JPH02249515A - 食品用保温性容器 - Google Patents

食品用保温性容器

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JPH02249515A
JPH02249515A JP6919189A JP6919189A JPH02249515A JP H02249515 A JPH02249515 A JP H02249515A JP 6919189 A JP6919189 A JP 6919189A JP 6919189 A JP6919189 A JP 6919189A JP H02249515 A JPH02249515 A JP H02249515A
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JP
Japan
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heat
food
container
exothermic material
generating material
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JP6919189A
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Toshiaki Inoue
利明 井上
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HANKYU KYOEI BUSSAN Inc
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HANKYU KYOEI BUSSAN Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は1発熱材が長時間発熱を持続するようにした食
品用保温性容器に関するものである。
本発明は、各種の保温性食品、特に冬場に温かい状態で
食するのが好ましい食品1例えば弁当、焼でたてのパン
、焼きたての今用焼、蒸したての肉万頭などのように、
さめやすく、蒸気の発生のために一部ふやけたりする食
品の保温に好適な包装容器に関するものである。
したがって、本発明は1食品包装業界、及び、食品業界
の分野において広く重用されるものである。
(従来技術及び問題点) 従来、寒い時期に容器中に発熱材を入れ、これに弁当を
入れて、蓋をして持ち運び、ひるまで暖かい状態に保た
せることは普通に行なわれている。
しかしながら、内部に収納された発熱材が70〜90℃
にも発熱して、弁当を加熱するため、弁当内からかなり
の量の蒸気を発生し、その蒸気が容器内にこもって米飯
等の表面に大量の水分が発生し。
凝縮して米飯等がふやけ、美味とはいえないものになっ
てしまうのである6 そこで、本発明者は、先に容器基材上に吸水材を接合さ
せることによって、発生した水分を吸水させる食品用保
温性容器を開発するに至った。
(特願昭63−313797号) しかしながら、発生する蒸気を水分として吸水材に吸水
させてしまうと、発熱材の発熱時間がきわめて短く、保
温する食品の品温が2時間程度で65℃以下になってし
まい、たとえば弁当ではヒルの12時にはさめた状態に
なることが判ったのである。
(問題点を解決するための手段) 本発明者は1発熱材を収納させた食品用保温性容器で、
発熱材の発熱時間を長くし、かつ、蒸発した水分が食品
の品質を損うことのないようにするために鋭意研究した
ところ、発熱材又は/及び食品から蒸発した水蒸気を凝
縮させて水滴とし。
発熱材に供給すればよいことが判った。
本発明は、容器の一部に発熱材を収納させてなる食品用
保温性容器において、発熱材又は/及び食品から蒸発し
た水蒸気が水滴となって発熱材の上に落下乃至接触する
ようにした食品用保温性容器に関するものである。
一般に、発熱材の鉄は、下記の式の如く、酸素と水を供
給したときに発熱する。
また、発熱材の鉄はわずかに加水して、酸素遮断の状態
で包装し、封を切って、空気と接触するようになってい
るが、発熱温度が高くなった場合は加水した水が発熱作
用に充分に使われる前に蒸発してしまうことになる。
水分が蒸発してなくなったのでは、鉄は酸化するだけで
発熱しなくなってしまうのであるが、弁当保温用の発熱
材のように95℃まで温度を高めるようにした発熱材は
、水分の蒸発がはげしく、水蒸気を逃してしまったので
は、やがて発熱しなくなることが判明したのである。
本発明においては1発熱材又は/及び食品から蒸発した
水蒸気を包装容器基材上に凝縮させて水滴とし、この水
滴を発熱材に供給することによって、水分の食品への移
行を防止するとともに、発熱材の発熱時点を延長させる
ことができたものである。
本発明において、包装容器基材としてはポリスチレン、
発泡スチロール等が使用される。
包装容器基材上には、適宜、アルミ板等の保強材、水分
凝縮膜などを接合することができるが、水分凝縮性をも
つものであれば包装容器基材そのままでもさしつかえな
い。
本発明の食品用保温性容器は食品及び発熱材を収納し1
発熱材又は/及び食品から蒸発した水蒸気が水滴となっ
て発熱材の上に落下乃至は接触するように作成される。
容器は底部と蓋部からなり、底部には空気取入口があけ
られ底に平たく発熱材が収納される。
発熱材の上には水滴を集めて落下乃至は接触させるよう
にしたアルミ板、プラスチック板などで作った水滴導入
板が設けられる。
その上に弁当、シューマイ等の食品が置かれるが、水滴
導入板と食品の間に食品支持板を別に設けてもよい。
食品の上に蓋が置かれるが、はとんどの水蒸気は蓋内面
で凝縮して、水滴は内面をったって下方に移動するよう
になるので、蓋は丸味をもたせて、水滴が食品に落下し
ないようにするのがよい。
発熱材を収納し、蓋をした食品用容器は、発熱材への酸
素を遮断するために、酸素不透過性の包装紙で全体を包
装密封し、製品とする。
また、保温容器を使用する直前に酸素不透過性包装紙で
包装された発熱材を包装紙からとり出して容器に収容し
てもよい。
次に本発明の実施例を示す。
第1図は1紙袋につつんだ蒸したてのシューマイを保温
しておく食品用容器の縦断面図である。
1は発泡スチロール層で、2はその内側に設けられたア
ルミ板層で、3は適宜の穴4をもつアルミ製のトレーで
ある。5は包装紙6でつつまれた出来たてのシューマイ
である。
7.7は容器底部15におけられた空気通過孔で円状に
適宜数設けられている。
8は発熱材で酸素不透過性包装紙(図示せず)を破れば
、新しい空気が酸素を供給し1発熱を開始するようにな
っている。
16は中底で、上方でできた水滴が底面をったって穴9
,9から落下乃至は接触して発熱材8の上に落ちるよう
になっている。中底16には水が流れやすくなるように
細い溝を作っておくこともできる。穴9,9は発熱材の
上に水滴が落下できるような位置に適宜数設け、また、
穴9,9は発熱材8の上部に接するようにしてもよい。
トレー3は食品の種類によっては設けた方がよく、弁当
箱を加温する場合などは省略することもできる。
17は蓋で、全体に丸味をもたせ、蒸発した水分が凝集
してできた水滴が内面をったって行くようになっている
。しかし、水滴が直接食品に落下しないようになってい
れば屋根型、斜面型など適宜の構造とすることができる
第1図の容器に包装紙につつんだ出来たてのシューマイ
5を入れておけば5時間径度は品温65℃程度を保ち、
出来たてのシューマイの風味を楽しむことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は出来たてのシューマイを入れた本発明の食品用
保温性容器の縦断面図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)容器の一部に発熱材を収納させてなる食品用保温
    性容器において、発熱材又は/及び食品から蒸発した水
    蒸気が水滴となって発熱材の上に落下乃至は接触するよ
    うにした食品用保温性容器。
JP1069191A 1989-03-23 1989-03-23 食品用保温性容器 Expired - Lifetime JP2789102B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1069191A JP2789102B2 (ja) 1989-03-23 1989-03-23 食品用保温性容器

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JP1069191A JP2789102B2 (ja) 1989-03-23 1989-03-23 食品用保温性容器

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Publication Number Publication Date
JPH02249515A true JPH02249515A (ja) 1990-10-05
JP2789102B2 JP2789102B2 (ja) 1998-08-20

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ID=13395589

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JP1069191A Expired - Lifetime JP2789102B2 (ja) 1989-03-23 1989-03-23 食品用保温性容器

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WO2010082762A3 (ko) * 2008-09-10 2010-10-28 Ki Dong Seo 보온과 보냉 및 가열과 냉각이 가능한 휴대용 케이스
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JPS60195773U (ja) * 1984-06-04 1985-12-27 桐灰化学工業株式会社 発熱体つき食品保温容器

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Publication number Publication date
JP2789102B2 (ja) 1998-08-20

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