JPH01230711A - 製鋼炉の煉瓦残厚測定方法 - Google Patents

製鋼炉の煉瓦残厚測定方法

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JPH01230711A
JPH01230711A JP5695888A JP5695888A JPH01230711A JP H01230711 A JPH01230711 A JP H01230711A JP 5695888 A JP5695888 A JP 5695888A JP 5695888 A JP5695888 A JP 5695888A JP H01230711 A JPH01230711 A JP H01230711A
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JP
Japan
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furnace
brick
temp
bricks
temperature
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JP5695888A
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English (en)
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Atsushi Kamagata
鎌形 敦
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、転炉などのように間欠的な操業を行う製鋼
炉において炉内煉瓦の残厚量を操業中に測定する方法に
関するものである。
〔従来技術〕
例えば、転炉における炉内ウェア煉瓦は、1回の吹錬で
0.1〜1.o+nm程度溶損し、吹錬回数が進むにし
たがって、ウェア煉瓦はな゛くなり、パーマネント煉瓦
が露出した時点を炉寿命と判断してウェア煉瓦の積替工
事に入る。この積替工事には多くの工数と資材を必要と
し、長期的な工事計画が立たないと、積替工事に長時間
を要する。
そこで、炉寿命の推定が必要となってくるが、次のよう
な方法が現在実施されている。
(i)  非吹錬中に転炉を測定可能な状態まで傾動さ
せ、赤外線測長器により炉内煉瓦に赤外線を当て、測長
を行ない、基準点長さから炉内煉瓦の損耗量を算出し、
煉瓦残厚から寿命を推定する(特開昭59.−1454
79号)。
また、その他に、次のような方法が提案されている。
(ii)  炉体鉄皮に測定箇所を設置して、鉄皮温度
と炉体煉瓦厚さの関係を求め、これより炉体の残存厚さ
を測定する(特開昭48−80406号)。
(iii )  炉壁鉄皮に異なるItさをもった複数
個の熱流板を装置し、炉壁鉄皮からの放熱量を求め、こ
の油から炉体の老朽度を特徴する特許登録第40254
89号)。
(iv )  耐火物内に多数の導電線を埋設し、損耗
に応じて導電線の通電が切れることにより、損耗位置を
検出する(実開昭57−59855号)。
(V)  熱電対と、その周囲の導電性保護管との間の
絶縁度を測定し、溶損による通電状態時に溶損位置を正
確に判定する(特開昭62−80216号)。
〔この発明が解決しようとする課題] しかしながら、(1)の赤外線測長器での測定は、精度
の高い測定方法であるが、測定には、計器の調整に約1
0分間程度を要し、測定範囲(測定点数)にもよるが、
測定完了までに30分から2時間程度必要である。
また、転炉炉口に地金が付着堆積している場合、測定器
と測定点との間に、この地金が入ってしまうと、赤外線
が遮られ測長ができないこともあり、測定前に炉目地金
取りが必要となる。
したがって、測定精度は良いが、測定結果を出すために
は、長時間を要する欠点があり、生産傍先となった場合
、実質測定は不可となる。
また、(ii ) 、  (iii )は測定精度が悪
く、(iv)は、導電線を多数設けるため、手間がかか
り、切れるまで分からない等の問題があり、(v)も(
1■)と同じ考え方で、最終判定には有効であるが、そ
れまでの損耗量の測定はできない問題がる。
この発明は、前述のような問題点を解消すべくなされた
もので、その目的は、操業を長時間停めることなく、比
較的測定精度良く、操業中連続的に炉内煉瓦残厚を測定
し得る製鋼炉煉瓦残厚測定方法を提供することにある。
〔課題を解決するための手段] 煉瓦内に埋設した熱電対により温度4(す定しても、操
業条件により炉内煉瓦表面温度が変わるため、単純な温
度の高低では、損耗量は判定できなかったが、転炉の煉
瓦内に埋設した熱電対により実測定を行なったところ、
注銑、吹錬。
出綱、空炉の各工程毎に炉内煉瓦表面近くでは温度変化
が起こっており、その変化量は煉瓦厚みにより大きく影
響されることを知見した。
本発明は、このような知見に基づいてなされたもので、
第1図、第2図に示すように、転炉等の製鋼炉の溶損速
度の速い部位の煉瓦3に、熱電対6等の接触形温度計を
、その測温接点6A等の測温子が煉瓦厚み方向に間隔を
おいて位置するように複数埋設して、第3図ないし第5
図に示すように、煉瓦の温度変化を検出し、製鋼炉1回
の操業パターン中の空炉放熱期間における一番炉内側に
位置する温度計の温度降下量から煉瓦残厚を求めるよう
にしたものである。
〔作 用〕
排滓より次の注銑までの待機時の空炉放熱期間が最も安
定した温度降下を示すので、この降下量を時間で微分し
た温度降下量を検出する。
煉瓦残厚が小さくなれば、これに比例して温度降下量が
大きくなり、各温度における温度降下量と煉瓦残厚の関
係から煉瓦残厚を求める。
煉瓦厚が大きくなると、温度降下量が少なくなるので、
温度計を煉瓦厚み方向に多数配設し、−香炉内側の温度
計の温度降下量を用いる。転炉等にあっては、初期、中
期、末期の監視を行なえばよいので、温度計は一箇所に
付き3本捏度でよい。
なお、煉瓦損耗により測温子が溶損した場合には、損耗
量を正確に検出でき、予め測温子間の距離を測定してお
く事により、次の測温子の校正ができる。
〔実 施 例〕
以下、この発明を図示する一実施例に基づいて説明する
これは、第1図に示すように、炉外側から順に転炉鉄皮
1.パーマ煉瓦2.ウェア煉瓦3が設けられ、トラニオ
ンリング4.軸受5を介して傾動可能とされた転炉の例
であり、煉瓦3の溶損量は煉瓦材質、配材位置によって
変化するが、損耗の激しい位置は炉底底吹ノズル周辺や
トラニオンリング4で囲まれた部位である。したがって
、このような溶1員速度の速い部位のウェア煉瓦3に、
熱電対6を埋設する。
この熱電対6は、その測温接点6Aが初期稼動面から距
離り、ff12.ff13の位置に間隔をおいて位置す
るように一つのウェア煉瓦3内に埋設し、配線はトラニ
オンリング4の中を通って温度記録計7に接続され、連
続測温を行う。
また、温度記録計7の信号は計算器・警報装置8に人力
されるようにする。
ここで、転炉の操業パターンは、注銑→吹錬→出鋼→排
滓→待機であり、転炉内填瓦表面温度は、この操業に応
して変化するが、本発明においては、このような操業パ
ターンの中で排滓から次の注銑までの間に炉内煉瓦表面
温度が低下し、熱電対6に時間的な温度匂配が生しるこ
とを利用して、煉瓦残厚を推定計算するものである。
第3図ないし第5図に示すように、炉内煉瓦表面温度は
操業状態により変化するが、排滓より次の注銑までの待
機時の空炉放熱期間が、最も安定した温度降下を示し、
この降下量を時間で微分したものが、煉瓦残厚と良く相
関がとれる。このような温度降下量は、第3図(B)に
示すように、煉瓦残厚に比例して増減し、−香炉内側に
近い熱電対温度T、の温度降下量が、T z 、 T 
zの温降下度より大きく、T3に関してはほとんど変化
しない。
したがって、温度降下量の顕著な一番炉内側に近い熱雷
対温度の温度降下量から煉瓦残厚を求める。但し、降温
時の温度がパラメータとして入ってくる。
計算機・警報装置8には、予め、各温度における温度降
下量と煉瓦残J¥の関係が人力されており、求められた
煉瓦残厚を1チヤージ毎に表示し、あるいは、ある限界
に達したら、警報を発するようにする。
温度降下量が顕著に現れるのは、煉瓦残厚が測温接点6
Aより100〜200 mm程度であり、これ以上は温
度降下量が小さく、測定精度的には好ましくない。
そのため、測温接点6Aを多数、100〜200mm間
隔で設けることにより、順次、炉内側の測温接点で#員
耗量を正確に測定できるが、転炉等にあっては、初期の
特殊操業期、中期の安定操業朋、末期の吹付は補修1υ
1の監視を行なえばよいので、それぞれの期に応じた測
定深さとすれば、熱電対6の数も3本捏度と少なくでき
る。
また、当然の事ながら、煉瓦損耗により熱電対6が断線
した場合には、温度記録計7により容易に判別でき(温
度略零を示す)、損耗位置を正確に判定できるのは、従
来法と同じである。
また、この朋を利用して次の熱電対の校正を行う事によ
り、耐火物材質等による熱伝導率の違いを校正すること
も可能である。
次に、具体例について述べる。これは250トン転炉の
ウェアライニング内に、第3図に示すように、熱電対6
を3本、トラニオン側の損耗の激しい中部スラグライン
に設けた例である。
なお、パーマ煉瓦2は、MgO・SiO□・CaO系耐
火煉瓦、ウェア煉瓦3は、MgO・Aha、  ・Ca
0系耐火煉瓦である。
稼動直後は耐火物内蓄熱期で、温度変化も上昇傾向にあ
ったが、約10チヤージ以降はT。
の温度が安定し、第3図(B)に示す測温カーブとなっ
た。赤外線式距離計による煉瓦損耗と温度降下量との関
係を測定したところ、煉瓦残厚(測温接点からの残厚)
50mmで空炉時に3”C/分の温度降下量であった。
また、10°C/分の時は10〜15mmであったので
、炉末期では、10°C/分となった時点で吹付は補修
を行ない、その後3°C/分となるまで間欠的な補修と
した。
この結果、従来に比べて吹付は補修の準備を良好に行え
、転炉操業上も、補修のための突発的な休止も無くする
ことができた。
なお、以上は転炉について説明したが、真空精錬炉(R
H式、DH式)や電気炉など間欠的な操業を行う炉の耐
火物壁面にも適用できる。
また、温度計は、熱電対に限らず、サーミスタ等の接触
形温度計を用いることができる。
〔発明の効果] 前述のとおり、本発明によれば、接触形温度計を煉瓦厚
み方向に複数設け、空炉放熱1υj間における炉内側の
温度計の温度降下度から煉瓦残厚を求めるようにしたた
め、次のような効果を奏する。
(i)  操業を長時間停めることなく、炉内煉瓦残厚
を操業中に連続して測定し得る。
(i:)  赤外線測長器には劣るが、測定精度を従来
よりも向上させることができる。
(iii )  操業条件の変化と煉瓦損耗量との定量
的な相関が得られ、最適操業条件を設定できる。
(iv)  耐火物吹付は補修時期が正確に判定でき、
また吹付は効果の測定もでき、吹付は補修費の効果的配
分ができる。
(v)  操業形態による耐火物保護手段(スラグ塩基
度調整)が定量化でき、これを適切に行なうことにより
総合的な耐火物原単位(製造品当たりの耐火物価格)低
減を図れ
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の測定方法の実施状態を示す概略図、第
2図は部分拡大図、第3図ないし第5図は、転炉の初期
から後期を示し、(A)は炉壁を示す概略図、(B)は
1操業パターン中の温度変化を示すグラフである。 1・・転炉鉄皮、2・・パーマ煉瓦、3・・ウェア煉瓦
、4・・トラニオンリング、5・・軸受、6・・熱電対
、6A・・測温接点、7・・温度記録計、8・・計算器
・警報装置。 第 3L LIU 第4 (A) 第5 (A) 4 く新炉〉 図く炉代中期〉 (B) 図く炉代後期2 (B)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)製鋼炉の溶損速度の速い部位の煉瓦に、接触形温
    度計を、その側温子が煉瓦厚み方向に間隔をおいて位置
    するように複数埋設して、煉瓦の温度変化を検出し、製
    鋼炉1回の操業パターン中の空炉放熱期間における炉内
    側の温度計の温度降下度から煉瓦残厚を求める事を特徴
    とする製鋼炉の煉瓦残厚測定方法。
JP5695888A 1988-03-10 1988-03-10 製鋼炉の煉瓦残厚測定方法 Pending JPH01230711A (ja)

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JP5695888A JPH01230711A (ja) 1988-03-10 1988-03-10 製鋼炉の煉瓦残厚測定方法

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JP5695888A JPH01230711A (ja) 1988-03-10 1988-03-10 製鋼炉の煉瓦残厚測定方法

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JPH01230711A true JPH01230711A (ja) 1989-09-14

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JP5695888A Pending JPH01230711A (ja) 1988-03-10 1988-03-10 製鋼炉の煉瓦残厚測定方法

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JP (1) JPH01230711A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008261021A (ja) * 2007-04-13 2008-10-30 Jfe Steel Kk 混銑車炉体の耐火物ライニング層厚みの判定方法
JP2009035789A (ja) * 2007-08-03 2009-02-19 Jfe Steel Kk 耐火物ライニング残存厚さ判定方法および装置

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