JPH01235398A - 導電性パッキン - Google Patents

導電性パッキン

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JPH01235398A
JPH01235398A JP63064199A JP6419988A JPH01235398A JP H01235398 A JPH01235398 A JP H01235398A JP 63064199 A JP63064199 A JP 63064199A JP 6419988 A JP6419988 A JP 6419988A JP H01235398 A JPH01235398 A JP H01235398A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
conductive
fiber
packing
layer
rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP63064199A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Enokimura
一範 榎村
Motoshige Sakabe
阪部 元重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIGAASU POLYMER KK
Tigers Polymer Corp
Original Assignee
TAIGAASU POLYMER KK
Tigers Polymer Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by TAIGAASU POLYMER KK, Tigers Polymer Corp filed Critical TAIGAASU POLYMER KK
Priority to JP63064199A priority Critical patent/JPH01235398A/ja
Publication of JPH01235398A publication Critical patent/JPH01235398A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Closures For Containers (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、電子装置における2部材例えば装置本体と開
閉自在な扉の間に介在させ、電磁波シールドを行う導電
性パツキンに関するものである。
(従来の技術) 従来、この種の導電性ドアパツキンとしては、第4図に
示す断面構造のものが使用されており、長尺の押出ゴム
成形品である導電性パツキン1は、中空部13を有する
圧縮部11と取付部12とから形成され、取付部12が
開閉自在な扉2と取付枠3の間に形成された隙間4に挿
入され固定されている。
この導電性パツキン1は、ゴムにカーボンブラックや金
属粉、金属短繊維等の導電性フィラーを混入して導電性
が付与され、図示しない装置本体と扉2との間をシール
し電磁波シールドを図っている。
また、上記例とは異なり、ゴム中にカーボンブランク等
を混入せず、ゴムパツキンの周囲に金網(図示せず)を
被包して導電性を確保することも行われている。尚、同
図中の矢印は閉扉時にパツキンlが装置本体に当接して
受ける圧力を示している。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、上記従来のパツキンにおいては次のよう
な問題点があった。
即ち、 (イ) ゴムにカーボンブランクを配合したものでは、
良好な電磁波シールド性を確保するために十分な導電性
を付与することができない。
(ロ)金属粉等の導電性フィラーを混入したものでは、
ゴムの特性である弾性が著しく阻害され、圧縮永久歪が
増大することになりパツキンの用途が制限されるほか、
成形加工性にも劣る。
(/→ ゴムパツキンの周囲を金網で被包したものでは
、別途あらかじめゴムパツキンの外形に対応する形状に
形成した金網の内部にゴムパツキンを挿入しなければな
らず、両者の寸法調整が困難であるとともに非常に手間
を要し、成形作業の能率が極端に悪いほか、ゴムを包囲
する金網が硬い材質であるため、扉の繰り返しの開閉に
伴い、金網が変形損傷してしまい製品寿命が短い。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上述の問題点を解決した電磁波シールド用の
導電性パツキンを提供することを目的とするものである
この目的を達成するため、本発明では、電子装置におけ
る2部材間に介在させるシールド用のパツキンを、ゴム
層の表面に導電性を有する繊維層を積層した導電性シー
トにて構成し、この導電性シートを筒状に折り曲げるこ
とにより中空部を形成し、電子装置の2部材を導電性の
ある繊維層を介して導通させることを手段としたもので
ある。
(作用) 上記導電性パツキンは、ゴム層の表面に導電性を有する
繊維層が積層された導電性シートが上記繊維層を表面側
にして折り曲げられ筒状に丸められて、シールすべき2
部材例えば装置本体と開閉自在な扉の間に介在させられ
ることにより、扉を閉じたとき、導体である装置本体と
扉とが導電性のある繊維層により導通され、電子装置の
内部或いは外部からの電磁波が遮断されることになる。
また、扉を閉じてパツキンが装置本体に当接してこのパ
ツキンに圧力が印加した場合には、導電性シートを筒状
に折り曲げて形成された中空部の存在により、この圧力
に対してゴム弾性の反発力が大きく作用する。この際、
導電性パツキンの主体をなすゴム層には、弾力性を損な
う導電性フィラーが何ら混入されていないので、中空部
と相俟って良好な反発弾性が維持されている。
(実施例) 本発明に係る導電性パツキンの一実施例について、第1
図および第3図に基づいて説明する。
第1図は導電性を有する繊維層52がゴム層51の表面
に積層された導電性シート5の断面図であり、この導電
性シート5が後工程において任意の形状に中空部を形成
するよう折り曲げられ導電性パツキンを構成するもので
ある。
上記繊維層52は、炭素繊維糸等のそれ自体導電性を有
する繊維を使用した織物、炭素繊維や金属繊維等の導電
性繊維とガラス繊維やアラミド繊維等とを組み合わせて
織り上げた織物、ガラスヤーンと黄銅線、ステンレス線
、アルミ線、銅線等を合撚した糸を使用して織った金属
線入リガラスクロス等の金属線入り織物等により形成さ
れるが、これらに限定されず、他の導電性材料を用いて
導電性を付与した繊維層により形成することができる。
ゴム層51は通常ソリッドゴムで形成されるが、パツキ
ンの用途によってはスポンジゴムで形成しても良い。
繊維層52とゴム°層51とは、導電性のクロスに未加
硫ゴムをトッピング加工したり、プライマー処理を施し
た導電性のクロスにゴム層を添着したりして、両者は接
着一体化され積層されている。
尚、導電性を有する繊維層52はゴム層51の両面に積
層して形成しても良い。
第2図は、第1図の導電性シート5を適宜な長さに切断
後、その長さ方向における略中央付近において導電性の
ある繊維層52を表面側にして折り曲げ、中空部13を
有する導電性パツキン1に賦形した状態を示す断面図で
ある。
同図+alは、折り曲げた導電性シートの対向する側縁
間±5a、5bを直接接着させて内部に中空部13を形
成した例、同図(b)は、上記の側縁同士5a、5bを
別途成形した棒状のゴム体6を挟んで接着した例を示し
ている。
上記パツキンlへの賦形は導電性シートを加硫後曲げ加
工して行っても良いし、逆に未加硫の導電性シートを曲
げ加工しパツキンに賦形後加硫を行うようにしても良い
尚、パツキンの中空部の形成にあたり、導電性シートの
対向する側縁同士を接着することなく、後述する装置へ
のパツキン取付時に導電性シートを折り曲げ対向する側
縁同士を単に密着させることにより、パツキンに中空部
を形成するようにしても良い。
第3図は、第2図(a)の導電性パツキン1を電子装置
の開閉自在な扉2に取付固定した状態を示す要部断面図
であり、同図<3)は扉2と取付枠3の隙間にシートの
両側縁5a、5bを挿入して取付けた例、同図(blは
取付枠3に形成された凹溝31にシート両側縁5a、5
bを挿着して取付けた例を示している。
そして、扉2を閉じると、パツキン1は図示しない装置
本体に当接して矢印の圧力を受は変形するが、この圧力
に対して中空部13を有する圧縮部11の良好な弾性に
より反発力を生じ大きな圧縮永久歪を生じることはない
また、パツキン1の外周部を形成する導電性を有する繊
維層52により、電気導体である装置本体とm2とが接
続導通され、これにより装置内部で発生した電磁波或い
は装置外部で発生した電磁波はいずれも遮断され装置内
外部へ悪影響を及ぼさない。
(発明の効果) 本発明によれば、次のような効果を同時に奏することが
できる。
■ パツキンの外周部即ち装置本体と扉に接触する部分
に形成されている導電性の繊維層は、カーボンブラック
のような導電性材料よりも十分に大きい導電性を発揮す
るので、電磁波シールドの作用を有効に行わせるパツキ
ンとして好適である。
■ ゴム層に導電性フィラーを混合して導電性を付与し
たものでないので、パツキンとして要求される反発弾性
が損なわれることがな(、中空部の存在と相俟って、圧
縮永久歪を増大させる恐れがない。
■ パツキンの中空部を単にシートを筒状に折り曲げて
形成するので、押出成形により中空部を有するパツキン
を製造する場合に比べて、中空部の形成が極めて容易で
あり、かつ折り曲げ具合により中空部を任意の形状に成
形でき、種々の用途に適したパツキンにすることができ
る。
■ パツキンに導電性を付与するm維層は、主体のゴム
層と接着一体化されており、パツキンの変形復元が繰り
返されてもゴム層から剥離することがなく、永年使用に
耐えるパツキンを提供できる。
以上のとおり、本発明は、電磁波シールド効果が確実で
あるとともに、圧縮永久歪が少なく耐久性に優れたパツ
キンを提供するもので、電子装置の信頼性維持に極めて
有効なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は、本発明の一実施例を説明するもの
で、第1図は導電性シートの断面図、第2図は導電性パ
ツキンの断面図、第3図は導電性パツキンの取付状態を
示す要部断面図、第4図は従来のパツキンおよびその取
付状態を説明する要部断面図である。 1・・・導電性パツキン、  2・・・扉、3・・・取
付枠、       5・・・導電性シート、11・・
・圧縮部、      12・・・取付部、13・・・
中空部、      51・・・ゴム層、52・・・導
電性を有する繊維層。 特許出願人 タイガースポリマー株式会社代表者 澤田
博行 第1図 第2図 (b)           (a) 第3 図 (a) (b)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 電子装置における2部材間に介在させる電磁波シールド
    用の中空部を有するパッキンであって、上記パッキンは
    ゴム層の表面に導電性を有する繊維層を積層してなる導
    電性シートを筒状に折り曲げることにより中空部が形成
    されるとともに、上記2部材を上記繊維層を介して導通
    させるようにしてあることを特徴とする導電性パッキン
JP63064199A 1988-03-16 1988-03-16 導電性パッキン Pending JPH01235398A (ja)

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JP63064199A JPH01235398A (ja) 1988-03-16 1988-03-16 導電性パッキン

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