JPH01240699A - 電着塗装装置 - Google Patents
電着塗装装置Info
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- JPH01240699A JPH01240699A JP6481088A JP6481088A JPH01240699A JP H01240699 A JPH01240699 A JP H01240699A JP 6481088 A JP6481088 A JP 6481088A JP 6481088 A JP6481088 A JP 6481088A JP H01240699 A JPH01240699 A JP H01240699A
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Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、自動車や各種家庭電機製品等の下塗シ塗装用
に広く採用されている電着塗装装置に関するものである
・。
に広く採用されている電着塗装装置に関するものである
・。
(従来の技術〕
自動車のがデイ、トラックのキャブ等の被塗装物に下塗
シ塗装を施す電着装置は、電着塗料を収蔵した塗料槽と
、ハンガに吊持された被塗装物を上記塗料槽内に搬入し
塗料内に浸漬して槽内を移動させたのち槽外に搬出する
コンベア装置と、上記コンベア装置に清って配設され被
塗装物に塗装電圧を印加する通電部材とを具えておシ、
上記通電部材は塗料槽の全長に亘って延在した電気的に
単一の部材から構成されている。
シ塗装を施す電着装置は、電着塗料を収蔵した塗料槽と
、ハンガに吊持された被塗装物を上記塗料槽内に搬入し
塗料内に浸漬して槽内を移動させたのち槽外に搬出する
コンベア装置と、上記コンベア装置に清って配設され被
塗装物に塗装電圧を印加する通電部材とを具えておシ、
上記通電部材は塗料槽の全長に亘って延在した電気的に
単一の部材から構成されている。
(発明が解決しようとする課題)
電着塗装によって形成される塗膜の厚さは、同一の塗料
を使用した場合、塗装電圧と通電時間とによって定ま)
、通電時間が一定の場合塗装電圧を高くすることKよ)
厚い塗膜が形成され、また塗装電圧が一定の場合通電時
間を長くすることによって厚い塗膜が形成される。
を使用した場合、塗装電圧と通電時間とによって定ま)
、通電時間が一定の場合塗装電圧を高くすることKよ)
厚い塗膜が形成され、また塗装電圧が一定の場合通電時
間を長くすることによって厚い塗膜が形成される。
一方、多くの被塗装物はその使用環境によって必要な塗
膜厚さが異なシ、例えば自動車の場合、冬季融雪のため
道路に岩塩等を撒布する地域で稼働する自動車には、耐
食性を強化するために、通常の地域で稼働する自動車よ
シ十分に厚い下塗シ塗装を施す必要がある。しかし、自
動車のボディやトラ、りのキャブに下塗シ塗装を飾す電
着塗装装置は、通常連続生産ラインの一部に組みこまれ
ていて塗料槽の長さが一定であるので、仕向先が異り従
って所要塗膜厚さが異るボディやキャブ等の被塗装物が
連続して流れてきた場合、コンベア速度を変化させて通
電時間を制御し塗膜厚さを調整することは実際上困難で
あシ、また従来の装置では上記通電部材が塗料槽の全長
に亘って延在する単一の部材から構成されているので、
槽内に同時に二以上の被塗装物が存在する場合、夫々の
被塗装物の塗装電圧を変化させることによって塗膜厚さ
を制御することは実際上不可能であった。
膜厚さが異なシ、例えば自動車の場合、冬季融雪のため
道路に岩塩等を撒布する地域で稼働する自動車には、耐
食性を強化するために、通常の地域で稼働する自動車よ
シ十分に厚い下塗シ塗装を施す必要がある。しかし、自
動車のボディやトラ、りのキャブに下塗シ塗装を飾す電
着塗装装置は、通常連続生産ラインの一部に組みこまれ
ていて塗料槽の長さが一定であるので、仕向先が異り従
って所要塗膜厚さが異るボディやキャブ等の被塗装物が
連続して流れてきた場合、コンベア速度を変化させて通
電時間を制御し塗膜厚さを調整することは実際上困難で
あシ、また従来の装置では上記通電部材が塗料槽の全長
に亘って延在する単一の部材から構成されているので、
槽内に同時に二以上の被塗装物が存在する場合、夫々の
被塗装物の塗装電圧を変化させることによって塗膜厚さ
を制御することは実際上不可能であった。
そこで異る塗膜厚さを得ることができるように設定され
た複数の電着塗装装置を準備して生産ラインを流れてく
る被塗装物を所要塗膜厚さに応じて夫々の電着塗装装置
に振シ分けて処理する等の方法が考慮されるが、電着塗
装装置の複数設置、据付床面積の増大、振シ分けのため
のハンドリング装置等に多大の設備費を要する欠点があ
る。
た複数の電着塗装装置を準備して生産ラインを流れてく
る被塗装物を所要塗膜厚さに応じて夫々の電着塗装装置
に振シ分けて処理する等の方法が考慮されるが、電着塗
装装置の複数設置、据付床面積の増大、振シ分けのため
のハンドリング装置等に多大の設備費を要する欠点があ
る。
本発明は、単一の電着塗装装置によって連続的に流れて
くる被塗装物に複数の異る塗膜厚さの下塗シ塗装を施す
ことができるようにした構造簡単かつ安価な装置を提供
することを目的とするものである。
くる被塗装物に複数の異る塗膜厚さの下塗シ塗装を施す
ことができるようにした構造簡単かつ安価な装置を提供
することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段)
本発明は、上記目的を達成するために創案されたもので
、電着塗料を収蔵した塗料槽と、ハンガに吊持された被
塗装物を上記塗料槽内に搬入し塗料内に浸漬して槽内を
移動させたのち槽外に搬出するコンベア装置と、上記コ
ンベア装置に沿って配設され被塗装物に塗装電圧を印加
する通電部材とを具えたものにおいて、上記通電部材が
被塗装物の移動方向KGって区分された複数の分割部片
からなり、各分割部片が被塗装物の所要塗膜厚さに応じ
て電圧を異にする複数の電源に夫々選択的に接続される
ように構成されたことを特徴とする電着塗装装置を要旨
とするものである。
、電着塗料を収蔵した塗料槽と、ハンガに吊持された被
塗装物を上記塗料槽内に搬入し塗料内に浸漬して槽内を
移動させたのち槽外に搬出するコンベア装置と、上記コ
ンベア装置に沿って配設され被塗装物に塗装電圧を印加
する通電部材とを具えたものにおいて、上記通電部材が
被塗装物の移動方向KGって区分された複数の分割部片
からなり、各分割部片が被塗装物の所要塗膜厚さに応じ
て電圧を異にする複数の電源に夫々選択的に接続される
ように構成されたことを特徴とする電着塗装装置を要旨
とするものである。
(作用)
本発明によれば、被塗装物に塗装電圧を印加する通電部
材が、被塗装物の移動方向に沿って区分された複数の独
立した分割部片から構成され、各分割部片が被塗装物の
所要塗膜厚さに応じて電圧を異にする複数の電源に夫々
選択的に接続されるように構成されているので、塗料槽
内に同時に存在する複数の被塗装物に対して夫々の所要
塗膜厚さに応じた塗装電圧を印加することができる。
材が、被塗装物の移動方向に沿って区分された複数の独
立した分割部片から構成され、各分割部片が被塗装物の
所要塗膜厚さに応じて電圧を異にする複数の電源に夫々
選択的に接続されるように構成されているので、塗料槽
内に同時に存在する複数の被塗装物に対して夫々の所要
塗膜厚さに応じた塗装電圧を印加することができる。
(実施例)
以下本発明の実施例を添付図面について具体的に説明す
る。図中符号10はその内部に電着塗料を収蔵した塗料
槽、12は塗料槽10の上方に設゛けられたコンベア装
置であって、コンベアモータ14によって駆動される駆
動スズロケット車16と従動スプロケット車18との間
に架設されたコンベアチェーン20とを包含している。
る。図中符号10はその内部に電着塗料を収蔵した塗料
槽、12は塗料槽10の上方に設゛けられたコンベア装
置であって、コンベアモータ14によって駆動される駆
動スズロケット車16と従動スプロケット車18との間
に架設されたコンベアチェーン20とを包含している。
22は上記コンベアチェーン20に連結されて駆動され
るハンガ、24は上記ハンガ22によって吊持される被
塗装物であって、図示の実施例ではトラ、り用のキャブ
が例示されている。26は上記ハンガ22の移動経路に
沿って設けられた通電部材であって、同通電部材は被塗
装物24の移動方向に沿って区分された複数(図示の実
施例では6個)の分割部片26 m 、 26 b 、
26 c 、 26 d 、 26e及び26fから
構成されている。上記各分割部片26a〜26fは、ス
イッチング装置28内のスイッチ28a、28b、28
c、28d、28e及び28fに夫々連結され、各スイ
ッチ28a〜28fは、高電圧接点りと、低電圧接点t
と、可動接点mとを具え、各スイッチの高電圧接点りは
高電圧電源30の負極に並列に接続され、また低電圧接
点tFi低電圧電源32の負極に並列に接続されている
。上記高電圧電源30及び低電圧電源32の正極は、上
記塗料槽10内に設けられた多数の正電極34に接続さ
れ、一方上記通電部材26にはハンガ22の前後部に夫
々設けられた集電子36f及び36rが摺接する。また
、上記スイッチング装置28内の各スイッチ28a〜2
8fりて制御され、同コントローラ38には、コンベア
装置12の駆動スプロケット車16の回転速度を検知す
るパルスエンコーダ40のコンベア速度信号と、前工程
から送られてきた被塗装物24がコンベア装置12の入
口端でハンガ22に装架される際に個々の被塗装物24
の所要塗膜厚さに関する情報が入力される端末機42の
出力信号と、ハンガ22に装架された被塗装物24が塗
料槽10に入槽しようとする位置で被塗装物自体によっ
て閉成されるリミットスイッチ44の信号とが入力され
る。
るハンガ、24は上記ハンガ22によって吊持される被
塗装物であって、図示の実施例ではトラ、り用のキャブ
が例示されている。26は上記ハンガ22の移動経路に
沿って設けられた通電部材であって、同通電部材は被塗
装物24の移動方向に沿って区分された複数(図示の実
施例では6個)の分割部片26 m 、 26 b 、
26 c 、 26 d 、 26e及び26fから
構成されている。上記各分割部片26a〜26fは、ス
イッチング装置28内のスイッチ28a、28b、28
c、28d、28e及び28fに夫々連結され、各スイ
ッチ28a〜28fは、高電圧接点りと、低電圧接点t
と、可動接点mとを具え、各スイッチの高電圧接点りは
高電圧電源30の負極に並列に接続され、また低電圧接
点tFi低電圧電源32の負極に並列に接続されている
。上記高電圧電源30及び低電圧電源32の正極は、上
記塗料槽10内に設けられた多数の正電極34に接続さ
れ、一方上記通電部材26にはハンガ22の前後部に夫
々設けられた集電子36f及び36rが摺接する。また
、上記スイッチング装置28内の各スイッチ28a〜2
8fりて制御され、同コントローラ38には、コンベア
装置12の駆動スプロケット車16の回転速度を検知す
るパルスエンコーダ40のコンベア速度信号と、前工程
から送られてきた被塗装物24がコンベア装置12の入
口端でハンガ22に装架される際に個々の被塗装物24
の所要塗膜厚さに関する情報が入力される端末機42の
出力信号と、ハンガ22に装架された被塗装物24が塗
料槽10に入槽しようとする位置で被塗装物自体によっ
て閉成されるリミットスイッチ44の信号とが入力され
る。
上記構成において、被塗装物即ちこの実施例の場合トラ
ック用キャブ24の所要塗膜厚さは、その仕向先によシ
例えば35μと25μの2種であって、塗膜厚さ35μ
の塗装が行なわれるときは、高電圧電源30の塗装電圧
270Vが被塗装物24に印加され、塗膜厚さ25μの
塗装が行なわれる場合は、低電圧電源32の塗装電圧2
30vが被塗装物24に印加される。
ック用キャブ24の所要塗膜厚さは、その仕向先によシ
例えば35μと25μの2種であって、塗膜厚さ35μ
の塗装が行なわれるときは、高電圧電源30の塗装電圧
270Vが被塗装物24に印加され、塗膜厚さ25μの
塗装が行なわれる場合は、低電圧電源32の塗装電圧2
30vが被塗装物24に印加される。
前工程から流れてきたキャブ24が電着塗装装置の入口
端でハンガ22に装架されるとき、そのキャブの所要塗
膜厚さ例えば35μを示す情報が端末機42に入力され
、この情報はコントローラ38に伝達される。厚い塗膜
厚さ(35μ)のキャブ24(以下簡単のためにキャブ
Aという)がコンベア装置12によって塗料槽10内に
入槽しようとするとき、リミットスイッチ44が閉成さ
れてその信号がコントローラ38に入力されるので、当
該キャブAのコンベアカウントが開始され。
端でハンガ22に装架されるとき、そのキャブの所要塗
膜厚さ例えば35μを示す情報が端末機42に入力され
、この情報はコントローラ38に伝達される。厚い塗膜
厚さ(35μ)のキャブ24(以下簡単のためにキャブ
Aという)がコンベア装置12によって塗料槽10内に
入槽しようとするとき、リミットスイッチ44が閉成さ
れてその信号がコントローラ38に入力されるので、当
該キャブAのコンベアカウントが開始され。
コンベア速度ヲ検知スルハルスエンコーダ40のパルス
信号がカウントされるので、キャブAが塗料槽10に入
槽したのち塗料内に浸漬されて槽内を移動し塗装を終っ
て槽外に搬出されるまで、その位置が常時コントローラ
38によって把握される。キャブAが入槽する前に、コ
ントローラ38の指令に基づいて通電部材の分割部片2
6aに接続されたスイッチ28aの可動端子mが高電圧
接点りに接続されるので、集電子36f及び36rを介
してハンガ22上のキャブAに高電圧電源30からの2
70vの塗装電圧が印加される。キャブAがコンベア装
置12に沿い図中左方に移動して、前方の集電子36f
が分割部片26bに接する以前にコントローラ38の指
令によってスイッチ38bの可動端子mが画工接点りに
接続され、やがてハンガ22の前方の集電子36fが前
方の分割部片26bに接し、後方の集電子36rが後方
の分割部片26aに接するが、このとき両分割部片は共
に高電圧電源30に接続されている。同様にしてキャブ
Aがフンペア装置12によって塗料槽10内を左方の移
動する間、コントローラ38によって順次前方の分割部
片26c・・・・・・26fが高電圧電源30に接続さ
れるので、キャブAには入槽から槽外に出るまで終始2
7QVの塗装電圧が印加され、従って35μの塗膜が形
成される。
信号がカウントされるので、キャブAが塗料槽10に入
槽したのち塗料内に浸漬されて槽内を移動し塗装を終っ
て槽外に搬出されるまで、その位置が常時コントローラ
38によって把握される。キャブAが入槽する前に、コ
ントローラ38の指令に基づいて通電部材の分割部片2
6aに接続されたスイッチ28aの可動端子mが高電圧
接点りに接続されるので、集電子36f及び36rを介
してハンガ22上のキャブAに高電圧電源30からの2
70vの塗装電圧が印加される。キャブAがコンベア装
置12に沿い図中左方に移動して、前方の集電子36f
が分割部片26bに接する以前にコントローラ38の指
令によってスイッチ38bの可動端子mが画工接点りに
接続され、やがてハンガ22の前方の集電子36fが前
方の分割部片26bに接し、後方の集電子36rが後方
の分割部片26aに接するが、このとき両分割部片は共
に高電圧電源30に接続されている。同様にしてキャブ
Aがフンペア装置12によって塗料槽10内を左方の移
動する間、コントローラ38によって順次前方の分割部
片26c・・・・・・26fが高電圧電源30に接続さ
れるので、キャブAには入槽から槽外に出るまで終始2
7QVの塗装電圧が印加され、従って35μの塗膜が形
成される。
上記キャブAに続いて所要塗膜厚が薄い(25μ)のキ
ャブ24(以下簡単のためにキャブBという)が前工程
から供給された場合、電着塗装装置の入口端でハンガ2
2に装架されるとき、塗膜厚さに関する情報が端末機4
2に入力され、続いてキャブBが入槽しようとするとき
、リミットスイッチ44が閉成されて当該キャブBのコ
ンベアカウントが開始される。キャブBの入槽前にコン
トローラ38の指令に基づいて通電部材の分割部片26
mに接続されたスイッチ28aの可動端子mが低電圧接
点tに接続されるので、集電子36f及び36rを介し
てハンガ22上のキャブBに低電圧電源32から230
Vの塗装電圧が印加される。キャブBがコンベア装置1
2によって塗料槽10内を左方に移動される間、前記と
同様にして順次前方の分割部片26b・・・・・・26
!が低電圧電源32に接続されるので、キャブBには2
5μの薄い塗膜が形成される。
ャブ24(以下簡単のためにキャブBという)が前工程
から供給された場合、電着塗装装置の入口端でハンガ2
2に装架されるとき、塗膜厚さに関する情報が端末機4
2に入力され、続いてキャブBが入槽しようとするとき
、リミットスイッチ44が閉成されて当該キャブBのコ
ンベアカウントが開始される。キャブBの入槽前にコン
トローラ38の指令に基づいて通電部材の分割部片26
mに接続されたスイッチ28aの可動端子mが低電圧接
点tに接続されるので、集電子36f及び36rを介し
てハンガ22上のキャブBに低電圧電源32から230
Vの塗装電圧が印加される。キャブBがコンベア装置1
2によって塗料槽10内を左方に移動される間、前記と
同様にして順次前方の分割部片26b・・・・・・26
!が低電圧電源32に接続されるので、キャブBには2
5μの薄い塗膜が形成される。
キャブAまたはキャブBが通電部材の成る分割部片を通
過したときは、その分割部片に接続されたスイッチの可
動接点mを1例えば図中に入口端のスイッチ28aに図
示されているように中立又は無負荷位置に変位させても
よいし1次に送られてくるキャブ24の所要塗膜厚さが
既にコントローラ38に入力されておれば、後続するキ
ャブの塗膜厚さに応じて高電圧接点りまたは低電圧接点
tに接続させてもよい、即ち図示の場合、後続のキャブ
24が薄い塗膜厚さのものであれば、分割部片26aの
スイッチ28aはそのまま低電圧電源32に接続してお
けばよく、もし後続のキャブ24が厚い塗膜厚さのもの
であれば、分割部片26aのスイッチ28aを高電圧電
源30に切換えるようにしてもよい。何れにしても、成
る特定のハンガ22に異る塗装電圧が印加されないよう
に、前後集電子36f及び36r間の距離に応じて各分
割部片26a〜26fの長さを適宜設定しておけばよい
。
過したときは、その分割部片に接続されたスイッチの可
動接点mを1例えば図中に入口端のスイッチ28aに図
示されているように中立又は無負荷位置に変位させても
よいし1次に送られてくるキャブ24の所要塗膜厚さが
既にコントローラ38に入力されておれば、後続するキ
ャブの塗膜厚さに応じて高電圧接点りまたは低電圧接点
tに接続させてもよい、即ち図示の場合、後続のキャブ
24が薄い塗膜厚さのものであれば、分割部片26aの
スイッチ28aはそのまま低電圧電源32に接続してお
けばよく、もし後続のキャブ24が厚い塗膜厚さのもの
であれば、分割部片26aのスイッチ28aを高電圧電
源30に切換えるようにしてもよい。何れにしても、成
る特定のハンガ22に異る塗装電圧が印加されないよう
に、前後集電子36f及び36r間の距離に応じて各分
割部片26a〜26fの長さを適宜設定しておけばよい
。
上記構成によれば、単一の電着塗装装置によって連続的
に流れてくる被塗装物に対し異る厚さの塗膜を任意に形
成することができるので、異る塗膜厚さに対応する複数
の電着塗装装置を並設する場合に較べて設備費を著しく
低減し、結局塗装コストを低減し得る利点がある。また
上記実施例では、所要の塗膜厚さを2種類としたが、例
えば電圧が異る電源を3踵類用意し、通電部材の分割部
片に接続されるスイッチに各電源に接続された3個の接
点を設けることによって3種類の塗膜厚さに被塗装物を
塗シ別けることができ、同様にして更に多種類の塗膜厚
さに対応することもできる。
に流れてくる被塗装物に対し異る厚さの塗膜を任意に形
成することができるので、異る塗膜厚さに対応する複数
の電着塗装装置を並設する場合に較べて設備費を著しく
低減し、結局塗装コストを低減し得る利点がある。また
上記実施例では、所要の塗膜厚さを2種類としたが、例
えば電圧が異る電源を3踵類用意し、通電部材の分割部
片に接続されるスイッチに各電源に接続された3個の接
点を設けることによって3種類の塗膜厚さに被塗装物を
塗シ別けることができ、同様にして更に多種類の塗膜厚
さに対応することもできる。
なおまた、上記実施例は、被塗装物としてトラックのキ
ャブを例示したが1本発明は例えば家庭電機製品の下塗
シ塗装等に広く適用することができ、また例示したカチ
オン電着のみならずアニオン電着にも適用することがで
きる。
ャブを例示したが1本発明は例えば家庭電機製品の下塗
シ塗装等に広く適用することができ、また例示したカチ
オン電着のみならずアニオン電着にも適用することがで
きる。
(発明の効果)
斜上のように、本発明に係る電着塗装装置は、電着塗料
を収蔵した塗料槽と、ハンガに吊持された被塗装物を上
記塗料槽内に搬入し塗料内に浸漬して槽内を移動させた
のち槽外に搬出するコンベア装置と、上記コンベア装置
に沿って配設され被塗装物に塗装電圧を印加する通電部
材とを具えたものにおいて、上記通電部材が被塗装物の
移動方向に沿って区分された複数の分割部片からなり、
各分割部片が被塗装物の所要塗膜厚さに応じて電圧を異
にする複数の電源に夫々選択的に接続されるように構成
されたことを特徴とし、従前の電着塗装装置に僅かの改
変を加えた安価な装置によって連続的に流れてくる被塗
装物に異った厚さの塗膜を任意に形成することができる
ので、極めて有益である。
を収蔵した塗料槽と、ハンガに吊持された被塗装物を上
記塗料槽内に搬入し塗料内に浸漬して槽内を移動させた
のち槽外に搬出するコンベア装置と、上記コンベア装置
に沿って配設され被塗装物に塗装電圧を印加する通電部
材とを具えたものにおいて、上記通電部材が被塗装物の
移動方向に沿って区分された複数の分割部片からなり、
各分割部片が被塗装物の所要塗膜厚さに応じて電圧を異
にする複数の電源に夫々選択的に接続されるように構成
されたことを特徴とし、従前の電着塗装装置に僅かの改
変を加えた安価な装置によって連続的に流れてくる被塗
装物に異った厚さの塗膜を任意に形成することができる
ので、極めて有益である。
第1図は本発明の一実施例を示す&を略構成図である。
10・・・塗料槽、12・・・コンベア装置、22・・
・ハンガ、24・・・被塗装物、26・・・通電部材、
28・・・スイッチングhL、30・・・高電圧電源、
32・・・低電圧電源、34・・・電極、36f及び3
6r・・・集電子、38・・・コントローラ
・ハンガ、24・・・被塗装物、26・・・通電部材、
28・・・スイッチングhL、30・・・高電圧電源、
32・・・低電圧電源、34・・・電極、36f及び3
6r・・・集電子、38・・・コントローラ
Claims (1)
- 電着塗料を収蔵した塗料槽と、ハンガに吊持された被塗
装物を上記塗料槽内に搬入し塗料内に浸漬して槽内を移
動させたのち槽外に搬出するコンベア装置と、上記コン
ベア装置に沿つて配設され被塗装物に塗装電圧を印加す
る通電部材とを具えたものにおいて、上記通電部材が被
塗装物の移動方向に沿って区分された複数の分割部片か
らなり、各分割部片が被塗装物の所要塗膜厚さに応じて
電圧を異にする複数の電源に夫々選択的に接続されるよ
うに構成されたことを特徴とする電着塗装装置
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63064810A JPH07839B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 電着塗装装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63064810A JPH07839B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 電着塗装装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01240699A true JPH01240699A (ja) | 1989-09-26 |
JPH07839B2 JPH07839B2 (ja) | 1995-01-11 |
Family
ID=13268972
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63064810A Expired - Lifetime JPH07839B2 (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 電着塗装装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07839B2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6411997A (en) * | 1987-07-07 | 1989-01-17 | Toyota Motor Corp | Electrodeposition equipment |
-
1988
- 1988-03-18 JP JP63064810A patent/JPH07839B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6411997A (en) * | 1987-07-07 | 1989-01-17 | Toyota Motor Corp | Electrodeposition equipment |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07839B2 (ja) | 1995-01-11 |
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