JPH01246766A - 燃料電池用冷却板 - Google Patents
燃料電池用冷却板Info
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- JPH01246766A JPH01246766A JP63073092A JP7309288A JPH01246766A JP H01246766 A JPH01246766 A JP H01246766A JP 63073092 A JP63073092 A JP 63073092A JP 7309288 A JP7309288 A JP 7309288A JP H01246766 A JPH01246766 A JP H01246766A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M8/00—Fuel cells; Manufacture thereof
- H01M8/04—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids
- H01M8/04007—Auxiliary arrangements, e.g. for control of pressure or for circulation of fluids related to heat exchange
- H01M8/04067—Heat exchange or temperature measuring elements, thermal insulation, e.g. heat pipes, heat pumps, fins
- H01M8/04074—Heat exchange unit structures specially adapted for fuel cell
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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- Y02E60/30—Hydrogen technology
- Y02E60/50—Fuel cells
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は、燃料電池に使用される冷却板に関する。
(従来の技術)
溶融炭酸塩型、リン酸型を始めとする燃料電池では、単
位電池では高々1v程度の起電力しか得られないため、
発電プラントの構成単位に適した直流電圧を得るために
、複数の単位電池を直列に積層して燃料電池積層体を構
成し、各単位電池の加算出力を得るようにしている。こ
うした燃料電池積層体(例えば溶融炭酸塩型の燃料電池
積層体)としては、第8図に示す構造になっている。
位電池では高々1v程度の起電力しか得られないため、
発電プラントの構成単位に適した直流電圧を得るために
、複数の単位電池を直列に積層して燃料電池積層体を構
成し、各単位電池の加算出力を得るようにしている。こ
うした燃料電池積層体(例えば溶融炭酸塩型の燃料電池
積層体)としては、第8図に示す構造になっている。
即ち、図中の1は単位電池2とセパレータ3とを交互に
積層した燃料電池積層体である。前記単位電池2は、一
対の多孔質電極板、つまりアノード4及びカソード5と
、これらの間に介在されたアルカリ炭酸塩からなる電解
質層Bとにより構成されている。前記セパレータ3は、
各単位電池2間の電気的な接続機能と、各電極板4.5
への反応ガスの通路7を形成する機能とを兼ね備えたも
のである。
積層した燃料電池積層体である。前記単位電池2は、一
対の多孔質電極板、つまりアノード4及びカソード5と
、これらの間に介在されたアルカリ炭酸塩からなる電解
質層Bとにより構成されている。前記セパレータ3は、
各単位電池2間の電気的な接続機能と、各電極板4.5
への反応ガスの通路7を形成する機能とを兼ね備えたも
のである。
前記燃料電池積層体lの4つの側面には、反応ガスの分
配、回収機能を有する図示しないマニホールドが設けら
れている。これらマニホールドのうちの一つに酸化剤ガ
スQを供給すると共に、隣接するマニホールドに燃料ガ
スPを供給することによりアノード4において次式(1
)の反応が、カソード5において次式(2)の反応が生
起され、直流出力を得た後、夫々のマニホールドに対向
するマニホールドからガスを排出させるようになってい
る。
配、回収機能を有する図示しないマニホールドが設けら
れている。これらマニホールドのうちの一つに酸化剤ガ
スQを供給すると共に、隣接するマニホールドに燃料ガ
スPを供給することによりアノード4において次式(1
)の反応が、カソード5において次式(2)の反応が生
起され、直流出力を得た後、夫々のマニホールドに対向
するマニホールドからガスを排出させるようになってい
る。
H2+CO3→[20+CO2+2 e−−・11)1
/202 + C02+2 e ”C03・”(2
)ところで、燃料電池積層体では上記化学反応によって
電力と同時に熱を発生する。特に、燃料電池積層体を構
成する単位電池の寸法が大(面積が大)となり、かつ積
層数が増加すると側面や上下面からでは積層体内部の熱
を充分に除去することが困難となる。こうした積層体で
発生した熱の除去が充分になされないと、溶融炭酸塩燃
料電池の運転温度範囲である600〜700℃を越えて
しまい、炭酸塩電解質の蒸発が多くなり、かつ構成部材
の腐蝕が激しくなるという問題を生じる。
/202 + C02+2 e ”C03・”(2
)ところで、燃料電池積層体では上記化学反応によって
電力と同時に熱を発生する。特に、燃料電池積層体を構
成する単位電池の寸法が大(面積が大)となり、かつ積
層数が増加すると側面や上下面からでは積層体内部の熱
を充分に除去することが困難となる。こうした積層体で
発生した熱の除去が充分になされないと、溶融炭酸塩燃
料電池の運転温度範囲である600〜700℃を越えて
しまい、炭酸塩電解質の蒸発が多くなり、かつ構成部材
の腐蝕が激しくなるという問題を生じる。
このようなことから、燃料電池積層体内部に発生した熱
を均一に冷却するために、第9図に示すように積層体1
1における数セルの積層体単位12a〜12d毎に冷却
板13a−13eを積層し、各冷却板13a、−13e
に冷媒供給管14a〜14e及び冷媒排出管15a〜1
5eを連結し、冷媒を流通させることにより燃料電池積
層体を冷却することが行われている。
を均一に冷却するために、第9図に示すように積層体1
1における数セルの積層体単位12a〜12d毎に冷却
板13a−13eを積層し、各冷却板13a、−13e
に冷媒供給管14a〜14e及び冷媒排出管15a〜1
5eを連結し、冷媒を流通させることにより燃料電池積
層体を冷却することが行われている。
上述した冷却板は、積層される他の構成要素(積層体単
位)との接触を良好にするために剛性を持たせ、上下面
の平面精度を確保するよう設計されていた。第10図に
従来の冷□却板の一構成例を示す。図中の21は冷却板
であり、この冷却板21は冷媒の流路となる複数の溝2
2が加工された金属製厚板からなる本体部23と、この
本体部23上に密閉される蓋体24とから構成されてい
る。この冷却板21の稜部には・冷媒供給管25が連結
され、かつ該稜部に対向する稜部には冷媒排出管26が
連結されている。こうした構造の冷却板21において、
冷媒供給管25から冷媒を供給すると本体部23の複数
の溝22と蓋体24で形成された流路を通って冷媒排出
管26から排出され、冷却板21全体が冷却される。
位)との接触を良好にするために剛性を持たせ、上下面
の平面精度を確保するよう設計されていた。第10図に
従来の冷□却板の一構成例を示す。図中の21は冷却板
であり、この冷却板21は冷媒の流路となる複数の溝2
2が加工された金属製厚板からなる本体部23と、この
本体部23上に密閉される蓋体24とから構成されてい
る。この冷却板21の稜部には・冷媒供給管25が連結
され、かつ該稜部に対向する稜部には冷媒排出管26が
連結されている。こうした構造の冷却板21において、
冷媒供給管25から冷媒を供給すると本体部23の複数
の溝22と蓋体24で形成された流路を通って冷媒排出
管26から排出され、冷却板21全体が冷却される。
しかしながら、従来の冷却板にあっては剛性を確保する
目的で複数の溝加工施した金属製厚板からなる本体部を
一構成部品として用いているため、重くなるという欠点
が′あった。特に、大型の燃料電池積層体では冷却のた
めに多数の冷却板が必要となるが、これは燃料電池積層
体の自重の増大を招き、その結集積層体を構成する各単
位セルに加わる面圧が上部と下部で著しく変動し、全て
の単位セルに適度な締付圧を加えることが不可能になる
。更に、冷却板の加工上の平面精度不良や、冷却板内の
温度分布に帰因する熱変形により表面に凹凸やうねりが
あっても冷却板そのものの剛性が他の構成部品より高い
ため変形せず、隣接する積層構成部品との接触性が悪化
するという問題もあった。
目的で複数の溝加工施した金属製厚板からなる本体部を
一構成部品として用いているため、重くなるという欠点
が′あった。特に、大型の燃料電池積層体では冷却のた
めに多数の冷却板が必要となるが、これは燃料電池積層
体の自重の増大を招き、その結集積層体を構成する各単
位セルに加わる面圧が上部と下部で著しく変動し、全て
の単位セルに適度な締付圧を加えることが不可能になる
。更に、冷却板の加工上の平面精度不良や、冷却板内の
温度分布に帰因する熱変形により表面に凹凸やうねりが
あっても冷却板そのものの剛性が他の構成部品より高い
ため変形せず、隣接する積層構成部品との接触性が悪化
するという問題もあった。
(発明が解決しようとする課題)
本発明は、上記従来の課題を解決するためになされたも
ので、軽量でかつ柔軟性を有し、積層構成部品との相互
の締付に際して該積層構成部品と良好な接触を保つこと
が可能な燃料電池用冷却板を提供しようとするものであ
る。
ので、軽量でかつ柔軟性を有し、積層構成部品との相互
の締付に際して該積層構成部品と良好な接触を保つこと
が可能な燃料電池用冷却板を提供しようとするものであ
る。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明は、単位電池とセパレータを交互に積層した燃料
電池積層体に該積層体の温度制御のために少なくとも1
枚以上積層される冷却板において、上下の板材を薄板に
より形成し、かつ該上下板材間を冷媒流路の形成を兼ね
る複数のバネ体で支持したことを特徴とする燃料電池用
冷却板である。
電池積層体に該積層体の温度制御のために少なくとも1
枚以上積層される冷却板において、上下の板材を薄板に
より形成し、かつ該上下板材間を冷媒流路の形成を兼ね
る複数のバネ体で支持したことを特徴とする燃料電池用
冷却板である。
(作用)
本発明によれば、上下の板材を薄板により形成し、かつ
該上下板材間を冷媒流路の形成を兼ねる複数のバネ体で
支持した構造とすることによって、積層構成部品との相
互の締付に際してバネ板の弾性作用が働くため、該板材
表面に凹凸やうねりがあっても該積層構成部品と良好な
面接触を保つことができる。また、全体を薄い板材とバ
ネ体のみで構成することができるため前述した第1O図
図示の従来の冷却板に比べて軽量な冷却板を得ることが
できる。
該上下板材間を冷媒流路の形成を兼ねる複数のバネ体で
支持した構造とすることによって、積層構成部品との相
互の締付に際してバネ板の弾性作用が働くため、該板材
表面に凹凸やうねりがあっても該積層構成部品と良好な
面接触を保つことができる。また、全体を薄い板材とバ
ネ体のみで構成することができるため前述した第1O図
図示の従来の冷却板に比べて軽量な冷却板を得ることが
できる。
(実施例)
以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細に説明する
。
。
第1図は、例えば溶融炭酸塩燃料電池積層体中に1O単
位セル毎に積層される冷却板を示す斜視図、第2図は第
1図の要部断面図である。図中の31.32は正方形の
5US310製の枠板33の上下面に固定された板材で
ある。これら上下の板材31.32は、厚さ0.3 r
mの5US310製の薄板から形成されている。前記板
材81.32間には、第2図に示すように厚さ0.15
au+の5US310板を曲げてS字状に加工したバネ
体としての複数の支持部材34が配置され、かつ各支持
部材34は上下の板材31゜32に対してアモルファス
Niろうにより接合されている。こうした上下の板材3
1.32と各支持部材34により、該支持部材34の長
手方向に沿って流路35が形成される。なお、隣接する
前記S字状の支持部材34.34は強度の方向性をなく
すため、両者の中間面に関して対称となるよう配置され
ている。
位セル毎に積層される冷却板を示す斜視図、第2図は第
1図の要部断面図である。図中の31.32は正方形の
5US310製の枠板33の上下面に固定された板材で
ある。これら上下の板材31.32は、厚さ0.3 r
mの5US310製の薄板から形成されている。前記板
材81.32間には、第2図に示すように厚さ0.15
au+の5US310板を曲げてS字状に加工したバネ
体としての複数の支持部材34が配置され、かつ各支持
部材34は上下の板材31゜32に対してアモルファス
Niろうにより接合されている。こうした上下の板材3
1.32と各支持部材34により、該支持部材34の長
手方向に沿って流路35が形成される。なお、隣接する
前記S字状の支持部材34.34は強度の方向性をなく
すため、両者の中間面に関して対称となるよう配置され
ている。
また、前記枠体33の稜部には冷媒供給管36が連結さ
れ、かつ該稜部に対向する稜部には冷媒排出管37が連
結されている。
れ、かつ該稜部に対向する稜部には冷媒排出管37が連
結されている。
このような構成の冷却板において、冷媒供給管3Bから
冷媒(例えば空気)を供給すると、上下の板材31.3
2と各支持部材34により該支持部材34の長手方向に
沿って形成されたを通って冷媒排出管37から排出され
、冷却板全体が冷却される。
冷媒(例えば空気)を供給すると、上下の板材31.3
2と各支持部材34により該支持部材34の長手方向に
沿って形成されたを通って冷媒排出管37から排出され
、冷却板全体が冷却される。
また、本実施例の冷却板を溶融炭酸塩燃料電池積層体中
にlO単位セル毎に積層し、圧力LK9/cdで締付を
行なったところ、各支持部材34の弾性作用により隣接
する積層構成部品であるセパレータと良好に面接触して
十分な電気伝導及び熱伝導を行なわせることができた。
にlO単位セル毎に積層し、圧力LK9/cdで締付を
行なったところ、各支持部材34の弾性作用により隣接
する積層構成部品であるセパレータと良好に面接触して
十分な電気伝導及び熱伝導を行なわせることができた。
更に、全体の重量は外形状が第1図図示のものと同様な
前述した第10図図示の従来の冷却板の約1/3であり
、積層体の自重を大幅に低減できた。
前述した第10図図示の従来の冷却板の約1/3であり
、積層体の自重を大幅に低減できた。
なお、本発明に係わる冷却板は第1図に示す構造のもの
に限定されず、以下に説明する第3図、第4図に示す構
造にしてもよい。
に限定されず、以下に説明する第3図、第4図に示す構
造にしてもよい。
即ち、第3図に示す冷却板は厚さ0.2JIIIの5U
S310S製の薄板からなる上下の板材31.32間に
、巻き径12Mのインコネル718製のコイル状バネ体
38を複数載置して接合し、その長手方向に流路を形成
した構造になっている。かかる構成の冷却板を溶融炭酸
塩燃料電池積層体中にlO単位セル毎に積層し、圧力I
K9/dで締付を行なったところ、各コイル状バネ体
38の弾性作用により隣接する積層構成部品であるセパ
レータと良好に面接触して十分な電気伝導及び熱伝導を
行なわせることができ、しかも軽量化により積層体の自
重を大幅に低減できた。なお、インコネル718製のコ
イル状バネ体38に比べてコイルの巻き径が4/100
〜10/ 100のSI3N4製のコイル状バネ体を該
コイル状バネ体38の間に全数がそのバネ体38の半分
以下となるように配置してもよい。また、650℃の電
池作動温度で液状となるロウ材を含浸した多孔質板をコ
イル状バネ体と上下の板材の間に介在されてもよい。
S310S製の薄板からなる上下の板材31.32間に
、巻き径12Mのインコネル718製のコイル状バネ体
38を複数載置して接合し、その長手方向に流路を形成
した構造になっている。かかる構成の冷却板を溶融炭酸
塩燃料電池積層体中にlO単位セル毎に積層し、圧力I
K9/dで締付を行なったところ、各コイル状バネ体
38の弾性作用により隣接する積層構成部品であるセパ
レータと良好に面接触して十分な電気伝導及び熱伝導を
行なわせることができ、しかも軽量化により積層体の自
重を大幅に低減できた。なお、インコネル718製のコ
イル状バネ体38に比べてコイルの巻き径が4/100
〜10/ 100のSI3N4製のコイル状バネ体を該
コイル状バネ体38の間に全数がそのバネ体38の半分
以下となるように配置してもよい。また、650℃の電
池作動温度で液状となるロウ材を含浸した多孔質板をコ
イル状バネ体と上下の板材の間に介在されてもよい。
第4図の冷却板は、厚さ0.2mzの5US310S製
の薄板からなる上下の板材31.32間に、長さ50M
1直径12auのインコネル750製の薄肉パイプ状バ
ネ体39をメツシュ状又は焼結体からなる多孔質板40
a 、 40bを介して複数載置、接合し、その長手方
向に流路を形成した構造になっている。かかる構成の冷
却板を溶融炭酸塩燃料電池積層体中にIO単位セル毎に
積層し、圧力lKy/dで締付を行なったところ、各肉
薄パイプ状バネ体39及び多孔質板40a 、 40b
の弾性作用により隣接する積層構成部品であるセパレー
タと良好に面接触して十分な電気伝導及び熱伝導を行な
わせることができ、しかも軽量化により積層体の自重を
大幅に低減できた。また、パイプ状バネ体39と上下の
板材31.32間に多孔質板40a 、 40bを介在
させることによつて、それらの間の電子伝導性を良好に
できる。なお、前記肉薄バイブ状バネ体の両端をテーバ
状にしてもよい。また、前記多孔質板40a 、 40
bに650℃の電池作動温度で液状となるロウ材を含浸
させもよい。
の薄板からなる上下の板材31.32間に、長さ50M
1直径12auのインコネル750製の薄肉パイプ状バ
ネ体39をメツシュ状又は焼結体からなる多孔質板40
a 、 40bを介して複数載置、接合し、その長手方
向に流路を形成した構造になっている。かかる構成の冷
却板を溶融炭酸塩燃料電池積層体中にIO単位セル毎に
積層し、圧力lKy/dで締付を行なったところ、各肉
薄パイプ状バネ体39及び多孔質板40a 、 40b
の弾性作用により隣接する積層構成部品であるセパレー
タと良好に面接触して十分な電気伝導及び熱伝導を行な
わせることができ、しかも軽量化により積層体の自重を
大幅に低減できた。また、パイプ状バネ体39と上下の
板材31.32間に多孔質板40a 、 40bを介在
させることによつて、それらの間の電子伝導性を良好に
できる。なお、前記肉薄バイブ状バネ体の両端をテーバ
状にしてもよい。また、前記多孔質板40a 、 40
bに650℃の電池作動温度で液状となるロウ材を含浸
させもよい。
上記第3図、第4図に示すコイル、バイブをバネ体とし
て用いた場合には、前述した作用の他に温度の高い部分
はどこれらのバネ体の熱膨張により上下の板材との接触
性が向上し熱伝導性がよくなるので、局所加熱部はど除
熱能が高くなるという自律性を持たせることも可能とな
る。特に、動作温度近傍で液状となるロウ材を含浸した
多孔質板を介在させた場合には、この効果が顕著となる
のみならず、上下の板材板との固定接合の場合に生じる
相互のひきつれ防止にも効果がある。
て用いた場合には、前述した作用の他に温度の高い部分
はどこれらのバネ体の熱膨張により上下の板材との接触
性が向上し熱伝導性がよくなるので、局所加熱部はど除
熱能が高くなるという自律性を持たせることも可能とな
る。特に、動作温度近傍で液状となるロウ材を含浸した
多孔質板を介在させた場合には、この効果が顕著となる
のみならず、上下の板材板との固定接合の場合に生じる
相互のひきつれ防止にも効果がある。
また、第5図及び第6図に示すようにインコネル718
製板を加工して上下方向にかつ交互にV字状に屈曲させ
た形状のバネ体41を用いてもよい。
製板を加工して上下方向にかつ交互にV字状に屈曲させ
た形状のバネ体41を用いてもよい。
更に、第7図に示すように上下の板材31.32の間に
内側に屈曲させた枠板33°を配置して冷却板を構成し
てもよい。かかる構成によれば、溶融炭酸塩燃料電池積
層体中にlθ単位セル毎に積層し、圧力lK9/Crj
で締付を行なった場合、内部のバネ体と共に上下の板材
31.32も枠板33°の屈曲部により変形できるため
、隣接する積層構成部品であるセパレータと一層良好に
面接触させて十分な電気伝導及び熱伝導を図ることが可
能となる。
内側に屈曲させた枠板33°を配置して冷却板を構成し
てもよい。かかる構成によれば、溶融炭酸塩燃料電池積
層体中にlθ単位セル毎に積層し、圧力lK9/Crj
で締付を行なった場合、内部のバネ体と共に上下の板材
31.32も枠板33°の屈曲部により変形できるため
、隣接する積層構成部品であるセパレータと一層良好に
面接触させて十分な電気伝導及び熱伝導を図ることが可
能となる。
[発明の効果]
以上詳述した如く、本発明によれば軽量でかつ柔軟性を
有し、積層構成部品との相互の締付に際して該積層構成
部品と良好な接触を保つことができ、ひいては垂直方向
の電気伝導及び熱伝導を損わずに良好な温度制御を行な
うことの可能な燃料電池用冷却板を提供できる。
有し、積層構成部品との相互の締付に際して該積層構成
部品と良好な接触を保つことができ、ひいては垂直方向
の電気伝導及び熱伝導を損わずに良好な温度制御を行な
うことの可能な燃料電池用冷却板を提供できる。
第1図は本発明の一実施例を示す部分切欠した冷却板の
斜視図、第2図は第1図の冷却板の要部断面図、第3図
及び第4図は夫々本発明の他の実施例を示す冷却板の要
部拡大斜視図、第5図は本発明に使用するバネ体の他の
例を示す斜視図、第6図は第5図のA矢視図、第7図は
本発明の更に他の実施例を示す冷却板の斜視図、第8図
は代表的な燃料電池積層体を示す分解斜視図、第9図は
冷却板を積層した積層体を示す斜視図、第10図は従来
の燃料電池の冷却板を示す部分切欠した斜視図である。 1 、11・・・燃料電池積層体、2・・・単位電池、
3・・・セパレータ、4・・・アノード、5・・・カソ
ード、6・・・電解質層、13a 〜13e−冷却板、
14a ””” 14e s36・・・冷媒供給管、1
5a −15e 137・・・冷媒排出管、31、32
・・・板材、34・・・S字状支持部材、35・・・流
路、38・・・コイル状バネ体、39・・・バイブ状バ
ネ体、40a 、 40b・・・多孔質板、41・・・
バネ体。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図 3日 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 〜 \
斜視図、第2図は第1図の冷却板の要部断面図、第3図
及び第4図は夫々本発明の他の実施例を示す冷却板の要
部拡大斜視図、第5図は本発明に使用するバネ体の他の
例を示す斜視図、第6図は第5図のA矢視図、第7図は
本発明の更に他の実施例を示す冷却板の斜視図、第8図
は代表的な燃料電池積層体を示す分解斜視図、第9図は
冷却板を積層した積層体を示す斜視図、第10図は従来
の燃料電池の冷却板を示す部分切欠した斜視図である。 1 、11・・・燃料電池積層体、2・・・単位電池、
3・・・セパレータ、4・・・アノード、5・・・カソ
ード、6・・・電解質層、13a 〜13e−冷却板、
14a ””” 14e s36・・・冷媒供給管、1
5a −15e 137・・・冷媒排出管、31、32
・・・板材、34・・・S字状支持部材、35・・・流
路、38・・・コイル状バネ体、39・・・バイブ状バ
ネ体、40a 、 40b・・・多孔質板、41・・・
バネ体。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第3図 3日 第4図 第5図 第6図 第7図 第8図 第9図 〜 \
Claims (3)
- (1)、単位電池とセパレータを交互に積層した燃料電
池積層体に該積層体の温度制御のために少なくとも1枚
以上積層される冷却板において、上下の板材を薄板によ
り形成し、かつ該上下板材間を冷媒流路の形成を兼ねる
複数のバネ体で支持したことを特徴とする燃料電池用冷
却板。 - (2)、バネ体は、長手方向が冷媒流路方向に沿うよう
に配置され、燃料電池積層体の積層面に対して垂直な断
面が少なくとも1つ以上の曲面をもつ形状の弾性を有す
る細長い薄板であることを特徴とする請求項1記載の燃
料電池用冷却板。 - (3)、バネ体は、長手方向が冷媒流路方向に沿うよう
に配置された弾性コイルであることを特徴とする請求項
1記載の燃料電池用冷却板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63073092A JPH01246766A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 燃料電池用冷却板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63073092A JPH01246766A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 燃料電池用冷却板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01246766A true JPH01246766A (ja) | 1989-10-02 |
Family
ID=13508348
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63073092A Pending JPH01246766A (ja) | 1988-03-29 | 1988-03-29 | 燃料電池用冷却板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01246766A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006318863A (ja) * | 2005-05-16 | 2006-11-24 | Toyota Motor Corp | 燃料電池のセパレータ |
JP2013097982A (ja) * | 2011-10-31 | 2013-05-20 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池スタック |
JP2013229159A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池スタック |
EP3699990A4 (en) * | 2017-09-22 | 2021-02-17 | Nissan Motor Co., Ltd. | SPRING ELEMENT, FUEL CELL UNIT AND FUEL CELL STACK |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59217954A (ja) * | 1983-05-25 | 1984-12-08 | Hitachi Ltd | 燃料電池 |
JPS61109262A (ja) * | 1984-11-01 | 1986-05-27 | Hitachi Ltd | 燃料電池 |
-
1988
- 1988-03-29 JP JP63073092A patent/JPH01246766A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59217954A (ja) * | 1983-05-25 | 1984-12-08 | Hitachi Ltd | 燃料電池 |
JPS61109262A (ja) * | 1984-11-01 | 1986-05-27 | Hitachi Ltd | 燃料電池 |
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JP2013229159A (ja) * | 2012-04-25 | 2013-11-07 | Nissan Motor Co Ltd | 燃料電池スタック |
EP3699990A4 (en) * | 2017-09-22 | 2021-02-17 | Nissan Motor Co., Ltd. | SPRING ELEMENT, FUEL CELL UNIT AND FUEL CELL STACK |
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