JPH01238339A - シリアルインターフェイス - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 （産業上の利用分野） 本発明は、シリアルデータ入力部を介して外部より入力
されるデータに基づいて周辺機器を動作させるとともに
、前記データを前記周辺機器に送出する送出手段を備え
ているシリアルインターフェイスに関する。

（従来の技術） 従来のシリアルインターフェイスにおいては、１つのシ
リアルデータ線を用いて１つの周辺機器とのデータ転送
を行うことが主である。したがって複数の周辺機器との
データ転送を行なうには、Ｌ　Ａ　Ｎ　（Ｌｏｃａｌ　
Ａｒｅｓ　Ｎｅｔｗｏｒｋ）的な大規模なものやシリア
ル通信等の際の１種のプロトコルとして、コマンドフォ
ーマ゛ットの統一、機器アドレスを設定した選択的な転
送、またはコントローラの周辺制御信号による周辺機器
等の選択などのかなり複雑な手法を必要とした。

（発明が解決しようとする課題） このように、従来のシリアルインターフェイスにおいて
は、周辺機器を複数接続する場合や増設する場合などは
、そのインターフェイスを選択しているか否かを示す外
部制御入力を有しているものでないとできなかったり、
複数の周辺機器におけるシリアルインターフェイス制御
コマンドの形式を統一し、そのコマンド中に各インター
フェイスの選択または否選択を示すことができるもので
ないと実現できなかった。

また、シリアル通信におけるプロトコル等を制定した場
合も可能ではあるが、プロトコルの解読等を行わなけれ
ばならない為に、シリアルインターフェイスのシステム
規模が太き（なってしまう。

したがって、コスト性、簡便性および適応性等に大きな
問題点があった。

本発明は、周辺機器を複数接続する場合や既存のシステ
ムに増設したりする場合に、プロトコル制定等の複雑な
ことをせずに、簡単容易にかつ低コストで実現すること
のできるシリアルインターフェイスを提供することを目
的とする。

〔発明の構成〕 （課題を解決するための手段） 本発明は、シリアルデータ入力部を介して外部より入力
されるデータに基づいて周辺機器を動作させるとともに
、データを周辺機器に送出する送出手段を備えているシ
リアルインターフェイスにおいて、切換指令信号を送出
する制御手段と、通常時はシリアルデータ入力部を介し
て入力されるデータを送出手段に伝え、切換指令信号が
制御手段から送出されたときにシリアルデータ入力部を
介して入力されるデータをシリアルデータ出力部を介し
て外部に送出する切換手段を設けたことを特徴とする。

（作　用） このように構成された本発明によるシリアルインターフ
ェイスによれば、通常時はシリアルデータ入力部を介し
て人力されるデータは切換手段を介して送出手段に伝え
られる。そして制御手段から切換指令信号が切換手段に
伝えられると、シリアルデータ入力部を介して入力され
るデータは切換手段によってシリアルデータ出力部を介
して外部に出力されることにより、周辺機器を複数接続
する場合や、既存のシステムに増設した場合に、簡単容
易にかつ低コストで実現することができる。

（実施例） 第１図に本発明によるシリアルインターフェイスの第１
の実施例を示す。この実施例のシリアルインターフェイ
ス１０は、シリアルデータ入力部１と、切換装置２と、
インターフェイス内部回路３と、制御回路４とを備えて
いる。シリアルデータ入力部１を介して入力されるシリ
アルデータＡは、切換装置２のＯＲ回路２ａおよび２Ｃ
に送られる。

一方、制御回路４から出力される信号ＳはＯＲ回路２ａ
に送られるとともに、ＮＯＴ回路２ｂを介してＯＲ回路
２Ｃに送られる。ＯＲ回路２ａはデータＡと信号Ｓに基
づいて動作し、その出力Ｂをインターフェイス内部回路
３に伝える。ＯＲ回路２ｃは、データＡとＮＯＴ回路２
ｂを介して制御回路４から送られてくる信号Ｓに基づい
て動作し、その出力Ｃをシリアルデータ出力部５を介し
て外部に出力する 次に作用を説明する。以下、ＯＲ回路２ａの出力Ｂの値
が論理“１”に固定されているときには、ＯＲ回路２ａ
からインターフェイス内部回路３にはシリアルデータが
送付されないものとする。また、ＯＲ回路２Ｃの出力Ｃ
の値が論理”１’に固定されているときには、ＯＲ回路
２Ｃからシリアルデータ出力部５を介して外部にシリア
ルデータが送付されないものとする。

シリアルデータ入力部１を介して外部よりシリアルデー
タＡが入力されると、このシリアルデータＡは、ＯＲ回
路２ａおよび２Ｃに送られる。−方、制御回路４の出力
Ｓは通常その値が“０”であるから、ＯＲ回路２ａの出
力ＢはシリアルデータＡと同じものとなる。すなわちシ
リアルデータＡがＯＲ回路２ａを介してインターフェイ
ス内部回路３に送られる。そして周辺機器（図示せず）
が動作する。この時、ＮＯＴ回路２ｂの出力は論理が“
１“であるから、ＯＲ回路２Ｃの出力も論理“１″に固
定され、シリアルデータ出力部５を介して外部にシリア
ルデータＡは出力されない（以下、このモードをシリア
ルデータトラップモードという。） 次に、インターフェイス内部回路３に取り込まれたシリ
アルデータＡに基づいて、インターフェイス内部回路３
から制御回路４に操作信号Ｅが送られると制御回路４の
出力Ｓは論理“１“となる。

すると、ＮＯＴ回路２ｂの出力は論理“０”となり、シ
リアルデータ入力部１を介して入力されるシリアルデー
タＡは、ＯＲ回路２Ｃおよびシリアルデータ出力部５を
介して外部に伝えられる。この時、ＯＲ回路２ａの出力
は論理“１”に固定されているため、ＯＲ回路２ａを介
してインターフェイス内部回路３に送付されるシリアル
データは何も無いことになる（以下、このモードをシリ
アルデータスルーモードという。） 第１図に示した実施例と同一のシリアルインターフェイ
ス１０ａ、１０ｂ、・・・１０ｎを直列に接続してシス
テムを構成する場合を第２図に示す。

第２図において、マイクロコンピュータ（又はコントロ
ーラ）２０およびシリアルインターフェイス１０ａ、１
０ｂ、−１ｏｎは、コントローラ２０の出力部とシリア
ルインターフェイス１０ａのシリアルデータ入力部が接
続され、シリアルインターフェイス１０ａのシリアルデ
ータ出力部とシリアルインターフェイス１０ｂのシリア
ルデータ入力部が接続されるというように直列に接続さ
れている。今、例えばシリアルインターフェイス１０ａ
がシリアルデータトラップモードであった時は、シリア
ルインターフェイス１０ａからシリアルインターフェイ
ス１０ｂにはシリアルデータは何も送られないこととな
り、コントローラ２０から出力される指示はシリアルイ
ンターフェイス１０ａのみが受付けて動作し、それ以外
のシリアルインターフェイス１０ｂ１・・・１０ｎは何
も影響を受けないことになる。

次にシリアルインターフェイス１０ａがシリアルデータ
スルーモードで、シリアルインターフェイス１０ｂがシ
リアルデータトラップモードの時は、コントローラ２０
より出力される指示はシリアルインターフェイス１０ａ
を通り抜け、シリアルインターフェイス１０ｂに伝えら
れる。したがってシリアルインターフェイス１０ｂのみ
が動作し、他は何も影響を受けないこととなる。

この様に、シリアルインターフェイス１０ｎより前に継
げられているシリアルインターフェイスを全てシリアル
データスルーモードに設定すると、前述したことからＩ
ｏｎのみが選択されて動作することになる。また、この
データスルーモードにおいては、単にシリアルデータ入
力部からシリアルデータ出力部にデータをスルーさせる
だけなので、シリアルインターフェイス１０ａ、１０ｂ
。

・・・１０ｎの各々において、コマンド等の形式がそれ
ぞれ異っている場合でも何ら問題はおこらない。

したがって第３図（ａ）に示すように、コントローラ２
０に既にシリアルインターフェイス３０が接続されてい
て、そのシリアルインターフェイス３０が前述したよう
なシリアルデータトラップ／スルーモードを持っていな
いものであっても、第３図（ｂ）に示すようにコントロ
ーラ２０とシリアルインターフェイス３０の間に第１図
に示した実施例のシリアルインターフェイス１０を設け
ることによって容品に増設を行うことができる。

以上述べたことにより、本実施例によれば、周辺機器を
複数接続する場合や、既存のシステムに増設したりする
場合に、プロトコル制定等の複雑なことをせずに、簡単
容易にかつ低コストで実現することができる。

第４図に本発明によるシリアルインターフェイスの第２
の実施例を示す。この実施例のシリアルインターフェイ
ス１０ａはシリアルデータ入力部１と、切換装置２と、
インターフェイス内部回路３と、シリアルデータ出力部
５と、インターフェイスセレクト部６・とを備えている
。また切換装置２はＯＲ回路２ａ、２ｃと、ＮＯＴ回路
２ｂを有している。この第２の実施例のシリアルインタ
ーフェイス１０ａは外部よりインターフェイスセレクト
部６を介して入力されるインターフエイスセレフト信号
を、第１図に示す制御回路３のの出力信号の代わりに用
いるものである。すなわち、シリアルデータトラップモ
ードかシリアルデータスルーモードかを、インターフェ
イスセレクト部６を介して入力されるインターフェイス
セレクト信号を用いて制御するものであり、第１図に示
す第１の実施例と同様の効果を得ることができる。

また、第１の実施例と第２の実施例を組み合わせた第３
の実施例を第５図に示す。この実施例においては、制御
回路からの切換信号Ｓとインターフェイスセレクト部６
からのインターフェイスセレクト信号とがＯＲ回路２ｄ
に送られ、このＯＲ回路２ｄの出力によりシリアルデー
タトラップモードかシリアルデータスルーモードかを制
御することになり、第１および第２の実施例と同様な効
果を得ることができる。

このような第３の実施例のシリアルインターフェイスを
用いてシステムを構成する場合を第６図に示す。第６図
において、コントローラ２０から伝えられる指令はシリ
アルインターフェイス１０Ｖおよび１０ｘに送られる。

一方、インターフェイスセレクト信号もコントローラ２
０からシリアルインターフェイス１０ｘおよび１０ｙに
直接に送られるとともに、ＮＯＴ回路１５を介してシリ
アルインターフェイス１０ｖおよび１０ｗにも送られる
。そしてシリアルインターフェイス１０ｖのシリアルデ
ータ出力部にシリアルインターフェイスＬｏｗのシリア
ルデータ入力部が接続され、シリアルインターフェイス
１０ｘのシリアルデータ出力部にシリアルインターフェ
イス１０ｙのシリアルデータ入力部が接続されている。

今、コントローラ２０から送られるインターフェイスセ
レクト信号が論理“０″ならばシリアルインターフェイ
ス１０ｘならびに１０ｙはシリアルデータトラップモー
ドとなり、シリアルインターフェイス１０ｖおよび１０
ｗはシリアルデータスルーモードとなる。さらに、シリ
アルデータにより１０ｘをシリアルデータスルーモード
にしてしまうと１０ｙのみにコントローラ２０からの指
令を送ることができるようになり１０ｙのみが動作する
。このように、１０ｘもしくは１０ｙのどちらか一方を
選択して動作させることができる。なお、インターフェ
イスセレクト信号が論理“１″の場合は、シリアルイン
ターフェイス１０ｖ。

１０ｗのどちらかを選択して動作させることになる。

以上述べたことにより第３の実施例によれば、周辺機器
を複数接続する場合や、既存のシステムに増設したりす
る場合に、プロトコル制定等の複雑なことをせずに簡単
容易にかつ低コストで実現することができる。

なお、シリアルデータトラップモードかシリアルデータ
スルーモードかを制御する方法としては、セレクト信号
を用いる以外に、コマンドにより切換えを行ない、クロ
ック数のカウントやデータの件数のカウント値により復
帰切換えを行うなどの方法等がある。

〔発明の効果〕

本発明によれば、周辺機器を複数接続する場合や、既存
のシステムに増設、したりする場合に、プロトコル制定
等の複雑なことをせずに簡単容易にかつ低コストで実現
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明によるシリアルインターフェイスの第１
の実施例を示すブロック図、第２図は第１図に示す第１
の実施例のシリアルインターフェイスを直列に接続して
構成したシステムのブロック図、第３図は既存のシステ
ムに第１図に示す第１の実施例のシリアルインターフェ
イスを増設した場合のシステムのブロック図、第４図は
本発明によるシリアルインターフェイスの第２の実施例
を示すブロック図、第５図は本発明によるシリアルイン
ターフェイスの第３の実施例を示すブロック図、第６図
は第５図に示す第３の実施例のシリアルインターフェイ
スを用いて構成したシステムのブロック図である。 １・・・シリアルデータ入力部、２・・・切換装置、２
ａ、２ｃ、２ｄ−ＯＲ回路、２ｂ、１５−Ｎ。 １回路、３・・・インターフェイス内部回路、４・・・
制御回路、５・・・シリアルデータ出力部、１０．３０
・・・シリアルインターフェイス。 出願人代理人　　佐　　藤　　−雄 第３図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 シリアルデータ入力部を介して外部より入力されるデー
   タに基づいて周辺機器を動作させるとともに、前記デー
   タを前記周辺機器に送出する送出手段を備えているシリ
   アルインターフェイスにおいて、 切換指令信号を送出する制御手段と、通常時は前記シリ
   アルデータ入力部を介して入力されるデータを前記送出
   手段に伝え、前記切換指令信号が前記制御手段から送出
   されたときに前記シリアルデータ入力部を介して入力さ
   れるデータをシリアルデータ出力部を介して外部に送出
   する切換手段を設けたことを特徴とするシリアルインタ
   ーフェイス。