JPS6320159B2 - - Google Patents

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JPS6320159B2
JPS6320159B2 JP57045430A JP4543082A JPS6320159B2 JP S6320159 B2 JPS6320159 B2 JP S6320159B2 JP 57045430 A JP57045430 A JP 57045430A JP 4543082 A JP4543082 A JP 4543082A JP S6320159 B2 JPS6320159 B2 JP S6320159B2
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JP
Japan
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time
temperature
microcomputer
temperature difference
difference
Prior art date
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Expired
Application number
JP57045430A
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English (en)
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JPS58163399A (ja
Inventor
Noryuki Suehiro
Masahiko Maeda
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP57045430A priority Critical patent/JPS58163399A/ja
Publication of JPS58163399A publication Critical patent/JPS58163399A/ja
Publication of JPS6320159B2 publication Critical patent/JPS6320159B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、衣類の乾燥度合を判断しながら自動
的に運転を終了する衣類乾燥機に関する。
従来の衣類乾燥機にあつて、吸気温度と排気温
度の温度差が略一定値に達する迄の到達時間と、
所定値とを予め設定してマイクロコンピユータに
記憶し、前記記憶された到達時間に検出された前
記温度差を前記マイクロコンピユータに一定値と
して記憶し、前記マイクロコンピユータによつ
て、到達時間後に検出された温度差が前記一定値
よりも所定値以上に達したことを判別し且つこの
時に乾燥運転を終了するものがある。そして、そ
の一例が特願昭56−116582号(特開昭58−19296
号公報)によつて提案されている。
しかし、このものは、運転開始後に予め設定さ
れた時間までに衣類の追加投入等のために衣類投
入用ドアを開放しても、当該設定時間には吸排気
温度差を基準となる一定値として記憶してしま
う。従つて、ドアの開放時間中に変化する吸、排
気温度に対応しきれず、乾燥運転の正常な進行を
制御できなかつた。
本発明は、斯る点に鑑み成されたものであり、
衣類投入用ドアが当初マイクロコンピユータに記
憶されている到達時間よりも前に開放された場合
は、この開放時間の長短に応じて到達時間の記憶
値を長い時間に自動的に変更し、所望の乾燥率を
得るべく乾燥運転の正常進行を達成せんとするも
のである。
以下本発明を図に基いて説明すると、1は始動
スイツチ、2は停止スイツチ、3は乾燥ドラム及
び送風機駆動用のモータ、4はヒータである。5
は直流化回路で、該回路で整流された直流電圧を
波形整形回路6で矩形波パルスにした後、このパ
ルスをCPU(中央演算処理装置)、ROM(読出し
専用メモリ)RAM(随時読出し、書込みメモ
リ)、I/O(入出力装置)から成るマイクロコン
ピユータ7に印加して時間カウントに利用され
る。8はクロツク発振回路で、マイクロコンピユ
ータ7内のプログラムを進行するためのもの、9
はイニシヤルリセツト回路で、前記始動スイツチ
1を押した時にこのイニシヤルリセツト回路が働
いてマイクロコンピユータ7内のプログラムが初
期状態にセツトされる。10は吸気温度検出用サ
ーミスタ、11は排気温度検出用サーミスタで、
各サーミスタは夫々抵抗12,13と直列に接続
し、夫々の分圧値を電圧比較回路14,15に入
力している。又各電圧比較回路14,15の他方
の入力端子には、マイクロコンピユータ7からの
出力を受けて階段波を発生するラダー回路16の
出力信号が入力されている。このラダー回路は前
記マイクロコンピユータ7の出力端子イ,ロ…ト
に接続されており、各出力端子から順次信号が出
されるにつれてラダー回路16の出力電圧が階段
状に変化し、電圧比較回路14,15が導通して
マイクロコンピユータ7に入力があつた時、それ
は前記出力端子イ,ロ…トのいずれかの端子から
信号が出た時であるかをマイクロコンピユータ自
身が判断して吸気温度及び排気温度を知るように
なつている。17は乾燥率調節タイマに内蔵され
ている可変抵抗器で、その摺動子を電圧比較回路
18の一方の入力端子に接続すると共に、この電
圧比較回路の他方の入力端子を前記ラダー回路1
6に接続している。乾燥率調節タイマを所望の時
間に設定すると、前記可変抵抗器17の摺動子の
位置が適宜設定され、この摺動子にかかる分圧と
前記ラダー回路16から発生する電圧を電圧比較
器18で比較し、この比較器が導通してマイクロ
コンピユータ7に信号が入力した時は、いずれの
出力端子イ,ロ…トから信号が出た時かを判断す
ることによつて設定時間を知ることができる。1
9は衣類投入用ドアが閉じているか否かを判断す
るための第2ドアスイツチ、20は50/60Hz切替
スイツチである。21は第1リレー巻線で、前記
始動スイツチ1を押した時に、マイクロコンピユ
ータ7から出る出力信号によつてトランジスタを
介してこの第1リレー巻線21に電流が流れ、第
1リレー接点21′を閉じて自己保持回路を形成
するようになつている。又22は第2リレー巻
線、23は乾燥運転表示用発光ダイオードで、乾
燥行程まで進んだ時にマイクロコンピユータ7か
ら出る信号によつてトランジスタを介して前記発
光ダイオード23に通電し、これを点灯して乾燥
行程にあることを表示すると共に、前記第2リレ
ー巻線22に通電して第2リレー接点22′を閉
じ、第1ドアスイツチ24等を通じてヒータ4に
通電するようにしている。25は第3リレー巻線
で、始動スイツチ1を押すと共に第2ドアスイツ
チ19を閉じた時に、マイクロコンピユータ7か
ら出力される信号により通電して第3リレー接点
25′を閉じ、モータ3に通電する。26は運転
終了報知用ブザー、27は冷風運転時に点灯する
冷風運転表示用発光ダイオードである。
以上の構成に於て以下その動作を説明する。始
動スイツチ1を押すと直流化回路5を通してマイ
クロコンピユータ7に直流電圧が印加されると共
に、イニシヤルクリア回路9が作動してマイクロ
コンピユータ内のプログラムを初期状態にセツト
する。プログラムはクロツク発信回路8からの信
号によつて順次進められるが、まず第1リレー巻
線21に出力電流を流して第1リレー接点21′
を閉じ、電源回路を自己保持する。次に吸気温度
検出用サーミスタ10及び排気温度検出用サーミ
スタ11とラダー回路16電圧比較器14,15
によつて吸気温度と排気温度を測定し、その値を
マイクロコンピユータ7内のRAM(書込みメモ
リ)内に記憶する。これと同時に乾燥率調節摘子
によつて設定された可変抵抗器17の値を、電圧
比較器18に於てデジタル化してマイクロコンピ
ユータ内の前記RAMに記憶する。衣類投入用ド
アが閉じている場合には第1・第2ドアスイツチ
24,19が閉じており、第2ドアスイツチ19
が閉じていることをマイクロコンピユータ7が検
知して第3リレー巻線25に出力電流を出し、第
3リレー接点25′を閉じてモータ3に通電して
乾燥ドラム及び送風機を回転すると同時に、第2
リレー巻線22にも出力電流を出して第2リレー
接点22′を閉じ、ヒータ4に通電して乾燥運転
を開始する。又マイクロコンピユータ7は、電源
交流波を波形整形回路6で矩形波とされたパルス
数をカウントして運転時間を計数する。この計数
は、RAM内の特定番地を時間カウンタとして使
用することによつて行い、計数してここに記憶さ
れる時間は1分毎に更新される。
ところで吸気温度と排気温度の差、即ち吸排気
温度差は、乾燥運転中大略第2図のように変化す
る。即ち乾燥運転開始後しばらくの間は吸排気温
度差は増大するが、ある温度差Aに達すると定常
状態に達してほとんど変化しなくなる。この定常
状態がしばらく続いた後再び吸排気温度差が増加
し始めるが、この時の乾燥率は大略80%である。
従つて第2図に於て吸排気温度差が(A+B)度
(但しBは乾燥率を80%から90%程度まで上げる
ために加えられる温度差上のせ分であり、任意の
正数からなる温度差であつてROMに予め記憶さ
せてある)に到達した時に乾燥運転を停止する
と、90%程度の乾燥率で運転を終了することがで
きる。
なお吸排気温度差が略一定になるまでの時間
(T1)は、負荷量や脱水率によつて多少異るが、
種々の負荷で実験してその中の最長の時間を前記
時間(T1)とし、その時の吸排気温度差を前記
温度差(A)とすればよい。もつとも前記定常状態は
かなりの長時間であるので、前記時間(T1)は
余裕をもつて長めにすればよい。なお吸気温度が
一定の場合は、排気温度のみを測定してこれを前
記温度差(A)としてもよいが、狭い部屋で使用する
場合は、乾燥運転が進むにつれて吸気温度が上昇
し、前記温度差(A)が一定になる時間を得にくいの
で、吸気温度と排気温度の双方を測定するのが望
ましい。
種々実験を繰返した結果、いかなる負荷の場合
にも運転開始後10分経過すると定常状態に達する
ことがわかつたので、本実施例では前記時間
(T1)を10分とすることにした。そこで運転開始
後10分経過した時に、それまで前記RAMに常時
更新して記憶していた吸気温度と排気温度をとり
出してその差を演算し、その値を前記RAMの別
の番地に記憶する。その後吸排気温度差が(A+
5)度となつた時に(本実施例では前記Bを5℃
と定めた)乾燥運転を終えて冷風運転へ移行す
る。即ち、マイクロコンピユータ7は、RAMの
番地を利用した時間カウンタが、ROMに設定さ
れていた10分を呼出し且つカウントすると、
RAMに記憶している吸気温度と排気温度をCPU
にとり出して温度差(A)を演算し且つRAMに記憶
させる。そして、この後に測定された温度に基づ
いてCPUで演算された温度差と、温度差(A)に
ROMに記憶していたB(5℃)を加えた温度差
(A+B)とをCPUで比較し、一致した時に乾燥
運転を終了するように出力するのである。
乾燥運転中吸排気温度差が35℃以上になつた時
は、乾燥運転を中止して冷風運転へ移るが、少量
負荷スイツチが押されている場合には10分間の乾
燥運転が保証される。負荷が極端に少い場合に
は、ヒータで加熱された熱風がそのまま排気さ
れ、洗濯物が乾燥しないうちに乾燥運転を中止し
てしまうので、少量負荷スイツチを押してある場
合には10分間の乾燥運転を保証しているのであ
る。又運転開始当初から150分経過してもまだ乾
燥運転を行つている場合にも冷風運転へ移行して
しまう。これは温度検出用サーミスタ等が故障し
た時の保護である。
運転開始後にドアが開かれた場合、マイクロコ
ンピユータ7は第2ドアスイツチ19と運転開始
フラグの状態とでこれを認識し、10分経過して吸
排気温度差(A)を演算した後であれば乾燥運転を中
断し、ドアを閉じた時にそれ以降の運転を再開す
るのみである。しかしながらドアを開いたのが運
転開始後10分を経ていない時である場合には、前
記吸排気温度差(A)を演算するまでの時間を、ドア
の開放継続時間に応じて延長する。本実施例で
は、ドアを開いている時間が2分未満の時は、マ
イクロコンピユータ7のCPUが時間カウンタを
デイクリメントすることにより、前記吸排気温度
差(A)を測定するまでの時間を実際上1分延長し、
結局運転開始後11分経過した時に測定する。そし
て、2分以上5分未満の時は、同様の手法で実際
上2分延長し、5分以上の時は、時間カウンタを
クリアして時間のカウントを最初からやり直すよ
うになつている。これはドアの開放継続時間によ
つて洗濯物の温度が低下する度合が違い、再度乾
燥運転に入つても定常状態に達するまでの時間が
違つてくるためである。
乾燥運転が終了して冷風運転に移行した後は、
排気温度が40℃以下になると第3リレー接点2
5′を開き、モータ3を停止して冷風運転を終了
すると共に、第1リレー接点21′を開いて電源
の自己保持を解除する。
以上の如く本発明は、衣類投入用ドアが当初の
到達時間よりも前に開放した場合には当該到達時
間を自動的に変更(延長)するので、変更された
到達時間には精度良く基準となる一定値を定める
ことができ、その後の乾燥運転によつて所望の乾
燥率を得ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明衣類乾燥機のマイクロコンピユ
ータに対する情報伝達回路図、第2図は吸排気温
度差の変動曲線、第3図イ,ロ,ハはフローチヤ
ートである。 3……モータ、4……ヒータ、7……マイクロ
コンピユータ、10……吸気温度検出用サーミス
タ、11……排気温度検出用サーミスタ、14,
15,18……電圧比較器、16……ラダー回
路、17……可変抵抗器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 吸気温度と排気温度の温度差が略一定値に達
    する迄の到達時間と、乾燥率が80%から90%程度
    に上昇する間に増大する温度差である所定値とを
    予め設定してマイクロコンピユータのROMに記
    憶し、RAMで構成した時間カウンタが到達時間
    をカウントしたときにCPUが演算した温度差を
    一定値としてRAMに記憶し、時間カウンタが到
    達時間をカウントした後にCPUが演算する温度
    差が前記一定値に所定値を加えた値以上に達した
    ことをCPUで判別し、この判別時にマイクロコ
    ンピユータが乾燥運転を終了するように出力する
    衣類乾燥機であつて、前記到達時間前での衣類投
    入用ドアの開放時には、マイクロコンピユータが
    CPUによつて時間カウンタの内容を開放時間に
    応じた時間だけデイクリメントすることを特徴と
    した衣類乾燥機。
JP57045430A 1982-03-19 1982-03-19 衣類乾燥機 Granted JPS58163399A (ja)

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JP57045430A JPS58163399A (ja) 1982-03-19 1982-03-19 衣類乾燥機

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JPS58163399A JPS58163399A (ja) 1983-09-28
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6075099A (ja) * 1983-09-30 1985-04-27 三洋電機株式会社 循環式衣類乾燥機の制御方法
JPS62201199A (ja) * 1986-02-27 1987-09-04 松下電器産業株式会社 ガス衣類乾燥機
JPH0747079B2 (ja) * 1986-05-16 1995-05-24 三洋電機株式会社 衣類乾燥機

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