JPH01237456A - ガラクトシルトランスフェラーゼの測定方法 - Google Patents

ガラクトシルトランスフェラーゼの測定方法

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JPH01237456A
JPH01237456A JP6202988A JP6202988A JPH01237456A JP H01237456 A JPH01237456 A JP H01237456A JP 6202988 A JP6202988 A JP 6202988A JP 6202988 A JP6202988 A JP 6202988A JP H01237456 A JPH01237456 A JP H01237456A
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Shinya Yoshida
伸也 吉田
Morito Uemura
植村 盛人
Masahiko Yamazaki
山崎 誠彦
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、ガラクトシルトランスフェラーゼの免疫学的
測定方法に関するものである。
[従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕初期の
研究段階において、ガラクトース転移を触媒する酵素で
あるガラクトシルトランスフェラーゼ(以下rGTJと
いう)が種々の悪性腫瘍において異常な高値を示すこと
が見い出された。
しかし、その後の研究により、血清中の全GT活性と悪
性腫瘍との関連性は少なく、悪性腫瘍マーカーとはなり
得ないことがわかった。しかし、GTのアイソザイムで
あるガラクトシルトランスフェラーゼII (以下rG
T−IIJという)が、癌との関連があることがボトル
スキーら(Proc。
Natl、 Acad、 Sci、 USA、 73.
1319 (197B))によって報告され、マーカー
としての有用性が再認識された。
G T −IIは、全血清中に微量しか存在しない全G
T中の、更にその数%を占める極微量成分であるため、
その悪性腫瘍マーカーとしての有効性を充分に確認し、
利用していくためには、アイソザイムであるG T −
IIと高い親和性を持つが、GT−Iとは交差反応しな
いモノクローナル抗体の調製が必要不可欠であった。先
に、木発明者らは、ポリエチレングリコールを用いた通
常の細胞融合技術を用いて数種のG T −II特異的
モノクローナル抗体の作成に成功し、特願昭61−28
7433号により特許出願をした。更に、これら抗体中
の一つの細胞株より得られたモノクローナル抗体(MA
b)3872を用いた臨床結果も報告している(198
6年、腫瘍マーカー研究会記録321〜323)。
血中G T −II値の測定には■抗G T −II抗
体であるMAb3872を不溶性担体に固定化し、BS
Aによりブロッキングする、そして被測定G T−II
を含む体液を加えインキュベートした後、担体上に反応
したG T −IIの酵素活性を測定する。即ち、GT
の基質であり、ガラクトース供与体であるウリジンジホ
スホガラクト−ス(UD P−GaJl[3H] )、
ガラクトース受容体である卵白アルブミン(OV A)
及びバッファーから成るア・ンセイミクスチャーを加え
てインキュベートした後、G T −II活性によりO
VAに転移したガラクト−ス[3H1のトリチウム活性
を液体シンチレーションカウンターにより定量するもの
である。
しかし、この測定方法では、該抗原を含む体液中のGT
活性を測定するため、酵素活性の維持を行い、見かけ上
の該抗原量の低下を防がなければならない。この失活防
止法としては、N−アセチルガラクトサミン、α−ラク
トアルブミン等のようなGT酵素活性部位との親和性を
有する物質を検体中に添加するか、水溶性高分子化合物
等を添加する方法がある。これらの方法は、あくまでも
酵素の失活を軽減したり、その期間を延長するに過ぎな
いものである。また、添加剤自体の加工法、保存性等の
新たな問題を生じ、汎用性φ操作性の点で欠点を有して
いる。
本発明者らは、このような欠点を解決するため、該抗原
の酵素活性を測定する方法から、該抗原の免疫学的抗原
決定部位を利用した測定法、即ち、競合法やサンドイツ
チ法の検討を進めてきた。一般に、該抗原の酵素活性に
比較して、抗原決定基は安定であると考えられる。通常
、GT活性を測定する場合、体液を患者より採取後、−
週間までの検体や、すぐに凍結保存し、6力月保存した
検体では80〜90%の活性の維持はほとんどの検体に
おいて可能であるが、1〜2%の検体では顕著な失活が
認められた。これ以外の保存方法や凍結・融解を繰り返
した検体では、50〜80%の酵素活性の失活が確認さ
れ、癌診断法としての産業上の利用はできない。
それに比較して、抗原決定基の安定性は、ガラクトシル
トランスフェラーゼに限らず、多くの蛋白質・核酸にお
いても室温での数日間の保存や、凍結・融解を繰り返し
た検体、56°Cで1時間加熱することにより非動化し
た検体においても安定であることが知られている。
しかし、免疫学的測定法の検討を進めていくうえで、血
清や血漿、腹水、胸水などの体液において、強制劣化や
長期保存した検体では、見かけ上の該抗原量の増加が数
種のG T −II特異的抗体を用いた測定法によって
見い出された。具体的には、癌患者検体に限らず、健常
人や良性疾患患者検体においても、56°Cで0.5〜
1時間インキュベーションすることにより、新鮮検体や
短期間4°C又は凍結状態で保存した同一検体の抗原量
に比較して、2倍〜士数倍の増加が認められた。
同様の比較試験を行った結果、45℃で1日保存、37
°Cで2日保存、21°Cで1週間保存、4°Cで数カ
月保存された各検体において、見かけ上の抗原量の増加
、反応性の増大が確認された。
前記の情況に照らし、本発明の目的はGTを免疫学的に
測定する際に、検体の保存状態による見かけ上の抗原量
の増加を防止し、簡便、迅速、確実に測定する方法を提
供することにある。
[課題を解決するための手段及び作用]本発明者らは、
GTの測定に際して上記のような欠点を克服するために
、該抗原の免疫学的測定法において、種々、改良検討を
加えた結果、検体に一般に広く用いられる酸性物質を添
加することにより、検体のpHをコントロールし検体の
保存中の変性を避け、免疫学的測定法における見かけ上
の抗原量の増加を防止、即ち、擬陽性の要因の軽減に有
効であることを見い出し本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、GT及びそのアイソザイムの少なくと
も一方を免疫学的に測定するGTの測定方法において、
pH2〜6で保存した検体を測定することを特徴とする
GTの測定方法に関するものである。
本発明における検体とは、血液、血清、血漿、尿、腹水
、胸水、骨髄液などの体液である。
本発明における免疫学的測定方法とは、抗原としてGT
及びそのアイソザイムであるGT−IIの少なくとも一
方に特異的なモノクローナル抗体又はポリクローナル抗
体を不溶性担体に固定化し、検体中の該抗原との抗原−
抗体反応を利用する測定方法である。不溶性担体に反応
した該抗原量を検定する方法としては、例えば固定化用
抗体としてモノクローナル抗体を用いた場合には、先ず
、担体上に反応した該抗原の酵素活性を測定する方法、
即ち、GT活性を、その基質であるガラクトース供与体
、ガラクトース受容体又はガラクトースをラジオアイソ
トープや酵素、蛍光物質、発光物質、アビジン、ビオチ
ンなどによって標識し、その標識体量を測定することに
よる方法;固定化モノクローナル抗体に対して、該抗原
の反応性において同等の性能物、即ち、抗原決定基の全
部又は一部を共有する機能的同等物、例えば精製抗原は
もちろん、そのモノクローナル抗体に対する抗イデイオ
抗体、アミノ酸合成又は遺伝子組み換え操作などにより
調製された抗原決定部位を有する物質等を用い前記機能
的同等物を前記標識物質により標識し、固定化抗体に検
体中の抗原と標識体を競合的に反応させ、その標識体量
の検定により抗体量を定量する方法;固定化モノクロー
ナル抗体と同一種又は別種のGT及びG T −IIの
少なくとも一方に特異的なモノクローナル抗体及びポリ
クローナル抗体の少なくとも一方を前記と同様に標識し
、不溶性担体上に固定化された該抗原と反応している標
識体量を測定する方法(サンドイツチ法)が挙げられる
。前記サンドイツチ法のように複数種の抗体を用いる場
合には、感度や再現性などの点で固定化用抗体及び標識
抗体の少なくとも一方にモノクローナル抗体を用いる必
要がある。
本発明における抗原及び抗体を標識する物質の代表例と
しては、1311.1251.3.14D、ペルオキシ
ダーゼ、β−D−ガラクトシダーゼ、アルカリ性ホスフ
ァターゼ、グルコアミラーゼ、マレイン酸デヒドロゲナ
ーゼ、リゾチーム、グルコース−6−リン酸デヒドロゲ
ナーゼ、フルオレセイン、バクテリオファージ、Fe、
Cr、Ptなどの金属原子により修飾されたハプテンを
用いたもの、ポリスチレンラテックス、ゼラチン粒子、
更に不対電子を有するハブテンを用いたものがその代表
例として挙げられるが、本発明はこれらに限定されるも
のではない。
本発明は、検体にpH2〜6の酸性領域にコントロール
できるような、酸性化合物を添加することにより検体の
保存中の該抗原の抗原決定基の類似部位を含有する物質
の現出をさけ、癌診断における検体の擬陽性率を低下せ
しめ、癌診断を効果的かつ高感度・簡便に測定すること
を特徴とするものである。
本発明における添加剤は、有機酸化合物、無機酸化合物
、無機塩などから選ばれる水溶性物質で、適当な濃度に
おいてその添加剤を加えたときに検体がpH2〜6の範
囲、好ましくはpH3〜5.5の範囲、更に好ましくは
pH4,2〜5.3の範囲内で保存が可能となる添加剤
である。
このような化合物、例えば、クエン酸、酢酸、グルタル
酸、シュウ酸、安息香酸、酒石酸、フタル酸、フマル酸
、コハク酸、マレイン酸などに代表されるようなカルボ
キシル基を有するカルボン酸系化合物やEDTAやその
誘導体である各挿填、エステル、酸塩化物、酸無水物、
酸アミド、アシル化合物などがあり、また、硫酸、硝酸
、炭酸、リン酸、カコジル酸、バルビッール酸やその塩
化物、エステル誘導体;グリシン、グルタミン酸などの
アミノ酸、MES、 B i 5−Tr i s、AD
Aなどのグツド緩衝剤、塩化カルシウム、塩化マンガン
などの無機塩化物、無機酸塩化物などが有効であった。
ここに挙げた化合物は、代表例であって本発明はこれら
化合物に限定されるものではない。
これら化合物のなかで特に有効なものは、上記pHの範
囲において緩衝能をもつ化合物であることが好ましい。
本発明の実施態様としては、例えば、一種又は数種の化
合物を既定量の体液を加えたときに、被検体のpHが前
記の範囲内に調節され得る量を真空採血管中に粉末及び
化合物含有液の少なくとも一方を凍結乾燥したものを添
加しておき、その採血管により採血する方法がある。ま
た、別の方法としては、凍結乾燥などの操作によって、
化合物の変質や保存性等に問題のあるものでは、その儂
縮液を密閉試験管に適量加え、採血後、できる限り早く
、この試験管に規定量の被検体を添加する方法がある。
[実施例コ 以下、実施例により本発明を更に詳細に説明するが、こ
れらの実施例は本発明の範囲を何ら制限するものではな
い。
実施例I GT−1及びG T−Hの双方に特異的なモノク0−ナ
ル抗体、抗体番号4880 (以下rMAb4880J
 という)(マウス−ハイブリドーマ細胞株微工研条寄
第1758号から得た。)及びG T −II特異的モ
ノクローナル抗体、抗体番号3872 (以下rMAb
3872Jという)(マウス・ハイブリドーマ細胞株A
TCCHB8945から得た。)を用いて免疫学的測定
法を行った。
各抗体を10pLg/−の濃度にリン酸緩衝液(20m
M  リン酸、150+nM  NaC1、pH7,4
;以下rPBsJという)中に懸濁し、不溶性固定化用
担体としてマイクロタイタープレート(タンク社製)を
用い、抗体溶液を添加し、4°Cで20時間静置し、抗
体をプレート」二に固定化した。固定化後、PBSで充
分に洗浄し、1%牛血清アルブミン含有リン酸緩衝液(
以下「1%BSA−PBSJという)を加え、4℃で2
0時間静置し、ブロッキングした。検体として、正常人
血清と癌患者腹水を用いた。各検体は以下に示す添加剤
を加え、強制劣化処理を行った後、各ウェルに100 
用文ずつ分注し、室温で2時間静置し、抗原−抗体反応
を行わせた。PBSで充分に洗浄後、それぞれビオチン
化MAb4880又はペルオキシダーゼ標識MA b 
3872を加え、室温で2時間反応させた。ビオチン化
MAb4880を2次抗体として加えたプレートでは、
更にPBSで洗浄後、ペルオキシダーゼ標識ストレプト
アビジン(BRL社製)を、1%BSAePBS中に適
宜希釈し、室温で1時間反応させた。PBSで充分に洗
浄した後、0,02%H2O2含有クエン酸−リン酸緩
衝液(pH5,0)中に0−フェニレンジアミン(以下
rOPDJという)を2mg/−の濃度に発色基質とし
て溶解し、各ウェルに100 p−1添加し、室温で3
0分発色させた。9N硫酸100ル見を各ウェルに添加
し、反応を停止させた。各ウェルは、分光光度計により
OD 490を測定し、吸光度により抗原量の定量を行
った。
添加剤としては、グリシン−塩酸緩衝液 pH2,2、
pH3,0、クエン酸−クエン酸ナトリウム緩衝液 p
H4,0、pH5,0、pH6,0、リン酸ナトリウム
緩衝液 pH7,4、グリシン−水酸化ナトリウム緩衝
液 pH9,0、pH10,0を最終濃度100mMと
なるように各検体に添加し、ブランクとして等量の蒸留
水を加えた各検体を用いた。強制劣化法として、56°
Cで30分間非動化処理を行った。比較例として、各検
体に添加剤を加えた後、強制劣化を行い、各ウェルに添
加・反応させたときの吸光度と、各検体を強制劣化した
後、添加剤を加え、各ウェルに添加・反応させたときの
吸光度を比較し、図IA及びBに示した。更に、各検体
に蒸留水を加えて、非動化処理を行わないときの吸光度
も示した。
図IA及びBから、pH2,0〜6.0の範囲で検体を
保存することにより、非動化処理を行っていない検体の
吸光度又は非動化後、添加剤を加えた検体の吸光度と、
添加剤を加えた後、非動化処理したときの吸光度を比較
すると、強制劣化による擬似抗原量の増加が抑制された
ことが明らかである。
実施例2 固定化用抗体としてMAb3872、標識化抗体として
MAb3872−HRPを利用して、実施例1と同様の
測定系を行った。添加剤としては、以下の添加剤の検討
を行った。0100mMクエン酸(pH2,4)、01
00mM  ベンズアミジンin蒸留水(pH4,0)
、0100mM  ベンズアミジン1nPBs (pH
7,1)、0100mM  塩化カリウム・塩酸緩衝液
(pH2,0)、0100mM  塩化カルシウム(p
H5,2)、0100mM  塩化マンガン(pH4,
5)、0100mM  塩化マグネシウム(pH6,5
)、01% 2−メルカプトエタノール(pH7,1)
、■1% 2−メルカプト酢酸(pH2,,8)、(l
EllloomM  EDTA−蒸留水(pH4,0)
、ot 00mM  EDTA−PBS (pH6,8
)、@L 00mM  B i 5−Tr i s (
pH5、7)、6100mM  Tr i s (pH
8,0)、@)蒸留水、■蒸留水(非動化処理なし) 検体は前記と同様、正常人血清と癌患者腹水を用い、各
試薬の濃縮液を一定量ずつ検体に加え既定の濃度として
各ウェルに分注し、測定を行った。結果を図2に示す。
図2から明らかなように、図2の14.15のポジティ
ブコントロールとネガティブコントロールとの比較にお
いて本発明の効果が明白である。
実施例3 MAb3872をPBSで10Ii、g/−の濃度に希
釈し、不溶性固定化担体であるポリスチレンビーズに抗
体含有溶液を加え4℃で200時間反応せた。反応後、
PBSで洗浄し、1%BSA−PBS中で更に4℃で2
0時間静置しブロッキングした。このビーズに検体と、
ラクトペルオキシダーゼ法により[125I]標識され
たMAb3872に対する抗イデイオモノクローナル抗
体5714 (以下rMAb5714Jという)(マウ
ス・ハイプリドーマ細胞株微工研条寄第1759号から
得た。)を5 g g/ld[120,OOOcpm/
100ル見]の濃度でそれぞれ100guずつ加え、室
温で2時間反応させた。PBSで充分に洗浄してから、
γ線カウンターにより、放射活性を測定した。
検体としては癌患者腹水を用い、次の各希釈液により順
次希釈した。希釈液■1%BSA−PBS、■癌患者腹
水(非動化処理)、■25mMクエン酸含有癌患者腹水
 pH5,2(非動化処理)、■正常人血清、■正常人
血清(非動化処理)、025mM  クエン酸含有正常
人血清 pH5,0(非動化処理) 各データを表1に示した。
表1 L単位cpm1 表1から、本発明による見かけ上の抗原量の増大が抑制
されていることが明らかである。
実施例4 固定化用抗体としてMA b 3872、標識抗体とし
てMAb3872−HRP、更に固定化用担体としてポ
リスチレンビーズを用いたサンドイツチ法を行った。実
施例1と同様の手順により担体上にMAb3872を固
定化ブロッキングした。
下記の各検体501L文とPBS (pH7,4)20
0川交、MAb3872固定化ビーズをウェル中で静置
し、21°Cで16時間反応させた。
PBSにて洗浄後、MAb3872−HRP溶液を各ウ
ェルに200#文添加し、21℃で2時間反応させた。
PBSで充分に洗浄した後、0.02%H2O2含有ク
エン酸−リン酸緩衝液pH5,0にOPD  2mg/
−加え、ビーズを移し替えたチューブに500 g1分
注し、時々振盪しながら室温で30分反応させ、IN硫
酸溶液2dにて反応を停止させた。波長490nmの吸
光度を測定した。
検体として、正常人血清8例、癌患者血清5例を次の状
態にて保存した後、測定する。各血清に25mM  ク
エン酸−クエン酸ナトリウム混合液を添加し、pHを4
.0〜5.5の間にコントロールしたものと、無添加の
ものを一40°Cで1週間又は1力月、4°Cで1力月
、37°Cで1週間それぞれ保存した検体を用いた。
結果を表2A及びBに示した。
表2A *E : 増加率(D−A) /Ax 100 U96
]表2B *E:増加率(D−A) /AX 100 U96コ表
2A及びBにより、pHを酸性領域でコントロールする
ことにより保存性の向上が現れ、本発明の効果は明らか
である。
[発明の効果] 本発明によれば、GTを免疫学的に測定する際に、検体
の保存状態による見かけ上の抗原量の増加を防止し、簡
便、迅速、確実に測定する方法を提供することができる
【図面の簡単な説明】
図IA及び図IBは、実施例1において、それぞれMA
b4880又はMA b 3872を用いたときの吸光
度の変化を示す図である。図2は、実施例2の結果を示
す図である。 プリジン     クエンIll    りン1に  
グリシンd−HaO”がrrL′グリシン    クエ
ンpi    リン酸  グリシン d+120  O
L−一一一一り一一一一一  :  シf一方口1「リ
 シf:2I01*、づトマ労化−→−−:非!方化豫
、#:加剰5# 2゜図IA −・−一一一、非を労化1友1、閉ミカa有IIA閂力
a図IB

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ガラクトシルトランスフェラーゼ及びそのアイソザイ
    ムの少なくとも一方を免疫学的に測定するガラクトシル
    トランスフェラーゼの測定方法において、pH2〜6で
    保存した検体を測定することを特徴とするガラクトシル
    トランスフェラーゼの測定方法。
JP6202988A 1988-03-17 1988-03-17 ガラクトシルトランスフェラーゼの測定方法 Pending JPH01237456A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008104870A (ja) * 2006-09-26 2008-05-08 Mitsubishi Chemical Medience Corp ディプロチンaを含有する採血管及びそれを用いる測定法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008104870A (ja) * 2006-09-26 2008-05-08 Mitsubishi Chemical Medience Corp ディプロチンaを含有する採血管及びそれを用いる測定法

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