JPH01231372A - バイポーラトランジスタ - Google Patents

バイポーラトランジスタ

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JPH01231372A
JPH01231372A JP5773988A JP5773988A JPH01231372A JP H01231372 A JPH01231372 A JP H01231372A JP 5773988 A JP5773988 A JP 5773988A JP 5773988 A JP5773988 A JP 5773988A JP H01231372 A JPH01231372 A JP H01231372A
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寿博 杉井
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (4P1  要〕 ペテロ接合を有するバイポーラトランジスタの構造に関
し、 結晶欠陥を減少させた構造とすることを目的とし、 一導電型St (シリコン)よりなるエミッタ領域上に
、反対導電型SixGe1−x (シリコンゲルマニウ
ム)混晶よりなるベース領域が設けられ、該ベース領域
に不純物を拡散または注入した一導電型コレクタ領域を
有し、且つ、前記SixGe1−xよりなるベース領域
のX値がエミッタ側からコレクタ側に向って1から次第
に減少する混晶組成を有することを特徴とする。
〔産業上の利用分野〕
本発明はへテロ接合を有するバイポーラトランジスタの
構造に関する。
今後の高速LSI(大規模集積回路)として、ヘテロ接
合バイポーラトランジスタ(HBT)が注目されて、検
討されている。
〔従来の技術〕
さて、ヘテロ接合バイポーラトランジスタのうち、5i
Ge (シリコンゲルマニウム)混晶よりなるベースを
設けたベテロ接合パイボーラトランジス夕が知られてお
り、第3図はその従来のへテロ接合バイポーラトランジ
スタの断面概要図を示している。図中の1はn+−5i
コレクタ領域、2はp−5ixGe  xベース領域、
3はn+−3ixGe  xエミッタ領域、4は絶縁膜
、5は多結晶シリコン膜。
IEはコレクタ電極、 2Eはベース電極、3Eはエミ
ッタ電極で、この構造の形成にはコレクタ領域1にp 
−5ixGel−X (例えば、X値が0.7から1に
増加する)ベース領域2 (グレーデッドベース)をヘ
テロエピタキシャル成長し、そのベース領域に不純物を
拡散または注入してエミッタ領域3を形成する方法が用
いられる。
そのうち、ベース領域はグレーデッドベース領域であり
、SixGe1−x混晶のX値をコレクタ側からエミッ
タ側に向かって増加させており、従って、エネルギーバ
ンドギャップEgはエミッタ側からコレクタ側に向かっ
て小さくなって内蔵電界が形成されており、そのため、
小数キャリアのベース走行時間が短縮されて、トランジ
スタが高速化できる構造である。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところが、上記構造の従来のへテロ接合バイポーラトラ
ンジスタにおいては、コレクタ領域に接したベース領域
の接合部の5ifJが少なく、例えば、X値が0.5〜
0.7程度と小さくて、他のGe量が多いためにコレク
タ領域とベース領域との格子定数の相違が大きく、良好
なエピタキシャル成長層かえられずに、ベース領域に多
数の結晶欠陥を生じるという欠点がある。このような欠
陥はトランジスタ特性を劣化させる原因となる。
本発明はこのような結晶欠陥を減少させた構造   。
構造のバイポーラトランジスタを提案するものである。
〔課題を解決するための手段〕
その目的は、−導電型Siよりなるエミッタ領域上に、
反対導電型SixGe1−x混晶よりなるベース領域が
設けられ、該ベース領域に不純物を拡散または注入した
−4電型コレクタ領域を有し、且つ、前記SixGe1
−xよりなるベース領域のX値がエミッタ側からコレク
タ側に向って1から次第に減少する混晶組成を有するバ
イポーラトランジスタによって達成される。
[作 用] 即ち、本発明は、従来構造のコレクタとエミッタとを逆
にした構造とするもので、エミッタ領域に接するベース
領域の接合部のSi量を多くして、例えば、X値を1と
して格子定数を等しくし、コレクタ側に進むに従ってG
e量を多くして格子定数を変化させる構造にする。そう
すると、欠陥の少ない結晶品質の良いエピタキシャル成
長層が形成され、ベース領域の結晶欠陥が減少して、ト
ランジスタ特性を向上させることができる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して実施例により詳細に説明する。
第1図は本発明にかかるヘテロ接合バイポーラトランジ
スタの断面概要図を示し、11はn+−3ixGe  
Xコレクタ領域、12はp −5ixGe  xベース
領域、 13はn+−5iエミッタ領域、 14は絶縁
膜、15は多結晶シリコン層、 IEはコレクタ電極、
 2Eはベース電極、 3Eはエミッタ電極である。
この構造はエミッタ領域13にp −5ixGeI−x
 (x値が1から0.7に減少する)ベース領域12を
ヘテロエピタキシャル成長し、そのベース領域に不純物
を拡散または注入してコレクタ領域11を形成しており
、従って、従来と同様に、ベース領域12はSixGe
1−x混晶のX値がエミッタ側からコレクタ側に向かっ
て減少して、エネルギーハンドギャップEgをエミッタ
側からコレクタ側に向かって小さくして内蔵電界を形成
させている。そのため、第3図に示す従来の構造と同様
にベース走行時間が短くなって、トランジスタは高速化
される。
且つ、エミッタ領域13をn” −5i基板にして、そ
の上に結晶成長してp −3ixGe+−x (x値は
1から0.7に減少する)ベース領域12 (グレーデ
ッドベース)をヘテロエピタキシャル成長するために、
エミッタ領域に接するベース領域の格子定数が等しく、
コレクタ側に進むに従って格子定数は徐々に差が出てく
る構造となり、従来のような急激な格子定数の変化はな
く、従って、結晶欠陥の少ないベース領域が形成されて
、トランジスタ特性が改善される。
次に、第2図fa)〜(e)はそのトランジスタの形成
工程順断面図を示している。
第2図(al参照;蒸着法またはMBE法によってn”
 −3i基板13 (p =0.001ΩCITI)上
にI)  5ixGeI−x (x = 1〜0.1 
> ベース領域12(膜厚10100nをエピタキシャ
ル成長する。この時、蒸着法によるエピタキシャル成長
をおこなう場合は、蒸着装置の真空度を10  Tor
r以下にし、基板13を加熱して基板面の自然酸化膜を
除去した後、基板温度を650°Cとし、E型電子銃に
よってSiソースとGeソースとを別々に加熱し蒸発さ
せて、その蒸着量をモニターしながらX値を1から0.
7に徐々に変化させる。また、ドーパントとしてGaソ
ースを添加して10 ”/cJ程度含有させてp型にす
る。
第2図fb)参照;次いで、リソグラフィ技術を用い、
レジスト膜マスク (図示せず)をベース領域に被覆し
、反応性イオンエツチングによってエツチングしてベー
ス領域以外の部分を除去する。
第2図(C)参照;次いで、化学気相成長(CVD)法
によって5i02膜からなる絶縁膜14(膜厚400n
m)を堆積した後、リソグラフィ技術を用いてコレクタ
領域部分の絶縁膜14を選択的に除去して、コレクタ領
域を露出させる。
第2図(d)参照;次いで、CVD法によってn+型の
多結晶シリコン膜15を堆積し、950’C,20分間
の熱処理してn ’ −5ixGe1−xコレクタ領域
11を形成する。
第2図(el参照:次いで、コレクタ領域以外の多結晶
シリコン膜15をリソグラフィ技術を用いて除去し、次
に、再度のりソグラフィ技術を用いてリング状ベース電
極形成部分を絶縁膜14を除去する。
しかる後、図示していないが、アルミニウムを被着し、
パターンニングして表面にコレクタ電極IE、  リン
グ状ベース電極2E、 i板裏面にエミッタ電極3Eを
設けて、第1図に示すように完成させる。
上記が本発明にがかる一実施例の構造と形成方法である
が、この実施例によればベース領域中の欠陥数が3.5
xlO’Vgから約lX10’7/n?程度に減少し、
その欠陥による再結合電流が少なくなって、電流利得が
約3.5倍に増大する効果が得られた。
なお、本実施例はnpn型トランジスタで説明したが、
pnp型トランジスタにも適用できることは当然である
(発明の効果) 以上の説明から明らかなように、本発明にかかるバイポ
ーラトランジスタはベース領域に内蔵電界を形成して、
キャリアのベース走行時間を速くし、且つ、グレーデッ
ドベースが結晶欠陥の少ない構造となるから、このよう
なトランジスタによってLSIを構成すれば、その性能
向上が図れるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にがかるヘテロ接合バイポーラトランジ
スタの断面概要図、 第2図(al〜(elは本発明にかかるトランジスタの
形成工程順断面図、 第3図は従来のへテロ接合バイポーラトランジスタの断
面概要図である。 図において、 11はn ” −3ixGe+−xコレクタ領域、12
はp −SixGe1−x (x = 1〜0.7)ベ
ース領域、13はn”−5iエミツタ領域、又は、n”
 −5ii板、14は絶縁膜、 15は多結晶シリコン膜、 IEはコレクタ電極、 2Eはベース電極、 3Eはエミッタ電極 を示している。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  一導電型Si(シリコン)よりなるエミッタ領域上に
    、反対導電型Si_xGe_1_−_x(シリコンゲル
    マニウム)混晶よりなるベース領域が設けられ、該ベー
    ス領域に不純物を拡散または注入した一導電型コレクタ
    領域を有し、且つ、前記Si_xGe_1_−_xより
    なるベース領域のx値がエミッタ側からコレクタ側に向
    つて1から次第に減少する混晶組成を有することを特徴
    とするバイポーラトランジスタ。
JP5773988A 1988-03-10 1988-03-10 バイポーラトランジスタ Expired - Lifetime JP2576574B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11876127B2 (en) 2020-09-03 2024-01-16 Renesas Electronics Corporation Semiconductor device and method of manufacturing the same

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