JPH06178Y2 - R曲げ装置 - Google Patents

R曲げ装置

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JPH06178Y2
JPH06178Y2 JP8136490U JP8136490U JPH06178Y2 JP H06178 Y2 JPH06178 Y2 JP H06178Y2 JP 8136490 U JP8136490 U JP 8136490U JP 8136490 U JP8136490 U JP 8136490U JP H06178 Y2 JPH06178 Y2 JP H06178Y2
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JP
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bending
bent
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arm
ring
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JP8136490U
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JPH0439510U (ja
Inventor
繁 長
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株式会社長鉄工所
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、角パイプ、丸パイプ、中実棒等の長尺材を比
較的大きいRで曲げるのに適したR曲げ装置に関する。
〈従来の技術〉 角パイプ、丸パイプ、中実棒等の長尺材を比較的大きい
Rで曲げる技術として、3点ローラ曲げがある。これ
は、第4図に示すように、間隔をあけて配した2個の固
定ローラ71、71で長尺の被曲げ材60を支持し、固定ロー
ラ71、71の反対側から被曲げ材60の支持点間に可動ロー
ラ72を押し付けるR曲げ技術である。
かかるのR曲げ技術でもって、小型のR曲げ装置で長尺
の被曲げ材60を加工する場合は、被曲げ材60を順次前進
させて被曲げ材60を一部分づつ加工することになる。
〈考案が解決しようとする課題〉 上述した従来技術、すなわち3点ローラによるR曲げで
は、被曲げ材60が可動ローラ71で押圧される部分に荷重
が集中し、被曲げ材60がパイプの場合は、その部分が潰
れる危険性がある。
本考案はかかる事情に鑑みて創案されたものであり、比
較的大きいRで曲げる場合に、スムーズなR曲げを行う
ことができるR曲げ装置を提供することを目的としてい
る。
〈課題を解決するための手段〉 本考案にかかるR曲げ装置は、弧状面を有する曲型と、
長尺の被曲げ材を弧状面端部との間に挟んで保持する材
料保持手段と、弧状面の内側に旋回中心が位置し、弧状
面に沿って被曲げ材を湾曲させるべく、被曲げ材を弧状
面に引き寄せる旋回アームとを具備し、該旋回アームの
先端部を被曲げ材に連結する連結体が、被曲げ材に間隙
をもって外嵌されるリングと、該リングに一端が接続さ
れると共に、他端が旋回アームの先端部に接続され、中
間部にスライド自在な関節部が設けられた伸縮ロッドと
を有することを特徴としている。
〈作用〉 連結体のリングに長尺の被曲げ材を通した状態で、材料
保持手段により被曲げ材を弧状面端部に固定し、旋回ア
ームを駆動する。これにより、被曲げ材が連結体に引か
れ、被曲げ材が弧状面に沿って湾曲する。旋回アームを
元の位置も復帰させる際には、連結体の伸縮ロッドが縮
方向にスライドするので、被曲げ材が連結体で押し戻さ
れることはない。また、リングに被曲げ材が間隙をもっ
て差し込まれているので、被曲げ材が拘束れない状態で
これをスムーズに前進させることができる。
旋回アームの駆動時には、伸縮ロッドが関節部で折れ曲
がるので、連結体に無理な力が加わるおそれがない。
〈実施例〉 以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。第1
図は本考案にかかるR曲げ装置の一例を示す平面図、第
2図および第3図はその連結体の平面図および側面図で
ある。
架台10の上面に取付けられた加工板11には、曲型20と材
料保持手段30とが取付けられている。
曲型20は、弧状面21を有し、加工板11に複数のボルト23
にて固着されている。材料保持手段30も、加工板11の一
端部にボルト止めされ、弧状面21の一端部との間に長尺
の被曲げ材60を挟んで固定するようになっている。加工
板11の他端部には、後述するリング51を案内するガイド
溝12が設けられている。
架台10上には又、先端部に連結体50が取付けられた旋回
アーム40が水平支持されている。
旋回アーム40は、弧状面21の内側に位置する鉛直な回転
軸41に片支持されており、回転軸41の回転により水平面
内を一定角度で両方向に旋回する。回転軸41の駆動機構
は、架台10内に収容されており、架台10の外に引き出さ
れたフットペダル42によりオン・オフ操作される。
連結体50は、リング51と伸縮ロッド52とを有する。リン
グ51は、被曲げ材60が間隙をもって挿通される角形リン
グであり、加工板11のガイド溝12に嵌合されている。伸
縮ロッド52は、第1ロッド521と第2ロッド522との2ピ
ース構造になっている。第1ロッド521の一端は、リン
グ51に接続され、その他端部に設けたピン523は、第2
ロッド522の長穴524に係合している。
伸縮ロッド52のピン523は、伸縮ロッド52に関節部を形
成し、伸縮ロッド52を水平面内で折曲させると共に、長
穴524内をスライドすることにより、伸縮ロッド52を伸
縮させる。
第2ロッド522は、その端部に設けた円環525が、旋回ア
ーム40の先端部に設けた鉛直なピン43に係合することに
より、旋回アーム40に傾動自在に接続されている。
このような構成になるR曲げ装置によると、角パイプ、
丸パイプ、中実棒等の被曲げ材60が、次のような手順で
大Rに曲げ加工される。
旋回アーム40を曲型20の側に復帰させた状態で、被曲げ
材60を連結体50のリング51に通し、曲型20と材料保持手
段30との間に被曲げ材60を保持する。この状態で、旋回
アーム40を曲型20から離れる方向に動作させる。これに
より、連結体50の伸縮ロッド52が伸び、伸縮ロッド52で
リング51が牽引され、被曲げ材60が曲型20の弧状面21に
沿って湾曲される。
被曲げ材60が弧状面21に密着する状態になると、旋回ア
ーム40の動作を停止し、旋回アーム40が元の位置に戻る
まで旋回アーム40を逆方向に動作させる。このとき、連
結体50の伸縮ロッド52では、第1ロッド521に設けたピ
ン523が、第2ロッド522の長穴524内をスライドし、伸
縮ロッド52が縮むので、湾曲された被曲げ材60が連結体
50で押し戻される事態は避けられる。また、リング51
が、加工板11のガイド溝12内を元の位置の方に移動し、
被曲げ材60が無拘束の状態になる。
旋回アーム40が元の位置に復帰すると、被曲げ材60を前
進させ、曲げ加工と前進とを順に繰り返すことにより、
被曲げ材60が大Rに曲げ加工される。被曲げ材60を前進
させるとき、被曲げ材60は無拘束の状態にあるので、そ
の前進動作がスムーズに行われる。
また、旋回アーム40で被曲げ材60を牽引する際に、伸縮
ロッド52がピン523のところで折曲し、第2ロッド522の
端部に設けた円環525が、旋回アーム40の先端部に設け
た鉛直なピン43の回りを回転するので、連結体50やその
接続部に無理な力が付加されることはない。
なお、旋回アーム40は、アーム40aとアーム40bの2ピー
ス構造になっており、加工板11、曲型20もそれぞれ11a
と11b、20aと20bの2ピース構造になっているので、短
尺の被曲げ材60を加工する場合や被曲げ材60の一部分を
曲げ加工する場合は、これらを分離して加工を行う。
〈考案の効果〉 以上、本考案にかかるR曲げ装置による場合には、比較
的大きいR曲げを行うことができる。また、旋回アーム
と被曲げ材とを繋ぐ連結体が剛体であるために、作業性
が良く、強度も高い。また、連結体が剛体でありなが
ら、旋回アームの復帰動作時に被曲げ材が押し戻される
おそれがないので、曲げ効率が良く、被曲げ材の前進も
スムーズに行われる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかかるR曲げ装置の一例を示す平面
図、第2図および第3図はその連結体の平面図および側
面図、第4図は従来のR曲げ装置を模式的に示す平面図
である。 20・・・曲型 30・・・材料保持手段 40・・・旋回アーム 50・・・連結体 51・・・リング 52・・・伸縮ロッド 60・・・被曲げ材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】弧状面を有する曲型と、長尺の被曲げ材を
    弧状面端部との間に挟んで保持する材料保持手段と、弧
    状面の内側に旋回中心が位置し、弧状面に沿って被曲げ
    材を湾曲させるべく、被曲げ材を弧状面に引き寄せる旋
    回アームとを具備し、該旋回アームの先端部を被曲げ材
    に連結する連結体が、被曲げ材に間隙をもって外嵌され
    るリングと、該リングに一端が接続されると共に、他端
    が旋回アームの先端部に接続され、中間部にスライド自
    在な関節部が設けられた伸縮ロッドとを有することを特
    徴とするR曲げ装置。
JP8136490U 1990-07-30 1990-07-30 R曲げ装置 Expired - Lifetime JPH06178Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8136490U JPH06178Y2 (ja) 1990-07-30 1990-07-30 R曲げ装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8136490U JPH06178Y2 (ja) 1990-07-30 1990-07-30 R曲げ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0439510U JPH0439510U (ja) 1992-04-03
JPH06178Y2 true JPH06178Y2 (ja) 1994-01-05

Family

ID=31627246

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JP8136490U Expired - Lifetime JPH06178Y2 (ja) 1990-07-30 1990-07-30 R曲げ装置

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JPH0439510U (ja) 1992-04-03

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