JPH0122343Y2 - - Google Patents

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JPH0122343Y2
JPH0122343Y2 JP4602485U JP4602485U JPH0122343Y2 JP H0122343 Y2 JPH0122343 Y2 JP H0122343Y2 JP 4602485 U JP4602485 U JP 4602485U JP 4602485 U JP4602485 U JP 4602485U JP H0122343 Y2 JPH0122343 Y2 JP H0122343Y2
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cable
snake
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arms
hydraulic cylinder
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  • Laying Of Electric Cables Or Lines Outside (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、トラフ内等に布設されるケーブル
にスネーク(蛇行)を形成するためのケーブルス
ネーク装置に関するものである。
〔従来技術とその問題点〕
一般に、洞道内やピツトに布設するケーブルに
は、熱伸縮を吸収させるためのスネーク(蛇行)
を形成する必要があり、このため従来各種のタイ
プのケーブルスネーク装置が開発されている。
第4図は、この種のケーブルスネーク装置の一
例である実開昭59−122710号公報記載の装置の模
式図を示すもので、固定棒1の両端にそれぞれ所
定曲率のケーブル受け面を持つ押し金具2,2を
固定し、上記固定棒1の中央位置側方に、上記押
し金具2,2と同形の押し金具3を対向配置する
とともに、上記押し金具3と押し金具2,2とを
互いに油圧シリンダ4,4を介して連結してなる
ものである。そして、この装置にあつては、押し
金具2,2と押し金具3との間にケーブルWを挿
通したのち、油圧シリンダ4,4により押し金具
3を固定棒1側へ移動させることにより、押し金
具2,2間のケーブルWを図中矢印で示す方向に
押圧し、固定棒1から見て凹状をなす円弧状に曲
げるようになつている。
また、第5図は、この種の装置の他の例である
実公昭57−10172号公報記載のものを示すもので、
連結バー5の両端にL型アーム6,6を回動自在
に枢着し、上記L型アーム6,6における水平ア
ーム片の先端にケーブルWを係止するための係止
部7,7を設けるとともに垂直アーム片の先端同
士を油圧シリンダ8を介して互いに連結してなる
ものである。そして、この例の装置にあつては、
上記油圧シリンダ8によりL型アーム6,6の垂
直アーム片を互いに図中矢印方向に引き寄せてL
型アーム6,6を図中矢印方向に回動させること
により、先端の係止部7,7でケーブルWを押圧
してケーブルWを油圧シリンダ8側から見て凸状
をなす円弧形に曲げるようになつている。
ところが、上記従来のケーブルスネーク装置に
おいては、いずれも、上記ケーブルWを一つの方
向に向けて押し曲げることができるのみであるた
め、上記ケーブルWの一側方から見て、凹状と凸
状との曲げが交互に繰り返されるスネーク(蛇
行)を形成するためには、一回の曲げ毎に上記装
置をケーブルWから取り外し、逆向きに取り付け
直す必要があつた。このため、所望のスネーク形
状を得るためには多大の手間を要し、非能率であ
るとともに、特にトラフ内のように狭隘な場所で
は、作業自体が極めて困難になるという問題があ
つた。また、装置をケーブルWの次のスネーク形
成個所に移動させる際にも、上記ケーブルWから
装置を一旦取り外して持ち運ばなければならず、
その取扱いも不便であるなど種々の欠点があつ
た。
他方、装置自体を取り外すことなくケーブルW
を両方向に曲げられるものとして、第6図に示す
実公昭55−52744号公報にみられるようなケーブ
ルスネーク装置が提案されている。
第6図において、この例の装置は、ローラ10
を介してケーブルW上に摺動自在に設けられると
ともに、これを把持する把持機構11A,11A
が備えられた一対の支持アーム11,11を、油
圧シリンダ12を介して互いに回動自在に連結し
てなるものである。そして、この装置では、油圧
シリンダ12により上記支持アーム11,11の
間隔を伸縮させることにより、上記ケーブルWを
油圧シリンダ12側から見て凹状あるいは凸状の
円弧形に曲げることができるものとされている。
しかしながら、上記ケーブルスネーク装置にあ
つては、例えば上記油圧シリンダ12を伸ばして
各支持アーム11を回動させ、これによりケーブ
ル把持機構11A,11Aに図中実線矢印で示す
作用力Fを付与してケーブルWを油圧シリンダ1
2側から見て凹状に曲げようとした場合、ケーブ
ルWに上記実線矢印で示す作用力Fと逆向きの図
中点線矢印で示す反作用力F′が何等付与されない
ため、実際にはケーブルWを円弧状に曲げること
ができないものである。この装置の場合には、各
把持機構11Aの角部11a,11b間による曲
げモーメント(せん断力)が作用するだけであ
り、したがつて、剛性の高いケーブルであればこ
れを曲げるのが困難であるとともに、他方剛性の
低いケーブルに対しては各把持機構11Aの角部
11a,11b間において生じるせん断力のため
にケーブルを損傷させてしまう恐れがあり、結局
実用には供し得ないという基本的な欠陥があつ
た。
〔考案の目的〕
この考案は上記事情に鑑みてなされたもので、
ケーブルに装着した後は段取り変えを必要とせ
ず、ケーブルの長手方向に連続して凹状と凸状の
円弧形からなるスネークを確実に形成してゆくこ
とができ、しかもその取扱いが簡便なケーブルス
ネーク装置を提供することを目的とするものであ
る。
〔考案の構成〕
この考案のケーブルスネーク装置は、ケーブル
の延線方向に沿つて配設される支持アームの両端
部にそれぞれ揺動アームを揺動自在に設け、これ
ら揺動アームの各先端部およびこれら揺動アーム
の基端部と上記支持アームとの少なくとも一方に
それぞれケーブルを把持する把持具を設けるとと
もに、上記揺動アームと上記支持アームとの間
に、その伸縮によつて上記揺動アームを上記支持
アームに対して揺動させる流体圧シリンダーを設
けたものである。
〔実施例〕
第1図および第2図は、この考案のケーブルス
ネーク装置の一例を示すもので、中央に位置する
支持アーム20の両端部に揺動アーム21A,2
1Bがそれぞれ垂直枢軸22A,22Bを介して
枢着されており、これにより各揺動アーム21
A,21Bが垂直枢軸22A,22Bを回動中心
として水平面で揺動自在とされている。また、各
揺動アーム21A,21Bの先端付近下部には、
垂直枢軸23A,23Bを介してケーブル把持具
24A,24Bが取り付けられている。各ケーブ
ル把持具24A,24Bは、上記垂直枢軸23
A,23Bの下端面に接合された天板25と、こ
の天板の両側部から下方に延びて対向する一対の
側板26,26とからなるコ字状の部材よりな
り、前記一対の側板26,26間にケーブルWを
挾んで把持する。また、各揺動アーム21A,2
1Bの基端部の上記垂直枢軸22A,22Bの下
端面にもそれぞれ上記ケーブル把持具24A,2
4Bと同一のケーブル把持具27A,27Bが取
付けられており、これらの把持具27A,27B
の側板28……間にも同様にケーブルWが挾まれ
把持される。
また、支持アーム20の中央側部には、上下一
対の支持板29,29が突出固定されており、こ
れら支持板29,29間の先端部にピン30,3
0を介して、それぞれ油圧シリンダ31A,31
Bの出力軸32,32先端部が揺動自在に枢着さ
れている。他方、各油圧シリンダ31A,31B
の本体33の基端部は、各揺動アーム21A,2
1Bに接合された一対のブラケツト34,34間
の先端部に、ピン35を介して揺動自在に枢着さ
れている。さらに、各揺動アーム21A,21B
の先端には、このケーブルスネーク装置全体をケ
ーブルW上に移動自在に載置するローラ36,3
6が回転自在に設けられている。ここで、上記ロ
ーラ36の外径は、このケーブルスネーク装置を
ケーブルW上に載置した状態において、各把持具
24,27の天板25,37の下面がそれぞれケ
ーブルWに当接しないような寸法とされている。
以上の構成からなるこの例のケーブルスネーク
装置においては、先ず各把持具24A,24B,
27A,27Bの側板26……,28……間でケ
ーブルWを挾むとともに、両ローラ36,36を
ケーブルW上に乗せて該ケーブルスネーク装置を
ケーブルW上に載置させる。
次に、こうしてケーブルW上に載置されたスネ
ーク装置をローラ36,36の転動によりケーブ
ルW上をその長手方向に沿つて走行移動させてス
ネークを形成すべき所定の個所に至らせる。
次いで、ケーブルWの上記所定個所において、
いまケーブルWを油圧シリンダ31側から見て凹
状の円弧形に曲げる場合には、油圧シリンダ31
A,31Bの出力軸32,32を本体33,33
から延出する方向に、またケーブルWを凸状の円
弧形に曲げる場合には出力軸32,32を本体3
3,33内に後退させる方向に、各油圧シリンダ
31A,31Bを作動させる。すると、上記各揺
動アーム21A,21Bが垂直枢軸22A,22
Bを回動中心として、第1図の矢印に示す如く水
平面においてイまたはロ方向に回動する。これに
よりケーブルWが把持具27A,27Bにより把
持されている個所を支点としつつ把持具24A,
24Bにより把持されている個所において曲げモ
ーメントを受け、水平面において円弧状に押し曲
げられてゆく。
このように、このケーブルスネーク装置はこれ
をケーブルW上に装備したままの状態でケーブル
W上を移動させることができ、該ケーブルWの長
手方向に凹状、凸状の円弧形を繰り返すスネーク
を必要な数だけ順次連続的に形成してゆくことが
できる。このため、特に狭隘な個所におけるこの
種のスネーク形成作業の大巾な合理化を図ること
ができる。さらに、このケーブルスネーク装置に
おいては、各揺動アーム21A,21Bの回動角
度を各油圧シリンダ31A,31Bの作動圧力を
個別に調整することにより、それぞれ別個独立に
設定することができ、そのため第3図に示すよう
に、各揺動アーム21A,21Bの回動によつて
形成されるケーブルWの円弧形状を中心線Cを中
心として左右対称の形に形成し得ることは勿論の
こと、左右非対称の種々の円弧形状にも形成する
ことができ、ケーブルWに任意の波形のスネーク
を付与することができる。
〔考案の効果〕
以上の説明から明らかなように、この考案のケ
ーブルスネーク装置は、これを一旦ケーブル上に
装着した後は段取り換えを全く必要とせず、単に
ケーブル上を走行移動させるだけでケーブルの長
手方向に沿つてスネーク(蛇行)を連続的に形成
してゆくことができる。このためスネーク形成作
業および装置の取扱いが極めて容易となる。しか
も、2つの油圧シリンダの作動状態を適宜調整す
ることにより、ケーブルの布設条件に適合した任
意の円弧形状を描くスネークを形成することがで
きるという注目すべき効果が得られるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は、この考案のケーブルス
ネーク装置の一実施例を示すもので、第1図は平
面図、第2図は第1図の−線視断面図、第3
図は、上記ケーブルスネーク装置によつて形成し
得るケーブルの曲線形状を説明するための図、第
4図ないし第6図は、各々従来のケーブルスネー
ク装置の概略構成を示す模式図である。 20……支持アーム、21A,21B……揺動
アーム、22A,22B,23A,23B……垂
直枢軸、24A,24B,27A,27B……ケ
ーブル把持具、31A,31B……流体圧シリン
ダ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 支持アーム20の両端部に垂直枢軸22A,2
    2Bを介して揺動アーム21A,21Bが連結さ
    れ、各揺動アーム21A,21Bの基端あるいは
    支持アーム20の両端下部に垂直枢軸22A,2
    2Bを介してケーブル把持具27A,27Bが取
    付けられ、各揺動アーム21A,21Bの先端付
    近下部に垂直枢軸23A,23Bを介してケーブ
    ル把持具24A,24Bが取付けられ、各揺動ア
    ーム21A,21Bの側部と支持アーム20の側
    部に跨つて、各揺動アーム21A,21Bを前記
    垂直枢軸22A,22Bを回動中心として個別に
    揺動動作させる流体圧シリンダ31A,31Bが
    それぞれ取付けられていることを特徴とするケー
    ブルスネーク装置。
JP4602485U 1985-03-29 1985-03-29 Expired JPH0122343Y2 (ja)

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JP4602485U JPH0122343Y2 (ja) 1985-03-29 1985-03-29

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JPS61162215U JPS61162215U (ja) 1986-10-07
JPH0122343Y2 true JPH0122343Y2 (ja) 1989-06-30

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