JPH0124635Y2 - - Google Patents

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JPH0124635Y2
JPH0124635Y2 JP5815481U JP5815481U JPH0124635Y2 JP H0124635 Y2 JPH0124635 Y2 JP H0124635Y2 JP 5815481 U JP5815481 U JP 5815481U JP 5815481 U JP5815481 U JP 5815481U JP H0124635 Y2 JPH0124635 Y2 JP H0124635Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は超音波あるいは電磁波等のエネルギー
波を用いた人数検出装置の改良に関するものであ
る。
近年、電子技術の急速な発達に伴つて超音波あ
るいは電磁波等のエネルギー波を利用することに
よつて、予め定められたエリア内に於ける人数を
検出することが行われており、警備および監視等
の分野に於いて広く利用されている。
第1図は従来一般に用いられている人数検出装
置の一例を示すブロツク図であつて、1はエネル
ギー波の送受波器であつて、送波器1aと受波器
1bを有している。2は送受波器1の向きを変更
する走査器、3は走査器2によつて変更された送
受波器1の方向を検出する方向検出器、4は受波
器1bの受波出力を増幅する増幅器、5は増幅器
4の出力を2値信号に変換する2値化回路、6は
送波器1aを駆動する駆動器、7は駆動器6の制
御下に於いて、送波器1aから細く絞つたビーム
状のエネルギー波が送波されてからその反射波が
受波器1bに受波されるまでの時間を計数するタ
イミングパルス発生回路、8は検出範囲記憶回路
で、第3図に示すように送受波器1の水平方向角
度φ及び鉛直方向角度θを1ステツプずつ方向変
更して直方体状の検出エリアを全て走査する時の
各方向により送受波器1でカバーし得る検出限界
に相当する距離、即ちタイミングパルス発生回路
7から出力されるパルス信号の計数すべき最大設
定値を格別に記憶するものであり、これら各方向
別の最大設定値はテーブル構成になつている。従
つて、この検出範囲記憶回路8は、エネルギフロ
アーなどの人数検出範囲が異なると、その記憶容
量も異なるものである。また、9は方向検出器
3、2値化回路5、タイミングパルス発生回路7
および検出範囲記憶回路8から供給される出力信
号により、検出範囲内の人数を演算するデイジタ
ル構成による中央演算装置、10は検出範囲内に
存在する人間である。
このように構成された人数検出装置に於いて、
ある方向に向けられた送受波器1の送波器1aか
ら第2図aに示すエネルギー波S1が送波される
と、検出範囲に人間10が存在する場合には反射
波が受波器1bに於いて受波されて第2図bに示
す受波信号S2が出力される。この受波信号S2は、
増幅器4に於いて増幅された後に2値化回路5に
供給される。2値化回路5は入力信号を処理する
ことによつて第2図cに示す2値信号S3を中央演
算装置9に供給する。
一方、送受波器1の方向、すなわち第3図に示
す水平方向角度と鉛直方向角度θは方向検出器
3に於いて検出され、その検出出力は中央演算装
置9に供給される。中央演算装置9はエネルギー
波が送波されてから受波されるまでの時間を計数
するために出力されるタイミングパルス発生回路
7の出力信号S4(第2図d)と、2値化回路5か
ら供給される第2図cに示す2値化信号S3と、方
向検出器3から供給される水平方向角度および
鉛直方向角度θに対応した信号を基として、第3
図に示す人間10からの反射波の座標P(x,y)
を算出して記憶する。
この場合、上記座標P(x,y)の算出は例え
ば次のようにして行う。即ち、タイミングパルス
発生回路7から出力される第2図dに示すタイミ
ング信号S4を計数することによつて受波された反
射波が送波されてから受波されるまでの時間tを
求めることができる。従つて、エネルギー波の速
度をvとすると、座標P(x,y)は次のように
なる。
x=vt/2cosθ・sin y=vt/2cosθ・cos 一方、中央演算装置9は、送受波器1の水平方
向角度と鉛直方向角度θから、この方向に対す
る計数すべきタイミングパルスS4の最大値を検出
範囲記憶回路8から読み出し、タイミングパルス
S4の計数値が計数すべき最大値に達した時に走査
器2に第2図eに示す走査方向変更指命信号S5
送出するとともに、タイミングパルスS4の計数を
停止させる。走査器2はこの走査方向変更指命信
号S5の供給を受けると、送受波器1を次の方向に
ワンステツプ移動させる。
このようにして、1回のエネルギー波の走受波
処理が終了すると、送受波器1が上述したように
別の方向に移動された後に再び上記と同様なエネ
ルギー波を用いた送受波処理が行われる。ただ
し、検出範囲記憶回路8から中央演算装置9に読
み出されるタイミングパルスS4の最大計数値は、
送受波器1の方向によつて異なつた値となる。こ
れは、検出範囲が第3図に示すように直方体とな
る事から、水平方向角度と鉛直方向角度θが異
なる場合、送受波器1から検出範囲の境界までの
距離が異なるためである。
このようにして、検出範囲全体にわたつて上記
入力状のエネルギー波により第3図に示す所定範
囲空間が順次走査去れ、これに伴い検出範囲内で
反射波があることにより、物体を検出する。例え
ば第3図に示すように検出範囲内に人間が1人の
場合には、第4図に示すような映像処理が得られ
て表示10aがなされ、これによつて人数を1人
として検出することが出来る。
しかしながら、上記構成による人数検出装置
は、検出範囲記憶回路8が1個しか設けられてい
ないために、検出範囲の異なる工事先に対して人
数検出装置を生産する場合、あるいは稼動後の装
置に対して検出範囲を変更するに際しては、検出
範囲記憶回路8を交換する必要がある。これは、
検出範囲に変動が生ずると、送受波器1の方向が
同じであつても、検出範囲の境界までの距離が異
なつてしまうためである。このために、検出範囲
が異なる毎に異なつた検出範囲記憶回路8を生産
しなければならず、また保守用としても異なつた
種類の検出範囲記憶回路8を多数保管する必要が
生ずる。また、客先都合によつて検出範囲を変更
する場合には、その変更検出範囲に対応して検出
範囲記憶回路を新たに作らなければならず、速や
かに対応することが出来なかつた。
従つて、本考案による目的は、上記問題を解決
するために、検出範囲に変更が生じた場合に於い
ても、検出範囲記憶回路を交換することなくし
て、容易に変更することが出来る人数検出装置を
提供することである。以下、図面を用いて本考案
による人数検出装置を詳細に説明する。
第5図は本考案による人数検出装置の一実施例
を示すブロツク図であつて、第1図と同一部分は
同記号を用いてその詳細説明を省略してある。同
図に於いて11は検出範囲記憶部であつて、空間
容積の相異なる検出範囲A,B、例えば3m×2
m、5m×10mといつた検出範囲に相当する各方
向の計数すべき限界設定値を記憶した第1、第2
検出範囲記憶回路11a,11bによつて構成さ
れている。12は第1、第2検出範囲記憶回路1
1a,11bを乗場などの検出範囲の大きさに応
じ選択して中央処理装置9に切り換え接続する選
択スイツチである。
このように構成された人数検出装置に於いて
は、選択スイツチ12を操作することによつて、
異なつた検出範囲の情報を記憶した第1、第2検
出範囲記憶回路11a,11bを外部から自由に
選択することが出来る。従つて、検出範囲の変更
に際しては、従来のように検出範囲記憶回路を交
換することなく、選択スイツチ12を切換えるの
みで容易に変更することが出来る。この結果、従
来のように検出範囲の異なる工事毎に異なつた検
出範囲記憶回路を生産したり、保守用品として異
なつた検出範囲記憶回路を保管する必要がなくな
る。また、客先の都合によつて検出範囲を変更す
るに際しても、速やかに対応することが出来る。
なお、上記実施例に於いては、選択スイツチ1
2によつて第1、第2検出範囲記憶回路11a,
11bの出力を選択した場合について説明した
が、本考案はこれに限定されるものではなく、論
理素子を他のスイツチで制御するように構成して
も良い。また、この検出範囲記憶部11は、中央
演算装置の内部に設けられているメモリの一部を
利用して構成しても良く、この場合にはメモリの
アドレスを変更することによつて検出範囲の切換
を行うこととなる。更に、上記実施例に於いて
は、検出範囲記憶回路を2個設けた場合について
説明したが、より多くの数の検出範囲記憶回路を
設けても良く、この場合にはよりきめ細かな検出
範囲の変更が行えることになる。また、従来およ
び本考案の実施例では、検出範囲内に1人の人間
がいる場合について説明したが、人間が密に存在
する場合、例えば2人が密接している場合は1人
と判定することになる。これは実施例の検出方式
では原理的にそれ以上の区別が困難である。従つ
て、本考案の場合は正確に人数を検出するのが趣
旨ではなく、既知の人数、例えば非常に多い、普
通、少ない、というように検知しこれによつてエ
レベータの運行をスムーズにするものである。
以上説明したように、本考案によるエネルギー
波を利用した人数検出装置は、異なる検出範囲に
対応できるよう構成した互いに異なる複数個の検
出範囲記憶回路を設け、これら検出範囲記憶回路
を検出範囲に対応して外部選択スイツチの操作で
選択変更できるようにしたため、従来のように検
出範囲記憶回路の交換を行うことなくして検出範
囲の変更を極めて容易に行うことが出来る。従つ
て、検出範囲の異なる工事に対してもそれぞれ異
なつた検出範囲記憶回路を生産および保管する必
要がなくなる。また、検出範囲の変更に際して
も、外部からの選択変更指命によつて容易に行う
ことが出来、これに伴つて変更作業が速やかに行
える等の種々優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の人数検出装置を示すブロツク
図、第2図a〜fは第1図の各部動作波形図、第
3図、第4図は第1図の動作を説明するための
図、第5図は本考案による人数検出装置の一実施
例を示すブロツク図である。なお、図中同一部分
は同記号を用いて示してある。 1……送受波器、2……走査器、3……方向検
出器、4……増幅器、5……2値化回路、6……
駆動器、7……タイミングパルス発生回路、8…
…検出範囲記憶回路、9……中央演算装置、10
……人間、11……検出範囲記憶部、12……選
択スイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 超音波あるいは電磁波等のエネルギー波をビー
    ム状に送波し物体からの反射を受信する送受波器
    と、この送受波器の向きを変更する走査器と、送
    受波器の方向を検出する方向検出器と、送受波器
    からエネルギー波が送出されてからその反射波が
    受信されるまでの時間を計数するタイミングパル
    ス発生回路と、前記送波から受波までの時間、反
    射波及び方向検出器からの方向データに基づいて
    検出範囲内の人数を演算する手段と、異なる複数
    の検出範囲に対応できるよう構成され前記送受波
    器の方向により前記タイミングパルス発生回路か
    ら出力されるパルス信号の計数すべき限界設定値
    を記憶し方向情報により読み出される複数個の検
    出範囲記憶回路とこれらの検出範囲記憶回路を検
    出範囲に対応して選択変更する外部選択スイツチ
    とから構成したことを特徴とする人数検出装置。
JP5815481U 1981-04-22 1981-04-22 Expired JPH0124635Y2 (ja)

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JP5815481U JPH0124635Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22

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JP5815481U JPH0124635Y2 (ja) 1981-04-22 1981-04-22

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JPS57170078U JPS57170078U (ja) 1982-10-26
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