JPH01237766A - データ処理装置およびそれを用いた画像データ処理システム - Google Patents

データ処理装置およびそれを用いた画像データ処理システム

Info

Publication number
JPH01237766A
JPH01237766A JP6324088A JP6324088A JPH01237766A JP H01237766 A JPH01237766 A JP H01237766A JP 6324088 A JP6324088 A JP 6324088A JP 6324088 A JP6324088 A JP 6324088A JP H01237766 A JPH01237766 A JP H01237766A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
bus
arithmetic
bits
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6324088A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Sagesaka
康博 提坂
Kenji Kaneko
金子 憲二
Tetsuya Nakagawa
哲也 中川
Masabumi Miyamoto
宮本 正文
Yoshimune Hagiwara
萩原 吉宗
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP6324088A priority Critical patent/JPH01237766A/ja
Publication of JPH01237766A publication Critical patent/JPH01237766A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Complex Calculations (AREA)
  • Image Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、情報処理技術における算術論理演算及び積和
演算機能の高速化及び高精度化に係り、特に音声1画像
信号処理分野におけるデータ処理に好適なデジタル信号
処理プロセッサのアーキテクチャに関する。
〔従来の技術〕
E S S 2−5 rllITAc)II ADVA
NCED DIGITALSIGNAL PROCES
SORENHANCED FORIMAGEJ 5IC
E’87 July Hiroshima pp   
ニはデジタル信号処理プロセッサが開示され、プログラ
ム制御によるプロセッサにおいて、nビット±nビット
→nビットまたは2nビット±2nビット→2nビット
等の加算もしくは減算機能を有する算術論理演算器とn
ビットXnビット−2nビットの乗算機能を有する乗算
器を用いてデータ処理を実行する場合、積和演算nビッ
ト×nビット±2nビット→2nビットを実行する場合
は、パイプライン演算により算術論理演算器を2nビッ
ト長の演算器として動作させ、2nビット長の積和演算
が実行可能である。さらに、汎用レジスタとデータメモ
リとの間において、倍精度の二項演算は2命令で実行可
能となっているが、1命令では実行できなくなっている
。これは、従来のプロセッサが第3図に示すように算術
論理演算器105による1命令で実行可能な2nビット
の加算もしくは減算は乗算器109の2nビットの乗算
結果出力との加算もしくは減算にのみ可能であり、複数
のデータメモリ104に格納されたデータに関する2n
ビット(32ビット)の倍精度の高速加算に関しては考
慮がなされていないようなデータバス構成になっている
ためである。詳細を以下に説明する。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、2nビットの算術論理演算器105を
用いて、複数のデータメモリ104に格納されたデータ
と汎用レジスタ106に格納されたデータとの間の2n
ビットの倍精度演算を実行する場合、従来では多くのス
テップ数を要し、倍精度演算の処理速度の点で問題があ
った。
具体的には、第3図に示すように従来のプロセッサでは
、nビット幅のデータメモリ104からデータの読み出
しが可能な専用のデータバスであるところのXバス12
1とYバス122及びデータ転送用のデータバス(Dバ
ス)123を所有し。
これらは算術論理演算器105及び乗算器109の入力
側のマルチプレクサに接続されているが。
(1)算術論理演算器105の入力マルチプレクサ10
8にはデータメモリ104からnピット分(ここではn
=16)Lかデータが直接入力されていない。
(2)乗算器109の出力レジスタ110からは、デー
タバス125によって2nビット入力されているが、デ
ータメモリ104とデータバス125の間には必ずnビ
ット幅のマルチプレクサ111,112と乗算器109
が介在するため、データメモリ104から算術論理演算
器105に直接に2nビットのデータを供給できないな
どの戴点があり、倍精度演算を行うには2ステップ以上
の実行時間がかかつていた。
すなわち、第3図の従来のプロセッサにおいて2nビッ
トの倍精度の加算を実行するためには、下記のような多
くのステップを必要としていた。
〔ステップ1〕アドレスバス120によりバンク0のデ
ータメモリ104を指定して、このバンク0に格納され
た被加算データAの下位nビット(n = 16)のデ
ータAQをバス122,126゜マルチプレクサ107
.算術論理演算器105を介して汎用レジスタ106の
下位nビットに格納する。
〔ステップ2〕アドレスバス120によりバンク0のデ
ータメモリ104を指定して、このバンク0に格納され
た被加算データAの下位nビット(n=16)のデータ
Auをバス121,127゜マルチプレクサ108.算
術論理演算器105を介して汎用レジスタ106の上位
nビットに格納する。
〔ステップ3〕アドレスバス120によりバンク1のデ
ータメモリ104を指定して、このバンク1に格納され
た加算データBの下位nビットのデータBQをバス12
1,127.マルチプレクサ108を介して算術論理演
算器105の一方の入力に供給し、汎用レジスタ106
に格納された下位nビットの被加算データAQをバス1
24.マルチプレクサ107を介して算術論理演算器1
05の他方の入力に供給し、下位nビットの加算結果C
Qを汎用しレジスタ106の下位nビットに格納する。
〔ステップ4〕アドレスバス120によりバンク1のデ
ータメモリ104を指定して、このバンク1に格納され
た加算データBの上位nビットのデータBuをバス12
1,127.マルチプレクサ108を介して算術論理演
算器105の一方の入力に供給し、汎用レジスタ106
に格納された上位nビットの被加算データAuをバス1
24.マルチプレクサ107を介して算術論理演算器1
05の他方の入力に供給し、上位nビットの加算結果C
uを汎用レジスタ106の上位nビットに格納して、2
nビットの倍精度の加算を終了する。
本発明の上記の検討結果を基にしてなされたものであり
その目的とするところは、倍精度データの演算実行速度
の向上を図ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、算術論理演算器の片方の入力マルチプレク
サ部の入力として異なるデータメモリからデータを読み
出し可能な2本のデータ転送用バスを設けることと、も
しくは乗算器の持つ2つの入力用マルチプレクサの出力
と乗算器の出力レジスタとを接続するデータバスを各々
に設けること及びこれらを制御する命令を持たせること
により、達成される。
これにより、異なる2つのデータメモリから各各nビッ
トの2つのデータを同時に読み出して、これを合成して
1つの2nビットのデータとし。
算術論理演算器の一方の入力データとなり、倍精度デー
タの高速演算が可能となる。
〔作用〕
(1)算術論理演算器の片方の入力マルチプレクサ部に
設けた2本のデータメモリからの読み出し可能なデータ
転送用バスは、入力用のマルチプレクサにより、2nビ
ットの倍長データとするかnビットのデータとするかの
選択がなされ算術論理演算器への入力データとなる。こ
れにより、nビットのデータ演算及び2nビットの倍長
演算が汎用レジスタとの間で実行できるようになる。
(2)又は1乗算器の2つの入力マルチプレクサの出力
側と乗算器の出力レジスタとを結ぶ2つのデータバスを
設け、乗算器の入力データとするか、又は算術論理演算
器への入力データとするために乗算器の出力レジスタ側
の入力データとするかのデータバスの選択を行う、これ
により。
内部データメモリの異なる2つのメモリバンクから同時
に2つのデータを読み出して1つの倍長データとして、
これを算術論理演算器で処理することが実行可能となる
以上は、1マシンサイクルで実行可能であり、データ処
理が高速化され高精度の演算が実行できるようになる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を第1図及び第2図により説明す
る。第1図及び第2図において、デジタル信号処理プロ
セッサである情報処理袋f?flo。
は、CPU等のホストコンピュータ(図示せず)又は、
↓メモリ(図示せず)からの命令を格納し解読してプロ
セッサ内の各部を制御する命令メモリ及び命令デコード
制御ブロック1012画像メモリ等の外部データメモリ
(図示せず)をアクセスするための外部データメモリ用
アドレス発生部102i内部データメモリ用アドレス発
生部103゜内部データメモリ(バンクO〜バ:/7k
)104゜nビット及び2nビットデータの加算もしく
は減算を実行する算術論理演算器105.nビット及び
2nビットデータの格納用汎用レジスタ106゜nビッ
トXnビット→→2nビットの乗算器109゜乗算器1
09の2nビットの出力レジスタ110゜nビット幅の
データメモリからの読み出し専用バス121,122.
nビット幅のコモンデータバス123及び内部データメ
モリ用アドレスバス120等から構成されている0本発
明の装置100は、その他の各種演算ブロック及び制御
ブロックを有しているが、ここでは本発明に関連してい
る主要なブロックだけを明示している。
以下1本発明の実施例を2つの場合に分けて説明する。
(1)本発明の装[100における第1図の特徴は、算
術論理演算器105のマルチプレクサ108の入力側に
2本のnビット幅のデータメモリ104からのデータの
読み出し専用バス127及び128を接続したところに
ある。これにより、複数個あるデータメモリパンク10
4の内2つの相異なるデータメモリバンクから各々同時
にnビットのデータを読み出して、かつこれら2つのデ
ータをマルチプレクサ108を用し1て2nビットの倍
精度データとして算術論理演算器105の入力データと
することができる。
これにより、nビット及び2nビットの演算力を可能な
算術論理演算器を用いて、データメモリのデータを2個
用いた倍精度の単項演算及び汎用レジスタの2nビット
データとの倍精度の二項演算が少ないマシンサイクルで
実行可能となる。
すなわち、2nビットの倍精度の加算の実行の様子を、
下記に説明する。
〔ステップ1〕アドレスバス120によりノ(ンクOと
バンク1の複数のlデータメモリ104を同時に指定し
て、バンク0に格納された被加算データAの上位nビッ
トのデータAuをバス121.127を介してマルチプ
レクサ108に供給し、バンク1に格納された被加算デ
ータAの下位nビットのデータAQをバス122゜12
8を介してマルチプレクサ108に供給する。従って、
マルチプレクサ108では2nビットの倍精度の被加算
データA(=Au、AQ)が同時に得られ、このデータ
Aは算術論理演算器105を介して汎用レジスタ106
に格納する。
〔ステップ2〕アドレスバス120によりバンクOとバ
ンク1の複数のシデータメモリ104を同時に指定して
、バンクOに格納された加算データBの上位nビットの
データBuをバス121.127を介してマルチプレク
サ108に供給し、バンク1に格納された加算データB
の下位nビットのデータBQをバス122゜128を介
してマルチプレクサ108に供給する。従って、マルチ
プレクサ108では2nビットの倍精度の被加算データ
B(=Bu、Bu)が同時に得られ、算術論理演算10
5の一方の入力に供給される。同時に算術論理演算器1
05の他方の入力にはバス124.マルチプレクサ10
71を介して汎用レジスタ106よす2 nビットの被
加算データAが供給されるため、算術論理演算器105
で2nビットの倍精度の加算−が実行され、2nビット
の加算結果が汎用レジスタ106に格納される。
従って、内部データメモリ用アドレス演算器103は、
バンク0.1のデータメモリ104を同時に指定するた
めに一度に複数アドレスを出力することが可能である。
ここで、異なるデータメモリ104から各々データを読
み出すための柔軟なアドレッシングを実現するための方
法を第4図及び第5図により説明する。
第4図は、データメモリ104.内部データメモリ用ア
ドレス演算器A200及びB201゜アドレスバスA2
02及び204.アドレスバスB2O3及び205.デ
ータ読み出し専用バス121及び122.コモンデータ
バス1“23等から構成されている。
さらに、第五図はアドレスデコード部206゜記憶回路
207及び入出力バスの制御を行うマルチプレクサ20
8,209,210等から構成されたデータメモリ10
4の内部構成を示した図である。アドレス発生部103
は、複数個のアドレス演算器を有することが可能である
が、ここではアドレス演算器AとBの2個所有した場合
を例にとり、説明する。各々のデータメモリ104は、
第5図に示すように、マルチプレクサ208を通してア
ドレスバスA及びBのどちらか一方を選択することがで
きるようになっている。また、データの入出力はマルチ
プレクサ209及び210で制御され、マルチプレクサ
209はコモンデータバス123からのデータの書き込
み及びデータバスへのデータの読み出しを切り替える機
能をもち、かつマルチプレクサ210は記憶回路207
から読み出し専用バス121または122へのデータの
出力光を切り替える機能をもっている。これにより、大
きく2つのアドレッシング法が可能となる。
(A)1つのアドレス演算器A200または0201を
用いて異なる2つのデータメモリの同一アドレスから各
々nビットのデータを、読み出し専用バス121及び1
22に出力させることができる。まず、アドレス演算器
A200を用いてデータメモリー04のバンク0及びバ
ンク1からデータを読み出す場合について説明する。ま
ず、データメモリー04のバンクO及びバンク1のマル
チプレクサ208においてアドレスバスのA側204を
選択する。
ここで、マルチプレクサ208の選択方法は、マルチプ
レクサ208の制御用レジスタとして1ビットまたは2
ビットのアドレスバス選択レジスタを持たせておきアド
レスバスが2つある場合には、アドレスバスA204は
アタ ドレスバス選択レジス\をOに、またアドレスバスB2
O5はアドレスバス選択レジスタを1にすることによっ
て選択されるようにしておく。これにより、アドレス演
算器A200から出力されるアドレスを用いてデータメ
モリ104のバンクO及びバンク1の同一アドレスのデ
ータがアクセス可能となる。さらに、マルチプレクサ2
09を非接続状態にしておき、かつバンク0のデータメ
モリ104のマルチプレクサ210において読み出し専
用バスのX側121を選択する一方バンク1のデータメ
モリ104のマルチプレクサ210において読み出し専
用バスのX側122を選択することによって、同一マシ
ンサイクルで異なる2つのデータメモリから同一のアド
レスにおけるデータの読み出しが可能となる。
この時、さらにアドレス演算器Bのアドレスを用いてバ
ンクO及びバンク1以外の他のバンクにデータバス12
3に出力されているデータを書き込むことも可能となる
この他のバンクでは、マルチプレクサ209は記憶回路
207への書き込用のデータバスを選択し、マルチプレ
クサ210は非接続状態とさせる。
(B)2ツのアドレス演算器A200及びB201を用
いて異なる2つのデータメモリの各々異なるアドレスか
ら#nビットのデータを、読み出し専用バス121及び
122に出力させることができる。これを、アドレス演
算器A200及びB201を用いてデータメモリ104
のバンクO及びバンク1からデータを読み出す場合につ
いて説明する。まず、前述のアドレス選択レジスタを用
いた、マルチプレクサ208の制御方法を用いて、デー
タメモリのバンク0及びバンク1のマルチプレクサ20
8において、バンクOはアドレスバスのA側204を、
バンク1はアドレスバスのB側205を選択する。これ
により、データメモリのバンク0及びバンク1において
異なるアドレスのデータの読み出しが可能となる。
さらに、マルチプレクサ209を非接続状態にし、バン
クOのマルチプレクサ210において読み出し専用バス
のX側121を選択する一方及びバンク1のマルチプレ
クサ210において読み出し専用バスのX側122を選
択する。
ここで、各々のデータメモリ(バンクO〜バンクk)1
04とデータバス121,122及び123との接続方
法を第6図及び第7図を用いて説明する。第1図の命令
メモリ及び命令制御部101に供給されるノプロセッサ
の命令体系は、第6図に示すようにnビットから成り、
大きく分けて3つのフィールドに分割されている。OF
1はデータ演算制御及びデータバスの切り替え制御を行
うフィールド、OF2は内部アドレス演算部のアドレス
演算とアドレス出力の制御を行うフィールド及びOF2
は外部アドレス演算部のアドレス演算、アドレス出力の
制御とデータI10を行うフィールドになっている。こ
こでは、データメモリ104とデータバス121,12
2及び123の接続法についてのみ注目しこれを以下に
説明する。また、算術論理演算器105及び乗算器10
9の入力マルチプレクサ107,108,111及び1
12のデータバス121,122及び123の入力制御
のフィールドもOPIに含まれるが、これについては省
略する。第7図は、データ演算制御及びデータバスの切
替えを制御する命令コードOP1を示した図である。こ
のうち、各データバスに接続するデータメモリのバンク
を指定する命令の領域がある。この領域は、第7図に示
すようにXバス121.Yバス122及びDバス123
には各々iビットを、さらにDバス上のデータをデータ
メモリへの書き込みの指定を行うビットには1ビットを
割り当て、全部で(3i + 1)ビットで構成されて
いる。ここで。
定数iは、データメモリのバンクの数(k+1)個によ
って定まる、通常は i =1og2 (k + 1 ) で決まる0例えば、バンクを4つ所有する場合にはi=
2となり、Xバス、Yバス及びDバスの割り合てビット
数は各々2ビットとなる。また、この時又バスが“00
″、Yパスが10”及びDバスが“11”に指定された
場合、第4図及び第5図に示すようにデータメモリ10
4のバンクOのマルチプレクサ210はXバス側12」
に選択され、データメモリ104のバンク2のマルチプ
レクサ210はYバス側122に選択され、さらにデー
タメモリ104のバンク3のマルチプレクサ209がD
バス123と接続状態となる。ここで、データのライト
指定のビットが1(OIIの場合、Xバス、Yバス及び
Dバスは全てデータメモリの各々のバンク104からの
データの読み出し用バスとなり、またデータのライト指
定ビットが“1”の場合、Dバス上のデータは、データ
メモリのバンク3のアドレスバスAまたはBで指定され
てアドレスに書き込みが可能となる。さらに、算術論理
演算器105または乗算器109の入力として、Dバス
123を用いたデータメモリ104からのデータを使用
しない場合には、データメモリの各バンク104のマル
チプレクサ209は非接続状態となるように制御する。
これによって、同一マシンサイクルで異なる2つのデー
タメモリから、各々異なるアドレスのデータを2つ同時
に読み出すことが可能となる。
上述のように、データメモリ104のバンク0からnビ
ットのデータを読み出し専用バス121を使用して読み
出し、同時にバンク1からnビットのデータを読み8専
用バス122を使用して読み出し、マルチプレクサ10
8で2つのnビットのデータを2nビットのデータとす
る。この時、2つのデータの上位、下位への格納は1選
択したバス121及び122によって決定されるものと
する0例えば、バス121が上位側、バス122が下位
側へ格納する。このように、上位、下位が指定された後
、算術論理演算器105において、2nビットの倍精度
の単項演算または汎用レジスタ106との2nビットの
倍精度の2項演算が1マシンサイクルで実行できる。
(2)本発明の第2の実施例を第2図に示す、第2の実
施例の特徴は1乗算器109の入力のマルチプレクサ1
11及び112の出力側と乗算器109の出力レジスタ
110の入力側との間にnビット幅のデータバス132
及び132′を2本設けたところにある。これにより、
(1)で説明したデータメモリのアドレッシング法を用
いることにより、2つの異なるデータメモリから各々同
時にnビットのデータを、読み出し専用バス121及び
122を介して読み出し、各各のデータを、データバス
132及び132′を通して乗算器109の2nビット
幅の出力レジスタ110の上位nビット及び下位nビッ
トに格納し、2nビットの倍精度データとする。
さらに、この2nビットの倍精度データは、データバス
131を用いて算術論理演算器105の一方の入力デー
タとすることができる。この時、マルチプレクサ112
及び111において、入力側を各々バス121.バス1
22に選択す、る−力出力側を各々データバス132.
データバス132′に選択する。すなわち、(1)の場
合と同様に、算術論理演算器105において倍精度デー
タの単項演算及び汎用レジスタ106の倍精度データと
の2項演算が実行可能となる。
また、出力レジスタ110には、読み出し専用バス12
1上のデータが出力レジスタ110の上位側に保持され
、読み出し専用バス122上のデータが出力レジスタ1
10の下位側に保持される。この時、出力レジスタ11
0の上位及び下位側の合わせた2nビットの110との
間を接続するデータバスiその制御手段だけで済むとい
う大きな利点がある。
以上のように、本実施例によればデータバスの付加及び
これを制御する命令を持たせることによって、算術論理
演算器における倍精度データの演算を高速に実行させる
ことができる。
倍精度データを、データバス131を通しかつマルチプ
レクサ108を通して算術論理演算器105に供給され
倍精度の演算を少ないマシンサイクルで実行させること
ができ、かつ乗算器109の出力レジスタ110を単に
乗算結果の出力データを保持させるだけでなく、汎用レ
ジスタ一種として使用することが可能となる。
特に、第2図の実施例の場合、従来のプロセッサでも、
算術論理演算器105のマルチプレクサ108には、も
ともと乗算器109の出力レジスタ110から2nビッ
ト幅にデータバス131が入力されており、データバス
131を選択するための基本的なハードウェアも備わっ
ている。したがって、本実施例を実現するために必要と
なることは1乗算演算以外にもデータバス131を選択
するための制御命令の追加とその命令デコードのための
若干のハードウェアの追加及び乗算器側のいて、第8図
に示した応用システムに適用できる。
この応用システムは、主メモリ300.8ビット。
16ビットまたは32ビットのホストコンピュータ30
1.第1図又は第2図の実施例による本プロセッサ30
22画像データ格納用メモリ303及び表示手段として
のCRT304等から構成され、さらに他の入出力装置
(例えばハードディスクカメラ、プリンタ、スキャナ等
)が含まれている。このシステムは、静止画の画像処理
に適し、画像の高速処理が実現可能である。特に画像処
理の例として、2次元座標変換用のアフィン変換、空間
フィルタ及びヒストグラム変換、離散コサイン変換等の
処理が高速に実行でき、さらにこれらは画像の認識や画
像の通信等の画像処理の広い分野に対応できるようにな
っており、3次元グラフィックスへの応用も可能である
特に、3次元グラフィックスで良く使用される座標変換
には高精度の演算が要求され、第8図の応用システムに
おける32ビットの倍精度の高速加算はこのような高速
座標変換に特に有効である。
〔発明の効果〕
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明によれば、倍精度データ演算が少ないマシンサイ
クルで実行可能となるため、精度が要求されるデータ処
理1例えば音声信号処理や画像信号処理等において、デ
ータ演算の高速化を実現できる。さらに1本発明によれ
ば、複数本ある専用のデータ転送用バスのバス幅(ビッ
ト長)を変えることなく、データバス及びこれを制御す
る命令を持たせることにより倍精度演算が可能となり。
かつプロセッサ作製時におけるハードウェアの低減化及
びチップ面積の低減によるコスト低下が実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図はそれぞれ本発明の実施例による情報
処理装置のブロック配線図、第3図は従来の情報処理装
置のブロック配線図、第4図はデタメモリ、アドレス演
算器及びデータバスの構成を示す図、第5図はデータメ
モリの構成、第6図はプロセッサの命令体系を示す図、
第7図はデータ転送用バスの切り替え制御を行う命令コ
ード部を示した図及び第8図は本発明の機能をもつプロ
セッサの応用システムの構成を示した図である。 100・・・情報処理装置のブロック配線図、101・
・・命令メモリ及び命令制御部、102・・・外部デー
タメモリ用アーレス発生部、103・・・内部データメ
モリ用アドレス発生部、104・・・データメモリ(バ
ンクO〜バンクk)、105・・・算術論理演算器(n
ビット/ 2 nビット)、106・・・汎用レジスタ
(nビット/ 2 nビット)、107,108・・・
入力バス制御用マルチプレクサ、109・・・乗算器(
nビット×nビット→2nビット)、110・・・乗算
器の出力レジスタ(2nビット)、111゜112・・
・乗算器の入力バス制御用マルチプレクサ、120・・
・内部データメモリ用アドレスバス、121゜122・
・・nビット幅のデータ転送用バス、123・・・nビ
ットのデータバス、124・・・汎用レジスタ106と
入力マルチプレクサ107とを結ぶ2nビットのデータ
バス、125・・・汎用レジスタ106とデータバス1
23を結ぶデータバス、126・・・データバス122
と入力マルチプレクサ107を結ぶデータバス、127
・・・データバス121と入力マルチプレクサ108を
結ぶデータバス、128・・・データバス122と入力
マルチプレクサ108を結ぶデータバス、129・・・
データバス123と入力マルチプレクサ108を結ぶデ
ータバス、130・・・入力マルチプレクサ107,1
08を制御する制御信号線、131・・・乗算器の出力
レジスタ110と入力マルチプレクサ108を結ぶ2n
ビットのデータバス、132・・・乗算器の入力マルチ
プレクサ111,112と出力レジスタ110とを結ぶ
データバス、133・・・乗算器の入力マルチブレクサ
111,112を制御する制御信号線、200・・・ア
ドレス演算器A、201・・・アドレス演算器B、20
2・・・アドレス演算器Aの出力用アドレスバス、20
3・・・アドレス演算器Bの出力用アドレスバス、20
4・・・データメモリ用アドレスバスA、205・・・
データメモリ用アドレスバスB。 206・・・アドレスデコード部、207・・・記憶回
路、208・・・アドレスバスA及びBを切り替えるマ
ルチプレクサ、209・・・データバスのリードとライ
トを切り替えるマルチプレクサ、210・・・データ転
送用バスX及びYへの出力を切り替えるマルチプレクサ
、300・・・ホストコンピュータ301の主メモリ、
301・・・本プロセッサ302の制御用のホストコン
ピュータ、302・・・本プロセッサ、303・・・画
像データ格納用メモリ、304・・・画像/λ/、/2
2   寥えみ止い−キ用Iぐス   1x7 /2J
’    ilみ(ぢし傳mバスイ 2 図 芽3 図 第4図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、データ処理装置であつて; (1)nビット幅をそれぞれ有する第1および第2のバ
    スと; (2)上記第1および第2のバスに接続された第1の記
    憶手段と; (3)上記第1および第2のバスに接続された第2の記
    憶手段と; (4)上記第1および第2の記憶手段から上記第1およ
    び第2のバスに情報を転送する如くアドレス信号を発生
    し上記第1および第2の記憶手段に供給する第1の手段
    と; (5)その一方の入力に上記第1のバスの情報が供給さ
    れ、その他方の入力に上記第2のバスの情報が供給され
    る乗算器と; (6)加算もしくは減算を実行する算術論理演算器と; (7)上記算術論理演算器の出力もしくは第2のバスの
    情報のいずれかを上記算術論理演算器の一方の入力に選
    択的に供給する第2の手段と; (8)上記加算器の2nビット幅出力もしくは上記第1
    と第2のバスの情報のいずれかを上記算術論理演算器の
    他方の入力に選択的に供給する第3の手段とを具備して
    なることを特徴とするデータ処理装置。 2、請求項1記載のデータ処理装置であつて、上記第1
    の手段によつて上記第1および第2の記憶手段を同時に
    アクセスすることによつて上記第1および第2の記憶手
    段から上記第1および第2のバスに情報を同時に転送せ
    しめ、上記第1のバスよりの情報および上記第2のバス
    よりの情報をそれぞれ2nビットの上位nビットおよび
    下位nビットの一方および他方として上記算術論理演算
    器の他方の入力に同時に供給することを特徴とするデー
    タ処理装置。 3、データ処理装置であつて; (1)第1および第2のバスと; (2)その一方の入力に上記第1のバスの情報が供給さ
    れ、その他方の入力に上記第2のバスの情報が供給され
    る乗算器と; (3)加算もしくは減算を実行する算術論理演算器と; (4)上記算術論理演算器の出力もしくは第2のバスの
    情報のいずれかを上記算術論理演算器の一方の入力に選
    択的に供給する第1の手段と; (5)上記加算器の出力もしくは上記第1と第2のバス
    の情報のいずれかを上記算術論理演算器の他方の入力に
    選択的に供給する第2の手段とを具備してなることを特
    徴とするデータ処理装置。 4、請求項3記載のデータ処理装置であつて、 (6)上記第1および第2のバスに接続され、情報を格
    納する記憶手段をさらに具備してなることを特徴とする
    データ処理装置。 5、請求項4記載のデータ処理装置であって、 (7)上記記憶手段をアクセスする第3の手段をさらに
    具備してなり、該第3の手段によつて上記記憶手段をア
    クセスすることにより上記記憶手段から上記第1および
    第2のバスにそれぞれnビットの情報を同時に転送せし
    め、上記第1のバスよりの情報および上記第2のバスよ
    りの情報をそれぞれ2nビットの上位nビットおよび下
    位nビットの一方および他方として上記算術論理演算器
    の他方の入力に同時に供給することを特徴とするデータ
    処理装置。 6、データ処理装置であつて; (1)nビット幅をそれぞれ有する第1および第2のバ
    スと; (2)上記第1および第2のバスに接続された第1の記
    憶手段と; (3)上記第1および第2のバスに接続された第2の記
    憶手段と; (4)上記第1および第2の記憶手段から上記第1およ
    び第2のバスに情報を転送する如くアドレス信号を発生
    し上記第1および第2の記憶手段に供給する第1の手段
    と; (5)加算もしくは減算を実行する算術論理演算器と; (6)上記算術論理演算器の出力もしくは第2のバスの
    情報のいずれかを上記算術論理演算器の一方の入力に選
    択的に供給する第2の手段と; (7)上記第1と第2のバスの情報を上記算術論理演算
    器の他方の入力に選択的に供給する第3の手段とを具備
    してなり、 上記第1の手段によつて上記第1および第 2の記憶手段を同時にアクセスすることによつて上記第
    1および第2の記憶手段から上記第1および第2のバス
    に情報を同時に転送せしめ、上記第1のバスよりの情報
    および上記第2のバスよりの情報をそれぞれ2nビット
    の上位nビットおよび下位nビットの一方および他方と
    して上記算術論理演算器の他方の入力に同時に供給する
    ことを特徴とするデータ処理装置。 7、画像データ処理システムであつて; (1)データ処理装置と; (2)表示手段とを具備してなり、 上記データ処理装置は請求項1乃至6のいずれかに規定
    されてなることを特徴とする画像データ処理システム。 8、請求項7記載の画像データ処理システムであって、 上記データ処理装置中の算術論理演算器は3次元グラフ
    ィックスの座標変換に用いられる2nビットの加算もし
    くは減算を実行することを特徴とする画像データ処理シ
    ステム。
JP6324088A 1988-03-18 1988-03-18 データ処理装置およびそれを用いた画像データ処理システム Pending JPH01237766A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6324088A JPH01237766A (ja) 1988-03-18 1988-03-18 データ処理装置およびそれを用いた画像データ処理システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6324088A JPH01237766A (ja) 1988-03-18 1988-03-18 データ処理装置およびそれを用いた画像データ処理システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH01237766A true JPH01237766A (ja) 1989-09-22

Family

ID=13223501

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6324088A Pending JPH01237766A (ja) 1988-03-18 1988-03-18 データ処理装置およびそれを用いた画像データ処理システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01237766A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04365170A (ja) * 1991-06-12 1992-12-17 Mitsubishi Electric Corp ディジタル信号処理用半導体集積回路装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04365170A (ja) * 1991-06-12 1992-12-17 Mitsubishi Electric Corp ディジタル信号処理用半導体集積回路装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6243732B1 (en) Data processor and data processing system
US4229801A (en) Floating point processor having concurrent exponent/mantissa operation
AU747283B2 (en) Data processing system for logically adjacent data samples such as image data in a machine vision system
JPH10187661A (ja) コンピュータにおけるスカラ値をベクトルに記入する方法
JPH0414385B2 (ja)
JP2806171B2 (ja) データ演算装置
JP2006099232A (ja) 半導体信号処理装置
JPH0477346B2 (ja)
JP2690406B2 (ja) プロセッサおよびデータ処理システム
JPH01237766A (ja) データ処理装置およびそれを用いた画像データ処理システム
US20030009652A1 (en) Data processing system and control method
JPH0345420B2 (ja)
US5893928A (en) Data movement apparatus and method
JP2011192305A (ja) 半導体信号処理装置
JP3441847B2 (ja) データメモリを有するプロセッサ
JP2760808B2 (ja) データ処理装置
JPS60124730A (ja) デイジタル演算回路
JPH06230964A (ja) キャッシュメモリを備えた計算機
JPH10187659A (ja) 積和演算器
JPH0193868A (ja) データ処理装置
JPH033047A (ja) 演算機能付きメモリ
JPS6155731A (ja) コンデイシヨンコ−ド判定機能を備えるプロセツサ
JPH03104086A (ja) 演算機能付きメモリ
JPH02255916A (ja) データ処理システム
JPH02204828A (ja) 演算処理装置