JPH01233657A - 仮名漢字変換装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は１日本語文章を入力する為に入力された仮名文
字列を、仮名漢字混じり文章に変換する仮名漢字変換装
置に関する。

Ｅ従来の技術Ｊ 従来の仮名漢字変換においては、単語辞書の単語を送り
仮名に着目して分類したものはなかった。そのため送り
仮名の基準により単語に優先度を持たせる処理も行って
いなかった。

【発明が解決しようとする課題］ 従来技術によれば、従来の仮名漢字変換においては、単
語辞書に同一単語で送り仮名基準の違う単語を複数登録
してはいるものの、その単語を送り仮名に着目して分類
し、送り仮名の基準により単語に優先度を持たせる処理
は行っていなかった。

単語は単に使用頻度や最新使用情報等で優先度を付けて
いるため、同一の送り仮名方法で入力することは操作者
の意志にまかされていた。このため、１文章で送り仮名
の方法が違う単語の混在を抑止する方策がないという不
都合があった。

本発明は、上記問題点を解決し、送り仮名の変化にも、
適切に対応できる装置を提供することを目的とする。

［課題を解決するための手段〕 これらの問題を解決するため、本発明は単語を送り仮名
基準で分類し、その分類コードを単語単位に持たせた単
語辞書と、あらかじめ送り仮名の基準を指定する送り仮
名基準指定手段と、指定された送り仮名基準の単語を含
む文節候補に、他より優先度を持たせて優先度順に並び
変える優先度順並び換え部と、指定された送り仮名基準
の文節候補とそれ以外とを明示的に区別し表示する文節
候補表示手段とを持つことを特徴とする。

〔作　用１ 人力仮名文字列を仮名漢字混じり文に変換する仮名漢字
変換装置において、仮名文字列を入力する前に優先的に
表示したい送り仮名基準を送り仮名基準指定手段により
指定し、仮名文字列が入力されたならば、単語を送り仮
名基準で分類し、その分類コードを単語単位に持たせた
単語辞書を検索し、文節分ち書き手段により文節分ち書
きされた文節候補を作成し、優先度順並び換え手段によ
り指定された送り仮名基準の単語を含む文節候補に、他
より優先度を持たせ優先度順に並び変え、文節候補出力
手段により文節候補を出力し１文節候補表示手段により
指定された送り仮名基準の文節候補とそれ以外とを明示
的に区別して表示し、文節候補選択手段により求める文
節を選択し、文節候補確定手段により文節を確定し出力
する。

［実　施　例］ ここで、以下に本発明の詳細を示した実施例に基づいて
、説明する。

第１図は１本発明の仮名漢字変換装置を示す図である。

図中符合ｌは入力部２より入力されたデータに基づきシ
ステム全体の制御を行う中央処理装置（ＣＰＵ）である
、このＣＰＵにより総ての装置の制御がおこなわれる。

入力部２で仮名文字列を人力する前に基準指定部７によ
り優先的に表示したい送り仮名基準を指定する。そして
、入力部２で入力された仮名文字列は、仮名漢字変換装
置８に送られ仮名漢字変換が行われ、文節候補を文節候
補表示部３により、指定された送り仮名基準に合致する
文節候補は強調文字で１合致しない文字は通常の文字で
前者を優先的に表示する。そこで文節候補選択部４によ
り文節単位に文節候補を表示選択し１文節候補確定部５
により所望の文節候補を確定し、仮名漢字文字列は文章
として、文章格納部６に格納される。

仮名漢字変換装置８内では、仮名文字獲得部９により、
仮名文字が受は取られ、文節分かち書き部１０において
単語辞書１１を検索しながら文法処理を行いながら文節
分かち書き処理を行なう。

文節分かち書き部ｌＯで作成された文節候補は１文節区
切り単位に指定された送り仮名基準に合致する文節候補
が先になるように優先度順並び変え部１２により並べ変
えられ文節候補出力部１３により出力される。

さらに文節候補確定部５により確定された文節候補の情
報は、確定文節情報受取部１５により受は取られ単語学
習部１６により、使用頻度あるいは最新使用情報を単語
辞書１１に書き込む。

本実施例の場合は、送り仮名基準の分類基準を以下の様
に定めた。

ｌ：複合語の全部送り仮名付き （「売り上げ」、「取り扱い」なと） ２：複合語の片側送り仮名付き （「売上げ」、「取扱いＪなと） ３：複合語の送り仮名無し く「売上」、「取扱」なと） ４：単語の送り仮名の多いもの （「行なう」、「変わる」なと） ５：単語の送り仮名の少ないもの （「行う」、「変る」、「気持ち」など）６：単語で送
り仮名の無いもの （「気持」、「幸」など） ７：送り仮名が１意に確定しているもの第２図は、本発
明の仮名漢字変換装置の文節候補作成に関する動作を説
明するフローチャートである。

前記した通り、本発明の仮名漢字変換装置は＜２０１＞
で、まず優先的に表示したい送り仮名基準がセットされ
る。そして、（２０２＞で仮名文字列が入力され、（２
０３＞で単語辞書検索と単語候補作成がなされ＜２０４
＞で全候補作成したかチエツクしく２０３＞を全候補作
成するまで繰り返す。

＜２０５＞においては、作成済みの単語候補により文節
弁ち書きがなされ、指定された送り仮名基準であるかな
いかのフラグを持った文節候補が作成される。この文節
候補は（２０６＞により、指定された送り仮名基準に合
致するものが先になる様に並び変えられる。

全文節候補が作成されたならば、＜２０７＞により指定
された送り仮名基準である文節を強調文字で、他を通常
の文字で表示し、所望の文節候補を選択し、確定する。

Ｅ発明の効果」 本発明は１次のような効果がある。

（１）仮名漢字混じり文の入力時に所定の送り仮名の基
準を指定し、これが優先的に表示されるため、送り仮名
が統一された形式で入力できる。

（２）指定された送り仮名の形式に合致するものと、そ
うでないものが分けて表示されるため、意識しながら他
の送り仮名形式の文節候補を選択できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明の仮名漢字変換装置を示すブロック図
である。 第２図は、本発明の仮名漢字変換装置の動作を示すフロ
ーチャートである。 ３・・・文節候補表示部 １１・・・単語辞書 １２・・・優先度順並び変え部 以上 出願人　セイコーエプソン株式会社

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 入力仮名文字列を仮名漢字混じり文に変換する仮名漢字
   変換装置において、単語を送り仮名基準で分類し、該分
   類コードを単語単位に持たせた単語辞書と、あらかじめ
   送り仮名の基準を指定する送り仮名基準指定手段と、指
   定された送り仮名基準の単語を含む文節候補に、優先度
   を持たせ、優先度順に並び換える優先度順並び換え部と
   、指定された送り仮名基準の文節候補とそれ以外とを明
   示的に区別し表示する文節候補表示手段とを持つ事を特
   徴とする仮名漢字変換装置。