JPH04190963A - タンディシュ漏鋼予知方法 - Google Patents
タンディシュ漏鋼予知方法Info
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- JPH04190963A JPH04190963A JP2323960A JP32396090A JPH04190963A JP H04190963 A JPH04190963 A JP H04190963A JP 2323960 A JP2323960 A JP 2323960A JP 32396090 A JP32396090 A JP 32396090A JP H04190963 A JPH04190963 A JP H04190963A
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Links
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Landscapes
- Investigating Or Analyzing Materials Using Thermal Means (AREA)
- Radiation Pyrometers (AREA)
- Continuous Casting (AREA)
- Measuring Temperature Or Quantity Of Heat (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
本発明は、タンディシュ漏鋼予知方法に係り、特に、タ
ンディシュの全体にわたって、正確に漏鋼を予知するこ
とができるタンディシュ漏鋼予知方法に関する。
ンディシュの全体にわたって、正確に漏鋼を予知するこ
とができるタンディシュ漏鋼予知方法に関する。
第2図は、タンディシュの一例を示す斜視図である。こ
のタンディシュ10は、溶鋼を一時的に溜めておき、必
要に応じてモールド等に該溶鋼を注入するための容器で
あり、鉄皮からなる外W12で外周が形成され、その内
側に耐火レンガ14か配され、該耐火レンガ14の内側
には耐火壁16が配設されている。 上記タンディシュ10の内面を形成する耐火壁16は、
連続鋳造時において常に高温の溶鋼にさらされる。その
ため、耐火レンガ14は溶鋼により侵食され、侵食が甚
だしい場合は、溶鋼が外側の外壁12(鉄皮)を溶かし
、漏鋼事故を引き起こすことがある。従って、操業中、
常に耐火レンガ14の状態を監視することは、重要な意
味を持つ。 この漏鋼を予知、検知する技術として、耐火レンガ14
内に網状の導電体を設置し、溶鋼に電圧をかけておき、
導電体に電流か流れたとき漏鋼が発生したとみなす方法
、耐火レンガ14内の数箇所に熱電対を設置する方法、
及びタンディシュ10の外壁12を赤外線カメラで監視
する方法等が提案されている。
のタンディシュ10は、溶鋼を一時的に溜めておき、必
要に応じてモールド等に該溶鋼を注入するための容器で
あり、鉄皮からなる外W12で外周が形成され、その内
側に耐火レンガ14か配され、該耐火レンガ14の内側
には耐火壁16が配設されている。 上記タンディシュ10の内面を形成する耐火壁16は、
連続鋳造時において常に高温の溶鋼にさらされる。その
ため、耐火レンガ14は溶鋼により侵食され、侵食が甚
だしい場合は、溶鋼が外側の外壁12(鉄皮)を溶かし
、漏鋼事故を引き起こすことがある。従って、操業中、
常に耐火レンガ14の状態を監視することは、重要な意
味を持つ。 この漏鋼を予知、検知する技術として、耐火レンガ14
内に網状の導電体を設置し、溶鋼に電圧をかけておき、
導電体に電流か流れたとき漏鋼が発生したとみなす方法
、耐火レンガ14内の数箇所に熱電対を設置する方法、
及びタンディシュ10の外壁12を赤外線カメラで監視
する方法等が提案されている。
しかしながら、網状の導電体を設置する上記方法では、
高温の溶鋼に電極を浸さなければならず、メンテナンス
に問題がある。なお、特開昭63−160760号では
、モールドを電極として使用する方法が提案されており
、この問題は解決されたものの、漏鋼場所の特定が困難
であり、且っ漏鋼の予知精度にも問題がある。 又、熱電対を設置する上記方法は、原理的に測定点のみ
の計測である。従って、広範囲にわたる温度分布計測を
行うには熱電対を多数設置しなければならず、経済的に
も困難な点がある。 更に、外壁12を赤外線カメラで監視する方法では、タ
ンディシュ10全体を見渡せる場所はおろか、部分的に
も全ての外壁12を!I4aしてカメラを設置すること
は、鋳造設備の構造上不可能に近い。 本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたも
ので、簡単な測定設備により、タンディシュ全体にわた
って漏鋼を予知できると共に、その漏鋼場所を正確に特
定でき、しかも実質上メンテナンスが不要なタンディシ
ュ漏鋼予知方法を提供することを課題とする。
高温の溶鋼に電極を浸さなければならず、メンテナンス
に問題がある。なお、特開昭63−160760号では
、モールドを電極として使用する方法が提案されており
、この問題は解決されたものの、漏鋼場所の特定が困難
であり、且っ漏鋼の予知精度にも問題がある。 又、熱電対を設置する上記方法は、原理的に測定点のみ
の計測である。従って、広範囲にわたる温度分布計測を
行うには熱電対を多数設置しなければならず、経済的に
も困難な点がある。 更に、外壁12を赤外線カメラで監視する方法では、タ
ンディシュ10全体を見渡せる場所はおろか、部分的に
も全ての外壁12を!I4aしてカメラを設置すること
は、鋳造設備の構造上不可能に近い。 本発明は、前記従来の問題点を解決するべくなされたも
ので、簡単な測定設備により、タンディシュ全体にわた
って漏鋼を予知できると共に、その漏鋼場所を正確に特
定でき、しかも実質上メンテナンスが不要なタンディシ
ュ漏鋼予知方法を提供することを課題とする。
本発明においては、測定手段として光ファイバを使用す
るため、センサ部分をタンディシュの全範囲に亘って容
易且つ確実に設置でき、しかも光パルス入射時の戻り散
乱光の特性と戻り時間とから正確に温度変化発生位置を
特定できるので、タンディシュの全範囲に亘って正確な
漏鋼予知が可能となる。
るため、センサ部分をタンディシュの全範囲に亘って容
易且つ確実に設置でき、しかも光パルス入射時の戻り散
乱光の特性と戻り時間とから正確に温度変化発生位置を
特定できるので、タンディシュの全範囲に亘って正確な
漏鋼予知が可能となる。
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明す
る。 第1図は、本発明の一実施例のタンディシュ漏鋼予知方
法に適用するタンディシュの特徴を示す平面図である。 本実施例では、まず、前記第2図に示したと同様のタン
ディシュについて、耐火レンガ′(内張り)14を除い
た状態の第1図の烏゛轍図に示すように、光フアイバ式
温度分布測定装置のセンサ部である1本の光ファイバ1
8を、測定装置の測定精度、測定可能間隔を考慮して、
タンディシュ10の全範囲に亘るように迂曲させて敷設
した後、耐火レンガ14、耐火壁16を配設して、前記
第2図の状態に形成する。このようにして、上記光ファ
イバ18をタンディシュ10の耐火レンガ14と外壁1
2の隙間に設置する。 光フアイバ式温度分布測定装置は、透過性物質に温度を
加えるとその光学的特性が変化する性質を用いて、温度
及びその分布を測定することができるものである。 本実施例においては、上述の如く形成したタンディシュ
10を使用して操業を行っている間に定期的に、又は適
宜上記光ファイバ18に光パルスを入射し、以下の原理
に基づいて、温度を複数点で測定し温度パターンを得る
ことにより、漏鋼の予知を行う。 光ファイバ18に光パルスを入射すると、該光パルスは
光フアイバ内部を伝搬し、温度変化位置で散乱光を発生
させる。散乱光の一部は後方散乱光として入射側に戻っ
てくる。この戻ってくるまでに要した時間により、後方
散乱光の発生位置を特定することができる。即ち、後方
散乱光の中には、光ファイバを構成しているガラスの格
子振動により、弾性的に散乱されて生じるレーレ散乱光
の他に、非弾性的に生じるラマン散乱光が含まれている
。このラマン散乱光は、ストークス光とアンチストーク
ス光からなり、この2つの光の強度比は、入射光波長と
ガラスの組成が決まれば理論的に温度のみに依存してい
る。従って、この原理を用いることにより、温度変化が
生じている測定位置、測定温度を知ることができる。 本実施例においては、上述の原理により、温度変化を起
こしている位1を正確に検出することができる温度分布
測定装置のセンサである光ファイバか、前述の如く、タ
ンディシュ10の壁部の内部に、しかも全範囲に亘って
埋設しであるので、操業中に漏鋼の前兆がいずれの位置
に発生した場合であっても、それに伴う温度変化を速や
かに検出することができる。従って、タンディシュ10
全体の漏鋼を確実に予知することが可能となる。 又、例えば、熱電対で測定する場合であれば、設置する
熱電対の数に応じて電線の本数が必要になるか、本実施
例によれば、1本の光ファイバ18でタンティシュ10
の全体の測定が可能である。 又、1本の光ファイバ18をタンディシュ10の内部に
埋設するだけでよいので、タンディシュ10自体も簡単
に形成できるという利点もある。 更に、光ファイバ18はを部の内部に埋設されているな
め、常時は溶鋼と接触することがない等の理由により、
実質的にメンテナンスも必要ない。 以上、本発明を具体的に説明したが、本発明は前記実施
例に示したものに限られるものでない。 例えば、本発明を適用するタンディシュは、その構造が
前記第1図、第2図に示したものに限られるものでなく
、任意に変更可能である。 又、光ファイバの敷設位置も溶鋼に直接触れない位置で
、且つ溶鋼と温度差がある位置であればよく、又、敷設
する光ファイバの本数も2本以・上であってもよい。
る。 第1図は、本発明の一実施例のタンディシュ漏鋼予知方
法に適用するタンディシュの特徴を示す平面図である。 本実施例では、まず、前記第2図に示したと同様のタン
ディシュについて、耐火レンガ′(内張り)14を除い
た状態の第1図の烏゛轍図に示すように、光フアイバ式
温度分布測定装置のセンサ部である1本の光ファイバ1
8を、測定装置の測定精度、測定可能間隔を考慮して、
タンディシュ10の全範囲に亘るように迂曲させて敷設
した後、耐火レンガ14、耐火壁16を配設して、前記
第2図の状態に形成する。このようにして、上記光ファ
イバ18をタンディシュ10の耐火レンガ14と外壁1
2の隙間に設置する。 光フアイバ式温度分布測定装置は、透過性物質に温度を
加えるとその光学的特性が変化する性質を用いて、温度
及びその分布を測定することができるものである。 本実施例においては、上述の如く形成したタンディシュ
10を使用して操業を行っている間に定期的に、又は適
宜上記光ファイバ18に光パルスを入射し、以下の原理
に基づいて、温度を複数点で測定し温度パターンを得る
ことにより、漏鋼の予知を行う。 光ファイバ18に光パルスを入射すると、該光パルスは
光フアイバ内部を伝搬し、温度変化位置で散乱光を発生
させる。散乱光の一部は後方散乱光として入射側に戻っ
てくる。この戻ってくるまでに要した時間により、後方
散乱光の発生位置を特定することができる。即ち、後方
散乱光の中には、光ファイバを構成しているガラスの格
子振動により、弾性的に散乱されて生じるレーレ散乱光
の他に、非弾性的に生じるラマン散乱光が含まれている
。このラマン散乱光は、ストークス光とアンチストーク
ス光からなり、この2つの光の強度比は、入射光波長と
ガラスの組成が決まれば理論的に温度のみに依存してい
る。従って、この原理を用いることにより、温度変化が
生じている測定位置、測定温度を知ることができる。 本実施例においては、上述の原理により、温度変化を起
こしている位1を正確に検出することができる温度分布
測定装置のセンサである光ファイバか、前述の如く、タ
ンディシュ10の壁部の内部に、しかも全範囲に亘って
埋設しであるので、操業中に漏鋼の前兆がいずれの位置
に発生した場合であっても、それに伴う温度変化を速や
かに検出することができる。従って、タンディシュ10
全体の漏鋼を確実に予知することが可能となる。 又、例えば、熱電対で測定する場合であれば、設置する
熱電対の数に応じて電線の本数が必要になるか、本実施
例によれば、1本の光ファイバ18でタンティシュ10
の全体の測定が可能である。 又、1本の光ファイバ18をタンディシュ10の内部に
埋設するだけでよいので、タンディシュ10自体も簡単
に形成できるという利点もある。 更に、光ファイバ18はを部の内部に埋設されているな
め、常時は溶鋼と接触することがない等の理由により、
実質的にメンテナンスも必要ない。 以上、本発明を具体的に説明したが、本発明は前記実施
例に示したものに限られるものでない。 例えば、本発明を適用するタンディシュは、その構造が
前記第1図、第2図に示したものに限られるものでなく
、任意に変更可能である。 又、光ファイバの敷設位置も溶鋼に直接触れない位置で
、且つ溶鋼と温度差がある位置であればよく、又、敷設
する光ファイバの本数も2本以・上であってもよい。
第1図は、本発明の一実施例に適用濠れるタンディシュ
における光ファイバの敷設状態を示す平面図、 第2図は、上記タンディシュの全体を示す斜視図である
。 10・・・タンディシュ、 12・・・外壁、1
4・・・耐火レンガ、 16・・・耐火壁、18
・・・光ファイバ。
における光ファイバの敷設状態を示す平面図、 第2図は、上記タンディシュの全体を示す斜視図である
。 10・・・タンディシュ、 12・・・外壁、1
4・・・耐火レンガ、 16・・・耐火壁、18
・・・光ファイバ。
Claims (1)
- (1)タンディシュの内張りの背後に光ファイバを敷設
し、該光ファイバに光パルスを入射し、その際に入射側
に戻ってくる散乱光中のストークス光/アンチストーク
ス光の強度比に基づいて温度の変化を検出すると共に、
上記散乱光の戻り時間に基づいて温度変化発生湯所を特
定して漏鋼を予知することを特徴とするタンディシュ漏
鋼予知方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2323960A JPH04190963A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | タンディシュ漏鋼予知方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2323960A JPH04190963A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | タンディシュ漏鋼予知方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04190963A true JPH04190963A (ja) | 1992-07-09 |
Family
ID=18160555
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2323960A Pending JPH04190963A (ja) | 1990-11-27 | 1990-11-27 | タンディシュ漏鋼予知方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04190963A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008200681A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 溶融金属滴下検知器および溶融金属滴下検知方法 |
JP2011527417A (ja) * | 2008-07-10 | 2011-10-27 | エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 繊維光学測定方法による金型内の温度測定 |
-
1990
- 1990-11-27 JP JP2323960A patent/JPH04190963A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008200681A (ja) * | 2007-02-16 | 2008-09-04 | Sumitomo Electric Ind Ltd | 溶融金属滴下検知器および溶融金属滴下検知方法 |
JP2011527417A (ja) * | 2008-07-10 | 2011-10-27 | エス・エム・エス・ジーマーク・アクチエンゲゼルシャフト | 繊維光学測定方法による金型内の温度測定 |
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