JPH0122640Y2 - - Google Patents

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JPH0122640Y2
JPH0122640Y2 JP1983181434U JP18143483U JPH0122640Y2 JP H0122640 Y2 JPH0122640 Y2 JP H0122640Y2 JP 1983181434 U JP1983181434 U JP 1983181434U JP 18143483 U JP18143483 U JP 18143483U JP H0122640 Y2 JPH0122640 Y2 JP H0122640Y2
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は回転室内に投入された被乾燥布量を検
出する乾燥機の被乾燥布量検出装置に関する。
〔考案の技術的背景とその問題点〕
例えばドラム式乾燥機においては、熱源たる電
気ヒータにより加熱した空気を送風フアンによつ
て回転室たる回転ドラム内に送り込むようにして
いるが、その回転ドラム内に投入される被乾燥布
量が該回転ドラムの大きさ等によつて設定される
定格量よりも少ない場合には、被乾燥布と充分に
接触することなく排出される熱風量が多くなつて
熱的損失が増大し、効率が低下するという問題が
ある。そこで、被乾燥布量に応じて電気ヒータの
発熱量即ち熱風温度を変化させて常に効率よく運
転することができるようにする等のために、回転
ドラム内に投入された被乾燥布量を自動的に検出
できる装置の開発が切望されている。
〔考案の目的〕
本考案は上記事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的は、回転室内に投入された被乾燥布量を自
動的に検出することができる乾燥機の被乾燥布量
検出装置を提供するにある。
〔考案の概要〕
本考案は、回転室内で撹拌される被乾燥布が接
触する電極を備えその接触によりパルスを発生す
るパルス発生回路を設け、このパルス発生回路か
らの設定時間内におけるパルス発生数に応じて被
乾燥布量を判定する判定回路を設け、そして、前
記パルス発生回路からのパルスの幅に応じて前記
設定時間を変化調節する補正回路を設ける構成に
特徴を有し、設定時間内のパルス発生数と被乾燥
布量との相関関係を巧みに利用し、加えて、パル
ス幅を示す被乾燥布の湿り度合によつて判定回路
が誤判定することを防止せんとするものである。
〔考案の実施例〕
以下本考案の一実施例につき図面を参照しなが
ら説明する。
先ず、第1図に従つて乾燥機全体の電気回路に
ついて述べる。1は交流電源であり、その一方の
端子は自己復帰形の押釦スイツチからなる運転開
始用スイツチを介して電源線3に接続され、他方
の端子は電源線4に接続されている。5は電源線
3,4間に接続された駆動モータであり、これは
回転室たる回転ドラム及び送風フアン(いずれも
図示せず)の双方を回転駆動するようになつてい
る。6は熱源たる例えば600Wの主電気ヒータ、
7乃至9は熱源たる例えば夫々200Wの補助電気
ヒータであり、これらは送風フアンによつて回転
ドラム内に送り込まれる風を加熱して熱風化する
ようになつている。そして、これらの主電気ヒー
タ6並びに補助電気ヒータ7乃至9は夫々電源線
3,4間に接続されているが、特に補助電気ヒー
タ7,8及び9には後述する運転制御装置10が
有する選択用リレー11,12及び13(第3図
参照)の常閉のリレースイツチ11b,12b及
び13bが夫々直列に介在されている。又、運転
制御装置10は運転継続用リレー14(第2図参
照)を有しており、この運転継続用リレー14の
常開のリレースイツチ14aは前記運転開始用ス
イツチ2に並列に接続されている。尚、運転制御
装置10は、電源線3,4間に接続されており、
図示しないが、降圧用トランス、全波整流回路及
び平滑回路等を有していて交流電源1から低電圧
の直流電源を得るようにしている。
而して、第2図は運転制御装置10を示すブロ
ツク線図であり、以下これについて述べる。15
及び16は一対の電極であり、その一方の電極1
5はプラス(+)の直流電源端子17に接続さ
れ、他方の電極16は抵抗18を介してアースさ
れている。これらの電極15及び16は回転ドラ
ム内で撹拌される被乾燥布が接触し得るように配
設され、被乾燥布が電極15,16に接触する
と、電極16と抵抗18との共通接続点たる検出
端子19に被乾燥布の含有水分量に応じた検出電
圧V19が第4図aで示す如くパルス的に印加され
る。20は瞬時値検出回路であり、その入力端子
は前記検出端子19に接続され、出力端子は瞬時
値記憶回路21の入力端子に接続されている。こ
の瞬時値記憶回路21は、例えばコンデンサを記
憶要素とするもので、瞬時値検出回路20を介し
て与えられる検出電圧V19を所定の時定数で漸減
させながら出力する作用をその漸減せる電圧より
も高い電圧が入力される都度繰返す(第4図b参
照)。22は電圧比較回路であり、その入力端子
は瞬時値記憶回路21の出力端子に接続され、出
力端子は前記運転継続用リレー14を備えた終了
検出回路23の入力端子に接続されている。この
場合、電圧比較回路22は、瞬時値記憶回路21
から出力電圧V21を入力としてこれと基準電圧
V22とを比較し、出力端子V21が基準電圧V22より
小(V21<V22)となつた時に停止信号S22を出力
するようになつている。又、終了検出回路23
は、電源投入(運転開始用スイツチ2のオン)に
よつて運転継続用リレー14に通電し、前記停止
信号S22を受けてそのリレー14を断電するよう
になつている。24は前記電極15,16及び瞬
時値検出回路20を構成の一部とするパルス発生
回路、25は平滑回路、26は三角波発生回路、
27は反転増幅回路、28は比較回路、29は判
定回路であり、これらの平滑回路25、三角波発
生回路26、反転増幅回路27及び比較回路28
は補正回路30を構成している。
さて、第3図に従つてパルス発生回路24、判
定回路29及び補正回路30からなる被乾燥布量
検出装置の具体的構成について述べる。即ち、瞬
時値検出回路20はバツフアアンプ31からな
り、その入力端子たる非反転入力端子(+)は検
出端子19に接続され、反転入力端子(−)は出
力端子に接続されている。パルス発生回路24は
コンパレータ32を有し、その非反転入力端子
(+)は前記バツフアアンプ31の出力端子に接
続され、反転入力端子(−)は直流電源端子17
とアースとの間に接続された抵抗33及び34の
共通接続点たる基準電圧端子35に接続されてい
る。平滑回路25は抵抗36,37及びコンデン
サ38を有するもので、これらの一端子は共通に
接続され、抵抗36の他端子は図示極性のダイオ
ード39を介してバツフアアンプ31の出力端子
に接続され、抵抗37及びコンデンサ38の各他
端子はアースされている。三角波発生回路26は
オペアンプ40を有し、その反転入力端子(−)
は抵抗41を介して出力端子に接続されていると
ともにコンデンサ42を介してアースされてお
り、非反転入力端子(+)は出力端子とアースと
の間に接続された抵抗43及び44の共通接続点
に接続されている。反転増幅回路27はオペアン
プ45を有し、その反転入力端子(−)は抵抗4
6を介して前記抵抗36,37及びコンデンサ3
8の共通接続点に接続されているとともに抵抗4
7を介して出力端子に接続されており、非反転入
力端子(+)は直流電源端子17とアースとの間
に接続された抵抗48及び49の共通接続点に接
続されており、出力端子は比較回路28の反転入
力端子(−)に接続されている。そして、該比較
回路28の非反転入力端子(+)は前記三角波発
生回路26の出力端子たる抵抗41及びコンデン
サ42の共通接続点に接続されている。さて、判
定回路29について以下述べる。50はトリガ回
路であり、その入力端子Iは比較回路28の出力
端子に接続され、第1の出力端子Oa及び第2の
出力端子Obは夫々カウンタ51のセツト入力端
子S及びリセツト入力端子Rに接続されている。
そして、このカウンタ51において、クロツクパ
ルス入力端子CKは前記コンパレータ32の出力
端子に接続され、出力端子Oa,Ob及びOcはナン
ド回路52,53及び54の一方の入力端子に
夫々接続されており、該アンド回路52,53及
び54の他方の入力端子は直流電源端子17に接
続されている。更に、ナンド回路52,53及び
54の出力端子は抵抗55,56及び57を介し
てNPN形のトランジスタ58,59及び60の
ベースに夫々接続されている。そして、これらの
トランジスタ58,59及び60において、エミ
ツタはアースされ、コレクタは前記選択用リレー
11,12及び13を介して直流電源端子17に
接続されている。
次に本実施例の作用につき説明する。
先ず、回転ドラム内に被乾燥布を投入し、運転
開始用スイツチ2を短時間だけオン操作すると、
運転制御装置10が電源オンとなつて終了検出回
路23の運転継続用リレー14が通電保持され、
そのリレースイツチ14aがオンされる。そし
て、上述したような電源オンにより直流電源端子
17は正電位即ちハイレベルとなり、又、この時
点ではカウンタ51の出力端子Oa,Ob及びOcの
出力信号がロウレベルとなつており、従つて、ナ
ンド回路52乃至54の出力信号は全てハイレベ
ルとなつてトランジスタ58乃至60はオンとな
り、選択用リレー11乃至13が通電されて動作
してリレースイツチ11b乃至13bをオフして
いる。これにより、運転継続用リレー14のリレ
ースイツチ14aのオンによつて駆動モータ5及
び主電気ヒータ6が通電されるようになる。この
駆動モータ5の通電によつて回転ドラム及び送風
フアンが回転駆動されるとともに、主電気ヒータ
6が通電されることによつて発熱し、以て、回転
ドラム内に熱風が供給されて乾燥運転が開始され
る。又、回転ドラムの回転によつて該回転ドラム
内の被乾燥布が撹拌されて電極15,16に断続
的に接触するようになり、その接触の都度検出端
子19に被乾燥布の含有水分量に応じた検出電圧
V19がパルス的に発生する。この検出電圧V19
瞬時値検出回路20を介してコンパレータ32の
非反転入力端子(+)に与えられるようになり、
コンパレース32はその検出電圧V19と基準電圧
V35とを比較して両者が後者より高い場合にハイ
レベルの出力パルスP24を出力する。又、前記検
出電圧V19は瞬時値検出回路20を介して平滑回
路25に与えられ、ここで平滑された後反転増幅
回路27により反転増幅されて反転増幅電圧V27
として比較回路28の反転入力端子(−)に与え
られるようになつており、一方、三角波発生回路
26は第6図bで示すように三角波電圧V26を出
力して比較回路28の非反転入力端子(+)に与
えられるようになつており、従つて、比較回路2
8は、三角波電圧V26が反転増幅電圧V27よりも
高くなると出力信号をハイレベルとし、逆に低く
なると出力信号をロウレベルとするので、トリガ
回路50はそのロウレベルからハイレベルへの立
上りによつてカウンタ51のセツト入力端子Sに
セツト信号を与えるようになり、該カウンタ51
はカウント動作可能状態になる。従つて、カウン
タ51はパルス発生回路24からの出力パルス
P24がクロツクパルス入力端子CKに与えられる毎
にカウントアツプすることになる。その後、比較
回路28の出力信号がハイレベルからロウレベル
となると、トリガ回路50はそのハイレベルから
ロウレベルへの立下りによつてカウンタ51のリ
セツト入力端子Rにリセツト信号を与えるように
なり、該カウンタ51はカウント動作を停止す
る。そして、カウンタ51はカウント動作停止時
のカウント数に応じて出力信号Oa乃至Ocの出力
信号のいずれかをハイレベルとする。ところで、
被乾燥布が電極15,16に接触する設定時間当
りの回数は被乾燥布量が多い程多くなり、従つ
て、パルス発生回路24からの出力パルスP24
発生数も被乾燥布量に応じて変化することにな
る。そこで、本実施例では設定時間内にパルス発
生回路24が何回出力パルスを発生するかをカウ
ンタ51によつてカウントし、そのカウント数に
よつて被乾燥布量を判定するようにしたもので、
カウンタ51の最終カウント数が、第1の設定数
(例えば10)未満の時には出力端子Oa乃至Ocの
出力信号を全てロウレベルのままとし、第1の設
定数以上第2の設定数(例えば100)未満の時は
出力端子Oaの出力信号をハイレベルとし、第2
の設定数以上第3の設定数(例えば500)未満の
時には出力端子Oa及びObの出力信号をハイレベ
ルとし、第3の設定数以上の時には出力端子Oa
乃至Ocの出力信号を全てハイレベルとするよう
に設定されている。従つて、カウンタ51の出力
端子Oa乃至Ocの出力信号が全てロウレベルの場
合(被乾燥布量が極少量の場合)には、ナンド回
路52乃至54の出力信号が全てハイレベルとな
つてトランジスタ58乃至60は全てオンで選択
用リレー11乃至13がそのまま動作を続行し、
リレースイツチ11b乃至13bをオフしたまま
であり、主電気ヒータ6のみが通電されて発熱す
る。又、カウンタ51の出力端子Oaの出力信号
がハイレベルの場合(被乾燥布量が少量の場合)
には、ナンド回路52の出力信号がロウレベルと
なつてトランジスタ58がオフ状態となり、選択
用リレー11が断電されて復帰してリレースイツ
チ11bをオンさせるようになり、主電気ヒータ
6及び補助電気ヒータ7が通電されて発熱する。
更に、カウンタ51の出力端子Oa及びObの出力
信号がハイレベルの場合(被乾燥布量が中量の場
合)には、ナンド回路52及び53の出力信号ガ
ロウレベルとなつてトランジスタ58及び59が
オフ状態となり、選択用リレー11及び12が断
電されて復帰してリレースイツチ11b及び12
bをオンさせるようになり、主電気ヒータ6、補
助電気ヒータ7及び8が通電されて発熱する。そ
して、カウンタ51の出力端子Oa乃至Ocの出力
信号がすべてハイレベルの場合(被乾燥布量が定
格量の場合)には、ナンド回路52乃至54の出
力信号が全てロウレベルとなつてトランジスタ5
8乃至60がオフ状態となり、選択用リレー11
乃至13が断電されて復帰してリレースイツチ1
1b乃至13bをオンさせるようになり、主電気
ヒータ6並びに補助電気ヒータ7乃至9が全て通
電されて発熱する。
而して、上述したように主電気ヒータ6の他に
被乾燥布量の大小に応じて補助電気ヒータ7乃至
9が選択通電されて発熱することにより、送風フ
アンからの風が熱風化されて回転ドラム内に送り
込まれ、被乾燥布が次第に乾燥される。この乾燥
運転中、瞬時値記憶回路21は検出電圧V19を所
定の時定数で漸減させつつ出力し、その出力電圧
V21を電圧比較回路22により基準電圧V22と比
較している。そして、出力電圧21が基準電圧V22
より小(V21<V22)となると、電圧比較回路2
2が停止信号S22を出力するようになり、終了検
出回路23はこの停止信号S22を受けて運転継続
用リレー14を断電復帰させ、これにてリレース
イツチ14aがオフされて乾燥運転が終了する。
以上のような乾燥運転によれば、被乾燥布量に
応じて補助電気ヒータ7乃至9に選択的に通電発
熱させるようにしたので、被乾燥布量に応じて発
熱容量が大小変化するようになり、従つて、被乾
燥布量が多くても運転時間の延長といつたような
不都合を生ずることなく乾燥できるとともに、被
乾燥布量が少ない場合には熱風はそれほど高温度
にはならないから、被乾燥布と充分に接触するこ
となく排出される熱風があつても熱的損失を低く
抑えることができる。
ところで、回転ドラム内に投入される被乾燥布
量が定格量(多量)であつた場合でも、その被乾
燥布の湿り度合が異なると次のような問題が生ず
る。即ち、被乾燥布が或る時間内に電極15,1
6に3回接触したとすると、検出電圧V19として
は原理的には第5図aで示すように検出電圧
V19a,V19b及びV19cの如くになる。この場合、
この検出電圧V19a,V19b及びV19cを拡大してみ
ると、湿り度合が通常の時には、電極15,16
に接触した被乾燥布は接触後に直ちにこれらの電
極15,16から離れるので、検出電圧V19a,
V19b及びV19cは第5図bで示すように比較的幅
の小なるものとなるが、湿り度合が大の時即ち被
乾燥布が所謂べたついている時には、電極15,
16に非乾燥布が接触するとそのべたつきにより
離れにくくなるものであり、検出電圧V19a,
V19b及びV19cとしては幅の広いもので互いの境
界が不明確なものとなり、従つて、これらをパル
ス発生回路24における基準電圧V35と比較した
時には、パルス発生回路24は、湿り度合が通常
の場合には3個の出力パルスを発生し、湿り度合
が大の場合には2個の出力パルスを発生すること
になり、従つて、発生パルス数に相違が生ずる。
第7図はこの関係を示したもので、laは湿り度合
が通常の場合、lbは湿り度合が大の場合である。
このことから明らかなように、カウンタ51にお
いて一定の設定時間内でパルス発生回路24から
のパルス発生数をカウントして被乾燥布量の判定
を行なつたのではその判定に誤まりを生ずること
になる。
そこで、本実施例においては、以上のような問
題を解決するために次のような補正を行なう。即
ち、パルス発生回路24の一部をなす電極15,
16による検出電圧V19は瞬時値検出回路20を
介して平滑回路25に与えられるので、その平滑
回路25のコンデンサ38が検出電圧V19により
充電されるとともに抵抗37を介して放電される
ようになる。従つて、コンデンサ38は充放電を
繰返して行なわれることになつて、その端子間電
圧たる平滑回路25の出力電圧は検出電圧V19
幅が大なるほど大となるものであり、これを入力
とする反転増幅回路27の反転増幅電圧V27は逆
に小となる。この場合、反転増幅回路27におけ
るオペアンプ45の非反転入力端子(+)の入力
電圧を与える抵抗48及び49の抵抗値は抵抗4
9の方が抵抗48よりも大となるように設定され
ており、従つて、オペアンプ45としては反転入
力端子(−)の入力電圧が高くないと態動状態に
はならない。即ち、平滑回路25の出力電圧が高
ければ高いほど換言すれば検出電圧V19の幅が大
なるほど(被乾燥布の湿り度合が大なるほど)反
転増幅回路27の反転増幅電圧V27は例えば第6
図bに示すようにV27a,V27b及びV27cのように
小となる。これにより、比較回路28のハイレベ
ルの出力電圧V28は第6図aにV28a,V28b及び
V28cのようにハイレベルの期間が次第に大とな
るものである。この出力電圧V28a,V28b若しく
はV28cはトリガ回路50に与えられて該トリガ
回路50はそのハイレベルの期間を設定時間とし
てカウンタ51にカウント動作を行なわせるよう
になり、従つて、カウンタ51のカウント動作の
設定時間は被乾燥布の湿り度合によつて変化され
ることになり、被乾燥布の湿り度合が大の時には
設定時間が大になるように自動的に補正されて判
定回路29としては正確な被乾燥布量の判定を行
なうことになる。
尚、本考案上記し且つ図面示す実施例にのみ限
定されるものではなく、要旨を逸脱しない範囲内
で適宜変形して実施し得ることは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案の乾燥機の被乾燥布量検出装置は以上説
明したように、電極に被乾燥布が接触することに
よりパルスを発生するパルス発生回路を設け、こ
のパルス発生回路からの設定時間内におけるパル
ス発生数に応じて被乾燥布量を判定する判定回路
を設け、そして、前記パルス発生回路からのパル
スの幅に応じて前記設定時間を変化調節する補正
回路を設ける構成としたので、回転室内に投入さ
れた被乾燥布量を自動的に検出することができ、
しかも、被乾燥布の湿り度合によつて判定回路が
誤判定することを防止し得るという実用的効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は乾燥
機全体の電気回路図、第2図は運転制御装置のブ
ロツク線図、第3図は被乾燥布量検出装置の具体
的電気回路図、第4図乃至第6図は作用説明用の
各部の波形図、第7図は被乾燥布量とパルス数と
の相関関係を被乾燥布の湿り度合との関係で示す
図である。 図面中、5は駆動モータ、6は主電気ヒータ、
7乃至9は補助電気ヒータ、10は運転制御装
置、15及び16は電極、20は瞬時値検出回路
(パルス発生回路の一部)、21は瞬時値記憶回
路、22は電圧比較回路、23は終了検出回路、
24はパルス発生回路、25は平滑回路、26は
三角波発生回路、27は反転増幅回路、28は比
較回路、29は判定回路、30は補正回路、32
はコンパレータ、50はトリガ回路、51はカウ
ンタを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 回転室内で撹拌される被乾燥布が接触する電極
    を備えその接触によりパルスを発生するパルス発
    生回路と、このパルス発生回路からの設定時間内
    におけるパルス発生数に応じて被乾燥布量を判定
    する判定回路と、前記パルス発生回路からのパル
    スの幅に応じて前記設定時間を変化調節する補正
    回路とを具備してなる乾燥機の被乾燥布量検出装
    置。
JP18143483U 1983-11-22 1983-11-22 乾燥機の被乾燥布量検出装置 Granted JPS6091196U (ja)

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JPS60126198A (ja) * 1983-12-13 1985-07-05 松下電器産業株式会社 衣類乾燥機

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