JPH01226580A - Ｉｃキャリア - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はＩＣを担持し運搬或はＩＣソケットへの搭載に
使用するＩＣキャリアに関する。

従来技術 特開昭５８−５６４４４号はｒｃを保持するラッチアー
ムをＩＣ本体と一体成形したワンピース形ＩＣキャリア
を示しており、殊にその第９図においてｔＣの四つのコ
ーナ部に夫々係合するようにラッチアームを配置した提
案がなされている。このＩＣキャリアはＩＣの四方へリ
ードが突出する場合に有利に実施できる。

この先行例においてはＩＣの四つのコーナ部に係合する
ラッチアームがキャリア本体の対向する二辺と平行する
ように配置されており、該ラッチアームを他の対向する
二辺と平行に設けたトーションバーに連結し、該ラッチ
アームを該トーションバーからｔＣリードと平行に延ば
しながらその自由端から側方へ突出する係合爪を設け、
上記口つのコーナ部に係合するように構成している。

発明が解決しようとする問題点 上記のように従来例においてはラッチアームがキャリア
本体の対向する二辺と平行するように延ばされており、
又トーションバーがキャリア本体の他の二辺と平行する
ように延ばされている。

従って良好な弾力を得るためにラッチアーム及びトーシ
ョンバーのストロークを長くしようとすると、必然的に
キャリア本体の振巾又は横巾を長くせねばならずキャリ
ア本体の大形化を招く。

又ＩＣリードがＩＣの四辺に沿い高密度で配置され、隣
接する辺に配置されたリード群間の間隔が狭小な場合に
は、上記のようにラッチアームを各辺のリード群の端部
に位置するリードと平行に延ばし更にラッチアームの自
由端に側方へ突出するように係合爪を設けねばならない
。このようにラッチアームの軸線から外れて側方突出せ
る係合爪でＩＣに係合させた場合、ラッチアームにはね
じり力が作用することとなる。このようなラッチアーム
のねじり力に対しては上記トーションバーは剛体となり
トーションバーとしての機能を喪失する。即ちトーショ
ンバーはラッチアームがねじり付勢されるときには無能
であり、ラッチアームが係合方向と係合解除方向（キャ
リア本体の対向する二辺と平行する方向）に弾性変位す
るときのみトーションバーとして機能する。

従ってキャリア本体の各コーナ部にトーションバー及び
ラッチアームを配置した目的を減殺するばかりか、前記
キャリア本体を大形にする欠点を有している。

本発明は上記の如き問題を解決するｒｃキャリアを提供
せんとするものである。

問題点を解決するための手段 本発明は上記問題を解決するための手段として、上記Ｉ
Ｃキャリアにおいて、該キャリア本体の各コーナ部に設
けた各トーションバーを上記ＩＣ収容部の各コーナ部と
対向し且つ該キャリア本体のコーナ部を形成する二辺を
斜めに横切る線上に配置し、該各トーションバーから上
記ＩＣ収容部の略対角線上において弾性変位するラッチ
アームを立上げ、該弾性変位を伴ないつつラッチアーム
の自由端に設けた係合爪にて上記ＩＣ収容部に収容され
た略方形を呈するＩＣのコーナ部上縁部に係合させるよ
うに構成したものである。

又本発明は上記係合爪の下面に係合爪先端に向け上り勾
配となる傾斜保合面を形成し、該傾斜係合面において上
記ＩＣのコーナ部上縁部に係合させるように配置したも
のである。

作　　　用 本発明においてはトーションバーがキャリア本体のコー
ナ部を形成する二辺を斜めに横切る線上に配置している
ので、各列のリード群と干渉させない範囲でそのストロ
ークをより長くとることができる。

同様に該トーションバーに連結されたラッチアームをＩ
Ｃ収容部、即ちキャリア本体の略対角線上に配置し立上
げているので、ラッチアームをリードと平行に延ばした
場合に比べ比較的制限されたスペースにおいて比較的長
いストロークをとることができ、トーションバーのねじ
り弾性作用やラッチアームの弾性変位作用を良好に活用
することができる。

又従来例においてはラッチアームがキャリア本体の対向
する二辺と平行するように延ばされており、又トーショ
ンバーがキャリア本体の他の二辺と平行するように延ば
されているために、良好な弾力を得るためにはラッチア
ーム及びトーションバーのストロークを長くせねばなら
ず、結果としてキャリア本体の振巾又は横巾を長くしキ
ャリア本体の大形化を招くが、本発明においては上記の
如くトーションバーがキャリア本体のコーナ部を形成す
る二辺を斜めに横切る線上に配置され、且つラッチアー
ムが該トーションバーからＩＣ収容部の対角線上におい
て弾性変位するように延ばされているので、キャリア本
体を可及的に小形化しつつ、且つ各々において必要なス
トロークを確保できる利点がある。

実施例 以下本発明の実施例を第１図乃至第８図に基いて説明す
る。

１は合成樹脂にて形成されたキャリア本体を示し、該キ
ャリア本体１は略方形を呈し、その略中央部に開口する
ＩＣ収容部２を有する。該ＩＣ収容部２は略方形を呈し
、該ＩＣ収容部２に略方形のＩＣ３を各辺が互いに平行
するように収容する。

上記ＩＣ収容部２の対向する二辺又は四辺には第１図、
第２図に示すように、各辺に沿いＩＣ３の各辺から側方
へ突出したリード７群を列毎に収容する台座４を設ける
。該台座４は各リード７群を列毎に支持する平坦なリー
ド支持面４ａを有する。即ち該リード支持面４ａは各列
のリード７の個々を収容するスロット及びスロット隔壁
を有せず、ＩＣ３の各辺から側方へ突出したリード７群
の列と路間等の巾を有する平坦な表面によって形成され
、第３図、第５図に示すようにＩＣ３の各辺から突出さ
れたリード７群を各列毎に上記平坦、　　　なリード支
持面４ａに一括支持する。同時に各台座４は上記ＩＣ収
容部を画成し、ＩＣ収容部に面する前縁角部４ｂにてリ
ードフの折曲部を規制するか、又はリード７が直線形態
を呈する場合には同前縁角部４ｂにてＩＣ３のボディ側
面を規制し夫々位置決を図る。即ち台座４はＩＣの位置
決手段としても機能する。

上記キャリア本体ｌの各コーナ部１ａに位置しソトーシ
ミンバ−５を設ける。該各トーシ３ンパー５は上記ＩＣ
収容部２の各コーナ部２ａと対向し且つ該キャリア本体
１のコーナ部１ａを形成する二辺を斜めに横切る線上に
配置する。

上記各トーションバー５から上記ＩＣ収容部２の略対角
線上において弾性変位するラッチアーム６を立上げ、該
ラッチアーム６の自由端に上記ＩＣ収容部２に収容され
た略方形を呈するＩＣ３のコーナ部上縁部３ｂに係合す
る係合爪６ａを設ける。係合爪６ａは上記ラッチアーム
６の軸線上に配置される。

上記ラッチアーム６は上記トーションバー５ｈ）ら上記
ＩＣ収容部２の略対角線上に沿い延ばさ□れた基部６ｂ
を有し、該基部６ｂから該対角線上において上方へと延
ばされた立上ｉ部６ｃを有し、上記係合爪６ａは該立上
げ部６ｃの自由端から上記対角線上、即ちラッチアーム
８の一線上においてＩＣ収容部２のコーナ部２ａへ向け
突出する。

第８図に示すようく、上記係合爪６ａは上記の′如や対
角峻上に突出しその下面ぞ係合爪先端に向、　　　け上
り勾配となる、即ち迎え傾斜角となる傾斜保合面６ｄを
有し、該傾斜保合面６ｄを第８図Ａ。

、、　、　’　、Ｂ　ｅ−ｙｔＪ：つ、ｅ□−Ｅｔｃ３
ｏ：ｒ二＋ｆ１５３　ａ　（Ｄ　ｆＪｉ部３ｂに係合す
るように配置する。該傾斜係合面−６ｄはＩＣ３のコー
ナ部３ｍの上縁部３ｂに係合して該コーナ部３ａを形成
する二辺の交点部位Ｐを前方斜め下方へ向け押圧する。

又上記係合爪６ａはその上面に係合爪６ａの先゛　　　
鳩に向け下り勾配となや傾斜ガイド面６ｅを有す、　　
　る、該傾斜ガイド面６ｅはＩＣの竺填時その下縁部に
よって押圧され、ラッチアーム６を上記対角線上に沿い
外方へ弾性変位させ１．Ｃ３を受は人記傾斜係合面６ｄ
とＩＣ上縁部３ｂの交点Ｐとの保合を果す。

又ＩＣ３を摘出するとき、上記傾斜係合面６ｄはＩＣ３
の脱出を円滑に行なわせるためのガイド面として機能し
、ラッチアーム６は該傾斜係合面６ｄがＩＣ３のコーナ
部上縁部３ｂによって押圧されることにより対角線上に
沿い後方変位し、同ＩＣ３の脱出を許容する。上記の如
くラッチーアム６が上記対角線上に沿い係合位置と係合
解除位置とに弾性変位するとき、上記トーションバー５
はねじ”９４弾性効果を良好に発揮する。

発明の詳細 な説明したように、従来例においてはラッチアームがキ
ャリア本体の対向する二辺と平行するように延ばされて
おり、又トーションバーがキャリア本体の他の二辺と平
行するように延ばされているために、良好な弾力を得る
ためにはラッチアーム及びトーションバーのストローク
を長くせねばならず、結果としてキャリア本体の振巾又
は横巾を長くしキャリア本体の大形化を招くが、本発明
においては上記の如くトーションバーがキャリア本体の
コーナ部を形成する二辺を斜めに横切る線上に配置され
、且つラッチアームが該トーシ■ンバーからＩＣ収容部
の対角線上において弾性変位するように延ばされている
ので、キャリア本体を可及的に小形化することができる
。

加えて本発明においてはトーションバーがキャリア本体
のコーナ部を形成する二辺を斜めに横切る線上に配置さ
れ、且つ該トーションバーに連結されたラッチアームが
ＩＣ収容部の略対角線上に沿い弾性変位するように立上
げられているので、従来のようにラッチアーム及びトー
ションバーの夫々をキャリア本体の各対向する二組の辺
と各々平行に延ばした場合に比べ比較的制限されたコー
ナ部スペースにおいて比較的長いストロークを確保して
、ＩＣ着脱におけるトーションバーのねじり弾性作用や
ラッチアームの弾性変位作用を良好に発揮させることが
でき、従来のように係合爪をラッチアームの軸線から外
れた位置に突出する場合のようなトーションバーの効果
を減殺する欠点を解消することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示すＩＣキャリアの要部斜
視図、同２図は同ＩＣキャリア平面図、第３図は同ＩＣ
キャリアにＩＣを装填した状態を以って示す同平面図、
第４図は同ＩＣキャリア背面図、第５図は第３図Ｃ−Ｃ
線断面図、第６図Ａ、Ｂはｙｇ３図Ｂ−Ｂ線断面図であ
って、同図ＡはＩＣ装填前、同図Ｂは同装填後を示し、
第７図Ａ、Ｂは第３図Ｃ−Ｃ線断面図であって、同図Ａ
はＩＣ装填前、同図Ｂは同装填後を示し、第８図Ａはラ
ッチアームとＩＣの係合状態を示す拡大断面図、同図Ｂ
は同拡大平面図を示す。 １・・・ＩＣキャリア、１ａ・・・ＩＣキャリアのコー
ナ部、２・・・ＩＣ収容部、２ａ・・・ＩＣ収容部のコ
ーナ部、３・・・ＩＣ，３ａ・・・ＩＣのコーナ部、３
ｂ・・・同上縁部、４・・・台座、４ａ・・・リード支
持面、５・・・トーションバー、６・・・ラッチアーム
、６ａ・・・係合爪、６ｄ・・・傾斜保合面、７・・・
リード。 第１図 ａ 第２因 第３区 第４図 第６図（Ａ） 第６図（Ｂ） 手続補正書 特許庁長官　小　川　邦　夫　殿 ２　発明の名称 ＩＣキャリア ３　補正をする者 事件との関係　特許出願人 名称　山−電機工業株式会社 ４代理人〒１４４ ５　補正命令の日付　自発 図面第１図乃至第８図を別紙の通り補正し提出する。 ｆ蔦Ａ 第１因 ａ 第２囚 第３区 拓　　　３ａ　　　　　　　Ｃ 第４図 第５図 て 第６図（Ａ） 第６図（日）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）略方形を呈するキャリア本体の略中央部に略方形
   のＩＣ収容部を備え、該キャリア本体の各コーナ部に位
   置してトーションバーを設け、該各トーションバーを上
   記ＩＣ収容部の各コーナ部と対向し且つ該キャリア本体
   のコーナ部を形成する二辺を斜めに横切る線上に配置し
   、該各トーションバーから上記ＩＣ収容部の略対角線上
   において弾性変位するラッチアームを立上げ、該ラッチ
   アームの自由端に上記ＩＣ収容部に収容された略方形を
   呈するＩＣのコーナ部上縁部に係合する係合爪を設けた
   ことを特徴とするＩＣキャリア。
2. （２）上記係合爪はその下面に係合爪先端に向け上り勾
   配となる傾斜係合面を有し、該傾斜係合面を上記ＩＣの
   コーナ部上縁部に係合させるように配置した請求項１記
   載のＩＣキャリア。