JPH01236316A - 温度制御装置 - Google Patents

温度制御装置

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JPH01236316A
JPH01236316A JP6397588A JP6397588A JPH01236316A JP H01236316 A JPH01236316 A JP H01236316A JP 6397588 A JP6397588 A JP 6397588A JP 6397588 A JP6397588 A JP 6397588A JP H01236316 A JPH01236316 A JP H01236316A
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JP
Japan
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temperature
wire
heating
resistor
heat
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JP6397588A
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Takashi Kashimoto
隆 柏本
Kazutoshi Nagai
和俊 永井
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、電気カーペット、床暖などの電気暖房器具に
関し、ヒータせんと温度感熱樹脂とが一体になったヒー
タ線を有する温度制御装置に関するものである。
従来の技術 従来のこの種の電気暖房器具例えば電気カーペットの例
を第4図に示す。1は電気カーベント本体であり、本体
1の中に表面温度を検出する温度検知線5と、採暖に寄
与するヒータ線9とを別々に配線した、いわゆる二線式
とよばれている電気カーペットの例を示すものである。
2は、電気カーペット1の表面温度を制御するコントロ
ーラボックスである。そして、第5図は、温度検知線5
の一部分構成斜視図である。一対の第1の電極線3.4
0間に充填され、温度によりインピーダンスが変化する
温度感熱樹脂6(高分子感温体)が一体に構成されてい
る。なお7は芯糸、8は外皮であり、芯糸7のまわりに
スパイラル上に巻かれた電極線3と、その周囲に温度感
熱樹脂6が充填され、その外側を同様にスパイラル上に
巻かれた電極線4があり、外皮8でおおわれている。そ
して、第6図は、温度感熱樹脂6のインピーダンス温度
特性変化図であり、温度上昇とともにインピーダンスが
低下する特性を有する。第7図は、電気カーベント本体
1の採暖に寄与するヒータ線9の一部分構成斜視図であ
り、第2の電極線9−1発熱線9b、絶縁樹脂10が一
体構成されている。
11は芯糸、12は外皮であり、芯糸11のまわりにス
パイラル上に巻かれた第2の電極線8と、その周囲に絶
縁樹脂10が充填され、その外側を同様にスパイラル状
に巻かれた発熱線9bがあり、外皮12でおおわれてい
る。そして第8図は、第4図に示す本体1における温度
制御回路図である。
13は交流電源であり、14は電源スィッチである。1
5,16.17.18は抵抗、19.20はダイオード
、21.22はコンデンサーである。
抵抗15、一対の第1の電極線3,4と、温度感熱樹脂
6のインピーダンス(2とする)と、抵抗16と、ダイ
オード19と、コンデンサー21によって交流電源13
の正サイクルの平滑された温度信号電圧かえられる。検
出される温度信号電圧v1  の関係式は交流電源13
の電圧をVACとすると、概略(1)式のようになる。
V1=1/(1+抵抗15/Z ) XV AC−=−
(1)すなわち、温度上昇とともに温度感熱樹脂6のイ
ンピーダンスが低下するので平滑された温度信号電圧v
1 は低下する。また、ダイオード20、抵抗17、コ
ンデンサー22で交流電源13の負ノサイクルにおいて
も、温度感熱樹脂6に正のサイクルと対称な電圧が印加
されるようになっている。
これは、温度感熱樹脂6はナイロン系の化学物質の樹脂
であり、分極劣化を防ぎインピーダンスの安定化をはか
るためである。23はダイオード、24.25,26,
27.28は抵抗、29は所望の温度に設定するための
温度設定手段である可変抵抗器であり、3oはコンデン
サーであり、これらにより平滑されて温度設定電圧v2
となる。
31は制御手段であり、温度感熱樹脂6の温度信号電圧
V、と、温度設定手段29の温度設定電圧v2を比較制
御しているものである。32はダイオード、33.34
は抵抗、35.36はコンデンサー、37は定電圧ダイ
オードである。38は電力制御手段であるリレー、39
はリレー38のサージ吸収用のダイオードである。ダイ
オード32、抵抗33,34、コンデンサー35.36
、定電圧ダイオード37から制御手段31、リレー38
の駆動電源をえている。40はリレー38の駆動手段の
トランジスターであり、41.42は抵抗、43はダイ
オードであり、制御手段31の信号によりトランジスタ
ー40がオンオフし、リレー38の制御を行ない、ヒー
タ線9の通電の入り切りを制御する。なお、抵抗42と
ダイオード43はリレー38のチャタリングを防止する
ものである。44.45はダイオード、46.47はそ
れぞれ抵抗値の小さい第1.第2の発熱抵抗、48は保
安回路である。制御手段31が故障し、リレー38がオ
ン状態のままで電気カーペット本体1のヒータ線9の温
度が異常に上昇し絶縁樹脂10が溶解し、第2の電極線
9aと発熱線9bが接触することによって、第1.第2
発熱抵抗46゜47に大電流が流れそのジュール熱で保
安回路48を動作させて交流電源13を遮断するもので
ある。第2の電極線9aと発熱線9bの接触のしかたに
よる保安回路の動作を第2図(a)、第2図(b)を用
いて説明する。
第2図1は、第2の電極線9機と発熱線9bのいずれか
一方の両端で接触した場合の動作を示したものである。
第2図aにおける−の部分で接触した場合、大電流はダ
イオード44、第1の発熱抵抗46、第2の電極線9m
、絶縁樹脂10、発熱線9bと流れ、第1の発熱抵抗4
6のジュール熱で保安回路48を動作させて交流電源1
3を遮断する。
第2図1におけるbの部分で接触した場合、大電流はダ
イオード45、第2の発熱抵抗47、第2の電極線9m
、絶縁樹脂10、発熱線9bと流れ、発熱抵抗47のジ
ュール熱で同様に保安回路48を動作させて交流型]1
3を遮断する。
第2図すは、第2の電極線9aと発熱線9bが中央で接
触した場合の動作を示したものである。
この場合、第1.第2の発熱抵抗46.47にそれぞれ
電流が流れるので同様にそれらのジュール熱によって保
安回路48を動作させて交流電源13を遮断する。なお
、通常は絶縁樹脂1oのインピーダンスは非常に大きく
、シたがって第1゜第2の発熱抵抗46.47には微小
な電流しか流れないので保安回路48が動作することは
ない。
次に従来の技術の他の例として、第9図から第11図に
示すように比較的消費電力の小さい電気毛布に採用され
ているヒータ線と電極線が一体に構成されたいわゆる一
線式の毛布の例について説明する。なお、第8図の従来
例と同一構成部分には、一部同一符号を付与している。
第9図は電気毛布の全体外観図である。49は電気毛布
の本体で、50はコントローラボックスであり、本体4
9の中に温度検知線と発熱線が一体に構成されたヒータ
線9が一本配線されている。そして、第10図は、ヒー
タ一体型温度感熱樹脂の一部分構成斜視図で、発熱線9
bと電極線51の間に温度によってそのインピーダンス
が変化する温度感熱樹脂6が充填され、その温度特性は
第6図と同様である。なお、52は、芯糸であり、53
は外皮である。そして第11図は、第9図に示す一線式
毛布の制御回路図である。13は交流電源であり、14
は電源スィッチである。6は温度によりインピーダンス
の変化する温度感熱樹脂であり、9bは発熱線、51は
電極線である。54はダイオードで、55.56は抵抗
で、57.58はコンデンサで、59は定電圧ダイオー
ドで、これらによって定電圧回路を構成している。60
は温度検出用のベースが接地されたトランジスタであり
、81.62.63はトランジスタ保護用のダイオード
であり、64は発熱抵抗で電極線51に接続されている
。そして、温度検出方法はベースが接地されたトランジ
スタ60が、交流電源130)負の半サイクルでオンし
、ダイオード61.62、発熱抵抗64、電極線51、
温度感熱樹脂6、ヒータ線9と流れる温度信号電流をコ
レクタ側に接続された抵抗56、コンデンサー57で温
度信号電圧v1 に変換される。65は電力制御手段で
あるサイリスタで、ヒータ線9の通電の入り切りを制御
しているものであり、66は抵抗、67はコンデンサー
であり、ノイズによる誤動作を防止している。また、温
度検出はサイリスタ65が負の半サイクルが非導通であ
り、温度感熱樹脂6と電極線51の間にはいかなる部分
においても均等な電界がかかっておりヒータ線9全体の
正確な温度検出ができるものである。68はダイオード
、69.70.71は抵抗、72は所望の温度に設定す
るための設定手段である可変抵抗器、73はコンデンサ
ーである。これらの構成で平滑された温度設定電圧v2
 を作成している。74は温度信号電圧V、と、温度設
定電圧v2 を比較する比較手段であるコンパレータ、
75は交流電源13に同期したパルスを発生するゼロボ
ルトパルス発生手段、76はマイクロコンピュータより
なる制御手段であり、コンパレータ74の出力信号(出
力電圧v3)にもとづいてゼロボルトパルス発生手段7
5のパルスに同期してサイリスタ65をトリガーし所望
の温度になるように発熱線9bへの通電を制御するもの
である。77はダイオード、78は抵抗、79はコンデ
ンサー、80は定電圧ダイオードで、これらの構成部品
により、制御手段76とコンパレータ74の電源を作成
している。
48は保安回路であり、81はダイオード、82は発熱
抵抗、83はサイリスタ、84は抵抗、85はコンデン
サであり、これらは、電力制御手段であるサイリスタ6
5の逆方向の短絡故障時や、異常温度上昇時に制御手段
76からサイリスタ83をトリガーし発熱抵抗82に大
電流を流し、そのジュール熱で保安回路48を動作させ
て交流電源13を遮断させるものである。また、異常温
度によって温度感熱樹脂6が溶解したときも、ダイオー
ド61.62発熱抵抗64、電極線51、温度感熱樹脂
6、発熱線9bと大電流が流れ同様に発熱抵抗64のジ
ュール熱で保安回路48が動作し、交流電源13を遮断
する。
この場合、電極線51と、発熱線9bの接触のしかたに
よる動作は、電力制御手段にサイリスタ65を使用して
いるので、交流電源13の負の半サイクルにおいては、
ヒータ線9に電流が流れないので電極線51と発熱線9
bの間は−様な電界であり、いかなる部分で接触しても
発熱抵抗64に大電流が流れるので保安回路48は動作
し、交流電源13が遮断されるものである。しかし、サ
イリスタ65が逆方向の短絡故障をした時に、交流電源
13の負の半サイクルにおいてもヒータ線9に電流が流
れるので、電極線51と発熱線9bの間の電界は−様な
電界分布でなくなり、例えば、第11図において発熱線
9bのaの部分で温度感熱樹脂6が溶解し、電極線51
と接触した場合、発熱抵抗64に大電流が流れないので
保安回路48が動作するのに十分なジュール熱を得るこ
とができず交流電源13を遮断することができない。
そこでその場合には、ダイオード81、発熱抵抗82に
大電流が流れ交流電源13を遮断する構成としているも
のである。
なお、通常は前述のように電力制御手段にサイリスタ6
5を使用しているので交流電源13の負の半サイクルは
逆方向の電流は流れず、したがって発熱抵抗82には電
流は流れないので交流電源13は遮断されることはない
発明が解決しようとする課題 しかしながら上記のような構成では、いかに示す課題を
有していた。
(1)例えば第4図に示すような消費電力の高い300
ワット以上の電気カーペットにおいて局部的に温度検知
線5にかからずにヒータ線9に保温物をおくと、温度検
知線5はヒータ線9の異常温度上昇を全く検出できない
ことである。これは、温度検知線5とヒータ線9が別々
に配線されているためであり、ヒータ線9の異常温度上
昇によって保温物下が変色したり、ついには絶縁樹脂1
0の溶解温度にまで達することがあった。また、温度検
知線5とヒータ線9とをペアに配線するため、生産性の
面と、コストダウンの点で限界があった。
(2)従来の他の例で示した第9図に示す温度感熱樹脂
6とヒータ線9が一体になったヒータ一体型温度感熱樹
脂を使用した場合には、上記(1)の欠点は解消される
が比較的消費電力の少ない電気毛布の場合に限定される
。また、数百ワットの電力をサイリスタで制御すると、
その放熱フィンの増大や雑音が大きくなる問題点があっ
た。
(33第11図に示す従来の他の例では、サイリスタの
非導通領域(交流電源13の負の半サイクル)が存在す
るために、温度感熱樹脂6がいかなる部分で溶解しても
発熱抵抗に大電流が流れ保安回路48が動作するのであ
る。しかし、リレーのような双方向電力制御手段の場合
、負の半サイクルにおいてもヒータ線に通電されている
ので従来例の他の例の電気毛布のようなフェールセーフ
回路を構成できない上、従来例の電気カーペットのよう
な最終安全回路を構成すると、温度感熱樹脂6には交流
電源から充電される電荷が、放電する経路がなくなり、
半波倍電圧が印加され、温度感熱樹脂6のインピーダン
スが変化し、劣化する課題があった。
課題を解決するための手段 上記課題を解決するために、本発明の温度制御装置は電
極線、発熱線、電極線と発熱線の間に充填し、温度によ
りインピーダンスが変化する温度感熱樹脂を一体にした
ヒータ線と、前記温度感熱樹脂に流れる温度信号電流を
電極線を介して検出する温度検出回路と、前記発熱線の
通電を入り切りする電力制御手段と、前記発熱線に接続
された交流電源を遮断する保安回路と、電極線の一端と
交流電源の一端の間に第1の発熱抵抗と電極線に流れる
方向に接続した第1の整流素子とを直列に接続し、電極
線の他端と交流電源のもう一方の他端の間に第2の発熱
抵抗と電極線に流れる方向に接続した第2の整流素子と
を直列に接続し、第1もしくは第2の発熱抵抗の接続点
に第3の抵抗を接続したものである。
作  用 本発明は、上記した構成によって、双方向の電力制御手
段を使用しても、正確な温度検出を可能にし、かつ制御
手段が故障し、電力制御手段がいかなる短絡故障をし、
温度感熱樹脂が溶解し電極線と発熱線がいかなる部分で
接触しても発熱抵抗に大電流が流れ、保安回路が動作し
交流電源が遮断され、かつ温度感熱樹脂に充電される電
荷を放出する作用を有する。
実施例 以下、本発明の一実施例を添付図面にもとすいて説明す
る。
第1図は、本発明の一実施例を示す温度制御回路図であ
る。従来例と同一の構成部分には同一符号を付与してい
る。温度感熱樹脂6、発熱線9b。
電極線51が一体に構成され、電気カーペット本体1内
に配線されている。13は交流電源、14は電源スィッ
チである。32はダイオード、33は抵抗、38は電力
制御手段であるリレー、39はリレー38のサージ吸収
用のダイオードであり、40はリレー38を駆動するた
めの駆動手段であるトランジスタである。46.47は
発熱抵抗、48は保安回路である。54はダイオード、
55゜56は抵抗、57,58はコンデンサ、59は定
電圧ダイオードで、これらによって定電圧回路を構成し
ている。60は温度検出用のベース接地されたトランジ
スタであり、at、62.63はダイオードであり、9
7は第1の整流素子であるダイオード、98は第2の整
流素子であるダイオード、99は抵抗である。温度検出
方法は、従来の他の例(電気毛布)と同様にベース接地
されたトランジスタ60が、交流電源13の負の半サイ
クルでオンし、ダイオード61,62、第2の整流素子
であるダイオード98、発熱抵抗47、電極線51、温
度感熱樹脂6、発熱線9bと流れる温度信号電流をコレ
クタ側に接続された抵抗56、コンデンサー57で温度
信号電圧V、に変換される。68はダイオード、69,
70.71は抵抗、72は所望の温度に設定するための
設定手段である可変抵抗器、73はコンデンサーであり
、これらにより平滑された温度設定電圧を作成している
74は温度信号電圧V、と、温度設定電圧v2を比較す
る比較手段であるコンパレータ、75は交流電源に同期
したパルスを発生するゼロボルトパルス発生手段、76
は制御手段であるマイクロコンピュータ(以後マイコン
とよぶ)であり、コンパレータ74の出力信号V3にも
とづいて駆動手段であるトランジスタ40をオンし、リ
レー38の制御をおこない、ヒータ線9の通電を制御す
る。
77.89はダイオード、78は抵抗、了9はコンデン
サー、8oは定電圧ダイオードでこれらの構成によりコ
ンパレータ74の電源を供給している。また、9oはダ
イオード、91は抵抗、92はコンデンサー、93は定
電圧ダイオードであり、これらの構成により、マイコン
76の駆動電源を供給している。94はマイコン76の
リセット回路、95はマイコン76へのクロック回路で
ある。
96はタイマ手段であるタイマカウンターである。
なお、マイコン76が故障し、リレー38がオン状態の
ままで電気カーペット本体内のヒータ線9の温度が異常
に上昇し温度感熱樹脂6が溶解すると、電極線51と発
熱線9bが接触し、その接触部位によって発熱抵抗46
.47に大電流が流れ保安回路48が動作して交流電源
13を遮断する最終安全回路を構成しているものである
。その接触のしかたによる保安回路48の動作に関して
は、第8図に示す従来例の絶縁樹脂10が温度感熱樹脂
6および電極線が第8図でいう9aから第11図の51
にかわったものであり、その動作は第2図1、第2図す
に示した動作と同様である。また、ヒータ一体型の温度
感熱樹脂6の外巻きを発熱線9b内巻きを電極線51に
することにより、折り曲げ強度が向上する。しかしなが
ら、通常は温度感熱樹脂6のインピーダンスは非常に大
きく、したがって発熱抵抗48.47には微小な電流し
か流れないので保安回路48が動作することはない。
また、抵抗99は温度感熱樹脂6に充電される電荷を放
電するものであり、ダイオード61,62、第1.第2
の整流素子であるダイオード97゜98で温度感熱樹脂
6に交流電源13の半波倍電圧が半波電圧に印加される
ことになる。この回路動作の説明として、交流電源13
の正の半サイクルでダイオード97、発熱抵抗46を通
して温度感熱樹脂6に充電される電荷は、抵抗99がな
い場合に放電できず、次の負の半サイクルでダイオード
61.62,9B、発熱抵抗47により、さらに電位を
押しあげることになり、結果として半波の倍電圧が電極
線51と発熱線9bの間にかかり、温度感熱樹脂6のイ
ンピーダンスの安定化をはかれない。そこで抵抗99と
、ダイオード63により正の半サイクルで充電される電
荷を放電させて、交流半波の電圧にしているものである
なお、本発明一実施例において、電力制御手段にリレー
38を用いているがトライアックでもよく同様に本発明
一実施例に限定されるものではない。
また、抵抗99は第3図のように第1の発熱抵抗46の
接続点と発熱線9bの一端と接続してもよく、回路全体
の動作、作用効果は上記実施例と同じである。
発明の効果 以上のように本発明の温度制御装置によれば以下のよう
な効果が得られる。
(1)温度感熱樹脂と発熱線を一体にしたヒータ線を使
用しているものにおいて、双方向電力制御手段を用いた
場合、温度感熱樹脂がいかなる部分で溶解しても確実に
動作する最終安全回路を構成しながら、温度感熱樹脂に
交流半波の倍電圧が印加されない放電抵抗を付加するこ
とによって、温度感熱樹脂のインピーダンスの長期安定
化がはかれ、正確な温度制御が可能となる。
(2)  温度感熱樹脂と発熱線が一体に構成されてい
るので電気カーペット内の配線工程が簡素になり生産性
が向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の温度制御回路図、第2図a、
第2図すは同保安回路の動作を示す図、第3図は本発明
の他の実施例の抵抗99の接続方法を示す図、第4図は
従来例の電気カーペットの本体構成図、第5図は同温度
感熱樹脂の一部分構成の斜視図、第6図は温度感熱樹脂
のインピーダンス変化温度特性図、第7図は同ヒータ線
の一部分構成の斜視図、第8図は従来の温度制御回路図
、第9図は従来の他の例の電気毛布の全体外観図、第1
0図はヒータ一体型の温度感熱樹脂の一部分構成の斜視
図、第11図は従来の他の例の温度制御回路図である。 6・・・・・・温度感熱樹脂、9b・・・・・・発熱線
、9・・・・・・ヒータ線、13・・・・・・交流電源
、38・・・・・・電力制御手段、40・・・・・・駆
動手段、46・・・・・・第1の発熱抵抗、47・・・
・・・第2の発熱抵抗、48・・・・・・保安回路、5
1・・・・・・電極線、60・・・・・・温度検出回路
、76・・・・・・制御手段、97・・・・・・第1の
整流素子、98・・・・・・第2の整流素子、99・・
・・・・抵抗。 代理人の氏名 弁理士 中 尾 敏 男 ほか1名第2
図 +aン 第4図 第5図 第6図 、1 2040 60 .90 100 本体表IX浅 第7図 0+10− 第 9 図

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)採暖に寄与する発熱線、温度信号を検出する電極
    線、前記発熱線と前記電極線の間に充填し温度によりイ
    ンピーダンスが変化する温度感熱樹脂を一体にしたヒー
    タ線と、前記発熱線の一端に接続された交流電源と、前
    記交流電源を遮断する保安回路と、前記発熱線の他端に
    接続され前記発熱線の通電を入り切りする電力制御手段
    と、前記電極線の一端に接続された第1の発熱抵抗と、
    前記電極線の他端に接続された第2の発熱抵抗と、前記
    交流電源の一端と前記第1の発熱抵抗の間に接続された
    第1の整流素子と、前記交流電源の他端と前記第2の発
    熱抵抗の間に接続された第2の整流素子と、前記温度感
    熱樹脂に流れる温度信号電流を前記電極線を介して検出
    する温度検出回路と、前記電力制御手段を駆動する駆動
    手段と、前記駆動手段を制御する制御手段と、前記第1
    、もしくは前記第2の発熱抵抗の接続点に接続された第
    3の抵抗群とからなる温度制御装置。
  2. (2)ヒータ線は、発熱線を外巻きに、前記電極線は内
    巻きにした特許請求の範囲第1項記載の温度制御装置。
  3. (3)第1、第2の整流素子のカソードはそれぞれ第1
    、第2の発熱抵抗に接続した特許請求の範囲第1項記載
    の温度制御装置。
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62222311A (ja) * 1986-03-25 1987-09-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温度制御装置

Patent Citations (1)

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JPS62222311A (ja) * 1986-03-25 1987-09-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd 温度制御装置

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