JPH01235765A - タイルパネル - Google Patents

タイルパネル

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JPH01235765A
JPH01235765A JP5963488A JP5963488A JPH01235765A JP H01235765 A JPH01235765 A JP H01235765A JP 5963488 A JP5963488 A JP 5963488A JP 5963488 A JP5963488 A JP 5963488A JP H01235765 A JPH01235765 A JP H01235765A
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JP
Japan
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tiles
resin composition
hardening
carbon atoms
joints
Prior art date
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Application number
JP5963488A
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English (en)
Inventor
Kanemasa Nomaguchi
兼政 野間口
Kazuyuki Tanaka
一行 田中
Masanori Horii
堀井 正憲
Haruki Yokono
春樹 横野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Resonac Corp
Original Assignee
Hitachi Chemical Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH01235765A publication Critical patent/JPH01235765A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Finishing Walls (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は複数個のタイルを基板に接合したタイルパネル
で主として浴室、厨房等の床、壁、天井に適用されるタ
イルパネルに関する。
(従来の技術) 従来のタイルパネルにおいてタイルは石綿スレート板9
石綿セメントけい酸カルシウム板、ガラス繊維セメント
板等の基板に合成ゴム系、アクリル系、エポキシ系等の
溶剤を用いた接着剤で接合されていた(雑誌[建築技術
J 1985年3月号65頁)。
(発明が解決しようとする課題) しかし、このタイルパネルにおいては接着剤の乾燥後溶
剤が揮発した空隙が残り、その空隙部に吸湿した水分で
冬期凍結障害を起こす。また接着剤に無溶剤のエポキシ
系接着剤を用いた場合も高粘度であるため通常櫛ごてで
しごき塗りされるためタイル裏面の凹凸とあいまってど
うしても空隙が残り、吸湿した水分によって冬期凍結障
害を起こし、甚だしいときにはタイル剥離に至る。
また基板としては不燃性、剛性1強度、経済性から石綿
スレート板1石綿セメントけい酸カルシウム板等がもつ
ともよく使われるがこれらの材料は本来吸湿性があり、
使用場所が浴室等の湿気の高い場所に適用された場合、
吸湿による接着力の劣化が起こりタイル剥離を起こし、
さらに吸湿水分の冬期凍結による割れ障害も起こし易い
。これらの障害を防止するためにはかかる基板を防水処
理した後、タイルの接着をしなければならずその工数が
2工程となり経済性をそこねている。
また特開昭51−82930号公報はあらかじめタイル
を織布で連結したシートを防水性を有する接着剤で施工
する壁面に接着する工法を示しているが、この工法も連
結シートを作る工程と防水接着をおこなう2工程であり
経済性がない。
本発明は、上記の従来の欠点を除いたタイルパネルを提
供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、所定間隔の目地部を設けて配列された複数個
のタイルを一般式(I)またはfl[)で示されるアク
リレート化合物、硬化剤および硬化促進剤を含む樹脂組
成物で基板に接合してなるタイルパネルならびに所定間
隔の目地部を設けて配列された複数個のタイルを一般式
fIlまたはfI[lで示されるアクリレート化合物、
硬化剤および硬化促進剤を含む樹脂組成物で基布を介し
て基板圧接合してなるタイルパネルに関する。
式中Rは、HまたはCH3であり、πは2個から6個ま
での炭素原子を有するアルキレン基または4個から6個
までの炭素原子を有し、それぞれのセグメントが少なく
とも2個の炭素原子を有するアルキレン鎖の異なるセグ
メントの結合した1個または、それ以上の酸素原子を有
するオキサアルキレン基である。
第1の発明を第1図によって説明すれば基板1上に樹脂
組成物2の所定量を塗布しくこの場合所定量とはタイル
裏面の凹部容積を満たす以上の量をいう)、樹脂組成物
が硬化しないうち(で複数個のタイル3を所定間隔の目
地部4を設けて配列し。
樹脂組成物の硬化後肢目地部にシーリング材5を入れる
第2の発明を第2図によって説明すれば基板1上に基布
6をおき、その上に基布の目がかくれるまで無溶剤の樹
脂組成物2を塗布し、樹脂組成物が硬化しないうちに複
数のタイル3を所定間隔の目地部4を設けて配列し、樹
脂組成物の硬化後肢目地にシーリング材5を入れる。
基板は、タイルの重量を支える強度を有する基板であっ
て通常石綿スレート板9石綿セメントけい酸カルシウム
板が適しているが、特に制限するものではない。
一般式(I)の化合物の例としては、ジシクロペンテニ
ルアクリレート、メルクaべ/テニルメタクリレート等
があり、一般式(■)の化合物の例としては、ジシクロ
ペンテニルオキシエチルメタクリレート、ジシクロペン
テニルオキシエチルアクリレート等がある。これらは、
既に公知の方法で得ることができる。
硬化剤としては、約3個から18個までの炭素原子を含
有する炭化水素から誘導された過酸化物またはヒドロペ
ルオキシドが用いられる。ヒドロペルオキシドとし°C
は、  tert−ブチルヒドロペルオキシド、クン/
ヒドロペルオキシド、メチルエチルケトンヒドロペルオ
キシド、ジイソプロピルベンゼンヒドロベルオキシドな
どが用いられる。
過酸化物としては過酸化ベンゾイル、  tcrt−ブ
チルベルベンゾエート、Z2−ビス−(tert−プチ
ルペルメキシ)−フタン、ビス−(1−ヒドロキシ−シ
クロヘキシル)−ブタン、ビス−(1−ヒドロキシ−シ
クロヘキシル)−ペルオキシドおよヒtcrt−プチル
ベルオキシイソブ口ビルカーボネX−ジ(ヒドロキシエ
チル)トルイジン、p−ジメチルアミノペンツアルデヒ
ドなどの芳香族アミンが用いられる。
またナフテン酸または8個から30個までの炭素原子を
有する脂肪酸の塩も用いられる。今回の例はカルシウム
、銅(■)、亜鉛(■)、マンガン(■)、マンガン(
■)、鉛(■)、コバルト(■)、鉄(■)、バナジウ
ム(■)、ジルコニウム■などがあげられる。これらの
塩はヒドロペルオキシドの作用を加速し、カッ。
有機過酸化物−アミン触媒中で酸化硬化を促進する。酸
成分例は樹脂酸(すなわち、ロジン酸)。
トール油脂肪酸、アマニ油脂肪酸、2−エチルヘキサノ
イックアシッド、ラウリン酸、バルミチン酸、ミリスチ
ン酸、ステアリン酸、オレイン酸。
リノール酸、リルン酸、ベヘン酸、セロチン酸。
モンタン酸、アビエチン酸などがある。
上記の一般式(■)または+II)で示されるアクリレ
ート化合物に対して硬化剤は0.5〜5重量係、硬化促
進剤は0.1〜2重jk俤の範囲で用いることが好まし
い。
樹脂組成物には必要に応じて炭酸カルシウム。
メルク、酸化マグネシウム、クレー珪砂9石こう。
ポルトランドセメント、カーボンブラックなどの充てん
剤を加えてもよい。また酸化けい素などの揺変剤を加え
てもよい。
基布としては合成繊維不織布がもつとも適するが、ガラ
ス布、ガラスマット、キャンパス、寒冷紗も使用でき、
特に制限するものではない。目地部に用いられるシーリ
ング材には公知のものが用いられ特に制限はない。
(作用) 一般式fI)またはtUtで示される化合物は、低粘度
であり、溶剤に溶かす事なく高い含浸性をもち。
かつ基板として用いられる石綿スレート等との接着性が
高いため罠、空隙のない防水層を有する基板に対する接
着性の優れたタイルパネルが得られる。
(発明の効果) 本発明になるタイルパネルは。
(1)樹脂組成物が無溶剤であるため硬化時に気泡の発
生もなく、ま九タイル裏面の凹凸部も完全に充てんする
ので空隙のない防水層ができ、タイルの基板に対する接
着がよく、また、空隙にたまる水分もないため冬期凍結
障害が起こらない。
(2)樹脂組成物が防水性と接着性をあわせ持っている
ため、防水処理と接着という2つの工程を1つの工程に
短縮してタイルパネルを得ることができる。
(3)基布を用いる場合には樹脂組成物の塗布量の均一
化がはかれる。
(4)基布を用いる場合には基布がタイルの沈みを制し
て平滑罠タイルを貼ることができる。
(5)基布を用いる場合にはこれが補強材となり。
強度が向上する等の効果を有するものである。
(実施例) 本発明の詳細な説明する。部とあるのはX撮部である。
実施例1 厚さ3a+m、600X600価の石綿スレート板上に
ジシクロペンテニルオキシエチルメタクリレート100
部、クメンヒドロペルオキシド30部およびナフテン酸
コバルト1.5部を混合し、かくはんして得た樹脂組成
物を1.5 kg/ m ”の量で流し。
ゴムベラで均一にならし、所定間隔の目地を制けて97
.5 x 97.5 X 4工の陶磁器タイル36枚を
貼合せ、樹脂組成物が硬化後、目地部をウレタンシーリ
ング材(日立化成ポリマー株式会社製ハイボン5500
0 )でシールして、耐衝撃性、耐水性にすぐれ取扱容
易なタイルパネルを得た。
実、唯例2 厚さ3on+  600X500mmの石綿スレート上
にポリエステル不織布(東洋紡スパンボンド株式会社製
スパンボンド5083P’)を置き、この上に、実施例
1で用いた樹脂組成物のシンクロペンテニルオキシエチ
ルメタクリレート100部をジシクロペンテニルメタク
リレート1oo部に置キかえた以外は実施例1と同じ樹
脂組成物を1.2 kg/m”の量で流し、ゴムベラお
よびハケロールで均一てならし所定間隔の目地部を制け
て97.5 x97.5X4++m+の陶磁器タイル3
0枚を貼合せ樹脂組成物が硬化後、目地部をウレタンシ
ーリング材(日立化成ポリマー株式会社製ハイボン#5
000)で7−ルしタイルパネルを作成した。
比較例1 厚さ3旭、600X500柵の石綿スレート板上にエポ
キシ接着剤(コニシ株式会社製ボンドE380)を定め
られたとおり配合混合(主剤エポキシ樹脂10部と硬化
剤10部との混合物)かくはんしたものを厚さ3Ln!
11になるように櫛ごてで1塗布し、実、1例2と同一
のタイルを貼合せ、目地をウレタン7−IJyグ材(日
立化成ポリマー株式会社製ハイボン$5000)で7−
ルしタイルパネルを作成した。
比較試験 凍結サイクル試1験;上記で得たタイルパネルを一20
℃の低温室に80分置き9次いで30’Cの温水中に2
0分浸漬し、再び一20℃80分。
30℃温水中に20分浸漬した後室内に1時開放置し、
その後20℃水中に18時間浸漬する工程を1サイクル
とした。
実施例2で得たタイルパネルについては18サイクルく
りかえしたが異状の発生はなかったが。
比較例1で得たタイルパネルについては8サイクルでク
ラックが発生しタイルの剥離がはじまった。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明の実施例になるタイルパネ
ルの断面略図である。 符号の説明 1・・・基板       2・・・樹脂組成物3・・
・タイル      今・・・基布代理人 弁理士 若
 林 邦 彦   1・、1シ。 V、+  関 ヵ 2 Z 4回尾iP

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、所定間隔の目地部を設けて配列された複数個のタイ
    ルを一般式( I )または(II)で示されるアクリレー
    ト化合物、硬化剤および硬化促進剤を含む樹脂組成物で
    基板に接合してなるタイルパネル。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中Rは、HまたはCH_3であり、R′は2個から6
    個までの炭素原子を有するアルキレン基または4個から
    6個までの炭素原子を有し、それぞれのセグメントが少
    なくとも2個の炭素原子を有するアルキレン鎖の異なる
    セグメントの結合した1個または、それ以上の酸素原子
    を有するオキサアルキレン基である。 2、所定間隔の目地部を設けて配列された複数個のタイ
    ルを一般式( I )または(II)で示されるアクリレー
    ト化合物、硬化剤および硬化促進剤を含む樹脂組成物で
    基布を介して基板に接合してなるタイルパネル。 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) 式中Rは、HまたはCl_3であり、R′は2個から6
    個までの炭素原子を有するアルキレン基または4個から
    6個までの炭素原子を有し、それぞれのセグメントが少
    なくとも2個の炭素原子を有するアルキレン鎖の異なる
    セグメントの結合した1個または、それ以上の酸素原子
    を有するオキサアルキレン基である。
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