JPH01238812A - 食品の加温方法 - Google Patents

食品の加温方法

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JPH01238812A
JPH01238812A JP63067912A JP6791288A JPH01238812A JP H01238812 A JPH01238812 A JP H01238812A JP 63067912 A JP63067912 A JP 63067912A JP 6791288 A JP6791288 A JP 6791288A JP H01238812 A JPH01238812 A JP H01238812A
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JP
Japan
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heating element
food
container
air
exhaust hole
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JP63067912A
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Shinya Takada
慎也 高田
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は食品の加温方法に関するものであり、いつでも
、どこでも、何食分でも同時に短時間で加温することの
できる簡易な加温方法を提供するものである。
[従来の技術] 食品を加温する一般的な方法として、電子レンジの利用
が急速に普及しているが、いつでも、どこでも、何食分
でも同時に加温することのできる方法ではない。
最近、いつでも、どこでも、何食分でも同時に食品を加
温することのできる方法として、生石灰に水を添加して
発生する水和熱を利用する方法が配室され、一部の分野
ではすでに実用化されている。
この方法は、生石灰と水をそれぞれ別々の袋に封入した
包装体を食品と同一容器内に装填し、必要時に針状のも
の又はあらかじめ氷袋に固定された糸を引っばるなどの
手段で破り、流出する水と生石灰粉とを反応させて発生
する熱を利用しようとするものである。
[発明が解決しようとする問題点] 生石灰の水和熱を利用して食品を加温する従来技術は、
生石灰の水和熱が20 kcal/molと低いため、
発熱体が大きく嵩ばる欠点を有する。また、破られた封
入袋から流出する水が生石灰と均一に混合し難く、局部
的に高温となったり、あるいは流出する水量を調節する
ことが困難で、所定時間均一に発熱を継続させることが
できないなどの問題点を有するものである。又生石灰は
強力な吸水性を有しているため、大気の湿度、あるいは
食品の水分を直接吸収して、発熱量の低下や食品の変質
などを誘起する結果、生石灰による加温方法は中長期の
保存が不可能となり、大量の流通販売を行なうことので
きないものである。
本発明は以上のような問題点を解消し、コンパクトで長
期に安定して保存のできる食品の新規加温方法を提供す
るものである。
L問題点を解決するための手段] 本発明者等は鉄粉の酸化熱に着目して鉄粉系発熱体を完
成させ、続いて鉄粉系発熱体による食品の加温条件につ
いて種々試験検討を行ない本発明に到達したものである
即ち本発明は、下部に吸気孔を有し、上部に排気孔をも
つ容器に、通気性の包装材で座布団状に封入された鉄粉
系発熱体を食品の下部に配置されるように挿入した後、
該容器をバリア性フィルムで密封し、必要時にバリア性
フィルムを開封することにより自動的に食品が加温され
ることを特徴とする食品の加温方法である。更には吸入
される空気が発熱体下面を効率良く接触通過できるよう
に、発熱体下面に空間を設け、次に加温された吸入空気
が食品と熱交換して上部から排気される構造の容器を使
用し、かつ発熱体下面の空気接触面に対して、排気孔の
通気断面が0.5〜5%であり、吸気孔の通気断面が排
気孔より大きい容器を使用することを特徴とする食品の
加温方法を提供するものである。
本発明に使用される発熱体は、鉄粉系の発熱体であるこ
とを要するが、特に空気中のil!!素と室温において
敏感に反応し、発熱と同時に水蒸気の発生を伴うものが
好適である。発熱体から水蒸気を発生する機能は食品を
加温する熱媒体として有効であると共に、食品の乾燥防
止及び味覚の向上復元の面からも有用である。
このような発熱体の一例としては、すでに特願昭62−
295932号にi示した如り0.5TrL2/g以上
の比表面積を有する鉄粉に、鉄粉100重量部に対し0
.002〜0.1io1の塩化物を添加し、更に鉄粉1
00重量部に水15〜60重量部と、水の添加量が保水
性物質の吸水量に対し、0.8〜1.5倍量であるよう
な保水性物質を添加し、この混合物を空気の共存下で充
分混合発熱させた後、通気性の包装材に座布団状に平た
く封入されたものが本発明に好適に使用される。
このようにして作られる発熱体は、しゆうまい、ぎよう
ざ、お好み焼き、弁当、饅頭などの食品的200gに対
し、50〜1309のもので満足される。
本発明における食品の加温方法は、食品と発熱体を同封
密封された包装体を開封することにより発熱体が流入す
る空気中の酸素と自動的に反応して生ずる酸化熱を利用
するものであり、本発明を好適に満足させるには、発熱
体と流入空気との円滑な接触が継続される構造の容器を
使用することが必要である。更には発熱体の上部に食品
を配置する関係から、発熱体の下面と空気との円滑な接
触が行なわれるようにすることが特に重要である。
即ち発熱体下面に、容器の下部に設けられた吸気孔から
空気が円滑に流入できる空間を有することを必要とする
が、その手段の一例としては、容器底面に適当な間隔で
5〜10iwaさの発熱体支持凸部を設け、この上に発
熱体を配置することによって本発明に適切な空間をうる
ことができる。
本発明を効率良〈実施づるには、以上のように配置され
た発熱体の上面に、食品を直接あるいはトレイ又はフィ
ルムを介して接触するようにおき、発熱体から直接熱伝
導されると共に、発熱体下面で加熱された水蒸気を含む
加熱空気と熱交換されるようにすることが好ましいが、
更に発熱体の発熱速度と食品の吸熱速度をバランスさせ
ることが特に重要である。
即ち、吸気孔と排気孔の断面を適切な大きさとして空気
の流入φを調整し、適切な発熱を継続させることが有用
である。
本発明においては、排気孔の通気断面が発熱体下面の空
気接触面に対し0.5〜5%の面積であることが最適で
、一方吸気孔の通気断面は排気孔と同等又はそれ以上で
あれば広範囲に適用される。
空気流入量の調整は主に排気孔の通気断面積によって行
なうことが適切である。ここで、排気孔の通気断面が発
熱体下面の空気接触面に対し、0.5%以下の場合は発
熱速度が低下し、食品の昇温に長時間を要することとな
り、又5%以上となると発熱速度が過大となって食品の
伝熱速度が追従できなくなったり、短時間で発熱体が消
滅するなどの現像が生じ、本発明の条件としては不適当
である。又吸気孔及び排気孔を過大にすることは、容器
の強電を低減する結果となり、この面からも通気断面を
できるだけ小さくする方向で設定することが好ましい。
以上の如く本発明の条件に従えば、しゆうまい、ぎよう
ざ、お好み焼き、各種饅頭及び弁当などを約10分iy
i侵で60〜70℃に昇温することが可能である。
[実施例〕 実施VA1 底面寸法が横130aa+、!ii140smで、トッ
プイン寸法が横150醜、11160m+、及び高さ5
5瞭の発泡スチロール製容器の底面に幅5 M 、^さ
7mの凸部を横130Mの中央から両端に25鑵のピッ
チで5列設け、又底面に7N径の切花を縦140mの中
央から35層m両端に35Mそれぞれふった線上に4ケ
ずつ合計8ケを設けた。
又底面の外側に5Mの凸部を4ケ所設け、底面の切孔が
ら空気が流入し易いようにした。
ここで使用した発熱体は比表面積1.3m2/S?の鉄
粉100重M部、活性炭25φ罎部、及びMOC!  
 0.007a+olを含む水35重siの混合物50
9をガーレ式透気度Q、8sec/八1r100dの包
材で作られた横70m、縦140層の袋に平らたく封入
したもので、この発熱体2ケを前記容器の凸部に乗せた
。この上にしゆうまい12ケ(1929)を厚さ0.2
11IImのプラスチック製トレイに入れて乗せて、中
央部に7mg+の切孔5ケのある道をし、これをにナイ
ロンフィルムでパックした。
一脣侵5〜10℃に冷蔵した後、Kナイロンフィルムを
開封し、容器を袋から取り出した。
容器を取り出してから任意に1ケのしゆうまいについて
中心部の経時温度変化を測定し、10分後に蓋を取って
しゆうまいの温度をそれぞれ測定した。
結果は表1の通りで、又加湿されたしゆうまいは作りた
ての味覚を有し一〇いた。
表1 実施例2 個々に包装されたもみじ8m40g1ケを4ケ発熱体の
上に乗せた以外は実施FA1と同様にして加温した。1
0分後に饅頭の中心温度は58℃であった。又加温され
たら頭tま蒸したての味覚が復元されていた。
実/jfftVA3 横120am、縦130履、高さ25履で底に幅1mg
+、長さ20IIIlllの長孔を多数設けた容器に冷
たいIIl飯2009を入れ、これを発熱体の上に乗せ
た以外は実施例1と同様にして加温した。12分後に平
均68℃の温い御飯ができ上った。
実fiW44〜7 75m径の吸気孔及び排気孔の数を変えた以外は実施例
1と同様にしてしゆうまいの経時温度変化を測定した。
結果は表2の通りである。ここで7alt¥の切孔1ケ
の通気断面は発熱体下面に対して約0.385%である
表2 比較例1 発熱体下面に空間を作るための凸部を高さ′3M1とし
た以外は実施例1と同様にしてしゆうまいの加温を行な
った。
10分後のしゆうまい中心部の温度は48℃であった。
比較例2〜5 吸気孔、及び排気孔の通気断面積を変えた以外は実施例
1と同様にしてしゆうまいの加温を行なった。結果は表
3に示した。
表3 [発明の効果] 以上の説明で明らかなように本発明の食品の加温方法に
は次のような数々の効果を有している。
(1)発熱体がコンパクトであり、全体の包装体も小型
である。(り操作が極めて簡単である。(3)脱酸素バ
ックされるから食品の保存性も向上する。(4)長期の
在庫保存が可能である。(9水蒸気による加温方式であ
るために作りたての味覚が復元される。
以上のように本発明は多(の特徴を有しているから、い
つ、どこでも昇温することのできる食品の加温方法とし
て広く利用することができるものである。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)下部に吸気孔を有しかつ上部に排気孔をもつ容器
    に、通気性の包装材で封入された座布団状の鉄粉系発熱
    体を、食品の下部に挿入配置した後、該容器をバリア性
    フィルムで密封し必要時にバリア性フィルムを開封する
    ことにより自動的に食品が加温されることを特徴とする
    、食品の加温方法。
  2. (2)吸入される空気が発熱体下面を効率良く接触通過
    できるように発熱体下面に空間を設け、次に加温された
    吸入空気が食品と熱交換して上部から排気される構造の
    容器を使用する、特許請求の範囲第1項記載の方法。
  3. (3)発熱体下面の空気接触面に対して、排気孔の通気
    断面が0.5〜5%であり、吸気孔の通気断面が排気孔
    より大きい容器を使用する、特許請求の範囲第1項記載
    の方法。
JP63067912A 1988-03-22 1988-03-22 食品の加温方法 Pending JPH01238812A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013537501A (ja) * 2010-07-19 2013-10-03 クラフト・フーヅ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・インコーポレイテッド 容器の改良

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013537501A (ja) * 2010-07-19 2013-10-03 クラフト・フーヅ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・インコーポレイテッド 容器の改良
US9550622B2 (en) 2010-07-19 2017-01-24 Kraft Foods R&D, Inc. Containers

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