JPH01231754A - シートトレイ手段 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はトレイ手段、詳細には、例えば、複写機やレー
ザープリンターを始めとする記録用紙に情報記録を行う
記録装置の用紙トレイに関するものである。

〔従来の”技術〕

従来、複写機やレーザープリンターなどの記録用紙を用
いた記録装置には、給紙トレイや排紙トレイや反転トレ
イあるいは原稿載置トレイといった記録用紙乃至は原稿
を受ける為の用紙トレイが設けられている。これらの用
紙トレイは記録装置本体から突出して設けられているこ
とが多い為、オペレーターや周囲を通る人が接触して破
損することがある。また、記録装置を８動じようとした
場合、これらの用紙トレイが邪魔になる為、穆動前に一
旦用紙トレイを記録装置からはずさなくてはならないと
いった取り扱い上の煩しさがあった。

そこで、従来からトレイに所定以上の外力が加わった場
合には、トレイがはずれて落下するようにしたものがあ
る。

この構成によると、外力によるトレイの破損が防止でき
る。しかるに、落下してしまうために、その落下時に破
損する恐れがあるし、完全に離反してしまうので、復元
に手間がかかるという不都合がありた。

〔発明の目的〕

本発明は、上述の様な従来の用紙トレイの欠点に鑑み、
破損しにくい構造で邪魔な場合には容易に収納もできる
新しいシート（用紙）トレイ手段を提供するものである
。

〔実施例〕

第２図は本発明を実施し、た反転トレイの斜視図、第３
図はその断面図である。

反転トレイ１は記録装置本体スの開口部３から外部へ出
て来る記録紙４を受けて支持するトレイである。記録Ｐ
Ａ４は正逆転ローラー５によって矢印イの方向に送り出
され、後端がまだ正逆転ローラー５にくわえられている
うちに正逆転ローラー５の逆転により矢印口の方向に引
き込まれて行く。矢印イ方向に送り出される時、記録紙
４は第３図の様に反転トレイ１によって支持される。

反転トレイｌは記録装置が作動中あるいは作動の為の待
機状態にある時には第３図の実線の位置にセットされる
。移動時や長期休止中の時には、二点鎖線の位置に“た
たまれて収納される。

反転トレイ１が記録装置に取り付けられる機構について
第１図、第４図を用いて説明する。

第１図は反転トレイ１の平面図、第４図は反転トレイ１
のヒンジ部分Ａの詳細図である。反転トレイ１はプラス
チック材料でできており、そのヒンジ部Ａは回転中心軸
１ａと、回転中心軸１ａを反転トレイ母体】ｅにつなぐ
概ね回転中心軸１ａの軸方向に弾性を有する回転中心軸
アーム１ｂと、ストッパー軸ＩＣと、ストッパー軸ＩＣ
を反転トレイ母体１ｅにつなぐ概ね回転中心軸１ａの軸
方向に弾性を有するストッパー軸アーム１ｄと、から構
成されている。一方、記録装置本体ス側の下カバー６に
は回転中心穴６ａと、ｆｉ６　ｂ。

ストッパー穴６□Ｃが設けられている。以上の回転中心
軸、ストッパー軸１回転中心穴、溝、ストッパーは第１
図で図示した様に左右に一対ずつ設けられている。下カ
バー６の凹部７の幅寸法ｍは左右の回転中心軸１ａの先
端間の距ｌｌ！ｔｊ２よりも小さい。また、幅寸法ｍは
左右のストッパー軸ＩＣの先端間の距＠ｎよりも小さい
。従って凹部７に反転トレイ１を１６ｂに沿わせて押し
込んで左右の回転中心軸１ａを左右の回転中心穴６ａに
嵌合させると、反転トレイ１は左右の回転軸アームｌｂ
の弾性により下カバーの回転中心穴６ａにしっかりと保
持され、はずれることがない。また、左右のストッパー
軸ＩＣもストッパー軸アーム１ｄの弾性により溝６ｂに
係合して、反転トレイ１は回転中心軸１ａを中心に回転
することなく、第３図の実線の位置の姿勢を保つことが
できる。

次に、反転トレイ１を収納する場合、反転トレイ１の先
端を第３図矢印Ｂの方向に押してやるとストッパー軸ア
ーム１ｄの弾性によりストッパーＩＦＬｌｌｌＣがｆ！
６ｂからはずれ、反転トレ°イ１は第３図の二点鎖線の
位置まで回転中心軸１ａを回転中心として回動可能とな
る。二点鎖線の位置まで回動した反転トレイ１のストッ
パー軸１ｃに対向する、下カバー６の壁面にはストッパ
ー穴６Ｃが設けられており、ストッパー軸１ｃはこのス
トッパー穴に落ち込んで、反転トレイ１を二点鎖線の位
置に保つ。

実線の位置にセットされている反転トレイ１に不用意に
Ｂ方向の力が加わった場合、前述の反転トレイな収納す
る場合と同様にストッパー軸ＩＣが溝６ｂからはずれて
反転トレイ１がある角度回動じて停止し、不用意な力に
よる反転トレイ１の破損を防止することができる。復元
する場合は、宙ぶらりんになっているトレイを軸１ａを
中心にして押し上げて右旋させ、ストッパーＩＣを溝６
ｂに係合させる。

〔他の実施例〕

以上の説明では、回転中心軸とストッパー軸を反転トレ
イに形成し、回転中心穴とストッパー穴を下カバー側に
形成した実施例について述べたが、両者の関係は逆であ
っても良い。即ち、回転中心穴とストッパー穴を反転ト
レイに形成し、回転中心軸とストッパー軸を下カバー側
に設けても同様の効果が得られるものである。

また、溝６ｂはストッパー穴６Ｃと同じ様に穴であって
も差しつかえない。但し第４図の禄な溝形状であれば反
転トレイの回転中心＠ｈ１ａを回転中心穴６ａに押し込
んで行く時、溝が案内となり反転トレイの取り付けが容
易である。

また、ストッパー穴６ｃは反転トレイを収納する必要が
なければなくとも差しつかえない。

さらに、下カバーが左右分割された構成になっていて、
反転トレイを下カバーにセットする時、回転中心軸を弾
性変形させて押し込む必要がなければ回転軸アーム１ｂ
は弾性を有する°必要はない。

また、ストッパー軸の弾性は反転トレイ側でなく、下カ
バー側に持たせても良い。

実施例は反転トレイの材質をプラスチックとし、プラス
チックの持つ弾性を利用した構成について説明したが、
プラスチックでなくとも弾性を有する構成であれば本発
明は実現できるものである。たとえば、金属の棒材や板
材を用いたり、金属とプラスチックを複合させて用いて
も実現できるものである。

実施例では反転する記録紙を一時的に受ける反転トレイ
に対して適用した場合について述べたが、本発明は記録
装置に設けられる種々なトレイ、たとえば記録紙を記録
装置に供給する為の給紙装置の給紙トレイや、記録され
た記録紙を収納する為の排紙トレイや、複写する原稿を
積載する為の原稿載置トレイなどにも適用できるもので
ある。

（発明の効果〕 以上説明した様に、トレイの回転中心近傍に、弾性を有
する突起もしくは凹部を形成するという簡単な構成によ
り、不用意の力が加わった時に破損しにくく、また不要
時には簡単に収納できるという有用なトレイを実現でき
るものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明を適用した用紙トレイの一実施例の平面
図、第２図は記録装置に取り付けられた第１図の用紙ト
レイの斜視図、第３図は第１図の用紙トレイの側面断面
図、第４図は第１図のＡ部の詳細斜視図である。 １・・・反転トレイ　　　　　１ａ・・・回転中心軸１
ｂ・・・回転中心軸アーム　　ＩＣ・・・ストッパー軸
１ｄ・・・ストッパー軸アーム　６・・・下カバー６ａ
・・・回転中心穴　　　　　６ｂ・・・溝６Ｃ・・・ス
トッパー穴

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）装置に対し回転可能に支持され、その回転中心近
   傍に概ね前記回転中心の軸線方向に弾性を有する突起も
   しくは凹部を有し、装置本体側には前記突起もしくは凹
   部と係合する少なくとも１ケの凹部もしくは突起を持つ
   ことを特徴とするシートトレイ手段。
2. （２）前記トレイは装置に対し回転可能に支持され、そ
   の回転中心近傍に突起もしくは凹部を有し、装置本体側
   には概ね前記回転中心の軸線方向に弾性を有する前記突
   起もしくは凹部と係合する少なくとも１ケの凹部もしく
   は突起を持つことを特徴とするトレイ。
3. （３）前記回転中心を構成する回転中心軸もしくは回転
   中心穴のいずれか一方が、概ね前記回転中心の軸線方向
   に弾性を有することを特徴とする特許請求の範囲第１項
   又は第２項に記載のトレイ。