JPH01242857A - 自動変速機におけるエンジンブレーキ制御装置 - Google Patents

自動変速機におけるエンジンブレーキ制御装置

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JPH01242857A
JPH01242857A JP63070157A JP7015788A JPH01242857A JP H01242857 A JPH01242857 A JP H01242857A JP 63070157 A JP63070157 A JP 63070157A JP 7015788 A JP7015788 A JP 7015788A JP H01242857 A JPH01242857 A JP H01242857A
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valve
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hydraulic servo
hydraulic
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Kazunori Ishikawa
和典 石川
Kazumasa Tsukamoto
一雅 塚本
Takuji Taniguchi
谷口 卓司
Yuji Kashiwabara
裕司 柏原
Kunihiro Iwatsuki
邦裕 岩月
Koji Taniguchi
浩司 谷口
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Toyota Motor Corp
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Aisin AW Co Ltd
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、エンジンと共に用いられる自動変速機特に自
動車に搭載されろ自動変速機における油圧制御装置に係
り、詳しくは変速ギヤ機構の所定要素を直接係止するブ
レーキ用油圧サーボの供給油圧を制御するエンジンブレ
ーキ制御装置に関する。
10)従来の技術 従来、自動変速機は、2(又はS)レンジ又はLレンジ
において、フロント及リヤサンギヤの回転を係止する2
ndコーストブレーキ(2速時)を作動し、又はリャプ
ラネクリキャリャの回転を係止する1st&Revブレ
ーキ(1速時)を作動して、2M状態又はl速状態にて
エンジンブレーキを作動している。
そして一般に、上述2ndコーストブレーキ及び1st
&Revブレーキ用の油圧サーボには、セカンドコース
トモジュレータバルブ又はローコーストモジュレータバ
ルブからモジュレータ圧が供給される。
また、特開昭62−77245号公報に示すように、エ
キゾーストブレーキ付自動変速機において、ライン圧を
カバナバルブを介してローコーストモジュレータバルブ
に連通し、エンジンブレーキ用作動圧を車速に応じて変
化させろエンノンブレーキ制御装置が提案されている。
し→ 発明が解決しようとする課題 ところで、上述モジュレータバルブは、ライン圧を減圧
して、2ndコーストブレーキ用油圧サーボ又は1st
&Revブレーキ用油圧サーボに供給し、ブレーキ作用
時のショックをamしているが、該モジュレータバルブ
は、第6図に破線で示すように車速に関係なく一定圧に
減圧している。
このため、車輌が高速にて走行している場合、マニュア
ルバルブを2レンジ又はLレンジにシフトしてエンジン
ブレーキを作動させても、2ndコース1−ブレーキ又
は1 s t & Re vブレーキのトルク容量が充
分ではなく、エンジンブレーキを充分にきかせることが
できず、また反対に、車輌が低速にて走行している場合
、ブレーキのトルク容量が低速に基づく小さな車輌慣性
力に対しては大き過ぎ、エンジンブレーキがきき過ぎる
ことがある。これにより、操作を面倒にしていると共に
、エンジンブレーキを必要とする高速時に作動遅れを生
じかつ低速になってから強く作動して、乗り心地をも低
下している。
また、前述カバナバルブを用いて、ブレーキ用油圧サー
ボの油圧を車速に応じて変化させるものにあっては、第
10図に示すように、カバナバルブに基づくブレーキの
トルク容量Xは、重錘に作用する遠心力の作用形態に起
因して中速部分Qにおいて比較的低くなるようにかつ高
速部分Rにおいては高くなるように設定されており、こ
のため中速部分Qにおいては必要エンジンブレーキトル
ク容量Yに対してカバナバルブに基づくブレーキトルク
容重が充分でなく、スリップをしてしまい、また高速部
分Rにおいては必要エンジンブレーキ)−ルク容f!k
Yに対してカバナバルブに基づくブレーキトルク容呈が
大きくなり過ぎ、大きなショックを塾生する。
また、エンジンブレーキと同時にフートブレーキを作動
させる際、待に車速に応じてエンジンブレーキ用油圧サ
ーボの油圧を変化する場合、駆動輪をロックさせてしま
う虞れがあり、また雪路等の低摩擦係数の路面であって
は、エンジンブレーキのトルク容量が大きすぎて、駆動
輪に大きなスリップを生じてしまう虞れがある。
そこで、本発明は、ブレーキ用油圧サーボに供給する油
圧をリニアソレノイドバルブにより制御することにより
、上述課題を屏消することを目的とするものである。
(へ)課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例丸
ば第1図を参照して示すと、変速ギヤ機構の所定要素を
直接係止するブレーキと、該ブレーキを制御する油圧サ
ーボ(B、)又は(B3)と、該油圧サーボに油圧を供
給・排出するシフトバルブ(60)、(61)と、を備
えてなる自動変速機における油圧制御装置において、前
記油圧サーボ(B1)又は(B3)への供給油路にモジ
ュレータバルブ(66)、(65)を介在し、かつ該モ
ジュレータバルブを、車輪走行状態に応じた信号に基づ
く制御部(C)からの信号により制御されろリニアソレ
ノイドバルブS4にて制御する乙とを特徴としている。
具体的には、制御部(C)に、車速を検出する車速セン
サ(46)からの信号を入力し、そして該信号に基づく
前記制御部から信号により前記リニアソレノイドバルブ
(B4)を、前記油圧サーボの油圧が低車速の場合に低
くかつ高車速の場合に高くなるように制御してなる。
また、制御部(C)に、前記車速センサ(46)からの
信号に加えてフートブレーキの作動を検出するブレーキ
センサ(47)からの信号を入力し、ブレーキ作動状態
にあっては前記リニアソレノイドバルブ(B4)を、前
記車速に応じて変化する油圧サーボの油圧が低くなるよ
うに制御してなる。
また、制御部(C)に、車輌の前輪及び後輪の回転を検
出するセンサ(48)、(49)からの信号を入力して
、該信号に基づき制御部にて前後車輪回転差を算出し、
そして前記リニアソレノイド(B4)を、前記前後輪回
転差が大のときは前記油圧サーボの油圧が低くなるよう
に、かつ前記前t&輪回転差が小のときは前記油圧サー
ボの油圧が高くなるよう制御してなる。
更に例えば、前記ブレーキが、Dレンジ以外の2速時に
作動する2ndコーストブレーキ(B、)であり、また
1速時に作動する1st&Revブレーキ(B3)であ
る。そして、2ndフーストブレーキ用油圧サーボ(B
、)には、マニュアルバルブ(51)の2及びLレンジ
にてライン圧(p)が供給されるボート(b)から、2
−3シフトバルブ(61)のボート(b、) 、  (
f)を通って、更に1−2シフトバルブ(60)のボー
h (f、) 。
(g)を通って、そしてセカンドコーストモジュレータ
バルブ(66)のボート(g、)p(h)を通って供給
され、また該油圧サーボ(B、)から、チエツクボール
(91)を介して、モジュレータバルブ(66)を通る
ことなく排出される。一方、1st&Revブレーキ用
油圧サーボ(B、)には、マニュアルバルブ(51)の
Lレンジにてライン圧(p)が供給されるボート(C)
から、2−3シフトバルブ(61)のポー)−(c、)
 、  (i)を通って、更にローコーストモジュレー
タバルブ(65)のボー)−(1,)、N)を通って、
更に1−2シフトバルブ(60)のボート(J l )
 p(k)そしてチエツクボール(90)を通って供給
されろ。
そして、セカンドコーストモジュレータバルブ(66)
及びローコーストでシュレータバルブ(65)には、そ
の制御油室(m2)、(m3)に1キユムレータコント
ロールバルブ(72)の制御ボート(m)からの制御油
圧が供給され、また該アキュムレータフントロールバル
ブ(72)i!ライン圧が供給されている油室(p、)
に対抗して調圧ボート (n、)からの調圧が作用し、
ライン圧ボー1−(p2)のライン圧を適宜調圧して制
御ボート(m)に調圧を発生し、かつ該調圧ポー!−(
n、)には、速度センサ(46)、ブレーキセンサ(4
7)、前後輪回転センサ(48)、(49)等からの信
号に基づく制御部Cからの電気信号により適宜制御され
るリニアソレノイドバルブ(B4)の調圧ボート(n)
、(n)からの調圧が作用し、更に該バルブ(B4)の
入カポ−110)にはソレノイドモジュレータバルブ(
73)からの減圧が作用する。
(ホ) 作用 以上の構成に基づき、ブレーキ(B、)又は(B、)を
作動してエンジンブレーキを作用する場合、該ブレーキ
用油圧サーボにはりニアソレノイドバルブ(S4)にて
制御されるモジュレータバルブ(66)又は(65)を
介した調圧が供給される。
この際、リニアソレノイドバルブ(S4)は、車輌走行
状態に応じた信号例えば速度センサ(46)からの信号
に基づき適宜制御されて、車輌が高速状態にある場合に
は高い油圧を供給し、また車輌が低速状態にある場合に
は低い油圧を供給し、車速に応じてエンジンブレーキカ
を適正に制御する。
更に、例えばフートブレーキセンサ(47)から制御部
(C)に入力されている信号も付加されて、フートブレ
ーキの作動状態では前記車速に応じろ油圧を低く設定す
る。また例えば、前輪及び後輪回転センサ(48)、(
49)からの信号に基づき制御部(C)が前後車輪の回
転差を算出し、該回転差が大きい場合はエンジンブレー
キカが低くなるように制御する。
具体的には、マニュアルバルブ(si)を2レンジにシ
フトして、2速状態でエンジンブレーキを作用させる場
合、マニュアルバルブ(51)のボー1−(b)からの
ライン圧が、2−3シフトバルブ(61)のボート(b
、) 、  (f)そして1−2ンフ)・バルブ(60
)のボーr−(f、)、(g)を通ってセカンドコース
トモジュレータバルブ(66)の入カポ−1−(g、)
に供給され、更に該モジュレータバルブ(66)にて制
御油室(m2)の制御圧に基づき適宜調圧された油圧が
セカンドコーストブレーキ用油圧サーボ(B、)に作用
する。
この際、各センサ(46)、(47)、(48)。
(49)に基づく制御部(C)からの信号により、リニ
アソレノイドバルブ(S4)が制御されて、その入力ボ
ート(0)からの油圧を調圧して、更にアキュムレータ
コントロールバルブ(72)にて、ライン圧(p、)と
該調圧(n、)とにより適宜調圧を発生し、該ボー1−
(m)からの調圧を前記制御油室(m2)に供給して、
例丸ば第6図の鎖線で示すように、所定車速以上の高速
状態に対して高い一定油圧からなる領域(DJ、車速の
減少に比例して油圧が減少する領域(E)及び所定車速
以下の低速状態に対して低い一定油圧からなる領域(F
)からなるエンジンブレーキ油圧を発生するか、又は実
線で示すように、車速の低下に比例して低下する特性(
G)からなるエンジンブレーキ油圧を発生する。
また、マニュアルバルブ(51)をLレンジシフトして
、1速状態でエンジンブレーキを作用させる場合、マニ
ュアルバルブ(’51)のボート(C)からのライン圧
が、2−3シフトバルブ(61)のボート (cl)p
  (J)を通ってローコーストモジュレータバルブ(
65)の入力ポート(11)に供Mされ、そして該モジ
ュレータバルブ(61)にて制御油室(m3)の制御圧
に基づき適宜調圧された油圧が1st&Revブレーキ
用油圧サーボ(B、)に作用する。この際、前述同様に
、リニアソレノイドバルブ(34)及びアキュムレータ
コン1−ロールバルブ(72)によす、J宜ff1lJ
御圧を発生し、例えば第6図実線又は鎖線で示すように
、エンジンブレーキ油圧を発生する。
なお、上述カッコ内に示す符号は、図面と参照するため
のものであり、同等構成を限定するものではない。
また、モジュレータバルブを制御する手段は、上述アキ
ュムレータコントロールバルブ(72)による手段に限
らず、例えばりニアソレノイドバルブ等の調圧発生手段
を直接モジュレータバルブの制御室に供給する等の他の
手段でもよいことは勿論である。
(へ)実施例 以下、図面に沿って本発明の実施例について説明する。
自動変速機1は、第2図及び第3図に示すように、トル
クコンバータ2、プラネクリ変速ギヤ機構3及び油圧制
御装置5を備えており、それぞれコンバータハウジング
6、トランスミッションケース7及びエクステンション
ハウジング9、そし−Cバルブボディ10及びオイルパ
ン11に収納されている。l・ルクコンバータ2はロッ
クアツプクラッチ12を備えており、入力部材13の回
転をトルクコンバータ2の7III流を介して又はロッ
クアツプクラッチ12により直接変速ギヤ機構3の入力
軸15に伝達する。変速ギヤ機構3はオーバドライブプ
ラネタリギヤユニット17と、フロントプラネタリギヤ
ユニット19及びリヤプラネタリギヤユニット2oから
なる主変速ユニット21とからなる。オーバドライブプ
ラネタリギヤユニット17は入力軸151こ直結されか
つプラネタリピニオン22を支持しているキャリヤ24
、入力軸15に被嵌しているサンギヤ23及び主変速ユ
ニッ+−21(7)入力軸26に連結しているリングギ
ヤ25を有しており、またプラネタリキャリヤ24とサ
ンギヤ23との間にオーバドライブダイレフj・クラッ
チC0及びワンウェイクラッチF0が介在していると共
に、サンギヤ23とケース7との間にオーバドライブブ
レーキB0が配設されている。
また、フロントプラネタリギヤユニット19は出力軸2
7に直結しかつプラネタリピニオン28を支持している
キャリヤ29、出力軸27に被嵌しかつりャプラネタリ
ギャユニット2oのサンギヤ30bと一体に構成されて
いるサンギヤ30 、a 。
及び入力軸26にフォワードクラッチCIを介して連結
しているリングギヤ31がらな9、また入力軸26とサ
ンギヤ3oとの間にダイレフI・クラッチC2が介在し
ていると共に、該サンギヤ3oとケース7との間にバン
ドブレーキからなる2ndコーストブレーキB1が介在
しており、更にサンギヤ30とケース7との間にはワン
ウェイクラッチFを介して多板からなる2ndブレーキ
B2が配設されている。また、リヤプラネタリギヤユニ
ット20はプラネタリピニオン32を支持しているキャ
リヤ33、サンギヤ30bおよび出力軸27に直結して
いるリングギヤ35がらなり、またキャリヤ33とケー
ス7との間には1st&Re’vブレーキB3及びワン
ウェイクラッチF2が並列して配設されている。なお、
第2図中36はオイルポンプである。
そして、第2図に示すように、o/Dプラネクリギャユ
ニッ1−17は、サンギヤ23のボス部23aが軸方向
に延び、該ボス部とキャリヤ24に固定されるスリーブ
24aとの間にワンウェイクラッチF0が介在しており
、また前記ボス部23aからシリンダを構成するフラン
ジ部4oが延設されている。該フランジ部40にはピス
トン41が嵌合してC0用油圧アクチュエータを構成し
ており、更に該フランジ部内周面と前記スリーブ24a
との間にO/DダイレクトクラッチC8が配設されて゛
いると共に、その外周面とケース7との間にO/Dブレ
ーキB。が配設されており、そして該フランジ部40に
はその外径方向に延びて環状の鍔部42が固定されてい
る。また、該鍔部42に形成した多数の孔又は切欠き部
に対向して、前記ケース7に光又は磁気等の非接触セン
サ45が設置されており、該センサ45は、O/Dダイ
レクトクラッチC0の接続時即ち1速、2速、3速時に
入力部材15と一体の鍔部42の回転速度を検知する。
一方、エクステンシコンケース9内には出力軸27の回
転を検出する車速センサ46が設置されており、該車速
センサ46及び速度センサ45からの信号は他のセンサ
からの信号と共に制御部Cに送られ、後述する油圧制御
装置5の各ソレノイドバルブSl、S2,33.S4を
制御する。
ついで、第4図に沿って、油圧制御装置5について説明
する。
図中、C0,C,、C2は前記各クラッチの油圧サーボ
を示し、Bo、 B、# F32p B3Ifi記各/
レーキの油圧サーボを示し、更に2はトルクコンバータ
、36は油圧ポンプである。そして、51はマニュアル
バ/L、ブであす、各ポジションP、P、N。
D、S、Lにおいてそれぞれライン圧ボー1− pが図
に○で示す各ボー1−a、b、c、dに連通する。
更に、52はプライマリレギュレークバルブ、53はス
ロワ1−ルバルブ、55はセカンダリレギュレータバル
ブ、56はロックアツプコントロールバルブ、57はロ
ックアツプリレーバルブ、58(よソレノイドリレーバ
ルブ、59はカッj・バックバルブである。また、6o
は1−2ンフ)・バルブ、61は2−3シフ1−バルブ
、62(よ3−4シフトバルブ、63はリバースインヒ
ビッ!・バルブ、65はローフーストモンユレークバル
ブ、66はセカンドコ〜ストモジュレータバルブである
。そして、67はC8用アキュムレータ、69はB。用
アキュムレータ、70i、tC2用アキュムレータ、7
1はB2用アキュムレータである。また、72は、前記
B0用アキュムレータ69.C2用アキュムレーク70
及び82用アキユムレータ71のそれぞれ背圧室69 
a、 70 a、 71 aに連通する油圧を調圧する
と共に、ローコーストモジュレータバルブ65及びセカ
ンドコーストモジュレータバルブ66の調圧を制御する
アキュムレータコントロールバルブである。更に、Sl
、B2.B3はそれぞれシフトバルブ60,61,62
を切換え制御するソレノイドバルブであり、またB4は
りニアソレノイドバルブであって、ソレノイドレギュレ
ータバルブ73からの油圧を適宜調圧して、該調圧油圧
を前記アキュムレータコントロールバルブ72に供給す
る。
ついで、本発明の要部となるエンジンブレーキ制御装置
について、第1図に沿って説明する。
エンジンブレーキ制御装置は、2レンジ及びLレンジに
おける2速時に作動する2ndコーストブレーキ用油圧
サーボB、及びLレンジにおける1速時に作動する1s
t&Rev用油圧サーボB3への供給油圧を制御するも
のであり、これら油圧サーボへの供給油路に介在するセ
カンドコーストモシュレークバルブ66及びローコース
トモジュレータバルブ65を有しており、更にこれらモ
ジュレータバルブ66.65を制御するアキュムレータ
コントロールバルブ72、リニヤソレノイドバルブS4
及びソレノイドモジュレータバルブ73を備えている。
そして、マニュアルバルブ51の2レンジ及びLレンジ
にてライン圧pが供給されるボートbからの油圧が、2
−3シフトバルブ61のボー1−b。
に連通しており、かつ2速状態にあっては該シフトバル
ブ61は右半位置にあってボーhb、はボートfに連通
している。更に、ボー1− fは、1−2シフトバルブ
60のボートf1に連通しており、かつ2速状態にあっ
ては該シフトバルブ61は左半位置にあってボートf、
はボーh gに連通している。
そして、ボー1− gは、セカンドモジュレータバルブ
66の入カポ−1−g、に連通しており、更に該ボーl
−g、からの供給圧は後述する制御室m2に供給される
制御圧に基づき適宜調圧されてボートhに出力され、該
調圧ボートhからの油圧がオリフィス92を介して2n
dコーストブレーキ用油圧サーボB1に供給される。ま
た、該油圧サーボB1からのレリーズ圧は、チエツクボ
ール91を介して直結1−2シフトバルブ60に導かれ
、ボートgからドレーンボート。に排出される。
また、2マニユアルバルブ51のLレンジにてライン圧
pが供給されるボートCからの油圧が2−3シフトバル
ブ61のボートC□に連通しており、かっ該1速状態に
あっては、該シフトバルブ61の下油室C2にボー1−
 cからのライン圧が供給されて該バルブ61は右半位
置に保持され、従ってボートC1はボート1に連通して
いる。更に、ボート1はローコーストモジュレータバル
ブ65の入カポ−!・l、に連通しており、更に該ボー
ト11からの供給圧は後述する制御室m3に供給されろ
制御圧に基づき適宜調圧されてボートJに出力され、該
調圧ボー1−】からの調圧が1−2シフトバルブ60の
ボートJ1に連通される。更に、該シフトバルブ60は
1速状態にあっては右半位置にあってボーl−j、とボ
ートにとが連通しており、該ボートkからの油圧がチエ
ツクボール90を介して1st&Revブレーキ用油圧
サーボB、に連通している。
なお、チエツクボール90はマニュアルバルブ51のリ
バースレンジにてライン圧が供給されるボー)dに連通
するボートd、と前記ボートkに連通するボートk1と
を有しており、これらいずれかのボートからの供給油圧
に基づきスリーブ90a内のボール90bを移動し、該
供給油圧をボートqに導いて油圧サーボ8つに導入する
一方、アキュムレータコントロールバルブ72は、ライ
ン圧が供給されるライン圧ボー1−p2及び該ライン圧
がスプール上端に作用する第1の制御室pl %更にリ
ニアソレノイドバルブS4からの制御圧が作用する第2
の制御室n11そしてライン圧ボー1−p2の油圧を適
宜調圧して出力しかつ前記セカンドコーストモジュレー
タバルブ66及びローコーストモジュレータバルブ65
の各ftJJ 御室m 2゜m3に連通する調圧ボート
m1更に該調圧ボートmからの調圧が前記第2の制御室
n1の制御圧及びスプールに作用するスプリング72a
と共に前記第1の制御室p、のライン圧に対抗して作用
するフィードバック室m、を有している。また、リニヤ
ソレノイドバルブS4は、車速を検出する車速センサ4
6、フートブレーキの作動を検出するブレーキセンサ4
7、前輪の回転を検出する前輪回転センサ48及び後輪
の回転を検出する後輪回転センサ49等の各センサから
の信号に基づく制御部Cからの電気信号により制御され
、ライン圧を所定圧ニ減圧したソレノイドモジュレータ
バルブ73からの入力ボート0の油圧を適宜調圧して、
ポートn、nに出力し、該調圧を前記アキュムレータコ
ントロールバルブ72の制御室n、に供給する。
なお、第4図に示すように、該アキュムレータコン1−
ロールバルブ72の調圧ポートmからの調圧は、前記モ
ジュレータバルブ66.65の制御室m2.m3の外に
、Boアキュムレータ69の背圧室、C2アキュムレー
タ70の背圧室70a及びB2アキュムレータ71の背
圧室71aに連通している。また、2ndコーストブレ
ーキ用油圧サーボB、へ連通する油路はカットバックバ
ルブ59の上制御室rに連通しており、2ndコ一スト
ブレーキ81作用時、該カッ1−バックバルブ59によ
るカットパンク圧作用を停止する。
ついで、本実施例の作用について説明する。
本自動変速機1の各ソレノイドバルブ31.S2.33
、各クラッチC0,C1,c2、−fレーキB。。
B、、 B、、及び各ワンウェイクラッチF。、F、。
F2は、各ポジションP、R,R(V≧7)、N。
D、2.Lにおける変速段にてそれぞれ第5図に示す作
動表のように制御される。
即ち、Dレンジ又は2レンジにおける1速時は、ソレノ
イドバルブS1がオン状態にあって、その結果オーバド
ライブダイレクトクラッチC0、ワンウェイクラッチF
。、F2及びフォワードクラッチCIが係合し、他は解
放状態になっている。従って、オーバドライブプラネタ
リギヤユニット17は、クラッチC0及びワンウェイク
ラッチF。を介して一体となって直結状態となっており
、入力軸15の回転はそのまま主変速ユニット21の入
力軸26に伝達される。また、主変速ユニット21では
、入力軸26の回転がフォワードクラッチC1を介して
フロントプラネタリギヤユニット19のリングギヤ31
に伝達され、更にキャリヤ29及び該キャリヤ29と一
体の出力軸27に伝達されると共に、サンギヤ30を介
してリヤプラネタリギヤユニット20のキャリヤ33に
左方向の回転力を付与するが、ワンウェイクラッチF2
にて該回転が阻止され、プラネタリピニオン32は自転
して出力軸27と一体のリングギヤ35に動力伝達する
また、Dレンジにおける2速時は、ソレノイドバルブS
】のオンに加えてバルブS2がオンに切換ねる。これに
より、オーバドライブダイレクトクラッチC8、ワンウ
ェイクラッチF。、フォワードクラッチC1、ワンウェ
イクラッチF、及び2ndブレーキB が係合し、他は
解放状態になる。従って、オーバドライブプラネタリギ
ヤユニット17は先に述べた直結状態にあり、入力軸1
5の回転がそのまま主変速ユニット21の入力軸26に
伝達される。また、主変速ユニット21は、入力軸26
の回転がフォワードクラッチC1を介してフロントギヤ
ユニット19のリングギヤ31に伝わり、ビニオン28
を介してサンギヤ30に左方向の回転力を付与するが、
該サンギヤ30は2ndブレーキB2の係合に伴うワン
ウェイクラッチF。
にて該方向の回転が阻止され、従ってプラネタリピニオ
ン28は自転しながらキャリヤ29が回転し、フロン!
・ギヤユニット19のみを経由して2速回転が出力軸2
7に伝達される。
この際、2ndブレーキ用の油圧サーボに油圧が供給さ
れて該ブレーキB2の摩擦板同士が接触を開始すると、
そのアウトプット)・ルクが変化し、その結果入力軸1
5と一体に回転しているオーバドライブプラネタリギヤ
ユニット17のフランジ部40の回転速度が変化する。
該回転速度の変化はセンサ45により検知され、該検知
に基づく制御部Cからの信号によりリニアソレノイドバ
ルブS4を制御し、ソレノイドモジュレータバルブ73
からの油圧を適宜調圧してボー1−n、nに所定制御圧
を発生し、該制御圧はアキュムレータコントロールバル
ブ72の制御ボートn、に供給される。
これにより今まで、コントロールバルブ72はオリフィ
スを介して第1の制御室p、にライン圧が供給され、従
って第1図右半位置にあって、ライン圧ボー1−p2か
らのライン圧が調圧ボートmに供給され、該ライン圧が
アキュムレータ71の背圧室71aに供給している状態
にあったものが、制御圧ボートmからの制御圧がスプー
ルの膨径部に作用し、スプリング72aとta動して第
1の制御室p、のライン圧に抗してスプールを移動する
。すると、ライン圧ボートp2のライン圧が制御圧に応
じて減圧されて調圧ボートmから導出され、かつ該調圧
がフィードバックボートm、からスプール72b下方に
作用すると共に、アキュムレータ71の背圧室71aに
供給される。これにより、アキュムレータ背圧(よ所定
量及び所定時間減圧される。
更に、所定時間後、リニアソレノイドバルブS4からの
制御圧に基づき、アキュムレータ背圧を徐々に減圧する
と、アウトプットトルクが滑らかに変化する。これによ
り、1−42速のアップシフト時に、2ndブレーキB
2の係合によるシフトショックを減少して滑らかにアッ
プシフトとする。
また、Dレンジ及び2レンジにおける3速時は、ソレノ
イドS1がオフされ、オー・(ドライブダイレクトクラ
ッチC0、ワンウェイクラッチF、、フォワードクラッ
チC2,ダイレクトクラッチc2及び2ndブレーキB
2が係合し、他は解放状態にある。従って、オーバドラ
イブプラネタリギヤユニット17は先に述べた直結状態
にあり、また主変速ユニッ)・21は、両クラッチC,
,C2の係合によりフロン1−プラネタリギヤユニット
19が一体になって、入力軸26の@転はそのまま出力
軸27に伝達される。
そして、ソレノイドバルブS1のオフにより2−3シフ
トバルブ61が切換えられ、ダイレクトクラッチC2が
係合するが、この際、前述の82アキユムレータ71と
同様に、C2アキユムレーク70の背圧室70aに所定
圧力が作用して、1−2速時と同様に、2−3速アツプ
シフト時もシフ1、ショックを減少する。
そして、Dレンジにおける4速即ち最高速段では、ソレ
ノイドバルブS2もオフされ、フォワードクラッチC□
、ダイレクトクラッチc2及び2ndブレーキB2が係
合状態にあり、主変速ユニット21は3速時と同様に直
結状態にあるが、オルパトライブプラネタリギヤユニッ
ト17は、ダイレフ1〜クラツチC0が解放すると共に
ブレーキB0が係合するように切換えられる。従って、
サンギヤ23がブレーキB。にてロックされ、キャリヤ
24が回転しながらプラネタリピニオン22が自転して
リングギヤ25に動力伝達し、該増速回転(オーバドラ
イブ)が直結状態にある主変速ユニット21の入力軸2
6に伝達される。
この際、ダイレクトクラッチC8の解放と共にブレーキ
B。の係合に基づき、サンギヤ23と一体のフランジ部
40更にそれと一体の鍔部42の回転は停止し、乙の状
態がセンサ45にて検知される。
すると、B2アキュムレータ71及びC2アキユムレー
ク70と同様に、Boアキュムレータ69の背圧室69
aに所定油圧が供給され、Bo用ジブレーキ油圧制御す
る。一方、ダイレクトクラッチ用油圧サーボC6は背圧
制御のないアキュムレータ67に基づき比較的早く油圧
上昇し、該クラッチC8はブレーキB0に比して早く解
放するが、ワンウェイクラッチF。の存在により、上記
クラッチC6の解放に拘りな(、キャリヤ24はブレー
キB0の係合により回転制御される。従って、クラッチ
C0及びブレーキB。のっかみ換えにより3→4速アッ
プシフトが達成されるが、上述ブレーキB。用アキュム
レータ69の制御によりシフ1−ショックが軽減されろ
一方、ダウンシフト時は、4−3速の場合、オーバドラ
イブダイレクトクラッチC8が接続すると共にオーバド
ライブブレーキB。が解放し、また3−2速の場合、ダ
イレクトクラッチC2が解放し、そして2→liの場合
、2ndブレーキB2が解放する。
この際、それぞれB0アキュムレータ69、C2アキュ
ムレータ70、B2アキュムレータ71は、回転センサ
45に基づく制御部Cからの49号によりリニアソレノ
イドバルブS4が制御され、その背圧室69a、70a
、71aに作用するアキュムレーク背圧を所定タイミン
グにて所定量減圧される。これにより、ダウンシフト時
も、アップシフト時と同様に、シフトショックが軽減さ
れ、滑らかに変速される。
一方、マニュアルバルブ51を2レンジに操作した場合
、1速及び3速においては前記Dレンジの場合と同様で
ある。そして、2速状態の場合、フォワードクラッチC
,,O/DダイレクトクラッチC8及び2ndブレーキ
B2に加えて、2ndコーストブレーキB、が係合され
、主変速ユニット21のサンギヤ30をロックし、エン
ジンブレーキをきかせろ。即ち、マニュアルバルブ51
の2レンジにてライン圧が供給されるボートbの油圧が
2−3シフトバルブ61のボートb1に供給され、更に
該バルブ61が右半位置にあることに基づき、ボートb
 とfが連通し、更に左半位置にある1−2シフ1、バ
ルブ60のポー)f、、gを通ってセカ〉トコ−ストモ
ジュレータバルブ66の供給ホードg1に供給される。
この際、速度センサ46からの信号に基づき、制御部C
がリニアソレノイドバルブS4に所定信号を送り、該バ
ルブS4は、ソレノイドモジュレータバルブ73からの
入カポ−1−oの油圧を車速に応じた所定圧に調圧する
。そして、該バルブS4の調圧ボー1−n、nからの所
定油圧はアキュムレータコントロールバルブ72の第2
の制御室n、に供給され、これにより該コンj・ロール
バルブは、ライン圧が第1の制御室p1に供給されて右
半位置にあり、ライン圧ボー1−p2からのライン圧が
制御ボートmに導通されている状態から、第2の制御室
n、の制御圧及びスプール下方のスプリング72a及び
第3の制御室m1のフィードバック圧が共働して第1の
制御室p、のライン圧に対抗し、ライン圧ボートp2の
油圧を所定量減圧して制御ボー1− mに出力する。そ
して、該制御ボー1− mの調圧が前記セカンドコース
トモジュレータバルブ66の制御室m2に供給され、該
バルブ66の出力ボートhからの油圧を、例えば第6図
鎖線又は実線で示すように調圧して、該調圧を2ndコ
ーストブレーキ用油圧サーボB、に供給する。
これにより、鎖線で示す特性を採用する場合、車速が比
較的高速にある際、モジュレータバルブ66はその制御
室m2にライン圧等の高い油圧が供給されて左半状態に
あり、高くかつ略々一定の油圧が作用しく領域D)、2
ndコーストブレーキB。
は大キなトルク容量にてエンジンブレーキを作用する。
そして、所定速度以下に車輌が減速すると、車速に比例
して油圧サーボB、への供給油圧も減圧しく領域El、
2ndコーストブレーキB1は車速に対応してそのトル
ク容量?!減少しながらエンジンブレーキを作用する。
更に、車速が減速して所定速度以下になると、油圧サー
ボB、への供給油圧は低い一定圧となり (領域F)、
ブレーキB1は小さな■・ルク容lにてエンジンブレー
キを滑らかに作用する。
なお、上述エンジンブレーキ制御時のアキュムレータコ
ントロールバルブ72の作動によす、B2用アキュムレ
ータ71の背圧室71aにも所定圧力が供給されるが、
シフトショック等に対して大きな影響を与えろことはな
い。
また、Lレンジにおける2速時は、上述した2レンジに
おける2速時と同様であるが、1速時は、フォワードク
ラッチC,,O/DダイレクトクラッチC8に加えて、
1st&RevブレーキB、が係合し、リヤプラネタリ
ギヤユニット20のキャリヤ33をロックし、エンジン
ブレーキをきかせる。
即ち、マニュアルバルブ51のLレンジにてライン圧が
供給されるポー1− cの油圧が、2−3シフ)・バル
ブ61のボートC2に供給され、かつ該シフトバルブ6
1は1速状態では油室C2のライン圧により右半位置に
あってボートc、と1が連通状態にあす、更にボー1−
 iからローコーストモシュレークバルブ65の入力ボ
ート11に供給される。そして、該モジュレータバルブ
65ば、前述と同様にリニアソレノイドバルブS4及び
アキュムレータコントロールバルブ72からの制御ボー
トmからの制御圧により調圧され、該調圧が、右半位置
にあろ1−2:Jフトバルブのボー1−」1及びkを通
りてチエツクボール90のボートに1に送られ、更にボ
ートqから1st&Revブレーキ用油圧サーボBに供
給される。この際、車速センサからの信号に基づく制御
圧により、モジュレータバルブ65の出力ボート」から
の調圧が例えば第6図実線又は鎖線に示すように、前記
油圧サーボ8つに作用する。これにより、実線で示す特
性を採用する場合、該油圧サーボB3に車速の減少に比
例して減少する調圧が作用して、1st&Revブレー
キB3は、高速状態にあっては大きなトルク容量にてエ
ンジンブレーキを作用し、かつ車速の減少に基づく車輌
慣性力の低下に対応して、漸減するトルク容量にて適正
にエンジンブレーキを作用する。
また、フートブレーキセンサ(スイッチ)47からの信
号を制御部Cに入力し、前記速度センサ46からの信号
に該ブレーキセンサ47からの信号を付加して制御して
もよい。即ちぐ第6図にG/2E′及びD′に示すよう
に、フートブレーキを作動している場合にはエンジンブ
レーキ圧を低くなるように設定し、車輪の四ツクを防止
する。
また、前輪回転センサ48及び後輪回転センサ49から
の信号を制御部Cに入力し、両センサからの信号に基づ
き回転差を算出し、該回転差に基づきエンジンブレーキ
圧を制御することも可能である。即ち、第7図(al、
 (blに示すように、雪路等の低摩擦路面にてエンジ
ンブレーキを作用スると、従来では駆動輪がスリップし
ても、サーボ圧が一定であるためスキッド状態になるが
、本実施例にあっては、駆動輪がスリップして、従動輪
との間に所定回転差ΔNが発生すると、サーボ圧が所定
量減圧して駆動輪に作用するエンジンブレーキトルクを
減少し、これにより駆動輪のスリップの発生を防止する
また、Rレンジ時は、オーバドライブダイレクトクラッ
チC0、ワンウェイクラッチF。、ダイレクトクラッチ
C2及びブレーキB3を係合し、他は解放状態にある。
従って、オーバドライブプラネタリギヤユニット17は
直結状態にあり、また主変速ユニット21は、入力軸2
6の回転がクラッチC2により直接サンギヤ30に伝達
され、かつブレーキB3によりリアキャリヤ33の回転
がロックされているので、サンギヤ30の回転はプラネ
タリピニオン32の自転を介してリングギヤ35に逆回
転として伝達され、出力軸27を逆転する。
また、マニュアルバルブ51をRレンジ(ζ操作しても
、車速が所定速度例えば7km/h以上にある場さ、ソ
レノイドバルブS2がオンにあり、ダイレクトクラッチ
C2が解放状態にあり、逆回転状態にはならない。
ついで、一部変更した実施例を、第8図に沿って説明す
る。
本実m例rx、アキュムレータコントロールバルブを介
することなく、リニアソレノイドバルブS4からの調圧
を供給するものである。本実施例は、通常時リニアソレ
ノイドバルブS4の制御圧ボー1−n、nからモジュレ
ータバルブの制御8 室m 2. m3に所定油圧を供
給し、そして速度センサ46が速度変化に基づき、該ソ
レノイドバルブS4の制御圧をセカンドコース1−モジ
ュレータバルブ66のff、IJ 1m 室m 2及び
ローコーストモジュレータバルブ65の制御室m3に所
定量減圧して作用する。
また、第9図は、セカンドモジコレータバルブを変更し
た実施例を示す。
本セカンドレギュレータバルブ66は、スプール66a
と別体にプラグ66bを設け、該スプール66aとプラ
グ66bとの間にスプリング66Cを縮設すると共に、
プラグ66bの移動量を、その端部がバルブボディ10
に当接することにより規制している。
従って、制御室m2に導かれる制御圧が高くなっても、
プラグ66bの上端がバルブボディ10に当接し、それ
以上、出力ボートhからの調圧即ち2ndコーストブレ
ーキ用油圧サーボB1の油圧を減圧することはない。こ
れにより、第6図に示す、減圧した一定ブレーキ圧(F
)を容易に実現し得ろ。
なお、上記実施例のものにおいては、オーバドライブプ
ラネタリギヤユニット17即ち副変速ユニットを有する
自動変速機について説明したが、上記副変速ユニットを
備えていない自動変速機に本発明を適用し得ることは勿
論である。
また、上述実施例は、シンプソンタイプの変速ユニット
について説明したが、ラビニョタイプの変速ユニットに
ついても同様に適用し得る。
(ト)発明の詳細 な説明したように、本発明によると、変速ギヤ機構(3
)の所定要素を直接係止するブレーキ用油圧サーボ(B
1)又は(B3)にモジュレータバルブ(66)、(6
5)を介在し、該モジュレータバルブをリニアソレノイ
ドバルブ(84)にて制御し、更に該リニアソレノイド
バルブを制御部(C)からの車輌走行状態に応じた信号
に基づき制御するので、リニアソレノイドバルブ(B4
)によるきめ細かい制御によりエンジンブレーキを適正
に作用することができ、操作が簡単になると共に乗り心
地を向上することができる。
また、油圧サーボ(B、) 、  (B、)の油圧が、
車速センサ(46)に基づき車速に比例する等の車速に
応じて変化する(E)、(G)ように制御すると、車速
減少に基づく車輌慣性力の低下に対応し、適正なエンジ
ンブレーキカを作用する乙とができると共に、エンジン
ブレーキカを急激に変化することがない。
更に、フートブレーキセンサ(47)からの信号を制御
部(C)に入力し、フートブレーキが作動状態にある場
合、車速に応じて変化する油圧サーボの油圧を低く設定
すると、エンジンブレーキと同時にフートブレーキを作
動する場合であっても、車輪をロングすることを防止で
きる。
また、前輪回転センサ(48)及び後輪回転センサ(4
9)からの信号を制御部に入力し、該信号に基づく前後
車輪回転差によりリニアソレノイドバルブ(B4)を制
御すると、エンジンブレーキ時のスリップの発生を防止
でき、特に前後輪回転差が大のときは油圧サーボの油圧
が低くかつ小のときは油圧が高くなるように制御すると
、低摩擦路面におけるエンジンブレーキ時のスキシトを
防止できろ。
更に、モジュレータバルブ(66)、(65)を、リニ
アソレノイドバルブ(B4)にて調圧されるアキュムレ
ータコントロールバルブ(72)にて制御すると、アキ
ュムレータ背圧制御と兼用することができ、特別な制御
手段を別設することなく、構造を簡単にすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る自動変速機におけるエンジンブレ
ーキ制御装置の主要部を示す回路図である。第2図は本
発明を適用した自動変速機の全体断面図、第3図はその
概略構成図、第4図はその油圧制御装置を示す回路図、
第5図は各ボジシ1ンにおける各ソレノイドバルブ、ク
ラッチ、ブレーキ及びワンウ鳳イクラッチの作動状態を
示す図である。そして、第6図は車速とエンジンブレー
キ圧との関係を示す図であり、また第7図はエンジンブ
レーキスキッドコント四−ルを示す図で、(alは前後
輪回転速度の関係を示す図であり、かつ(blは油圧サ
ーボの油圧を示す図である。また、第8図は一部変更し
た実施例を示す回路図であり、更に第9図は一部変更し
たセカンドコーストモジュレータバルブを示す図である
。そして、第10図はカバナバルブによるエンジンブレ
ーキ特性を示す図である。 1・・・自動変速機 、 3・・・変速ギヤ機構 、3
0・・・所定要素(フロント及リヤサンギヤ) 、33
・・所定要素(リヤキャリヤ) 、46・・・速度セン
サ 、 51・・マニュアルバルブ 、  60,61
・・・レフトバルブ 、65・・・ローコーストモジュ
レータバルブ 、66・・セカンドコーストモジュレー
タバルブ 、72・・・アキュムレータコントロールバ
ルブ 、73・・・ソレノイドモジュレークバルブ 、
B、・・・(2ndコースト)ブレーキ(油圧サーボ)
、B、・−(1s t &Re v)ブレーキ(油圧サ
ーボ)、C・・・IJmm  、 B4・・・リニアソ
レノイドバルブ。 出願人 アイシン・ワーナー株式会社 トヨタ自動車株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、変速ギヤ機構の所定要素を直接係止するブレーキと
    、該ブレーキを制御する油圧サーボと、該油圧サーボに
    油圧を供給・排出するシフトバルブと、を備えてなる自
    動変速機における油圧制御装置において、前記油圧サー
    ボへの供給油路にモジュレータバルブを介在し、かつ該
    モジュレータバルブをリニアソレノイドバルブにて制御
    し、また制御部に、車速を検出する車速センサからの信
    号を入力し、そして該信号に基づく前記制御部から信号
    により前記リニアソレノイドバルブを、前記油圧サーボ
    の油圧が低車速の場合に低くかつ高車速の場合に高くな
    るように制御してなる、自動変速機におけるエンジンブ
    レーキ制御装置。 2、前記制御部に、前記車速センサからの信号に加えて
    フートブレーキの作動を検出するブレーキセンサからの
    信号を入力し、ブレーキ作動状態にあっては前記リニア
    ソレノイドバルブを、前記車速に応じて変化する油圧サ
    ーボの油圧が低くなるように制御してなる、特許請求の
    範囲第1項記載の自動変速機におけるエンジンブレーキ
    制御装置。 3、変速ギヤ機構の所定要素を直接係止するブレーキと
    、該ブレーキを制御する油圧サーボと、該油圧サーボに
    油圧を供給・排出するシフトバルブと、を備えてなる自
    動変速機における油圧制御装置において、前記油圧サー
    ボへの供給油路にモジュレータバルブを介在し、かつ該
    モジュレータバルブをリニアソレノイドバルブにて制御
    し、また制御部に、車輌の前輪及び後輪の回転を検出す
    るセンサからの信号を入力して、該信号に基づき制御部
    にて前後車輪回転差を算出し、そして前記リニアソレノ
    イドを、前記前後輪回転差が大のときは前記油圧サーボ
    の油圧が低くなるように、かつ前記前後輪回転差が小の
    ときは前記油圧サーボの油圧が高くなるよう制御してな
    る、自動変速機におけるエンジンブレーキ制御装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0715100A2 (en) 1994-12-02 1996-06-05 Aisin Aw Co., Ltd. Oil pressure controller of automatic transmission
JP2019011839A (ja) * 2017-06-30 2019-01-24 ジヤトコ株式会社 車両制御装置および車両制御方法

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