JPH01239772A - 燃料電池の保護装置及びその運転方法 - Google Patents
燃料電池の保護装置及びその運転方法Info
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- JPH01239772A JPH01239772A JP63063328A JP6332888A JPH01239772A JP H01239772 A JPH01239772 A JP H01239772A JP 63063328 A JP63063328 A JP 63063328A JP 6332888 A JP6332888 A JP 6332888A JP H01239772 A JPH01239772 A JP H01239772A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は燃料電池に係り、特にその保護装置、及び該装
置の好適な運転方法に関する。
置の好適な運転方法に関する。
従来の燃料電池運転方法は、カソード側出口配管に水素
検知器を設置し、水素濃度が規定値(−般には1vo1
%)以上になると爆発などの防止のため運転を緊急に停
止するようになっていた。
検知器を設置し、水素濃度が規定値(−般には1vo1
%)以上になると爆発などの防止のため運転を緊急に停
止するようになっていた。
また発電待機の状態(アノ−1へ、電池温度、圧力等は
発電時と同じにしておき、カソード系のみ窒素で封じた
状態)から発電状態に移行する際には5水素濃度に異常
がなければカソード系に直ちに空気を導入する方法を取
っていた。
発電時と同じにしておき、カソード系のみ窒素で封じた
状態)から発電状態に移行する際には5水素濃度に異常
がなければカソード系に直ちに空気を導入する方法を取
っていた。
」1記従来技術は、本質的な安全を羅保する点について
配慮がされておらず、危険性がなく安全な状態であって
も緊急停止したり、逆に危険が潜んでいる場合であって
も停止することなく空気を導入するなどの問題があった
。
配慮がされておらず、危険性がなく安全な状態であって
も緊急停止したり、逆に危険が潜んでいる場合であって
も停止することなく空気を導入するなどの問題があった
。
すなわち、待機状態においてはカソード系に存在するガ
スは窒素であり、水素が混入して来ても直ちに危険とい
う訳ではないが、このような場合であっても水素濃度が
所定値に達すると緊急停止する問題があった。また一方
、水素検知器が電池本体部よりも低濃度となる空気出口
配管についているため、電池本体部の水素濃度が不明の
まま空気を導入し、検知器が緊急停止の信号を発した際
には、既に爆鳴気あるいはそれを越えるような状態にな
ってしまう問題があった。
スは窒素であり、水素が混入して来ても直ちに危険とい
う訳ではないが、このような場合であっても水素濃度が
所定値に達すると緊急停止する問題があった。また一方
、水素検知器が電池本体部よりも低濃度となる空気出口
配管についているため、電池本体部の水素濃度が不明の
まま空気を導入し、検知器が緊急停止の信号を発した際
には、既に爆鳴気あるいはそれを越えるような状態にな
ってしまう問題があった。
前記のカソード系への水素の混入がおこるのはアノード
系とカソード系のガスの分離が、セパレータ、マトリッ
クス及び電極端部のシールにより行っていても、各装置
いずれもが無欠陥で製作することは非常に困難であり、
アノード系ガスとカソード系ガスの混合は阻止しえない
。しかも待機状態のようにカソード系ガスの流量が皆無
か非常に微量であるときにはa人した水素の濃度が非常
に高くなりやすい。
系とカソード系のガスの分離が、セパレータ、マトリッ
クス及び電極端部のシールにより行っていても、各装置
いずれもが無欠陥で製作することは非常に困難であり、
アノード系ガスとカソード系ガスの混合は阻止しえない
。しかも待機状態のようにカソード系ガスの流量が皆無
か非常に微量であるときにはa人した水素の濃度が非常
に高くなりやすい。
また、この待機状態のときには、電池温度が高温に保た
れているので、触媒である白金の凝集が起こりやすく、
これを防止する手段を講じているのでアノード系には発
電時とほぼ同量の水素含有ガスを流し、カソード系は窒
素対しの状態とし、かつ、アノード、カソード間は適当
な値の抵抗で短、絡することにより、カソード系に残留
する酸素や系外からリークする酸素を電気化学的に消費
し、カソードが高ポテンシャルになるのを防止している
。(以下パッシベーションと称する)このパッシベーシ
ョンの状態は一種の′a淡組電池状態であり、電池の起
電力と接続抵抗とに対応する電流が流れ、71〜リック
ス部では水素イオンがアノードからカソードに向って流
れる。この水素イオンの一部は1)15述の残留酸素や
リーク酸素の消費に使われ、残りは再結合して水素ガス
となりカソード側に菩積する。
れているので、触媒である白金の凝集が起こりやすく、
これを防止する手段を講じているのでアノード系には発
電時とほぼ同量の水素含有ガスを流し、カソード系は窒
素対しの状態とし、かつ、アノード、カソード間は適当
な値の抵抗で短、絡することにより、カソード系に残留
する酸素や系外からリークする酸素を電気化学的に消費
し、カソードが高ポテンシャルになるのを防止している
。(以下パッシベーションと称する)このパッシベーシ
ョンの状態は一種の′a淡組電池状態であり、電池の起
電力と接続抵抗とに対応する電流が流れ、71〜リック
ス部では水素イオンがアノードからカソードに向って流
れる。この水素イオンの一部は1)15述の残留酸素や
リーク酸素の消費に使われ、残りは再結合して水素ガス
となりカソード側に菩積する。
以」−のように、待機状態あるいは待機状態から発ff
11状態に移行する際には電池本体部の水素濃度が非常
に高くなる可能性が強く、従来の装置や方法では電池を
安全番こ運転できない欠点があった。
11状態に移行する際には電池本体部の水素濃度が非常
に高くなる可能性が強く、従来の装置や方法では電池を
安全番こ運転できない欠点があった。
本発明の目的は、不要なしゃ断を回避するとともに、本
質的に安全な保護装置及び運転方法を提供するものであ
る。
質的に安全な保護装置及び運転方法を提供するものであ
る。
上記目的は、待機状態から発電状、舌に移行する際、カ
ソード系に窒素などの不活性ガスを所定時間導入し、そ
の後空気を供給することにより、待機時カソード系に滞
留しているガス(多くは水素を含む窒素ガス)と空気と
の直接接触を避けろことにより達成される。
ソード系に窒素などの不活性ガスを所定時間導入し、そ
の後空気を供給することにより、待機時カソード系に滞
留しているガス(多くは水素を含む窒素ガス)と空気と
の直接接触を避けろことにより達成される。
上記目的を達成するため、本発明ではアノード系、カソ
ード系及び電池容器にそれぞれ燃料ガス。
ード系及び電池容器にそれぞれ燃料ガス。
空気及び窒素を供給する燃料電池において、空気入口配
管と窒素入口配管の間に連通配管′P!:設け、空気出
口配管に水素検知器を設け、この水素検知器を計算機と
連結し、計算機の信号により前記連通管に設けた弁と、
前記空気入口配管に設けた弁を作動する保護装置となし
、待機状態から発電状態に移行する際、カソード系に窒
素などの不活性ガスを所定時間吹入し、空気出口配管の
水素濃度を水素検知器で測定し、そのatQ定値が所定
値以下であると計算機が判断したとき計算機からの(3
号で窒素の流入を停止し、空気入口配管の弁を開いて空
気を供給するようにして解決したのである。
管と窒素入口配管の間に連通配管′P!:設け、空気出
口配管に水素検知器を設け、この水素検知器を計算機と
連結し、計算機の信号により前記連通管に設けた弁と、
前記空気入口配管に設けた弁を作動する保護装置となし
、待機状態から発電状態に移行する際、カソード系に窒
素などの不活性ガスを所定時間吹入し、空気出口配管の
水素濃度を水素検知器で測定し、そのatQ定値が所定
値以下であると計算機が判断したとき計算機からの(3
号で窒素の流入を停止し、空気入口配管の弁を開いて空
気を供給するようにして解決したのである。
又、]涌記水素検知器は酸素検知器と併I没し、水素及
び酸素の濃度が所定値以」二になると計算機の信号によ
り空気の供給を停止することもできる。
び酸素の濃度が所定値以」二になると計算機の信号によ
り空気の供給を停止することもできる。
上記構成に於て、待機状態から発電状態に移行する際、
計算機等の信号で連通配管の弁を開き窒素ガスをカソー
ド系に導入し、該系内のガスを置換する。同時に計算機
は窒素ブロー開始所定時間以降の水素濃度を設定値と比
較し、設定値以Fとなった時点でカソード系空気入口配
管の弁に開の信号を出す。これによって待機状態におい
て仮に窒素中の水素濃度が高くなっていても追出され、
酸素と接触することがなく安全に発電状態に移行できる
。
計算機等の信号で連通配管の弁を開き窒素ガスをカソー
ド系に導入し、該系内のガスを置換する。同時に計算機
は窒素ブロー開始所定時間以降の水素濃度を設定値と比
較し、設定値以Fとなった時点でカソード系空気入口配
管の弁に開の信号を出す。これによって待機状態におい
て仮に窒素中の水素濃度が高くなっていても追出され、
酸素と接触することがなく安全に発電状態に移行できる
。
また、計算機に所定時間以降の水素1度を比較するよう
な機能を持たせたため、待機状態ではガスの働きが少な
いので、検知器の水素濃度は設定値以下を示し、電池本
体部が高濃度となっていても直接酸素との接触を防ぐこ
とができる。
な機能を持たせたため、待機状態ではガスの働きが少な
いので、検知器の水素濃度は設定値以下を示し、電池本
体部が高濃度となっていても直接酸素との接触を防ぐこ
とができる。
本発明の例を回倒により説明する。図面は電池本体を簡
略化して示してあり、図中1はアノード、2はカソード
を示し、通常アノード1とカソード2は複数対電池容器
3内に積層する。前記アノードには一側に燃料ガス入口
配管4と、他側に燃料ガス出口配管4′を設け、燃料ガ
ス入口配管4には電池容器3の外側に燃料ガス遮断弁4
−Aを設け、前記カソード2には一側に空気入口配管5
と他側に空気出口配管5′を設け、空気入口配管5には
空気遮断弁5−Aを設けである。又、前記電池容器3に
は一側に窒素入口配管6と他側に窒素出口配管6′を設
は窒素入口配管6には窒素遮断弁6−Aを設けである。
略化して示してあり、図中1はアノード、2はカソード
を示し、通常アノード1とカソード2は複数対電池容器
3内に積層する。前記アノードには一側に燃料ガス入口
配管4と、他側に燃料ガス出口配管4′を設け、燃料ガ
ス入口配管4には電池容器3の外側に燃料ガス遮断弁4
−Aを設け、前記カソード2には一側に空気入口配管5
と他側に空気出口配管5′を設け、空気入口配管5には
空気遮断弁5−Aを設けである。又、前記電池容器3に
は一側に窒素入口配管6と他側に窒素出口配管6′を設
は窒素入口配管6には窒素遮断弁6−Aを設けである。
そして、前記空気遮断弁5−Aの下流と前記窒素遮断弁
6−Aの上流の間を連通配管7で連結し、これに遮断弁
’7−Aをtりけである。又、前記空気出口配管5′に
は水素検知器8を設け、その出力は計算機9に入力しで
ある。この計算機9は所定時間弁7−Aを開く機能と設
定した水素濃度と、入力された水素濃度とを比較する判
別機能を有し、計算機9の信号は前記遮断弁5−A、7
−Aに送られ答弁の開閉を行うようにしである。
6−Aの上流の間を連通配管7で連結し、これに遮断弁
’7−Aをtりけである。又、前記空気出口配管5′に
は水素検知器8を設け、その出力は計算機9に入力しで
ある。この計算機9は所定時間弁7−Aを開く機能と設
定した水素濃度と、入力された水素濃度とを比較する判
別機能を有し、計算機9の信号は前記遮断弁5−A、7
−Aに送られ答弁の開閉を行うようにしである。
以上のような構成において、待機状態は電池温度、圧力
を定常の発電状態に保ち(各県の圧力は電池容器3.カ
ソード2.アノード1の順に高い。)、燃料ガス遮断弁
4−Aは開状態とし適量のガスを流し、また窒素遮断弁
6−Aは開とし、圧力を所定値に保つためJffiのガ
スを流している。また空気遮断弁5−A、遮断弁7−A
は閉とし、カソード2は事前に置換した窒素で封じた状
態としている。なお、この際前記説明したようにパッシ
ベーションを行っていることもある。
を定常の発電状態に保ち(各県の圧力は電池容器3.カ
ソード2.アノード1の順に高い。)、燃料ガス遮断弁
4−Aは開状態とし適量のガスを流し、また窒素遮断弁
6−Aは開とし、圧力を所定値に保つためJffiのガ
スを流している。また空気遮断弁5−A、遮断弁7−A
は閉とし、カソード2は事前に置換した窒素で封じた状
態としている。なお、この際前記説明したようにパッシ
ベーションを行っていることもある。
待機状態が続くと前述したようにアノード系からカソー
ド系に水素がリークして混入したり、パッシベーション
によって生成されたりして徐々に水素濃度が高くなる。
ド系に水素がリークして混入したり、パッシベーション
によって生成されたりして徐々に水素濃度が高くなる。
この状態から発電状態に移行する際は、計算機9から遮
断弁7−Aに開信号がで、窒素がカソード2に流入し待
機時封じられていたガスが置換される。ついで所定時間
経過後、本発明者らの実験では、カソード2の空間容積
の5〜10倍の窒素ガス量、すなわちカソード2の容積
を窒素ガス流量で除した数値(時間)の5〜10倍の時
間以降の水素濃度が設定値以下であることを確認した時
点で計算機9より遮断弁7−Aは閉、空気遮断弁5−A
に開の信号がでる。この際カソード系に封じられたガス
は窒素と置換されているので、導入された空気と接触す
ることがなく、ガス系統は安全に発電状態に移行できる
。なお、仮にカソード系に封じられたガス中の水素濃度
が高くても、ベースとなるガスが窒素であるため爆発等
の危険はない。また、所定時間の10倍以上の時間が経
過しても水素濃度が低下しない場合には、系統に異常が
あると判定し緊急停止などの措置を取るようにしている
。
断弁7−Aに開信号がで、窒素がカソード2に流入し待
機時封じられていたガスが置換される。ついで所定時間
経過後、本発明者らの実験では、カソード2の空間容積
の5〜10倍の窒素ガス量、すなわちカソード2の容積
を窒素ガス流量で除した数値(時間)の5〜10倍の時
間以降の水素濃度が設定値以下であることを確認した時
点で計算機9より遮断弁7−Aは閉、空気遮断弁5−A
に開の信号がでる。この際カソード系に封じられたガス
は窒素と置換されているので、導入された空気と接触す
ることがなく、ガス系統は安全に発電状態に移行できる
。なお、仮にカソード系に封じられたガス中の水素濃度
が高くても、ベースとなるガスが窒素であるため爆発等
の危険はない。また、所定時間の10倍以上の時間が経
過しても水素濃度が低下しない場合には、系統に異常が
あると判定し緊急停止などの措置を取るようにしている
。
以上説明したように、この実施例ではカンード部分に封
じ込められたガスと導入された空気との間が窒素で仕切
られること、及び水素1度の異常判定にタイムスケジュ
ールを入れることにより。
じ込められたガスと導入された空気との間が窒素で仕切
られること、及び水素1度の異常判定にタイムスケジュ
ールを入れることにより。
水素と酸素の直接混合や不要な緊急停止を回避できるの
で、本質的に安全な燃料電池の運転方法となる。
で、本質的に安全な燃料電池の運転方法となる。
第2図は、第1図に酸素検知器10を水素検知器8と同
じ流路内に付加した例である。
じ流路内に付加した例である。
すなわち、水素検知器8.酸素検知器10は、それぞれ
のガス濃度を計測し、計算機9に入力する。計算機9は
何れものガス濃度が所定値を越えたときのみ電池の停止
信号を出すようにする。それによって待機状態のように
窒素中の水素濃度が上昇したような場合には緊急停止す
るようなことがない。しかも、酸素をも同時に計測して
いるので、更に安全性が高くなる。
のガス濃度を計測し、計算機9に入力する。計算機9は
何れものガス濃度が所定値を越えたときのみ電池の停止
信号を出すようにする。それによって待機状態のように
窒素中の水素濃度が上昇したような場合には緊急停止す
るようなことがない。しかも、酸素をも同時に計測して
いるので、更に安全性が高くなる。
以上説明したように、本発明では、カソード部分に封じ
られたガスと導入された空気との間が窒素で仕切られる
ことにより、水素と酸素の直接混合が回避でき、本質的
に安全な燃料電池の運転方法を提供できる効果がある。
られたガスと導入された空気との間が窒素で仕切られる
ことにより、水素と酸素の直接混合が回避でき、本質的
に安全な燃料電池の運転方法を提供できる効果がある。
以上の如く本発明は電池容器に吹入する窒素配管と空気
配管を連通させるだけであるから工事が極めて簡単であ
り、カソード系に溜まったガスは窒素に置換されるが、
置換の程度は水素検知器と計算機を連結し、設定値以下
に制御するので判定や制御は確実となり待機状態から発
電状態に移行するとき、水素や酸素の直接混合を回避し
、電池内で爆発など有害現象を防止するので燃料電池の
保護となる。更に水素検知器と酸素検知器を併置し、ガ
ス濃度が所定値が越えたときにのみ運転を停止させるこ
とができるので装置の安全性は更に高くなる。
配管を連通させるだけであるから工事が極めて簡単であ
り、カソード系に溜まったガスは窒素に置換されるが、
置換の程度は水素検知器と計算機を連結し、設定値以下
に制御するので判定や制御は確実となり待機状態から発
電状態に移行するとき、水素や酸素の直接混合を回避し
、電池内で爆発など有害現象を防止するので燃料電池の
保護となる。更に水素検知器と酸素検知器を併置し、ガ
ス濃度が所定値が越えたときにのみ運転を停止させるこ
とができるので装置の安全性は更に高くなる。
第1図は本発明の一実施例を示す燃料電池本体部の配管
系統図、第2図は他の実施例を示す配管系統図である。 1・・・アノード、2・・・カソード、3・・・電池容
器、4・・燃料ガス入口配管、5・・空気入口配管、5
′・・・空気出口配管、6・・・窒素入口配管、7・・
・連通配管、8・・・水素検知器、9・・・計算機、1
0・・・酸素検知器、4−A、5−A、6−A、7−A
・・・遮断弁。
系統図、第2図は他の実施例を示す配管系統図である。 1・・・アノード、2・・・カソード、3・・・電池容
器、4・・燃料ガス入口配管、5・・空気入口配管、5
′・・・空気出口配管、6・・・窒素入口配管、7・・
・連通配管、8・・・水素検知器、9・・・計算機、1
0・・・酸素検知器、4−A、5−A、6−A、7−A
・・・遮断弁。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、アノード系、カソード系にそれぞれ燃料ガス、空気
を供給する燃料電池において、空気入口配管と窒素入口
配管の間に連通管を設け、空気出口配管に水素検知器を
設け、この水素検知器を計算機と連結し、計算機の信号
により前記連通管と前記空気入口配管に設けた弁を作動
させるようにした燃料電池の保護装置。 2、水素検知器が酸素検知器と共に空気出口配管に設け
られ、両検知器が計算機と連結していることを特徴とす
る請求項1記載の燃料電池の保護装置。 3、アノード系、カソード系にそれぞれ燃料ガス、空気
を供給する燃料電池において、空気入口配管と窒素入口
配管を連通配管により連通させ、空気出口配管には水素
検知器を設け、該水素検知器を計算機と連結し、前記燃
料電池が空気の供給を停止している待機状態から空気を
供給し発電状態に移行する際、計算機の信号により連通
配管に設けた弁を開いてカソード系に窒素を吹入し、所
定時間吹入後、前記水素検知器の水素濃度が設定値以下
であることを計算機が確認すると、前記連通配管の弁を
閉じて窒素の吹入を停止すると共に空気入口配管の弁を
開いて空気の供給を開始するようにしたことを特徴とす
る燃料電池の保護装置の運転方法。 4、水素検知器が酸素検知器と共に空気出口配管に設け
られ、両検知器のいずれもの濃度が設定値を越えると計
算機が判断したとき計算機の信号で空気の供給を停止す
るようにしたこと特徴とする請求項3記載の燃料電池保
護装置の運転方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63063328A JPH01239772A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 燃料電池の保護装置及びその運転方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63063328A JPH01239772A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 燃料電池の保護装置及びその運転方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01239772A true JPH01239772A (ja) | 1989-09-25 |
Family
ID=13226075
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63063328A Pending JPH01239772A (ja) | 1988-03-18 | 1988-03-18 | 燃料電池の保護装置及びその運転方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01239772A (ja) |
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1988
- 1988-03-18 JP JP63063328A patent/JPH01239772A/ja active Pending
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