて円弧状芯材24bとボス金具21との
間を掛け渡すようにして積層して行く。このようにする
ことで、ボス金具21及び各円弧状芯材24bと、上記
連続長繊維束3bの積層体との結合を、以下に述べる硬
化処理後において、信頼できる結合とすることか可能に
なる。 尚、上記各円弧状芯材24bの、FRP23bが巻き付
けられる所定位置には、円弧状芯材24bが巻き付けら
れた上記連続長繊維束23bで必要以上太くならないよ
うに外周を凹状に絞った凹部22が備えられている。上
記連結体23aを形成し終えれば、次いで、該連結体2
3aに硬化処理を施して硬化せしめ(第6図(II)参
照)、スポーク芯材23を形成する。次いで、上記各円
弧状芯材24bにステアリング・ホィール芯材20のリ
ング部の残部を構成する2個の円弧状芯材24aを突き
合わせて溶接25等で結合する(第6図(III)参照
)。 このようにしてステアリング・ホィール芯材20を形成
する。 上記構成によれば、本実施例においても、スポーク芯材
23とリング芯材24との結合部は、強度的に信頼性が
高い。しかも、このような信頼性の高い結合部を備えた
ステアリング・ホィール芯材20を量産することが可能
である。さらに、スポーク芯材23とリング芯材24と
の結合には何等他の部品を介在させる必要がないので、
上記結合部は簡素化できる。 従って、本実施例の製造方法は、上記実施例と同様に、
スポーク部をFRPで構成するとともに、リング部を金
属材料で構成したステアリング・ホィール芯材を、強度
的に高い信頼性を備えるように形成することを可能にす
るとともに、量産化を可能にする好適なステアリング・
ホィール芯材の製造方法であると言える。しかも、本製
造方法は、意匠的美観を損なうことがないようにスポー
ク部とリング部との連結部を必要最少限の膨らみに抑制
することができる。
・ホィール芯材、及び、第2.3発明であるステアリン
グ・ホィール芯材の製造方法の各実施例を具体的に説明
する。 先ず、第1発明の第1実施例に係るステアリング・ホィ
ール芯材を第1図に基づいて説明する。 図において、10はステアリング・ホィール芯材を示す
。該ステアリング・ホィール芯材10は、リング芯材4
と該リング芯材4の中心部に位置するボス金具1を一体
的に備えてなるスポーク芯材3とが、スポーク芯材3の
先端部に一体的に備えられた係止金具2を介して結合さ
れてなる。上記スポーク芯材3は、FRPで形成されて
おり、上記ボス金具lより放射状に延在した2本のスポ
ークを備えている。上記係止金具2は中央部に凹部2a
を備え、大略Ω状に形成されてなる。そして、この係止
金具2は、FRPで該凹部2a内を埋め込むようにして
スポーク芯材3に一体的に保持されている。上記ボス金
具1はステアリング・シャフトに装着されるようになっ
ている。又、上記係止金具2とリング芯材4とは、溶接
5等で一体化せしめられている。尚、溶接5の他、ネジ
止めによってもよい。 ところで、FRP製のスポーク芯材は、樹脂液含浸連続
長繊維束を上記ボス金具lと上記係止金具2との間に掛
け渡して積層し、上記連続長繊維束に含浸した樹脂を硬
化せしめてなるとともに、上記ボス金具1と上記係止金
具2とを一体化せしめてなる。 上記構成によれば、スポーク芯材を軽量なFRPで形成
することにより、ステアリング・ホィール芯材lOの重
量を低減することが可能である。 しかも、ステアリング・ホィール芯材lOのリング部を
金属製のリング芯材4で構成しているので、ステアリン
グ・ホィールとしての振動特性を必要以上に悪化させる
こともない。さらに、製造過程において、ステアリング
・ホィール芯材lOのリング部とスポーク部とが別体で
成形されることが可能であり、係止金具2とスポーク芯
材3との部材間に生じ得るスベリやズレに対して信頼性
の高い結合を実現することが可能になる。従って、該係
止金具2で接合されるリング芯材4とスポーク芯材3と
の結合も信頼性が高くなる。 すなわち、本実施例の芯材は、全てFRPで形成された
従来のステアリング・ホィール芯材の問題点であった、
軽量であるための振動特性の悪化を、金属製のリング芯
材を用いることで解決し、ステアリング・ホィールの軽
量化に対しては、スポーク芯材をFRP製にすることで
対応した好適なステアリング・ホィール芯材である。 さらに、環状芯材に直接樹脂含浸連続長繊維束を巻き付
けてスポーク芯材を形成している従来の芯材と比較すれ
ば、本実施例の芯材は、スポーク芯材とリング芯材との
結合部の強度的信頼性を向上させている。さらに、芯材
の生産性においても、本実施例の芯材は、従来の同種の
芯材のそれよりも高いといえる。 ところで、第1実施例のステアリング・ホィール芯材は
、係止金具によりスポーク芯材とリング芯材とを結合さ
せていたが、必ずしも係止金具は必要としない。第2実
施例として、係止金具を不要とするステアリング・ホィ
ール芯材を開示する。 すなわち、第2図において、20はステアリング・ホィ
ール芯材を示す。該ステアリング・ホィール芯材20は
、複数個の円弧状芯材24a、24bを溶接等でリング
状に一体化してリング部を形成するリング芯材24と、
該リング芯材24の中心に位置するボス金具21と、該
ボス金具21と上記リング部の所定の円弧状芯材24b
とを連結するスポーク芯材23とで構成されている。上
記スポーク芯材23は、FRPで形成されており、上記
ボス金具21より放射状に延在する2本のスポークを備
えている。 ところで、上記スポーク芯材23とリング芯材24との
連結を説明すると、上記ボス金具21と該ボス金具21
の左右所定位置に配置された各1個の所定の円弧状芯材
24bとの間で樹脂液含浸連続長繊維束を掛け渡して積
層し、上記両部材21.24bを連結している。そして
、上記連続長繊維束に含浸した樹脂を硬化させることに
よりボス金具2!と円弧状芯材24bとを一体化してい
る。尚、上記円弧状芯材24bの所定位置には、上記連
続長繊維束を巻き付けるためにその外周を狭窄して形成
された凹部22が備えられている。 上記構成によれば、第1実施例と同様に、ステアリング
・ホィール芯材20の製造過程において、ステアリング
・ホィール芯材20のリング部の一部を構成する一方の
各円弧状芯材24aを、スポーク芯材2Iに保持された
他方の各円弧状芯材24bに溶接等で接合してステアリ
ング・ホィール芯材20のリング部を形成することがで
きる。 従って、形成されたリング芯材24は、スポーク芯材2
3と確実に一体化されることになる。なぜならば、他方
の上記各円弧状芯材24bは、スポーク芯材23に確実
に保持されるようにスポーク芯材23と一体化させるこ
とが可能であり、又、その一体化成形が容易に可能であ
るからである。 すなわち、短円弧の部材を他方の円弧状芯材24bとし
て用いれば、樹脂液含浸連続長繊維束を該円弧状芯材2
4bの凹部22にかつその径方向沿い全周に巻き付けて
、上記円弧状芯材24bをスポーク芯材23と一体化す
ることが容易に可能である。さらに、この巻き付は作業
を機械化して行うことも容易に可能になる。 従って、本実施例においても、前記した第1実施例と同
様の効果が生じる。さらに、本実施例は、スポーク芯材
23とリング芯材24との連結を直接的に行っているの
で余分な部品、例えば第1実施例における係止金具、を
必要としないメリットを備えている。従って、リング芯
材24とスポーク芯材23との接合部が必要以上に太く
なることもなく、意匠的美観を低下させることない芯材
となりうる。 次いで、実施例に係るステアリング・ホィール芯材を製
造するに好適な製造方法を以下1こ詳述する。ところで
、前記した如く、本発明の実施例に係るステアリング・
ホィール芯材を2種類開示した。この各実施例は、2つ
の芯材製造方法に夫々対応している。 すなわち、第2発明の実施例に係るステアリング・ホィ
ール芯材の製造方法は、第1発明の第1実施例に係るス
テアリング・ホィール芯材の製造方法に対応し、第3図
に示した工程によりステアリング・ホィール芯材を成形
する方法である。芯材を成形するには、先ず、第3図の
(Hの如く、図示しないステアリング・シャフトに装着
するようにしたボス金具1と2個の係止金具2とを図示
しない所定の治具の所定位置に配置し、該ボス金具1と
該容体止金具2との間で樹脂液含浸連続長繊維束3bを
巻き付けて積層し、スポーク芯材3となる連結体3aを
形成する。この際、上記連続長繊維束3bを上記ボス金
具1と各係止金具2とに巻き付ける場合、第4.5図に
示す如く、各部材1.2の周囲に上記連続長繊維束を少
なくとも1回巻き付けて係止金具2とボス金具lとの間
を掛け渡すようにして積層して行く。尚、上記係止金具
2の中央部には、ボス金具l側へくぼんだ凹部2aが形
成されており、該凹部2aに上記連続長繊維束3bを巻
き付けることにより各係止金具2aを、2本のスポーク
を有したスポーク芯材3に保持せしめるようにしている
。このようにすることで、ボス金具I及び各係止金具2
と、上記連続長繊維束3bの積層体との結合を、以下に
述べる硬化処理後において、信頼できる結合とすること
が可能になる。上記連結体3aを形成し終えれば、次い
で、該連結体3aに硬化処理を施して硬化せしめ(第3
図(II)参照)、スポーク芯材3を形成する。一方、
ステアリング・ホィール芯材10のリング部を構成する
リング芯材4を形成しく第3図([1)参照)、該リン
グ芯材4と硬化処理された上記連結体3a、すなわちス
ポーク芯材3、とを結合する(第3図(IV)参照)。 この結合は、各係止金具2とリング芯材4とを適当な機
械的手段、例えば溶接5等、で実現する。尚、溶接5等
による他にネジ等により結合を行ってもよい。リング芯
材4とスポーク芯材3とが各係止金具2を介して結合さ
れれば、ステアリング・ホィール芯材10が完成する。 このようにして形成されたステアリング・ホィール芯材
10の、スポーク芯材3とリング芯材4との結合部は、
強度的に確実なものとすることができる。しかも、この
製造方法によれば、強度的に確実な芯材の量産化を可能
にする。すなわち、本製造方法は、スポーク部をFRP
で構成するとともに、リング部を金属材料で構成したス
テアリング・ホィール芯材を、強度的に高い信頼性を備
えるように形成することを可能にするとともに、量産化
を可能にする好適なステアリング・ホィール芯材の製造
方法である。 次いで、第3発明の実施例に係る製造方法を以下に詳述
する。本製造方法は、第1発明の第2実施例に係るステ
アリング・ホィール芯材の製造方法に対応し、上記実施
例における係止金具を省略した点にその特徴を有してい
る。 すなわち、第6図の(1)に示す如く、先ず、図示しな
いステアリング・シャフトに装着するようにしたボス金
具2にと、ステアリング・ホィール芯材20のリング部
の一部を構成する2個の円弧状芯材24bとを図示しな
い所定の治具の所定位置に配置し、該ボス金具21と該
凸円弧状芯材24bとの間を樹脂液含浸連続長繊維束2
3bを巻き付けて積層し、スポーク芯材23となる連結
体23aを形成する。この際、上記連続長繊維束23b
を上記ボス金具21と各円弧状芯材24bとに巻き付け
る場合、第4.5図に示すのと同様の方法で、各部材2
1,24bの周囲に上記連続長繊維束23bを少なくと
も1回巻き付けて円弧状芯材24bとボス金具21との
間を掛け渡すようにして積層して行く。このようにする
ことで、ボス金具21及び各円弧状芯材24bと、上記
連続長繊維束3bの積層体との結合を、以下に述べる硬
化処理後において、信頼できる結合とすることか可能に
なる。 尚、上記各円弧状芯材24bの、FRP23bが巻き付
けられる所定位置には、円弧状芯材24bが巻き付けら
れた上記連続長繊維束23bで必要以上太くならないよ
うに外周を凹状に絞った凹部22が備えられている。上
記連結体23aを形成し終えれば、次いで、該連結体2
3aに硬化処理を施して硬化せしめ(第6図(II)参
照)、スポーク芯材23を形成する。次いで、上記各円
弧状芯材24bにステアリング・ホィール芯材20のリ
ング部の残部を構成する2個の円弧状芯材24aを突き
合わせて溶接25等で結合する(第6図(III)参照
)。 このようにしてステアリング・ホィール芯材20を形成
する。 上記構成によれば、本実施例においても、スポーク芯材
23とリング芯材24との結合部は、強度的に信頼性が
高い。しかも、このような信頼性の高い結合部を備えた
ステアリング・ホィール芯材20を量産することが可能
である。さらに、スポーク芯材23とリング芯材24と
の結合には何等他の部品を介在させる必要がないので、
上記結合部は簡素化できる。 従って、本実施例の製造方法は、上記実施例と同様に、
スポーク部をFRPで構成するとともに、リング部を金
属材料で構成したステアリング・ホィール芯材を、強度
的に高い信頼性を備えるように形成することを可能にす
るとともに、量産化を可能にする好適なステアリング・
ホィール芯材の製造方法であると言える。しかも、本製
造方法は、意匠的美観を損なうことがないようにスポー
ク部とリング部との連結部を必要最少限の膨らみに抑制
することができる。
第1図は、第1発明の第1実施例に係るステアリング・
ホィール芯材の正面図、第2図は第1発明の第2実施例
に係るステアリング・ホィール芯材の正面図、第3図は
第2発明のステアリング・ホィール芯材の製造方法を説
明する工程図、第4゜5図は第2発明の製造方法におけ
る1つの製造過程を示し、第4図はボス金具に樹脂液含
浸連続長繊維束を巻き付ける過程を示した図、第5図は
係止金具に上記連続長繊維束を巻き付ける過程を示した
図、第6図は第3発明のステアリング・ホィール芯材の
製造方法を説明する工程図である。 l、21・・・ボス金具、2・・・係止金具、2a、2
2・・・凹部、3.23・・・スポーク芯材、3a、2
3a・・・連結体、3b、23b・・・樹脂液含浸連続
長繊維束、4.24・・・リング芯材、24a、24b
・・・円弧状芯材、5,25・・・溶接、10.20・
・・ステアリング・ホィール芯材。
ホィール芯材の正面図、第2図は第1発明の第2実施例
に係るステアリング・ホィール芯材の正面図、第3図は
第2発明のステアリング・ホィール芯材の製造方法を説
明する工程図、第4゜5図は第2発明の製造方法におけ
る1つの製造過程を示し、第4図はボス金具に樹脂液含
浸連続長繊維束を巻き付ける過程を示した図、第5図は
係止金具に上記連続長繊維束を巻き付ける過程を示した
図、第6図は第3発明のステアリング・ホィール芯材の
製造方法を説明する工程図である。 l、21・・・ボス金具、2・・・係止金具、2a、2
2・・・凹部、3.23・・・スポーク芯材、3a、2
3a・・・連結体、3b、23b・・・樹脂液含浸連続
長繊維束、4.24・・・リング芯材、24a、24b
・・・円弧状芯材、5,25・・・溶接、10.20・
・・ステアリング・ホィール芯材。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、金属製のリング芯材(4;24)と、該リング芯材
(4;24)の中心部に位置する、ステアリング・シャ
フトに装着するようにしたボス金具(1;21)と、上
記リング芯材(4;24)と上記ボス金具(1;21)
とを連結するスポーク芯材(3;23)とを備えてなる
ステアリング・ホィール芯材において、 上記スポーク芯材(3;23)をFRP形成し、該スポ
ーク芯材(3;23)と上記リング芯材(4;24)と
を一体的に結合してなることを特徴とするステアリング
・ホィール芯材。 2、上記スポーク芯材(3)とリング芯材(4)とは、
スポーク芯材(3)の先端部に一体的に保持された係止
金具(2)を設け、該係止金具(2)を介して一体的に
結合されていることを特徴とする第1項記載のステアリ
ング・ホィール芯材。 3、上記リング芯材(24)が複数個の円弧状芯材(2
4a、24b)で構成されるとともに、所定の円弧状芯
材(24b)と上記スポーク芯材(23)とが一体的に
連結されていることを特徴とする第1項記載のステアリ
ング・ホィール芯材。 4、ステアリング・ホィールのリング部の芯材となる金
属製のリング芯材(4)を形成する一方、ステアリング
・シャフトに装着するようにしたボス金具(1)と、上
記リング芯材(4)を係止するようにした係止金具(2
)とを所定の治具の所定位置に配置し、樹脂液含浸連続
長繊維束(3b)を上記ボス金具(1)と係止金具(2
)との間で連続的に掛け渡して積層し、上記ボス金具(
1)と係止金具(2)とを樹脂含浸連続長繊維束(3b
)で一体的に連結してなる連結体(3a)を形成し、 次いで、該連結体(3a)を硬化処理して硬化せしめ、
ステアリング・ホィールのスポーク部芯材となるスポー
ク芯材(3)を形成し、 次いで、上記スポーク芯材(3)と上記リング芯材(4
)とを上記係止金具(2)を介して接合してスポーク芯
材(3)をFRPで構成するようにしたことを特徴とす
るステアリング・ホィール芯材の製造方法。 5、ステアリング・シャフトに装着するようにしたボス
金具(21)と、ステアリング・ホィールのリング部の
リング芯材(24)の一部を構成する金属製の円弧状芯
材(24b)を所定の治具の所定位置に配置し、樹脂液
含浸連続長繊維束(23b)を上記ボス金具(21)と
円弧状芯材(24b)との間で連続的に掛け渡して積層
し、上記ボス金具(21)と円弧状芯材(24b)とを
樹脂液含浸連続長繊維束(23b)で一体的に連結して
なる連結体(23a)を形成し、次いで、該連結体(2
3a)を硬化処理して硬化せしめ、上記リング芯材(2
4)の一部を備えてなるスポーク芯材(23)を形成し
、 次いで、上記リング芯材(24)の残部を構成する円弧
状芯材(24a)を、上記スポーク芯材(23)に保持
された円弧状芯材(24b)に接合して環状のリング部
を形成するようにしたことを特徴とするステアリング・
ホィール芯材の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7899288A JPH01247267A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | ステアリング・ホイール芯材及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7899288A JPH01247267A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | ステアリング・ホイール芯材及びその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01247267A true JPH01247267A (ja) | 1989-10-03 |
Family
ID=13677393
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7899288A Pending JPH01247267A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | ステアリング・ホイール芯材及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01247267A (ja) |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP7899288A patent/JPH01247267A/ja active Pending
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