JPH01235936A - マスク原版位置合せ方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、、色分解マスク版を用いカラー対応の感光記
録シートに露光を行う色分解露光法において色分解マス
ク版上の位置決めマークを利用したマスク原版位置合せ
方法に関するものである。

［従来技術］ 従来、色分解露光によりカラー画像出力を得る装置とし
ては、本出願人より出願された特願昭６２−２５６００
０号の明細書及び図面に示された装置が提案されている
。その装置においては、３原色に色分解された画像情報
に基づくマスク原版が１枚ずつ順次感光感圧記録媒体上
に密着露光されることにより、感光感圧記録媒体上にカ
ラー画像に対応する光潜像か形成される６ついで、顕色
剤シートかその感光感圧記録媒体と重ね合されて圧力現
像手段により加圧されることにより、顕色剤シート上に
可視のカラー画像が形成される。

ここで３色の潜像の位置を合せるため、マスク原版には
第６図に示す位置決めマーク４４が３枚とも画像エリア
外の同じ位置に記録されており、１枚ごとに３ケのセン
サでこの位置決めマーク上の３点４４ａ、４４ｂ、４４
ｃの位置を検出して常に感光感圧記録媒体に対して同じ
位置に来るようにマスク原版か移動させられ、その後密
着露光が行われる。

［発明が解決しようとする課題］ 体の位置を合せることは可能であるか、位置決め７１−
りと画像との間に位置すれがある場合については考慮さ
れていないため、マスク原版の精度が不十分な場合に位
置決めマーク６から遠い位置の画像については位置すれ
が目立ちやすいという欠点かあった。例えはマスク原版
を作成する手段としてレーザプリンタを使用する場合を
考えると、レーザプリンタの横方向（主走査方向）のド
ツト位置精度は主としてポリゴンミラーの回転精度と光
学系の精度で決まり、縦方向（副走査方向）のドツト位
置精度は感光ドラムの回転精２度と紙送り一精度で決ま
る。ポリゴンミラーは高速で回転しており、光学系は固
定されているため横方向のヒフ１〜位置の繰り返し精度
は比較的良いが、感光ドラムの回転と紙送りの精度を上
けることは容易ではなく、縦方向のドツト位置繰り返し
精度は比較的悪いのが普通である。従って位置決めマー
クから離れるに従って３枚のマスク原版の間での縦方向
の′　・位置すれが目立つようになる。マスク蔵版作成
手段としてレーザプリンタ以外の手段、例えばサーパマ
ルプリンタ、インクジェットプリンタ等を使用した場合
でも副走査方向に紙送りの要素が入るため、同様の傾向
が現れる。そしてこの位置ずれは文字や細線の部分で特
に目立嵐やすい。

本発明は、複数枚からなる色分解マスク版を用いてカラ
ー対応の感光記録シート面に光画像を形□　“成するに
際し、マスク原版間の位置合せを効果的に行い、鮮明な
輪郭のカラー画像を得んとするものである。

・［課題を解決するための手段］ この目的を達成するために本発明は、色分解画像情報に
基づいて作成される複数枚の色分解マスク版を順次露光
部に送り、カラー対応の感光記録シート面に重ね合せ露
光し、該感光記録シート面に光画像を形成するに際し、
前記各色分解マスク版の送り方向の先後どちらか画像中
の文字や細線に近い方の一端縁寄り位置に位置決めマー
クを付設し、該位置決めマークに基づいて前記各色分解
マスク版の感光記録シー１−との重ね位置合せを行うも
のである。

［実施例］ 以下、本発明を具体化した一実施例を図面を参照して説
明する。

図示のカラー画像記録装置２０には色分解マスク版衿成
用のモノクロプリンタ１か付帯される。

このモノクロプリンタ１は、その１例としてレーザプリ
ンタ１か配置されている。゛このモノクロプリンタ１で
はホストコンピュータから伝送される色画像データに基
づいて透明な中間シート２２に文字や画像が記録される
。カラー画像記録装置２０はこのようにしてカラー画像
情報により作成されたマスク原版を利用して感光記録シ
ート２４面に画像記録する装置である″。このカラー画
像記録装置２０はモノクロプリンタ１から出力されるレ
ッド、クリーン、ブルーの各色情報をもったマスク版２
２Ｒ，２２Ｇ、’　２２Ｂを本装置の露光ユニット３６
へ供給するように進入゛パスを切り替える用紙パス切替
部１０と、マスク版２２　（Ｒ，Ｇ。

Ｂ）を搬送及び位置決めする透明な搬送ベルト３５と、
マスク版２２　（Ｒ，Ｇ、Ｂ）をベルト３５に静電気的
に吸着させるための静電気発生装置３８と、マスク版２
２　（Ｒ，Ｇ、Ｂ）を感光記録シートである感光感圧紙
２４と密着させる露光台２５と、露光用め３原色の光源
２１Ｒ，２１’Ｇ、２１Ｂと、感光感圧紙２・４の表面
に塗布されたマイクロカプセル内に含まれている染料前
駆体と反応して発色する顕色剤を塗布した顕色剤シート
２６を収納する収納部２７と、顕色剤シート２６と゛感
光感圧紙２４とを重ね合せて未硬化のマイクロカプセル
を圧力で潰し顕色剤シート２６上に画像を現像する圧力
現像手段２８と、発色を促ず熱定着装置２９と、カラー
画像の排出トレイ３０と、マスク版を外部から挿入する
手差トレイ３１と、露光済みの中マスク版２２　（Ｒ，
Ｇ、Ｂ）を排出する排出トレイ３２と、顕色剤シー１−
の手差トレイ３３とを備える。

次にマスク版２２　（ＲｌＧ、　Ｂ　）の位置決めと露
光に関係する露光ユニッ１−３６の詳細な構成について
第２図を参照して説明する。この露光ユニット３６はそ
の入口寄りと出口寄りとに夫々設けられる２つのセンサ
ホルダ３９．３９と、ベルト３５を保持するローラを支
持しているベルトローラ支持ユニッ１〜４０と、ベルト
３５を高速粗送りするベルト送りモータ４１　、ａと、
ベルト３５を低速ではあるが微小送りできるようにベル
ト送りモータ４１ａを微小角度回転させるベルト微小送
りモータ４１ｂと、ベルトローラ支持ユニット４０をマ
スク版送り方向とは直交する方向へ夫々独立に動かず２
つのベルト系移動モータ４２ａ、４２ｂとを備える。セ
ンサホルタ３９に設けられる反射型光センサ３９ａはマ
スク版２２’（Ｒ，Ｇ、Ｂ）上の位置決めマークの送り
方向と直交する幅方向の位置を読み取り反射型光センサ
３’）ｂ、３９ｃはマスク版２２　、（Ｒ，Ｇ、Ｂ）上
の位置決めマークの送り方向の位置を読み取る６もう１
つのセンサホルタ３９′上にも同様の機能を持った反射
型光センサ３９′ａ、３９’　ｂ、３９′ｃかある。

第３図は前述のモノクロプリンタ１により作成されるマ
スク版２２　（Ｒ，Ｇ、Ｂ）を示す。出力しようとする
画像が、第３図（、ａ）に示すように中間調の画像と文
字の組合せで、上の方に文字かある場合は、位置決めマ
ーク４４は用紙の上端部に印字されている。また、第３
図（ｂ）に示すように下の方に文字がある場合の位置決
めマーク４４は用紙の後端部に印字されている。ここて
識別マーク４５ａ、４５ｂは位置決めマークが用紙の先
端、後端のいずれにあるかを識別するためのマークであ
る。これらの識別マーク２．位置決めマーク、文字２画
像はすべてモノクロプリンタ１で同時に印字されている
。

カラーモードの場合、モノクロプリンタ１によりマ不り
版２２Ｒ，２２Ｇ、２２Ｂか順に作成されるが、はじめ
にマスク版２２Ｒはパス切替部１０を通過してローラ３
４でシー１〜先端位置が決められる。しかるのちマスク
Ｉ！２２Ｒは透明な絶縁性の搬送ベルト３５（例えばＰ
ＥＴフィルム）に例えはコロトロン等の静電気発生装置
３８により静電気的に吸着され、ベル１−微小送りモー
タ４１ｂをフリーにした状態でベルト送りモータ４１ａ
を駆動することにより露光ユニッ）−３６内に搬送され
る。位置決めマークか用紙の先端にある場合、マスク版
２２Ｒは、その位置決めマーク４４がセンサ３９ｂ、３
９ｃのいずれかに検出された後、センサ３９ａ、３９ｂ
、３９ｃからの出力が例えはマイクロコンピュータによ
り演算され、その結果に基づいてベルト量送りモータ４
１ａ、ベルト微小送りモータ４１ｂ、ベルト系移動モー
タ４２ａ。

４２ｂか制御されることによりベルト３５及びベルトロ
ーラ支持ユニット４０そのものか動き、ベルト送りモー
タ４１ａとベルト微小送りモータ４１ｂの送りによりマ
スク版２２Ｈの送り方向かベル１−系移動モータ４２ａ
、４２ｂか同じ方向に同じ１送ることによりそれと直角
の方向か、ベルト系移動モータ４２ａ、４２ｂの相対的
な送りの差により傾きか夫々補正される。この結果マス
ク版２２Ｒの位置決めマーク４４とその画像は極めて特
定した位置に位置合せされる。露光ユニット３６では露
光台２５によりマスク版２２Ｒと感光感用紙２４が密着
され光源２．１．　Ｒにより露光されることによりマ♂
り版２２Ｒに対応した潜像が形成される。露光後、マス
ク版２２Ｒは排紙ｌ・レイ３２へ排串される。同様のこ
とがマスク版２２Ｇ。

２２Ｂについても行われることにより感光感圧紙２４上
にカラーの潜像か形成される。露光された感光感圧紙２
４は顕色剤シート２６と重ね合せて圧力現像手段２８で
現像される。顕色剤シート２６はその後熱牢着装置２９
を経てカラー排紙トレイ３０へ排出される。圧力現像さ
れた後の使用済みの感光感圧紙２４は巻取り手段３７に
より巻取られる９位置決めマークが用紙の後端にある場
合は、前記センサ３９ａ、３９ｂ、３９ｃの代りに３９
’　ａ、３９′ｂ、３９′ｃで位置決めマーク４４の位
置が検出され、位置合せされ位置決めマークが用紙の先
端にある場合と同様のプロセスでカラー画像出力か得ら
れる。

以上述べたように位置合せは文字パターンに近い位置の
位置決めマークを使用して行われるため、３色原版の印
字精度不良による文字の色別位置ず−１０＝ れは比較的小さい。一方中間調画像はデイザパターンに
より形成されているため、画素の面積カ月借調数に比例
して大きくなっており、位置ずれに対す・る許容度が大
きいので、位置決めマークから遠い位置にあって位置ず
れか大きくても目立たない。

なお、文学たけでなく細線等のずれの目立ちやすいパタ
ーンの画像も位置決めマークに近い方か望ましい。□ 本発明は以上詳述した実施例に限定されるものではなく
その趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加える
ことができる。例えば第４図に示すように位置決めマー
クを用紙の一側縁寄り送り方向に１字形に印字しておき
、幅方向はマーク４６中の内寄り２点４６ｂ、４６ｃの
位置で位置検出し、送り方晶は必要に応じてマーク４６
中の外寄り２点４６ａまなは４６ｄのいずれかの位置で
位置検出するようにずれは、センサの個数か少なくてす
む。また第５図に示すように位置決めマークの位置は変
えずに画像を必要に応じて１８０゜回転ずれば文字部を
位置決めマークの近くに配置することができ、位置ずれ
を小さくすることができる。ただしこの揚台は後で画像
の上下を揃えなおす必要があるが、装置に何ら手を加え
る必要がないというメリッ１〜がある。

［発明の効果］ 以上詳述したことから明らかなように、本発明方法によ
れば、常にマスク版送り方向の先後どちらか画像中の文
字や細線に近い方の位置決めマーク一端縁寄りに（−ｉ
設される位置決めマークを目印として該マスク版の位置
合せを行うようにしたものであるから、画像中の文学や
細線等の位置すれを比較的目立たなくすることができる
。従って鮮明な輪郭の画像が得られると共にマスク版の
画像輪郭のずれの許容度が広がる効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図から第５国立ては本発明を具体化した実施例を示
すもので、第１図はモノクロプリンタとカラー画像記録
装置とを結合配置した状態の断面図、第２図は露光ユニ
ットの構成図、第３図２第４図、第５図は夫々マスク版
上の位置決めマーク−１２＝ の配置の例を示す図、第６図は従来技術によるマスク原
版上の位置決めマークの配置を示す図である。 図中２２’　（Ｒ，Ｇ、Ｂ）はマスク版、２４は感光記
録シート、４４は位置決めマーク、４５は識別マークで
ある。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、色分解画像情報に基づいて作成される複数枚の色分
   解マスク版を順次露光部に送り、カラー対応の感光記録
   シート面に重ね合せ露光し、該感光記録シート面に光画
   像を形成するに際し、前記各色分解マスク版の送り方向
   の先後どちらか画像中の文字や細線に近い方の一端縁寄
   り位置に位置決めマークを付設し、該位置決めマークに
   基づいて前記各色分解マスク版の感光記録シートとの重
   ね位置合せを行うようにしたことを特徴とするマスク原
   版位置合せ方法。