JPH01237131A - 軟質プラスチックフォームシート貼り段ボール及びその製造方法 - Google Patents

軟質プラスチックフォームシート貼り段ボール及びその製造方法

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JPH01237131A
JPH01237131A JP897889A JP897889A JPH01237131A JP H01237131 A JPH01237131 A JP H01237131A JP 897889 A JP897889 A JP 897889A JP 897889 A JP897889 A JP 897889A JP H01237131 A JPH01237131 A JP H01237131A
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foam sheet
plastic
plastic foam
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film
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Yoshio Ishizaki
石崎 由夫
Hiroyasu Osada
宏泰 長田
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ISHIZAKI SANGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は軟質系のプラスチックフォームシートを貼り
付けた段ボール及びその製造方法に関する。
[従来技術1 段ポールはUt且つ安価であり、しかも適度な強度や緩
衝性、断熱性等の優れた特性を備えているため、各種の
商品の包装箱用資材として広く使用されているが、商品
によっては段ボール表面で擦傷するのを防止し、あるい
は緩衝性や断熱性をさらに高める必要から、表面に軟質
プラスチックフォームシートを貼り付けた段ポールが使
用される。
しかし従来のこの槽段ボールは、ライナーにプラスチッ
クフォームシートを接着するについて接着剤を使用し、
それをライナーにロールで塗布していた関係で、均一に
塗布できなく、どうしても接着むらが生じ、またプラス
チックフォームシートは表面が粗面であって接着剤の所
謂「乗り」が悪く、また軟質プラスチックフォームシー
トは、ボリエチレン、ウレタン、ポリプロピレン系であ
るのに対して、接着剤が澱粉糊、酢酸ビニール、エポキ
シ系ホットメルト、合成ゴム等、系統の異なる材質のも
のであるため、この点でも接着剤の乗りが悪しプラスチ
ックフォームシートが剥離したり、接着むらのためそれ
に皺ができる等の欠点があった。
またこの接着むらを無くするために接着剤例えばホット
メルトを多量に使用すると、接着剤がプラスチック7t
−ムシートの表面に見苦しく滲み出てくることがある等
の問題もあった。
[発明の目的] この発明は、上記のような欠点を解決したもので、プラ
スチックフィルムを接着の媒体としてプラスチックフォ
ームシートを強力に接着した段ボール及びその製造方法
を提供することを目的としている。
[発明の構成] すなわち、この発明は、段ボールのライナーと軟質プラ
スチックフォームシートとの間にプラスチックフィルム
を挾み、そのプラスチックフィルムを介してプラスチッ
クフォームシートを貼り合わせたものであるが、プラス
チックフィルムは公知のエキストルージョンラミネート
法によりライナーとプラスチックフォームシートの両方
に一体的にラミネートしたことを特徴とするものである
なお軟質プラスチックフォームシートとプラスチックフ
ィルムとはそのプラスチック材料として共に例えばポリ
エチレン、ウレタン、ポリプロピレン等を使用できる。
「実施例」 第1図はこの発明による段ボールFを説明上プラスチッ
クフォームシート5と熱溶融性プラスチ/りフィルム6
とが一部剥離された状態で示したもので、その段ボール
本体1は紙製の中芯2および表裏ライナー3.4からな
っていて、表ライナ−3に軟質プラスチック7t−ムシ
ート5を貼り付けである。
そして接着の媒体として熱溶融性プラスチックフィルム
6が介在し、そのフィルム6がエキストルージョンラミ
ネート法により表ライナ−3とプラスチックフォームシ
ート5の両方にラミ冬−卜されでいる。
またプラスチ2り7オームシート5と熱溶融性プラスチ
ックフィルム6には材料として耐水性。
耐湿性、耐薬品性に優れ、伸び、引裂強さ、衝撃強さが
大きいポリエチレンが使用されている。
この発明の段ボールFは上記のような構造であるが、ポ
リエチレンは紙、特にクラツト紙との接着性は至極く良
好であり、また7オームシート5とフィルム6とは同材
質のプラスチ7りであるため、互いに接着に調染みやす
く、このようなことから、プラスチックフォームシート
5の接着力は非常に強力で、接着むらや皺は全く生じな
かった。
またポリエチレン7オームシート5はその材質から防水
性が良好であり、しかもその下に熱溶融性ポリエチレン
フィルム6の層が存在するため、水分の透過も全く見ら
れなかった。
一方、上記実施例段ボールFは、エキストルージョンラ
ミネート法により一体的にラミネート化して得られたも
のであることを説明したが、ラミネート化はエキストル
ージョン法の他に、熱溶融性プラスチックフィルム6を
予め表ライナ−3の表面側に、又は軟質プラスチック7
す−ムシート5の裏面側にラミネートしておき、次で相
手方の軟質プラスチン27オームシート5の裏面側又は
表ライナ−3の表面側とはプラスチックフィルム6のそ
の熱溶融性をうまく利用していわゆる熱圧着法によって
も全体を一体的にラミネーFし本発明実施例段ボールF
を完成させることもできる。
なお、この第1図の実施例では、段ボール構造体が両面
段ボールである場合について説明したが、段ボール構造
体はこの例に限定されず、片面段ボール構造体や複両面
段ボールの構造体であってもよいものであるゆ [製造方法および装置] 次に上記の軟質プラスチンクツオームシート貼り段ボー
ルFの製造方法および装置を第2図ないし第4図につい
て説明する。
段ボールFは、表ライナー原紙3aにポリエチレン7t
−ムシート5を貼り合わせた複合材Pを片面段ボールF
1に接着することにより組み立てられる。
複合材Pは第3図に示すような装置を用いて製造する。
そのflmによると、ポリエチレン原料をホンパー7に
投入し、押出機8で加熱溶融した後、Tグイのスリット
9から一定厚みに溶融フィルム6aを押し出す。一方送
土部10.11より表ライナー原紙3aおよび軟質プラ
スチックフォームシート5を冷却ロール12と圧力ロー
ル13との間に繰り込ませ、その間に溶融フィルム6a
を流し込む。このようにして表ライナー原紙3aにプラ
スチックフォームシート5が接Nされてできた複合材P
は、スリッター14で両端をトレミングし、巻取部15
でロール16として巻き取られる。
#IJ4図はこの考案の段ボールFを製造するコルデー
トマシンの概略を示したもので、前記複合材Pを片面段
ボールF1に接着できるように、従来のコルデートマシ
ンを改遺し、加熱部18の熱盤上を自由ベルト19が滑
走するようにロール20に掛けて設けられている。
そしてグプル7エーサ一部Dlqのミルロールスタンド
21には複合材Pのロール16を掛けて運転がなされる
コルデートマシンが運転されると、シングル7エーサ一
部Sにおいて、片面段ボールF、が組み立てられ、次に
は中芯2の段頂に糊ロール22で澱粉糊が塗布された後
、ダブル7工−サ一部りに繰り込まれる。一方ミルロー
ルスタンド21がらは複合材Pが送り出されてグプル7
エーサ一部りに繰り込まれ、片面段ボールF1と合体す
る。この合体によりできた段ボール構造体F2は加熱部
18上を自由ベルト19に乗って搬送される間に一般の
段ボールの製造におけると同様に澱粉糊が糊化して中芯
2と表ライナ−3とが接着する。
ちなみに説明すると、一般的な段ボールの製造において
は、糊化した澱粉溶液中に生澱粉を懸濁分散させた粘度
の低い糊を使用し、それを中芯の段頂に塗布し、接着時
に加熱することにより生澱粉を糊化させると共に、溶液
中の水分を吸収させて糊度を急激に上げて瞬間接着を行
なっている。
上記コルデートマシンによれば、現業澱粉糊付法をその
まま使用できる特徴がある。
すなわち上記フルデートマシンのグプル7エーサ一部り
において、段ボール構造体F2が駆動ベルト23により
自由ベル)19に押し付けられると、摩擦で自由ベルト
19を随伴して移動しながら加熱部18上を通過する関
係で、その間においてプラスチック7オームンート5が
加熱部18の熱盤と接触することがなく、自由ベルト1
9で熱が緩和されて伝えられるため、そのシート5が溶
解したり擦傷するおそれがない。
+仮に加熱部18に自由ベルト19がなければ、段ボー
ル構造体F2はそのプラスチック7f−ムシート5が加
熱部18の熱盤表面との摩擦で移動が全く行なわれなく
なり、コルデートマシンの運転は停止する。
自由ベルト19の材質としては硬度的に軟かく熱伝導性
が適度にあって、しかも表面がプラスチックフォームシ
ートを付着しにくいものが望ましく、例えばガラス繊維
で強化した耐熱性プラスチックを主材としてその表面に
テフロン加工を施したもの、あるいは耐熱性プラスチッ
クの主材表面にシリコン加工を施したものを使用するこ
とができろ。
次のこの自由ベルト19から離れた段ボール構造体F2
は、冷却ベルト24で冷却された後、カンタ−25で所
定寸法に切断され、本発明の段ボールFが連続的に生産
される。
[他の製造方法ないし装置] 第5図は別な方法で本願の段ボールを製造するフルデー
トマシンの一部を示したもので、他の部分は第4図と同
様である。
しかし第4図の場合とは違って、自由ベルトは無く、ダ
ブル7工−サー1!IsDにおいては中芯2と表裏ライ
ナー3,4からなる普通の段ボール、すなわち段ポール
本体1が組み立てられるようになっている。モしてグプ
ル7エーサ一部りに次ぐ貼合せ¥C装Tによって裏ライ
ナ−4にプラス千ンク7↑−ムソート5が貼り合わされ
、次ぎに一ヒ下冷却ベル) 26.27を通過した後、
カッター25″c+JJ断され、本願の段ボールFがで
きるようになっている。
貼合せ装置Tは、これもエキストルーノヨンラミネート
法によるものであって、ホッパー28に投入されたポリ
エチレン原料は、押出機29で加熱溶融した後、Tグイ
のスリン)30から溶融フィルム6aが移動中の段ポー
ル本体、1上に流し出され、一方送小部32から送り出
されたプラスチックフオームシート5は冷却ロール31
により段ポール本体1上に押し付けられ、その上に溶融
フィルム6aにより接着されるようになっている。
「発明の効果」 この発明による軟質プラスチツク7オームシート貼ワ段
ボール及びその製造方法は、以上説明したように、段ボ
ールのライナーと軟質プラスチックフォームシートとの
両方にプラスチックフィルムをエキストルーノヨンラミ
ネート法によりラミネートしたものであるから、プラス
チックフィルムがライナーと軟質プラスチック7オーム
との両方に接着が馴染みやすく、しかも均一であるので
、プラスチックフォームシートの接着強度が極めて強大
で、接着むらが全く生じなく、そのためブラ又チックフ
オームシートが@離したり皺になるのを防市できる。ま
tこ接着剤を使用しないから、プラス千ンク7t−ムソ
ートの表面1こ接着剤が滲み出ないことは勿論、中間に
プラスチックフィルム層があるため、水の透過はなく防
水性は非常に良好である。
【図面の簡単な説明】 第1図ないし第4図はこの発明の一寅施例であって、第
1図は軟質プラス千ツク7オームシートとプラスチック
フィルムが一部剥離された状態で示す段ボールの斜視図
、第2図は複合材の拡大断面A、第3図はエキストルー
ツ3ンラミネート法によりライナーに軟質プラスチック
7す−ムソートを貼り付ける装置を示す説明図、!s4
図は段ボールを製造するコルデートマシンを示す説明図
である。 第5図は他の芙施例であって、段ボールを製造するフル
デートマシンの一部を示す説明図である。 F・・・段ボール 1・・・段ポール本体 2・・・中
芯3・・・友ライナー 4・・・裏ライナ−5・・・プ
ラ入チック7t−ムシ−Y 6・・プラスチックフィルム 特許出願人  石崎産業株式会社 代理人 弁理士    恒 1) 夷  ゾ(1、−・
\31.゛) \5 ′l/IJ2   図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)段ボールの少なくとも一ライナーにプラスチックフ
    ィルムを介して軟質プラスチックフォームシートが一体
    的にラミネートされていることを特徴とする軟質プラス
    チックフォームシート貼り段ボール。 2)段ボールのライナーと軟質プラスチックフォームシ
    ートとの両方に接着の媒体としてプラスチックフィルム
    をエキストルージョンラミネート法により一体的にラミ
    ネートしたことを特徴とする軟質プラスチックフォーム
    シート貼り段ボールの製造方法。
JP897889A 1989-01-18 1989-01-18 軟質プラスチックフォームシート貼り段ボール及びその製造方法 Granted JPH01237131A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52132449U (ja) * 1976-04-05 1977-10-07
JPS5640663U (ja) * 1979-09-05 1981-04-15
JPS56125325U (ja) * 1980-02-26 1981-09-24

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