JPH0123711Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0123711Y2 JPH0123711Y2 JP1983009352U JP935283U JPH0123711Y2 JP H0123711 Y2 JPH0123711 Y2 JP H0123711Y2 JP 1983009352 U JP1983009352 U JP 1983009352U JP 935283 U JP935283 U JP 935283U JP H0123711 Y2 JPH0123711 Y2 JP H0123711Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- screw
- rod
- drive shaft
- bit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 12
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Details Of Spanners, Wrenches, And Screw Drivers And Accessories (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は、ねじを自動的に締付け、ねじ締め終
了時に、ねじが完全にねじ込まれたか、否かを検
出する自動ねじ締め機におけるねじ浮き検出装置
に関するものである。
了時に、ねじが完全にねじ込まれたか、否かを検
出する自動ねじ締め機におけるねじ浮き検出装置
に関するものである。
従来例の構成とその問題点
従来の自動ねじ締め機におけるねじ浮き検出装
置は、第1図に示す様に、ビツト1に連結した駆
動軸2と、この駆動軸2に取付けられたリング3
と、このリング3が移動して当接するピン4と、
このピン4の変位で動作するスイツチ5とで構成
されていた。
置は、第1図に示す様に、ビツト1に連結した駆
動軸2と、この駆動軸2に取付けられたリング3
と、このリング3が移動して当接するピン4と、
このピン4の変位で動作するスイツチ5とで構成
されていた。
この様な構成では、ねじ締め面の高さに、ばら
つきがある場合に、ねじ浮き検出の判定に大きく
影響し、ねじ浮き検出精度に大きな問題があつ
た。
つきがある場合に、ねじ浮き検出の判定に大きく
影響し、ねじ浮き検出精度に大きな問題があつ
た。
考案の目的
本考案の自動ねじ締め機のねじ浮き検出装置
は、前記従来の欠点を解消するものであり、自動
ねじ締め機の信頼性を高めるものである。
は、前記従来の欠点を解消するものであり、自動
ねじ締め機の信頼性を高めるものである。
考案の構成
本考案の自動ねじ締め機のねじ浮き検出装置
は、ねじをねじ込むビツトと、このビツトに連結
した駆動軸と、この駆動軸に取付けたリングと、
このリングが移動して当接するレバーと、このレ
バーを一方向に付勢するレバースプリングと、前
記レバーの変位を検出するセンサーと、このセン
サー、および、前記レバーと前記レバースプリン
グを取付けたブロツクと、このブロツクに取付け
られビツトと平行に擢動自在なロツドと、このロ
ツドを一方向に付勢するバネとで構成し、ねじ締
め面の高さにばらつきがあつても、精度の高いね
じ浮き検出ができ、自動ねじ締め機の信頼性向上
にきわめて有利な装置である。
は、ねじをねじ込むビツトと、このビツトに連結
した駆動軸と、この駆動軸に取付けたリングと、
このリングが移動して当接するレバーと、このレ
バーを一方向に付勢するレバースプリングと、前
記レバーの変位を検出するセンサーと、このセン
サー、および、前記レバーと前記レバースプリン
グを取付けたブロツクと、このブロツクに取付け
られビツトと平行に擢動自在なロツドと、このロ
ツドを一方向に付勢するバネとで構成し、ねじ締
め面の高さにばらつきがあつても、精度の高いね
じ浮き検出ができ、自動ねじ締め機の信頼性向上
にきわめて有利な装置である。
実施例の説明
以下に、本考案の実施例について第2図〜第5
図にもとづいて説明する。
図にもとづいて説明する。
図において、ドライバーベース6は、フレーム
7に固定されたガイド軸8を案内として昇降可能
であり、その昇降動作は、前記フレーム7に取付
けられたエアーシリンダー9により行なわれる。
ねじ締めの回転力は、ドライバーベース6に取付
けられた、電動ドライバー10から回転軸系11
を介してビツト12に伝達される。
7に固定されたガイド軸8を案内として昇降可能
であり、その昇降動作は、前記フレーム7に取付
けられたエアーシリンダー9により行なわれる。
ねじ締めの回転力は、ドライバーベース6に取付
けられた、電動ドライバー10から回転軸系11
を介してビツト12に伝達される。
Yパイプベース13は、前記ガイド軸8を案内
として昇降可能であるが、常時は連結棒14に装
着された連結バネ15により下方向へ、ナツト1
6に当接するように押圧されている。従つてYパ
イプベース13はエアーシリンダー9と一体的に
動作し、ストツパー17に当接して停止する。
として昇降可能であるが、常時は連結棒14に装
着された連結バネ15により下方向へ、ナツト1
6に当接するように押圧されている。従つてYパ
イプベース13はエアーシリンダー9と一体的に
動作し、ストツパー17に当接して停止する。
駆動軸18は、リング19を調整自在に装着
し、回転系11に連結され、かつ片端にビツト1
2を取付けてある。
し、回転系11に連結され、かつ片端にビツト1
2を取付けてある。
20はコネクターでYパイプロツド21を固定
し、かつロツド22を擢動自在に案内し、Yパイ
プベース13に固定されている。
し、かつロツド22を擢動自在に案内し、Yパイ
プベース13に固定されている。
前記ロツド22は、一方向に付勢するバネ23
が装着され、かつ片端はブロツク24を取付けて
いる。
が装着され、かつ片端はブロツク24を取付けて
いる。
前記ブロツク24には、揺動自在なレバー25
と、このレバー25を一方向に付勢するレバース
プリング26と、レバー25の変位を検出するセ
ンサー27が取付けられ、ロツド22と一体的に
移動する。
と、このレバー25を一方向に付勢するレバース
プリング26と、レバー25の変位を検出するセ
ンサー27が取付けられ、ロツド22と一体的に
移動する。
28はYパイプで、ねじ自動検出装置(図示せ
ず)から供給されたねじSを保持し、ビツト12
の回転及び擢動を案内するよう配設し、Yパイプ
ロツド21に取付けてある。
ず)から供給されたねじSを保持し、ビツト12
の回転及び擢動を案内するよう配設し、Yパイプ
ロツド21に取付けてある。
次に前記構成の動作を順に説明する。
ねじSは、ねじ自動供給装置(図示せず)から
Yパイプ28に供給され、その先端に保持されて
いる。次にエアーシリンダー9が作動し、ドライ
バーベース6を下降させ、同時にYパイプベース
13も下降させるとともに電動ドライバー10も
回転を開始し、回転軸系11を介して、ビツト1
2を回転させる。
Yパイプ28に供給され、その先端に保持されて
いる。次にエアーシリンダー9が作動し、ドライ
バーベース6を下降させ、同時にYパイプベース
13も下降させるとともに電動ドライバー10も
回転を開始し、回転軸系11を介して、ビツト1
2を回転させる。
Yパイプベース13は、ねじSがワークWのネ
ジ穴に近接する位置でストツパー17に当接する
ことにより下降を停止されるとともにロツド22
もワークWに当接し停止する。
ジ穴に近接する位置でストツパー17に当接する
ことにより下降を停止されるとともにロツド22
もワークWに当接し停止する。
エアーシリンダー9は引続き伸長するので、ド
ライバーベース6、電動ドライバー10、回転軸
系11、駆動軸18、リング19、およびビツト
12を下降させる。
ライバーベース6、電動ドライバー10、回転軸
系11、駆動軸18、リング19、およびビツト
12を下降させる。
Yパイプベース13およびYパイプ28は、前
述のようにストツパー17により下降を阻止され
ているので、ビツト12がYパイプ28内を下降
し、ネジSの頭部+字穴に噛合つてねじSをワー
クWにねじ込む。
述のようにストツパー17により下降を阻止され
ているので、ビツト12がYパイプ28内を下降
し、ネジSの頭部+字穴に噛合つてねじSをワー
クWにねじ込む。
ねじ込みが完了すると、電動ドライバー10の
モーターに流れる負荷電流を検知する制御装置
(図示せず)が作動し、電動ドライバー10の回
転を停止するとともに、リング19がレバー25
に当接し、センサー27が作動すればねじSが完
全にねじ込まれていると判断し完了信号を発す
る。しかし電動ドライバー10が停止してから一
定時間内にセンサー27が作動しなければ、ねじ
Sが不完全にねじ込まれていると判断し不良信号
を発する。
モーターに流れる負荷電流を検知する制御装置
(図示せず)が作動し、電動ドライバー10の回
転を停止するとともに、リング19がレバー25
に当接し、センサー27が作動すればねじSが完
全にねじ込まれていると判断し完了信号を発す
る。しかし電動ドライバー10が停止してから一
定時間内にセンサー27が作動しなければ、ねじ
Sが不完全にねじ込まれていると判断し不良信号
を発する。
前記、完了信号または不良信号を発するととも
に、エアーシリンダーは収縮して各構成部品を元
の位置に復帰させる。このようにしてねじ締め作
業の一サイクルを完了する。
に、エアーシリンダーは収縮して各構成部品を元
の位置に復帰させる。このようにしてねじ締め作
業の一サイクルを完了する。
考案の効果
以上の実施例の説明から明らかなように、本考
案は、ねじ締め終了時に、ねじが完全にねじ込ま
れたか否かを、ビツトに連結した駆動軸上に設け
たリングと、ワーク面に当接するロツド上に設け
たセンサーとで比較判断している。従つて、ワー
ク面の高さにばらつきがあつても、ロツドを介し
てビツト先端とワーク面との相対高さを比較判断
するので、精度の高いねじ浮き検出ができ、自動
ねじ締め機の信頼性向上にきわめて有利な装置で
ある。
案は、ねじ締め終了時に、ねじが完全にねじ込ま
れたか否かを、ビツトに連結した駆動軸上に設け
たリングと、ワーク面に当接するロツド上に設け
たセンサーとで比較判断している。従つて、ワー
ク面の高さにばらつきがあつても、ロツドを介し
てビツト先端とワーク面との相対高さを比較判断
するので、精度の高いねじ浮き検出ができ、自動
ねじ締め機の信頼性向上にきわめて有利な装置で
ある。
尚、前記実施例においては、ねじ浮き検出につ
いて述べたが、ねじを途中で止める、仮締めにつ
いても容易に実施可能である。
いて述べたが、ねじを途中で止める、仮締めにつ
いても容易に実施可能である。
第1図は従来のねじ締め機の断面図、第2図は
本考案の一実施例におけるねじ締め機の一部断面
した側面図、第3図は本考案の一実施例のねじ浮
き検出装置の断面図、第4図はねじ検出状態の同
断面図、第5図はねじ浮き不良状態の同断面図で
ある。 12…ビツト、18…駆動軸、19…リング、
22…ロツド、23…バネ、24…ブロツク、2
5…レバー、26…レバースプリング、27…セ
ンサー。
本考案の一実施例におけるねじ締め機の一部断面
した側面図、第3図は本考案の一実施例のねじ浮
き検出装置の断面図、第4図はねじ検出状態の同
断面図、第5図はねじ浮き不良状態の同断面図で
ある。 12…ビツト、18…駆動軸、19…リング、
22…ロツド、23…バネ、24…ブロツク、2
5…レバー、26…レバースプリング、27…セ
ンサー。
Claims (1)
- ねじをねじ込むビツトと、このビツトに連結し
た駆動軸と、この駆動軸に取付けたリングと、こ
のリングが移動して当接するレバーと、このレバ
ーを一方向に付勢するレバースプリングと、前記
レバーの変位を検出するセンサーと、このセンサ
ー、および前記レバーと前記レバースプリングを
取付けたブロツクと、このブロツクに取付けら
れ、ビツトと平行に摺動自在なロツドと、このロ
ツドを一方向に付勢するバネとを備え、前記駆動
軸とロツドを独立して摺動可能に構成すると共に
前記リングが前記レバーに当接したことを前記セ
ンサーによつて検出し、前記駆動軸の回転を停止
させるように構成した自動ねじ締め機のねじ浮き
検出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP935283U JPS59116132U (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 自動ねじ締め機のねじ浮き検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP935283U JPS59116132U (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 自動ねじ締め機のねじ浮き検出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59116132U JPS59116132U (ja) | 1984-08-06 |
JPH0123711Y2 true JPH0123711Y2 (ja) | 1989-07-20 |
Family
ID=30140817
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP935283U Granted JPS59116132U (ja) | 1983-01-25 | 1983-01-25 | 自動ねじ締め機のねじ浮き検出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59116132U (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS575651A (en) * | 1980-06-12 | 1982-01-12 | Teijin Seiki Co Ltd | Preparation of material to be fried |
JPS5725812U (ja) * | 1980-07-19 | 1982-02-10 |
-
1983
- 1983-01-25 JP JP935283U patent/JPS59116132U/ja active Granted
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS575651A (en) * | 1980-06-12 | 1982-01-12 | Teijin Seiki Co Ltd | Preparation of material to be fried |
JPS5725812U (ja) * | 1980-07-19 | 1982-02-10 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59116132U (ja) | 1984-08-06 |
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