JPH01240667A - 炭素製造装置内の炭素不要物の除去方法 - Google Patents

炭素製造装置内の炭素不要物の除去方法

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JPH01240667A
JPH01240667A JP6757388A JP6757388A JPH01240667A JP H01240667 A JPH01240667 A JP H01240667A JP 6757388 A JP6757388 A JP 6757388A JP 6757388 A JP6757388 A JP 6757388A JP H01240667 A JPH01240667 A JP H01240667A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「発明の利用分野」 本発明はスパッタ効果を伴わせつつ成膜させるプラズマ
気相反応方法であって、かつ−度に多数の基体上に炭素
膜を形成した後、このプラズマ処理装置内の不要炭素物
を除去する方法に関する。
本発明はプラズマCVD法により、ビッカース硬度20
00Kg/mm”以上を有する炭素または炭素を主成分
とする被膜を基体の被形成面上にコーティングすること
により、これら固体の表面の補強材、また機械ストレス
に対する保護材を得んとしたものである。さらにこの基
体を外部に取り出した後、反応空間を構成する容器の内
壁、電極、ホルダの上面に同時に形成された炭素膜を反
応空間に弗素化物気体を導入して除去する方法に関する
「従来技術」 一般にプラズマCVD法においては、被形成面をスパッ
タ(損傷)せずに成膜子る方法が有効であるとされてい
る。それらはアモルファス珪素等の膜を作製する場合で
ある。しかし他方、逆にプラズマCVD法でありながら
、スパッタ効果を伴わせつつ成膜させる方法も知られて
いる。その代表例である炭素膜のコーティングに関して
は、本発明人の出願になる特許側r炭素被膜を有する複
合体およびその作製方法j (特願昭56−14693
6  昭和56年9月17日出願)が知られている。し
かしこれらは、平行平板型の一方の電極(カソード側)
に基板を配設し、その上面に炭素膜を成膜する方法であ
る。またはマイクロ波励起方法により活性種を強く励起
して、基板上に硬い炭素膜を成膜する方法である。
「従来の問題点」 しかし、かかるスパッタ効果を伴わせつつ成膜させる従
来方法において、被膜を20cm口、15cmx120
cmといった大面積の基体に多数枚同時に成膜できない
ばかりか、凹凸を有する基体または一度に多量に基体上
に膜、例えば硬い炭素膜を作ることができない。これま
で、反応空間を単に反応性気体をかえることによりプラ
ズマエッチすることがフレークの基体上への付着防止に
役立つこと、基体およびホルダにより高い交番バイヤス
を加えることの重要性が指摘されていないばかりか、何
らの試みもなされていない。このため、大容量空間に多
量の基体を配設して、これらに−度に硬い炭素膜を形成
する方法のみならず反応容器内をたえずクリーニングを
施しつつ自動化する方法が求められていた。本発明はか
かる目的のためになされたものである。
「問題を解決すべき手段」 本発明方法はプラズマCVD法により基体およびホルダ
上に炭素または炭素を主成分とする被膜を形成する。そ
してこの後この炭素がコートされた基体を反応空間より
除去した後、この反応空間に弗化物気体を導入し、かつ
電極間に交番電圧を印加してプラズマ化することにより
活性弗素と不要付着炭素とを 3C+  4NF、  →  3CF、↑ + 2N、
↑の式に従って反応せしめ、除去して清浄にしたもので
ある。すると次回の炭素膜形成の際、残存した炭素が粒
子となって飛翔し、被形成面に付着することを防ぐこと
ができる。特に炭素膜の成膜には被形成面にスパッタ効
果を積極的に用いているため、その前工程における反応
容器、ホルダ等に付着した炭素の除去が有効である。
本発明はかかる炭素膜の形成のため、六面体構造を有す
る反応空間を構成せしめ、前後の一対をなす面に互いに
離間して一対の第1および第2の電極を配設する。さら
に炭素膜を形成するための基体またはホルダの第3の電
極を設け、第3の電極と一対の第1および第2の電極と
の間に交番電圧特に第1の交番電圧を基体またはホルダ
側がカソード側となるべく印加する。さらにこの交番電
圧(第1の交番電圧)に比べてより高い周波数の第2の
交番電圧を一対の第1の電極と第2の電極間に相補の位
相関係となるべくして印加する。そしてプラズマ処理の
1例としてプラズマCVD法により炭素薄膜の形成をし
た。エチレン、メタンのような炭化水素気体または弗化
炭素の如き炭素弗化物気体を第1の中周波交番電界、例
えば50KHzの交番電圧と第2の交番電界、例えば1
3.56MHzの高周波電界とを加えつつプラズマを発
生させた雰囲気中に導入し、分解せしめることにより、
SP3軌道を有するダイヤモンドと類似のC−C結合を
作る。結果としてグラファイトのような非透光性の導電
性または不良導電性の炭素を作るのではなく、光学的エ
ネルギバンド中(Egという)が1.OeV以上、好ま
しくは1.5〜5.5eVを有する絶縁性の炭素を形成
することを特徴としている。さらに本発明の炭素は、硬
度もビッカース硬度が2000Kg/mm2以上、好ま
しくは4500Kg/mm”以上、理想的には6500
Kg/mm”というダイヤモンド類似の硬さを有するア
モルファス(非晶質)または5人〜2μmの大きさの結
晶性を有する炭素またはこの炭素中に水素、ハロゲン元
素が25原子%以下または■価またはV価の不純物が5
原子%以下、また窒素がN/C≦0.05(5X)の濃
度に添加されたいわゆる炭素を主成分とする炭素(以下
本発明においては単に炭素という)を固体上に設けた複
合体を設けんとしたものである。
本発明は、さらにこの炭素が形成される基体材料として
、ガラス、セラミックス、金属、磁性体、プラスチック
ス(有機樹脂とμいう)、酸化物超伝導材料に対して適
用せしめた。また、基体の形状として、板状、皿状、容
器、ピンセット、ウエハホルダ用カセット、ジグ、棒状
材料に対しても可能とせしめた。
また本発明において、特にプラスチックスとして、例え
ばPET (ポリエチレンテレフタート)、PEs。
PMMA、テフロン、エポキシ、ポリイミド等の有機樹
脂基体がある。
本発明方法が応用される炭素膜は、耐摩耗材であり、か
つ耐すべりやすさを表面に必要とする電気部品、耐化学
薬品性を有する化学器具に特に有効である。
以下に図面に従って本発明に用いられた複合体の作製方
法を記す。
「実施例1」 第1図は本発明のプラズマ処理方法を実施するためのプ
ラズマ処理装置の概要を示す。また第2図は第1図のA
−A’での縦断面を右方向よりみた状態を示している。
図面において、プラズマ処理装置の反応容器(7)はロ
ード用予備室(7−1)、アンロード用予備室(7−2
)とを有し、それぞれの間はゲート弁(14−2) 、
 (14−3)および大気との間はゲート弁(14−1
) 、 (14−4)即ち(14)で仕切られている。
反応空間(6)では基体(1−) 、 (1−2) 、
  ・・・(1−m)即ち(1)がホルダ(2−1) 
、 (2−2) 、・・・(2−n)即ち(2)上に配
設されている。この基体(1)は一方の面にのみプラズ
マ処理をする構成である。しかし基体の表面および裏面
にプラズマ処理をせんとする場合はホルダ(2)に穴を
あけ、この穴に基体を挟んで配設すればよい。
この実施例において、ホルダが板状の導体であり、その
両面に図面に示す如く、ガラス、シリコン基板、セラミ
ックス等の絶縁体の基体を配設させてもこの上面に炭素
膜を形成させ得る。このホルダ間の間隔(31−1) 
、 (31−2) 、・・・・(31−n−1)は互い
に等しくまたは概略等しくせしめ、それぞれの基体上の
処理の程度が同じ(成膜では膜厚、膜質が同じ)となる
ようにした。ロード室(17−1)、アンロード室(1
7−2)においては、基体およびホルダは空間の節約の
ため間隔(32−1) 、 (32−2)  ・・・。
(32−n−2)を反応空間での間隔に比べて狭くした
またこれらホルダは、ガイドレール(9)にハング(引
っ掛け)されて保持させてあり、ガイドレール(9)よ
りホルダに電流を流しホルダまたは電極を第3の電極と
し得るよう構成させた。
ガス系(10)において、キャリアガスである水素また
はアルゴンガスを(10−1)より、反応性気体を(1
0−3)より、またエツチング用気体であるNP:1.
SF6の如き弗化物気体を(10−4)より、バルブ(
28)、流量計(29)をへて反応系(30)中にノズ
ル(25)より導入させる。
反応系(30)では、筒構造体(8) 、 (8’ )
 (四角の枠構造を有する)を有し、また第2図に示す
如く、この第1図における前方(第2図における左側)
および後方(第2図の右側)には一対の第1および第2
の電極(3) 、 (3’)を金属メツシュで構成せし
める。その外側にはハロゲンヒータ(11) 、 (1
1’)を配設し、赤外線の反射板(12) 、 (12
”)をさらにその外側に設けている。そして基体を−1
00”C(冷却手段を設けた場合)〜850°Cの温度
に成就させた。
またホルダ(2)は第3の電極を構成し、反応容器(7
)とは電気的に絶縁される。このホルダに保持されて基
体(1−1) 、 (1−2) 、・・・(1−n)即
ち(1)を配設している。第1の交番電圧が電源(17
)よりホルダ(2)の第3の電極と第1および第2の電
極(3)。
(3゛)との間に印加させるようになっている。
さらに第2の電源(15)よりマツチングトランス(1
6)を介して第1の交番電界よりより高い周波数の第2
の交番電圧が一対の電極(3)、(3’)に(4)、(
4’)をへて印加される。
このマツチングトランスは、対称型または概略対称型の
出力を存し、一端(4)および他端(4”)は一対の第
1および第2の電極(3)、(3’)にそれぞれに連結
されている。またトランスの出力側中点(5)には第1
の交番電圧(17)が印加されている。第1の交番電圧
は1〜50MHz例えば13 、56MHzの周波数の
高周波電界を印加し、第2の交番電圧は1〜500KH
z例えば59KHzの周波数の交番電界を印加した。
かくして反応空間にプラズマ(6)が発生する。
排気系(20)は、圧力調整バルブ(21L ターボ分
子ポンプ(22) 、 ロータリーポンプ(23)をへ
て不要気体を排気する。
これらの反応性気体は、反応空間(60)で0.001
〜1.Qtorr例えばQ、Q5torrとし、この筒
構造体(8)。
(8′)は直方体状を有し、例えば中160cm 、奥
行き40cm、縦160cmとした。一対の電極は有効
面積12゜0111口とするため、150cm口とした
。かかる空間において、1.0〜30に匈(単位面積あ
たり0.04〜1.舖/c1112)例えばl0KW(
単位面積あたり0,44W/cm2の高エネルギ)の第
2の高周波電圧を加える。さらに第1の交番電圧による
交流バイヤスは、被形成面上に一200〜600V (
例えばその出力は500W)となるよう50KHzの周
波数で3KHの出力を加えた。
もちろん、この直方体の筒構造体の高さを20cm〜5
m、また電極の一辺を30cm口〜3m口としてもよい
「実施例2」 この実施例は実施例1において示したプラズマ処理装置
を用いて炭素または炭素を主成分とする被膜を基体上に
形成した例である。
反応性気体として、例えばメタンまたはエチレンを用い
た。加熱の後に行わず、自己加熱方式を用いた。このた
め、まずアルゴンガスを導入し、Q、Q5torrとし
て約10分表面をスパッタし、基体上を加熱させた。す
るとこの表面を100〜500°C例えば300°Cと
することができた。第1および第2の電圧の出力はそれ
ぞれ3KW、l0KWとした。さらにこの後、反応性気
体であるメタンを導入し増加させつつ、アルゴンの導入
を減少させつつ中止した。そして基体上での自己加熱温
度を一定となるようにした。同じ出力の交番電圧を印加
した。かくしてプラズマにより被形成面上はビッカース
硬度2000Kg/mm”以上を有するとともに、熱伝
導度2.5W/cm deg以上のC−C結合を多数形
成したアモルファス構造または結晶構造を有する炭素を
生成させた。このプラズマ密度が大きい場合は結晶性を
有する炭素を生成させることもできる。成膜速度は10
0〜1000A/分を有し、特に例えば100〜20O
A/分を得た。これらはすべてビッカース硬度が200
0Kg7mB”以上を有する条件のみを良品とした。も
ちろん、グラファイトが主成分(50%以上)ならばき
わめて柔らかく、かつ黒色で本発明とはまったく異質な
ものである。
また本発明とは逆に、基体側の電位をアノードレベルと
すると、炭素膜はビッカース硬度が300Kg/mm”
以下しか得られず、きわめて柔らかく工業的応用は不可
能であった。
本発明において、第1および第2の電極に印加される交
番電圧の周波数がバイヤス用電圧と同じ1〜500KH
zの場合、反応性気体をプラズマ化させにくい。このた
め、より成膜速度を向上させるため、第2の交番電圧は
1〜5000MHz例えば13.56KHzの周波数と
し、特にC−C結合、C=C結合を分解し、C−C結合
または−C−C−結合を作り、炭素の不対結合手同志を
互いに衝突させて共有結合させ、安定なsp”結合を有
するダイヤモンド構造を局部的に有した構造とさせ得る
かくして基体である半導体(例えばシリコンウェハ)、
セラミックス、磁性体、金属、酸化物超伝導材料または
電気部品の基体がホルダに仮付けまたは配設された基体
表面上に、炭素特に炭素中に水素を25モル%以下含有
する炭素、またはP、■またはN型の導電型を有する炭
素を主成分とする被膜を形成させることができた。
かくすると、その端部および中央部で1μmの厚さをつ
けても、±5%以下しか膜厚のバラツキがなく、また硬
さ等の膜質も均一であった。
かかる基体の一例として、シリコンウェハ、サーマルヘ
ッド用基板などがあげられる。
そしてその生産性はIOKセット/月の生産性ををあげ
ることができた。
そしてかかる場合の一例として半導体のウェハ(1)例
えばシリコンウェハの裏面側に炭素膜をヒートシンクと
してコートすることは有効である。
するとこの炭素膜は膜の熱伝導度が2.5W/cm d
eg以上、代表的には4.0〜6.OW/cm deg
を有するため、半導体集積回路におけるパワートランジ
スタ部等の局部発熱を全体に均一に逃がすことができる
。そしてウェハの裏面に形成させる場合、炭素膜は0.
5〜5μmの厚さ、例えば1μmの厚さに形成した。こ
の厚さは密着性を阻害しない範囲で厚い方がよい。
このコーティングの後、ウェハのプローブテストを行い
、さらにそれぞれのICチップにするため、スクライブ
、ブレイク工程を経て、各半導体チップが裏面に炭素膜
がコートされた構成をグイボンディング、ワイヤボンデ
ィングして完成させた。
「実施例3」 この実施例においては、実施例2で基体上に炭素膜を形
成した後、これら基体を反応容器(7)より外部に取り
出した。この実施例2では炭素膜が基体上のみならず反
応容器内壁にも形成されるため、これをプラズマエツチ
ング方法で除去した。
即ち実施例1において、ドーピング系(10)よりNF
3を(10−4)より導入し、さらにアルゴンを(10
−1)より導入した。そして反応空間の圧力が0.05
torrとなるようにした後、炭素膜を作る際と同じ強
さで圧力を印加した。第1および第2の交番電圧は同じ
周波数の同じ電源を用いた。すると炭素膜を1μmの厚
さに形成した場合は約15分でホルダ、反応容器内壁、
電極上の炭素膜を除去することができた。その後この清
浄化されたホルダを反応系より外へ取り出し、新たな基
体を保持した。そして新たな炭素膜のコートをプラズマ
CVD法の実施例2に示されるようにして行った。この
反応容器内のクリーニング作業により、2回目の炭素膜
形成の際のスパッタ効果によりフレイクが発生し、被形
成面上にフレイクが付着することを防ぐことができた。
このエツチングは炭素膜のコートの度毎に毎回行っても
よいが、炭素膜の形成する厚さが延べの厚さで十分厚く
ない場合は3〜5回の炭素膜の形成の後1回反応容器内
壁、ホルダのエツチングを行う方法をとってもよい。
このエツチングはホルダを反応容器に配設しない場合、
一対をなす第1および第2の電極間のみに交番電圧を加
えて行ってもよい。
またホルダのみをクリーニングしない時は第1の交番電
界のみを印加してプラズマクリーニングを行ってもよい
「効果」 本発明方法は、基体側をカソード例のスパッタ効果を有
すべき電極関係とし、かつその反応空間をきわめて大き
くしたことにより、工業的に多量生産を可能としたもの
である。そして炭素膜を用いた膜形成、チャンバクリー
ニング、膜形成と連続的に行い得るようにしたものであ
る。
本発明は被形成面をカソード側の電位とするプラズマC
VD法において、フレークの発生の防止等にきわめて有
効である。かかるプラズマCVD法を用いる場合、炭素
膜のみならず他の被膜形成においても有効である。
さらに本発明に示した如き大容量の反応空間を有する場
合、その内壁の掃除を人力で行うことができない。この
ため、この内壁を同じ装置を用いて反応性気体を変更す
るのみでできることは一石二鳥の効果を有する。特に炭
素膜はいかなる液体状化学薬品でもエツチングすること
ができない。
しかしプラズマ弗素に対しては、容易にエツチングでき
ることを本発明人は見出し、その結果を積極的に応用し
たものである。
以上の説明より明らかな如く、本発明はCVD法として
用いられる場合、形成される薄膜は炭素のみならず窒化
珪素、窒化ホウ素、酸化タンタルの如き絶縁体薄膜、金
属アルミニューム、酸化物超伝導材料であってもよい。
本発明におけるセラミックスはアルミナ、ジルコニア、
カーボランダム、YBaCu:+Oa〜e+ B15r
CaCuyox等で知られる酸化物超伝導材料が有効で
ある。
また磁性体はサマリューム、コバルト等の希土類磁石、
アモルファス磁性体、酸化鉄またはこれにニッケル、ク
ロム等がコートされた形状異方形の磁性体であってもよ
い。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のプラズマ処理装置の製造装置の概要を
示す。 第2図は、第1図のプラズマ処理装置の要部の縦断面図
を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、減圧下で水素を含む炭素物気体よりなる生成物気体
    を反応空間内に導入して炭素または炭素を主成分とする
    被膜を基板上の被形成面上にプラズマ気相法により生成
    する工程と、前記炭素または炭素を主成分とする被膜の
    形成された基体を前記反応空間より除去する工程と、こ
    の後前記反応空間に弗素化物気体を導入してプラズマ反
    応をせしめることにより前記反応空間の電極、内壁等の
    不要部分に付着形成された炭素をエッチングして除去す
    ることを特徴とする炭素製造装置内の炭素不要物の除去
    方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61235578A (ja) * 1986-01-06 1986-10-20 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 反応炉内を清浄にする方法
JPS62214175A (ja) * 1986-03-13 1987-09-19 Fujitsu Ltd 減圧cvd処理装置のクリーニング法

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