JPH1173408A - 演算処理システム及び演算処理方法 - Google Patents

演算処理システム及び演算処理方法

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JPH1173408A
JPH1173408A JP9233741A JP23374197A JPH1173408A JP H1173408 A JPH1173408 A JP H1173408A JP 9233741 A JP9233741 A JP 9233741A JP 23374197 A JP23374197 A JP 23374197A JP H1173408 A JPH1173408 A JP H1173408A
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JP
Japan
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sub
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sum
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JP9233741A
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Tetsuo Hattori
哲雄 服部
Yasuhiro Matsumoto
保広 松本
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International Business Machines Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F7/00Methods or arrangements for processing data by operating upon the order or content of the data handled
    • G06F7/38Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation
    • G06F7/48Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices
    • G06F7/544Methods or arrangements for performing computations using exclusively denominational number representation, e.g. using binary, ternary, decimal representation using non-contact-making devices, e.g. tube, solid state device; using unspecified devices for evaluating functions by calculation
    • G06F7/5443Sum of products

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Information Transfer Systems (AREA)
  • Advance Control (AREA)
  • Multi Processors (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 サブ・プロセッサが有する積和演算器をホス
ト・プロセッサでも共用できるようにすることで、ホス
ト・プロセッサの演算処理時間の短縮を図る。 【解決手段】ホスト・プロセッサ11と、積和演算器1
5を有するサブ・プロセッサ12と、その間に接続され
たホスト・バス・インターフェース13とを有する演算
処理システムにおいて、ホスト・プロセッサ11から要
求された積和演算を実行するために、乗数と、被乗数
と、演算結果と、ステータスとを書き込むための第1の
レジスタ17と、サブ・プロセッサから要求された同様
のデータを書き込むための第2のレジスタ18と、演算
処理システムの内部クロックを分周した分周信号に応じ
て、第1のレジスタ17と第2のレジスタ18とを切り
替える切り替え手段とを有し、サブ・プロセッサ12中
の積和演算手段は、切り替えられた第1または第2のレ
ジスタの内容に応じて積和演算を実行する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する利用分野】本発明は、演算処理システム
及び演算処理方法に関し、特にサブ・プロセッサが有す
る積和演算器をホスト・プロセッサでも共用する方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ロー・エンド・アプリケ−ションにおい
て、ホスト・プロセッサ及びサブ・プロセッサを、1チ
ップに集積して独立に動作させることにより、低価格で
高いパフォーマンスを得られる統合コントローラが提案
されている。例えば、ホスト・プロセッサとしては、機
器全体の制御を行うCISCタイプのマイクロ・コントロー
ラが、また、サブ・プロセッサとしては、DSP機能を
実現するファジー・プロセッサなどが用いられる。
【0003】図1は、従来の統合コントローラの構成を
示すブロック図である。CISCタイプのホスト・プロセッ
サ1とサブ・プロセッサ2は、ホスト・バス・インター
フェース3を介して接続されている。サブ・プロセッサ
2中には、メモリ4の他に、サブ・プロセッサ2の重要
な機能である積和演算器5が設けられている。このサブ
・プロセッサ2中の積和演算器5は、得意とする繰り返
しの積和演算を用いたサ−ボ制御などの定常的なルーチ
ン処理を受け持っている。 一方、マイクロ・プロセッ
サ1は全体の流れの制御を主に受け持っている。両者の
間のコミュニケーション方法として、割り込み手段を用
いた、共有メモリまたは共有レジスタを介してのデータ
の受け渡しが提案されている。
【0004】この従来のシステムでは、ホスト・プロセ
ッサ1が受け持つ一連の処理において、単発的な積和演
算を実行する必要が生じた場合、ホスト・プロセッサ1
に提供されている積算命令及び加算命令とを組み合わせ
て積和演算を実行するか、または、割り込み処理を用い
て、サブ・プロセッサ2中の積和演算器5に積和演算を
実行させることになる。しかしながら、いずれの場合で
あっても、比較的に長い演算処理時間を要する。特に、
後者のように、ホスト・プロセッサ1がサブ・プロセッ
サ2に割り込み処理を通じて積和演算を実行させる場
合、割り込み処理に要する時間が、一連の演算処理にお
けるボトルネックになる可能性が大きい。そこで、サブ
・プロセッサ2中の積和演算器5を、割り込み処理に依
ることなく、より効率的に、ホスト・プロセッサ1と共
用できるようなシステムの開発が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ホス
ト・プロセッサの演算処理時間の短縮を図ることによ
り、統合コントローラ全体における演算処理のパフォー
マンスの向上を図ることである。
【0006】また、本発明の別の目的は、サブ・プロセ
ッサが有する積和演算器を、効率的にホスト・プロセッ
サと共用できるシステムを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、第1の発明は、ホスト・プロセッサと、積和演算手
段を有するサブ・プロセッサと、ホスト・プロセッサと
サブ・プロセッサとの間に接続されたホスト・バス・イ
ンターフェースとを有する演算処理システムにおいて、
ホスト・プロセッサから要求された積和演算を実行する
ために、乗数と、被乗数と、演算結果と、ステータスと
を書き込むための第1のレジスタと、サブ・プロセッサ
から要求された積和演算を実行するために、乗数と、被
乗数と、演算結果と、ステータスとを書き込むための第
2のレジスタと、演算処理システムの内部クロックを分
周した分周信号に応じて、第1のレジスタと第2のレジ
スタとを切り替える切り替え手段とを有し、サブ・プロ
セッサ中の積和演算手段は、上記切り替えられた第1レ
ジスタまたは第2のレジスタ中に書き込まれた内容に応
じて積和演算を実行する演算処理システムを提供する。
【0008】上記切り替え手段は、分周信号に応じて、
第1のレジスタまたは第2のレジスタのいずれか一方に
書き込まれた乗数と、被乗数とを積和演算手段に供給す
る第1の切り替え手段と、分周信号に応じて、第1のレ
ジスタまたは第2のレジスタのいずれか一方に、積和演
算手段により求められた演算結果及びステータスを供給
する第2の切り替え手段とを有していてもよい。
【0009】また、上記積和演算手段は、掛け算器と足
し算器とで構成される。
【0010】さらに、第1のレジスタ及び第2のレジス
タは、サブ・プロセッサ中に設けられていることが好ま
しい。
【0011】第2の発明は、ホスト・プロセッサと、積
和演算器を有するサブ・プロセッサと、ホスト・プロセ
ッサとサブ・プロセッサとの間に接続されたホスト・バ
ス・インターフェースと、レジスタとを有する演算処理
システムにおける演算処理方法において、ホスト・プロ
セッサから要求された積和演算を実行するために、乗数
と、被乗数とを、ホスト・バス・インターフェースを介
して、レジスタに書き込むステップと、演算処理システ
ムの内部クロックを分周した分周信号に応じて、タイム
シュアリングで、レジスタに書き込まれた乗数及び被乗
数に基づき、積和器において積和演算を実行するステッ
プと、積和演算を実行することにより得られた演算結果
及びステータスを前記レジスタに書き込むステップと、
演算結果及び前記ステータスを、ホスト・バス・インタ
ーフェースを介して、ホスト・プロセッサに転送するス
テップとを有する演算処理方法を提供する。
【0012】
【作用】高速な繰り返し演算処理機能が要求されている
サブ・プロセッサは、一般的に、サーボ制御などでの繰
り返し頻度が比較的低いので、積和演算の実行頻度はそ
れほど高くない。そこで、サブ・プロセッサに付属する
積和演算器をホスト・プロセッサ側での外部演算器とし
てタイム・シェアリングで共用できるようにする。その
ためには、演算処理システムの内部クロックを分周した
分周信号に応じてタイミングで、ホスト・プロセッサ用
のレジスタとサブプロセッサ用のレジスタを選択的に積
和演算器に接続することにより、積和演算を実行すれば
よい。
【0013】
【発明の実施の形態】図2は、本実施例における統合コ
ントローラの構成を示すブロック図である。ホスト・プ
ロセッサ11とサブ・プロセッサ12は、ホスト・バス
・インターフェース13を介して接続されている。サブ
・プロセッサ12には、メモリ14、積和演算器15、
積和演算コントローラ16、ホスト・プロセッサ11用
のレジスタ17、及びサブ・プロセッサ用のレジスタ1
8が設けられている。サブ・プロセッサ12中の積和演
算器15は、積和演算を行うためのものであり、積和演
算コントローラ16は、この演算に必要な一連の処理を
制御するためのものである。なお、サブ・プロセッサ1
2中には、サブ・プロセッサ12用のレジスタ18のみ
ならず、ホスト・プロセッサ11用のレジスタも用意さ
れている点に留意されたい。
【0014】ここで、メモリ14には、ホスト・プロセ
ッサ11が単独で使用するプログラムやデータがストア
されており、サブ・プロセッサ12は、ホスト・プロセ
ッサ11のオペレーションと独立して、受け持っている
タスクを実行する。ホスト・プロセッサ11とサブ・プ
ロセッサ12は、メモリ14またはその一部を共用し
て、ホスト側及びサブ側との効率の良いデータ転送を行
う。
【0015】ホスト・バス・インターフェース13は、
ホスト・プロセッサ11とサブ・プロセッサ12との間
の信号のやりとりを制御するために設けられている。す
なわち、このインターフェース13は、ホスト側とサブ
側とが同時アクセスして、バス・コンテンション(衝突
状態)を起こさないように監視している。具体的には、
データを読み書きする番地制御を行ったり、サブ側がホ
スト側に対してサービスの要求(たとえば所定の演算を
完了したことをホスト側に通知)を行うために割り込み
要求(INT)を送ったり、その処理状況をモニターしたり
する機能を有している。
【0016】積和演算器15が行う積和演算とは、被乗
数(Y)に乗数(X)をかけて、前の演算結果(Prev S
UM)に足し込んでいく演算である。ディジタル信号処理
などでは、この繰り返しによりマトリックス演算を実行
させる。アプリケーションとしてはサーボの制御などに
用いられる。これを実行する上で必要とされるハードウ
ェアとして、乗数(X)、被乗数(Y)を入れておくレ
ジスタA1、B1、掛け算器(MULTIPLIER)、足し算
器(ACCUMULATOR)、演算結果を入れておくレジスタ
(C1/C2)、及びステータスを入れておくレジスタ
(D1)である。これらを用いて、以下の式を実行す
る。
【数1】 SUM(i) = X(i) * Y(i) + SUM(i-1) i=1,2,・・・
【0017】乗数(X)、被乗数(Y)が 16Bit で
あるとすれば、演算結果(SUM)はその倍に相当する3
2Bit になる。ステータスを記録するレジスタ(C1/
C2)は、演算結果にオーバーフロー(ポジティブ/ネ
ガティブ)がある場合に、それを記録する。
【0018】掛け算器及び足し算器で構成される積和演
算器15を、サブ・プロセッサ12のみならず、ホスト
・コンピュータ11でも使用できるようにするために、
本実施例では、サブ・プロセッサ12中にレジスタを2
系統設けた点に回路構成上の特徴がある。すなわち、サ
ブ・プロセッサ12自身の処理過程における積和演算用
のレジスタ18の他に、ホスト・プロセッサ11から要
求された積和演算を実行するためのレジスタ17を有し
ている。ホスト・プロセッサ11用とサブ・プロセッサ
12用 に設けられたレジスタ17、18は、乗数
(X)を記憶するA1レジスタ、被乗数(Y)を記憶す
るB1レジスタ、演算結果を記憶するC1/C2レジス
タ、及びステータスを記憶するD1レジスタをそれぞれ
有している。そして、内部クロックを分周した信号でこ
れらを切り替えることにより、タイム・シェアリングで
積和演算を実行する。
【0019】この制御方法のもとでは、ホスト・プロセ
ッサ11側から見れば、見かけ上、外部レジスタへの書
き込み動作を行うことで、自動的に積和演算が実行され
る。この実施例では、タイム・シュアリングで積和演算
を実行し、サブ・プロセッサ12への割込み要求を必要
としない。従って、ホスト・プロセッサ11は積和演算
に必要とされるデータをA1レジスタ及びB1レジスタ
へ書き込み動作を終了した後、連続して演算結果のC1
/C2レジスタの読み出しを行うことにより、積和演算
の演算結果を得ることができる。つまり外部レジスタへ
の書き込み・読み出し動作だけで積和演算の演算結果を
得ることができる。
【0020】図3は、本実施例における積和演算器15
のブロック図である。積和演算器15は、第1の切り替
え部21、掛け算器22、足し算器23、及び第2の切
り替え部24で構成されている。第1の切り替え部21
及び第2の切り替え部24は、切り替え信号(MAC Shar
ing)に応じて、ホスト用レジスタ17またはサブ用レ
ジスタ18を切り替える。具体的には、切り替え部21
は、2つの切り替え回路MUXを有しており、切り替え
信号(Mac Sharing)に応じて、レジスタA1、B1中
に記憶された乗数(X)、被乗数(Y)を掛け算部22
に供給する。掛け算部22及び足し算部23は、上述し
た積和演算を積和演算コントローラ16の制御の下で実
行する。第2の切り替え部23は、切り替え信号(MAC
Sharing)に応じて、演算結果及びステータスを選択さ
れた側のC1/C2レジスタ及びD1レジスタに供給す
る。ホスト・プロセッサ11から要求された積和演算の
場合、演算結果及びステータスを、ホスト・バス・イン
ターフェース13を介して、ホスト・プロセッサ11に
転送する。
【0021】ここで、切り替え信号(MAC Sharing)
は、ホスト側とサブ側の積和演算の使用を選択制御する
ものである。この信号は、ホスト・プロセッサ11の内
部クロック(Internal Clock)を分周した信号を用い
る。いくらに分周するかは、ホスト側とサブ側のクロッ
ク周波数の関係で決定される。一例として、50MHZ程度
の内部クロックが用いられるローエンド・アプリケーシ
ョンでは、1クロック・サイクル中に一回の積和演算処
理が可能なので、1/2分周された内部クロックを使用
する場合を考える。
【0022】内部実行クロックが50MHZ程度であれば、
16x16Bitで32Bit出力の積和演算器15を実現し
ようとする場合、1クロック・サイクル中に1回の演算
が十分実行可能である。従って、1クロック・サイクル
毎に積和演算器15の占有状態をホスト・プロセッサ1
1とサブ・プロセッサ12の間で切り替えることができ
る。一般的にCISCタイプのマイクロ・コントローラ
では、外部メモリ/レジスタへの書き込みには数クロッ
ク・サイクルを必要とするので、書き込みと読み出しの
連続動作のみで、サブ・プロセッサの処理にほとんど影
響を与えることなく、積和演算の演算結果がえられる。
【0023】図4は、下記の積和演算を1/2分周の信
号で切り替えた場合のタイミング・チャートである。
【数2】SUM= X1*Y1+X2*Y2+(Previou
s SUM) このようなタイミングで、積和演算器15を制御するこ
とにより、ホスト・プロセッサ11とサブ・プロセッサ
12との間で、タイム・シュアリングで積和演算器15
を共用することができる。
【0024】図4において、信号WRはA1レジスタ及び
B1レジスタへの書き込み(Write)を表すと共に、信号R
Dは C1/C2レジスタ及びD1レジスタ からの読み
出し(ReaD)を表わしている。また、信号HOST Reg A1 WR
(X1) は、ホスト用の A1レジスタに乗数(X1)と
いうデータを書き込むことを表わしており、被乗数(Y
1)、乗数(X2)、被乗数(Y2)のデータを順次、
ホスト用のレジスタに書き込んでいく。これにより自動
的に、X1*Y1 + X2*Y2の演算結果(SUM)が、C1/C2レ
ジスタにセットされ、オーバーフローが発生すれば、オ
ーバーフロー・フラッグ(STAUS)がD1レジスタにセッ
トされる。従って、連続してC1/C2/D1の各レジ
スタからデータを読み出せば、上記演算の演算結果を得
ることができる。ホスト側からの書き込み/読み出しに
は数クロックサイクルかかるので、ホスト側から見れ
ば、外部メモリに順次データを書き込み、必要なデータ
の読み出しを行うことにより、自動的に積和演算の処理
を行うことができる。積和の段数が多くなれば読み出し
のオーバーヘッドが相対的に小さくなるので、ますます
効率がよくなる。当然、同様の処理をSUB側でも同時進
行させることも可能である。
【0025】A1レジスタへの乗数の書き込みに関し
て、切り替え信号(MAC Sharing)がサブ側の時に始ま
ったとしても、1クロック・サイクル程演算開始が遅れ
るものの同様のオペレーションが可能である。図5は、
1クロック・サイクルずれた場合のタイミング・チャー
トである。なお、同図中の"HOST Reg A1 Data"、"HOSTR
eg B1 Data"、"C1/C2/D2 Data"は、各レジスタの内容の
変化を表わしている。
【0026】切り替え信号(MAC Sharing)は、ホスト
・プロセッサ11とサブ・プロセッサ12とが積和演算
器15を共用するためのタイミングを単に決定している
にすぎず、必ずしも各フェィズでどちらかにより、積和
演算器15が必ず使用されているというわけではない。
すなわち、積和演算器15が、単に、ホスト用レジスタ
17またはサブ用レジスタ18のどちらに接続されてい
るかを決めているだけである。
【0027】また、ホスト側が積和演算を必要としてい
ない場合は、切り替え信号(MAC Sharing) は サブ側
に固定することが好ましい。そこで、ホスト側が乗数
(X)を、レジスタ17中のA1レジスタに書き込んだ
後に ステータスを D1レジスタから読み出しにいくま
での間だけ、切り替えるようにする。そのために、乗数
(X)、被乗数(Y)の書き込み順序を規定すると共
に、信号SUM/L、SUM/H、STATUSの読み出し順序を規定す
る。そして、最初の乗数(X)の書き込みでラッチをセ
ットし、信号STATUSの読み出しでリセットする回路を追
加して、上記の分周クロックをゲートして切り替え信号
(MAC Sharing)の信号とすれば実現できる。
【0028】CISCタイプのマイクロ・コントローラ
ーの80C196を例にとって、下記の積和演算処理時
間を考えてみる。
【数3】SUM = X1*Y1+X2*Y2+(Previous SUM)
with Overflow Check
【0029】この処理を通常の命令で実行させるには、
最低90クロック・サイクルを必要とする。一方、提案
した共用積和演算器を使えば56クロック・サイクル
(フラグの読み込み含む)で実行可能であり38%パフ
ォーマンスが改善されることが確認できた。また、3段
の積和演算になると最低135クロック・サイクルが7
2クロック・サイクルで実行可能となり、47%の改善
となることも確認できた。このように、積和演算の段数
が増えるに従って改善される程度は増していく。オーバ
ーフローの処理を伴うと、更に改善度が上がる。
【0030】
【効果】このように本発明によれば、サブ・プロセッサ
が有する積和演算器を、ホスト・プロセッサー側の外部
演算器として、タイム・シェアリングで共用する。タイ
ム・シュアリングで共用するため、サブ・プロセッサの
オペレーションにほとんど影響を与えることなく、ホス
ト・プロセッサの演算処理時間を短縮することができ
る。これにより統合コントローラ全体のパフォーマンス
の向上を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の統合コントローラの構成を示すブロック
図である
【図2】本実施例における統合コントローラの構成を示
すブロック図である
【図3】本実施例における積和演算器15のブロック図
である
【図4】下記演算を1/2分周の信号で切り替えた場合
のタイミング・チャートである
【図5】1クロック・サイクルずれた場合のタイミング
・チャートである。
【符号の説明】
11・・・ホスト・プロセッサ、 12・・・サブ・プロセッサ、 13・・・ホスト・バス・インターフェース 14・・・メモリ 15・・・積和演算器 16・・・積和演算コントローラ 17・・・ホスト用レジスタ 18・・・サブ用レジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 保広 滋賀県野洲郡野洲町大字市三宅800番地 日本アイ・ビー・エム株式会社 野洲事業 所内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホスト・プロセッサと、積和演算手段を有
    するサブ・プロセッサと、前記ホスト・プロセッサと前
    記サブ・プロセッサとの間に接続されたホスト・バス・
    インターフェースとを有する演算処理システムにおい
    て、 前記ホスト・プロセッサから要求された積和演算を実行
    するために、乗数と、被乗数と、演算結果と、ステータ
    スとを書き込むための第1のレジスタと、 前記サブ・プロセッサから要求された積和演算を実行す
    るために、乗数と、被乗数と、演算結果と、ステータス
    とを書き込むための第2のレジスタと、 前記演算処理システムの内部クロックを分周した分周信
    号に応じて、前記第1のレジスタと前記第2のレジスタ
    とを切り替える切り替え手段とを有し、 前記サブ・プロセッサ中の前記積和演算手段は、前記切
    り替えられた前記第1レジスタまたは前記第2のレジス
    タ中に書き込まれた内容に応じて積和演算を実行するこ
    とを特徴とする演算処理システム。
  2. 【請求項2】前記切り替え手段は、前記分周信号に応じ
    て、前記第1のレジスタまたは前記第2のレジスタのい
    ずれか一方に書き込まれた前記乗数と、前記被乗数とを
    前記積和演算手段に供給する第1の切り替え手段と、 前記分周信号に応じて、前記第1のレジスタまたは前記
    第2のレジスタのいずれか一方に、前記積和演算手段に
    より求められた前記演算結果及び前記ステータスを供給
    する第2の切り替え手段とを有することを特徴とする請
    求項1に記載の演算処理システム。
  3. 【請求項3】前記積和演算手段は、掛け算器と足し算器
    とで構成されることを特徴とする請求項1または2に記
    載の演算処理システム。
  4. 【請求項4】前記第1のレジスタ及び前記第2のレジス
    タは、前記サブ・プロセッサ中に設けられていることを
    特徴とする請求項1または2に記載の演算処理システ
    ム。
  5. 【請求項5】ホスト・プロセッサと、積和演算器を有す
    るサブ・プロセッサと、前記ホスト・プロセッサと前記
    サブ・プロセッサとの間に接続されたホスト・バス・イ
    ンターフェースと、レジスタとを有する演算処理システ
    ムにおける演算処理方法において、 前記ホスト・プロセッサから要求された積和演算を実行
    するために、乗数と、被乗数とを、前記ホスト・バス・
    インターフェースを介して、前記レジスタに書き込むス
    テップと、 前記演算処理システムの内部クロックを分周した分周信
    号に応じて、タイム・シュアリングで、前記レジスタに
    書き込まれた前記乗数及び前記被乗数に基づき、前記積
    和器において積和演算を実行するステップと、 積和演算を実行することにより得られた演算結果及びス
    テータスを前記レジスタに書き込むステップと、 前記演算結果及び前記ステータスを、前記ホスト・バス
    ・インターフェースを介して、前記ホスト・プロセッサ
    に転送するステップとを有することを特徴とする演算処
    理方法。
JP9233741A 1997-08-29 1997-08-29 演算処理システム及び演算処理方法 Pending JPH1173408A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9233741A JPH1173408A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 演算処理システム及び演算処理方法
US09/074,941 US6223196B1 (en) 1997-08-29 1998-05-08 Shared mac (multiply accumulate) system and method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9233741A JPH1173408A (ja) 1997-08-29 1997-08-29 演算処理システム及び演算処理方法

Publications (1)

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