JP2969202B2 - ニューラルネットワークによる3次元物体の認識方法 - Google Patents

ニューラルネットワークによる3次元物体の認識方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は物体の認識方法に関し、
特にニューラルネットワークによる3次元物体の認識方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、3次元物体の認識のため2次
元状に配列した超音波センサーとニューラルネットワー
クを用いる方法が提案されている(渡辺、米山 ”ニュ
ーラルネットワークを用いた超音波3次元認識法”、電
子情報通信学会技術研究報告US90−29、1990
参照)。この方法は、明るさが変化したり影が生じる屋
外環境においても3次元物体を認識することができる利
点を有しており、その概要を図12に示して説明する。
この方法は、図12に示すように、2次元状に配列され
た複数個の超音波センサー11〜1nから超音波センサマ
トリックスアレイ1を構成し、これらセンサ11〜1n
よる超音波撮像法を用いて奥行き方向の分解能と等価と
なる複数枚の平面画像21,22,…,2J を撮像し、こ
れらの平面画像21〜2Jをニューラルネットワーク3に
入力して3次元物体10を認識するものとなっている。
なお、このニューラルネットワーク3は入力層4,中間
層5および出力層6から構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の3次元認識方法では (1)奥行き方向の分解能に見合った複数枚の平面画像の
撮像が必要であり、撮像に時間を要する。 (2)立体像の認識に複数枚の平面画像が必要である。従
って、人力数が多くなり、物理的に大規模なニューラル
ネットワークが必要な上、計算に時間を要する。 という問題があった。本発明はこれらの問題点を解決す
るため、一枚の平面画像で立体像の認識を可能とするニ
ューラルネットワークによる3次元物体の認識方法を提
供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このため本発明は、平面
状に配列された複数個の距離センサーを用いて、この距
離センサーの前方に対向して設置した3次元物体の表面
までの距離情報の平面分布を測定する。そしてこの物体
表面までの距離情報と背景までの距離を比較することに
より3次元物体の形状情報を背景から抽出し、当該距離
情報の平面分布もしくは,当該距離情報の平面分布から
基準面までの距離の差で定義される奥行き情報の平面分
布を、ニューラルネットワークの入力情報に用いて3次
元物体を認識するようにしたものである。
【0005】
【作用】本発明においては、3次元物体の形状情報を損
なうことなく、2次元奥行き情報に圧縮できるので、ニ
ューラルネットワークを用いた認識における演算数を大
幅に減らすことができる。
【0006】
【実施例】本発明の実施例を説明する前に、まず本発明
の概要を説明する。3次元物体を認識するには、形状の
計測手段および,計測した情報に基づく形状の認識手段
が必要である。本発明では認識手段としてニューラルネ
ットワークを用い、このニューラルネットワークによる
物体認識を効率的かつ確実に達成できるように、形状の
計測手段を工夫したものであり、それぞれの手段につい
て概要を説明する。
【0007】「形状の認識手段」:この認識手段として
はバックプロパゲーションを用いたパーセプトロン型の
ニューラルネットワークを用いる。図2にその構成を示
す。このニューラルネットワーク13は、図2に示すよ
うに入力層14と中間層15および出力層16から構成
される。中間層15は必ずしも1層でなくてもよい。こ
のニューラルネットワーク13では、入力層14に入力
される信号に対して出力層16が一定の信号を出力する
ように学習させることができる。一度学習を行えば、学
習した入力信号とほぼ同様の入力信号に対し、学習した
信号を出力する。この時、入力信号の数nと入力層14
の要素数I(n)は対応している。
【0008】図2のニューラルネットワーク構成におい
ては入力層14の要素数I(n) が増えるほど、計算機内
の所要メモリー数が増加し、かつ計算処理数も増加す
る。従って、認識情報が保障される範囲で入力数を最小
とすることが合理的である。図12に示したように、従
来の方法では認識に複数の平面画像21〜2Jを要してい
る。このとき画像の枚数をJ、画像の要素数をKとする
と、入力層14の要素数I(n)としてK×Jが必要であ
る。これに対して、本発明では後述する「形状の計測手
段」を用いることによって、図1に示すように、3次元
物体10の奥行き情報を直接測定して数値化することが
できる。いわば従来はJ枚の画像を要した3次元物体の
再生を、奥行き方向に圧縮した1枚の奥行き情報画面1
2で行うことができる。従って、入力層14の要素数I
(n) をK個の奥行き情報とすることができる。この結
果、入力層14の要素数I(n)を従来のJ分の1に減少
させることができる。
【0009】「形状の計測手段」:超音波やレーザ光を
物体表面に照射し、物体表面からの反射に要する時間を
測定することによって、物体表面までの距離を直接測定
することができる。従って、これらの距離センサー11
1〜11nを図1に示すように2次元状に配列してセンサ
ーマトリックスアレイ(以下、センサーアレイと略称す
る。)11を構成し、これを用いることによって、それ
らセンサー111〜11nに対向する物体10表面までの
距離情報Aを得ることができる。また、物体10の置か
れた基準面までの距離Bとその物体表面までの距離Aの
差から、当該物体の奥行き情報12を得ることができ
る。特にこの方法では奥行き方向に対して距離分解能の
高い測定を行うことができる。
【0010】一方、このような本発明の方法では、用い
る距離センサーの指向性が広い場合には奥行き方向に直
交した平面内つまり水平方向の分解能が悪くなる欠点が
ある。この欠点を補うため本発明では、指向角±5度以
下の超音波センサーもしくはレーザ光センサーを用いる
必要がある。一方、従来から提案されている超音波を用
いた撮像法として、指向性の広いバースト波を1つの発
信器から物体表面に向けて照射し、反射波を複数の受信
器で同時に受信し、音響ホログラフィ法を用いて画像を
再生する方法がある。この方法は水平方向について分解
能のよい測定が行えるが、得られる画面は図12に示し
たようにセンサーからの距離が一定の平面像であり、本
発明のように奥行き情報を一度の測定で得られるもので
はない。
【0011】以下、本発明の実施例について図面を用い
て説明する。図3に、距離センサーとして用いた超音波
センサーアレイの構成を示す。このセンサーアレイ21
は、周波数200kHz の送受信兼用の超音波センサー
22((株)ムラタ製作所製 MA200A1)を30
mm間隔で平面状に縦横に8個ずつ計64個配列したも
のであり、図3では超音波センサー22を縦横に3個づ
つ配列した状態を示している。このときの測定点(図中
黒丸で示す)23は縦横15×15の計225点であ
り、図3では5×5の計25点を示している。図4に前
記超音波センサー22の指向性を示す。その指向性は±
3.5度である。
【0012】また、図5に上記超音波センサーの水平方
向分解能の実験結果を示す。この実験は、図6に示すよ
うに超音波センサーつまり1つの素子221 から送信し
た超音波25を物体10の対象物に照射し、その表面か
らの反射波26を隣接する1つの素子222 で受信し、
その出力を測定した。図6中Mは互に隣接する2つの素
子221,222の間隔2hの中間点を示し、Lはその中
間点と物体10の対象物との距離をそれぞれ示してい
る。図5より、狭指向性の200kHz の素子(超音波
センサー)を用いた場合、その素子間隔2hに応じて出
力が変化することがわかる。ここで、図5中曲線aは対
象物の距離Lが200mmの場合を、曲線b及びcはL
がそれぞれ400mm,600mmの場合を示してい
る。従って、水平方向の識別が可能であること、また、
素子間隔10mm程度なら十分識別可能なことがわか
る。
【0013】一方、指向性が±20度と広い40kHz
の素子の場合には、図5より明らかなように、素子間隔
によらず出力がほぼ同じなので、水平方向の識別が困難
である。この違いはセンサーの指向性によって生じてい
る。なお、図5中曲線dは前記40kHz の素子におい
て対象物の距離Lが200mmの場合を、曲線e及びf
は同素子においてLがそれぞれ400mm,600mm
の場合を示している。
【0014】図7に、本実施例による形状測定系のブロ
ック図を示す。この実施例は、上記センサーアレイ21
を構成する64個の送受信兼用の超音波センサー221
〜2264をパソコン(パーソナルコンピュータ)40の
指令に基づき任意に選定して、それに対応したスイッチ
部31の各スイッチ311〜3164 で切り替える。そし
て、選択された超音波センサーのうちその送信センサー
素子から同期発振回路32の同期信号(周波数200k
Hz )に伴う3波長分の超音波パルスを対象物に送信す
るとともに、その信号に同期してカウンタ37を駆動す
る。さらに受信した反射波のパルスはアンプ34で増幅
し、そのパルスをカウンタ37のゲート36に入力して
該カウンタ37を停止する。
【0015】これにより、カウンタ37はその間に水晶
発振回路35からゲート36を通して送出されるクロッ
クパルスをカウントし、そのカウント値をインタフェー
ス39を介してパソコン40に出力するとともに、該カ
ウント値に所定の比例定数を乗ずることによって対象物
までの距離を測定し、その距離情報に基づき対象物の奥
行き情報を得ることができる。この場合、かかる構成で
は単一の距離測定回路を用いて各距離センサー221
2264 を切り替えている。なお図7中33は送信用の
パワーアンプであり、38はスイッチ部31の各スイッ
チ311 〜3164をオン,オフ制御するコントロールロ
ジックである。
【0016】図8に、上記実施例における6cm角の立
方体の撮像結果を示す。この実験は立方体を机の上に静
置し、机の上方65cmに下向きに上記センサーアレイ
を固定して、超音波像を撮影した。机上の測定エリアは
一辺21cmの正方形である。撮像時間は約2秒であ
る。机までの距離と立方体表面までの距離を差し引くこ
とによって、奥行き情報の水平分布を得ることができ
る。測定結果の3次元表示を図9に示す。図8の奥行き
情報を用いることによって、図9のように3次元形状を
再生できることがわかる。
【0017】ここで、奥行き方向に対しては2mmとい
う非常に優れた分解能を有しているのが本発明方法の特
長でもある。また、距離情報もしくは奥行き情報を用い
ることによって、場所や大きさ、形状が不明な物体の形
状情報を背景から抽出することができるのも本発明方法
の大きな特長である。この装置を用いて表1に示した4
種の物体をそれぞれ測定エリアの中央に静置して形状を
測定し、図2の構成のニューラルネットワーク(N.
N)13で学習後、認識実験を行なった。
【0018】
【0019】このとき、ニューラルネットワーク13の
要素数は入力層15×15、中間層8、出力層4のデジ
タル型である。なお、用いた超音波センサーの数は縦横
8×8の計64個であるが、同一出願人に係る特願平2
ー407217号で先願した方法を用いて、水平方向の
分解能を向上させることによって、入力層の要素数I
(n) を15×15とした。学習に要した時間は約20分
であり、奥行き方向に複数の画像を要した従来方法によ
る学習に比べて、処理時間を数10の1以下に短縮する
ことができた。認識実験は、表1の4種の木製のサンプ
ルを机上の測定エリヤ内の任意の場所に任意の方向で設
置し、認識率を測定した。3次元物体の形状は観察位置
や方向によって異なって見える。
【0020】従って、その認識においては、物体の位置
や方向に依存しない認識アルゴリズムが必要である。図
10に、本実施例において用いた3次元物体のアルゴリ
ズムの一例を示す。すなわち、上記センサーアレイを用
いてそれに対向した3次元物体表面までの距離情報を測
定し、そのノイズ除去後、物体表面までの距離情報と背
景までの距離を比較して3次元物体の形状情報を抽出す
る(ステップ100〜102)。そしてこの抽出した形
状情報の重心を計算したのち、該形状情報をその重心中
心に画面中央に平行移動し(ステップ103,10
4)、回転させる毎に上記ニューラルネットワーク13
に入力し、最大出力で形状を判定した(ステップ105
〜107)。
【0021】このとき、回転は10度毎に350度まで
行った。4種のサンプル(表1参照)について各50回
づつ認識率を求めた結果、認識率98%を得ることがで
き、本発明の有効性を確認することができた。
【0022】上記の方法では物体認識のため形状情報を
回転した。これは形状情報が向きに依存する情報である
ためである。一方、物体の体積や、物体のセンサー方向
の表面積は位置や向きに依存しない物理量であると同時
に物体に固有の特徴量である。従って、これら位置や向
きに依存しない特徴量をニューラルネットワークの入力
情報に用いれば、前述のような回転対照法を用いなくて
も位置および向き、センサーまでの距離が自由な物体を
認識できる。
【0023】本発明の距離測定はパルス遅延時間法によ
っているため、超音波の波長程度の距離分解能が可能で
ある。周波数100kHz の場合、2mm程度の距離分
解能が得られる。従って、奥行き情報から物体の体積を
精度良く算出できる利点がある。図11にその実施例を
示す。この実施例では、上述した実施例(図10参照)
と同様にセンサーアレイを用いてそれに対向した3次元
物体表面までの距離情報を測定し、そのノイズ除去後、
物体表面までの距離情報と背景までの距離を比較して3
次元物体も形状情報を抽出したのち(ステップ120〜
122)、その奥行き情報から面積および体積を入力情
報として表1の4種の物体を測定した(ステップ12
3,124)。その結果、位置および向きにかかわらず
完全に識別できた。
【0024】このように体積に基づいた認識も可能なの
が本発明方式の特長である。この方法は回転対照法に比
べてニューラルネットの入力数を削減できる上、構成も
簡単であり、学習時間および識別に要する時間とも短縮
できる大きな利点がある。同じ処理速度の計算機を用い
た比較では、回転対照法で10秒の処理時間を要したの
が、体積に基づく認識では1秒以下に短縮できた。
【0025】一方、本発明の方式と異なった超音波によ
る形状測定方式であるフェイズドアレイ方式では、原理
的に波長の10倍以下の距離分解能を得るのは困難であ
る。従って、物体の高さを分解能よく測定するのは困難
である。その上、この方式では図12に示したとおり、
距離が一定の平面画像しか撮像できないので立体像を得
るために複数枚の平面画像を撮像する必要がある。入力
情報過多によるニューラルネットワークへの負荷増を避
けるためには画像枚数に制限が生じる。一例として画像
枚数の上限を10枚とすると、測定距離範囲を100c
mの場合、距離分解能は10cmとなってしまう。従っ
て、ニューラルネットワークへの負荷を低減するために
物体の体積を精度良く測定するのは益々困難になる。
【0026】なお、本発明で用いる距離センサーは超音
波センサーやレーザ光センサーに限定するものではな
く、指向性がよいものならば良い。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、複
数個の距離センサを平面状に配列したセンサーアレイを
用いて、該センサーアレイに対向して設置された3次元
物体の表面までの距離情報の平面分布を測定し、この物
体表面までの距離情報と背景までの距離を比較して3次
元物体の形状情報を背景から抽出し、該距離情報の平面
分布あるいは該距離情報の平面分布から基準面までの距
離の差で定義される奥行き情報の平面分布をニューラル
ネットワークの入力情報に用いることにより、3次元物
体の認識が可能になる。このため、
【0028】(I)3次元物体の形状情報を損なうことな
く、2次元奥行き情報に圧縮することができるので、ニ
ューラルネットワークを用いた認識における演算数を大
幅に低減できる。 (II)構成が簡単で経済的,実用的である。 (III)明るさが変化したり、影が生じる屋外環境におい
ても認識が可能である。 (IV)位置や向きが不特定な物体の認識が可能である。 (V)高速認識が可能である。 (VI) 体積の精密測定が可能なため、位置および向きに
依存しない特徴量である体積に基づいた認識が可能であ
る。 など、多くの利点を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の距離センサーによる形状測定の原理的
な説明図である。
【図2】本発明において用いるニューラルネットワーク
の説明図である。
【図3】本発明の一実施例において用いた超音波センサ
ーアレイの構成図である。
【図4】本実施例における超音波センサーの指向性を示
す図である。
【図5】本実施例における超音波センサーの水平方向分
解能の実験結果をそれぞれ示す図である。
【図6】本実施例における水平方向分解能の実験方法を
示す説明図である。
【図7】本実施例における形状測定系のブロック図であ
る。
【図8】本実施例において立方体の撮像で得られた奥行
き情報を示す図である。
【図9】図8の奥行き情報の3次元表示を示す図であ
る。
【図10】本実施例における3次元物体の認識アルゴリ
ズムを示す説明図である。
【図11】本実施例における体積に基づいた3次元物体
の認識アルゴリズムを示す説明図である。
【図12】従来の超音波センサーによる形状測定の説明
図である。
【符号の説明】
10 3次元物体 11 センサーアレイ 111〜11n 距離センサー 12 奥行き情報画面 13 ニューラルネットワーク 14 入力層 15 中間層 16 出力層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武田 幸喜 東京都千代田区内幸町一丁目1番6号 日本電信電話株式会社内 (56)参考文献 特開 平3−286380(JP,A) 特開 平2−280078(JP,A) 特開 平4−158294(JP,A) 特開 平2−39286(JP,A) 特開 平4−276785(JP,A) 特開 平3−225482(JP,A) 特開 平3−251712(JP,A) 特開 平2−39285(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G01S 7/48 - 7/64 G01S 15/00 - 15/96 G01S 17/00 - 17/95 G06F 15/18

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平面状に配列された複数個の距離センサ
    ーを用いて、前記距離センサーの前方に対向して設置し
    た3次元物体の表面までの距離情報の平面分布を測定
    し、その物体表面までの距離情報と背景までの距離を比
    較することによって3次元物体の形状情報を背景から抽
    出し、当該距離情報の平面分布もしくは,当該距離情報
    の平面分布から基準面までの距離の差で定義される奥行
    き情報の平面分布を、ニューラルネットワークの入力情
    報に用いて3次元物体を認識することを特徴とするニュ
    ーラルネットワークによる3次元物体の認識方法。
  2. 【請求項2】 請求項1において、抽出した距離情報の
    平面分布もしくは,奥行き情報の平面分布をその重心中
    心に画面中央に平行移動し、回転させる毎にニューラル
    ネットワークに入力し、最大出力をもって形状を判定す
    ることを特徴とするニューラルネットワークによる3次
    元物体の認識方法。
  3. 【請求項3】 請求項1において、距離センサーとして
    指向角±5度以下の超音波センサーもしくはレーザ光セ
    ンサーを用いたことを特徴とするニューラルネットワー
    クによる3次元物体の認識方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、奥行き情報の平面分
    布から算出した物体のセンサー方向の表面積もしくは体
    積をニューラルネットワークの入力情報に用いて3次元
    物体を認識することを特徴とするニューラルネットワー
    クによる3次元物体の認識方法。
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