JP3038256B2 - 超音波信号処理装置 - Google Patents
超音波信号処理装置Info
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- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N2291/00—Indexing codes associated with group G01N29/00
- G01N2291/04—Wave modes and trajectories
- G01N2291/044—Internal reflections (echoes), e.g. on walls or defects
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Description
原子炉容器内のナトリウム中において超音波トランスジ
ューサを不透明なナトリウム中で走査することにより原
子炉容器内の構造対象物を目視化して検査を行う炉内検
査装置に使用される超音波信号処理装置に関する。
容器内検査では超音波トランスジューサの指向性の鋭さ
を利用することにより超音波ビームをスポット状に照射
して超音波トランスジューサを移動させながら対象物か
らの反射エコー信号を収集することにより対象物の画像
を再生する。
像度が超音波トランスジューサの性能に依存するため解
像度の向上が困難である。また、超音波信号の収集も超
音波トランスジューサと1対1に対応しているため、超
音波トランスジューサを複数に増加しても収集する信号
数が超音波トランスジューサの数に比例する程度であ
り、画像の再生速度の高速化が困難であった。
て、特に原子炉容器内の構造物の健全性の確認は、最も
重要な検査項目である。また、事故時における原子炉容
器内の状態の確認は、速やかにできる限りの正確さをも
って行われる必要がある。また、原子炉容器内の検査を
行うためには原子炉容器内のあらゆる場所にアクセスす
る必要があり、このためには原子炉容器内に設置されて
いる複雑な構造物を避けてアクセスを行うことが必要に
なる。
では、再生画像の解像度が超音波トランスジューサの性
能に依存するため解像度の向上が困難であった。また、
超音波信号の収集も超音波トランスジューサと1対1に
対応しているため、超音波トランスジューサを複数にし
ても収集する信号が超音波トランスジューサの数に比例
する程度であり、画像の再生速度の高速化が困難であっ
た。このため、超音波による画像により原子炉内の検査
を行う場合には、画像表示速度の高速化と画像分解能の
向上が最優先の課題である。
たもので、超音波トランスジューサの数の2乗倍の超音
波エコー信号を一回の走査で収集することができ、画像
表示速度の高速化と画像分解能の向上を図ることができ
る超音波信号処理装置を提供することにある。
象物に対して広い指向角を有して超音波信号を発信する
とともに前記対象物からの超音波エコー信号を受信する
複数の超音波トラスジューサと、この複数の超音波トラ
ンスジューサにパルス信号を与えることができる発信器
と、この発信器からの発信指令を前記複数の超音波トラ
ンスジューサにおける各々の超音波トランスジューサに
対して選択的に送信可能な切り替え回路と、前記各々の
超音波トランスジューサに1対1に対応して接続された
信号増幅器と、この信号増幅器に接続された複数の超音
波エコー信号を各々取り込むA/D変換器と、このA/
D変換器の収集タイミングを制御すると同時にデータの
取り込みが完了した後に前記各々の超音波トランスジュ
ーサの2次元方向の位置を検出し前記各々の超音波トラ
ンスジューサを同一平面内で一定間隔で走査させる機能
を有する走査駆動装置と、この走査駆動装置に走査指令
を出力する走査制御装置と、この走査制御装置からの前
記超音波トランスジューサの2次元方向の位置信号と前
記A/D変換器からの前記複数の超音波エコー信号とを
取り込んで映像再生点に各測定点からの信号をかさねて
空間的に統計処理することにより前記対象物を高速で映
像化する画像処理部とからなることを特徴とする。
有する超音波信号を発信する超音波トランスジューサを
一定間隔に複数配置する。このうち、一つの超音波トラ
ンスジューサから発信されて、可視化する対象物で反射
する反射超音波エコー信号を全ての超音波トランスジュ
ーサで同時に受ける処理を、切り替え回路により発振す
る超音波トランスジューサを順次切り替えながら、全ト
ランスジューサについて行う。これにより超音波トラン
スジューサの数の2乗倍の超音波エコー信号を一回の走
査で収集する事が可能である。原理的には、超音波トラ
ンスジューサが一つの場合のデータ収集時間の1/(超
音波トランスジューサの数の2乗倍)のデータ収集とす
ることができる。
は、超音波トランスジューサの数をN個とするとN2 個
となるが、このうち径路が同じで信号の伝搬方向が逆な
ものがあるため、これらは、平均化するか収集しないか
のどちらかの手段により有効なデータとして1/2N
(N+1)個の超音波エコー信号を収集する事ができ
る。図2(a)に従来例と、図2(b)に本発明との原
理の比較結果を示す。
1は超音波トランスジューサで走査機構2に固定されて
おり、3は超音波エコー信号で、4は対象物5の反射面
を示している。従来例では超音波信号の収集が超音波ト
ランスジューサ1と1対1の関係であるが、本発明では
超音波トランスジューサ1の数の2乗倍の超音波エコー
信号3を一回の走査で収集できる。
すことができる。更に、走査により収集された全ての信
号を、画像再生点に重ねる空間的な統計処理という演算
手続きを一つ又は、複数のデジタル信号データ処理装置
(Digital Signal Processor、以下D.S.Pと記
す)と補助記憶装置を持たせた装置を作ることにより画
像再生処理を高速化する事ができる。以上に示した手段
により、画像処理の高速化の要素であるデータ収集及び
画像再生処理の高速化が可能となる。
超音波信号処理装置の一実施例について説明する。図1
において超音波トランスジューサ21〜24は走査機構2に
固定され、この走査機構2は走査駆動装置11に接続し、
走査制御装置12からの走査指令信号にしたがって走査駆
動装置11によりX方向に一定値移動する。その移動度毎
に以下に示す手順で各超音波トランスジューサ21〜24は
超音波を発・受信する。
ことを示す信号をパルス信号を切り替え回路13及び画像
処理部15に出力する。切り替え回路13は、走査制御装置
12から受信した走査が完了したことを示す信号により、
超音波トランスジューサ21〜24のうち、例えば一番目の
超音波トランスジューサ21を選択する状態にセットが完
了した後に発信器14に発信指令を出力する。
が、発信器14から発信されたパルス信号は一番目の超音
波トランスジューサ21に出力される。超音波トランスジ
ューサ21は対象物5に対して広い指向角を有する超音波
信号を発信し、対象物5から反射された超音波エコー信
号を全ての超音波トランスジューサ21〜24で同時に受信
する。
た超音波エコー信号は、信号増幅器41〜44で増幅されA
/D変換器31〜34を介して画像処理部15に取り込まれ
る。画像処理部15は、超音波エコー信号が取り込まれた
ことを確認すると即座に取り込み完了の信号を切り替え
回路13に出力する。
ランスジューサ22を選択し、上記と同様の手順を繰り返
し、最終的にN番目の超音波トランスジューサ22n(図
示せず)からの超音波エコー信号を画像処理部15が取り
込んだことにより1回分の走査を完了する。この1回の
走査で、1/2{N(N+1)}個のデータを走査機構
を動かすことなく収集することができる。
が完了したことを示す信号を受信し、走査駆動装置11に
走査指令信号を出力する。さらに、走査駆動装置11は、
この走査制御装置12から受信した走査指令信号に基づ
き、走査機構2をX方向に更に、一定値移動させ同様の
走査を行う。この手順をX方向に一定回数(超音波トラ
ンスジューサ21〜24の間隔だけ移動するまで)繰り返し
た後にY方向に一定値移動させる。また、同様の走査を
X方向に同様の走査を行い、これをY方向にも一定回数
繰り返し続ける。これにより、X,Y平面上での一連の
全走査を完了する。
で得られた信号を、大量の超音波エコー信号の受信と同
時に走査制御装置12から取り込んだ超音波トランスジュ
ーサ位置信号のX,Y平面上の位置を表す超音波トラン
スジューサ位置信号Zとペアで格納し、これらの全信号
を画像を再生する座標上のデータを逆算して重ね上げる
演算処理を行う。この処理を一つ又は、複数のD.S.
Pで行なうことにより、大量の超音波エコーを高速処理
し、信号対象物の画像を再生を高解像度で且つ高速で行
うことができる。
サの数の2乗倍の超音波エコー信号を一回の走査で単時
間で収集する事ができる。また、画像再生処理を高速化
して解像度の高い超音波画像を高速で表示できる超音波
信号処理装置を提供することが出来る。
を示す構成図。
の原理図。
波エコー信号、4…反射面、5…対象物、11…走査駆動
装置、12…走査制御装置、13…切り替え回路、14…発信
器、15…信号処理部、21〜24…超音波トランスジュー
サ、31〜34…A/D変換器、41〜44…信号増幅器、51…
対象物、Z…超音波トランスジューサの位置信号。
Claims (1)
- 【請求項1】 可視化したい対象物に対して広い指向角
を有して超音波信号を発信するとともに前記対象物から
の超音波エコー信号を受信する複数の超音波トラスジュ
ーサと、この複数の超音波トランスジューサにパルス信
号を与えることができる発信器と、この発信器からの発
信指令を前記複数の超音波トランスジューサにおける各
々の超音波トランスジューサに対して選択的に送信可能
な切り替え回路と、前記各々の超音波トランスジューサ
に1対1に対応して接続された信号増幅器と、この信号
増幅器に接続された複数の超音波エコー信号を各々取り
込むA/D変換器と、このA/D変換器の収集タイミン
グを制御すると同時にデータの取り込みが完了した後に
前記各々の超音波トランスジューサの2次元方向の位置
を検出し前記各々の超音波トランスジューサを同一平面
内で一定間隔で走査させる機能を有する走査駆動装置
と、この走査駆動装置に走査指令を出力する走査制御装
置と、この走査制御装置からの前記超音波トランスジュ
ーサの2次元方向の位置信号と前記A/D変換器からの
前記複数の超音波エコー信号とを取り込んで映像再生点
に各測定点からの信号をかさねて空間的に統計処理する
ことにより前記対象物を高速で映像化する画像処理部と
からなることを特徴とする超音波信号処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3177878A JP3038256B2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 超音波信号処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3177878A JP3038256B2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 超音波信号処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0527080A JPH0527080A (ja) | 1993-02-05 |
JP3038256B2 true JP3038256B2 (ja) | 2000-05-08 |
Family
ID=16038640
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3177878A Expired - Lifetime JP3038256B2 (ja) | 1991-07-18 | 1991-07-18 | 超音波信号処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3038256B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2796018B2 (ja) * | 1992-08-03 | 1998-09-10 | 株式会社東芝 | 超音波画像処理装置 |
JP3320849B2 (ja) * | 1993-08-06 | 2002-09-03 | 株式会社東芝 | 超音波画像化装置 |
DE4438643C2 (de) * | 1994-10-28 | 1996-12-19 | Siemens Ag | Verfahren zur Objekterkennung |
JP6423703B2 (ja) * | 2014-12-05 | 2018-11-14 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 形状計測システムおよび形状計測方法 |
-
1991
- 1991-07-18 JP JP3177878A patent/JP3038256B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0527080A (ja) | 1993-02-05 |
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