JPS6253640A

JPS6253640A - 超音波診断装置

Info

Publication number: JPS6253640A
Application number: JP19380085A
Authority: JP
Inventors: 町田　薫
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-09-04
Filing date: 1985-09-04
Publication date: 1987-03-09

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の技術分野］本発明は、超音波画像の中で関心領域のみで超音波送受
信を行なう超音波診断装置に関するものである。

［発明の技術的青用とその問題点コ超音波診断画像構成技術の基本的なものの一つとして、
方位分解能及びＳ／Ｎの向上の為に送信及び受信での多
段フォーカス技術が在る。良い画質を得るためには、両
者の同時機能は不可欠であるが、前者では表示画面の切
換え速度がフォーカシングの段数に対応して減少する。

このために勅ぎの速い被写体を正確に表示できないばか
りでなく、表示画面の切換えが目立ってしまうという欠
点がある。

現状では、この欠点に対応するのに、方位方向の超音波
送受信回数を崖減し、その分の超音波送受信に関与しな
い画素は周囲データの補間により構成する方法が採られ
ているが、たとえ画面切換が若干目立たなくなるとして
も方位分解能の点で明らかに見劣りがする。

［発明の目的］本発明は上記事情に基づいてなされたものであって、診
断領域を含む超音波画像内の関心領域のみに対応する超
音波送受信を行ない、超音波送受信のくり返し周波数を
増大させることにより、方位分解能及びＳ／Ｎが良く、
かつ高いフレーム周波数の画像を構成することが出来る
超音波診断装置を提供することを目的とする。

［発明の概要１この目的を達成するために本発明は、個々の超音波の送
信及び受信により構成される超音波画像の表示装置上で
の方位方向の位置を認識する第１の手段と、同じく深さ
く距Ｆｌｉ＞方向の位置を認識する第２の手段と、各超
音波送受信において受信超音波に対応する受信電圧信号
の最大値、最小値を夫々記憶する第３の手段と該最大値
、最小値の差分が、上記第１及び第２の手段によって認
識される範囲で、ある設定値を越えない場合に、次回の
表示画面構成のためのその頓囲内の超音波送受信を停止
することで関心領域の方位方向を制限する第４の手段と
、上記第２の手段で認識される深さ方向に関しては、超
音波送信のくり返し周波数を増大することで関心領域を
限定する第５の手段を具備して成ることを特撮とするも
のである。

［発明の実施例］以下、図を用いて本発明の一実施例についで詳細に説明
する。

第１図は、本発明による超音波診断装置の一実施例を示
すブロック図である。図中装置全体のタイミング制御の
中枢はタイミング発生部１である。

該タイミング発生部１により、切換えスイッチ８を介し
て超音波送信制御７１１２が動作し、次段の超音波プロ
ーブ３を駆動し超音波を放射する。被写体からの反射超
音波は同じ超音波プローブ３で電気信号に変換され、プ
リアンプ部４．メインアン１５部を介し、スキャンコー
ダ部６へ転送される。

該スキャンコンバータ部６で上記電気信号群は超音波画
像として記憶され、表示装置７に出力される。

続いて本発明の主要部分を説明する。上記タイミング発
生部１から出力される信号群の中で、受信波サンプリン
グクロック信号８１．超音波送信タイミング信号Ｓ２．
画面切換信号＄３は、関心領域の認識のために用いられ
る。即ら９は上記信ＱＳ１及び深さを示すプリセット信
号Ｓ５を入力し、各超音波走査領域の深さを認識するた
めのカウンタであり、深さに関し関心領域から外れた位
置で次段のフリップ７０ツブ（以下Ｆ、Ｆ、と略記する
。）１１をセットする。同様に１０は信号Ｓ２及び方位
を示すプリセット信号Ｓ６を入力し、方位方向を認識す
るカウンタであり、方位方向に関し、関心領域を外れた
位置で次段のＦ、Ｆ、１２をヒツトする。

一方前記ブリアンプ部４の出力信号Ｓ４は、最大値認識
回路１４．最小値認識回路１５に加えられ、比較器１６
で、該最大値認識回路１４と最小値認識回路１５との出
力同士の差と基準信号Ｖｐｃ１：とを比較し、前者が後
者より大きい時にアクティブな信号を発生する。但し、
この比較器１６自体は、関心領域外ではあるが、距離に
関してはある深さ以内の領域で開くゲート回路Ｇ２によ
ってその動作が規定されるものとする。Ｇ１は関心領域
外で開くゲート回路であり、次段の関心領域外の超音波
送信回数をカウントするカウンタ１３では、プリセット
値信号Ｓ７を越えると、次の表示画面構成のための超音
波送受信の方位方向を制御する方位限定部１７を駆動し
、かつ距離方向を制限する超音波送信周期制御部１８を
駆動する。該方位限定部１７及び周１１＠御郡１８から
の夫々の出力信号Ｓ１２．Ｓ１１は切換スイッチ８の一
方に入力される。

なお、ゲート回路Ｇ３．及びＧ４は信号Ｓ２゜Ｇ３で夫
々Ｆ、Ｆ、１１及び１２をクリアし、かつ比較器１６の
出力信号がアクティブになった時両者のＦ、Ｆ、１１．
１２を同時にクリアするためのものである。

次に上記構成の実施例中の主要部の動作を第２図を用い
て説明する。

はじめはタイミング発生部１からの所定出力信号が切換
スイッチ８を介して超音波送信制御部２を駆動すること
により、最終的には表示装置７上で第２図に示づ超音波
走査領域Ａ＋Ｂ十〇十り全域の画像が構成される。この
時の超音波画像の関心領域のみの部分で超音波送受信を
行なう為に、例えば関心領域が第２図で示す様に、はじ
めの超音波走査領域の右上になる様に超音波プローブ３
を移動する。そして方位及び深さ方向の関心領域境界を
示す信号Ｓ６及びＧ５により、カウンタ１０及び９をブ
リセラ］・する。また、方位方向に関する関心領域のみ
への超音波送受信の可否の判定方法は様々考えられるが
、ここでは第２図の領域Ｃに対応する超音波受信で、方
位方向の境界から一定回数の超音波送４Ｋがあっても受
信電圧信号の最大値と最小値との差がその回数全体で、
ある値を越えない時に関心領域を外れたと見做し次回の
画面構成に際し領域Ｃ９Ｄでの超音波送受信は行なわな
いと判定するものとする。その回数を示す信号を８７と
してカウンタ１３にプリセットする。

金繰作者が上述の如く関心領域を第２図領域△に絞り、
その境界情報を装置に入力したとする。

カウンタ９は受信波サンプリング・クロック信号Ｓ１を
入力しプリセット値信号＄５と等しくなるまで計数した
時次段のＦ、Ｆ、１１をセットしその結果反転出力を一
方の入力端とするグー１〜Ｇ２は閉じる。一方超音波送
信タイミング信＠Ｓ２を入力するカウンタ１０は方位方
向のプリセット値信号Ｓｂと等しくなるまで計数した後
、次段のＦ。

Ｆ、１２をセラ１−する。従ってゲート回路Ｇ２が開い
ているのは第２図の領域Ｃに対応する時間であり、その
間、プリアンプ部４の出力信号Ｓ４の振幅変動が最大値
認識回路１４．最小値認識回路１５及び比較器１６によ
って基準値ＶｐＥＦを越えているのか否か判定される。

ゲート回路Ｇｌｆよ、Ｆ。

Ｆ、１２がセラ１−されている間開いており、その間で
信号Ｓ２を次段のカウンタ１３に転送するが、該カウン
タ１３はプリセット圃信号８７と等しくなるまで計数を
行なうと、次段の方位限定部１７及び超音波送信周期制
御部１８が駆動される。ここで、計数途中で前記比較器
１６の出力信号がアクティブになるとゲート回路Ｇ３及
びＧ４を介してＦ、Ｆ、１１及び１２がリセットされ、
ゲート回路Ｇ１及びＧ２は閉じるので、上記方位限定部
１７及び周１１１Ｊ　ｖＡｍｌ郡１８が駆動されること
はない。

該方位限定部１７及び周期制御部１８は、夫々前記信号
Ｓ２及びＳｌに対応する信号８１２及びＳ１１を切換ス
イッチ８に出力する。該切換スイッチ８の動作は先に述
べた如く、はじめは信号８１及びＧ２を通し信号Ｓ１１
．Ｓ１２がアクティブになり、かつ、関心領域のみの表
示モードに設定されてはじめて信号Ｓ１１．Ｓ１２を通
過させるとする。

以上の動作により、関心領域のみの画像表示が可能とな
る。本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、
その主旨を変えない範囲で種々の変形が考えられる。例
えば、関心領域は超音波走査領域の右上部に限定された
ちのでなくどの範囲でも良い。また、関心領域の境界の
設定に対する判定方法も、例えば生体内臓器の特徴を踏
まえた判断論理を用いればより有効なものとなる。

示領域が、その一部である関心領域に限定される太し動
きの速い被写体でも正確に画憬構成でき、その動態解析
に極めて有効である。さらに、これら画像のｉ管、検索
に関し、保管（記憶）媒体を節約でき検索も容易になる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すブロック図であり、第
２図は超音波走査領域を示す図である。１・・・タイミング発生部　、２・・・超音波送信制御
部３・・・超音波プローブ　　、４・・・プリアンプ部
５・・・メインアンプ部、６・・・スキャンコンバータ
部７・・・表示装置　　　　　、８・・・切換えスイッ
チ９，１０．１３・・・カウンタ、１１．１２・・・Ｆ
、Ｆ。１４・・・最大（ｌＩＩ認識回路　、１５・・・最小値
認識回路１６・・・比較器　　　　　、１７・・・方位
限定部１８・・・超音波送信周期制御部。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）個々の超音波の送信及び受信により構成される超
音波画像の表示装置上での方位方向の位置を認識する第
１の手段と、同じく深さ（距離）方向の位置を認識する第２の手段と、各超音波
送受信において受信超音波に対応する受信電圧信号の最
大値、最小値を夫々記憶する第３の手段と該最大値、最
小値の差分が、上記第１及び第２の手段よって認識され
る範囲で、ある設定値を越えない場合に、次回の表示画
面構成のためのその範囲内の超音波送受信を停止するこ
とで関心領域の方位方向を制限する第４の手段と、上記
第２の手段で認識される深さ方向に関しては、超音波送
信のくり返し周波数を増大することで関心領域を限定す
る第５の手段を具備して成ることを特徴とする超音波診
断装置。
（２）前記記載の第４及び第５の手段を機能の両者また
はいずれか一方を抑制するか否かを選択する手段を具備
して成ることを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の
超音波診断装置。