JPH01227222A - 磁気記録媒体の製造方法 - Google Patents

磁気記録媒体の製造方法

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JPH01227222A
JPH01227222A JP5423188A JP5423188A JPH01227222A JP H01227222 A JPH01227222 A JP H01227222A JP 5423188 A JP5423188 A JP 5423188A JP 5423188 A JP5423188 A JP 5423188A JP H01227222 A JPH01227222 A JP H01227222A
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JP
Japan
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film
converging part
magnetic recording
electron beam
recording medium
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Koichi Shinohara
紘一 篠原
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は高密度磁気記録に適する垂直磁気記録用の磁気
記録媒体の製造方法に関する。
従来の技術 近年、垂直磁気記録は、長手記録にみられるような記録
減磁作用がないため、記録波長を短かぐすることが原理
的に有利なため、各方面で積極的に検討され、高分子フ
ィルム上に連続的にCo−Cτ等の垂直磁化膜を良好な
特性で得るための各種の提案がなされている。大別する
とスパッタリング法(例えば、特開昭62−28342
3号公報)。
真空蒸着法(例えば特開昭82−275322号公報)
の2種類がそれぞれの長所、短所がお互いに逆の関係に
あり、現状では、確立した状態とはいえず検討が続けら
れている。
発明が解決しようとする課題 現在、蒸着速度の大きさから、生産方式としては、真空
蒸着法がスパッタリング法に比較して圧倒的に有利と考
えられているものの、得られる垂直磁化膜の特性が十分
といえないことから改善が望まれていた。
本発明は上記した事情に鑑みなされたもので、特性の良
好な垂直磁化膜を高速で得ることの出来る磁気記録゛媒
体の製造方法を提供するものである。
課題を解決するための手段 本発明の磁気記録媒体の製造方法は、上記した問題点を
解決するため、酸化物容器内のCo系合金を加熱蒸発さ
せるために用いる電子ビームが高集束部と半集束部とか
ら成るようにしたものであるO 作   用 本発明の磁気記録媒体の製造方法は上記した構成によシ
、酸化物容器から混入してくる高融点の酸化物や、Co
系合金に含まれる微量の高融点酸化物が、電子ビームを
瞬間に尺射したり、時として高融点酸化物が分解して蒸
着膜にとシこまれたシして、蒸着膜の純度、均一性を低
下させることが、生葉束部のビームによシ、高融点酸化
物が高集束部から遠くへ排斥されることで防止できるの
で、高速で垂直磁化膜の形成ができることになる。
実施例 以下、図面を参照しながら本発明の一実施例について詳
しく説明する。
第1図は、本発明を実施するのに用いた蒸着装置の要部
構成図で、第1図で1はポリイミド、ポリアミド、ポリ
エーテルエーテルケトン、ポリフェニレンサルファイド
、ポリエチレンテレフタレート等の高分子フィルムで、
必要であれば、微粒子塗布層、下地層等を配したものを
用いてもよい。
2は回転支持体で、加熱、冷却可能な円筒状のキャンが
よく用いられる。3は巻出し軸、4は巻取シ軸、siM
qo、At203.ZrO2等の酸化物泄の蒸発源容器
で6はCo−Cr 、 Co−’f: i 、 Co−
Mo。
Co−=Ru、Co−Ta、Co−Ni”Cr  等の
Co系合金から成る蒸着材料で、必要なら二元蒸発源と
し、一方を酸化物容器、一方を水冷銅ハースとしてもよ
くその場合、本発明の要件は酸化物容器に適用されるも
のである。7は電子ビームで、本発明は第2図に一例の
電流密度を示したように、第2図(−)のように高集束
部8と生葉束部9とからなる電子ビームてよシ加熱蒸発
させるものである。
第2図(b)は比較例で従来用いられている高集束型の
電子ビームの例である。
第2図で゛縦軸は電流密度を規格化した値で、横軸はス
ポット径方向の位置を示している。第2図(a)に示し
た電子ビームの高集束部と生葉束部の形成は、電子銃の
カソード形状、又はカソードを衝撃する電子ビームのパ
ワー分布の形状により制御できるもので、高集束部の径
はこの場合I/I。が0.5としたが、I / I。が
0.6から0.2が好ましい。生葉束部の径は、高集束
部の径の倍以上が好ましいが、極端に電流密度が下がる
と、高融点酸化物を排斥する効果が弱まることから、径
は2倍から4倍が好ましい。
以下、更に具体的に本発明の実施例について比較例との
対比で説明する。厚み10μmのポリイミドフィルムを
用い、直径501711で2oo’cKfflった円筒
キャンに沿わせて、入射角1o度以内の垂直蒸着により
Co−Cr、(Cr 20,2wt%)垂直磁化膜を0
.15μm形成し、更にその上にパーフルオロカルボン
酸として市販のデュポン社製のKRYTOX 157 
FS−Mを60人塗布し、8ミリ幅の磁気テープに加工
した。
実施例、比咬例共60α幅、2500m蒸着で行った。
実施例はMgo容器を用いCo−Crを3゜KV 、6
5KWの電子ビームで高集束部の径が9mm 、生葉束
部の径が32mmで走査し、比較例は30KV 、60
KWの電子ビームでスポット径は9mmである。
得られたテープから任意の30巻を選び、ギヤノア’長
0.19μmのアモルファスヘラドラ搭載した改造8ミ
リビデオによりホワイトピーク0.33μm、帯域8(
MHz)のC/Nを測定した。実施例の1巻をo(dB
)として相対比較した結果、実施例の30巻は平均C/
Nが+0.2 (dB)チー0.3〜+o、5(dB)
の範囲内に入っていたが、比較例は平均C/Nが−o、
9(dB)で−1,9(dB) 〜−o、1(dB)と
バラツキが大きかった。この傾向はMCl0容器の使用
回数が多くなる程顕著であった。
発明の効果 以上のように本発明によれば、性能の良い垂直磁化膜を
高速で製造できるといったすぐれた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に用いた蒸着装置の要部構成図
、第2図は本発明における電子ビームの条件説明図であ
る。 1・・・・・・高分子フィルム、2・・・・・回転支持
体、6・・・・・酸化物容器、6・・・・・・Co系合
金材料、7・・・・・・電子ビーム、8・・・・・・高
集束部、9・・・・生葉束部。 I−一番分子フイルム 2− 回転支片体 5− 酸化物8姦 8°−島鼻束郁 篤2図 (C13 工/r。 (b) I/l。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 移動する高分子フィルムにCo系合金蒸気流を差し向け
    て垂直磁化膜を形成する際、酸化物容器内のCo系合金
    を加熱蒸発させるために照射する電子ビームが高集束部
    と半集速部から成ることを特徴とする磁気記録媒体の製
    造方法。
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