JPH01230533A - 抗エイズウイルス抗体陽性静注用免疫グロブリン製剤の製造方法 - Google Patents

抗エイズウイルス抗体陽性静注用免疫グロブリン製剤の製造方法

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JPH01230533A
JPH01230533A JP33548887A JP33548887A JPH01230533A JP H01230533 A JPH01230533 A JP H01230533A JP 33548887 A JP33548887 A JP 33548887A JP 33548887 A JP33548887 A JP 33548887A JP H01230533 A JPH01230533 A JP H01230533A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は抗エイズウィルス抗体陽性静注用免疫グロブリ
ン製剤の製法に関する。
〔従来の技術〕
特定のウィルスに対する抗体を主成分とする静注用免疫
グロブリン製剤としては、各種ウィルス(B型肝炎ウィ
ルス、サイトメガロウィルス、水痘帯状ヘルペスウィル
ス、インフルエンザウィルスなど)に対するものが知ら
れており、各々のウィルスによる感染の予防治療のため
に用いられる。
ところで、このようなタイプの製剤の一つとして、エイ
ズウィルス〔総称はHI V (1lusanT+sm
unodeficiency Virus )であるが
、またHTLV −m  (Human  T−cel
l  Lymphotropic  Virus  t
ype■)またはL A V (Lymphadeno
pathy−associatedVirus)ともい
う〕に対する抗体を主成分とする静注用免疫グロブリン
製剤が、最近報告された(特開昭62−192326)
この報告では滅菌処理の方法としてβ−プロピオラクト
ン/9外線処理が具体的に開示されている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
通常の静注用免疫グロブリン製剤において、β−プロピ
オラクトンによる滅菌処理は、化学的な変性をもたらし
ており、グロブリンに様々な影響を与える0例えば、抗
体価の低下、IgG、サブクラスの消失、補体結合能の
低下、新たな抗原性の発現などインタクト(intac
t)なグロブリンとは異なる性質を与えうる(Vox 
Sang、、 28.422〜437 (1975)、
同38..147〜155 (1980)、同42.。
62〜73 (1982) ) 、また、β−プロピオ
ラクトン自身の発癌性も問題となりうる。
従って、β−プロピオラクトン処理は必ずしも有用な方
法とは言えない。
本発明の目的は、臨床上通用できる製剤、すなわち、安
全性と有効性の高い抗エイズウィルス抗体陽性静注用免
疫グロブリン製剤の製造方法を提供することにある。
〔問題点を解決するための手段] 本発明者らは、この目的に沿って抗エイズウィルス抗体
陽性外注用免疫グロブリン製剤の工業的な製法について
検討した結果、ポリエチレングリコール(以下、PEG
という)分画処理、加熱処理等を組み合わせ、各工程の
処理条件を設定することによって安全性と有効性の高い
抗エイズウィルス抗体陽性静注用免疫グロブリン製剤が
得られることを見出し、さらに研究を重ねて本発明を完
成した。
(1)出発原料 本発明の出発原料としては、抗エイズウィルス抗体陽性
免疫グロブリンを含む百分が使用され、これはヒト血漿
由来であって、抗エイズウィルス抗体陽性免疫グロブリ
ン画分を含むものであれば特に限定されない、具体的に
は、抗エイズウィルス抗体陽性血漿からコーンのエタノ
ール分画により得られる画分■十m、百分■、または抗
エイズウィルス抗体陽性免疫グロブリンを含むこれらと
同等の画分のペースト等が挙げられる。また、この出発
原料は、ヒト血液型抗体、カリクレイン、プレカリクレ
イン、IgM、IgG重合体などを含んでいてもよい。
(2)製法 本発明による製造方法は、好ましくは以下の処理よりな
る。
■低濃度ポリエチレングリコール(PEG)処理工程 本工程は出発原料を低4度PEGで処理し、上清を回収
する工程である。
出発原料を適当な水性溶媒に懸濁する。水性溶媒の溶質
として、たとえば塩化ナトリウム、リン酸ナトリウム、
リン酸カリウム、酢酸、酢酸ナトリウム、クエン酸、ク
エン酸ナトリウム等を含ませてもよい。
この懸FA液を分子量1,000〜10.000 (好
適には約2,000〜6,000 )のr’ECで処理
する(たとえば、両者を混合する)、処理条件としては
、P IF。
Gfi度4〜10 w / v%(特に4〜8 w /
 v%)、pH4〜6(特に4.5〜5.5 ) 、イ
オン強度0.0001〜0.1 M (特に、0.00
01〜0.OIM)であることが好ましい。
この際、蛋白濃度1〜2Q w / v%(特に、5〜
15w/v%)であることが好ましい。
当該処理は、0〜4°C程度で通常30分〜6時間程度
撹拌することによって行われる。
その後、たとえば遠心骨N (6000〜8000 r
 p m、10〜30分間)して上清を回収する。
■高濃度PEG処理工程 本工程は■の工程で得られた上清を高4度PEGで処理
し、沈澱を回収する工程である。
上記上清を分子!ll 、 000〜10.000 (
好適には2.000〜6,000)のPEGにてさらに
処理する(たとえば、両者を混合する)、処理条件とし
ては、PEGiJ度10〜15w/v%(特に、約ll
〜13w/v%)、p116〜9(特に7.5〜8.5
)、イオン強度0.0001〜0.1 M (特に、0
.0001−0.01M)であることが好ましい。
この際、蛋白濃度1〜2Q w / v%(特に、5〜
15W/V%)であることが好ましい。
当該処理は、0〜4°C程度で通常30分〜6時間程度
撹拌することによって行われる。
その後、たとえば遠心骨tlilf (6000〜80
00 r p tn 。
10〜30分間)して沈澱を回収する。
■陰イオン交換体処理工程 本工程は■の工程で得られた沈澱画分を水性溶媒に溶解
後、または後記■の工程の処理後陰イオン交換体で接触
処理して非吸着画分を回収する工程である。
本工程は、IgM、IgAおよびIgG重合体を除くた
めに行われる。
(i)陰イオン交換体のU8製 陰イオン交換体は陰イオン交換基を不溶性担体に結合し
たものであるが、陰イオン交換基としてはジエチルアミ
ノエチル(DEAE)基、四級アミノエチル(QAE)
基等を、不溶性担体としてはアガロース、セルロース、
デキストラン、ポリアクリルアミド等を用いることがで
きる。
その結合は公知の方法で行われる。
(ii)処理方法 ■の工程で得られた沈澱画分を適当な水性溶媒に溶解す
る。水性溶媒はpH5〜8(好ましくはpH5,5〜7
.5 ) 、低イオン強度(好ましくは0.01〜0.
2 M )の水溶液であることが好ましい、■の工程と
同様の溶質を含んでいてもよい、蛋白濃度としては1〜
15 w / v%(特に、3〜10w/v%)が好ま
しい。
さらに、上記水性溶媒で平衡化した陰イオン交換体と接
触処理する。その処理に際してはバッチ法、カラム法の
どちらを用いてもよい。
たとえば、バッチ法では、陰イオン交換体11に対して
処理対象溶液10〜!001程度と混合させ、0〜4℃
で30分〜2時間程度撹拌した後、遠心骨M (6,0
00〜8.00Or p m、  10〜30分間)し
て上清を回収する。
カラム法でも、陰イオン交換体1+*lに対して処理対
象溶液10〜100m1程度を接触させ、非吸着画分を
回収する。
なお、本■の工程は所望により省略することもできる。
また、液状加熱処理を行う場合には■の固定化ヒト血液
型物質処理後に当該陰イオン交換体処理を実施すること
が好ましい。
■固定化ヒト血液型物質処理工程 本工程は■の工程の沈澱画分または■の非吸着画分を固
定化ヒト血液型物質で接触処理して、非吸着画分を回収
する工程である。
本工程はヒト血液型抗体を除くために行われる。
(:)固定化ヒト血液型物質の!li製固足固定化ヒト
血液型物質ト血液型物質を不溶性担体に固定化したもの
である。
ヒト血液型物質の調製は、公知の方法を用いればよい、
たとえば、ヒトA、B、ABまたは0型の赤血球を低張
溶液中で溶血、または超音波処理した後、硫安分画法ま
たはPEG分画法により精製すること等により得られる
さらにこのヒト血液型物質は生理的食塩液に溶解後、夾
雑するウィルスの不活化に有効とされている、たとえば
、約50〜70°C1好ましくは約60″Cで、7〜1
3時間、好ましくは約10時間、又は約80〜130℃
、好ましくは95℃〜121℃で約1〜40分、好まし
くは約2〜30分間加熱処理する。その後、遠心分離し
て不溶物を除去し、蒸留水に対して透析して、各ヒト血
液型物質を得る。
一方、不溶性担体としてはアガロース、セルロース、デ
キストラン、シリカゲル、ガラス等が用いられる。
固定化は公知の方法に準じればよい0例えば、アガロー
ス、セルロース等はCNBr活性化法により、シリカゲ
ル、ガラス等はオキシラン法によりヒト血液型物質を固
定化できる。
(ii)処理方法 処理対象物、たとえば■の工程の沈澱画分を水性溶媒に
溶解したもの、あるいは■の工程の非吸着画分をpH5
〜8(特にpH6〜7)、イオン濃度0.01〜0.2
M(特に0.05〜0.15M)の条件下で、上記水性
溶媒で平衡化した固定化ヒト血液型物質と接触処理する
。その際、蛋白濃度1〜15w / v%(特に、3〜
10 w / v%)であることが好ましく、またバッ
チ法、カラム法のどちらを用いてもよい。
たとえばパンチ法では、固定化ヒト血液型物質11に対
して処理対象溶液10=10O+1程度と混合させ、0
〜10℃、好ましくは0〜4°Cで、30分〜4時間、
好ましくは30分〜2時間程度撹拌した後、遠心分離(
6,000〜8,000 r p m、10〜30分間
)して上清を回収する。
カラム法でも、固定化ヒト血液型物[1+slに対して
処理対象溶液10〜100m1程度を接触させ、非吸着
画分を回収する。
この■の工程は所望により省略することもできる。
■加熱処理工程 本工程は、所望の段階で安定化剤の存在下に当該免疫グ
ロブリンのエイズウィルスに対する抗体活性の減少は最
小限にとどめるが、夾雑するウィルス、例えばHBウィ
ルス、エイズウィルス等は完全に不活化する条件下で加
熱処理する工程である。加熱処理は、含湿度3%以下の
乾燥状態(即ち、乾熱処理)、または溶液状態、即ち免
疫グロブリンの水溶液状態(即ち、液状加熱処理)で行
う、より好ましくは液状加熱処理が推奨される。
安定化剤としては、いずれの処理の場合も、二1!頻(
Lサッカロース、マルトース)、F’フルコール(例、
ソルビトール、マンニトール)が好適に例示される。よ
り好ましくはソルビトールである。
安定化剤の添加量は、乾熱処理法では、二[1、糖アル
コール等を0.5〜5 w / v%(好ましくは、1
〜3 w / v%)液状加熱処理法では二[1、糖ア
ルコール等を10 w / v%以上(好ましくは20
〜45w/v%またはto〜35w/w%)を用いるこ
とが好適に例示される。
加熱の対象となる免疫グロブリンの量は、乾熱処理では
、蛋白量として1〜IOW/V%(好ましくは3〜7 
w / v%)となるように調整することが好適である
。液状加熱処理では、蛋白量として0.1〜30w/v
%(好ましくは5〜20w/V%)に調整することが好
ましい。
加熱処理は、乾熱処理の場合は、安定化剤を添加後、要
すれば除菌濾過し、たとえば凍結乾燥などによって含水
率3%以下、好ましくは1%以下とする。凍結乾燥の条
件としては0.5−8gの真空下、20〜40°Cで2
4〜96時間程度が例示される0次いで、たとえば50
〜70°C(好ましくは60℃程度)、10〜200時
間(好ましくは50〜100時間程度)で処理する。
また、本加熱処理工程は不活性ガス雰囲気下で行うこと
により、加熱時の安定性をより高めることができる。不
活性ガスとしては例えば、窒素ガス、アルゴン、ヘリウ
ムなどが挙げられる。
液状加熱処理の場合は水溶液のpHを4.5〜6.5、
好ましくはpH5〜6に調整し、液状加熱処理法ではた
とえば50〜70℃(好ましくは60°C程度)で10
分〜20時間(好ましくは10時間程度)処理される。
加熱処理の工程は、乾熱処理の場合は最終工程で行うこ
とが好ましい。
液状加熱処理の場合は、出発原料に対して、または■の
工程の後に行うのが好適である。
なお、■の工程のあとに行う場合は、■および■の処理
を再度行うことが夾雑物除去の点でより好ましい。
また、必要に応じて、他の公知の手段(例えば、固定化
ジアミノ加護による処理など)を行ってもよい。
全工程終了後、公知の方法、すなわち透析、除菌濾過、
分注などの操作により液状製剤とすることができる。さ
らに、凍結乾燥などの操作により乾燥製剤とすることも
できる。
液状製剤の場合、グロブリン濃度としては1〜15w/
v%(好ましくは5〜10 w / v%)程度である
。また、安定化剤を添加しておくことが好ましい、安定
化剤としては、糖、塘アルコールなどが例示される。そ
の具体的な例については■の加熱処理において既に開示
したものと同様である。
安定化剤の添加量としては、ゾロ19フ1〜15くは5
w/v%程度が挙げられる。
また、液状製剤のpHは5.3〜5.7程度、好ましく
は5.5程度としておくことが例示される。
乾燥製剤の場合も安定化剤を添加しておくことが好まし
い.安定化剤としては、糖、糖アルコール、アルブミン
、無機塩などが例示される.その具体的な例としては、
糖、糖アルコールについては■の加熱処理において既に
開示したものと同様であり、無機塩としては塩化ナトリ
ウムが例示される。
安定化剤の添加量としては、グロブリン1−15重量部
当たり、糖または糖アルコールで1〜10重量部(好ま
しくは2重量部)程度、アルブミンで0.5〜5重量部
(好ましくは1重量部)程度、無機塩で0.1−1重置
部(好ましくは0.5重量部)程度が挙げられる。
〔作用・効果〕
本発明により得られた製剤は免疫グロブリンが殆ど不活
化されておらず、しかも、抗ヒト血液型物質抗体等の夾
雑物は含まれず、加熱処理を施しているので夾雑ウィル
スは不活化され、抗補体活性も充分に低い等の性質を有
し、昭和60年度発行の日本国生物学的製剤基準(以下
、生基準)に適合できる安全な製剤である。
また、乾燥製剤の場合は溶解性もよい。
本発明により得られた製剤は、用時、液状製剤の場合は
そのまま、あるいは適当な溶媒(例えば、注射用蒸留水
、生理食塩液、ブドウ糖液など)で希釈して、また、乾
燥製剤の場合は適当な溶媒(例えば、注射用蒸留水)に
溶解して、静脈内投与、点滴などにより、エイズ(AI
DS)の予防または治療に用いられる.また、公知の他
のエイズ予防治療剤との併用も可能である。
すなわち、本発明は抗エイズウィルス抗体陽性静注用免
疫グロブリン製剤の工業的製法として有用である。
〔実施例〕
本発明をより詳細に説明するために実施例および実験例
を挙げるが、本発明はこれらによって何ら限定されるも
のではない。
実施例1 抗HIV抗体陽性血漿を56℃で30分間加熱処理した
後、冷エタノール法により得られたコーン画分111k
gに0.OOIMの塩化ナトリウム溶液1(lを加え、
pHを5.0に調整した後、PEG#4000を終濃度
が8%になるように添加し、2℃で遠心分離を行った。
得られた上清をIN−水酸化ナトリウムを用いてPH8
.0とした後、P E G #4000を終濃度が12
%になるように加え、2°Cで遠心分離を行い、IgG
画分を集めた。
このIgG画分を0.6%塩化ナトリウム溶液を用いI
gG濃度が7%になるように溶解せしめ、pHを6.5
に調整した。
このIgG溶液100請lを別途調整したヒト血i1型
物’ffフォルミルセルロファイン力ラム3mlを通過
させヒト血液型抗体を吸着除去した.この工程での吸着
により血液型抗体は(1:32)から(1:2)に低下
した。
さらに、この溶液にDEAE−セファデックスを添加(
50麟l熔液当たり11)し、0〜4°Cの条件下、約
1時間接触処理し、処理後遠心分#(7000 rpm
,約20分間)して上vff(IgG溶液)を回収した
この未吸着画分にIgG5w/v%溶液当たりヒトアル
ブミンを1w/v%、サッカロースを2w / v%添
加し、除菌濾過後、凍結乾燥した。
凍結乾燥後、60℃で72時間加熱処理を行い、静注用
免疫グロブリン製剤を得た。
本製剤は、実質的にIgG単量体のみを含み、ヒト血液
型抗体量も充分少なく、抗補体価も10〜15CH,。
程度であった。
また、溶解性も高く、静注用免疫グロブリンとしての生
基準にも合格した。
また、この免疫グロブリンはin vitroの試験で
AIDSウィルスの増殖を抑制した。
実施例2 抗HIV抗体陽性血漿から冷エタノール法により得られ
たコーン画分■+[11kgに水10ffiを加え、さ
らに1ocllll当たりソルビトールを50g添加し
、PHを5.5に調整した後、60°Cで10時間加熱
処理を行った。
加熱処理後、pHを5.5に調整した後、PEG#40
00を終濃度が6%になるように添加し、2°C3時間
抽出を行った後、2 ”Cで遠心分離を行った。
得られた上清をIN−水酸化ナトリウムを用いpH8,
8とした後、P E G #4000を終濃度が12%
になるように加え、2℃で遠心分離を行い、沈澱画分に
IgG画分を得た。この沈澱を蒸溜水に溶解し、このI
gG溶液100m1を蒸溜水で平衡化したヒト血液型物
質フォルミルセルロファイン力ラム3mlを通過させヒ
ト血液型抗体を吸着除去した。この工程での吸着により
血液型抗体は(l:32)から(1: 2)に低下した
。この沈澱に0.4%食塩水で平衡化したDEAE−セ
ファデックスを添加(50ml溶液当り2m1) L、
O〜4 ”Cの条件下、約1時間接触処理し、処理後濾
過にてDEAE−セファデックスを除き濾過液(IgG
溶液)を回収した。
180画分に2%ソルビトール、0.5%NaC1およ
び1%アルブミンを添加溶解し、pH6,8とした後、
除菌濾過し、凍結乾燥して静注用免疫グロブリン製剤を
得た。
本製剤は、実質的にIgG単量体のみを含み、ヒト血液
型抗体量も充分少なく、抗補体価もl。
〜15CH,,程度であった。
また、溶解性も高く、静注用免疫グロブリンとしての生
基準にも合格した。
実施例3 実施例2において、DEAE−セファデックスによる処
理後遠心分離(7000rpm、約20分間)して上清
(+gc溶液)を回収した。
このIgG溶液を蒸留水で5%IgG溶液に調整し、酢
酸ナトリウムで溶液のplを約5.5にし、さらにソル
ビトールを終濃度5%まで添加した。
この水溶液(電導度約15sho)を除菌濾過し静注用
免疫グロブリン液状製剤を得た。
本製剤は、実質的にIgG単量体のみを含み、ヒト血液
型抗体量も充分少なく、抗補体価も10〜15CHse
程度であり、静注用免疫グロブリンとしての生基準にも
合格した。
またin vitroの試験で、AIDSウィルスの増
殖を抑制した。
実施例4 抗HI V抗体陽性血漿を56℃で30分間加温後以下
のような冷エタノール法によりコーン画分■を回収した
■エタノール濃度8%、pH7,2、−3℃、16時間
で処理して上清を採取 ■エタノール濃度21%、pH6,8、−5℃、24時
間で処理して沈澱(コーン画分+1+l11)を採取 ■沈澱を溶解し、エタノール濃度20%、PH6,6、
−5℃、16時間で処理して沈澱を採取■沈澱を溶解し
、エタノール濃度17%、pH5,2、−6℃、8時間
で処理して上清を採取 ■エタノール濃度25%、pH7,4、−5℃、16時
間で処理して沈W1(コーン百分「)を採取このコーン
画分[ペースト1kgを蒸留水102にて懸濁し、pH
を5.5に調整した後、遠心分離を行い、上清を回収し
て、上清100m1当たりソルビトールを50g添加し
、60℃で10時間加熱処理した。
加熱処理後、pHを5.5に調整した後、PEG#40
00を終濃度が6%になるように添加し、2℃で遠心分
離を行った。
得られた上清をIN−水酸化ナトリウムを用いPH8,
0とした後、P E G #4000を終濃度が12%
になるように加え、2℃で遠心分離を行い、沈澱画分に
IgGWi分を得た。
〔実験例〕
実験例1:抗体価の測定 〔材料と方法〕 (1)細胞株およびウィルス株 皇凶珪 三種のCD4陽性ヒトT細胞株を用いた。
1、HTLV−1陽性T細胞株: MT−4(Miyoshi、 1. et al、:J
pn、 J、 Cancer Res、、28+219
−228.1982) 2、HIV産生T細胞株: MOLT−4/[IIV (にoyanagi、  y、  et  al、:J
pn、J、 Cancer Res、+76+799−
802.1985) 3、 HI V非産生T細胞株: MOLT−4 (Minowada、 J、 et al、:J、 N
at、 Cancer In5t、+49、891−8
95.1972) いずれの細胞株も、10%濃度の非動化したウシ胎児血
清(Fe2)と抗生物質を含むRPMI−1640培地
で培養した。細胞の生存率はトリパンブルー染色によっ
て調べた。
ウィルス株 HTLV−1111株を用いた。
ウィルス液は、MOLT−4/HTLV−111゜の培
養−F清より調製した。即ち、低速遠心で細胞を除いた
後、ウィルスを含む培養上清を0.45μ。
のミリポアフィルタ−で濾過し、用時まで、−80°C
で凍結保存した。このウィルス液の感染価は、MT−4
を使ったプラーク形成法で測定したところ、2X10’
ρfu/剛lであった。
(2)HI V抗体陽性血漿と抗体陽性免疫グロブリン
の調製と抗体価測定法 週盟広 抗体陽性血漿についてはアメリカの無症候のトIIV抗
体陽性キャリアより、陰性血漿については日本及びアメ
リカの正常人より集めた。これらの血漿から実施例4の
方法により静注用免疫グロブリンを得た。この百分のI
gG含量は免疫拡散法(MBL  Co、、名古屋)に
より、抗体価は下記の免疫蛍光法により求めた(第1表
)。
抗潜J11【汰 ■免疫蛍光(IFA)法 細胞に於けるH I V特異抗原の出現と血漿や免疫グ
ロブリンのHIVに対する結合抗体価は、免疫蛍光法に
よって決めた。以下にその手順の概略を述べる。
1、 メタノール固定細胞に、抗原の検出の為には10
00倍に希釈した抗体陽性血清(IF法による抗体価1
 : 4096)を、抗体価測定の為には連続希釈した
グロブリン溶液を滴下した。
2、37°Cで30分間静置後、リン酸緩衝液(PBS
)で15分間洗浄。
3、 抗ヒトI g G −F L T C(Fluo
rescein l5o−thioyanaLe)標識
ウサギ抗体溶液を滴下し、37°Cで30分間静置後、
PBSで洗浄。
4、 蛍光顕微鏡で300個以上の細胞を観察し、蛍光
陽性細胞の割合を求めた。
■中和抗体(NA)法 HIVに対する中和抗体価測定の為に、プラーク形成阻
止法を用いた。
1、 非動化血漿と免疫グロブリン溶液を除菌濾過し、
l/20から1 /2560まで倍々希釈した。この希
釈溶液11を等量の5X IO”pfu/mlのウィル
ス溶液と混合した。この混合液を4゛Cで2時間振盪し
た。
2゜ 各混合液0.51をシャーレ中のMT−4細胞上
(2,4X10’細胞/シヤーレ)に滴下後、ウィルス
の細胞への吸着の為、室温で1時間静置した。
3.0.6%アガロース(Sea Plaque Ag
arose。
Marine Co11oids、 Rockland
、 ME)を含有する血清培地1.5mlを各シャーレ
に注いだ。
4、 シャーレを37℃の炭酸ガス培養器で3日間培養
後、中性赤及びアガロース含有血清培地1.5mlを重
層する。
5、 更に3日間培養後、肉眼でプラークを数える。
なお、実、験は3連で行った。血漿あるいはHIV−1
gの中和抗体価は、陰性対照のプラーク数の50%以下
となる検体の希釈倍数で表した。
第1表 実験例2 (1)MT−4系でのHIVigのI(I V感染阻害
■HI V感染細胞の1+ 1 V−1gによる処理H
I V −1gh<MT −4ヲII [Vg3染J’
う守ルことができるかどうかを調べるために、I F法
による抗体価が1:1280〜2560のH[V −1
g調製品を終濃度30%(V/V)となるようにHIV
感染MT−4培養系の中に入れた。
HIVのMT−4への感染条件は細胞1個あたりの接種
ウィルス数CM、0.1. ) 0.001で行った。
37°Cで1時間、細胞につ・Cルスを吸着させた後、
!S染細胞を培地で1回洗浄した。2XIO’cell
s/mlになるように血清培地で細胞密度を調整後、2
4穴組織培養用プレートの各人に1mlずつ分注し、3
7°C15%炭酸ガス濃度、湿潤状態で培養した。HI
M−1gの希釈は血清培地で行い、細胞播種時に細胞培
養液中に加えた。陰性対照としては、抗HI V抗体陰
性血漿を用いた。
HIV感染M 1” −4の生存率はトリパンブルー染
色法(Kruse、 p、 F、+ Jr、 and 
Patterson、 M、に、。
Jr、、 Bds−+ 1973: Ti5sue C
u1ture; Methods andApplic
ation Academic Press、 New
 York、)により、また、陽性率(感染率)はIF
法により測定した。
■結果 陰性対照を添加した系では、感染MT−4の生存率は、
感染15日日月は20%以下にまで急速に落ちた。HI
V抗原陽性細胞の割合は、感染3臼目には80%以上に
なった。一方、t(II−1gを添加した系では、HI
V複製阻害とウィルスによる細胞死の阻害効果がはっき
りと見られた。
即ち、感染2週間後には、陰性対照処理系では殆ど全て
の感染細胞が死滅したのに対し、HIV−1g処理培養
系に於いては抗原陽性細胞が1%以下しかなく細胞は生
きていた。
第2表 〔以下余白] 第3表 実験例3 次に、H[V−1gの感染阻止に関する濃度の影響を見
た。HIV−1gをいろいろな濃度で感染培養系に加え
たところ、阻害の程度は明らかにIgG濃度依存性であ
った(第4表)。10日日間実験期間中、HI V感染
拡大の完全な阻止は、IgGの終濃度が5.3+1g/
mlの時に見られた。2.7mg/ml以下の濃度では
、HI V感染を初期に僅かに阻害したのみであった。
第4表 実験例4 f2) 1B胞接触を通じてのHIV惑染拡大の11I
■−Igによる阻害効果:MOLT−4系 次に、MOLT−4とMOLT−4/HTLV−■、共
培養系に於いて、HIV−1gが多核巨細胞の形成を阻
害するかどうかを調べた。
■HI V感染細胞のHIV−1gによる処理MOLT
−4とMOLT−4/HTLV−I[1mについては9
対10割合で混ぜ、3X10’cells/mlに調整
後、各人にlslずつ分注した。この細胞混合溶液にH
IV−1g検体を加えて培養した。その培養液は3日毎
に交換し、HI ’l−1gもその凌毎に添加した。
■結果 111V−1gを添加しない場合には、共培養開始2日
以内に多核巨細胞が出現し、5日後にはシャーレ全体を
占めた。HIV−1[を添加した場合には、多核巨細胞
は実験期間中出現しなかった。
また、蛍光(I(IV抗涼)陽性細胞の割合は、24日
間の実験期間中、約10%のままだった。これは、最初
のHI V産生細胞の混合比率とほぼ同じだった。対照
的にlI[V−1gを添加しない場合には、10日以内
に蛍光陽性細胞の割合が90%以上になった。ところが
、実験途中で培養液からHI V −1gを抜くと、抗
原陽性の多核巨細胞が象、速に出現した。このことは、
HIV−1gが常に培養液中に含まれていることが、H
I Vの複製を阻止するのに必要であることを示唆して
いる。
特許出願人 株式会社 ミドリ十字 手続補正書(自発)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)抗エイズウィルス抗体陽性免疫グロブリンを含む
    画分を出発原料とする、以下の処理からなる抗エイズウ
    ィルス抗体陽性静注用免疫グロブリン製剤の製造方法: (a)pH4〜6、イオン強度0.0001〜0.1M
    、温度0〜4℃の条件下、分子量1,000〜10,0
    00のポリエチレングリコール4〜10w/v%で処理
    して上清を回収する。 (b)(a)の上清をpH6〜9、イオン強度0.00
    01〜0.1M、温度0〜4℃の条件下、分子量1,0
    00〜10,000のポリエチレングリコール10〜1
    5w/v%で処理して沈澱を回収する。 (c)所望の工程で夾雑するウィルスが不活化するのに
    充分な条件下、安定化剤の存在下で加熱処理する。
  2. (2)(b)の工程の後に、pH5〜8、イオン強度0
    .01〜0.2Mの条件下、固定化ヒト血液型物質で処
    理して非吸着画分を回収する工程を含むことを特徴とす
    る特許請求の範囲第(1)項記載の製造方法。
  3. (3)(b)の沈澱を水性溶媒に溶解し、pH5〜8、
    イオン強度0.01〜0.2Mの条件下、陰イオン交換
    体で処理して非吸着画分を回収する工程を含んでなる特
    許請求の範囲第(1)項記載の製造方法。
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