JPH01223992A - サイクルミシンの制御装置 - Google Patents

サイクルミシンの制御装置

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JPH01223992A
JPH01223992A JP63050488A JP5048888A JPH01223992A JP H01223992 A JPH01223992 A JP H01223992A JP 63050488 A JP63050488 A JP 63050488A JP 5048888 A JP5048888 A JP 5048888A JP H01223992 A JPH01223992 A JP H01223992A
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JP
Japan
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sewing machine
control
cam
main shaft
engaged
Prior art date
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Pending
Application number
JP63050488A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Takahashi
章郎 高橋
Mamoru Yasuda
守 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Priority to US07/317,524 priority patent/US4899673A/en
Priority to GB8904784A priority patent/GB2216552B/en
Priority to KR1019890002556A priority patent/KR920010587B1/ko
Priority to CN89102146A priority patent/CN1024027C/zh
Priority to DE3906928A priority patent/DE3906928A1/de
Publication of JPH01223992A publication Critical patent/JPH01223992A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B69/00Driving-gear; Control devices
    • D05B69/22Devices for stopping drive when sewing tools have reached a predetermined position
    • DTEXTILES; PAPER
    • D05SEWING; EMBROIDERING; TUFTING
    • D05BSEWING
    • D05B19/00Programme-controlled sewing machines

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 従来、この種の装置としては、例えば特公昭56−13
480号公報(昭和56年3月28日公告)に記載され
たものがある。この従来装置では、ミシン主軸に連動し
て減速回転されるカムの外周に停止制御用凹部を形成し
、その凹部の両側においてその凹部よりもカム外周側に
低速制御カム部を形成すると共にその低速制御カム部よ
りも更に外周側に高速制御カム部を形成し、足踏み板の
操作により、作動レバーがばねの作用に抗して回動され
ると、連動体のローラがカムの停止制御用凹部から離脱
すると共に、制御レバーが前記ばねの作用に抗して低速
制御位置まで回動され、その制i11レバーの回動に基
づ(クラッチ機構の作動により、ミシン主軸が低速駆動
源に連結されて、ミシン主軸が低速で回転され始める。
そして、このミシン主軸の回転に伴って前記カムが回転
されることにより、そのカム形状に応じて前記連動体の
ローラが高速制御カム及び低速制御カムに順次係合され
、その係合に基づいて、前記制御レバーが前記ミシン主
軸を高速駆動源に連結する高速制御位置に移動された後
、前記低速制御位置を経由して停止制御位置へ復帰する
ようになっている。
(発明が解決しようとする課題) この従来構成のミシンを使用した場合、特に寒冷地にて
次の問題が発生することが判明した。
即ち、−日の縫製作業を開始する時、ミシン及びその周
囲温度が低いのでミシンはクラッチ機構等の作業機構の
円滑な作業が若干妨げられた状態となっている。その結
果、ミシン主軸の回転停止時における前記ばね力による
連動体のローラの高速制御位置から停止制御位置への復
帰移動に抵抗力が働らき、前記ローラがカム面変化に対
し遅れて移動することとなる。このため、主軸が高速駆
動源から低速駆動源へ切換連結されるタイミングが遅れ
、主軸が充分に減速されないまま動力遮断状態となって
停止爪が主軸に固定された停止体の停、止溝に激しく衝
突し、その反動で停止爪が停止溝から外れた位置で主軸
が停止してしまう。つまり、ミシン針の停止位置が一定
とならない等の不具合が発生する場合がある。
この問題を解決するためには、前記カムのカム駆動軸に
対する取付位置を円周方向に若干ずらし、高速駆動源か
ら低速駆動源への切換のタイミングを早める方法を採用
することができる。しかしながら、ミシンの運転時間が
長くなり、各作動機構の温度が上昇するに従って次の問
題が発生する。
即ち、作動機構の温度上昇に従って、前記の抵抗力が弱
まり、前記カム面変化に対するローラの追従移動の遅れ
は減少する。従って前記タイミングはミシンの運転開始
当初よりも早くなる。この 、ため、主軸への動力遮断
状態となって前記停止爪が停止体に係合するタイミング
が早くなるため、停止爪と停止体とのIS!擦力により
、停止爪が停止体の停止溝に係合する前に主軸が停止し
てしまい、安定した停止動作ができなくなる場合がある
(発明の目的) この発明は上記の課題を解決するためになされたもので
あって、その目的はミシンの停止動作を安定的に行い、
各種構成部品の損傷をも未然に防止することが可能なミ
シンの制御装置を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために、この発明では、制御カム
に、ミシン主軸の動力遮断状態に対応する第1制御部と
、その第1制御部の両側において第1制御部よりも回転
中心側に偏倚しミシン主軸の低速駆動状態に対応する第
2制御部と、その第2制御部より回転中心側に向けて延
びる移行部とが形成され、前記制御カムの回転に伴い前
記第2制御部から前記移行部を1lIl過した前記作動
部材の移動を規制し、前記ミシン主軸の高速駆動状態に
対応する第3制御部が、前記制御カムと一体若しくは別
体に設けられ、係合部とその係合部を遊嵌する被係合部
とからなるロストモーション連結手段が、前記作動部材
と切替え部材との間に設けられ、前記係合部を前記被係
合部の一側に付勢する第2付勢手段が、前記作動部材と
切替え部材との間に設けられ、外力により切替え部材を
第2付勢手段に抗して移動させ、ミシン主軸を低速駆動
するための操作手段が、前記切替え部材に作動的に連結
されるという構成を採用している。
(作用) 従って、操作手段に対する外力により、第2付勢手段に
抗して切替え部材が所定の位置へ移動されると、クラッ
チ機構が低速駆動状態に切替えられ、それに応じてミシ
ン主軸力4匡動される。そして、ミシン主軸に連動する
制御カムの回転に伴い、作動部材が第1制御部から離脱
して第2制御部に係合するように移動され、その後、移
行部を通過した作動部材の移動が第3制御部によって規
制される。引き続く制御カムの回転に基づき、作動部材
が第2制御部へ向かって移動され、その第2制御部及び
第1係合部に順次係合される。そして、各制御部に対す
る作動部材の係合位置の変更に伴い、ロストモーション
連結手段を介して切替え部材の配置位置が切替えられ、
その切替え部材の切替えに基づいてミシン主軸の駆動状
態が切替えられる。
(実施例) 以下、この発明を具体化した一実施例を図面に従って詳
細に説明する。
第2図及び第3図に示すように、ミシンフレーム1内に
配設されたミシン主軸2の端部にはクラッチ機構3が装
着されている。即ち、このクラッチ機構3はミシン主軸
2上に所定間隔をおいて固着された一対のクラッチ板4
.5と、両クラッチ板4.5間においてミシン主軸2に
沿って摺動可能に装着され、第2図の右方へ付勢された
摺動筒6と、その摺動筒6上に回転可能に装着された低
速プーリ7及び高速プーリ8とを備え、一方のクラッチ
板4には定位置停止カム9が形成されると共に、摺動筒
6には球体10が支持されている。
又、ミシンフレーム1には切替えレバー11が支軸12
により回動可能に支持され、その上端に形成されたカム
面13が前記球体10に係合されている。このカム面1
3は第5図(a)等に示すように、前記クラッチ機構3
の動力遮断状態、低速駆動状態及び高速駆動状態にそれ
ぞれ対応して、高さの異なる3つの係合面13a、13
b、13Cを備えると共に、各係合面間を連結する傾斜
面13d、13eを備えている。
そして、切替えレバー11の回動に基づき、そのカム面
13の第1係合面13aが球体10に係合された時、各
プーリ7.8が各クラッチ板4゜5から離脱する位置に
配置されて、クラッチ機構3が動力遮断状態に保持され
、第6図(a)に示すように、前記カム面13の第2係
合面13bが球体10に係合された時、低速ブーIJ 
7が一方のクラッチ板4に接合されてクラッチ機構3が
低速駆動状態に切替えられ、低速プーリ7上のヘルド7
aを介してミシン主軸2が低速駆動源に連結される。又
、第8図(a)に示すように、前記カム面13の第3係
合面13cが球体10に係合された時、高速プーリ8が
他方のクラッチ板5に接合されて、クラッチ機構3が高
速駆動状態に切替えられ、高速プーリ8上のベル)8a
を介してミシン主軸2が高速駆動源に連結される。
又、前記切替えレバー11には前記定位置停止カム9の
周縁部9a及び凹所9bに係脱可能な係止突起14が設
けられ、前記カム面13の第1係合面13aと球体10
との係合時に、係止突起14が凹所9bに係合される。
前記ミシンフレーム1には操作手段としての操作レバー
15が支軸16により回動可能に支持され、常には第3
図に示すように、ばね17aの付勢力によってストッパ
ー17に係合する休止位置に配置されている。前記支軸
16には三腕状をなす中間作動レバー18がその中間部
にて回動可能に支持され、中間作動レバー18と前記切
替えレバー11との間には連杆19が上下一対の連結ピ
ン20.21により回動可能に連結されている。そして
、前記切替えレバー11.中間作動レバー18及び連杆
19によって切替え部材が構成されている。又、前記操
作レバー15には前記支軸16を中心とした円弧上に位
置する長孔22が形成され、その長孔22に下方の連結
ピン21がatixされている。
第1図及び第2図に示すように、ミシンフレーム1には
加工布送り装置(図示略)の作動を制御するための送り
制御カム30及びミシン主軸2の回転速度を制J’lu
lするための速度制御カム31が回転軸29により、垂
直軸線の周りに一体回転可能に支持され、両カム30.
31がミシン主軸2の回転に連動して、−縫製サイクル
毎に一回転される。速度制御カム31の外周縁にはミシ
ン主軸2の動力遮断状態に対応して外方へ突出する第1
制御部32が形成され、その第1制御部32の両側には
第1制御部32よりも速度制御カム31の回転中心側に
偏倚し、ミシン主軸2の低速駆動状態に対応する等半径
状の第2制御部33a、33bが形成されている。又、
速度制御カム31の外周縁には、第1制御部32の回転
方向後方側に位置する第2制御部33aの端部から回転
中心側に向けて延びる移行部34が形成されると共に、
第1制御部32の回転方向前方側に位置する第2制御部
33bの端部から回転中心側へ屈曲する案内部35が形
成されている。
第1図に示すように、ミシンフレーム1には作動部材3
6がその中間部にて支軸36aにより揺動可能に支持さ
れ、その一端には前記速度制御カム31に係合するカム
フォロワ38が突設されている。前記作動部材36はコ
イルばねからなる第1付勢手段37により、そのカムフ
ォロワ38が制御カム36に係合する方向へ向かつて付
勢されている。前記速度制御カム31の一例においてミ
シンフレーム1には第3制御部としてのストッパー46
が配設され、そのストッパー46との係合に基づき、作
動部材36の反時計方向への揺動が規制される。
第3図及び第4図に示すように、作動部材36の他端に
折曲形成された起立片39には礼状の被係合部40が形
成されている。一方、前記中間作動レバー18には下方
へ突出するL字状の作動腕41が形成され、その作動腕
41の中間部には前記作動部材36の被係合部40に遊
嵌されて、その両側縁40a、40bに係脱可能なピン
状の係合部42が突設されている。そして、前記被係合
部40と係合部42とによりロストモーション連結手段
が構成されている。又、前記作動部材36の起立片39
に突設したばね掛は片43と、中間作動レバー18の作
動腕41に突設したばね掛はピン44との間にはコイル
ばねからなる第2付勢手段45が掛装され、その付勢力
により、係合部42が被係合部40の一側縁40aに係
合する方向へ付勢されている。この第2付勢手段45の
付勢力と前記操作レバー15用のばね17aの付勢力と
の合力は、前記第1付勢手段37の付勢力よりも小さく
設定されている。
次に、上記のように構成されたサイクルミシンの作用を
説明する。さて、ミシンが停止された状態では、第1図
〜第3図及び第5図(a)〜(d)に示すように、第1
付勢手段37の付勢力により、作動部材36のカムフォ
ロワ38が速度制御カム31の第1制御部32に係合さ
れている。
又、第2付勢手段45の付勢力により、中間作動レバー
18の係合部42が作動部材36の被係合部40の一側
縁40aに係合され、その係合により、連杆19を介し
て切替えレバー11が第5図(a)、  Cb)に示す
動力遮断位置に配置されている。そして、その切替えレ
バー11の第1係合面13aと球体lOとの係合により
、クラッチ機構3が動力遮断状態に保持されている。
上記の状態で、操作レバー15がばね17aの付勢力に
抗して第3図の反時計方向へ回動され、操作レバー15
の長孔22の上端が下方の連結ピン21に係合されると
、第2付勢手段45の付勢力に抗し、中間作動レバー1
8が操作レバー15と同方向へ一体に回動され、第6図
(c)に示すように、その係合部42が被係合部40の
一側縁40aから離脱して他側縁40bに係合される。
尚、この時、作動部材36はそのカムフォロワ38と速
度制御カム31の第1制御部32との係合によって第5
図(d)及び第6図(d)に示す動力遮断位置に保持さ
れている。又、前記中間作動レバー18の回動に伴い、
切替えレバー11が第5図(a)に示す位置から第6図
(a)に示す位置に切替えられ、切替えレバー11の第
2係合面13bが球体10に係合される。それにより、
クラッチ機構3が低速駆動状態に切替えられて、ミシン
主軸2が低速回転される。
このミシン主軸2の低速回転に連動して速度側1111
カム31が第1図の反時計方向へ減速回転され、その第
1制御部32が作動部材36のカムフォロワ38から離
脱して、第2制御部33aがカムフォロワ38に相対す
ると、第1付勢手段37の付勢力によって作動部材36
が第6図(d)に示す位置から第7図(d)に示す位置
まで反時計方向へ揺動され、第7図(C)に示すように
、作動部材36の被係合部40の他側縁40bが係合部
42から離脱して一側縁40aが係合部42に係合され
る。この時、中間作動レバー18に作動部材36の揺動
運動が伝達されることはなく、切替えレバー11は第7
図(a)、  (b)に示すように、低速切替え位置に
保持される。従って、ミシン主軸2は低速で回転され続
ける。
前記速度制御カム31の継続回転に伴い、第8図(d)
に示すように、その第2制御部33aが作動部材36の
カムフォロワ38から離脱すると、第1付勢手段37の
付勢力により、作動部材36が移行部34に沿って第1
図の反時計方向へ更に揺動され、ストッパー46との係
合により、その揺動が規制される。そして、この作動部
材36の揺動に伴い、被係合部40の一側縁40aと係
合部42との係合を介し、中間作動レバー18が作動部
材36に追従して回動され、その回動に基づいて切替え
レバー11が第7図(b)に示す低速駆動位置から第8
図(b)に示す高速駆動位置に切替えられる。この切替
えに伴い、第2係合面13bが球体IOから離脱して第
3係合面13Gが球体に係合され、その係合に基づき、
クラッチ機構3が高速駆動状態に切替えられてミシン主
軸2が高速回転される。
引き続く、速度制御カム31の回転に伴い、第1付勢手
段37の付勢力に抗し、作動部材36のカムフォロワ3
8が速度制御カム31の案内部35に沿って移動された
後に、第2制御部33bに係合されると、作動部材36
が第8図(d)に示す位置から第9図(d)に示す位置
へ復帰)8動される。それに基づき、被係合部40の一
側縁40aが係合部42から離脱した後、他側縁40b
が係合部42に係合され、その係合を介して、作動部材
36の復帰揺動運動が切替えレバー11に伝達される。
これにより、切替えレバー11は第8図(b)に示す高
速駆動位置から第9図(b)に示す低速駆動位置へ向か
って復帰回動され、その第3係合面13cが球体10か
ら離脱すると共に、第2係合面13bが再び球体10に
係合される。
従ってクラッチ機構3は低速駆動状態に切替えられ、ミ
シン主軸2が低速回転される。
その後の速度制御カム31の回転に伴い、第9図(c)
及び第10図(c)に示すように、第2制御部33bと
カムフォロワ38との係合により、作動部材36が第2
制御部33bの形成角度範囲に亙って低速駆動位置に保
持されている間には、第2付勢手段45の付勢力に基づ
き、係合部42が被係合部40の一側縁40bから他側
縁40aに切替え係合されると共に、第2係合面13b
に沿って切替えレバー11が復帰回動され、その切替え
レバー11が第10図(b)に示す低速駆動位置に切替
えられる。
更に続く速度制御カム31の回転に伴い、第11図(d
)に示すように、第1制御部32がカムフォロワ38に
再び係合すると、作動部材36が第1付勢手段37の付
勢力に抗し、第10図(d)に示す位置から第11図(
d)に示す位置を経由して第5図(d)に示す位置に復
帰揺動される。この揺動に伴い、被係合部40の一側縁
40aが係合部42から離脱して、他側縁40bが被係
合部42に係合され、その係合を介して、切替えレバー
11が第10図(b)に示す低速駆動位置から第5図(
b)に示す動力遮断位置まで復帰回動される。それによ
り、第2係合面13bが球体lOから離脱して第1係合
面13aが球体10に係合され、クラッチ機構3が動力
遮断状態に切替えられると共に、係止突起14が定位置
停止カム9の凹所9bに係合されて、ミシン主軸2の回
転が停止される。
上記のように、この実施例では、作動部材36のカムフ
ォロワ38を速度制御カム31に係合させるために、大
きな付勢力を備えた第1付勢手段37に抗して操作レバ
ー15を回動させる必要がないため、その操作力を低減
して、作業者の負担を軽減することができる。又、ミシ
ン主軸2の停止制御用の第1制御部32が低速回転制御
用の第2制御部33a、33bよりも外方へ突出され、
かつミシン主軸2の回転停止に際し、第1III御部3
2により、作動部材36が第1付勢手段37の付勢力に
抗して強制的に作動制御されるため、作動部材36の移
動を円滑に行うことができ、各部材に加わる衝撃を少な
くして、その破損を未然に防止することができる。又、
ミシンの高速運転期間において慣性力によるオーバーラ
ンが生じて低速運転期間が短くなった場合でも、上記の
強制作動によってミシン主軸2を安定してかつ確実に停
止制御することができる。
尚、この発明は前記実施例に限定されるものではなく、
次の態様で具体化することも可能である。
即ち、 (al  速度制御カム31において、第2制御部33
a、33bよりも回転中心側に、等半径状の第3制御部
を一体に形成すること。
(bl  係合部42を作動部材36に形成すると共に
被係合部40を中間作動レバー18に形成すること。
(発明の効果) 以上詳述したように、この発明は、ミシンの停止動作を
安定的に行い、各種構成部品の損傷をも未然に防止する
ことができるという優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を具体化したサイクルミシンの部分平
面図、第2図は部分側面図、第3図は部分背面図、第4
図は作動部材及び中間作動レバーを示す分解斜視図、第
5図(a)、  (b)、  (C)、(d)乃至第1
1図(a)、  (b)、(c)、  (d)はサイク
ルミシンの制御装置の作動状態を示す説明図である。 1・・・ミシンフレーム、2・・・ミシン主軸、3・・
・クラッチ機構、11・・・切替えレバー、18・・・
中間作動レバー、19・・・連杆(前記11,18.1
9により切替え部材が構成されている)、31・・・速
度制御カム、32・・・第1制御部、33a、33b・
・・第2制御部、36・・・作動部材、37・・・第1
付勢手段、40・・・被係合部、42・・・係合部、4
5・・・第2付勢手段、46・・・第3制御部としての
ストッパー。 特許出願人      ブラザー工業株式会社代理人 
       弁理士  恩1)博宣第81 <a) 第9図 (a)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 駆動源とミシン主軸(2)との間に配設されたクラ
    ッチ機構(3)を、動力遮断状態、低速駆動状態、高速
    駆動状態に切替えるため異なる3位置に配置される切替
    え部材(11、18、19)と、 ミシン主軸(2)に連動して減速回転される制御カム(
    31)と、 ミシンフレーム(1)に移動可能に設けられ、前記切替
    え部材(11、18、19)と作動的に連結されると共
    に前記制御カム(31)に係合可能な作動部材(36)
    と、 その作動部材(36)を制御カム(31)に係合させる
    方向に付勢する第1付勢手段(37)とを備え、 前記制御カム(31)の回転に伴い切替え部材(11、
    18、19)を前記3位置に移動させるサイクルミシン
    の制御装置において、 前記制御カム(31)には、前記ミシン主軸(2)の動
    力遮断状態に対応する第1制御部(32)と、その第1
    制御部(32)の両側において第1制御部(32)より
    回転中心側に偏倚し前記低速駆動状態に対応する第2制
    御部(33a、33b)と、その第2制御部(33a、
    33b)よりも回転中心側に向けて延びる移行部(34
    )とが形成されていることと、 前記制御カム(31)と一体若しくは別体に設けられ、
    前記制御カム(31)の回転に伴い前記第2制御部(3
    3a、33b)から前記移行部(34)を通過した前記
    作動部材(36)の移動を規制し、前記ミシン主軸(2
    )の高速駆動状態に対応する第3制御部(46)と、 前記作動部材(36)と切替え部材(11、18、19
    )との間に設けられ、係合部(42)とその係合部(4
    2)を遊嵌する被係合部(40)とからなるロストモー
    ション連結手段と、 前記作動部材(36)と切替え部材(11、18、19
    )との間に設けられ、前記係合部(42)を前記被係合
    部(40)の一側に付勢する第2付勢手段(45)と、 前記切替え部材(11、18、19)に作動的に連結さ
    れ、外力により切替え部材(11、18、19)を第2
    付勢手段(45)に抗して移動させ、ミシン主軸(2)
    を低速駆動するための操作手段(15)とを備えたこと
    を特徴とするサイクルミシンの制御装置。
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