JPH0712346U - 用紙カセット - Google Patents

用紙カセット

Info

Publication number
JPH0712346U
JPH0712346U JP3234493U JP3234493U JPH0712346U JP H0712346 U JPH0712346 U JP H0712346U JP 3234493 U JP3234493 U JP 3234493U JP 3234493 U JP3234493 U JP 3234493U JP H0712346 U JPH0712346 U JP H0712346U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
rear frame
locking
frame
paper cassette
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3234493U
Other languages
English (en)
Inventor
曠 菊地
幸雄 太田
茂喜 中嶋
昌弘 福田
市郎 大野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
Priority to JP3234493U priority Critical patent/JPH0712346U/ja
Publication of JPH0712346U publication Critical patent/JPH0712346U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】プリンタ装置の小型化に対して実効性を発揮さ
せ、大きいサイズの用紙でも、また小さいサイズの用紙
を用いる場合でも、単一の用紙カセットにより対応し、
かつ使い勝手の良い用紙カセットを提供することを目的
とする。 【構成】堆積収納した複数枚の用紙をプリンタの印刷位
置へと給紙する給紙装置の用紙カセットにおいて、前記
用紙カセット11を、分離組立が可能な前フレーム11
と後フレーム12とにより構成し、かつこの前フレーム
11に対して後フレーム12が用紙の長手方向に移動可
能となるように、前フレーム11と後フレーム12のい
ずれか一方に案内溝16a,16bを、他方に該案内溝
と係合する案内リブ23a,23bとを備えると共に、
前フレーム11と後フレーム12とのいずれか一方の両
側面に、該後フレーム12の移動方向に並んで配置した
複数対の係止孔17a,17b,18a,18bを、ま
た他方には該係止孔と係止して後フレーム12を前フレ
ーム11に対して所定位置に係止する弾性可能な係止爪
24aと24bとを備えた構成としたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、電子写真方式のプリンタ等の端末装置に内蔵、あるいは装着され、 プリンタに給紙する給紙装置の用紙カセットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図8は従来の用紙カセットを装着した状態の電子写真方式のプリンタの縦断側 面図であり、図8において、1は電子写真方式のプリンタ、2はこのプリンタ1 の装置上部に設けられた光学ユニット、3はこの光学ユニット2の下面側に配置 された現像器、4はこの現像器3に隣接し、該現像器3により現像された再生画 像を用紙に定着させる定着ローラである。
【0003】 5は後述する用紙カセットから給紙されてきた用紙を所定の経路に沿って搬送 する複数対の搬送ローラで、前記現像器3の下部を通過し、定着ローラ4を経た 後光学ユニット2の上部に設けられているスタッカ6へと搬送し排出する。 7はプリンタ1の底面に配置された用紙カセットであり、多数枚の単票用紙8 を堆積収納している。9はこの用紙カセット7内から単票用紙8を1枚づつに分 離して繰り出すホッピングローラである。
【0004】 上記構成のプリンタにおける用紙へのプリント動作は、まず、用紙カセット7 内に堆積収納した単票用紙8を、ホッピングローラ9により1枚づつ分離繰り出 して、用紙カセット7の前方に配置された搬送ローラ5間へと送り出す。搬送ロ ーラ5はこれを上下から挟持して回転することにより単票用紙8を現像器3方向 へと搬送する。そして、この現像器3により単票用紙8に画像が印刷され、次の 定着ローラ4により画像が定着されて単票用紙8は搬送ローラ5により挟持され つつ搬送経路を搬送され、上面のスタッカ6へと排出される。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】 しかしながら上述した従来の技術においては、現在のように装置の小型化が進 んで装置の設置面積、すなわちフットプリントが小さくなり、装置の奥行き寸法 も短くなると、レターサイズやA4サイズ、あるいはB5サイズ以下用のような 比較的小さい面積の用紙カセットを使用する場合は、装置のフットプリント内に 充分収まるが、例えばリーガルサイズやダブルレターサイズ用等のように、比較 的大きな面積の用紙カセットを使用する場合には、プリンタ装置のフットプリン トから装置後方へ食み出してしまう場合がある。
【0006】 このような小型装置において、一つの用紙カセットにより複数種類の用紙サイ ズに対応可能なユニバーサル用紙カセットとした場合、より小さいサイズの用紙 を使用する場合では、用紙カセットは常に装置の後方へ一部分が食み出したまま の状態となり、これでは装置を小型化した効果が全く得られなくなってしまうと いう問題があった。
【0007】 本考案は上述した問題点を解決するためになされたものであり、プリンタ装置 の小型化に対して実効性の伴っていなかった用紙カセットを改善し、比較的サイ ズの大きい用紙でも、またサイズの小さい用紙を用いる場合でも、単一の用紙カ セットにより対応し、大きいサイズ用紙を用いる場合以外は用紙カセットをフッ トプリントから食み出さないようにして、プリンタ装置の小型化の効果を実効あ るものとし、かつ使い勝手の良い用紙カセットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するため本考案は、プリンタ装置に内蔵あるいは装着する 用紙カセットの大きさを、堆積収納する用紙の長手方向に伸縮自在とするように したものである。 すなわち、プリンタ装置に着脱可能に内蔵、あるいは装着され、堆積収納した 複数枚の用紙をプリンタの印刷位置へと給紙する給紙装置の用紙カセットにおい て、前記用紙カセットを、分離組立が可能な前フレームと後フレームとにより構 成し、かつこの前フレームに対して後フレームが堆積収納する多数枚の用紙の長 手方向に移動可能となるように、前フレームと後フレームのいずれか一方に案内 溝を、他方に該案内溝と係合する案内リブとを備えると共に、前フレームと後フ レームとのいずれか一方の両側面に、該後フレームの移動方向に並んで配置した 複数対の係止孔を、また他方には該係止孔と係止して後フレームを前フレームに 対して所定位置に係止する弾性可能な係止爪とを備えた構成とし、前記前フレー ムあるいは後フレームのいずれか一方に設けた係止爪を、他方に設けた複数対の 係止孔のうち、堆積収納する用紙の長手方向に小さくなる前方向に位置する係止 孔に係止することにより用紙カセットを小さいサイズ用紙用とし、また前記係止 爪を他方の後方向に位置する係止孔に係止することにより大きいサイズ用紙用と して、用紙カセットの大きさを伸縮可能としたものである。
【0009】 また、前記用紙カセットの後フレームの後端側両側面に、一対の回動可能なア ーム部材の設け、該アーム部材の先端部には、大きいサイズ用紙用に後フレーム を前フレームに保持した状態でプリンタの装置本体に内蔵あるいは装着した場合 に、該装置本体より後方に食み出した後フレームの一部を覆うカバーの一端を回 動自在に具備することとしたものである。
【0010】
【作用】
上述した構成により、まず、用紙カセットを小さいサイズ用紙用とする場合は 、前フレームと後フレームとを対向配置し、前フレームあるいは後フレームのい ずれか一方に設けられた案内溝に、他方の案内リブを嵌め込んで挿入し、かつ、 前フレームあるいは後フレームのいずれか一方の側面の前後方向に並べて設けら れた複数対の係止孔のうち、前方側に位置する一対の係止孔に、係止爪を係止さ せると、前フレームと後フレームとは上面を開口させた矩形の用紙カセットとな る。この時、アーム部材は先端部が下方に下がった位置としていて、カバーを用 紙カセットの底面の下面側に折り畳んだような状態で保持する。
【0011】 一方、大きいサイズ用紙用とする場合は、まず前フレームと後フレームとを対 向配置し、前フレームと後フレームのいずれか一方に形成された案内溝に、他方 の案内リブを嵌め込んで挿入し、かつ前記2対の係止孔のうちの後方に位置する 一対の係止孔に、前記係止爪を係止させることにより、前フレームと後フレーム とは上面を開口させた矩形の用紙カセットとなる。
【0012】 そして、この時のアーム部材は、先端部を上方に上げた位置として、プリンタ 装置の下面側から反時計方向に回動させ、後フレームの上面側端面を覆って閉じ る。これは、この用紙カセットが大きいサイズ用紙用とした場合、プリンタ装置 の大きさから食み出して後方に僅かながら突出することになり、その部分から用 紙カセット内にゴミ等の侵入を防止している。
【0013】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を用いて説明する。図1は本考案の一実施例を 示す用紙カセットの構造を示す斜視図であり、(a)は前フレーム、(b)は後 フレームの構造をそれぞれ示している。また、図2はカバーを覆った状態の後フ レームの斜視図、図3は小さいサイズの用紙に合わせて縮めた場合の用紙カセッ トの平面図、図4は図3の側面図、図5は大きいサイズの用紙に合わせて伸ばし た場合の用紙カセットの平面図、図6は図5の側面図であり、また図7は用紙カ セットをプリンタ装置に装着した場合の側面図で、同図(a)は小さいサイズ用 紙用に縮めた場合、(b)は大きいサイズ用紙用に伸ばした場合をそれぞれ示し ている。なお、これら各図面において従来とほぼ同様の部位には従来と同一符号 を付し、その説明は省略する。
【0014】 まず、図3〜図7により用紙カセットの概略構成を説明すると、10は用紙カ セットであり、この用紙カセット10はそれぞれ上面並びに一端面を開口したほ ぼ矩形の前フレーム11と後フレーム12とより成っていて、互いに解放した一 端面を対向配置して一体に組み立てることにより上面を開口した矩形の用紙カセ ット11としている。
【0015】 13は前記前フレーム11内に設けられた用紙積載板で、一端に設けた左右一 対の支点13aを介して、前フレーム11の両側面のほぼ中央に回動可能に係合 しており、かつ他端が図示せぬ付勢部材により図4に示す矢印A方向に押し上げ るように付勢されていて、該用紙積載板13上に堆積収納した単票用紙8を後述 する給紙ローラ方向に押圧するようになっている。
【0016】 また、14は後フレーム12の他端側の左右側面に設けた一対のアーム部材で あり、一端のアーム支点14aを中心として回動可能に後フレーム12に係合し ていると共に、他端の自由端側に設けた先端部支点の14bにカバー15を回動 可能に係合している。 次に、図1及び図2に基づいて前フレーム11と後フレーム12の詳細な構造 を説明すると、前フレーム11は、図に見られるように、後フレーム12側の一 端面を、また後フレーム12は前フレーム11側の一端面を開放した構造となっ ている。そして、前フレーム11の後方(図においては手前側)の底面の左右両 側部には、前記後フレーム12を前後方向に移動して伸縮自在とするための案内 溝16aと16bとが形成してあると共に、左右両側面17と18には、それぞ れ左右で対を成すようにして複数の係止孔17a,17b,18a,18bが設 けられている。
【0017】 さらに、この係止孔17a,17b,18a,18bが形成されている位置に 対応する平滑な底面19上には、前記案内溝16a,16bと平行な方向に所定 の長さで帯条の凹部20が2本設けてある。 また、前記後フレーム12は、前述したように前フレーム11と対向する一端 面を解放した形状としていると共に、前記案内溝16a,16bと対応して係合 する左右一対の案内リブ19a,19bが、左右両側面21と22の下端部近傍 に突設形成されている。なお、この案内リブ19a,19bは、図に見られるよ うに、単票用紙8を堆積収納する底面の下面側に位置している。
【0018】 さらに、複数個の前記係止孔17a,17b,18a,18bと対応して係止 する弾性可能な係止爪24a,24bが、互いに対向する内側方向に突出するフ ック部を有した形状で一対形成されており、また、この係止爪24a,24bと 前記案内リブ23a,23bとの間で水平に設けられた単票用紙8を堆積収納す るための底面25の解放端側には、前記帯条の凹部20と対向して係合する帯条 の凸部25aが形成されている。
【0019】 そして、この後フレーム12の後端側には、上述したようにアーム部材14が 回動可能に設けられていて、用紙カセット11内に堆積収納する単票用紙8が小 さいサイズ用紙の場合は、図1の(b)に示すように、底面25の下面側にカバ ー15を収納した状態とし、また大きいサイズ用紙の場合は、図2に示すように 、アーム部材14をaアーム支点14aを中心として図中反時計方向に回動させ 、かつアーム部材14の先端部支点14bに取り付けているカバー15を、やは り図中反時計方向に回動させることにより、後フレーム12の後方上面を覆うこ とができるようになっている。
【0020】 図8は上述した構造の用紙カセットを電子写真方式のプリンタにセットした状 態を示す概略側面図であり、(a)は小さいサイズ用紙用とした場合、(b)は 大きいサイズ用紙用とした場合を示している。 次に、この図8に前記図1〜図7を加えて、上述した用紙カセット11の作用 を説明する。
【0021】 まず、小さいサイズ用紙用の用紙カセットとする場合は、前フレーム11と後 フレーム12とを、互いの開口側端部を対向させて配置すると共に、前フレーム 11の案内溝16a,16bに、後フレーム12の案内リブ23a,23bを嵌 め込み挿入する。そして、前フレーム11の側面17と18に設けられた2対の 係止孔17a,17b,18a,18bのうち、前方側に位置する一対の係止孔 17aと18aとに、係止爪24a,24bを係止させる。これにより、前フレ ーム11と後フレーム12とは上面を開口させた矩形の用紙カセット11となる 。そして、この時、アーム部材14は自由端側の先端部支点14bが下方に下が った位置として、カバー15を底面25の下面側に折り畳んだような状態にして 保持する。なお、図示していないが、底面25の下面側には、該下面側から離れ ないようにカバー15を係止しておく係止手段を設けており、カバー15を下面 側に回動させることによりこの係止手段により係止され、底面25の下面側に確 実に係止された状態となる。
【0022】 この状態が図3及び図4に示す用紙カセット11であり、小さいサイズの単票 用紙8に対応する大きさとなる。 一方、大きいサイズ用紙用の用紙カセットとする場合は、前記小さいサイズ用 紙用の場合と同様にして、まず前フレーム11と後フレーム12とを、互いの開 口側端部を対向させて配置すると共に、前フレーム11の案内溝16a,16b に、後フレーム12の案内リブ23a,23bを嵌め込んで挿入し、かつ2対の 係止孔17a,17b,18a,18bのうちの後方に位置する一対の係止孔1 7bと18bとに、係止爪24a,24bを係止させると、前フレーム11と後 フレーム12とは上面を開口させた矩形の用紙カセット11となる。
【0023】 そして、この時のアーム部材14は、先端部支点14bが上方に上がった位置 とし、底面25の下面側に折り畳んだ様な状態に支持しているカバー15の係止 手段を解放し、先端部支点14bを中心として反時計方向に回動させることによ り、後フレーム12の上面側端面を覆って閉じる。なお、カバー15によって後 フレーム12の一部を閉じるのは、該用紙カセット11をプリンタ1に装着した 際、大きいサイズ用紙用の場合は、プリンタ1の装置本体より用紙カセット11 の後端側の一部が突出することになる。そして、この突出した部分の上面が開口 したままだとすると、ゴミ等が入り込んでしまう恐れがあり、これを防止するた めである。この状態の用紙カセット11を示したのが、図5及び図6であり、大 きいサイズの単票用紙8に対応する用紙カセット11となる。
【0024】 また、これらの用紙カセット11をプリンタ1本体に装着した状態が、図8に 示しており、図に見られるように、用紙カセット11を小さいサイズ用紙用とし た場合は(同図(a)に示す状態)、用紙カセット11はプリンタ1の大きさか らはみ出すことなく、その寸法内に納まり、一方大きいサイズ用紙用とした場合 は(同図(b)に示す状態)、用紙カセット11はプリンタ1の大きさから食み 出して後方に僅かながら突出することになる。
【0025】 そしてこのような用紙カセット11を、それぞれ小さいサイズ用紙用のものか ら大きいサイズ用紙用のものに、また、大きいサイズ用紙用のものから小さいサ イズ用紙用のものに変更する場合は、次のような動作により行う。 まず、小さいサイズ用紙用のものから大きいサイズ用紙用のものとする場合は 、最初に用紙カセット11内に堆積収納されている小さいサイズの単票用紙8を 取り除き、空の状態としてから、係止孔17a,18aに係止している係止爪2 4aと24bを外方向に押圧することにより弾性変形させて両者の係止状態を解 除する。この状態で、後フレーム12を後方へスライド移動することにより、案 内溝16a,16bに沿って案内リブ23a,23bを広げる方向に移動させる 。そして、係止爪24aと24bが係止孔17b,18bに対応する位置まで達 した時、係止爪24aと24bがその復旧力により該係止孔17b,18bに入 り込んで係止すると、用紙カセット11は大きなサイズ用紙用となる。
【0026】 同様にして、大きいサイズ用紙用のものから小さいサイズ用紙用のものとする 場合は、まず用紙カセット11内に堆積収納されている大きいサイズの単票用紙 8を取り除き、空の状態としてから、係止孔17b,18bに係止している係止 爪24aと24bを外方向に押圧することにより弾性変形させて両者の係止状態 を解除する。この状態で、後フレーム12を前方へスライド移動することにより 、案内溝16a,16bに沿って案内リブ23a,23bを縮める方向に移動さ せる。そして、係止爪24aと24bが係止孔17a,18aに対応する位置ま で達した時、係止爪24aと24bがその復旧力により該係止孔17a,18a に入り込んで係止すると、用紙カセット11は大きなサイズ用紙用となる。
【0027】 なお、上述した実施例においては、案内溝16a,16bを前フレーム11に 、案内リブ23a,23bを後フレーム12に配置した構造とすると共に、係止 孔17a,17b,18a,18bを前フレーム11に、係止爪24aと24b を後フレーム12に形成した構造としているが、これらは、反対の配置としても よく、いずれか一方に案内溝を、他方に案内リブを、そして、いずれか一方に係 止孔を、他方に係止爪を配置することとしても差し支えない。
【0028】
【考案の効果】
以上説明したように本考案によれば、プリンタ装置に着脱可能に内蔵、あるい は装着され、堆積収納した複数枚の用紙をプリンタの印刷位置へと給紙する給紙 装置の用紙カセットにおいて、前記用紙カセットを、分離組立が可能な前フレー ムと後フレームとにより構成し、かつこの前フレームに対して後フレームが堆積 収納する多数枚の用紙の長手方向に移動可能となるように、前フレームと後フレ ームのいずれか一方に案内溝を、他方に該案内溝と係合する案内リブとを備える と共に、前フレームと後フレームとのいずれか一方の両側面に、該後フレームの 移動方向に並んで配置した複数対の係止孔を、また他方には該係止孔と係止して 後フレームを前フレームに対して所定位置に係止する弾性可能な係止爪とを備え た構成とし、前記前フレームあるいは後フレームのいずれか一方に設けた係止爪 を、他方に設けた複数対の係止孔のうち、堆積収納する用紙の長手方向に小さく なる前方向に位置する係止孔に係止することにより用紙カセットを小さいサイズ 用紙用とし、また前記係止爪を他方の後方向に位置する係止孔に係止することに より大きいサイズ用紙用として、用紙カセットの大きさを伸縮可能としたもので ある。
【0029】 このため、1種類の用紙カセットを用紙の長手方向に伸縮することが可能とな るので、複数種類の用紙カセットを準備しなくとも良く、小さいサイズ用紙用と する場合は、用紙カセットの大きさをその用紙サイズの長手方向に縮め、また大 きいサイズ用紙用とする場合は伸長することにより、複数種類の用紙サイズに対 応して使用することができる。
【0030】 また、小さいサイズ用紙用とした場合は、小型化された装置の大きさから突出 することなく装置内部に収まるが、大きいサイズ用紙用とした場合は、後方の一 部が装置本体より突出する。しかし、使用後は用紙を取り除き、後フレームを前 フレーム方向に移動させて縮めることにより、容易に小さいサイズ用紙用に変形 することができるので、装置から食み出した状態のままで放置されることはない 。よって、装置の小型化の有効性を発揮することができると共に、使用者にとっ ても使い勝手の良い装置が実現することができる。
【0031】 また、前記用紙カセットの後フレームの後端側両側面に、一対の回動可能なア ーム部材の設け、該アーム部材の先端部には、大きいサイズ用紙用に後フレーム を前フレームに保持した状態でプリンタの装置本体に内蔵あるいは装着した場合 に、該装置本体より後方に食み出した後フレームの一部を覆うカバーの一端を回 動自在に具備することとしたので、用紙カセットを大きいサイズ用紙用として装 置に装着して使用している間に、装置本体から食み出した部分から用紙カセット 内へのゴミ等の侵入を防止することができる。カバーを設けないことで、ゴミ等 が侵入してしまった場合には、印刷品位を低下する恐れもあるが、カバーで食み 出した部分を覆うことによりこれを容易に解消することができると共に、カバー を設けることによって、大きいサイズ用紙用として使用を終了した後も直ちに小 さいサイズ用紙用に変更しなくとも、ゴミ等の侵入を危惧する必要は無い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す用紙カセットの構造を
示す斜視図であり、(a)は前フレーム、(b)は後フ
レームの構造である。
【図2】カバーを覆った状態の後フレームの斜視図であ
る。
【図3】小さいサイズ用紙に合わせて縮めた場合の用紙
カセットの平面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】大きいサイズ用紙に合わせて伸ばした場合の用
紙カセットの平面図である。
【図6】図5の側面図である。
【図7】用紙カセットをプリンタ装置に装着した場合の
側面図で、同図(a)は小さいサイズ用紙用に縮めた場
合、(b)は大きいサイズ用紙用に伸ばした場合をそれ
ぞれ示している。
【図8】従来の用紙カセットを装着した状態の電子写真
方式のプリンタの縦断側面図である。
【符号の説明】
11 前フレーム 12 後フレーム 14 アーム部材 14a アーム支点 14b 先端部支点 15 カバー 16a 案内溝 16b 案内溝 17 側面 17a 係止孔 17b 係止孔 18 側面 18a 係止孔 18b 係止孔 23a 案内リブ 23b 案内リブ 24a 係止爪 24b 係止爪
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 福田 昌弘 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)考案者 大野 市郎 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリンタ装置に着脱可能に内蔵、あるい
    は装着され、堆積収納した複数枚の用紙をプリンタの印
    刷位置へと給紙する給紙装置の用紙カセットにおいて、 前記用紙カセットを、分離組立が可能な前フレームと後
    フレームとにより構成し、かつこの前フレームに対して
    後フレームが堆積収納する多数枚の用紙の長手方向に移
    動可能となるように、前フレームと後フレームのいずれ
    か一方に案内溝を、他方に該案内溝と係合する案内リブ
    とを備えると共に、 前フレームと後フレームとのいずれか一方の両側面に、
    該後フレームの移動方向に並んで配置した複数対の係止
    孔を、また他方には該係止孔と係止して後フレームを前
    フレームに対して所定位置に係止する弾性可能な係止爪
    とを備えた構成とし、 前記前フレームあるいは後フレームのいずれか一方に設
    けた係止爪を、他方に設けた複数対の係止孔のうち、堆
    積収納する用紙の長手方向に小さくなる前方向に位置す
    る係止孔に係止することにより用紙カセットを小さいサ
    イズ用紙用とし、また前記係止爪を他方の後方向に位置
    する係止孔に係止することにより大きいサイズ用紙用と
    して、用紙カセットの大きさを伸縮可能としたことを特
    徴とする用紙カセット。
  2. 【請求項2】 用紙カセットの後フレームの後端側両
    側面に、一対の回動可能なアーム部材を設け、該アーム
    部材の先端には、大きいサイズ用紙用に後フレームを前
    フレームに保持した状態でプリンタの装置本体に内蔵あ
    るいは装着した場合に、該装置本体より後方に食み出し
    た後フレームの一部を覆うカバーを回動自在に具備した
    ことを特徴とする請求項1記載の用紙カセット。
JP3234493U 1993-06-16 1993-06-16 用紙カセット Pending JPH0712346U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3234493U JPH0712346U (ja) 1993-06-16 1993-06-16 用紙カセット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3234493U JPH0712346U (ja) 1993-06-16 1993-06-16 用紙カセット

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0712346U true JPH0712346U (ja) 1995-02-28

Family

ID=12356350

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3234493U Pending JPH0712346U (ja) 1993-06-16 1993-06-16 用紙カセット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0712346U (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014115398A1 (ja) * 2013-01-23 2014-07-31 沖電気工業株式会社 媒体収容装置及び媒体処理装置
JP2014166920A (ja) * 2014-06-16 2014-09-11 Kyocera Document Solutions Inc シート給送装置及び画像形成装置
JP2020100474A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 セイコーエプソン株式会社 記録装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014115398A1 (ja) * 2013-01-23 2014-07-31 沖電気工業株式会社 媒体収容装置及び媒体処理装置
JP2014142779A (ja) * 2013-01-23 2014-08-07 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体収容装置及び媒体処理装置
CN104919501A (zh) * 2013-01-23 2015-09-16 冲电气工业株式会社 介质容纳装置和介质处理装置
RU2608267C1 (ru) * 2013-01-23 2017-01-17 Оки Электрик Индастри Ко., Лтд. Устройство размещения носителей и устройство обработки носителей
US9858743B2 (en) 2013-01-23 2018-01-02 Oki Electric Industry Co., Ltd. Medium housing device and medium processing device
CN104919501B (zh) * 2013-01-23 2018-01-05 冲电气工业株式会社 介质容纳装置和介质处理装置
JP2014166920A (ja) * 2014-06-16 2014-09-11 Kyocera Document Solutions Inc シート給送装置及び画像形成装置
JP2020100474A (ja) * 2018-12-21 2020-07-02 セイコーエプソン株式会社 記録装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3878098B2 (ja) 給紙カセット及び給紙装置
GB2053159A (en) Copy paper feeding cassette
JPH0712346U (ja) 用紙カセット
JPH0234852B2 (ja)
JP2835212B2 (ja) シート積載装置
JP2002037469A (ja) 記録紙給紙装置
JP4615948B2 (ja) 用紙排出トレイ
JP2919914B2 (ja) スライド式排紙トレイ
JP3323270B2 (ja) シート処理器の排紙スタック装置
JP3416363B2 (ja) シート材積載トレイおよび画像形成装置
US5986776A (en) Combined paper supply and paper discharge tray for an image reading and forming apparatus
JPH08268570A (ja) 給紙装置
JP3017904B2 (ja) ロール紙の支持装置
JP2586719Y2 (ja) 給紙装置
JPH0439259A (ja) スライド式排紙トレイ
JP3041087B2 (ja) 転写紙収納装置
JP3391541B2 (ja) シート搬送装置
JP3993052B2 (ja) 用紙トレイ
JP2663854B2 (ja) ホッパカセット
JPH10258943A (ja) 給紙カセット
JPH0330344Y2 (ja)
JPH08244986A (ja) シート積載手段及び該シート積載手段を備えた画像形成装置
KR950006844Y1 (ko) 팩시밀리의 기록지 말림 제거장치
JPH11208900A (ja) 給紙カセット
JPH0776427A (ja) 給紙カセット