JPH10187659A - 積和演算器 - Google Patents

積和演算器

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Publication number
JPH10187659A
JPH10187659A JP33977296A JP33977296A JPH10187659A JP H10187659 A JPH10187659 A JP H10187659A JP 33977296 A JP33977296 A JP 33977296A JP 33977296 A JP33977296 A JP 33977296A JP H10187659 A JPH10187659 A JP H10187659A
Authority
JP
Japan
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product
data
memory
sum operation
multiplier
Prior art date
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Pending
Application number
JP33977296A
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English (en)
Inventor
Eiichi Asai
栄一 浅井
Naoe Terasawa
直栄 寺澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイコンの能率向上と高速演算ができる積和
演算器を提供する。 【解決手段】 バス調停回路19が外部バス7とバス2
5を繋げ、マイコン3が積和演算用メモリ21に乗数・
被乗数データを格納する。マイコン3はDMAコントロ
ーラ15に積和演算用メモリ21の格納エリアの先頭ア
ドレスと転送回数を設定する。マイコン3の演算開始指
示でバス調停回路19はDMAコントローラ専用バス2
3とバス25を繋げ、DMAコントローラ15は積和演
算用メモリ21の乗数・被乗数データを取り込む。取り
込まれた乗数・被乗数データで積和演算が実行されてい
る最中に、DMAコントローラ15は次の演算に使用す
る乗数・被乗数データを取り込み、マイコン3は他の制
御処理が実行可能。DMAコントローラ15に設定され
ている転送回数だけ積和演算が実行され、積和演算結果
は積和演算結果レジスタ13に保持された後、マイコン
3に読み出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は積和演算器に関し、
能率の良い演算が行える積和演算器に関する。
【0002】
【従来の技術】以前より、積和演算器は様々な開発が成
されてきた。例えば、y=Σaxのような、演算回数分
の乗数と被乗数が必要な積和を行うには、図5のような
構成の積和演算器が用いられている。この積和演算器
は、積和演算部1の内部に乗算器9、加算器11、及び
積和演算結果レジスタ13と同様に、乗数専用のレジス
タ31と被乗数専用のレジスタ33が内蔵されているの
で、高速に演算を実行でき、しかも外部バス7の延長上
にある、図示しないマイコンは積和演算実行中も他の制
御処理を行える。
【0003】しかしながら、この積和演算器では演算回
数が多くなるに従って乗数レジスタ31及び被乗数レジ
スタ33を大きくしなければならず、このため積和演算
部1の回路規模が大きくなり、製品コストも高くなると
いう欠点があった。
【0004】そこで図6のように、積和演算部1の外部
にメモリ5を設け、演算1回ごとにマイコン3からメモ
リ5に乗数と被乗数を書き込み、さらにマイコン3の制
御によってメモリ5から積和演算部1に乗数と被乗数を
取り込むようにすれば、積和演算部1の回路規模が大き
くなるということはない。
【0005】しかしながら、この場合では、マイコン3
の制御によってデータ転送を行うため、演算速度が遅く
なるという欠点があった。
【0006】このような欠点を解決するため、マイコン
の内部に積和演算部を設ける方法もあるが、この方法で
は命令の追加や処理フローを変更する必要があり、多大
な労力が掛かる。また積和演算を考慮して新たにマイコ
ンを設計することもできなくはないが、これには膨大な
仕事量が必要となるだけでなく、既存の開発環境との整
合を考慮しなければならないという制約が発生する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の積和
演算器では、回路規模が大きくなったり、演算速度が遅
くなるという欠点があった。また、新たにマイコンを設
計するのは現実的ではない。
【0008】そこで本発明は、このような従来の事情に
鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、
回路規模が増大すること無く、能率良く高速に演算する
ことができる積和演算器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
第1の発明の特徴は、乗数と被乗数との乗算を行う乗算
手段、この乗算結果を累積加算する加算手段、及びこの
加算結果を保持する積和演算結果保持手段からなる積和
演算部と、該積和演算部全体を制御する積和演算部制御
手段と、これら積和演算部と積和演算部制御手段との間
で情報のやり取りをする外部バスとからなる積和演算器
であって、前記積和演算部の外部に設けられ、前記積和
演算部制御手段から前記外部バスを介して送られてくる
乗数データ及び被乗数データをそれぞれの格納領域に格
納する積和演算用メモリと、該積和演算用メモリに接続
されるメモリ用バスと、前記積和演算部の内部に設けら
れ、前記積和演算部制御手段から前記外部バスを介して
送られてくる前記積和演算用メモリの格納領域に対する
アドレス情報及び演算回数情報が設定されるメモリアド
レス制御手段と、該メモリアドレス制御手段と前記積和
演算部の外部とを繋ぐメモリアドレス制御手段専用バス
と、前記積和演算部制御手段から前記積和演算用メモリ
に乗数データ及び被乗数データを格納する際に前記外部
バスと前記メモリ用バスとを繋げ、前記メモリアドレス
制御手段が前記積和演算用メモリから乗数データ及び被
乗数データを取り込む際に前記メモリアドレス制御手段
専用バスと前記メモリ用バスとを繋げるバス調停手段と
を備え、前記メモリアドレス制御手段は、前記積和演算
部制御手段の演算開始指示により、設定されている前記
アドレス情報を基に前記積和演算用メモリの格納領域か
ら乗数データ及び被乗数データを取り込み、取り込んだ
乗数データ、被乗数データ及び前記演算回数情報を前記
積和演算部に提供することにある。
【0010】第2の発明の特徴は、乗数と被乗数との乗
算を行う乗算器、この乗算結果を累積加算する加算器、
及びこの加算結果を保持する積和演算結果レジスタから
なる積和演算部と、該積和演算部全体を制御するマイコ
ンと、これら積和演算部とマイコンとの間で情報のやり
取りをする16ビットの外部バスとからなる積和演算器
であって、前記積和演算部の外部に設けられ、前記マイ
コンから前記外部バスを介して送られてくる16ビット
の乗数データ及び被乗数データをそれぞれの格納領域に
格納する積和演算用メモリと、該積和演算用メモリに接
続される16ビットのメモリ用バスと、前記積和演算部
の内部に設けられ、前記マイコンから前記外部バスを介
して送られてくる前記積和演算用メモリの格納領域に対
するアドレス情報及び演算回数情報が設定されるDMA
コントローラと、該DMAコントローラと前記積和演算
部の外部とを繋ぐ16ビットのDMAコントローラ専用
バスと、前記マイコンから前記積和演算用メモリに乗数
データ及び被乗数データを格納する際に前記外部バスと
前記メモリ用バスとを繋げ、前記DMAコントローラが
前記積和演算用メモリから乗数データ及び被乗数データ
を取り込む際に前記DMAコントローラ専用バスと前記
メモリ用バスとを繋げるバス調停回路とを備え、前記D
MAコントローラは、前記マイコンの演算開始指示によ
り、設定されている前記アドレス情報を基に前記積和演
算用メモリの格納領域から乗数データ及び被乗数データ
を取り込み、取り込んだ乗数データ、被乗数データ及び
前記演算回数情報を前記積和演算部に提供すると共に、
積和演算中に新たな乗数データ及び被乗数データを前記
積和演算用メモリの格納領域から取り込むことにある。
【0011】これら第1及び第2の発明によれば、16
ビットの外部バスに繋がる積和演算部制御手段(マイコ
ン)、あるいは16ビットのメモリアドレス制御手段専
用バス(DMAコントローラ専用バス)に繋がるメモリ
アドレス制御手段(DMAコントローラ)が、積和演算
用メモリにアクセスする切り換えをバス調停手段が行っ
ているので、メモリアドレス制御手段(DMAコントロ
ーラ)が積和演算用メモリにアクセスしている際、即ち
積和演算実行中も積和演算部制御手段(マイコン)は他
の制御処理が可能となり、スループットの向上が計れ
る。
【0012】第3の発明の特徴は、乗数と被乗数との乗
算を行う乗算手段、この乗算結果を累積加算する加算手
段、及びこの加算結果を保持する積和演算結果保持手段
からなる積和演算部と、該積和演算部全体を制御する積
和演算部制御手段と、これら積和演算部と積和演算部制
御手段との間で情報のやり取りをする外部バスとからな
る積和演算器であって、前記積和演算部の外部に設けら
れ、前記積和演算部制御手段から前記外部バスを介して
送られてくる乗数データ及び被乗数データをそれぞれ格
納する乗数データ用メモリ及び被乗数データ用メモリ
と、これら乗数データ用メモリ及び被乗数データ用メモ
リそれぞれに接続される乗数データ用バス及び被乗数デ
ータ用バスと、前記積和演算部の内部に設けられ、前記
積和演算部制御手段から前記外部バスを介して送られて
くる前記乗数データ用メモリ及び被乗数データ用メモリ
それぞれに対するアドレス情報及び演算回数情報が設定
されるメモリアドレス制御手段と、該メモリアドレス制
御手段と前記積和演算部の外部とを繋ぐメモリアドレス
制御手段専用バスと、前記積和演算部制御手段から前記
乗数データ用メモリ及び被乗数データ用メモリに乗数デ
ータ及び被乗数データを格納する際に前記外部バスと前
記乗数データ用バス及び被乗数データ用バスとを繋げ、
前記メモリアドレス制御手段が前記乗数データ用メモリ
及び被乗数データ用メモリから乗数データ及び被乗数デ
ータを取り込む際に前記メモリアドレス制御手段専用バ
スと前記乗数データ用バス及び被乗数データ用バスとを
繋げる乗数データ用バス調停手段及び被乗数データ用バ
ス調停手段とを備え、前記メモリアドレス制御手段は、
前記積和演算部制御手段の演算開始指示により、設定さ
れている前記アドレス情報を基に前記乗数データ用メモ
リ及び被乗数データ用メモリから乗数データ及び被乗数
データを取り込み、取り込んだ乗数データ、被乗数デー
タ及び前記演算回数情報を前記積和演算部に提供するこ
とにある。
【0013】第4の発明の特徴は、乗数と被乗数との乗
算を行う乗算器、この乗算結果を累積加算する加算器、
及びこの加算結果を保持する積和演算結果レジスタから
なる積和演算部と、該積和演算部全体を制御するマイコ
ンと、これら積和演算部とマイコンとの間で情報のやり
取りをする16ビットの外部バスとからなる積和演算器
であって、前記積和演算部の外部に設けられ、前記マイ
コンから前記外部バスを介して送られてくる16ビット
の乗数データ及び被乗数データをそれぞれ格納する乗数
データ用メモリ及び被乗数データ用メモリと、これら乗
数データ用メモリ及び被乗数データ用メモリそれぞれに
接続される16ビットの乗数データ用バス及び被乗数デ
ータ用バスと、前記積和演算部の内部に設けられ、前記
マイコンから前記外部バスを介して送られてくる前記乗
数データ用メモリ及び被乗数データ用メモリそれぞれに
対するアドレス情報及び演算回数情報が設定されるDM
Aコントローラと、該DMAコントローラと前記積和演
算部の外部とを繋ぐ32ビットのDMAコントローラ専
用バスと、前記マイコンから前記乗数データ用メモリ及
び被乗数データ用メモリに乗数データ及び被乗数データ
を格納する際に前記外部バスと前記乗数データ用バス及
び被乗数データ用バスとを繋げ、前記DMAコントロー
ラが前記乗数データ用メモリ及び被乗数データ用メモリ
から乗数データ及び被乗数データを取り込む際に前記D
MAコントローラ専用バスと前記乗数データ用バス及び
被乗数データ用バスとを繋げる乗数データ用バス調停手
段及び被乗数データ用バス調停手段とを備え、前記DM
Aコントローラは、前記マイコンの演算開始指示によ
り、設定されている前記アドレス情報を基に前記乗数デ
ータ用メモリ及び被乗数データ用メモリから乗数データ
及び被乗数データを取り込み、取り込んだ乗数データ、
被乗数データ及び前記演算回数情報を前記積和演算部に
提供すると共に、積和演算中に新たな乗数データ及び被
乗数データを前記乗数データ用メモリ及び被乗数データ
用メモリから取り込むことにある。
【0014】これら第3及び第4の発明によれば、メモ
リアドレス制御手段専用バス(DMAコントローラ専用
バス)のビット幅を32ビットにし、これに伴って16
ビットの乗数データ用と被乗数データ用の2つのメモ
リ、2つのバス調停手段、及びこれらを繋ぐ2本の16
ビットのバスを設けた。これにより、DMAコントロー
ラは16ビットの乗数データ及び被乗数データを一度に
各メモリから取り込むことができるので、第1及び第2
の発明に比べ取り込み時間を短縮することができる。
【0015】第5の発明の特徴は、乗数と被乗数との乗
算を行う乗算手段、この乗算結果を累積加算する加算手
段、及びこの加算結果を保持する積和演算結果保持手段
からなる積和演算部と、該積和演算部全体を制御する積
和演算部制御手段と、これら積和演算部と積和演算部制
御手段との間で情報のやり取りをする外部バスとからな
る積和演算器であって、前記積和演算部の外部に設けら
れ、前記積和演算部制御手段から前記外部バスを介して
送られてくる乗数データ及び被乗数データをそれぞれの
格納領域に格納するデュアルポートメモリと、前記積和
演算部の内部に設けられ、前記積和演算部制御手段から
前記外部バスを介して送られてくる前記デュアルポート
メモリの格納領域に対するアドレス情報及び演算回数情
報が設定されるメモリアドレス制御手段と、該メモリア
ドレス制御手段と前記デュアルポートメモリとを繋ぐメ
モリアドレス制御手段専用バスとを備え、前記メモリア
ドレス制御手段は、前記積和演算部制御手段の演算開始
指示により、設定されている前記アドレス情報を基に前
記デュアルポートメモリの格納領域に格納されている乗
数データ及び被乗数データを前記メモリアドレス制御手
段専用バスを介して取り込み、取り込んだ乗数データ、
被乗数データ及び前記演算回数情報を前記積和演算部に
提供することにある。
【0016】第5の発明の特徴は、乗数と被乗数との乗
算を行う乗算器、この乗算結果を累積加算する加算器、
及びこの加算結果を保持する積和演算結果レジスタから
なる積和演算部と、該積和演算部全体を制御するマイコ
ンと、これら積和演算部とマイコンとの間で情報のやり
取りをする16ビットの外部バスとからなる積和演算器
であって、前記積和演算部の外部に設けられ、前記マイ
コンから前記外部バスを介して送られてくる複数の積和
演算で用いられる16ビットの乗数データ及び被乗数デ
ータを各積和演算ごとの格納領域に格納するデュアルポ
ートメモリと、前記積和演算部の内部に設けられ、前記
マイコンから前記外部バスを介して送られてくる前記デ
ュアルポートメモリの格納領域に対するアドレス情報及
び演算回数情報が設定されるDMAコントローラと、該
DMAコントローラと前記デュアルポートメモリとを繋
ぐ16ビットのDMAコントローラ専用バスとを備え、
前記DMAコントローラは、前記マイコンの演算開始指
示により、設定されている前記アドレス情報を基に前記
デュアルポートメモリの1つの格納領域に格納されてい
る1つめの積和演算で用いられる乗数データ及び被乗数
データを前記DMAコントローラ専用バスを介して取り
込み、取り込んだ乗数データ、被乗数データ及び前記演
算回数情報を前記積和演算部に提供すると共に、積和演
算終了後に2つめの積和演算で用いられる乗数データ及
び被乗数データを前記デュアルポートメモリの他の格納
領域から取り込むことにある。
【0017】これら第5及び第6の発明によれば、デュ
アルポートメモリを、積和演算部制御手段(マイコン)
に繋がる16ビットの外部バス、及び16ビットのメモ
リアドレス制御手段(DMAコントローラ)に繋がるメ
モリアドレス制御手段専用バス(DMAコントローラ専
用バス)の両方に接続しているので、2つ以上の異なる
積和演算を連続して行いたい場合、1つの積和演算実行
中に積和演算部制御手段(マイコン)がデュアルポート
メモリに、2つ目の積和演算で使用する16ビットの乗
数データと被乗数データを格納させることができ、演算
処理の高速化が計れる。
【0018】第7の発明の特徴は、乗数と被乗数との乗
算を行う乗算手段、この乗算結果を累積加算する加算手
段、及びこの加算結果を保持する積和演算結果保持手段
からなる積和演算部と、該積和演算部全体を制御する積
和演算部制御手段と、これら積和演算部と積和演算部制
御手段との間で情報のやり取りをする外部バスとからな
る積和演算器であって、前記積和演算部の外部に設けら
れ、前記積和演算部制御手段から前記外部バスを介して
送られてくる乗数データ及び被乗数データをそれぞれ格
納する乗数データ用デュアルポートメモリ及び被乗数デ
ータ用デュアルポートメモリと、前記積和演算部の内部
に設けられ、前記積和演算部制御手段から前記外部バス
を介して送られてくる前記乗数データ用デュアルポート
メモリ及び被乗数データ用デュアルポートメモリそれぞ
れに対するアドレス情報及び演算回数情報が設定される
メモリアドレス制御手段と、該メモリアドレス制御手段
と前記乗数データ用デュアルポートメモリ及び被乗数デ
ータ用デュアルポートメモリとを繋ぐメモリアドレス制
御手段専用バスとを備え、前記メモリアドレス制御手段
は、前記積和演算部制御手段の演算開始指示により、設
定されている前記アドレス情報を基に前記乗数データ用
デュアルポートメモリ及び被乗数データ用デュアルポー
トメモリそれぞれに格納されている乗数データ及び被乗
数データを前記メモリアドレス制御手段専用バスを介し
て取り込み、取り込んだ乗数データ、被乗数データ及び
前記演算回数情報を前記積和演算部に提供することにあ
る。
【0019】第8の発明の特徴は、乗数と被乗数との乗
算を行う乗算器、この乗算結果を累積加算する加算器、
及びこの加算結果を保持する積和演算結果レジスタから
なる積和演算部と、該積和演算部全体を制御するマイコ
ンと、これら積和演算部とマイコンとの間で情報のやり
取りをする16ビットの外部バスとからなる積和演算器
であって、前記積和演算部の外部に設けられ、前記マイ
コンから前記外部バスを介して送られてくる複数の積和
演算で用いられる16ビットの乗数データ及び被乗数デ
ータを各積和演算ごとに格納する乗数データ用デュアル
ポートメモリ及び被乗数データ用デュアルポートメモリ
と、前記積和演算部の内部に設けられ、前記マイコンか
ら前記外部バスを介して送られてくる前記乗数データ用
デュアルポートメモリ及び被乗数データ用デュアルポー
トメモリそれぞれに対するアドレス情報及び演算回数情
報が設定されるDMAコントローラと、該DMAコント
ローラと前記乗数データ用デュアルポートメモリ及び被
乗数データ用デュアルポートメモリとを繋ぐ32ビット
のDMAコントローラ専用バスとを備え、前記DMAコ
ントローラは、前記マイコンの演算開始指示により、設
定されている前記アドレス情報を基に前記乗数データ用
デュアルポートメモリ及び被乗数データ用デュアルポー
トメモリそれぞれに格納されている1つめの積和演算で
用いられる乗数データ及び被乗数データを前記DMAコ
ントローラ専用バスを介して取り込み、取り込んだ乗数
データ、被乗数データ及び前記演算回数情報を前記積和
演算部に提供すると共に、積和演算終了後に2つめの積
和演算で用いられる乗数データ及び被乗数データを前記
乗数データ用デュアルポートメモリ及び被乗数データ用
デュアルポートメモリそれぞれから取り込むことにあ
る。
【0020】これら第7及び第8の発明によれば、メモ
リアドレス制御手段専用バス(DMAコントローラ専用
バス)のビット幅を32ビットにし、これに伴って16
ビットの乗数データ及び被乗数データをそれぞれ格納す
る2つのデュアルポートメモリを設けた。これにより、
DMAコントローラは16ビットの乗数データ及び被乗
数データを32ビットのメモリアドレス制御手段専用バ
ス(DMAコントローラ専用バス)を介して一度に2つ
のデュアルポートメモリから取り込むことができるの
で、第5及び第6の発明に比べ取り込み時間を短縮する
ことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の一実施形態を説明する。
【0022】図1は本発明の第一実施形態に係わる積和
演算器の構成を示すブロック図である。
【0023】同図に示す積和演算器は、大きくは積和演
算を実行する積和演算部1、積和演算器全体を制御する
マイコン3、メモリ5、及びこれら積和演算部1とマイ
コン3とメモリ5とを繋ぐ外部バス7(例えば16ビッ
ト)とから構成されている。積和演算部1には、乗数と
被乗数との乗算を行う乗算器9、この乗算結果を累積加
算する加算器11、及びこの加算結果を保持する積和演
算結果レジスタ13が備えられている。
【0024】さらに本発明の積和演算器には、本発明の
特徴となるDMAコントローラ15が積和演算部1に内
蔵され、バス17(例えば16ビット)によって乗算器
9と接続されている。また、積和演算部1の外部には、
バス調停回路19と積和演算用メモリ21が設けられ、
バス調停回路19にはマイコン3に繋がる外部バス7
と、DMAコントローラ15に繋がるDMAコントロー
ラ専用バス23(例えば16ビット)が接続されてい
る。積和演算用メモリ21は、バス25(例えば16ビ
ット)を介してバス調停回路19と繋がっている。
【0025】積和演算用メモリ21には、乗数データ格
納エリア及び被乗数データ格納エリアが在り、それぞれ
の格納エリアには、マイコン3から外部バス7、バス調
停回路19、及びバス25を介して送られてくる乗数デ
ータ及び被乗数データがそれぞれ格納される。
【0026】DMAコントローラ15は、乗数アドレス
レジスタ、被乗数アドレスレジスタ、及び転送回数レジ
スタを有し、各レジスタにはマイコン3から外部バス7
を介して送られてくる、上記乗数データ格納エリアの先
頭アドレス、被乗数データ格納エリアの先頭アドレス、
及び転送回数(演算回数)が設定される。またDMAコ
ントローラ15は、設定されている各先頭アドレスを基
に、バス25、バス調停回路19、及びDMAコントロ
ーラ専用バス23を介して積和演算用メモリ21に格納
されている乗数データ及び被乗数データを取り込むこと
ができる。
【0027】バス調停回路19は、マイコン3が積和演
算用メモリ21にアクセスするときは外部バス7とバス
25とを繋ぎ、DMAコントローラ15が積和演算用メ
モリ21にアクセスするときはDMAコントローラ専用
バス23とバス25とを繋ぐ役目をしている。
【0028】このように、第一実施形態の積和演算器は
構成されており、次にこの積和演算器の動作を説明す
る。
【0029】まずマイコン3により、DMAコントロー
ラ15の乗数アドレスレジスタ、被乗数アドレスレジス
タ、及び転送回数レジスタに、乗数データ格納エリアの
先頭アドレス、被乗数データ格納エリアの先頭アドレ
ス、及び転送回数がそれぞれ設定される。また積和演算
用メモリ21の乗数データ格納エリア及び被乗数データ
格納エリアには、バス調停回路19によって外部バス7
とバス25とが繋げられることにより、マイコン3から
送られる乗数データ及び被乗数データがそれぞれ格納さ
れる。
【0030】この後、積和演算部1に対してマイコン3
から演算開始指示が成されると、バス調停回路19によ
ってDMAコントローラ専用バス23とバス25とが繋
げられ、DMAコントローラ15によって各レジスタに
設定されている先頭アドレスに基づき、積和演算用メモ
リ21に格納されている乗数データ及び被乗数データが
取り込まれる。
【0031】取り込まれた乗数データ及び被乗数データ
が使用され、積和演算部1による積和演算が実行され
る。この積和演算実行中に、DMAコントローラ15に
よって次の演算に使用される乗数データ及び被乗数デー
タが取り込まれる。このように積和演算と、乗数データ
及び被乗数データの取り込みとが並列して行われる。一
方、マイコン3は積和演算実行中も、積和演算器の制御
以外の制御を実行することができる。
【0032】DMAコントローラ15の転送回数レジス
タに設定されている転送回数だけ積和演算が実行される
と、積和演算結果が積和演算結果レジスタ13に保持さ
れて一連の積和演算処理が終了する。積和演算結果レジ
スタ13に保持された演算結果は、マイコン3に読み出
されて他の制御などに使用される。
【0033】以上、本発明の第一実施形態によれば、バ
ス調停回路19により、マイコン3が積和演算用メモリ
21にアクセスするときは外部バス7とバス25とが繋
げられ、DMAコントローラ15が積和演算用メモリ2
1にアクセスするときはDMAコントローラ専用バス2
3とバス25とが繋げられるので、DMAコントローラ
15によって積和演算用メモリ21から乗数データ及び
被乗数データが取り込まれている最中、即ち積和演算実
行中でも、マイコン3は積和演算器の制御以外の制御を
実行することができ、マイコン3の処理能力が向上す
る。
【0034】次に、本発明の第二実施形態について説明
する。第一実施形態では1つの積和演算だけを実行する
場合について説明したが、例えばrst1=Σaxとr
st2=Σbyの2つの積和演算を連続して行う場合に
は不具合がある。即ち第一実施形態では、積和演算用メ
モリ21に対してマイコン3とDMAコントローラ15
とが同時にアクセスできないため、マイコン3は2つの
積和演算を実行する前に積和演算用メモリ21に全ての
データを格納するか、1つの積和演算が終了するごとに
次に使用されるデータを格納しなければならない。この
ため、2つ以上の積和演算を連続して行う場合には、マ
イコン3の処理能力が悪くなるという不具合がある。
【0035】そこで第二実施形態では、2つ以上の積和
演算を連続して行う場合にも、マイコン3の処理能力が
落ちない積和演算器を説明する。図2は本発明の第二実
施形態に係わる積和演算器を説明するための図である。
【0036】図2(A)に示す積和演算器は、大きくは
図1と同様に、積和演算部1、マイコン3、及び外部バ
ス7(例えば16ビット)とから構成され、積和演算部
1には乗算器9、加算器11、及び積和演算結果レジス
タ13が備えられている。
【0037】第一実施形態と同様に、本発明の特徴とな
るDMAコントローラ15が積和演算部1に内蔵され、
バス17(例えば16ビット)によって乗算器9と接続
されている。第一実施形態との違いは、バス調停回路と
積和演算用メモリが無く、積和演算用メモリの代りに積
和演算部1の外部にデュアルポートメモリ27が備えら
れていることである。このデュアルポートメモリ27
は、外部バス7を介してマイコン3と繋げられていると
同時に、DMAコントローラ専用バス23(例えば16
ビット)を介してDMAコントローラ15と繋げられて
いる。
【0038】図2(B)は、デュアルポートメモリ27
のデータ格納エリアを示す概念図であり、例えばデータ
格納エリア29aにはrst1=Σaxの演算に使用さ
れる乗数及び被乗数データが、データ格納エリア29b
にはrst2=Σbyの演算に使用される乗数及び被乗
数データが格納されていることを示している。これらデ
ータ格納エリア29a、29bには、マイコン3から外
部バス7を介して送られてくる乗数データ及び被乗数デ
ータがそれぞれ格納される。
【0039】DMAコントローラ15の各レジスタに
は、マイコン3から外部バス7を介して送られてくる、
データ格納エリア29a、29bの先頭アドレス、及び
転送回数(演算回数)が設定される。またDMAコント
ローラ15は、設定されている各先頭アドレスを基に、
DMAコントローラ専用バス23を介してデータ格納エ
リア29a、29bに格納されている乗数データ及び被
乗数データを取り込むことができる。
【0040】このように、第二実施形態の積和演算器は
構成されており、次にこの積和演算器の動作を説明す
る。
【0041】まずマイコン3により、DMAコントロー
ラ15の各レジスタに、デュアルポートメモリ27に在
るデータ格納エリア29aの先頭アドレス及び転送回数
がそれぞれ設定される。これと同時にデータ格納エリア
29aには、外部バス7を介してマイコン3から送られ
てくる、1つ目の演算で使用する乗数データ及び被乗数
データがそれぞれ格納される。
【0042】この後、マイコン3から演算開始指示が成
されると、DMAコントローラ15によってデータ格納
エリア29aに格納されている、1つ目の演算で使用す
る乗数データ及び被乗数データが取り込まれ、積和演算
が実行される。この積和演算実行中に、DMAコントロ
ーラ15によってデータ格納エリア29aに格納されて
いる次に使用する乗数データ及び被乗数データが取り込
まれる。一方、マイコン3は1つ目の積和演算実行中
に、2つ目の演算で使用する乗数データ及び被乗数デー
タをデータ格納エリア29bに格納することができる。
あるいは積和演算器の制御以外の制御を実行することが
できる。
【0043】DMAコントローラ15の転送回数レジス
タに設定されている転送回数だけ1つ目の積和演算が実
行されると、積和演算結果が積和演算結果レジスタ13
に保持されて1つ目の積和演算処理が終了し、保持され
た演算結果はマイコン3に読み出される。続けて2つ目
の演算を行う場合には、マイコン3によってDMAコン
トローラ15の各レジスタに、データ格納エリア29b
の先頭アドレス及び転送回数がそれぞれ設定される。2
つ目の演算で使用する乗数データ及び被乗数データは、
1つ目の積和演算実行中に既にデータ格納エリア29b
に格納されている。この後の動作は、上述したのと同様
である。
【0044】以上、本発明の第二実施形態によれば、デ
ュアルポートメモリ27が、外部バス7を介してマイコ
ン3と、DMAコントローラ専用バス23を介してDM
Aコントローラ15と繋げられているので、2つ以上の
異なる積和演算を連続して行う場合、1つの積和演算実
行中にマイコン3はデュアルポートメモリ27のデータ
格納エリアに、次の積和演算で使用する乗数データと被
乗数データを格納させることができるため、マイコン3
の処理能力を向上させることができる。
【0045】次に、本発明の第三実施形態について説明
する。図1で示したように、第一実施形態では外部バス
7、バス17、バス25、及びDMAコントローラ専用
バス23のビット幅が全て同様のビット幅、例えば16
ビットの場合を説明したが、この場合DMAコントロー
ラ15が16ビットの乗数データと被乗数データを積和
演算用メモリ21から取り込む際、積和演算用メモリ2
1に2回アクセスしなければならない。
【0046】そこで第三実施形態では、DMAコントロ
ーラ15のデータ取り込み時間を短縮させることができ
る積和演算器を説明する。図3は本発明の第三実施形態
に係わる積和演算器を説明するためのブロック図であ
る。
【0047】第一実施形態との違いは、DMAコントロ
ーラ専用バス23のビット幅を32ビットにし、これに
伴って2つのバス調停回路19a、19b、2つの積和
演算用メモリ21a、21b、及び2本のバス25a、
25bを設けたことである。例えば、積和演算用メモリ
21aに16ビットの乗数データを、積和演算用メモリ
21bに16ビットの被乗数データをマイコン3によっ
て格納しておけば、32ビットのDMAコントローラ専
用バス23を介してDMAコントローラ15は、乗数デ
ータと被乗数データを1度に積和演算用メモリ21a、
21bから取り込むことができる。これにより、第一実
施形態に比べてデータ取り込み時間を半分に短縮させる
ことができる。
【0048】最後に、本発明の第四実施形態について説
明する。第三実施形態と同様に、第二実施形態のDMA
コントローラ専用バス23のビット幅を32ビットにす
れば、さらに効果を上げることができる。図4は本発明
の第四実施形態に係わる積和演算器を説明するためのブ
ロック図である。
【0049】第二実施形態との違いは、DMAコントロ
ーラ専用バス23のビット幅を32ビットにし、これに
伴って2つのデュアルポートメモリ27a、27bを設
けたことである。例えば、デュアルポートメモリ27a
のデータ格納エリアに16ビットの乗数データを、デュ
アルポートメモリ27bのデータ格納エリアに16ビッ
トの被乗数データをマイコン3によって格納しておけ
ば、32ビットのDMAコントローラ専用バス23を介
してDMAコントローラ15は、乗数データと被乗数デ
ータを1度にデュアルポートメモリ27a、27bから
取り込むことができる。これにより、第二実施形態に比
べてデータ取り込み時間を半分に短縮させることができ
る。
【0050】もちろんマイコン3は、DMAコントロー
ラ15によってデュアルポートメモリ27a、27bか
ら乗数データと被乗数データが取り込まれている最中で
も、次の積和演算で使用する乗数データと被乗数データ
をデュアルポートメモリ27a、27bに格納させるこ
とができるものであり、よりいっそう能率の良い演算処
理が可能である。
【0051】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の積和
演算器によれば、DMAコントローラを内蔵し、DMA
コントローラ専用バスをマイコンに繋がる外部バスとは
別に設け、さらに乗数データと被乗数データを格納する
外部メモリを設けた。これにより、DMAコントローラ
が外部メモリから乗数データと被乗数データを取り込ん
でいる最中、即ち積和演算実行中でも、マイコンは他の
制御処理を行うことできるので、マイコンの能率を上げ
ることができ、積和演算時間も短縮することができる。
さらに、回路規模も極端に増大することはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態に係わる積和演算器の構
成を示すブロック図。
【図2】本発明の第二実施形態に係わる積和演算器を説
明するための図。
【図3】本発明の第三実施形態に係わる積和演算器の構
成を示すブロック図。
【図4】本発明の第四実施形態に係わる積和演算器の構
成を示すブロック図。
【図5】従来の積和演算器の構成の一例を示すブロック
図。
【図6】従来の積和演算器の構成の他の例を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
1 積和演算部 3 マイコン 5 メモリ 7 外部バス 9 乗算器 11 加算器 13 積和演算結果レジスタ 15 DMAコントローラ 17 バス 19、19a、19b バス調停回路 21、21a、21b 積和演算用メモリ 23 DMAコントローラ専用バス 25、25a、25b バス 27、27a、27b デュアルポートメモリ 29a、29b データ格納エリア

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 乗数と被乗数との乗算を行う乗算手段、
    この乗算結果を累積加算する加算手段、及びこの加算結
    果を保持する積和演算結果保持手段からなる積和演算部
    と、 該積和演算部全体を制御する積和演算部制御手段と、 これら積和演算部と積和演算部制御手段との間で情報の
    やり取りをする外部バスとからなる積和演算器であっ
    て、 前記積和演算部の外部に設けられ、前記積和演算部制御
    手段から前記外部バスを介して送られてくる乗数データ
    及び被乗数データをそれぞれの格納領域に格納する積和
    演算用メモリと、 該積和演算用メモリに接続されるメモリ用バスと、 前記積和演算部の内部に設けられ、前記積和演算部制御
    手段から前記外部バスを介して送られてくる前記積和演
    算用メモリの格納領域に対するアドレス情報及び演算回
    数情報が設定されるメモリアドレス制御手段と、 該メモリアドレス制御手段と前記積和演算部の外部とを
    繋ぐメモリアドレス制御手段専用バスと、 前記積和演算部制御手段から前記積和演算用メモリに乗
    数データ及び被乗数データを格納する際に前記外部バス
    と前記メモリ用バスとを繋げ、前記メモリアドレス制御
    手段が前記積和演算用メモリから乗数データ及び被乗数
    データを取り込む際に前記メモリアドレス制御手段専用
    バスと前記メモリ用バスとを繋げるバス調停手段とを備
    え、 前記メモリアドレス制御手段は、前記積和演算部制御手
    段の演算開始指示により、設定されている前記アドレス
    情報を基に前記積和演算用メモリの格納領域から乗数デ
    ータ及び被乗数データを取り込み、取り込んだ乗数デー
    タ、被乗数データ及び前記演算回数情報を前記積和演算
    部に提供することを特徴とする積和演算器。
  2. 【請求項2】 乗数と被乗数との乗算を行う乗算器、こ
    の乗算結果を累積加算する加算器、及びこの加算結果を
    保持する積和演算結果レジスタからなる積和演算部と、 該積和演算部全体を制御するマイコンと、 これら積和演算部とマイコンとの間で情報のやり取りを
    する16ビットの外部バスとからなる積和演算器であっ
    て、 前記積和演算部の外部に設けられ、前記マイコンから前
    記外部バスを介して送られてくる16ビットの乗数デー
    タ及び被乗数データをそれぞれの格納領域に格納する積
    和演算用メモリと、 該積和演算用メモリに接続される16ビットのメモリ用
    バスと、 前記積和演算部の内部に設けられ、前記マイコンから前
    記外部バスを介して送られてくる前記積和演算用メモリ
    の格納領域に対するアドレス情報及び演算回数情報が設
    定されるDMAコントローラと、 該DMAコントローラと前記積和演算部の外部とを繋ぐ
    16ビットのDMAコントローラ専用バスと、 前記マイコンから前記積和演算用メモリに乗数データ及
    び被乗数データを格納する際に前記外部バスと前記メモ
    リ用バスとを繋げ、前記DMAコントローラが前記積和
    演算用メモリから乗数データ及び被乗数データを取り込
    む際に前記DMAコントローラ専用バスと前記メモリ用
    バスとを繋げるバス調停回路とを備え、 前記DMAコントローラは、前記マイコンの演算開始指
    示により、設定されている前記アドレス情報を基に前記
    積和演算用メモリの格納領域から乗数データ及び被乗数
    データを取り込み、取り込んだ乗数データ、被乗数デー
    タ及び前記演算回数情報を前記積和演算部に提供すると
    共に、積和演算中に新たな乗数データ及び被乗数データ
    を前記積和演算用メモリの格納領域から取り込むことを
    特徴とする積和演算器。
  3. 【請求項3】 乗数と被乗数との乗算を行う乗算手段、
    この乗算結果を累積加算する加算手段、及びこの加算結
    果を保持する積和演算結果保持手段からなる積和演算部
    と、 該積和演算部全体を制御する積和演算部制御手段と、 これら積和演算部と積和演算部制御手段との間で情報の
    やり取りをする外部バスとからなる積和演算器であっ
    て、 前記積和演算部の外部に設けられ、前記積和演算部制御
    手段から前記外部バスを介して送られてくる乗数データ
    及び被乗数データをそれぞれ格納する乗数データ用メモ
    リ及び被乗数データ用メモリと、 これら乗数データ用メモリ及び被乗数データ用メモリそ
    れぞれに接続される乗数データ用バス及び被乗数データ
    用バスと、 前記積和演算部の内部に設けられ、前記積和演算部制御
    手段から前記外部バスを介して送られてくる前記乗数デ
    ータ用メモリ及び被乗数データ用メモリそれぞれに対す
    るアドレス情報及び演算回数情報が設定されるメモリア
    ドレス制御手段と、 該メモリアドレス制御手段と前記積和演算部の外部とを
    繋ぐメモリアドレス制御手段専用バスと、 前記積和演算部制御手段から前記乗数データ用メモリ及
    び被乗数データ用メモリに乗数データ及び被乗数データ
    を格納する際に前記外部バスと前記乗数データ用バス及
    び被乗数データ用バスとを繋げ、前記メモリアドレス制
    御手段が前記乗数データ用メモリ及び被乗数データ用メ
    モリから乗数データ及び被乗数データを取り込む際に前
    記メモリアドレス制御手段専用バスと前記乗数データ用
    バス及び被乗数データ用バスとを繋げる乗数データ用バ
    ス調停手段及び被乗数データ用バス調停手段とを備え、 前記メモリアドレス制御手段は、前記積和演算部制御手
    段の演算開始指示により、設定されている前記アドレス
    情報を基に前記乗数データ用メモリ及び被乗数データ用
    メモリから乗数データ及び被乗数データを取り込み、取
    り込んだ乗数データ、被乗数データ及び前記演算回数情
    報を前記積和演算部に提供することを特徴とする積和演
    算器。
  4. 【請求項4】 乗数と被乗数との乗算を行う乗算器、こ
    の乗算結果を累積加算する加算器、及びこの加算結果を
    保持する積和演算結果レジスタからなる積和演算部と、 該積和演算部全体を制御するマイコンと、 これら積和演算部とマイコンとの間で情報のやり取りを
    する16ビットの外部バスとからなる積和演算器であっ
    て、 前記積和演算部の外部に設けられ、前記マイコンから前
    記外部バスを介して送られてくる16ビットの乗数デー
    タ及び被乗数データをそれぞれ格納する乗数データ用メ
    モリ及び被乗数データ用メモリと、 これら乗数データ用メモリ及び被乗数データ用メモリそ
    れぞれに接続される16ビットの乗数データ用バス及び
    被乗数データ用バスと、 前記積和演算部の内部に設けられ、前記マイコンから前
    記外部バスを介して送られてくる前記乗数データ用メモ
    リ及び被乗数データ用メモリそれぞれに対するアドレス
    情報及び演算回数情報が設定されるDMAコントローラ
    と、 該DMAコントローラと前記積和演算部の外部とを繋ぐ
    32ビットのDMAコントローラ専用バスと、 前記マイコンから前記乗数データ用メモリ及び被乗数デ
    ータ用メモリに乗数データ及び被乗数データを格納する
    際に前記外部バスと前記乗数データ用バス及び被乗数デ
    ータ用バスとを繋げ、前記DMAコントローラが前記乗
    数データ用メモリ及び被乗数データ用メモリから乗数デ
    ータ及び被乗数データを取り込む際に前記DMAコント
    ローラ専用バスと前記乗数データ用バス及び被乗数デー
    タ用バスとを繋げる乗数データ用バス調停手段及び被乗
    数データ用バス調停手段とを備え、 前記DMAコントローラは、前記マイコンの演算開始指
    示により、設定されている前記アドレス情報を基に前記
    乗数データ用メモリ及び被乗数データ用メモリから乗数
    データ及び被乗数データを取り込み、取り込んだ乗数デ
    ータ、被乗数データ及び前記演算回数情報を前記積和演
    算部に提供すると共に、積和演算中に新たな乗数データ
    及び被乗数データを前記乗数データ用メモリ及び被乗数
    データ用メモリから取り込むことを特徴とする積和演算
    器。
  5. 【請求項5】 乗数と被乗数との乗算を行う乗算手段、
    この乗算結果を累積加算する加算手段、及びこの加算結
    果を保持する積和演算結果保持手段からなる積和演算部
    と、 該積和演算部全体を制御する積和演算部制御手段と、 これら積和演算部と積和演算部制御手段との間で情報の
    やり取りをする外部バスとからなる積和演算器であっ
    て、 前記積和演算部の外部に設けられ、前記積和演算部制御
    手段から前記外部バスを介して送られてくる乗数データ
    及び被乗数データをそれぞれの格納領域に格納するデュ
    アルポートメモリと、 前記積和演算部の内部に設けられ、前記積和演算部制御
    手段から前記外部バスを介して送られてくる前記デュア
    ルポートメモリの格納領域に対するアドレス情報及び演
    算回数情報が設定されるメモリアドレス制御手段と、 該メモリアドレス制御手段と前記デュアルポートメモリ
    とを繋ぐメモリアドレス制御手段専用バスとを備え、 前記メモリアドレス制御手段は、前記積和演算部制御手
    段の演算開始指示により、設定されている前記アドレス
    情報を基に前記デュアルポートメモリの格納領域に格納
    されている乗数データ及び被乗数データを前記メモリア
    ドレス制御手段専用バスを介して取り込み、取り込んだ
    乗数データ、被乗数データ及び前記演算回数情報を前記
    積和演算部に提供することを特徴とする積和演算器。
  6. 【請求項6】 乗数と被乗数との乗算を行う乗算器、こ
    の乗算結果を累積加算する加算器、及びこの加算結果を
    保持する積和演算結果レジスタからなる積和演算部と、 該積和演算部全体を制御するマイコンと、 これら積和演算部とマイコンとの間で情報のやり取りを
    する16ビットの外部バスとからなる積和演算器であっ
    て、 前記積和演算部の外部に設けられ、前記マイコンから前
    記外部バスを介して送られてくる複数の積和演算で用い
    られる16ビットの乗数データ及び被乗数データを各積
    和演算ごとの格納領域に格納するデュアルポートメモリ
    と、 前記積和演算部の内部に設けられ、前記マイコンから前
    記外部バスを介して送られてくる前記デュアルポートメ
    モリの格納領域に対するアドレス情報及び演算回数情報
    が設定されるDMAコントローラと、 該DMAコントローラと前記デュアルポートメモリとを
    繋ぐ16ビットのDMAコントローラ専用バスとを備
    え、 前記DMAコントローラは、前記マイコンの演算開始指
    示により、設定されている前記アドレス情報を基に前記
    デュアルポートメモリの1つの格納領域に格納されてい
    る1つめの積和演算で用いられる乗数データ及び被乗数
    データを前記DMAコントローラ専用バスを介して取り
    込み、取り込んだ乗数データ、被乗数データ及び前記演
    算回数情報を前記積和演算部に提供すると共に、積和演
    算終了後に2つめの積和演算で用いられる乗数データ及
    び被乗数データを前記デュアルポートメモリの他の格納
    領域から取り込むことを特徴とする積和演算器。
  7. 【請求項7】 乗数と被乗数との乗算を行う乗算手段、
    この乗算結果を累積加算する加算手段、及びこの加算結
    果を保持する積和演算結果保持手段からなる積和演算部
    と、 該積和演算部全体を制御する積和演算部制御手段と、 これら積和演算部と積和演算部制御手段との間で情報の
    やり取りをする外部バスとからなる積和演算器であっ
    て、 前記積和演算部の外部に設けられ、前記積和演算部制御
    手段から前記外部バスを介して送られてくる乗数データ
    及び被乗数データをそれぞれ格納する乗数データ用デュ
    アルポートメモリ及び被乗数データ用デュアルポートメ
    モリと、 前記積和演算部の内部に設けられ、前記積和演算部制御
    手段から前記外部バスを介して送られてくる前記乗数デ
    ータ用デュアルポートメモリ及び被乗数データ用デュア
    ルポートメモリそれぞれに対するアドレス情報及び演算
    回数情報が設定されるメモリアドレス制御手段と、 該メモリアドレス制御手段と前記乗数データ用デュアル
    ポートメモリ及び被乗数データ用デュアルポートメモリ
    とを繋ぐメモリアドレス制御手段専用バスとを備え、 前記メモリアドレス制御手段は、前記積和演算部制御手
    段の演算開始指示により、設定されている前記アドレス
    情報を基に前記乗数データ用デュアルポートメモリ及び
    被乗数データ用デュアルポートメモリそれぞれに格納さ
    れている乗数データ及び被乗数データを前記メモリアド
    レス制御手段専用バスを介して取り込み、取り込んだ乗
    数データ、被乗数データ及び前記演算回数情報を前記積
    和演算部に提供することを特徴とする積和演算器。
  8. 【請求項8】 乗数と被乗数との乗算を行う乗算器、こ
    の乗算結果を累積加算する加算器、及びこの加算結果を
    保持する積和演算結果レジスタからなる積和演算部と、 該積和演算部全体を制御するマイコンと、 これら積和演算部とマイコンとの間で情報のやり取りを
    する16ビットの外部バスとからなる積和演算器であっ
    て、 前記積和演算部の外部に設けられ、前記マイコンから前
    記外部バスを介して送られてくる複数の積和演算で用い
    られる16ビットの乗数データ及び被乗数データを各積
    和演算ごとに格納する乗数データ用デュアルポートメモ
    リ及び被乗数データ用デュアルポートメモリと、 前記積和演算部の内部に設けられ、前記マイコンから前
    記外部バスを介して送られてくる前記乗数データ用デュ
    アルポートメモリ及び被乗数データ用デュアルポートメ
    モリそれぞれに対するアドレス情報及び演算回数情報が
    設定されるDMAコントローラと、 該DMAコントローラと前記乗数データ用デュアルポー
    トメモリ及び被乗数データ用デュアルポートメモリとを
    繋ぐ32ビットのDMAコントローラ専用バスとを備
    え、 前記DMAコントローラは、前記マイコンの演算開始指
    示により、設定されている前記アドレス情報を基に前記
    乗数データ用デュアルポートメモリ及び被乗数データ用
    デュアルポートメモリそれぞれに格納されている1つめ
    の積和演算で用いられる乗数データ及び被乗数データを
    前記DMAコントローラ専用バスを介して取り込み、取
    り込んだ乗数データ、被乗数データ及び前記演算回数情
    報を前記積和演算部に提供すると共に、積和演算終了後
    に2つめの積和演算で用いられる乗数データ及び被乗数
    データを前記乗数データ用デュアルポートメモリ及び被
    乗数データ用デュアルポートメモリそれぞれから取り込
    むことを特徴とする積和演算器。
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