JPH0123939Y2 - - Google Patents

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JPH0123939Y2
JPH0123939Y2 JP1981174326U JP17432681U JPH0123939Y2 JP H0123939 Y2 JPH0123939 Y2 JP H0123939Y2 JP 1981174326 U JP1981174326 U JP 1981174326U JP 17432681 U JP17432681 U JP 17432681U JP H0123939 Y2 JPH0123939 Y2 JP H0123939Y2
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JP
Japan
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bottle
constriction
minimum diameter
polyester bottle
vertical groove
Prior art date
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JP1981174326U
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JPS5879506U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、炭酸飲料等の加圧液体の内容物を充
填するために優れたポリエステルびんに係り、特
に炭酸飲料、ビール、エアゾルのような加圧液体
(自己発生圧力を生じる液体)を充填するための
ポリエステル二軸延伸配向びんに関するものであ
る。
以下、本考案を添付図面に従つて詳細に説明す
る。
第1図は本考案のポリエステルびんを示す正面
図、第2図は第1図の−断面図である。
本考案は第1図および第2図に示すように、二
軸延伸配向したポリエステルびんであつて、該び
んの胴部1にくびれ部11を有し、該胴部に、胴
部壁を内方に曲折した断面開き角度が30〜90度の
筋状の縦溝12を複数本設け、該縦溝の溝深さは
前記くびれ部11の最小径部近傍において最も浅
くするかもしくは消失せしめたことを特徴とする
ポリエステルびんである。
本考案におけるポリエステルびんとは、ポリエ
チレンテレフタレート樹脂等を射出成形、押出成
形等により成形したパリソンを圧空等により金型
に沿わせて二軸延伸成形して得られるものであ
る。その形状はたとえば第1図に示すように上方
に狭口の口栓部2とその下方に拡開する肩部3を
有し、その肩部3に延設して略円筒状の胴部1
と、さらに連続して底部4とから構成してある。
胴部1に形成されたくびれ部11は手扱い時に
把持し易いような所定寸法の最小径部を有してい
る。
胴部1に縦溝12を複数本設け、該縦溝の溝深
さは前記くびれ部11の最小径部近傍において最
も浅くするかもしくは消失せしめて設ける。この
縦溝12は、手扱い時の滑り止め効果を持たせる
と共に、予め設計した寸法変化を生じさせ、実質
的な内圧力(自己発生圧力)に対してアコーデオ
ンの如くこの部分が拡大変形して、びん体内の圧
力の抑制に働くものである。
またくびれ部11の最小径部近傍に縦溝12を
設けないかあるいは浅く設けるのは次の理由によ
る。すなわち第2図に於いて、加圧液体を充填し
た時に縦溝12の角度θが拡大変形し、その部分
のびん径が拡大する。ここでもし、縦溝12を全
長にわたつて同じ深さtに形成すると、深さt/
びん径の値が最も大きいくびれ部11の最小径部
近傍が拡大率が、最も大きくなり、加圧液体を充
填した時にこの部分が大きく膨出してくびれ部1
1の形状が消失して胴部の原形のプロポーシヨン
が損なわれ意匠的審美性がなくなると共に、弱く
なつてしまい、また把持し易さが損なわれる。従
つて、最も拡大率の大きいくびれ部11の最小径
部近傍において縦溝12を最も浅くするか、ある
いは全く消失せしめたのである。
また、この縦溝12は前記したように、加圧液
体の発生する内部圧力による応力で、第2図に示
す角度θが拡大変形する傾向があるが、この角度
θを90度以下にすると、縦溝12の形状が良く保
持されるので好ましく、また30度以上であると製
造上有利であり好ましい。
びんの底部4は第1図に示すように半球状にし
ておくと耐圧性に優れ好ましいが、この場合には
びんが自立するように、椀状支持体5が底部外方
に装着される。
以上詳述した構造を有するポリエステルびんで
あるので、加圧液体を充填してもくびれ部の形状
がそのまま保たれ手扱い時に把持し易いほか、 1 急激な内部圧力の上昇により応力が生じて
も、縦溝12の拡開変形に吸収され、びん全体
の不定変形が生じない。
2 縦溝により胴部の剛性が保持され、変形し難
い。
など、実用上極めて優れた作用効果を奏する。
実施例 口栓部=35φmm、胴部最大径=100φmm、くびれ
部最小径=90φmm、最小径部の位置−底端から70
mm高、底部=50Rmm、全高300mm、容量1.5の二
軸延伸配向ポリエチレンテレフタレートびんを使
用して、これに4ガスボリユームの炭酸水を1.5
封入し、約40℃の雰囲気中に24時間放置したと
ころ、胴部の約下半分にわたり第2図における角
度θが60度、深さtが2.5mmの縦溝を等間隔で10
本設けたびんは、くびれ部の最小径部の径が3.5
%も拡大しくびれ部の形がずん胴に近くなつた。
一方、くびれ部の最小径近傍において前記縦溝
を8mm幅で完全に消失させて深さtを0にした本
考案のびんは、くびれ部の最小径部が1.2%の拡
大におさまりくびれ部の形状をよく保持した。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のポリエステルびんの一例を示
す正面図、第2図はその−断面図である。 1……胴部、11……くびれ部、12……縦
溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二軸延伸配向したポリエステルびんであつて、
    該びんの断面略円形状の胴部にくびれ部を有し、
    該胴部に、胴部壁を内方に曲折した断面開き角度
    が30〜90度の筋状の縦溝を複数本設け、該縦溝の
    溝深さは前記くびれ部の最小径部近傍において最
    も浅くするかもしくは消失せしめたことを特徴と
    するポリエステルびん。
JP17432681U 1981-11-24 1981-11-24 ポリエステルびん Granted JPS5879506U (ja)

Priority Applications (1)

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JP17432681U JPS5879506U (ja) 1981-11-24 1981-11-24 ポリエステルびん

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JP17432681U JPS5879506U (ja) 1981-11-24 1981-11-24 ポリエステルびん

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5879506U JPS5879506U (ja) 1983-05-30
JPH0123939Y2 true JPH0123939Y2 (ja) 1989-07-21

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ID=29966301

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7174906B2 (ja) * 2016-08-31 2022-11-18 キョーラク株式会社 二重容器
JP6925204B2 (ja) * 2017-08-31 2021-08-25 株式会社吉野工業所 耐圧ボトル

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS404591Y1 (ja) * 1962-10-22 1965-02-09

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6131937Y2 (ja) * 1978-02-13 1986-09-17
JPS54139664U (ja) * 1978-03-19 1979-09-28

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JPS404591Y1 (ja) * 1962-10-22 1965-02-09

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JPS5879506U (ja) 1983-05-30

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