JPH01235921A - 液晶表示パネル - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、２μｍ程度のセルギャップを有する液晶表示
パネルに関するものである。

従来の技術 従来、液晶表示パネルの基板接着用樹脂としては、熱硬
化型エポキシ樹脂や紫外線硬化型接着剤が多用されてお
り、これらにアエロジルやメルク等のフィラーを混合す
ることによって印刷適正を付加したり接着強度を向上さ
せたシして接着剤として用いていた。その−例を第１表
に示す。

２ヘ−ノ 第１表′ 発明が解決しようとする課題 しかし、タルクをフィラーに用いると、接着強度も高く
良好々シール樹脂が得られるが、メルクの粒度分布が広
範囲にわたり、５μｍ以上の粒径のものも含まれるため
、２μｍ程度の均一なセルギャップの制御が必要な液晶
表示パネルの基板接着用樹脂として利用することはかな
り困難であり、また、アエロジルを混合した樹脂では薄
いセルギャップに対応することはできるが、接着力が弱
いため製品の信頼性を低下させる原因となってしまうと
いう問題があった。

本発明はこのような問題を解決するもので、接着強度の
向上を図ることを目的とする。

課題を解決するだめの手段 そこで上記問題点を解決するために本発明では、３・−
ノ 樹脂中に窒化ほう素を混合した接着剤を用いることを特
徴とするものである。

作用 ゛　本発明により、窒化ほう素を混合することによって
樹脂にチタン性が付加され印刷インクとしての適正を有
する接着剤となシ、また混合する窒化ほう素は粒径を調
整することが出来るのでフィラーが入っているにもかか
わらず、セルギャップを２μｍ以下に制御することが可
能となる。さ、らに、樹脂の接着強度も窒化ほう素を混
合することによって向上し、優れた液晶表示パネルが得
られる。

実施例 以下、本発明の実施例について説明する。

第２表は本発明の一実施例における液晶表示パネル用シ
ール樹脂の配合である。

第２表 この配合に従ってそれぞれを秤シとり、軽く混ぜ合わせ
たものを３本ロールミルをつかってよく混練して印刷イ
ンクとしたのちに、２５０メツン。

のステンレススクリーンを用いてガラス基板上に所望の
パターンで印刷し、対向側のガラス基板と貼合わせてシ
ール樹脂を硬化させた。

こうして得られたサンプルについてピーリング強度及び
接着剤層の膜厚を測定した結果が第３表である。比較の
ために、第２表におけるフィラーを加えなかった場合の
測定結果と、従来使用していたアエロジルに変更して得
られた印刷インクをシール樹脂として用いた場合の測定
結果も有配している。

第３表　特性測定結果 ５ハ・−ノ′ なお、本実施例では平均粒径が１．２μｍの窒化ほう素
を２０重量部配合することにより、セルギャップを２．
０μｍ以下にすることのできる印刷適正に優れたインク
を得たが、用いる窒化ほう素の粒径や樹脂の粘度などに
よって配合比は任意に調節することが可能である。この
ことから、本発明の液晶表示パネル用接着剤は２．０μ
ｍよりも厚いセルギャップに対応したシール樹脂として
の使用も可能である。また、本実施例においては紫外線
硬化型樹脂を使用したが、これ以外の樹脂でもよく例え
ば熱硬化型のエポキシ樹脂などでも同様の結果が得られ
る。

発明の効果 以上のように本発明の液晶表示パネルは、樹脂中に窒化
ほう素を加えた接着剤を用いることによって２μｍ以下
のセルギャップを可能にし、かつ接着強度を樹脂単独の
性能よりも向上させることができるなど、産、業的価値
の犬なるものである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）樹脂中に窒化ほう素を混合した接着剤を用いたこ
   とを特徴とする液晶表示パネル。（２）使用する樹脂が
   紫外線硬化型の樹脂であることを特徴とする請求項１記
   載の液晶表示パネル。