JPS5837505B2 - 欠陥検出装置 - Google Patents
欠陥検出装置Info
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- JPS5837505B2 JPS5837505B2 JP54041300A JP4130079A JPS5837505B2 JP S5837505 B2 JPS5837505 B2 JP S5837505B2 JP 54041300 A JP54041300 A JP 54041300A JP 4130079 A JP4130079 A JP 4130079A JP S5837505 B2 JPS5837505 B2 JP S5837505B2
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、周波数の異なる超音波を利用して金属材料
等の被検体の内部欠陥を効果的に検出することのできる
欠陥検出装置に関する。
等の被検体の内部欠陥を効果的に検出することのできる
欠陥検出装置に関する。
近年、金属材料中の欠陥を検出するのに超音波を利用し
た欠陥検出装置が用いられている。
た欠陥検出装置が用いられている。
この装置は、金属材料中に超音波を送波しこの超音波に
よる金属材料内部の欠陥からの反射超音波を検出し、こ
の反射超音波のレベルや受信開始時刻等から前記欠陥の
位置及び大きさを検出するものである。
よる金属材料内部の欠陥からの反射超音波を検出し、こ
の反射超音波のレベルや受信開始時刻等から前記欠陥の
位置及び大きさを検出するものである。
第1図は従来の欠陥検出装置の一例を示す概略構成図で
ある。
ある。
超音波トランスジューサ1はバースト波発振器2により
駆動され、金属材料3内に超音波を送波している。
駆動され、金属材料3内に超音波を送波している。
この超音波は金属材料3内を伝搬し、金属材料3内の亀
裂等の欠陥4a,4b及び金属材料3の境界面3aでそ
れぞれ反射され再び前記超音波トランスジューサ1に受
波される。
裂等の欠陥4a,4b及び金属材料3の境界面3aでそ
れぞれ反射され再び前記超音波トランスジューサ1に受
波される。
このとき上記欠陥4a,4b及び境界面3aからの各反
射超音波(エコ一群)の受波開始時刻は、超音波トラン
スジューサ1からの各距離に応じてそれぞれ異なる。
射超音波(エコ一群)の受波開始時刻は、超音波トラン
スジューサ1からの各距離に応じてそれぞれ異なる。
前記超音波トランスジューサ1で得られた反射超音波信
号は、増幅器5を介して増幅されたのち検波器6に供給
されて検波される。
号は、増幅器5を介して増幅されたのち検波器6に供給
されて検波される。
そして、この検波器6の出力信号がCRT(陰極線管)
モニタ等の表示器7VcAスコープ表示され、第2図に
示すような検出情報が得られる。
モニタ等の表示器7VcAスコープ表示され、第2図に
示すような検出情報が得られる。
すなわち、送波パルス信号Tから所定時間遅れてそれぞ
れ前記欠陥4a,4b及び境界面3aからのエコ一群に
よるパルス状の検出信号Q,R,Sが得られる。
れ前記欠陥4a,4b及び境界面3aからのエコ一群に
よるパルス状の検出信号Q,R,Sが得られる。
そして、上記送波パルス信号Tから検出信号Q,R,S
までの時間によって、前記超音波トランスジューサ1か
も欠陥4 a y4bまでの距離が判定される。
までの時間によって、前記超音波トランスジューサ1か
も欠陥4 a y4bまでの距離が判定される。
かくして、金属材料3内の欠陥4a,4bの位置を検出
することができる。
することができる。
さらに、前記超音波トランスジューサ1をX1−X2方
向に移動させ前記操作を行うことによって、欠陥4a,
4bの大きさを求めることができる。
向に移動させ前記操作を行うことによって、欠陥4a,
4bの大きさを求めることができる。
ところがこの種の装置では、欠陥の近傍に鼎接線等が存
在すると、この溶接線近傍の欠陥を検出することができ
ないという問題があった。
在すると、この溶接線近傍の欠陥を検出することができ
ないという問題があった。
すなわち、第3図に示すように金属材料3内に溶接線8
があると、この陪接線8で多数の反射超音波(エコ一群
)が生じ、これらのエコ一群も前記超音波振動子IVc
受波される。
があると、この陪接線8で多数の反射超音波(エコ一群
)が生じ、これらのエコ一群も前記超音波振動子IVc
受波される。
このため、前記表示器7で得られる検出情報は第4図に
示すように、溶接線8からのエコ一群による検出信号P
に前記検出信号Qがうずもれたものになる。
示すように、溶接線8からのエコ一群による検出信号P
に前記検出信号Qがうずもれたものになる。
したがって、溶接線8近傍の欠陥4aの検出が困難にな
るという問題があった。
るという問題があった。
また、上記問題を解決するために送波超音波のパルス幅
を短くしたものが考えられたが、パルス幅を短くするに
は限度があり、感度の低下を招く等の欠点があった。
を短くしたものが考えられたが、パルス幅を短くするに
は限度があり、感度の低下を招く等の欠点があった。
本発明はこのような事情を考慮してなされたもので、そ
の目的とするところは、被検体内部の欠陥を高感匿で、
かつ高いS/Nで検出でき得る簡易な構成の欠陥検出装
置を提供することにある。
の目的とするところは、被検体内部の欠陥を高感匿で、
かつ高いS/Nで検出でき得る簡易な構成の欠陥検出装
置を提供することにある。
以下、この発明の一実施例を図面を参照して説明する。
第5図は同実施例を示す概略構成図である。
第5図において11は超音波トランスジューサであり、
この超音波トランスジューサ11は、クロツク回路12
からクロツクパルス信号を与えられて異なる周波数のバ
ースト波を順次発生するバースト波発生器13により駆
動され、時間的に異なる周波数の超音波を前記金属材料
3内に送波している。
この超音波トランスジューサ11は、クロツク回路12
からクロツクパルス信号を与えられて異なる周波数のバ
ースト波を順次発生するバースト波発生器13により駆
動され、時間的に異なる周波数の超音波を前記金属材料
3内に送波している。
また、上記超音波トランスジューサ11に受波された反
射超音波は、電気信号に変換され増幅器14を介して増
幅されたのち検波器15に供給されていろ。
射超音波は、電気信号に変換され増幅器14を介して増
幅されたのち検波器15に供給されていろ。
この検波器15は、例えばダイオードからなるもので上
記増幅器14の出力信号を包絡線検波して入出力回路1
6に供給している。
記増幅器14の出力信号を包絡線検波して入出力回路1
6に供給している。
この入出力回路16は前記クロツク回路12からクロッ
クパルス信号を与えられて、前記検波器15の出力信号
をメモリ17及び演算器18に適宜供給している。
クパルス信号を与えられて、前記検波器15の出力信号
をメモリ17及び演算器18に適宜供給している。
また、上記メモリ17は上記クロツクパルス信号に基づ
いてその記憶情報を演算器18に供給したり、演算器1
8の演算結果を一時記憶したりしている。
いてその記憶情報を演算器18に供給したり、演算器1
8の演算結果を一時記憶したりしている。
そして、演算器18の演算結果は前記入出力回路16を
介して、CRTモニタ等の表示器19に供給さ力て表示
されている。
介して、CRTモニタ等の表示器19に供給さ力て表示
されている。
このように構成された本装置では、バースト波発振器1
3により第6図aに示すような周波数の異なるバースト
波信号T1,T2,T3を順次発振させ、これらのバー
スト波信号T1 y T2 +T31cより超音波トラ
ンスジューサ11を順次駆動して欠陥の検出をなす。
3により第6図aに示すような周波数の異なるバースト
波信号T1,T2,T3を順次発振させ、これらのバー
スト波信号T1 y T2 +T31cより超音波トラ
ンスジューサ11を順次駆動して欠陥の検出をなす。
まず、クロツク回路12からの第1のクロックパルス信
号を入力してバースト波発振器13は周波数f,のバー
スト波信号T1を出力する。
号を入力してバースト波発振器13は周波数f,のバー
スト波信号T1を出力する。
このバースト波信号’l’1Kより超音波トランスジュ
ーサ11が駆動され、周波数f1の超音波を金属材料3
内に送波する。
ーサ11が駆動され、周波数f1の超音波を金属材料3
内に送波する。
この超音波は金属材料3内を伝搬し音響インピーダンス
の異なる点、すなわち溶接線8、欠陥4 a y4b及
び境界面3aでそれぞれ反射される。
の異なる点、すなわち溶接線8、欠陥4 a y4b及
び境界面3aでそれぞれ反射される。
そして、これらの溶接線8、欠陥4a,4b及び境界面
3aからの各反射超音波(エコ一群)は再び前記超音波
トランスジューサ11vCて受波される。
3aからの各反射超音波(エコ一群)は再び前記超音波
トランスジューサ11vCて受波される。
超音波トランスジューサ11で受波された各エコ一群は
増幅検波される。
増幅検波される。
そして、検波器15では第6図bに示すような検出信号
PI ,Qt − RIS1が得られる。
PI ,Qt − RIS1が得られる。
すなわち前記超音波振動子11からの距離に応じて溶接
線8、欠陥4a,4b及び境界面3aの谷検出信号P1
t Q,J R1jS1が順次検出される。
線8、欠陥4a,4b及び境界面3aの谷検出信号P1
t Q,J R1jS1が順次検出される。
そして、このときの検波器15の出力信号(第1の検出
情報)は、入出力回路16を介してメモリ17に供給さ
れ一時的に記憶される。
情報)は、入出力回路16を介してメモリ17に供給さ
れ一時的に記憶される。
次に、前記クロツク回路12からの第2のクロックパル
ス信号を入力してバースト波発振器13は、周波数−f
2 ( .t’2>ft )のバースト波信号T2
を出力する。
ス信号を入力してバースト波発振器13は、周波数−f
2 ( .t’2>ft )のバースト波信号T2
を出力する。
このバースト波信号T2で前記超音波トランスジューサ
11が駆動され、周波数f2の超音波が金属材料3内に
送波される。
11が駆動され、周波数f2の超音波が金属材料3内に
送波される。
この超音波によるエコ一群も先のエコ一群と同様に前記
超音波トランスジューサ11で受波されたのち増I@検
波される。
超音波トランスジューサ11で受波されたのち増I@検
波される。
そして、検波器15では第6図bに示す溶接線8、欠陥
4a,4b及び境界面3aの各検出信号P2・Q2・R
2・s2が得られる。
4a,4b及び境界面3aの各検出信号P2・Q2・R
2・s2が得られる。
このときの検波器15の出力信号(第2の検出情報)は
、入出力回路16を介して演算器18に供給される。
、入出力回路16を介して演算器18に供給される。
このとき、前記メモリ17に記臆された第1の検出情報
は、前記第2のクロツクパルス信号により上記第2の検
出情報と同期をとられて前記演算器18Vc供給される
。
は、前記第2のクロツクパルス信号により上記第2の検
出情報と同期をとられて前記演算器18Vc供給される
。
そして、演算器18により第1及び第2の検出情報を加
算して得られた第3の検出情報が前記メモリ17K再び
記憶される。
算して得られた第3の検出情報が前記メモリ17K再び
記憶される。
さらに、前記クロツク回路12からの第30クロックパ
ルス信号を入力してバースト波発振器13は、周波数f
3 (,13>f2 )のバースト波信号T3を出力す
る。
ルス信号を入力してバースト波発振器13は、周波数f
3 (,13>f2 )のバースト波信号T3を出力す
る。
このバースト波信号T3で超音波トランスジューサ11
が駆動され、周波数f3の超音波が金属材料3内に送波
される。
が駆動され、周波数f3の超音波が金属材料3内に送波
される。
この超音波によるエコ一群も先のエコ一群と同様に前記
超音波トランスジューサ11で受波されたのち増幅検波
される。
超音波トランスジューサ11で受波されたのち増幅検波
される。
そして、検波器15では第6図bに示す溶接線8、欠陥
4a,4b及び境界面3aの各検出信号P3,Q3,R
3 ,S3が得られる。
4a,4b及び境界面3aの各検出信号P3,Q3,R
3 ,S3が得られる。
このときの検波器15の出力信号(第4の検出信号)は
、入出力回路16を介して演算器18に供給される。
、入出力回路16を介して演算器18に供給される。
このとき、前記メモリ17に記憶された第3の検出情報
は前記第3のクロツクパルス信号により上記第4の検出
情報と同期をとられて前記演算器18&tlm供給され
る。
は前記第3のクロツクパルス信号により上記第4の検出
情報と同期をとられて前記演算器18&tlm供給され
る。
そして、演算器18Vcより第3及び第4の検出情報を
加算して得られた第5の検出情報、つまり周波数f1
tf2,f3の谷超音波による各検出情報を同期をとっ
て加算して得られた情報が、人出力回路16を介して表
示器19に供給され表示される。
加算して得られた第5の検出情報、つまり周波数f1
tf2,f3の谷超音波による各検出情報を同期をとっ
て加算して得られた情報が、人出力回路16を介して表
示器19に供給され表示される。
この表示された情報から前記欠陥4a,4bの位置が判
定される。
定される。
さらに、前記超音波トランスジューサ11をX,−X2
方向に移動させ上述した操作を行うことによって欠陥4
a,4bの大きさが判定される。
方向に移動させ上述した操作を行うことによって欠陥4
a,4bの大きさが判定される。
ところで、前記溶接線8からのエコ一群は、溶接線8の
形状が第7図に示すように非常に複雑であるため、そこ
から反射される各エコーの受信開始時刻に時間差が生じ
る。
形状が第7図に示すように非常に複雑であるため、そこ
から反射される各エコーの受信開始時刻に時間差が生じ
る。
このため、晦接線8かものエコ一群による検出信号は各
エコーの干渉により前記第4図に示したように複雑なエ
ンベロープを有したものになる。
エコーの干渉により前記第4図に示したように複雑なエ
ンベロープを有したものになる。
これを2つのエコーについて説明すると、例えば第8図
a+bに示すように半波長ずれて受信された場合、前記
超音波トランスジューサ11の出力信号は同図Cに示す
ようになるーまた、検波後の出力信号は第8図dK示す
ように、2つの突部な持つエンベロープを有するものに
なる。
a+bに示すように半波長ずれて受信された場合、前記
超音波トランスジューサ11の出力信号は同図Cに示す
ようになるーまた、検波後の出力信号は第8図dK示す
ように、2つの突部な持つエンベロープを有するものに
なる。
エコーが多い場合や到達時間差が各々異なる場合は、さ
らに複雑なエンベロープを有するものとなる。
らに複雑なエンベロープを有するものとなる。
また、送波超音波の周波数が異なると、各エコーの干渉
パターンが変化するため、上記エンベロープはそれぞれ
違ったものになる。
パターンが変化するため、上記エンベロープはそれぞれ
違ったものになる。
さて、前記第6図bVc示した第1、第2及び第4の検
出情報は、それぞれ送波超音波の周波数が異っているた
め、前記尋接@8による検出信号P1 ,P2,P3の
各エンベロープがそれぞれ異っている。
出情報は、それぞれ送波超音波の周波数が異っているた
め、前記尋接@8による検出信号P1 ,P2,P3の
各エンベロープがそれぞれ異っている。
第6図c,dは同図bに示した各検出情報をそれぞれ溶
接線8による検出信号P1,P2 ,P3と、それ以外
による検出信号とに分けて示したものである。
接線8による検出信号P1,P2 ,P3と、それ以外
による検出信号とに分けて示したものである。
前記第5の検出情報の溶接線8による検出信号Pは、上
記第6図Cに示すような異ったエンベロープを有する検
出信号P1yP2,P3を同期をとって加算されたもの
である。
記第6図Cに示すような異ったエンベロープを有する検
出信号P1yP2,P3を同期をとって加算されたもの
である。
したがって、検出信号Pは相互に打ち消し合い、つまり
相殺されて第6図eに示すように均一化され、その最犬
波高値が小さくなる。
相殺されて第6図eに示すように均一化され、その最犬
波高値が小さくなる。
また、前記第5の検出情報の欠陥4a,4b及び境界面
3aによる各検出信号Q,R,Sは前記第6図dK示す
ような略同じエンベロープを有する検出信号Q1R1,
S1、検出信号Q2,R2,S2及び検出信号Q3 ,
R3 ,S3を同期をとって加算されたものである。
3aによる各検出信号Q,R,Sは前記第6図dK示す
ような略同じエンベロープを有する検出信号Q1R1,
S1、検出信号Q2,R2,S2及び検出信号Q3 ,
R3 ,S3を同期をとって加算されたものである。
したがって検出信号Q,R,Sは第6図fに示すように
そのレベルを略3倍されたものとなる。
そのレベルを略3倍されたものとなる。
このため、前記第5の検出情報は第6図gに示すように
、溶接線8の検出信号P(ノイズ)と欠陥4a,4b及
び境界面3aの各検出信号Q, R, S (信号)と
の比C S/N)が非常に大きなものとなる。
、溶接線8の検出信号P(ノイズ)と欠陥4a,4b及
び境界面3aの各検出信号Q, R, S (信号)と
の比C S/N)が非常に大きなものとなる。
したがって、検出信号Q,R,Sは容易に判定されるこ
とになる。
とになる。
このように本装置によれば、超音波トランスジューサ1
1から周波数の異なる超音波を順次送波させ、これらの
超音波による各エコー情報を同期をとって加算するため
、溶接線8による検出信号P>2均一化されその最犬波
高値が小さくなり、また欠陥4a,4b及び境界面3a
TLよる各検出信号Q,R,Sは略3倍にもなる.この
ため、検出信号Pと検出信号Q,R,Sとの比(S/N
)が非常に大きくなり、検出信号Q,R,Sを容易にか
つ高感寒に検出することができる。
1から周波数の異なる超音波を順次送波させ、これらの
超音波による各エコー情報を同期をとって加算するため
、溶接線8による検出信号P>2均一化されその最犬波
高値が小さくなり、また欠陥4a,4b及び境界面3a
TLよる各検出信号Q,R,Sは略3倍にもなる.この
ため、検出信号Pと検出信号Q,R,Sとの比(S/N
)が非常に大きくなり、検出信号Q,R,Sを容易にか
つ高感寒に検出することができる。
さらに、検出信号Pに検出信号Qがうずもれることがな
いため、鼎接線8の近傍にある欠陥4aも容易に検出す
ることができる。
いため、鼎接線8の近傍にある欠陥4aも容易に検出す
ることができる。
また、上記理由から複雑な形状をもつ境界近傍の欠陥の
検出も可能になるという利点がある。
検出も可能になるという利点がある。
さらに、検出感度及びS/Nが向上されたため、超音波
の送信パワーを低くできる等の効果を奏する。
の送信パワーを低くできる等の効果を奏する。
次に、この発明の他の実施例を説明する。
第9図は同実施例を示す概略構成図であり、先の実施例
と同一部分には同一符番な付してその詳しい説明は癌略
する。
と同一部分には同一符番な付してその詳しい説明は癌略
する。
この実施例が先に説明した実施例と異なるところは、周
波数変調バースト波信号により超音波トランスジューサ
11を駆動するようにしたことである。
波数変調バースト波信号により超音波トランスジューサ
11を駆動するようにしたことである。
周波数変調バースト波発振器21は、第10図aに示す
ように周波数がf3からf1 までチャープ的に変化す
る周波数変調バースト波信号を発振出力していろ。
ように周波数がf3からf1 までチャープ的に変化す
る周波数変調バースト波信号を発振出力していろ。
この周波数変調バースト波信号により超音波トランスジ
ューサ11が駆動され、周波数変調型の超音波が金属材
料3内に送波される。
ューサ11が駆動され、周波数変調型の超音波が金属材
料3内に送波される。
この超音波によるエコ一群が再び前記超音波トランスジ
ューサ11で受波され、電気信号に変換され増幅器14
を介して増幅されたのち検波器15K供給される−そし
て、検波器15で包絡線検波して得られた検出情報が、
表示器19に供給されて表示される。
ューサ11で受波され、電気信号に変換され増幅器14
を介して増幅されたのち検波器15K供給される−そし
て、検波器15で包絡線検波して得られた検出情報が、
表示器19に供給されて表示される。
前記周波数変調型の超音波は、多数の周波数成分を含ん
でいると考えられる。
でいると考えられる。
このため、溶接線8からのエコ一群による検出信号Pは
先の実施例で説明したのと同様の理由により均一化され
る。
先の実施例で説明したのと同様の理由により均一化され
る。
さらに、この実施例では先の実施例で説明した前記演算
処理が検波スる前の信号でなされるとみなすことができ
るから、上記検出信号Pを相殺して略零レベルにするこ
とが可能となる。
処理が検波スる前の信号でなされるとみなすことができ
るから、上記検出信号Pを相殺して略零レベルにするこ
とが可能となる。
このため、先の実施例と同様の効果は勿論、醍接線8か
らのエコ一群による検出信号Pを略除できるから先の実
施例以上にS/Nの向上をはかり得る。
らのエコ一群による検出信号Pを略除できるから先の実
施例以上にS/Nの向上をはかり得る。
また、メモリ17や演算器18等を必要とせず、非常に
簡易な構戒になるという利点がある。
簡易な構戒になるという利点がある。
なお、この発明は上述した各実施例に限定されるもので
はない。
はない。
例えば、前記第1の実施例のバースト波発振器13によ
る異なる周波数のバースト波信号の数を増やしてもよい
。
る異なる周波数のバースト波信号の数を増やしてもよい
。
さらに、メモリ17や演算器18等に高速動作可能なも
のを用いて、検波前の信号を演算処理するようにして、
より一層のS/N向上をはかることができる。
のを用いて、検波前の信号を演算処理するようにして、
より一層のS/N向上をはかることができる。
具体例では検波後に演算処理した場合、バースト波発振
器13の発振周波数にIMH2,1.2MH2,1.4
MH2,1.6MH2,1.8MH2,2.0MH2を
用いることによって従来のものに比べてS/Nを約4倍
、同じ周波数で検波前に演算処理した場合S/Nを約1
0倍改善できた。
器13の発振周波数にIMH2,1.2MH2,1.4
MH2,1.6MH2,1.8MH2,2.0MH2を
用いることによって従来のものに比べてS/Nを約4倍
、同じ周波数で検波前に演算処理した場合S/Nを約1
0倍改善できた。
また、前記表示器19にはCRTモニタの代りにX−Y
レコーダ等を用いてもよい。
レコーダ等を用いてもよい。
さらに、超音波トランスジューサは送波用と受波用とに
別個のものを用いてもよい。
別個のものを用いてもよい。
要するにこの発明は、その要旨を逸脱しない範囲で、種
々の変形して実施することができる。
々の変形して実施することができる。
以上説明したよ5Kこの発明によれば、時間的に周波数
の変化する超音波を被検体内に送波し、この送波された
超音波の上記被検体内からの反射超音波信号を検出する
ようにしたことによって、被検体内部の欠陥を高感度で
、かつ高いS/Nで検出できる簡易な構成の欠陥検出装
置を提供することができる。
の変化する超音波を被検体内に送波し、この送波された
超音波の上記被検体内からの反射超音波信号を検出する
ようにしたことによって、被検体内部の欠陥を高感度で
、かつ高いS/Nで検出できる簡易な構成の欠陥検出装
置を提供することができる。
第1図は従来の欠陥検出装置を示す概略構成図、第2図
は上記装置の作用を説明するための図、第3図及び第4
図はそれぞれ金属材料3内に溶接線8が内在するときの
前記装置の作用を説明するための図、第5図はこの発明
の一実施例を示す概略構成図、第6図a,〜d、第7図
及び第8図a,〜d,は同実施例の作用を説明するため
の図、第9図はこの発明の他の実施例を示す概略構成図
、第10図aybは他の実施例の作用を説明するための
図である。 3・・・・・・金属材料、4at 4b・・・・・・
欠陥、8・・・・・・溶接線、11・・・・・・超音波
トランスジューサ、12・・・・・・クロツク回路、1
3・・・・・・バースト波発振器、14・・・・・・増
・福器、15・・・・・・検波器、16・・・・・・入
出力回路、17・・・・・・メモリ、18・・・・・・
演算器、19・・・・・・表示器。
は上記装置の作用を説明するための図、第3図及び第4
図はそれぞれ金属材料3内に溶接線8が内在するときの
前記装置の作用を説明するための図、第5図はこの発明
の一実施例を示す概略構成図、第6図a,〜d、第7図
及び第8図a,〜d,は同実施例の作用を説明するため
の図、第9図はこの発明の他の実施例を示す概略構成図
、第10図aybは他の実施例の作用を説明するための
図である。 3・・・・・・金属材料、4at 4b・・・・・・
欠陥、8・・・・・・溶接線、11・・・・・・超音波
トランスジューサ、12・・・・・・クロツク回路、1
3・・・・・・バースト波発振器、14・・・・・・増
・福器、15・・・・・・検波器、16・・・・・・入
出力回路、17・・・・・・メモリ、18・・・・・・
演算器、19・・・・・・表示器。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 超音波バースト波を被検体に送波する手段と、上記
超音波バースト波の周波数を時間的に可変設定する周波
数制御回路と、前記周波数の可変設定された超音波バー
スト波の前記被検体による反射波をそれぞれ検出する手
段と、これら検出信号を相互に加算処理してその加算情
報から罰記被検体の欠陥部位を算出する手段とを具備し
たことを特徴とする欠陥検出装置。 2 超音波バースト波の周波数は、バースト波毎に可変
設定されるものである特許請求の範囲第1項記載の欠陥
検出装置。 3 超音波バースト波の周波数は、1つのバースト波に
おいてチャープ状に可変設定されるものである特許請求
の範囲第1項記載の欠陥検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54041300A JPS5837505B2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 欠陥検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54041300A JPS5837505B2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 欠陥検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55132950A JPS55132950A (en) | 1980-10-16 |
JPS5837505B2 true JPS5837505B2 (ja) | 1983-08-16 |
Family
ID=12604610
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54041300A Expired JPS5837505B2 (ja) | 1979-04-05 | 1979-04-05 | 欠陥検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5837505B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60241177A (ja) * | 1984-05-16 | 1985-11-30 | Mitsubishi Electric Corp | 形状認識装置 |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5890165A (ja) * | 1981-11-25 | 1983-05-28 | ロツクウエル・インタ−ナシヨナル・コ−ポレ−シヨン | 超音波検査装置 |
JPS61296266A (ja) * | 1985-06-25 | 1986-12-27 | Kawasaki Steel Corp | 超音波探傷装置 |
JP2012122807A (ja) * | 2010-12-07 | 2012-06-28 | Kawasaki Heavy Ind Ltd | ろう接接合部の超音波探傷装置および方法 |
JP6479478B2 (ja) * | 2014-01-07 | 2019-03-06 | 株式会社神戸製鋼所 | 超音波探傷方法 |
JP6700054B2 (ja) * | 2016-02-04 | 2020-05-27 | 学校法人桐蔭学園 | 非接触音響探査システム |
JP6761780B2 (ja) * | 2017-06-01 | 2020-09-30 | 株式会社神戸製鋼所 | 欠陥評価方法 |
-
1979
- 1979-04-05 JP JP54041300A patent/JPS5837505B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60241177A (ja) * | 1984-05-16 | 1985-11-30 | Mitsubishi Electric Corp | 形状認識装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55132950A (en) | 1980-10-16 |
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