JPH01247074A - 乾燥工程の終点検出方法及び装置 - Google Patents
乾燥工程の終点検出方法及び装置Info
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- JPH01247074A JPH01247074A JP7202188A JP7202188A JPH01247074A JP H01247074 A JPH01247074 A JP H01247074A JP 7202188 A JP7202188 A JP 7202188A JP 7202188 A JP7202188 A JP 7202188A JP H01247074 A JPH01247074 A JP H01247074A
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Landscapes
- Drying Of Solid Materials (AREA)
- Manufacture Of Tobacco Products (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、葉たばこなどの農産物を熱風を循環させて乾
燥する乾燥機において、被乾燥物の乾燥状態を的確に掴
み、最適な乾燥操作を行わせるために乾燥工程の終点を
検出する方法及び装置に関するものである。
燥する乾燥機において、被乾燥物の乾燥状態を的確に掴
み、最適な乾燥操作を行わせるために乾燥工程の終点を
検出する方法及び装置に関するものである。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕例えば
葉たばこの乾燥の場合、葉たばこは乾燥機内に吊り込ま
れて行われる。乾燥初期を黄変期と称し、緑色の葉が黄
色になる期間を言う。次の工程を色沢固定棚と呼び、葉
肉部の乾固するまでを言う。さらに、次の工程を中骨乾
燥期と言い、乾燥が終わっていない中骨(主脈)を乾か
す期間である。
葉たばこの乾燥の場合、葉たばこは乾燥機内に吊り込ま
れて行われる。乾燥初期を黄変期と称し、緑色の葉が黄
色になる期間を言う。次の工程を色沢固定棚と呼び、葉
肉部の乾固するまでを言う。さらに、次の工程を中骨乾
燥期と言い、乾燥が終わっていない中骨(主脈)を乾か
す期間である。
上述のように葉たばこの乾燥は、大きく分けて黄変期、
色沢固定棚、中骨乾燥期の3つの工程を経て終わるが、
この間の温度は徐々に上げていき、脱水速度の調節は雰
囲気の湿度をコントロールして行う。すなわち、これら
各工程の乾燥温湿度条件は、品質上かなりきびしく決め
られており、たばこ葉の乾燥状態が、その工程での終点
条件に合わず、次の工程に進んだ場合、品質低下をきた
17、また必要以上に、時間を延ばした場合熱経済上の
損失と香喫味の低下が問題となる。よって、次工程に移
行するタイミングが品質上から重要で、乾燥成功のポイ
ントになる。
色沢固定棚、中骨乾燥期の3つの工程を経て終わるが、
この間の温度は徐々に上げていき、脱水速度の調節は雰
囲気の湿度をコントロールして行う。すなわち、これら
各工程の乾燥温湿度条件は、品質上かなりきびしく決め
られており、たばこ葉の乾燥状態が、その工程での終点
条件に合わず、次の工程に進んだ場合、品質低下をきた
17、また必要以上に、時間を延ばした場合熱経済上の
損失と香喫味の低下が問題となる。よって、次工程に移
行するタイミングが品質上から重要で、乾燥成功のポイ
ントになる。
従来、この種の乾燥は各乾燥工程ごとに温湿度の条件を
変えていくのが原則で、その終点の検出を人間の目や触
覚などの勘に頬って行っているのが現状である。この人
間の肉眼による判断では、観測出来る範囲が限定され、
部分的な乾燥遅れなどがある場合には間違った判断を下
すことが考えられる。
変えていくのが原則で、その終点の検出を人間の目や触
覚などの勘に頬って行っているのが現状である。この人
間の肉眼による判断では、観測出来る範囲が限定され、
部分的な乾燥遅れなどがある場合には間違った判断を下
すことが考えられる。
そこで、最近、重量を測定しその減水量から終点を判断
する方法が提案されている。この提案の方法では、葉の
形状から葉肉部と中骨部では乾燥の進度が異なり、また
乾燥操作によりこれらの乾燥進度のバランスも変わるた
め、全体としての脱水量を掴んでも、それがたばこ葉の
状態を適切に反映していないため、危険性を含んだ方法
と言える。
する方法が提案されている。この提案の方法では、葉の
形状から葉肉部と中骨部では乾燥の進度が異なり、また
乾燥操作によりこれらの乾燥進度のバランスも変わるた
め、全体としての脱水量を掴んでも、それがたばこ葉の
状態を適切に反映していないため、危険性を含んだ方法
と言える。
よって、本発明は乾燥工程の終点を適切に検出すること
のできる乾燥工程の終点検出方法及び装置を提供しよう
とするものである。
のできる乾燥工程の終点検出方法及び装置を提供しよう
とするものである。
上記課題を解決するため本発明によりなされた乾燥工程
の終点検出方法は、被乾燥物を吊り込んだ乾燥機の乾燥
室内の温度を測定し、該温度が所定温度に達した後、乾
燥機の運転を定期的に一時停止し、該停止期間における
乾燥室内の湿度変化を検知し、該検知した湿度変化が所
定値以上のとき乾燥機の一定時間の運転を再開し、所定
値以下のとき前記所定温度での乾燥工程の終了と判断す
るようにしている。
の終点検出方法は、被乾燥物を吊り込んだ乾燥機の乾燥
室内の温度を測定し、該温度が所定温度に達した後、乾
燥機の運転を定期的に一時停止し、該停止期間における
乾燥室内の湿度変化を検知し、該検知した湿度変化が所
定値以上のとき乾燥機の一定時間の運転を再開し、所定
値以下のとき前記所定温度での乾燥工程の終了と判断す
るようにしている。
また、本発明によりなされた乾燥工程の終点検出装置は
、第1図の基本構成図に示す如く、被乾燥物を吊り込ん
だ乾燥機の乾燥室13内の温度を検出する温度検出手段
1aと、前記乾燥室13内の湿度を検出する湿度検出手
段1bと、前記温度検出手段1aにより検出した乾燥室
13内の温度が所定温度に達したとき、前記乾燥機の運
転を一時的に停止する運転制御手段5aと、該運転制御
手段5aにより運転が停止されている乾燥機の乾燥室1
3内の湿度変化を前記湿度検出手段1bの出力信号によ
り検出する湿度変化検出手段5bと・を備え、該湿度変
化検出手段5bにより検出した湿度変化が所定値以上の
とき前記運転制御手段5aが乾燥機の一定時間の運転を
再開し、所定値以下のとき該乾燥工程の終点と判断する
ようにしたことを特徴としている。
、第1図の基本構成図に示す如く、被乾燥物を吊り込ん
だ乾燥機の乾燥室13内の温度を検出する温度検出手段
1aと、前記乾燥室13内の湿度を検出する湿度検出手
段1bと、前記温度検出手段1aにより検出した乾燥室
13内の温度が所定温度に達したとき、前記乾燥機の運
転を一時的に停止する運転制御手段5aと、該運転制御
手段5aにより運転が停止されている乾燥機の乾燥室1
3内の湿度変化を前記湿度検出手段1bの出力信号によ
り検出する湿度変化検出手段5bと・を備え、該湿度変
化検出手段5bにより検出した湿度変化が所定値以上の
とき前記運転制御手段5aが乾燥機の一定時間の運転を
再開し、所定値以下のとき該乾燥工程の終点と判断する
ようにしたことを特徴としている。
上記方法において、被乾燥物を吊り込んだ乾燥機の乾燥
室内の温度が所定温度に達したことにより乾燥室の温度
が被乾燥物を乾燥するのに必要な温度に達していること
を知る。その後乾燥機の運転を停止し、この状態で乾燥
室の湿度変化を検知することにより、上記温度条件で乾
燥が十分に進んだか否かを知る。すなわち、湿度変化が
所定値以上であれば所望の乾燥が終わっていないと判断
し、湿度変化が所定値以下のときは所望の乾燥が終わっ
て乾燥工程の終点であると判断する。乾燥が終わってい
なければ再度乾燥機の運転を開始し、乾燥工程を継続し
、乾燥が終わっていればこの乾燥工程を終わらせて次の
工程に自動的に移行することができる。
室内の温度が所定温度に達したことにより乾燥室の温度
が被乾燥物を乾燥するのに必要な温度に達していること
を知る。その後乾燥機の運転を停止し、この状態で乾燥
室の湿度変化を検知することにより、上記温度条件で乾
燥が十分に進んだか否かを知る。すなわち、湿度変化が
所定値以上であれば所望の乾燥が終わっていないと判断
し、湿度変化が所定値以下のときは所望の乾燥が終わっ
て乾燥工程の終点であると判断する。乾燥が終わってい
なければ再度乾燥機の運転を開始し、乾燥工程を継続し
、乾燥が終わっていればこの乾燥工程を終わらせて次の
工程に自動的に移行することができる。
また上記装置において、温度検出手段1aが乾燥室13
内の温度を検出し、また湿度検出手段1bが乾燥室13
内の湿度を検出する。上記温度検山手段1aにより検出
した温度が所定温度に達すると、乾燥室の温度が乾燥工
程に必要な温度に達していると判断し、運転制御手段5
aが乾燥室13内の被乾燥物の乾燥状態を調べるため乾
燥機の運転を一時停止する。この−時停止状態で湿度変
化検出手段5bが、湿度検出手段1bによって検出した
湿度により乾燥室工3内の湿度変化を検出する。該検出
した湿度変化が所定値以上であれば乾燥が十分進んでい
ないとして乾燥機の一定時間の運転を再開し、所定値以
下であれば上記温度条件で乾燥が十分に進んでいるとし
て乾燥工程の終点と判断する。
内の温度を検出し、また湿度検出手段1bが乾燥室13
内の湿度を検出する。上記温度検山手段1aにより検出
した温度が所定温度に達すると、乾燥室の温度が乾燥工
程に必要な温度に達していると判断し、運転制御手段5
aが乾燥室13内の被乾燥物の乾燥状態を調べるため乾
燥機の運転を一時停止する。この−時停止状態で湿度変
化検出手段5bが、湿度検出手段1bによって検出した
湿度により乾燥室工3内の湿度変化を検出する。該検出
した湿度変化が所定値以上であれば乾燥が十分進んでい
ないとして乾燥機の一定時間の運転を再開し、所定値以
下であれば上記温度条件で乾燥が十分に進んでいるとし
て乾燥工程の終点と判断する。
以下本発明の実施例を図に基づいて説明する。
まず、乾燥工程の終点検出方法を、葉たばこの乾燥に適
用した場合を例に説明する。
用した場合を例に説明する。
乾燥機の乾燥室内に吊り込まれた葉たばこは、黄変期、
色沢固定器、中骨乾燥期と大きく分けて3つの工程を経
て乾燥を終わるが、この間の温度は徐々に上げていき、
脱水速度調節は雰囲気の湿度をコントロールして行って
いる。次の工程に移行するタイミングが品質の上から重
要で、乾燥成功のポイントになる。このタイミングをみ
つけるため、葉たばこから蒸発する水分の量が、色沢固
定器及び中骨乾燥期の終点ではほとんど無いか、あって
もかなり少ないことに着目し、湿度センサーによってこ
の蒸発量を検出するようにしている。
色沢固定器、中骨乾燥期と大きく分けて3つの工程を経
て乾燥を終わるが、この間の温度は徐々に上げていき、
脱水速度調節は雰囲気の湿度をコントロールして行って
いる。次の工程に移行するタイミングが品質の上から重
要で、乾燥成功のポイントになる。このタイミングをみ
つけるため、葉たばこから蒸発する水分の量が、色沢固
定器及び中骨乾燥期の終点ではほとんど無いか、あって
もかなり少ないことに着目し、湿度センサーによってこ
の蒸発量を検出するようにしている。
通常の乾燥中では、自動的に換気操作がなされ蒸発量を
測ることは不可能であるので、一定時間、乾燥機の運転
を停止させ、その間の湿度上昇パターンから水分蒸発量
を掴み、終点かどうか判断する。
測ることは不可能であるので、一定時間、乾燥機の運転
を停止させ、その間の湿度上昇パターンから水分蒸発量
を掴み、終点かどうか判断する。
色沢固定器の中期から適当な間隔で湿度を測定するのに
使用した湿度センサーは、塩化リチウム式の相対湿度計
からなり、葉たばこ層の中に該センサーをセットし、測
定時に乾燥機を停止させ、15秒毎に8回、湿度を測定
した。第2図がその結果を示し、図中■のパターンは経
過時間52時間目で葉肉に水分がかなり残っている時で
、■〜■と上昇率は減少していき、■のパターンの時の
設定温度は、約50°Cで、はとんど葉肉の水分は乾い
た状態である。■以降は、中骨乾燥期に入り、徐々に昇
温しで行き、最終温度は68°Cになる。
使用した湿度センサーは、塩化リチウム式の相対湿度計
からなり、葉たばこ層の中に該センサーをセットし、測
定時に乾燥機を停止させ、15秒毎に8回、湿度を測定
した。第2図がその結果を示し、図中■のパターンは経
過時間52時間目で葉肉に水分がかなり残っている時で
、■〜■と上昇率は減少していき、■のパターンの時の
設定温度は、約50°Cで、はとんど葉肉の水分は乾い
た状態である。■以降は、中骨乾燥期に入り、徐々に昇
温しで行き、最終温度は68°Cになる。
■は昇温途中、■は68℃到達時にあり、この時点では
、中骨の水分はかなり残っており、中骨が乾固した0時
には、湿度の上昇はほとんどみられない。
、中骨の水分はかなり残っており、中骨が乾固した0時
には、湿度の上昇はほとんどみられない。
それを、コンピュータで回帰分析し、単位時間当りの上
昇率を計算し、あらかじめ実験から定めた工程終点時の
上昇率の値と比較し、色沢固定器および乾燥終点を判断
する。ほかのセンサーや乾燥機を用いても若干の上昇率
のずれはあるものの、大きな違いはないと思われるが、
これは、簡単に調査可能で大きな問題とはならない。
昇率を計算し、あらかじめ実験から定めた工程終点時の
上昇率の値と比較し、色沢固定器および乾燥終点を判断
する。ほかのセンサーや乾燥機を用いても若干の上昇率
のずれはあるものの、大きな違いはないと思われるが、
これは、簡単に調査可能で大きな問題とはならない。
第3図は本発明による乾燥工程の終点検出装置の一実施
例を示すブロック図であり、図において、1は温・湿度
検出器であり、これは測温抵抗体及び高分子膜湿度セン
サーからなり、特に湿度センサーは吸放湿による抵抗変
化を利用している。2は変換器であり、これは温・湿度
検出器1の抵抗値を相対湿度(RH)に変換する。3は
A/D変換器であり、これはアナログ信号をデジタル信
号に変換する。4は人出ロポートであり°、これはコン
ピュータ(CPU)と外部機器とのインターフェースで
ある。5はCPUであり、これはプログラムに基づく後
述するフローチャートに従って動作し、乾燥機運転の一
時停止指示、湿度の取り込み、演算、湿度上昇パターン
から終点の判断、指令などを行う。6はCPU5のwI
御プログラムなどを格納するROM、7はデータの格納
などに使われるRAM、8は測定時刻においてCPU5
に信号を送るタイマー、9は運転制御用リレーであり、
リレー9はCPU5から指令を受けて乾燥機の高圧の制
御信号回路を0N−OFFさせる電磁開閉器からなって
いる。10は各種警報を作業者に知らせるためのブザー
、11は終点信号ラインであり、これは乾燥工程が終了
したとCPU5が判断すると、次工程に進ませるため乾
燥機側のCPUにTTLレベルの信号を送るためのもの
である。】2及び13は葉たばこ乾燥機の制御盤及び葉
たばこが吊り込まれる乾燥室である。
例を示すブロック図であり、図において、1は温・湿度
検出器であり、これは測温抵抗体及び高分子膜湿度セン
サーからなり、特に湿度センサーは吸放湿による抵抗変
化を利用している。2は変換器であり、これは温・湿度
検出器1の抵抗値を相対湿度(RH)に変換する。3は
A/D変換器であり、これはアナログ信号をデジタル信
号に変換する。4は人出ロポートであり°、これはコン
ピュータ(CPU)と外部機器とのインターフェースで
ある。5はCPUであり、これはプログラムに基づく後
述するフローチャートに従って動作し、乾燥機運転の一
時停止指示、湿度の取り込み、演算、湿度上昇パターン
から終点の判断、指令などを行う。6はCPU5のwI
御プログラムなどを格納するROM、7はデータの格納
などに使われるRAM、8は測定時刻においてCPU5
に信号を送るタイマー、9は運転制御用リレーであり、
リレー9はCPU5から指令を受けて乾燥機の高圧の制
御信号回路を0N−OFFさせる電磁開閉器からなって
いる。10は各種警報を作業者に知らせるためのブザー
、11は終点信号ラインであり、これは乾燥工程が終了
したとCPU5が判断すると、次工程に進ませるため乾
燥機側のCPUにTTLレベルの信号を送るためのもの
である。】2及び13は葉たばこ乾燥機の制御盤及び葉
たばこが吊り込まれる乾燥室である。
上述した構成の乾燥工程の終点検出装置において、CP
U5の動作を第4図のフローチャートを参照して説明す
る。
U5の動作を第4図のフローチャートを参照して説明す
る。
CPU5は電源投入によりその動作をスタートし、最初
のステップS1において入出力関係の初期設定のための
イニシャライズ及びRAM7のクリアをし、変数などの
初期設定を行う。続いてステップS2に進み、ここで乾
燥機運転信号を出力し、運転制御用リレー9を介して乾
燥機の制御盤12に信号を送り運転を開始させる。その
後ステップS3に進み、ここで温度センサーから温度を
読み込んでからステップS4に進む。
のステップS1において入出力関係の初期設定のための
イニシャライズ及びRAM7のクリアをし、変数などの
初期設定を行う。続いてステップS2に進み、ここで乾
燥機運転信号を出力し、運転制御用リレー9を介して乾
燥機の制御盤12に信号を送り運転を開始させる。その
後ステップS3に進み、ここで温度センサーから温度を
読み込んでからステップS4に進む。
ステップS4では、現在の乾燥ステージフラグCFLG
が0,1,2のいずれであるかを調べ、その結果により
次に進むステップを分岐する。初期値は0であるのでス
テップS5に進む。ステップS5ではステップS3で読
み込んだ温度により色沢固定期であるか否かを判定する
。すなわち温度データが45°Cより大きいときは判定
がYESとなりステップS6に進み、小さいときは判定
がNoとなりステップS6を飛ばしてステップS3に戻
る。ステップS6では乾燥ステージフラグCFLGを1
にし、その後ステップS3に戻り、再びステップS3に
おいて温度センサーから温度を読み込み、以後上述のス
テップ34〜S6を繰り返す。
が0,1,2のいずれであるかを調べ、その結果により
次に進むステップを分岐する。初期値は0であるのでス
テップS5に進む。ステップS5ではステップS3で読
み込んだ温度により色沢固定期であるか否かを判定する
。すなわち温度データが45°Cより大きいときは判定
がYESとなりステップS6に進み、小さいときは判定
がNoとなりステップS6を飛ばしてステップS3に戻
る。ステップS6では乾燥ステージフラグCFLGを1
にし、その後ステップS3に戻り、再びステップS3に
おいて温度センサーから温度を読み込み、以後上述のス
テップ34〜S6を繰り返す。
上記ステップS5において、温度データが45°C以上
になり、乾燥が色沢固定期に入ったことが判定されると
、ステップS6においてフラグCFLGが1にされ、こ
の結果ステップS4の判定によりステップ310に分岐
される。ステップS10では、測定フラグMFLGが1
であるか否かが判定される。MFLGの初期値は0であ
るので、このステップ310の判定はNoとなり、ステ
ップSllに進む。ステップ311ではタイマー1のカ
ウントを開始し、その後ステップ312に進み、ここで
タイマー2のカウントを開始すると共に、更にステップ
S13に進み、ここでMFLGすなわちサンプリング中
であることを示す測定フラグMFLGを1にする。タイ
マー1はサンプリング周期用のもので、30分又は60
分タイマーからなり、タイマー2はサンプリング当り数
回の湿度読み取りを行わせるためのサブタイマーであり
、例えば15秒のものが使用される。
になり、乾燥が色沢固定期に入ったことが判定されると
、ステップS6においてフラグCFLGが1にされ、こ
の結果ステップS4の判定によりステップ310に分岐
される。ステップS10では、測定フラグMFLGが1
であるか否かが判定される。MFLGの初期値は0であ
るので、このステップ310の判定はNoとなり、ステ
ップSllに進む。ステップ311ではタイマー1のカ
ウントを開始し、その後ステップ312に進み、ここで
タイマー2のカウントを開始すると共に、更にステップ
S13に進み、ここでMFLGすなわちサンプリング中
であることを示す測定フラグMFLGを1にする。タイ
マー1はサンプリング周期用のもので、30分又は60
分タイマーからなり、タイマー2はサンプリング当り数
回の湿度読み取りを行わせるためのサブタイマーであり
、例えば15秒のものが使用される。
その後ステップ314に進み、ここでタイマー1のカウ
ント値がT1分以上になったか否かを判定する。すなわ
ちサンプリング時間になったか否かを判定し、判定がN
Oでまだ早いときはステップS3に戻り、上述したステ
ップを繰り返し、時間になるのを待つ。そして時間がき
て判定がYESとなると、ステップ315に進み、ここ
でタイマー1をクリアし、続いてステップS16におい
て乾燥機を一時停止させる信号を出力する。これにより
運転制御用リレー9を介して制御盤12が湿度測定のた
めに乾燥機の送風を停止させる。
ント値がT1分以上になったか否かを判定する。すなわ
ちサンプリング時間になったか否かを判定し、判定がN
Oでまだ早いときはステップS3に戻り、上述したステ
ップを繰り返し、時間になるのを待つ。そして時間がき
て判定がYESとなると、ステップ315に進み、ここ
でタイマー1をクリアし、続いてステップS16におい
て乾燥機を一時停止させる信号を出力する。これにより
運転制御用リレー9を介して制御盤12が湿度測定のた
めに乾燥機の送風を停止させる。
その後ステップS17に進み、ここでタイマー2のカウ
ント値が12秒以上になったか否かを判定する。すなわ
ち15秒経過したか否かにより湿度読み取りインターバ
ルの時間がきたか否かを判定する。インターバル時間が
きていなければステップ318〜S20を飛ばしてステ
ップS21に進み、インターバル時間がきたらステップ
318に進む。ステップ318ではタイマー2をクリア
し、その後ステップ319に進んでここで湿度センサー
から湿度を読み込む。ステップS19で読み込んだ温度
データはステップ320においてRAM7に一時記憶す
る。
ント値が12秒以上になったか否かを判定する。すなわ
ち15秒経過したか否かにより湿度読み取りインターバ
ルの時間がきたか否かを判定する。インターバル時間が
きていなければステップ318〜S20を飛ばしてステ
ップS21に進み、インターバル時間がきたらステップ
318に進む。ステップ318ではタイマー2をクリア
し、その後ステップ319に進んでここで湿度センサー
から湿度を読み込む。ステップS19で読み込んだ温度
データはステップ320においてRAM7に一時記憶す
る。
その後ステップS21に進み、ここで読み込んだ湿度デ
ータ数がN個となったか否かを判定し、判定がNoのと
きはステップS17に戻り、判定がYESとなるまで上
述のステップS17乃至S20を繰り返し、判定がYE
Sとなったらステップ322に進む。ステップS22で
は、上述のステップで測定が終了したことにより乾燥機
の運転を復帰させる。
ータ数がN個となったか否かを判定し、判定がNoのと
きはステップS17に戻り、判定がYESとなるまで上
述のステップS17乃至S20を繰り返し、判定がYE
Sとなったらステップ322に進む。ステップS22で
は、上述のステップで測定が終了したことにより乾燥機
の運転を復帰させる。
続いてステップS23に進み、ここでRAM7に記憶し
た湿度データにより湿度上昇パターンの分析を行い、そ
の湿度上昇率を求める。このステップS23で求めた上
昇率は次のステップS24でステージの終了を判断する
ため、色沢固定期終了の基準値aと比較される。ステッ
プS24では、上昇率がaより大きければ終了には早い
と判断してNOに分岐し、ステップS3に戻り、上昇率
がaより小さくなるまで上述したステップ33〜S24
を繰り返す。上昇率がaより小さくなれば、判定がYE
SとなってステップS25に進む。
た湿度データにより湿度上昇パターンの分析を行い、そ
の湿度上昇率を求める。このステップS23で求めた上
昇率は次のステップS24でステージの終了を判断する
ため、色沢固定期終了の基準値aと比較される。ステッ
プS24では、上昇率がaより大きければ終了には早い
と判断してNOに分岐し、ステップS3に戻り、上昇率
がaより小さくなるまで上述したステップ33〜S24
を繰り返す。上昇率がaより小さくなれば、判定がYE
SとなってステップS25に進む。
ステップS25ではKEND=KEND+1にし、その
後ステップ326に進み、ここでKEND=2か否かを
判定する。ステップS26の判定がNOのときはステッ
プS3に戻り上述の動作を繰り返し、YESのときはス
テップS27に進む。
後ステップ326に進み、ここでKEND=2か否かを
判定する。ステップS26の判定がNOのときはステッ
プS3に戻り上述の動作を繰り返し、YESのときはス
テップS27に進む。
上記ステップS25及びS26は、安全を見て、a値よ
り小さな上昇率を2度確認後、固定期終了と判断し、ス
テップS27で色沢固定期終了信号を出力するためのも
のである。色沢固定期終了信号は、乾燥機側のCPUに
対して次のステージの中骨乾燥期に移行させるTTLレ
ベルの信号として出力され、これに応じ乾燥機はその後
1〜2°C/hrの割合で昇温し、最大温度68°Cま
で上げる。
り小さな上昇率を2度確認後、固定期終了と判断し、ス
テップS27で色沢固定期終了信号を出力するためのも
のである。色沢固定期終了信号は、乾燥機側のCPUに
対して次のステージの中骨乾燥期に移行させるTTLレ
ベルの信号として出力され、これに応じ乾燥機はその後
1〜2°C/hrの割合で昇温し、最大温度68°Cま
で上げる。
その後ステップ328に進み、ここで乾燥ステージCF
LGを2、測定フラグMFLGをO、タイマーI及び2
をオフにし、すなわち条件フラグのセット、タイマー1
及び20カウント停止を行い、その後ステップS3に戻
る。
LGを2、測定フラグMFLGをO、タイマーI及び2
をオフにし、すなわち条件フラグのセット、タイマー1
及び20カウント停止を行い、その後ステップS3に戻
る。
ステップS3での温度データ読み込み後のステップS4
での乾燥ステージフラグの判定は、色沢固定器が終了し
CFLG=2であるので、ステップS30に進む。ステ
ップS30では、ステップS3で読み込んだ温度データ
が最高温度の68°Cに到達しているか否かを判定し、
判定がNOならば到達するまで上述のステップS3及び
S4を繰り返す。68°Cに到達し判定がYESの場合
はステップ331に進む。
での乾燥ステージフラグの判定は、色沢固定器が終了し
CFLG=2であるので、ステップS30に進む。ステ
ップS30では、ステップS3で読み込んだ温度データ
が最高温度の68°Cに到達しているか否かを判定し、
判定がNOならば到達するまで上述のステップS3及び
S4を繰り返す。68°Cに到達し判定がYESの場合
はステップ331に進む。
ステップ331では測定フラグMFLG=1であるか否
かを判定する。測定フラグMFLGは初期値が0であり
、初回のみNoとなり、ステップS32に進む。ステッ
プS32ではサンプリング周期用のタイマー1のカウン
トを開始させ、次のステップS33でサンプリング当り
数回の湿度読み取りを行わせるためのサブタイマーとし
てのタイマー2のカウントを開始させる。そして、続く
ステップS34でサンプリング中であることを示す測定
フラグMFL(1,を1にしてからステップS35に進
む。
かを判定する。測定フラグMFLGは初期値が0であり
、初回のみNoとなり、ステップS32に進む。ステッ
プS32ではサンプリング周期用のタイマー1のカウン
トを開始させ、次のステップS33でサンプリング当り
数回の湿度読み取りを行わせるためのサブタイマーとし
てのタイマー2のカウントを開始させる。そして、続く
ステップS34でサンプリング中であることを示す測定
フラグMFL(1,を1にしてからステップS35に進
む。
ステップS35では、タイマー1のカウント値がT1分
以上であるか否かによりサンプリング時間になったか否
かを判定する。まだ早く判定がNOのときはステップS
3に戻り、時間になるのを待つ。サンプリング時間にな
り判定がYESとなると、ステップS36に進み、ここ
でタイマー1のカウント値をクリアし、カウンタをOに
戻す。
以上であるか否かによりサンプリング時間になったか否
かを判定する。まだ早く判定がNOのときはステップS
3に戻り、時間になるのを待つ。サンプリング時間にな
り判定がYESとなると、ステップS36に進み、ここ
でタイマー1のカウント値をクリアし、カウンタをOに
戻す。
その後ステップS37に進み、ここで乾燥機を一時停止
する。これにより乾燥機の制御盤12をオフにし、湿度
測定のため送風を停止させる。
する。これにより乾燥機の制御盤12をオフにし、湿度
測定のため送風を停止させる。
その後ステップ33Bに進み、ここでタイマー2のカウ
ント値がT2秒、例えば15秒以上となったか否かによ
り、湿度読み取りインターバルの時間が来たか否かを判
定し、判定がNOすなわちインターバル時間が来ていな
ければステップS42に進み、判定がYESすなわちイ
ンターバル時間が来ていればステップS39に進む。ス
テップ339では、タイマー2のカウント値をクリアし
、カウンタをOに戻し、その後ステップS40に進み、
ここで湿度を読み込み、該読み込んだ湿度データを次の
ステップS41でRAM7に一時記憶する。その後ステ
ップS42において、−サンプリング当りN個の湿度デ
ータを全て取り込み終わったか否かを判定し、判定がN
oで終ね−でいなければステップ338に進みステップ
338〜S42を繰り返し実行し、判定がYESで取り
込み終わっていればステップS43に進む。該ステップ
343ではステップS42により測定が終了したことの
判断に基づいて乾燥機の運転を開始させる信号を出力す
る。
ント値がT2秒、例えば15秒以上となったか否かによ
り、湿度読み取りインターバルの時間が来たか否かを判
定し、判定がNOすなわちインターバル時間が来ていな
ければステップS42に進み、判定がYESすなわちイ
ンターバル時間が来ていればステップS39に進む。ス
テップ339では、タイマー2のカウント値をクリアし
、カウンタをOに戻し、その後ステップS40に進み、
ここで湿度を読み込み、該読み込んだ湿度データを次の
ステップS41でRAM7に一時記憶する。その後ステ
ップS42において、−サンプリング当りN個の湿度デ
ータを全て取り込み終わったか否かを判定し、判定がN
oで終ね−でいなければステップ338に進みステップ
338〜S42を繰り返し実行し、判定がYESで取り
込み終わっていればステップS43に進む。該ステップ
343ではステップS42により測定が終了したことの
判断に基づいて乾燥機の運転を開始させる信号を出力す
る。
続いて、上記ステップ341においてRAM7に記憶し
た記憶データに基づいてステップS44で湿度上昇パタ
ーンを分析し、湿度上昇率を求め、次のステップS45
に進む。ステップS45では、ステップS44で求めた
湿度上昇率を予め定めた乾燥終了の基準値すと比較し、
該比較により上昇率が基準値すより小さいか否かを判定
する。判定がNOで上昇率が基準値すより大きいときは
ステップS3に戻り、上記ステップS3,34.S30
〜344を繰り返し、判定がYESで上昇率が基準値す
より小さくなればステップ346に進む。
た記憶データに基づいてステップS44で湿度上昇パタ
ーンを分析し、湿度上昇率を求め、次のステップS45
に進む。ステップS45では、ステップS44で求めた
湿度上昇率を予め定めた乾燥終了の基準値すと比較し、
該比較により上昇率が基準値すより小さいか否かを判定
する。判定がNOで上昇率が基準値すより大きいときは
ステップS3に戻り、上記ステップS3,34.S30
〜344を繰り返し、判定がYESで上昇率が基準値す
より小さくなればステップ346に進む。
ステップ346ではCEND=CEND+1とし、次の
ステップS47でCEND=2であるか否かを判定する
。ステップ347の判定がNoのときはステップS3に
戻って上述のステップを繰り返し、判定がYESのとき
はステップ34Bに進む。このステップS46及びS4
7は、安全を見て基準値すより小さな上昇率を2度確認
した後、乾燥終了と判断するためのものである。
ステップS47でCEND=2であるか否かを判定する
。ステップ347の判定がNoのときはステップS3に
戻って上述のステップを繰り返し、判定がYESのとき
はステップ34Bに進む。このステップS46及びS4
7は、安全を見て基準値すより小さな上昇率を2度確認
した後、乾燥終了と判断するためのものである。
ステップ348ではバーナーオフ信号を出力し、これに
よりバーナを乾燥機の停止前に止めて炉などの温度を下
げるため乾燥機側の制御盤12を切る。その後ステップ
S49において、炉などが冷却する時間T3 (−15
分)時間待ちし、続くステップS50で乾燥機の電源を
オフして乾燥を終了させる乾燥終了信号を出力した後ス
テップS3に戻る。上記ステップ348においてバーナ
ーが以上説明した実施例では、乾燥工程の中の色沢固定
制の終点つまり、葉肉が乾いた時期を検出する。さらに
、中骨乾燥期の終点、つまり、乾燥を終了する時期の検
出を同一の検出器で行うもので、自動的に次工程に移行
させる信号を乾燥機の制御系に出力し、乾燥機側はその
信号を受は次工程に入る。このことで、良質な乾燥たば
こ葉が得られる。
よりバーナを乾燥機の停止前に止めて炉などの温度を下
げるため乾燥機側の制御盤12を切る。その後ステップ
S49において、炉などが冷却する時間T3 (−15
分)時間待ちし、続くステップS50で乾燥機の電源を
オフして乾燥を終了させる乾燥終了信号を出力した後ス
テップS3に戻る。上記ステップ348においてバーナ
ーが以上説明した実施例では、乾燥工程の中の色沢固定
制の終点つまり、葉肉が乾いた時期を検出する。さらに
、中骨乾燥期の終点、つまり、乾燥を終了する時期の検
出を同一の検出器で行うもので、自動的に次工程に移行
させる信号を乾燥機の制御系に出力し、乾燥機側はその
信号を受は次工程に入る。このことで、良質な乾燥たば
こ葉が得られる。
具体的には葉たばこのバルク乾燥機において、収容した
たばこ薬層内に温・湿度検出器1を入れ、−時乾燥機の
運転を停止させたのち、一定時間毎に湿度を測定し、そ
の間の湿度上昇パターンを分析・判断する。この操作を
自動的にある時間毎に繰り返すことで葉たばこの乾燥状
態がわかる。つまり、たばこ葉内に水分が多い場合は、
湿度の上昇率は高く、はぼ乾いた状態ならあまり上昇し
ない。これは、たばこ集中の水分が、ある温度の雰囲気
と平衡状態になるためである。
たばこ薬層内に温・湿度検出器1を入れ、−時乾燥機の
運転を停止させたのち、一定時間毎に湿度を測定し、そ
の間の湿度上昇パターンを分析・判断する。この操作を
自動的にある時間毎に繰り返すことで葉たばこの乾燥状
態がわかる。つまり、たばこ葉内に水分が多い場合は、
湿度の上昇率は高く、はぼ乾いた状態ならあまり上昇し
ない。これは、たばこ集中の水分が、ある温度の雰囲気
と平衡状態になるためである。
色沢固定制の温度は通常45〜50”Cで、この温度帯
で葉肉は乾くが、中骨からの水分蒸発は緩 −慢である
ためこの温度での湿度上昇パターンを分析すれば、葉肉
乾固を間接的に掴める。また、中骨乾燥期の温度は、通
常68°Cであり、この温度の平衡水分状態になれば中
骨は乾固する。つまり、雰囲気の湿度上昇がないことで
乾固を知ることができる。
で葉肉は乾くが、中骨からの水分蒸発は緩 −慢である
ためこの温度での湿度上昇パターンを分析すれば、葉肉
乾固を間接的に掴める。また、中骨乾燥期の温度は、通
常68°Cであり、この温度の平衡水分状態になれば中
骨は乾固する。つまり、雰囲気の湿度上昇がないことで
乾固を知ることができる。
乾燥中の葉たばこの乾燥状態を、乾燥機を一時停止した
時の湿度上昇パターンから葉肉が乾固したことを自動的
に検出し、次工程に移行できる。
時の湿度上昇パターンから葉肉が乾固したことを自動的
に検出し、次工程に移行できる。
さらに、同一の検出器で乾燥終点も検出できるため自動
的に乾燥機が停止する。
的に乾燥機が停止する。
以上説明したように本発明によれば、雰囲気の湿度上昇
が所定値以下になったことで所定温度の平衡水分状態に
なったことを判断し乾燥工程の終点を検出するようにし
ているため、作業者の判断ミスによる乾燥失敗や熱経済
上の損失、不必要な時間延長がなくなることに加え、作
業者の観察、操作などの面倒な作業が不用になる。
が所定値以下になったことで所定温度の平衡水分状態に
なったことを判断し乾燥工程の終点を検出するようにし
ているため、作業者の判断ミスによる乾燥失敗や熱経済
上の損失、不必要な時間延長がなくなることに加え、作
業者の観察、操作などの面倒な作業が不用になる。
第1図は本発明の装置の基本構成を示すブロック図、
第2図は本発明の方法の一実施例を説明するためのグラ
フ、 第3図は本発明の装置の一実施例を示すブロック図、 第4図は第3図中のCPUの動作を示すフローチャート
図である。 1a・・・温度検出手段、1b・・・湿度検出手段、5
a・・・運転制御手段、5b・・・湿度変化検出手段、
13・・・乾燥室。
フ、 第3図は本発明の装置の一実施例を示すブロック図、 第4図は第3図中のCPUの動作を示すフローチャート
図である。 1a・・・温度検出手段、1b・・・湿度検出手段、5
a・・・運転制御手段、5b・・・湿度変化検出手段、
13・・・乾燥室。
Claims (2)
- (1)被乾燥物を吊り込んだ乾燥機の乾燥室内の温度を
測定し、 該温度が所定温度に達した後、乾燥機の運転を定期的に
一時停止し、 該停止期間における乾燥室内の湿度変化を検知し、 該検知した湿度変化が所定値以上のとき乾燥機の一定時
間の運転を再開し、 所定値以下のとき前記所定温度での乾燥工程の終了と判
断するようにした、 ことを特徴とする乾燥工程の終点検出方法。 - (2)被乾燥物を吊り込んだ乾燥機の乾燥室内の温度を
検出する温度検出手段と、 前記乾燥室内の湿度を検出する湿度検出手段と、 前記温度検出手段により検出した乾燥室内の温度が所定
温度に達したとき、前記乾燥機の運転を一時的に停止す
る運転制御手段と、 該運転制御手段により運転が停止されている乾燥機の乾
燥室内の湿度変化を前記湿度検出手段の出力信号により
検出する湿度変化検出手段とを備え、 該湿度変化検出手段により検出した湿度変化が所定値以
上のとき前記運転制御手段が乾燥機の一定時間の運転を
再開し、所定値以下のとき該乾燥工程の終点と判断する
ようにした、 ことを特徴とする乾燥工程の終点検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7202188A JPH01247074A (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 乾燥工程の終点検出方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7202188A JPH01247074A (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 乾燥工程の終点検出方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01247074A true JPH01247074A (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=13477340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7202188A Pending JPH01247074A (ja) | 1988-03-28 | 1988-03-28 | 乾燥工程の終点検出方法及び装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01247074A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106213568A (zh) * | 2016-09-09 | 2016-12-14 | 福建中烟工业有限责任公司 | 烟丝干燥出口含水率控制方法和装置 |
-
1988
- 1988-03-28 JP JP7202188A patent/JPH01247074A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106213568A (zh) * | 2016-09-09 | 2016-12-14 | 福建中烟工业有限责任公司 | 烟丝干燥出口含水率控制方法和装置 |
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