JPH01235799A - 道路トンネルの換気制御装置 - Google Patents

道路トンネルの換気制御装置

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JPH01235799A
JPH01235799A JP5823488A JP5823488A JPH01235799A JP H01235799 A JPH01235799 A JP H01235799A JP 5823488 A JP5823488 A JP 5823488A JP 5823488 A JP5823488 A JP 5823488A JP H01235799 A JPH01235799 A JP H01235799A
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control
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渡辺 孝裕
Norio Nagaoka
長岡 憲夫
Toshiaki Mochizuki
敏明 望月
Kyo Mitsuyoshi
京 三吉
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    • E21EARTH OR ROCK DRILLING; MINING
    • E21FSAFETY DEVICES, TRANSPORT, FILLING-UP, RESCUE, VENTILATION, OR DRAINING IN OR OF MINES OR TUNNELS
    • E21F1/00Ventilation of mines or tunnels; Distribution of ventilating currents
    • E21F1/003Ventilation of traffic tunnels

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  • Mining & Mineral Resources (AREA)
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  • Electrostatic Separation (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野〉 本発明は道路トンネルの換気制御装置に係り、特に電気
集塵機とジェットファンを運転換気機として有する道路
トンネルの換気制御装置に関する。
(従来の技術) 近年の高速道路網の整備に伴い、トンネル延長が300
0m以上にもなるような長大トンネルが相次いで建設さ
れている。
従来からトンネル延長の短いトンネルに対しては、交通
流と平行に換気風を流す横流換気方式(一方の坑口から
他方の坑口へ換気風を流す方式)が採用されてきたが、
最近では長大トンネルにおいても横流換気方式を採用す
ることが多くなってて来ている。この方式は、車道以外
に送気用と排気用のダクトを余分に必要とする横流換気
方式に比べて、建設費を大幅に削減できるという利点が
ある。一方、上流側の汚染物質が下流側に移流拡散する
分布定数系のプロセスとなるため、換気制御が横流換気
方式の場合より難しくなる。
道路l−ンネルの換気制御では、煤煙濃度とCO濃度を
一定値以下に制御するのが一般的であり、横流換気方式
の長大トンネルでは煤煙を除去するために電気集塵機を
設置することが多い。
第10図は横流換気方式トンネルに対して従来の換気制
御で試みられて来たフィードバック制御の構成例を示し
ている。
この図において、トンネル1には、換気機として電気集
塵機2とジェットファン3(4台)が設置されている。
そして、電気集塵機2により煤煙が除去され、またジェ
ットファン3により車道風量が増減されて煤煙濃度とC
O濃度とがそれぞれ制御されている。
煤煙濃度は一般にVI値[%]として検出される。V 
I I、I!!は透過率を表す値で、100[%]に近
いほど透過率が良く煤煙濃度は低いことを意味する。こ
のVI値を検出するために、トンネル内にはVI計4−
1と4−2が、またCO濃度を検出するために一酸化炭
素濃度計(以下CO計と呼ぶ〉がそれぞれ設置されてい
る。この図のように西側坑口から東側坑口の方向に換気
が行われる場合、東側坑口近くで最も濃度が悪化すると
考えられるので、東側坑口近くには必ずVI計とCO計
が設置される。
VI計4−2の検出値を基に、VI計4−2設置地点の
VI値が設定された目標1直近くになるように電気集塵
@2の処理風量を調整するために集B機風量制御部6が
設けられている。この制御にはPID制御等が使われて
いる。
また、電気集塵@2では制御できないVI計4=1設置
地点のVI値とC○計5設置地点のCO濃度を制御する
ためにジェットファン台数制御部7が設けられている。
このジェットファン台数制御部7はジェットファン3の
運転台数を操作するだけであるからあまり細かい制御は
できず、VI値またはCoH7J度がある設定された範
囲から外れた時にジェットファン運転台数を増減させる
程度である。
ところで、電気集塵機2からVI計4−2までは一般に
数百m以上離れているので、電気業m機2の風量を操作
したことによるVI値の変化がVI計4−2で検出され
るまでは数分以上かかる。
煤煙は車道風速と同程度の速度で下流に移動すると考え
られるので、例えば800 [m]の距離があり車道風
速が4 [m/s ]の時には3分20秒もかかってし
まう。従って集mp重量制御部6は応答がどうしても遅
くなってしまい、急激な濃度悪化には対応できない。
このようにむだ時間の大きい制御対象に対しては予測制
御が有効であり、従来より交通量予測を行って換気制御
卸を行う方法が試みられて来たが、濃度制御の精度、安
定性および省エネに対する要望を満足する手段は未だ見
出されていないのが現状である。
(発明が解決しようとする課頚) 従来の換気制御では、しばしば汚染濃度が許容値を越え
てしまったり、制御系が不安定でハンチングを起こすよ
うな問題があった。
また、濃度の変動幅が大きいために、濃度を許容値以下
に維持しようとすると、余裕を考えて余剰換気ぎみに換
気機を運転せざるをえず、必要以上に電力を消費すると
いう問題もあった。
本発明は上記の課題を解決するためになされたもので、
トンネル内の汚染濃度を許容値以下に安定に維持し、且
つ換気機で消費される電力を極力低く抑えることが可能
な道路トンネルの換気制御装置を提供することを目的と
する。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明では、交通X検出器
で検出された交通量データから長期の交通量を予測する
長期交通量予測手段と、前記交通量検出器で検出された
交通量データから短期の交通量を予測する短期交通量予
測手段と、前記長期交通1予測手段の予測値から運転換
気機の最適組合せを決定する換気機組合せ決定手段と、
前記短期交通量予測手段の予測値からトンネル内の汚染
発生量を算出する汚染発生量算出手段と、前記短期交通
量予測手段、汚染発生量算出手段および換気機組合せ決
定手段の各演算結果から前記運転換気機の総所要電力量
が最小となるように各運転換気機の基準風量を算出する
最適換気量配分手段と、トンネル内汚染濃度を検出して
この汚染濃度が制御目標域内に維持されるように前記運
転換気機の風量及び運転台数を補正する汚染濃度フィー
ドバック制御手段と、を具備することを特徴とするもの
である。
更に前記汚染濃度フィードバック制両手段の一つである
集塵機風量制御では、電気集m機より下流側のVI計の
みならず上流側VI計の検出値も収り込んで、VI[が
制御目標域内に入るように電気集m機の風量を調整して
いる。
(作用) まず、長期交通量予測は、例えば30分〜60分周期程
度で実行され、30分〜60分先までの平均交通量を予
測する。これは、大まかな交通量の変化をとらえるため
のものであり、予測結果は運転する換気機の組合せ決定
に使用される。この組合せ決定を行うのが換気機組合せ
決定手段である。換気機の組合せを頻繁に切替えること
は電動機保護の点から好ましくないので、このように長
期交通量予測を行って組合せを決めるようにしている。
一方、短期交通量予測は、例えば5分〜10分周期程度
で実行され、5分〜10分先までの平均交通量を予測す
る。そして汚染発生量算出手段により、この短期交通量
予測の結果に基づいてトンネル内の車による汚染発生量
が算出される。
次に、最適換気量配分手段では、換気機組合せ決定手段
で決められた組合せと短期交通量予測手段で予測された
交通量と汚染発生量算出手段で算。
出された汚染発生量を基に、換気機て′消費される電力
が最小となるように各換気機の基準風量を算出する。
以上の交通量予測から最適換気量配分までは一種のフィ
ードフォワード制御であり、予測される交通量に合わせ
て運転換気機の台数や換気風量を操作しようとするもの
である。フィードバック制御では濃度の悪化を検出して
から換気機の風量を増加させるが、上記の交通量予測に
基づいたフィードフォワード制御では濃度が悪化する前
に予め換気風量を増加させるのである。
しかし、交通量予測に基づくフィードフォワード制御に
は交通量予測誤差やプロセスモデルの誤差があるため、
その影響を補正する手段が必要である。また予測できな
い短時間の交通量変動や自然風変動等の外乱による濃度
変化を抑制する必要もある。そのための手段として次に
述べる汚染濃度フィードバック制御を設けている。
汚染濃度フィードバック制御手段では実際の汚染濃度を
検出し、汚染濃度が制御目標域内に入るように換気風量
の補正を行う。
汚染濃度フィードバック制御手段の一つに集塵機風量制
御がある。本発明による集塵機風量制御では、電気集塵
機より下流側VI計からのフィードバック制御だけでな
く電気集m機より上流側VI計の検出値も使用する。
縮流換気方式の場合、上流側で濃度変動があればいずれ
その影響が下流側に現れる。下流側VI計からのフィー
ドバック制御だけの場合、上流側VI値が悪(ヒしても
下流側VI計でその悪化が検出されるまでは電気集塵機
の風量は補正されない。
前述したように電気集塵機から下流側VI計までは数百
m以上周れているので、濃度悪化の検出が非常に遅れて
しまうのである。
そこで本発明では、電気集塵機より上流側の濃度変動が
電気集塵機より下流側に出来るだけ伝わらないように、
上流側VI計の検出値を用いて電気集塵機の風量を調整
するようにした。例えば、上流側で濃度悪化が検出され
た場合、下流側にその濃度悪[ヒが伝わらないように電
気集塵機の風量を増加させてやるのである。
また上流側V I計からの制御では抑えられないVI値
変動に対しては下流側VI計からのフィードバック制御
が働くことになる。
(実施例) 以下、本発明の一実施例を図面によって説明する。
第1図は、本発明に係る一実施例の構成を示す機能ブロ
ック図であり、第2図は本発明が適用される縮流換気式
トンネルの概略構成図である。
まず、第2図により対象トンネルについて説明する。換
気方向は西側坑口から東側坑口の方向く図中、左から右
方向)で、交通方式も西側から東側への一方交通である
。換気機としては3台の電気集塵機16 (16−1,
16−2,16−3)が、また3台のジェットファン1
7 (17−1゜17−2.17−3>が各々設置され
ている。ここで電気集塵機は16−1〜16−3を第1
集塵機〜第3集塵機と呼ぶことにする。
また、センサ群としては、西側坑口付近に1台の交通量
検出器8と、4台のVI計18(18−1〜18−4 
>と、東側坑口付近に1台のCO計19と、2台の風向
風速計20 (20−1,20=2)が設けられている
。ここで、VI計18−1〜18−4を第1VI計〜第
4VI計、風向風速計20−1.20−2を第1風向風
速計、第2風向風速計と呼ぶことにする。各センサの検
出値は換気制御装置21にすべて入力され、この換気制
御装置21により電気集塵@16とジェットファン17
に対して運転台数制御が行われる。
この換気制御装置21は、マイクロコンピュータ等によ
り実現され、第1図に示すように、長期交通量予測手段
9と、短期交通量予測手段10と、換気機組合せ決定手
段11と、汚染発生量算出手段12と、最適換気量配分
手段13と、集塵機風量制御手段14と、ジェットファ
ン台数制御手段15の各制御機能が組み込まれている。
以下、上記各制御機能についてその詳細を順番に説明す
る。
(長期交通量予測) 長期交通量予測手段9は60分周期で実行され、交通1
.演出器8で検出した過去の交通量データを基に60分
先止での平均交通量を予測する。
予測式は下式の通りである。
長期交通量予測値= 自己回帰モデル十交通量予測基本値・・・・・・(1)
自己回帰モデル ΔN34(::a+ +ΔN3+a2・ΔNK−,十a
3  °△NK4 +a4 °△N g−3・・・・・
・(2) ΔNKH:に+1回目に交通量が交通1予測基本1直か
ら外れる量の予測値 [台/hコ ΔNよ;に回目に実測交通量が交通ヱ予測基本値から外
れた1[台/h ] al 〜a4  : (糸数 自己回帰モデルの1系数al〜a4は、カルマンフィル
タを用いてオンライン逐次推定により求められる(後述
) 、 (+)式による長期交通量予測の予測項目は次
の2つである。
・大型車台数長期予測値NαL [台/h ]・小  
11   11   NSL[台/h ]交交通1予測
基本は1日の平均的な交通量変化パターンを示す値で、
1時間平均値を24時間分持つが、更に平日や休日によ
って交通量パターンが異なると思われるので、下記の4
種類に別けて図示しないメモリ内に記憶している。
■平日(月〜金) ■休日(日、祝祭日)■土曜   
   ■特異日 ■■■のパターンについては、パターン毎に指数平滑を
行って、基本値を更新する。
指数平滑は下式のように行う。
尺 −α・Nk+(1−α)・悶に−1・・・・・・・
・・〈3)Nk :に日日の1時間の実測交通量[台/
h ]N:に一1日日の指数平滑値(k日目のに−1 交通量予測基本値)[台/h ] i、:に日日の指数平滑値(k、1日目の交通量予測基
本値) [台/h ] α:平滑化定数(0≦α≦1) また■の特異日については、日にちと交通量(大型車台
数、小型車台数)をオペレータより設定できるようにし
ている。
第3図は長期交通量予測の方法を示すグラフである。同
図のム印が交通量予測基本値を、・印がその日の過去の
実測交通量を示している。tk時点において、自己回帰
モデルにより次周期(tK士1)の交通量予測基本値か
らの偏差ΔNk+1  を予測している。
前述した自己回帰モデルの係数のカルマンフィルタによ
るオンライン逐次推定は下式によって行われる。
$K =$x−+  −9x(lhxsえ−1−ΔNK
)・・・(4)眠=Pよ−、lhK/(λ刊り、P、−
、lhに)・・・・・・(5)P−=PK−1−賑h”
kPK−1・・・・・・・・・・・・・・・・・・(6
)111、= (ΔNK−,、ΔNK−2、ΔNK−3
ΔNK−+)1・・・・・・(7) $3”(at 、 a2 、 a3 、 a4 )・・
・・・・(8)ΔNK−,:に一1回目に実測交通量が
基本値から外れた量[台/h ] a1〜a4 :自己回帰モデル(2)式の係数■:カル
マンゲイン gIK=(g+ 、 (12、(13、gi )”λ=
fOr(lettin(] factor  (o≦λ
≦1)ここで■は転置を意味する。
lhk、 $x  、 PKの初期値は次のように設定
する。
lh o = (△No 、ΔNo、ΔN冒△No)”
・・・・・・・・・(9) △NO:計算開始時点(k=o)のΔNの値$o=(1
000)”・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・(10)K)1(例に=105)・・・・・・・・・
・・・・・・・・・(12)(短期交通量予測) 短期交通量予測手段10は10分周期で実行され、交通
1検出器8で検出した過去の交通量データを基に10分
先攻での平均交通量を予測する。
予測式は下式の通りである。ここでは、前記長期交通量
予測とは異なり、交通量予測基本値は使用しない。
Nえ、1 =α1 ・NK+α2 、NK−、十α3 
Nに一2+α4 ・Nに−3・・・・・・・・・・・・
・・・(13)Nに+1 :交通量予測値[台/h ]
Nl、:に回目に実測した交通量[台/h ](110
分の積算値を時間交通量に直 した値) α1〜α4;1系数 自己回帰モデルの係数α1〜α4は長期交通量予測と同
様に、カルマンフィルタを用いてオンライン逐次推定を
行う。
上記(13)式によって予測するのは下記の2項目であ
る。
・大型車台数短期予測値Nis  [台/h ]・ノド
    〃      ツノ    Nss[台/h 
 ]更に本短期交通呈予測では、(1’り式で予測した
値N(ls、Nssと長期交通量予測で予測した値N、
QL、NSLとの加重平均をとって最終的な短期交通1
予測値としている。この加重平均は次のようにして計算
する。
N is ←aw  −Nus + (1−α、)・N
uし・・・・・・・・・(14) NSS−αw−Nss+(1−0w ) ・NS L 
(15)(0≦αW≦1)・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・(16)(換気機組合せ決定) 換気機組合せ決定手段11は前記長期交通量予測の予測
結果を基に、60分周期で運転する換気機16の組合せ
を決定する。汚染発生量は交通量と大型車混入率に特に
影響されるので、ここでは第4図に示すように交通量と
大型車混入率をパラメータとする2次元のテーブルによ
って組合せを決定するようにしている。
同図に示す交通1Nと大型車混入率Ptは下式で計算さ
れる値である。
N=N丈L +NS L・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・(17)Pt =N吏Lし
(N吏L +NS L )・・・・・・(18)NiL
+大型車台数長期予測値[台、/h]NSL:小  1
1    II    [台/h ]同図のテーブルの
数値は組合せを示す番号であり、第5図に示すように電
気集塵機16の運転組合せと対応している。また目標V
I値V I 、、。
[%]は運用上変更する可能性があるので、VI、、、
e≦t10の場合と、40<VI、、r≦45の場合と
、45<V I 、、e≦50の場合に対してそれぞれ
テーブルを1枚ずつ持っている。
(汚染発生量算出) 汚染発生量算出手段12では、前記短期交通量予測の結
果を基に10分周期で煤煙発生量とC○発生量を算出す
る。
(1)煤煙発生量の計算 まず煤煙発生量の基本値を計算する。
II ”μ+ ” Vl  ・P d、 +μ2” V
2  ’(1−Pd、)・・・・・・・・・(19)σ
、2=Pd、  ・ ((σ10 ・Vl)2+(μ+
 ’  −Vl  u、+  )2)+(1−Pd、)
・((σ20 ・V2)2+(μ2° −v2−μm 
)2) ・・・・・・・・・(20) μ2:μm° °V1゛P d2 +1t2° v2・
 (1−Pd2)・・・・・川・・・・・・開用・(2
1)σ22=Pd2 ・ ((σ10 ・ Vl>2+
(μm° ・ vl−μ2)2)工 (1−Pd2)・ ((σ2.■2)2+μ2° −v
2−μ2)2)・・・・・・(22)V、、v2 、大
型ディーゼル車、大型ガソリン車の1台当りの平均排気 ガス量[m3 / (台・km)] Vl、V2:小型ディーゼル車、小型ガソリン車の1台
当りの平均排気 ガス量[m3 (台/・km)] P d、 、 P d2  :大型車、小型車のディー
ゼル比率[−] μm0.σ1o :ディーゼル車の煤煙濃度の平均値お
よび標準偏差[−] μ20.σ20 :ガソリン車の煤煙濃度の平均値およ
び標準偏差[−] 、4v、=p[Hμ+ + (I  Pt ) ・μ2
・・・・・・(23−1) σv+2=Pt  (σI2+(μ+  ’iV+)2
)+(1−Pt )(σ22+(μ2−6v+) 2)
・・・・・・(23−2) μm、σ1 :大型車の煤煙発生量の平均値および標準
偏差[m3.、’(台・km)]μ2.σ2 :小型車
の煤煙発生量の平均値および標準偏差[m3/く台・k
m) ] Pt :大型車混入率[−] 次に基本値に対する補正を行う。
μo v、= 8・A−CにVl ・・・・・・(24) CKVI:許容煤煙濃度[−] Kv+  :許容VI値 [%] A  :トンネルlkm当りの容積[m3]μovτ:
分散を考慮した煤煙発生量 [m3/(台・km)] μVl”μ0vt−Kv+o −KVI)l ”・”・
””・(26)μvl:勾配と標高により補正を加えた
煤煙発生量[m3/(台・km)] kv+c :勾配による煤煙発生量の補正係数[−コ KVI)l:標高による煤煙発生1の補正係数[−] 煤煙換気区間単位の煤煙発生量QV11を計算する。
Qvr+  :第i煤煙換気区間の煤煙発生量[m3/
s] N :交通量[台/h ] 丈、:第i煤煙換気区間距離[ml 煤煙換気区間は第6図に示すように4区間ある。
同図においてLがトンネル延長[mlで愛1が第i煤煙
換気区間距離[mlである。煤煙換気区間は次のように
分けられている。
第1煤煙換気区間;西側坑口から第1集m機第2  ツ
ノ   :第1集塵機から第2 ツノ第3  ツノ  
 ;第2集塵機から第3 ツノ第4  1)    :
第3集m機から東側坑口<2)Co発生量の計算 π。。 :Co発生量の平均値[丈/(台・km)]K
(。。;勾配によるCo発生量の補正係数[−] K CoH:標高によるCo発生量の補正係数[−] μ。。 :勾配と標高による補正を加えたCo発生量[
m3/(台・km)] トンネル全体におけるCO発生i qc、は次式により
計算される。
qco:トンネル全体のCO発生jt [m:l /S
IN:交通量[台/h ] L:トンネル全長[ml (最適換気量配分) 最適換気量配分手段13では、換気機組合せ決定手段1
1で決められた換気機の運転組合せと、短期交通量予測
手段10の予測値と、汚染発生量算出手段12で算出さ
れた汚染発生量を基に10分周期で各電気集塵機16の
基準風量とジェットファン17の基準台数と基準車道風
速と基準煤煙濃度を算出する。その際、電気集塵機16
とジェットファン17で消費される電力が最小となるよ
うに非線形計画法を使って計算を行う。
以下で使用する濃度関係の記号を第6図により説明する
。第6図のグラフは煤煙とCoの定常的な濃度分布を示
すものである。煤煙は電気集塵機16で除去されるので
、上段のグラフに示す通り鋸波型の濃度分布となる。一
方C○は電気集塵機16で除去できないため下段のグラ
フのように単調に増加する濃度分布となる。グラフ上に
記入している記号の意味は下記の通りである。
CvIo:トンネル外の煤煙濃度   [−]CVIL
:第1集塵機入側の煤煙濃度 [−]CVI2  : 
     ツノ    出(則    l!     
  [−]CVI3 :第2集塵機人側  n    
[−]Cv+ 4  :      ツノ     出
側     ツノ        [−]CVI5:第
3集塵機入側  ツノ   [−]CVI6:    
  ツノ    出1則    ノ!       [
−]CVI7:東側坑口(トンネル内)の#[I−]C
v+o:トンネル外のCO濃度   [−]CV□1 
;東側坑口(トンネル制のCO濃度[−]この最最適換
気量分では、以下のように定式化した非線形計画問題を
解いて、各基準値を求めている。
(1)決定変数 χ1 :第1集塵機風ff1Qc+  −、m3/S 
]χ2 :第2集塵機風iQ c2  [ツノ   ]
χ、 : 第3集塵機風ヨ1tQcs   i、   
 tt    ]χ4:車道風IQ、[ツノ ] χラ :運転シェツトファンNJF [ツノ   ] (2)目的関数 f−3ΣWc++ χ5 ・WJP−最小化−(30)
i&I WcI= ao++ a tヒQc++ a2+ + 
Q2c++a3ビQ3cI・・・・・・・・・(31)
WJP=一定 WCI :第i集塵機所要電力[K間 Qc+:     //     風n     [m
 3 /s]a o+””−a 31  :  f糸数
WJpニジエツトファン所要電力[KW](3)不等式
制約条件 車道風量制約 g+ =xa  (χ4 Qrmaj≦O” −−(3
2)Q r ff111 X :車道風量上限[m3/
s]集塵機風量制約 g2:(χI  QCIIIIQ+ > ’(χI  
 Qcmaxt  )≦0−(33)    h  =
 (χ2   Qca++az  )  ・ (χ2Qcm−82)≦0・・・(34)g4=(χ3
   Q6@+a3)  ’(χ3   Q61111
1X3  )≦O・、 (35)Q co+lal  
:第i $!111i!ffi!下限[m3/s]Q 
caaxl  :    ノI   上限[m3/s]
集塵機風量≦車道風量 g5 =χ1−χ4≦0  ・・・・・・・・・・・・
・・・・・・(36)’Cla =χ2−χ4≦0  
・・・・・・・・・・・・・・・・・・(37)g7=
χ3−χ4≦0  °°°°°°°゛°゛°“−−−−
−(38)ジエツI・ファン台数制約 (la =χ5 (χ5  NJP□、)≦0・・・・
・・(3つ)N JPmax  ニジエツトファン設置
台数[台]煤煙濃度制約 (Ig=cv日−Cv+u≦0・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(40)goo = CVF3  Cv
+υ≦0・・・・・・・・・・・・・・・・・・(41
)(lB=cv+s  CV[U≦0・・・・・・・・
・・・・・・・・・・(42)(112= CVF6 
 Cv+υ≦0・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(43)CO濃度制約 (113= Ccot  Ccou≦0・・・・・・・
・・・・1川・(44)Cv+u:煤煙濃度設定値(上
限値)[−]Ccou  : CO濃度設定値()l)
[ppm]煤煙濃度Cv++とCO濃度Ccotは下式
によって計算される。
qv++  :第i煤煙換気区間汚染発生1[m3/s
] η。dl;第i集塵機集塵効率[−] Qco  :C0発生量[m3/s] (4)  等式制約条件 圧力バランス h、 =△P2+ΔPM+△P、十ΣΔP a1十χ5
 ・ΔPJ=O・・・・・・・・・(53)△P、:通
気抵抗      [mmAg]ΔPM :自然換気力
      [l) ]ΔP、:交通換気力     
E ツノ ]△P。1;第i集塵機の昇圧力 [ツノ]
△P、ニジエツトファン昇圧力[)l ]上記(53)
式における各圧力の計算式は下記の通りである。
■、2・・・・・・・・・(54) ■、=Q、/A、・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・(55)・・・・・・・・・(5
7) ただし、 n;トンネル内存在台数[台] A。:自動車等価抵抗面積[rrf’]A* ”AaL
−P t +A**・ (1−P、)・・・・・・・・
・・・・(59) N = N tl+ N ss      ・−−川−
(60)Pt=N1./l’J      ・川・・・
川・・(61)△Pal” △PJ=−・VIJP2 ・2φ・ (1−ψ)・・・
・・・・・・(64) ■、 ψ=□           ・・・・・・・・・(6
6)上記(54)式から(66)式までに使用した記号
の意味は下記の通り L:トンネル延長         [m]D1 :ト
ンネル付表寸法      [m]A、:車道断面積 
       [m2]v、;車道風速       
 Jm/s]ρ;空気密度     [kgf  −s
 2 /m4 ]λ:トンネル壁面摩擦損失1系数  
 し−]ζ、;トンネル入口流入損失1系数  [−]
■。:自然風速         :m/sl■、:車
速          :m/sコA a 1 :大型
車等価抵抗面積    [m2]A6.:小型車等価抵
抗面積    [m2]N :交通量        
 [台/h]N東、:大型車短期予測値    [台/
h]Nss:小型車短期予測(直    [台/h]P
t 二大型車混入率       [−]Q。、;電気
集塵機i ノズル吹き出し風量[m3 /5ecl VJI:     tt    ノズル吹き出し速度1
m/5eal β、  :     //    ノズル吹き出し角度
[degI VJn+mxl  :  )l    定格運転時のノ
ズル吹き出し速度 7.m/sec] ・・・・・・・・・(63) VIJP ニジエツトファン吹き出し速度[m/SeC
] AJ :    ll   吹き出し面積[m2] Q〜1、I :電気集塵機i 定格風量[m3 /se
c ] この最適換気量分配では以上のように定式化された非線
形計画問題を問いて、下記の基4値が求められる。
Q”cl:第1集塵機基準風ffi  Cm3 /S 
]N”JPニジエツトファン基準運転台数[台]V°、
:基準車道風速     I:m/S]C″V目 二基
率煤煙濃度    [−](集塵機風量制御) 集塵機風1制御手段14は最適換気量配分手段13の演
算結果とVI計18、風向風速計20の検出値を用いて
V I値を目標値近くに維持するために電気集塵機16
の風量を調整する。
本実施例による集塵機風量制御は、電気集塵機16の上
流側と下流側の両方のVTl18−1゜18−2を使っ
て電気集塵機16の風量を操作することに才寺徴がある
第7図に第1集塵機16−1に対する集塵機風量制御の
構成を示す。第7図において、V工値フィードバック制
(卸手段22−1は、VI計18−2により検出された
VI値と目標VI値V I 、、。
の偏差を基に第1集塵機16−1の補正風量△QCIB
を演算する。このVI値フィードバック制師にはPID
制御を曲用しており、制御周期は5分程度にしている。
また前記の目標値V I 、、、は、最適換気量配分で
算出された基準煤煙濃度より、下式によって設定する。
VI....=100・10−100°2v12・・・
・・・・・・(67) V丁、or:目標VI値[%] C″H2:第2VI計設置地点の基準煤煙濃度[−] “VI値ラフイードフォワード制御手段231は、第1
VI計l5−1と風向風速計20−1.20−2の検出
値を用いて、第1集塵機16−1の補正風量ΔQ c 
r pを1分周期で演算する。尚、風向風速計20は2
台あるので、平均処理手段25により平均車道風速が計
算されている。
第8図は第1集塵機16−1近くの煤煙濃度分布を示す
。同図の実線で示す分布は最適換気量配分により計画さ
れた濃度分布である。ここで例えば、Vlll8−1の
検出値Cv r tが基準値C゛7.1より高くなった
場合、第1集m機16−1の風量を現状のままにしてい
ると第2VI計18−2地点の濃度が第1集塵機C″V
I3より高くなってしまう可能性がある。本制御ではこ
のような場合、第2VI計18−2地点の濃度が悪化し
ないように第1集塵機16−1の風量を予め増加させて
第8図に破線で示すような濃度分布にするのである。
補正風量△Q c r pは次のように計算する。
まず、第1VI計18−1の検出値(VI値)を煤煙濃
度に変換する。
C旧I :  ツノ    ノ!(煤煙濃度)[−1次
に下記の(69)式と(70)式を連立させて第1集塵
@16−1の予測風量Q a r pを求める。
V r  −A r VI ・ A1 Cv+2  :第1集m機出側の煤煙濃度 [−]■、
二車道風量検出直     Cm/slA、:車道断面
積        [m2]ηco1:第1集塵機の集
塵効率   [−]q2 :第2煤煙換気区間の煤煙発
生量[m3/s] (汚染発生量算出手段12で算出した値ンC″v13:
第2VI計地点の基準煤煙濃度Qc【p:第1集塵機の
予測風M、[m3/s]最後に下式によって補正風量△
QcIpを計算する。
△QcIp =QcIp  Q” c +      
−−(71)Q″cI :第1集塵機基準風量 尚、このV ■(直フィードフォワード制御は、第1V
I計18−1地点の目標のVI値と検出されたVI値の
偏差が、設定された一定の幅から外れた場合だけ制御出
力を行う。
制御出力決定手段24−1は、VI値スフイードバック
制御手段221により演算された補正風量△Qc+Bと
、■■値フィードフォワード制御手段23−1により演
算された補正風量△Q c t pを組合せて実際の制
御出力の決定を行う。本実施例では下式によって制御出
力Qを決定している。
QcI= Q″c1+ΔQclB+ΔQctp・・・(
72) Qcl :第1集塵機風量に対する制御出力[m3/s
] Q″c1 :ツノ  基準風i  [m3/S]ΔQc
+a  : V I値フィードバック制御による補正風
量      [m3/sコ △Qctp  : V ■値フィードフォワード制御に
よる補正風量    [m 3 / S ]以上、第1
集塵機16−1に対する集塵機風景制御を説明したが、
第2.第3集塵機16−2゜16−3についても同様で
ある。
(ジェットファン台数制御〉 ジェットファン台数制御手段15は、最適換気量配分手
段13の演算結果とVI計18、CO計19、風向風速
計20の検出値を用いて、VI値とCO濃度と車道風速
が制御目標域内に入るようにジットファンの運転台数を
操作する。
以下では電気集塵機16が全台運転されている場合の、
ジェットファン台数制御について説明する。この場合、
使用されるセンサは第1VI計18−1とCO計19と
風向速度計20−1.20−2である。本制御ではセン
サからの検出値の監視は1分周期で行っているが、1度
ジットファンの運転台数を変更したら、認定されたある
一定時間(効果待ち時間と呼ぶことにする)は、次の変
更を行わないようにしている。
制御出力は次のようにして計算する。
NJF=(前回のNJP)+ΔN” Jp+maX(Δ
NJPVI、ΔNJPCOI△NJPVI)・・・・・
・(73) ΔN”JP二N″JP  (前回のN″JP)・・・(
74)NJPニジエツトファン運転台数(制御出力)[
台] N″JP”ジェットファン基準運転台数[台]ΔNJP
V1.△NJpco+△NJPVRは次のようにして計
算される値である。
(V I H>V I ’L ) ・・・(75) ・・・(76) ・・・(77) V L = V ”  r   D vr      
  ・・・(78)VIu:VI値制御目標域上限  
 [%]VIL:     ツノ       下限 
      [%]VI、:第1VI計検出値    
 [%]COu:Co濃度制御目標域上限[:ppm]
C○1 :CO計計量出値    [ppm]VL:車
道風速制御目標域下限 [m/Sl■、°:l) 基準
値     [m/s ]D9.:  ツノ 側聞不感
帯幅[m/S](D、、≧0) k1〜に3:制御ゲイン 集塵機風量制御は、第1集塵機16−1.1台だけにつ
いて説明したが、電気集塵機16が3台の場合には第9
図に示すような構成となる。尚、同図において22−1
〜22−3はVI値ラフイードバック制御手段23−1
〜23−3はVI値ラフイードワード制御手段24−1
〜24−3は制御出力決定手段である。第1集塵機16
−1に対する構成と全く同様に、第2、第3集塵機16
−1.16−2に対しても集塵機風量制御が構成されて
いる。
以上の実施例では、換気機として電気集m機16とジェ
ットファン17を持つ縮流換気方式トンネルへの適用例
を述べたが、本発明による制御装置は、電気集塵機を有
するあらゆるタイプのトンネルに適用することが出来る
。例えば、立坑送排気方式のトンネルや立坑集中排気方
式のトンネルに適用できる。
[発明の効果] 以上、説明したように、本発明によればトンネル内の汚
染濃度も許容値以下に安定に維持し、且つ換気機で消費
される電力を出来るだけ低く抑ことか可能な道路トンネ
ルの換気制御装置を提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例の制御機能構成図、第2図は
対象トンネルの概略図、第3図は長期交通量予測の方法
を示す説明図、第4図は換気機の運転組合せを決めるた
めのテーブル、第5図は換気機組合せ番号と運転集塵機
組合せとの対応を示す図、第6図は煤煙濃度とCO濃度
の定常的な分布を示す図、第7図は第1集塵機に対する
集塵機風量制御の構成図、第8図はVI値スフイードフ
ォワード制御手段演算方法を説明するための煤煙濃度分
布図、第9図は集塵機風量制御とジェットファン台数制
御を組合せた全体構成図、第10図は従来のフィードバ
ック制御の構成図である。 8・・・交通量検出器 9・・・長期交通量予測手段 10・・・短期交通量予測手段 11・・・換気機組合せ決定手段 12・・・汚染発生量算出手段 13・・・最適換気量制御手段 14・・・集塵機風量制御手段 15・・・ジェットファン台数制御手段16 (16−
1,16−2,16−3>・・・電気集塵機 17(17−1,17−2,17−3>・・・ジェット
ファン 18 (181,18−2,18−3,18−4)・・
・VI計 19・・・CO計 20 (20−1,20−2,20−3>・・・風向風
速計 21・・・換気制御装置 22−1.22−2.22−3・・・V I値フィード
バック制御手段 2B−1,23−2,23−3 ・・・VI値タフイードフォワード制御手段241.2
4 2.24−3 ・・・制御出力決定手段 25・・・平均処理手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)交通量検出器で検出された交通量データから長期
    の交通量を予測する長期交通量予測手段と、前記交通量
    検出器で検出された交通量データから短期の交通量を予
    測する短期交通量予測手段と、前記長期交通量予測手段
    の予測値から運転換気機の最適組合せを決定する換気機
    組合せ決定手段と、 前記短期交通量予測手段の予測値からトンネル内の汚染
    発生量を算出する汚染発生量算出手段と、前記短期交通
    量予測手段、汚染発生量算出手段および換気機組合せ決
    定手段の各演算結果から前記運転換気機の総所要電力量
    が最小となるように各運転換気機の基準風量を算出する
    最適換気量配分手段と、 トンネル内汚染濃度を検出してこの汚染濃度が制御目標
    域内に維持されるように前記運転換気機の風量及び運転
    台数を補正する汚染濃度フィードバック制御手段と、 を具備することを特徴とする道路トンネルの換気制御装
    置。
  2. (2)前記汚染濃度フィードバック制御手段は、運転換
    気機としての電気集塵機の下流側に設置されたVI計の
    計測値をフィードバックしてこのVI計設置地点のVI
    値が制御目標域内に入るように前記電気集塵機の補正風
    量を演算する手段と、前記電気集塵機の上流側に設置さ
    れたVI計の計測値よりこのVI計設置地点のVI値が
    制御目標域内に入るように前記電気集塵機の補正風量を
    予測演算する手段と、演算された各補正風量を組み合わ
    せて前記電気集塵機の最適風量を決定する手段と、を含
    むことを特徴とする請求項(1)記載の道路トンネルの
    換気制御装置。
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