JPH01227785A - フリーハンドカット用ハサミ - Google Patents

フリーハンドカット用ハサミ

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JPH01227785A
JPH01227785A JP5298488A JP5298488A JPH01227785A JP H01227785 A JPH01227785 A JP H01227785A JP 5298488 A JP5298488 A JP 5298488A JP 5298488 A JP5298488 A JP 5298488A JP H01227785 A JPH01227785 A JP H01227785A
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JP
Japan
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scissors
comb
hair
cutting
cut
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JP5298488A
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Nagakazu Miyanaga
宮良 長和
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ハサミにかかるものであり、特に、美容、
理容などにおいてフリーハンドで頭髪のカッティングを
行なう場合に好適なフリーハンドカット用ハサミに関す
るものである。
[従来の技術] 従来、美容、理容などの分野では、一般的にハサミと櫛
を用いて髪のカッティングが行なわれている。
その基本的な技法を説明すると、まず技術者ないしヘア
デザイナ−(以下、単に「デザイナ−」という)は、右
手にハサミと櫛を持ち、櫛で髪の所定量を梳くとともに
、梳いた髪を左手の人差し指と中指で挟み込む。
同時に、右手に持っていた櫛を左手の親指と人差し指で
挟むようにして持ち替え、右手のハサミによって髪をプ
ラント・カットの手法でカットする。
このような作業を繰り返し行なうことにより、ワンレン
グス・カット、グラデーション・カット、レイヤー・カ
ット、オンベース・カット、ラウンド・カットなどのス
タイルのカッティングが行なわれる。
また、髪全体(例えばショートヘアの場合)や毛先部分
(例えばロングヘアの場合)をセニングするような場合
には、セニング用のハサミやしザーが使用される。
[発明か解決しようとする課題] ところで、こカようなカットの良否を決める条件の一つ
として、いわゆる「自然なカット」がある。
すなわち、カッティング後のヘアデザインが不自然であ
ると、ウェーブのかかり具合なども不自然となり、全体
として見たときに他人に違和感を与えることとなる。
このような違和感を生ずることなく、自然ム印象を与え
るようなカットが好ましいのである。
しかしながら、′上述したハサミと櫛を使用してプラン
ト・カットで行なう従来の技法においては、作業が機械
的になりやすく、ややもすれば極めて不自然な印象を与
えることになるという不都合がある。
そこで、本件出願の発明者は、櫛を使用しないでカッテ
ィングを行なうフリーハンドカットの技法を考案した。
このフリーハントカットの技法によれば、丁度機械加工
による大量生産品と職人の手による一品製作品との違い
のようなカット、すなわち、極めて柔らかで自然な印象
を与えるとともに、デザイナ−の感性に直接訴える表現
豊かなカットを実現できる。
しかしながらこのフリーハンドカットの技法は、櫛を使
用しないため、その修得は必ずしも容易ではない。
ま′た、フリーハンドカットにおいても、カットの仕方
によっては、わずかではあるが櫛を使用したい場合かあ
り、これによってより効果的なカッティングが可能とな
る。
加えて、上述したセニング用ハサミは、刃の部分に形成
された凹凸によってセニングを可能とするものである。
従って、そのカッティング後は、長い髪と短い髪とが凹
凸状に存在することとなり、必ずしも滑らかてなく、不
自然な印象を与える。
この発明はかかる点に鑑みてなされたもので、自然で感
性豊かなフリーハントカットの特長を、効率的に従来の
カッチインク技法に取り入れることができるとともに、
より効果的なフリーハンドカット今実現できるへオミを
提供することを、その目的とするものである。
[課題を解決するための手段と作用] この発明の−っによれば、刃の少なくともいずれか一方
の背側に櫛が設けられている。従って、デザイナ−は、
ハサミを傾けるたけて容易に髪に櫛を入れることがてき
る。
また、他の発明によれば、少なくとも二組の刃と、これ
らの刃の組を連動して動かすための駆動伝達手段とが各
々設けられている。すなわち、二つ以上のハサミが連動
して動くように構成されている。これを、髪の流れる方
向に対して僅かな角度で入れるようにしてジャギー・カ
ットやセニツク等を行なうと、自然で感性豊かなカット
を効果的に実現できる。
更に他の発明によれば、少なくとも二組の刃と、これら
の刃の組を連動して動かすための駆動伝達手段とか各々
設けられ、少なくとも一つの刃の背側に櫛か設けられて
いる。これは、上述した各ハサミの作用を兼備する。
[実施例] 以下、この発明の実施例について、添付図面を参照しな
がら詳細に説明する。
第1図には、この発明の第一実施例が示されている。こ
の図において、ハサミ10は、動刃12と静刃14とを
各々有しており、これらが軸16を中心として回動可能
に構成されている。
動刃12.静刃14の一方の端部側には、把持部18,
20が各々設けられており、これらに、右手の薬指、親
指を各々挿通できるようになっている。
以上の構成部分は、美容ないし理容の分野で一般的に使
用されているハサミと同様の構成となっている。
次に、上述した動刃12の背側には、櫛22か設けられ
ている。この櫛22の歯は、通常のものか比較的鋭角な
いし挟角状に形成されているのに対して、比較的鈍角な
いし広角状となっている。
これは、図示のような形状とする方が梳いた髪をまとめ
やすく、カッチ、インクに都合が良いからである。
更に、かかる櫛22の端部は、いずれも終端の歯先端か
ら滑らかに動歯12の背に接続するように曲折した形状
になっている。
これは、次のような理由による。まず、櫛22のハサミ
先端側端部については、ハサミ先端部を見易くしてカッ
ティングを行なう際に邪魔にならないようにするために
、曲折部22Aが設けられている。他方、櫛22のハサ
ミ把持部側については、右手の人差し指な当接させてハ
サミ10を把持しやすくするために、曲折部22Bが設
けられている。
以上のようなハサミlOの作用について説明すると、従
来はハサミと別体の櫛を用いてカッティングを行なって
いたが、ハサミ10を傾けるたけて容易に髪を櫛22で
梳くことができ、櫛の持ち替えを行なう必要がない。
また、フリーハントカットの場合について説明すると、
上述したように、この場合には基本的には櫛を使用しな
いため、1デザイナ−はへサミ10のみを持ってカッテ
ィングを行なうが、櫛を必要とする場合には、ハサミ1
0を傾けるようにすればよい。フリーハンドによるワン
レングス・カットやレイヤー・カットにおいて、簡単に
一度櫛を入れるような場合が該当する。
すなわち、従来フリーハンドカットで櫛を必要としたよ
うな場合には、カッティング作業を一時的に中断してハ
サミと別体の櫛をもち、そしてその後に櫛を使ってカッ
ティングを行なう必要があった。
しかし、このハサミ10によれば、フリーハンドカット
において、わざわざ櫛を取る手間を必要とすることなく
、良好にカッティング作業を続けることができる。
次に、第2図及び第3図を参照しながら、この発明の第
二実施例について説明する。
なお、第2図には全体の構成が、第3図には分解された
状態が各々−親図として示されている。
これらの図において、ハサミ30は、通常のものと同様
の構成を有するハサミ32を中心に構成されている。す
なわち、ハサミ32は、動刃34、静刃361把持部3
8,40を各々有する。
次に、以上のようなハサミ32の左右には、各々ハサミ
42.44が、共通する回動軸を有して各々設けられて
いる。これらのうち、ハサミ42は、動刃46.静刃4
8を各々有しており、ハサミ44は、動刃50.静刃5
.2を各々有している。
次に、これらのハサミのうち、ハサミ32の動刃34の
把持部38側には、凸部54A。
54Bが各々設けられており、静刃36の把持部40側
には、凸部56A、56Bが各々設けられている。
他方、ハサミ42.44の動刃46.50には、上述し
た凸部54A、54Bに各々嵌合する凹部54C,54
Dか各々設けられており、静刃48.52には、上述し
た凸部56A、56Bに各々嵌合する凹部56C,56
Dが各々設けられている。
以上のうち、凸部54A、54B、凹部54、C,54
Dによって連動機構54が構成され、凸部56A、56
B、四部56C,56Dによって支持機構56が構成さ
れている。これらの機構により、各ハサミの静刃36,
48.52に対して、動刃34,46.50が連動して
回動するようになっている。
次に、各ハサミ32,42.44の回動中心は、軸58
によって共通となっており、各ハサミ9間には、適宜の
スペーサ60,62が各々設けら、れている。
なお、各ハサミ32,42.44の間隔は、デザイナ−
の必要に応じて適宜設定してよいが、例えば1cm、程
度に設定する。
以上のように、ハサミ30は、連動機構54゜支持機構
56の作用によって、ハサミ32゜42.44が連動し
て動くように構成されている。
次に、以上の第二実施例の作用について説明する。
ハサミ30の使用例の一つとしては、プラント・カット
やトップの部分に自然な印象を与える場合がある。すな
わち、髪の流れる方向に対して、はぼ平行ないし僅かな
角度でハサミ30を入れてカッティングを行なうと、髪
の長さが連続的に滑らかに変化するようになる(ジャギ
ー・カット)。従って、従来のカットと比較すると、カ
ッティングラインが極めて柔らかで自然な印象を与える
ようになる。
次に、以上の場合は、髪の端の部分に浅くハサミ30を
入れた場合であるが、同様の角度で深くハサミ30を入
れるようにすると、早変長い髪と短い髪とが混在するよ
うな、動物の毛皮のようなカットを実現てきる(ミンク
・カット)。
更に、セニングを行なう場合にハサミ30を使用すると
、髪の長さが連続的に変化するようになって、従来のよ
うに凹凸が生じないため、極めて自然な感じのカッティ
ングが実現てきる。
次に、第4図を参照しながら、この発明の第三実施例に
ついて説明する。この実施例は、上述した第二実施例の
ハサミ30の中実のハサミ32に対し/−C1第一実施
例。共すよ□。いおけ、櫛22を設けた構成となってい
る。
この実施例によれば、上述した第一実施例と第二実施例
の双方の効果を得ることができる。
なお、この発明は、何ら上記実施例に限定されるもので
はなく、例えば以下のような他の実施例を含むものであ
る。
(1)櫛22として、一般に使用されているものをデザ
イナ−の必要に応じて使用してもよい。また、櫛22を
、静刃側或は両方に設けるようにしてもよい。
(2)連動機構、支持機構は、把持部に加えられる力が
良好に伝達されるようであれば、どのような機構であっ
てもよい。いずれか一方の機構と、回動軸とを共通に構
成するようにしてもよい。
(3)ハサミ32,42.44の回動軸を中空のボルト
等で通常のハサミのように構成し、これらにボールド等
を貫通させるようにして全体としての回動軸を共通に構
成してもよい。そのほか、どのような構成であってもよ
い。
(4)連動させるハサミの数は、必要に応じて適宜増減
してよい。それらの間隔も同様である。
(5)櫛22の位置は、中央のハサミ3゛2に限らず、
他のハサミて′あってもよい。しかし、デザイナ−が右
利きの場合には、右側、すなわちハサミ42に櫛22を
設けるようにしたほうが都合が良いと考えられる。
(6)上記実施例は、この発明のハサミを美容の分野て
使用する場合を例として説明したが、他の理容などの分
野で使用しても良く、また対象は人間の他、動物てあっ
てもよい。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、自然で感性豊
かなフリーハンドカットの特長を、効率的に従来のカッ
ティング技法に取り入れることができるとともに、より
効果的なフリーハンドカットを実現てきるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第一実施例を示す斜視図、第2図は
この発明の第二実施例を示す斜視図、第3図は第二実施
例のハサミを分解して示す分解斜視図、第4図はこの発
明の第三実施例を示す斜視図である。 10.30,32,42,44.70・・・ハサミ、1
2,34,46.50・・・動刃、14゜36.48.
52・・・静刃、22・・・櫛、54−・・連動機構、
56・・・支持機構。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、刃の少なくともいずれか一方の背側に櫛を設け
    たことを特徴とするハサミ。
  2. (2)、少なくとも二組の刃と、これらの刃の組を連動
    して動かすための駆動伝達手段とを各々有することを特
    徴とするハサミ。
  3. (3)、少なくとも二組の刃と、これらの刃の組を連動
    して動かすための駆動伝達手段とを各々有し、少なくと
    も一つの刃の背側に櫛を設けたことを特徴とするハサミ
JP5298488A 1988-03-07 1988-03-07 フリーハンドカット用ハサミ Pending JPH01227785A (ja)

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Cited By (3)

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