JPH01244755A - 間欠的な圧縮による人間の四肢の治療のための装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、間欠的な圧縮による人間の四肢の治療のため
の装置に関するみのであり、この装置は、当該の四肢に
当てがうべき少なくとも一つのスリーブから形成されて
おり、このスリーブは制御装置により自動的に制御され
て次々に空気の注入で膨張可能とされ、続いて排気可能
とされる一連の直列に配置される柔軟なチャンバを有し
、かつチャンバの数に対応する弁を有し、弁の一つは夫
々一つのチャンバに連結しており、この弁によってチャ
ンバの空気の注入と排気が制御可能とされ、更に制御装
置を介して圧縮空気源から供給される供給管を備え、こ
の供給管によってチャンバには弁を介して圧縮空気が供
給される装置である。

（従来の技術） この種の装置は、ドイツ公開公報第 ２５　（１１８７６号明細書に記載されている。この装
置の場合、弁を介して空気が入ると膨張する個々のチャ
ンバは直接互いに結合している。その際、弁は短い分岐
管に接続しており、それらは、再び同一のフンブレッサ
により供給される供給管を介しての圧縮空気により打ち
当てられる。それ故、平行的に連結され、同時に、空気
の注入による膨張のために圧縮空気が供給される個々の
弁は、順々に作動する。従って、先ず、遠位のチャンバ
のみが空気の注入によって膨張する。最大圧力の到達の
後、遠位チャンバを隣接チャンバに連結し、隣接チャン
バが前記分岐管から空気の注入を受けて膨張し、その際
、遠位のチャンバの空気は外気に、又は戻し管路に排気
される。この工程はチャンバからチャンバへ繰り返され
る。従って、夫々連続するチャンバが空気で満たされと
同時に、前のチャンバの空気が排気されるものである。

それ故に、患者の四肢への嬬動状の又は波状的な圧力の
激突が、チャンバによって引き起こされる。

（発明が解決しようとする課題） 前記従来の装置の欠点は、　チャンバの換気の期間と換
気されている期間が制御出来ない点にある。それ故、一
方において、チャンバの速やかな空気の注入による膨張
、他方において、空気を注入して膨張したチャンバの状
態の長時間の持続が可能でない。排気段階もまた、膨張
空気の圧力の容積流の変化は別として、−旦製造され取
り付けられた弁の変更は最早不可能であり、従って、患
者のその度毎の病状に最も適した治療を施すことが可能
でなくなる。更に、弁の組立てが非常に複雑で、その複
雑な為に弁の製造も困難である。その為に弁の製造費も
高額なものにならざるを得ない。

本発明の目的は、上述の従来の装置を改善して、弁組立
てを極めて簡単な構成とし、かつ患者の治療に重要な、
総てのデータの個別的な調節を可能とする装置を提供す
ることにある。

（課題を解決するための手段） 上述の目的を達成する為に、本発明に係る装置は、総て
の弁は直列に連結されており、同一の圧力空気源により
供給される制御管を介して圧縮空気により制御され、夫
々互いに近接する弁が供給管部分と制御管部分により結
合されると共に、供給管と制御管はスリーブの遠位（心
臓に対して）の末端の弁にのみ接続しており、各々の弁
体は、一方において空気を導入する供給管部分と、他方
において各々の弁に付属する夫々のチャンバとに常に連
結している弁の供給スペースを、制御管と常に連結して
いる弁の制御スペースから分離し、かつ各々の弁体は、
それに付属するチャンバへの空気の充填の後に、弁の開
口部を開口部目体の管路を介して次の弁の供給スペース
に連絡する為に、この開口部を開放するものであること
を特徴とする。

この特徴により、本発明に係る装置は、その弁組立てが
著しく簡単化される。更に説明すると、チャンバに付属
する弁が極めて単純構成で、その弁の直列連結と、弁に
付属するチャンバへのバイパス状態により著しく簡単化
されている。弁は、チャンバに圧縮空気を心入して膨張
させる為に、最初、共通の圧縮空気−制御機構により閉
じられており、次いで、共通の圧縮空気を供給する供給
管を介して、先ず最初のチャンバにのみ圧縮空気が導入
される。この最初のチャンバが圧縮空気で充満されると
、チャンバの空気圧力が、チャンバ圧力に対応して調節
された制御圧力による、制御管からの弁を閉鎖する圧力
に対抗して、チャンバに付属している弁の通路を開放す
る。かくして、次に位置する、より心臓に近位の弁に供
給管が連絡され、そのことによりその弁に付属するチャ
ンバに圧縮空気が供給される。

段階的に続くチャンバの膨張過程が、全体として終結す
ると、総てのチャンバは、膨張された状態になる。更に
、このように構成されたスリーブは、患者の効果的な治
療の為に必要な、総てのパラメーターが調節出来るよう
に運用され得るのである。スリーブに直列接続される制
御装置により、チャンバが圧縮空気で膨張した状態の期
間を規定し、また、休止の期間をその間に規定すること
も簡単な方法で可能となる。

従って、患者の病状に応じて、患者ごとに時間の経過を
調節出来る。

弁の構成の他の簡易化は、空気圧で作動し、構造的に同
一に構成された弁の弁体が、弁ハウジング内に張られた
皮膜として構成されており、また各々の弁の供給スペー
スには、中心が中空のソケット管が備えられており、ソ
ケット管の自由端部は前記弁の開口部を形成しており、
かつ前記ソケット管は供給スペース中に延在している管
路を介して次の弁に導かれる膨張用空気のための弁排気
口と連結しており、また、各々の弁の供給スペースは、
短い連結管により、弁に付属するチャンバと連絡してい
ることである。

（作用） 本発明に係る装置は以下のように作動する。

スリーブ２が患者の四肢に取り付けられ、患者の病状に
対応する治療データにより、制御装置を調節し、次いで
スリーブ２に供給管１１と制御管１２を介して圧縮空気
を導入する。制御管１２による制御された圧縮空気によ
り、各々の弁１５の弁体皮膜２９が付属するソケット管
３４の開口部３０を閉じるので、総ての弁１５は同時に
閉鎖される。

同時に供給管１１を介して圧縮空気が最初の弁１５ａの
下部供給スペース３３に導入される。圧縮空気は供給空
気接続部２３と結合管１８を介して最初のチャンバ１３
ａに導入される。この最初のチャンバ１３ａ及びこれに
付属する前記最初の弁１５ａは、治療目的の為に患者の
心臓に対して最も遠位に位置するものである。チャンバ
が圧縮空気により満たされる膨張し終わると、チャンバ
の空気圧、即ち、供給管１１の圧力空気圧は制御管１２
の圧縮空気圧より高く調節されている為に、弁１５ａの
弁体皮膜２９はソケット管３４の開口部３０から浮揚さ
れ、この開放された開口部３０を介してチャンバ１３ａ
の圧縮空気はソケット管３４の管路３５を経て、隣接近
位の次の弁１５に導入されるに至る。この弁１５におい
ても前記弁１５ａと同し過程が繰り返される。

この過程は、患者の心臓に最も近い近位のチャンバ１３
ｂに付属する弁１５ｂを介して圧縮空気が満たされるま
で繰り返される。弁１５ｂは最後の弁であるから、総て
のチャンバ１３は圧縮空気が満たされ膨張した状態にあ
る。この状態はそれが必要である限り維持される。制御
管１２が制御器６を介して圧力が無くなることによって
、又は排気弁２０によってチャンバの空気が外部に排気
されることにより総てのチャンバ１３は収縮する。いず
れの場合も、制御装置ｌは総てのチャンバが同時に排気
されるように調節されている。かくして休止の状態に入
る。この休止時間は、必要に応じて、制御装置により調
節可能である。その後、前記チャンバ膨張の方法が繰り
返される。

（実施例） 本発明に係る装置を、添付図面に示される好適実施態様
を参照しながら以下説明する。

第１図によると、制御装置１と、公知方法で患者の脚又
は腕の周りに置かれる少なくとも一つのスリーブ２から
成る。装置の一般的な構成は更に以下において説明する
。

制御装置１は、ハウジング３に収納され、スリーブ２の
為の圧縮空気の製造の為のコンプレッサ４を含む。この
場合、コンプレッサの圧縮空気の流れは、スリーブの中
に予め備えられたチャンバ１３に対する膨張空気の為の
主要流れと、チャンバ１３に付属する弁の制御の為の制
御流れに分配される。

この二つの流れは、制御器５，６によって、それらの圧
力水準に関しても、またそれらの流量に関しても調節出
来る。その際、主要流れに対する制御器５には、電気的
に制御される主排気弁７が下流に配置され、それによっ
て主要流れは外部に排気される。ハウジング３の内部を
通る両方の圧縮空気流れの為の管部分８と９は、コード
化した差込み接続１０に導かれる。そこから、主要流れ
を導く供給管１１と制御流れを導く制御管１２が分かれ
る。この２つの管１１と１２は、別々の管として構成出
来るが、縦方向において外部で互いに結合した、二重管
として、同時押出し成形により製造しても良い。

複数のスリーブ２が、同じ制御装置１に接続する場合に
は、別の差込み接続１０が備えられている。この場合、
第１図においては、別の差込み接続１０の一つが示され
ている。

スリーブ２は、スリーブ外被１４から形成されており、
その材質は通気性の水蒸気を通す織物等から構成されて
おり、更に、消毒薬、酸及びアルカリ液に対して抵抗性
がある。また、スリーブ２は、複数の圧縮空気により膨
張出来るチャンバ１３を含み、スリーブ外被１４の縦方
向で見ると、スリーブ外被１４に対して横に延在してお
り、部分的にオーバーラツプしている。後者の配置は第
５図からより良く理解出来る。個々のチャンバ１３の長
さは、治療すべき四肢の周囲を完全に囲繞する長さであ
る。更に、チャンバはプラスチック抜板で構成され、そ
の端部は熱可塑的に溶接され、チャンバは空気膨張性で
ある。

更に、スリーブ２は、チャンバ１３の数に対応し、かつ
夫々のチャンバに付属する弁１５を備え、これらの弁は
チャンバの空気による膨張と排気を直接に制御する。最
初のチャンバ１３ａは患者の心臓に対して最も遠位のチ
ャンバであり、最後のチャンバ１３ｂは心臓に対してよ
り近位のチャンバである。弁１５とチャンバ１３へ圧縮
空気を送る供給管１１と制御管１２は、遠位の端部の弁
１５ａで終わる。そこからは、供給管１１の部分１１ａ
＝１１ｅと制御管１２の部分１２ａ〜１２ｅが、弁１５
ａ〜１５〜１５ｂを第１図から理解出来るように互いに
結合する。総ての弁１５ａ、　１５．１５ｂは構造的に
同一に構成されているので、近位の弁１５ｂの非制限的
な接続部１６と１７は閉鎖されている。最後に、総ての
弁１５は、短い結合管１８によって夫々のチャンバ１３
と結合されている。更に、遠位の端部の弁１５ａへの供
給管１１と制御管１２の下流で両方の管の間に１７１７
−フ弁１９と排気弁２０が平行的に連結され、これらは
圧縮空気を外部に排気する為のものである。弁、接続管
、及びスリーブの材質は消毒薬、酸及びアルカリ液に対
して抵抗性であることは当然である。

総ての弁１５．１５ａ、及び１５ｂは同一構造であるの
で、遠位の末端の弁１５ａのみを詳細に説明する。第２
図、第３図及び第４図によると、弁１５ａは、供給空気
接続部２２．２３．及び２４を備える下部ハウジング部
２１と、制御空気接続部２６と２７を備える上部ハウジ
ング部２５から形成されている。２つのハウジング部２
１と２５は、その角部２８で互いにリベットで固定され
ている。第３図において、両方のハウジング部の間には
可撓性皮膜２９が弁体として挿入されており、この皮膜
２９に制御圧縮空気が当たると、開口部３０が閉塞され
る。この状態は、点線３１によって示されている。第３
図から分かるように、弁１５ａは皮膜２９によって上部
制御スペース３２と下部供給スペース３３に分割され、
両方のスペースは互いに気密に構成され、下部供給スペ
ース３３には、中心の中空のソケット管３４が備えられ
、その上部の自由端部が前記開口部３０を形成しており
、ソケット管３４は下部供給スペース３３中に延在する
管路３５に接続しており、管路３５は前記供給空気接続
部２２に連結される。

各々の弁は以下のように作動する。第３図において、先
ず、上部制御スペース３２が矢印３６に従って圧縮空気
に当てられて、皮膜２９が弁開口部３０を閉じる。チャ
ンバの膨張用空気が、供給管１１を介して矢印３７に従
って下部供給スペース３３に流入するが、この場合膨張
用空気は、先ず供給空気接続部２３（第４図）を介して
のみ弁に接続するチャンバに流入してチャンバを膨張さ
せる。このチャンバが膨張し終わると、上部制御スペー
ス３２における制御空気圧よりもチャンバの圧縮空気圧
が高いので、皮膜２９が押し上げられ、ソケット管３４
の開口部３０を開放する。かくして、供給圧縮空気は、
開口部３０．管路３５及び供給空気接続部２２を経て次
の弁１５の入口の供給空気接続部２４に流入することが
出来る。以上の過程が繰り返される。

第５図において、チャンバ１３のオーバーラツプの状態
が理解出来る。更に、弁１５、管群１１゜１２、　１１
ａ〜１１ｒ、及び１８がスリーブ外被１４により被覆さ
れていることが理解出来−る。好適には、スリーブ外被
１４は内部層１４ａと外部層１４ｂの２層から構成され
、内部層１４ａは個々のチャンバ１３、弁１５及び種々
のゴム導管からなる管１１．１２等を患者に対して保護
し、外部層１４ｂはこれらの部品を周囲に対して保護す
る。両方の層１４ａと１４ｂは、より大きな層の１回の
折り返しにより形成され得、例えば、縞状のクレット留
具（所謂、マジックテープ）によって固定して良い。同
様に、二重の層からなるスリーブ外被１４自体も、それ
が患者の治療すべき四肢の周囲に置かれたならば、図示
してないマジックテープによってしっかりと固定される
。

第６図は、脚の治療用のスリーブの拡大説明図であって
、下腿部３９は、部分的にかつ簡易化して図示されてい
るに過ぎない。患者の足の甲と下腿部の移行部分にスリ
ーブを使用する場合、体液の渋滞が起こるのを防止する
為に、特別な形態に構成される。即ち、下腿部３９から
足甲部４０に至る部分における外被は継目無しに構成さ
れ、足の踵部分において下腿部３９の下限と足甲部４０
の間にほぼ三角形の隙間４２を設け、これにより、患者
がスリーブを着けた場合、踵４３を自由にする。この領
域において、体液の渋滞の危険の公算は大きくない。

第６図の好適な実施態様において、患者の心臓から遠位
のチャンバ１５ａは、足甲部４ｏの為のチャンバと共に
同一の一つのチャンバを形成して、本質的に全足部を包
囲する。このことは、点線を付した部分によって理解出
来る。チャンバ１５ａは、結合管１８を経て圧縮空気を
注入されて膨張すると、患者の足の体液が、最適に逆流
することを保障され、患者の足甲と下腿の下限の間の移
行領域における体液の渋滞が避けられる。マジックテー
プ４４ａ、　４４ｂ、　４５ａ、及び４５ｂによってス
リーブ２は閉じられ、患者の足部にしっかりと固定され
る。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明に係る装置の一つの実施態様の平面図、
第２図は本発明に係る装置に使用される弁の斜視図、第
３図は第２図の■−■線における弁の断面図、第４図は
第３図のＩＶ−ＩＶ線における弁の下部の平面図、第５
図はスリーブの部分切欠平面略図、第６図は本発明に係
る足部用の装置のスリーブの説明図である。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）間欠的な圧縮による人間の四肢の治療のための装
   置において、この装置は当該の四肢に当てがうべき少な
   くとも一つのスリーブから形成されており、このスリー
   ブは制御装置により自動的に制御されて次々に空気の注
   入で膨張可能とされ、続いて排気可能とされる一連の直
   列に配置される柔軟なチャンバを有し、かつチャンバの
   数に対応する弁を有し、弁の一つは夫々一つのチャンバ
   に連結しており、この弁によってチャンバの空気の注入
   と排気が制御可能とされ、更に制御装置を介して圧縮空
   気源から供給される供給管を備え、この供給管によって
   チャンバには弁を介して圧縮空気が供給される装置であ
   り、この装置の特徴とするところは、 −総ての弁（１５、１５ａ、１５ｂ）は直列に連結され
   、共通の圧縮空気源に連結される制御管（１２）を介し
   て制御可能とされ、 −供給管（１１）と制御管（１２）はスリーブ（２）の
   遠位（心臓に対して）の端部にある最初の弁（１５ａ）
   にのみ接続しており、互いに近接した弁同志は供給管部
   分と制御管部分（１１ａ〜ｆ；１２ａ〜ｆ）によって相
   互に結合されており、−各弁（１５、１５ａ、１５ｂ）
   の弁体（２９）は、一方において空気を導入する供給管
   の部分と、他方において各弁に付属する各々のチャンバ
   （１３）とに常に連絡している弁の下部供給スペース（
   ３３）を、制御管（１２）と常に連絡している弁の上部
   制御スペース（３２）から分離し、かつ各弁の弁体（２
   ９）は付属するチャンバ（１３）に空気が満たされた後
   に、この空気圧により弁の開口部（３０）を開放して、
   この空気を開口部自体の管路（３５）を経て次の弁の下
   部供給スペース（３３）に供給する ことにある装置。 （２）空気によって作動する弁（１５、１５ａ、１５ｂ
   ）の弁体（２９）が弁ハウジング部（２１、２５）中に
   張られた皮膜として構成される請求項１記載の装置。 （３）各弁の下部供給スペース（３３）は短い結合管（
   １８）を介して付属のチャンバ（１３）に連結され、各
   弁の供給スペースには中心に中空のソケット管（３４）
   が備えられ、このソケット管の自由端部は弁の前記開口
   部（３０）を形成し、かつ前記ソケット管（３４）は下
   部供給スペース（３３）中に延在いている管路（３５）
   を介して次の弁に導かれる膨張用空気のための供給空気
   接続部（２２）と連結する請求項１又は請求項２記載の
   装置。 （４）総ての弁（１５、１５ａ、１５ｂ）は構造的に同
   一に構成されるが、近位（心臓に対して）の端部に備え
   られている最後の弁（１５ｂ）より延在する接続部（１
   ６、１７）は閉鎖される請求項１〜３のいずれか１項に
   記載の仮置。 （５）制御管（１２）と供給管（１１）は縦方向におい
   て外部で互いに結合しており、同時押出し成形によって
   共通に製造される請求項１〜４のいずれか１項に記載の
   装置。 （６）チャンバ（１３）自体は、一連のスリーブの縦方
   向において互いに部分的にオーバーラップしている請求
   項１〜５のいずれか１項に記載の装置。 （７）各々の接続部、弁及びスリーブ被覆を含めてスリ
   ーブ（２）は、消毒薬、酸及びアルカリ液に対して抵抗
   性のある材質から成る請求項１〜６のいずれか１項に記
   載の装置。（８）スリーブ外被（１４、１４ａ、１４ｂ
   ）の材質は通気性で水蒸気を通す織物などの材料から構
   成される請求項７記載の装置。 （９）チャンバ（１３）はプラスチック抜板から構成さ
   れ、その端部は熱可塑的に溶接されている請求項１〜８
   のいずれか１項に記載の装置。 （１０）足部（４０）が足甲部（４０）と下腿部（３９
   ）との間の移行領域（４１）において、中断なくスリー
   ブ（２）の下腿部（３９）と結合している足部用スリー
   ブである請求項６〜９のいずれか１項に記載の装置。 （１１）足部（４０）と下腿部（３９）との間のスリー
   ブ（２）の踵の領域において、患者の踵を自由にする間
   隙（４２）が設けられている請求項１０記載の装置。 （１２）スリーブ（２）の下腿部（３９）の遠位（心臓
   に対して）端部にあるチャンバ（１５ａ）が継目無しに
   足部（４０）まで入り込み、本質的に全足部を囲繞する
   請求項１０又は請求項１１記載の装置。