JPH01222025A - 炭素鋼線を微細パーライト構造を得るように熱処理する方法 - Google Patents

炭素鋼線を微細パーライト構造を得るように熱処理する方法

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JPH01222025A
JPH01222025A JP1016074A JP1607489A JPH01222025A JP H01222025 A JPH01222025 A JP H01222025A JP 1016074 A JP1016074 A JP 1016074A JP 1607489 A JP1607489 A JP 1607489A JP H01222025 A JPH01222025 A JP H01222025A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、微細パーライト構造を得るように炭素鋼線を
熱処理する方法および装置に関するものである。これら
の線材は、ゴム製品および/またはプラスチック製品、
特にタイヤ外皮の補強のために使用される。
これらの熱処理の目的は、線材の線引き性能を向上させ
ると共に、線材の機械特性とその耐久性とを改良するに
ある。
〔従来の技術と問題点〕
この種の公知の処理法は下記の2段階を含む。
−均一オーステナイト構造を得るように、変態温度AC
3以上の温度に線材を加熱しこの温度に保持する第一段
階、および 一微細パーライト構造を得るように線材を冷却する第二
段階。
最もよく使用される1つの方法はいわゆるバテンチング
熱処理法であって、900〜1000℃の温度で線材を
オーステナイト化し、つぎに450〜600℃に保持さ
れた鉛浴または溶融塩浴中に浸漬するにある。
鉛によるパテンチングの場合に得られる好ましい結果は
、線材と冷却流体との間の非常に高い対流係数の故に、
一方では変態温度AC3と鉛温度より少し高い温度との
間の線材の急速な冷却を生じ、他方では準安定オーステ
ナイトからパーライトへの変態中の「再熱」が制限され
る事による。
この再熱は、冶金学的変態によって加えられるエネルギ
ーが放射および対流によって失われるエネルギーより大
である事によって線材温度が上昇する事である。
しかしパテンチングはコストが高い。液状金属または溶
融塩を扱うので技術的に困難であり、パテンチング後に
線材を浄化する必要がある。他方、鉛は非常に有毒であ
って、衛生上の問題から多額の経費を必要とする。
フランス特願86/16705号に記載の微細パーライ
ト構造を得るように炭素鋼線を熱処理する方法において
は、オーステナイト−パーライト変態中の線材温度が、
変態温度より低くパーライト化ノーズ温度より高い所定
温度から10℃以上変動しないように調整され、この温
度調整はパーライト化時間より長い時間中、線材に電流
を通し、この時間の一部において調整的に通気する事に
よって実施される。この方法は、溶融金属または塩を使
用せず、従って前記のような衛生上の問題と線材洗浄化
の問題を避けると共に、より簡単な操作しやすい装置を
使用する事ができる。しかしこの方法は調整的通気を実
施するために、コンプレッサまたはタービンを使用する
必要があり、従って投資コストと運転コストが高い。ま
たこの方法は、工業規模では、比較的小直径の線材、例
えば最大3關の線材についてのみ使用する事ができる。
本発明の目的は、金属および溶融塩の使用と強制通気の
使用を避けて広範な直径の線材を処理する事のできるオ
ーステナイト−パーライト変態熱処理法を提供するにあ
る。
従って本発明は、(a)変態温度AC3以上の温度から
変態温度AC1以下の温度まで線材を冷却する段階と、 (b)つぎに変態温度AC1以下の温度においてパーラ
イト化処理を実施する段階と、 (c)実際上強制通気されないガスを収容する少なくと
も1本の管の中に線材を通過させ、この管を熱搬送流体
によって包囲し、線材から、ガスと管とを通して熱搬送
流体まで伝熱作用を生じる事によって、前記冷却−パー
ライト化処理を実施する段階と、 (d)少なくともパーライト化処理に先立つ冷却時に下
記の関係式が満足されるように、1.05≦R≦15 
       <1)5≦K≦10         
  (2)ここに、 R=Dti/Df。
K= [Log  (Dt i/Df)] xDf”/
λ、Dtiは管内径(mm) 、D fは管外径(ms
)、この外径は少なくとも6II1mに等しく、λは6
00℃において測定されたガス伝熱率、ワット・m−’
・χ−1、またはLogは自然対数、 管、線材およびガスの特性を選定する段階とを含む事を
特徴とする処理前に均一オーステナイト構造を得るよう
に変態温度AC3以上の温度に保持された少なくとも1
本の炭素鋼線の中に微細パーライト構造を得るように熱
処理する方法に関するものである。
また本発明は、(a)変7!!温度AC3以上の温度か
ら変態温度AC1以下の温度まで線材を冷却する手段と
、 (b)つぎに変態温度AC1以下の温度においてパーラ
イト化処理を実施する手段とを含み、(c)前記冷却−
パーライト化手段は、少なくとも1本の管と、この管の
中に線材を通過させる手段とを含み、この管は実際上強
制通気されないガスを収容し、この管を熱搬送流体によ
って包囲して、線材から、ガスと管とを通して熱搬送流
体までの伝熱作用を生じ、 (d)少なくともパーライト化処理に先立つ冷却時に下
記の関係式が満足されるように、1.05≦R≦15 
       (1)5≦K≦10         
     (2)ここに、 R=Dti/Df。
K−[Log  (Dt i/Df)] xDf2/λ
、Dtiは管内径<rrrra) 、D fは管外径(
mm)、この外径は少なくとも6mmに等しく、λは6
00℃においてn1定されたガス伝熱率、ワット・m−
1・χ−1、またはI、ogは自然対数、管、線材およ
びガスの特性を選定する事を特徴とする処理前に均一オ
ーステナイト構造を得るように変態温度AC3以上の温
度に保持された少なくとも1本の炭素鋼線の中に微細パ
ーライト構造を得るように熱処理する装置を提供する。
「実際上強制通気されない」とは、管の中のガスが不動
状態にある事、または線材とガスとの間の熱交換を実際
上変更しない程度の弱い通気作用を受け、この通気作用
は例えば線材そのものの移動のみによって生じる事を言
う。
また本発明は、前記の方法および装置を使用する炭素鋼
線熱処理法および熱処理プラント全体に関するものであ
る。
また本発明は、本発明による方法および/または装置並
びにプラントによって得られた鋼線に関するものである
〔実施例〕
以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明す
る。
第1図は、パーライト化処理を受ける鋼線の時間関数と
しての温度の変動を示す曲線φを示す。
またこの図は、この鋼線の鋼について準安定オーステナ
イトのパーライトへの変態の初期に対応する曲線X1と
、準安定オーステナイトのパーライトへの変態の末期に
対応する曲線X2を示す。またこの第1図において、横
座標は時間Tに対応し、縦座標は温度θに対応する。
パーライト化処理に先だって、鋼線は均質オーステナイ
トを得るように変態温度AC3以上の温度まで加熱され
この温度に保持される。この温度θAは例えば900℃
と1000℃との間に含まれ、第1図の点Aに対応する
。いわゆる「パーライト化ノーズ」点は曲線X1の最短
時間Tmに対応し、このパーライト化ノーズ温度はθp
で表示されている。時間Tの原点Oは点Aに対応する。
鋼線は、変態温度AC1以下の温度に達するまで冷却さ
れ、この冷却後の鋼線の状態は点Bに対応し、冷却時間
To後にこの点Bにおいて得られた温度をθBで示す。
第1図においてこの温度θBはパーライト化ノーズ温度
θpよりも高く表示され、これは実際上もっとも多いケ
ースであるが、これは必ずしも必要ではない。点Aと点
Bとの間の鋼材の冷却中に、鋼線温度が変態点AC3以
下に下降すると同時に、安定オーステナイトから準安定
オーステナイトへの変態が生じ、準安定オーステナイト
の粒界に核発生を生じる。曲線X1とX2との間に含ま
れる区域はωで示される。
パーライト化は、鋼線を区域ωの左側の点Bの状態から
、区域ωの右側の点Cの状態に移行させるにある。この
変態は、例えば曲線X1をBxにおいて切り曲線X2を
Cxにおいて切る線分BCによって表示されるが、本発
明は点Bと点Cとの間の鋼線温度の変動が直線でない場
合にも適用される。
核形成は、区域ωの左側にある線分80部分、すなわち
線分BBxの中で生じる。区域ωを横断する線分80部
分においては、すなわち線分BxCxにおいては、準安
定オーステナイトからパーライトへの変態、すなわちパ
ーライト化が生じる。
このパーライト化時間は鋼材ごとに相違し、また線分C
xCによって示される処理は、パーライト化が終了して
いない時に鋼線の過早な冷却を防止するためである。実
際に残留した準安定オーステナイトが急速に冷却される
と、パイナイトに変態し、このパイナイトは熱処理後の
線引き性にも、最終製品の使用価値にも、機械特性にも
好ましい構造ではない。
点Aと点Bとの間の急速な冷却と、準安定オーステナイ
ト領域すなわち点BとBxとの間の等温維持により、核
の数を増大させ、その寸法を縮小させる事ができる。こ
れらの核は、その後の準安定オーステナイトからパーラ
イトへの変態の出発点となるものであって、公知のよう
にパーライト化の微細構造、従って線材の使用価値はこ
れらの核が多数で小さいほど大になる。
パーライト化処理後に、鋼線を例えば周囲温度にまで冷
却し、この冷却は好ましくは急速冷却であって、例えば
湾曲線分CDによって表示され、点りの温度をθ、で示
す。
第2図と第3図は本発明による装置100を示す。この
装置100は熱交換器であって、内径Dti、外径Dt
iの管状ケーシングを含み、このケーシングの中で処理
される線材1が矢印F方向に通過し、この線材1の直径
はDfで表示され、炭素鋼線材である。
第2図は、線材lの軸線xx’に沿った断面図であって
、この軸線xx’ は同時に装置100の軸線であり、
第3図はこの軸線xx’に対して垂直の断面図である。
第3図の断面は、第2図の線分■−■によって示され、
軸線xx’は第3図においてrxJで示される。線材1
の駆動手段は第2図と第3図においては簡略化のための
図示されない公知の手段であって、例えば処理後の線材
を巻取るためにモータによって駆動される巻取機とする
事ができる。線材1と管3との間のスペース6はガス1
2によって充填され、このガスが直接に線材1および管
3の内側面と接触する。ガス12は線材lの処理中にス
ペース6の中に留まり、装置100はガス12の強制送
気手段を備えていない。すなわちガス12は強制送気さ
れる事なく、矢印F方向の線材1の運動のみによってス
ペース6の内部を移動させられる。線材1の熱処理中に
、線材1からガス12に伝熱が生じる。λは600℃に
おけるガス12の熱伝動率である。この熱伝動率はワッ
ト・m−’・χ−1で示される。線材1は、例えばセラ
ミックスまたは炭化タングステンから成る案内部材2に
よって案内され、その一方は線材1の入口に配置され、
他方は線材1の出口に配置される。管3は外部から排熱
流体9によって、例えば管3を包囲する環状スリーブ4
の中を循環する水によって外部から冷却される。このス
リーブ4は、長さLm、内径D m i ’1’外径D
meを有する。スリーブ4は導管8から水を供給され、
水は導管10から出るので、管3に沿った水の流れは線
材方向Fと逆方向になる。水9のスペース7(スリーブ
4の内部)とガス12を収容するスペース6との間の密
封は、例えばエラストマーのバッキング5によって得ら
れる。流体9と接触する管3の長さは第2図においてL
tで示す。
熱交換器100が単独で本発明の装置を構成する事がで
きる。また、スリーブ4の末端部分を成すフランジ11
によって複数の熱交換器を軸線xx’に沿って組立てる
事ができ、その場合に、線材lは軸線xx’に沿って直
列に配置された多数の熱交換器の内部を通過する。
これらの装置100は、点Aと点Cとの間の曲線φ部分
における線材の熱処理、すなわち冷却とこれに続くパー
ライト化処理とを実施する事ができる。また所望ならば
、これらの装置は曲線φのCD部分に対応する線材1の
パーライト化処理後の冷却に使用する事もできる。
管3と、線材1と、ガス12との特性は、少なくともパ
ーライト化に先行する曲線φ部分ABの冷却期間内に、
下記の関係式が満たされるように選定される。
1.05≦R≦15        (1)5≦K≦1
0           (2)ここに、 R=Dti/Df K−[Log  (D t  i /D f )  コ
 xDf 2 / λDtiとDfはミリメートルで表
され、λは600℃で711定されたガスの熱伝熱率、
ワット・m ’ ・”K −K Logは自然対数であ
ッテ、Dfi;[高6鰭に等しい。
ガス12は、例えば水素、窒素、ヘリウム、水素−窒素
混合物、水素−メタン混合物、窒素−メタン混合物、ヘ
リウム−メタン混合物、水素−窒素−メタン混合物であ
る。
/      − 大直径の線材1の場合、管3の内径Dtiと線材2の外
径Dfとの比率Rは1に近く、非常に伝熱性のガス12
、例えば水素ガスを使用する事が必要になる。第4図と
第5図は軸線yy’を有する本発明の装置の他の実施態
様200であって、第4図はこの軸線に沿った断面図、
第5図はこの軸線に垂直な断面図であって第4図の線分
v−■に沿った断面図である。第5図において、軸線X
′はrxJで示され、軸線yy’はryJで示される。
この熱交換器200は前記の熱交換器100と類似であ
るが、その相違点は円筒形スリーブ4によって包囲され
た6本の管3を含み、これらの多管3の軸線xx’に沿
って線材1が配置され、またこの軸線は多管3の中に配
置された線材1の軸線を成す。多管3は熱交換器100
と同様にガス12によって充填され、またスリーブ4の
内部の管3の外部のスペース7は熱輸送液、例えば水の
循環部分である。
熱交換器100の場合と同様に、熱交換器200は単独
で本発明の装置を構成する事ができ、あるいはスリーブ
4の末端のフランジ11によって他の熱交換器200と
同軸に組立て、直列に配置された複数の熱交換器200
の中を複数線材1が貫通する事ができる。
最良条件でのオーステナイト−パーライト化変態を実施
するためには、第1図において線BCで示された変態段
階が可能な限り変動しない温度で実施され、例えば線材
1の温度が線ABの冷却後に得られた温度θBの上下1
0℃の範囲内にある事が好ましい。このような温度変動
の制限は、線分BxCxに対応するパーライト化時間よ
り長い時間継続される。線材1の温度はこの線分BC上
において5℃以上変動しない事が好ましい。例えば第1
図は、この温度が線BCの段階中に一定で、θ8に等し
く、従って線分BCが横座標軸線に対して平行な場合を
示す。
パーライト化区域ωにおいて生じるオーステナイト−パ
ーライト化変態は約100.000J−kg−1の熱量
を放出し、この区域内での変態速度は時間と共に変動し
、点Bxと点Cxの近傍で低く、線分BxCxの中央付
近で最大となる。従って、この変態中に温度を実際上一
定に保持しようと望むならば、熱交換を調整する必要が
ある。すなわち、線材1の単位長さあたりの熱交換効率
が熱交換器の長さに沿って変動し、パーライト化速度が
最大の時にガス12による冷却が最大となるようにする
必要がある。これはパーライト化中の線材1の過度の温
度上昇による再熱現象を防止するためである。
このような調整は、好ましくは線材1の通る管3の内径
またはその長さを変動させる事によって実施される。
第6図は、管の内径を変動させる事によってこのような
調整を実施した装置を示す。この装置300は、前記の
第2図と第3図に図示の熱交換器100と同様の7本の
熱交換器を含む。これらの熱交換器100−1〜100
−7はそれぞれフランジ11によって直列に接続され、
線材1は矢印F方向に熱交換器100−1から熱交換器
100−7までの中を通過し、また1つの熱交換器の排
水導管10が先行の熱交換器の給水導管8に接続され、
従って水はこれらの熱交換器100の中を矢印Fと逆方
向に直列に流れる。各熱交換器100について、管3の
内径Dtiは一定であるが、この内径は熱交換器100
−1から100−7まで下記のように変動する。
一熱交換器100−2から熱交換器100−4まで管3
の内径Dtiが減少するので、単位長さあたりの冷却能
力が熱交換器100−2から熱交換器100−4まで増
大する。
一熱交換器100−4から熱交換器100−6まで内径
Dtiが増大するので、単位長さあたりの冷却能力が減
少する。
すべての要素100−1〜100−7について、要素長
さし、1〜LII7、および水と接触する管3の長さL
tt〜Lt7は一定である。
従って、最大の冷却能力を有する熱交換器100−4が
、パーライト化速度の最大区域に対応する。
この最大区域においては、下記の式が得られる。
1.05≦R≦8(3) 3≦K≦8(4) ここに、RとKは前記と同様の定義による。
第7図に図示の装置400は、前記の装置300と同様
の構造を有し、7基の熱交換器100−1〜100−7
がそれぞれフランジ11によって直列に接続されている
。装置300との相違点は、この装置400のすべての
熱交換器100の流体と接触する管3の内径Dtiが同
一であるが、線材1に対して平行にlTl11定された
管3の長さLtが変動される事にあり、従ってこの装置
400においてはすべての熱交換器100の長さLI1
1〜L117は同一値を有する。
第7図において、管3の長さはそれぞれの熱交換器10
0−1〜100−7についてLtl〜Lt7で示される
。熱交換器100−2〜100−4の管の長さLt2〜
Lt4は矢印F方向に増大するので、線材1メートルあ
たりの平均冷却能力は熱交換器100−2から熱交換器
100−4まで増大する。
これに対して、長さL工4〜Lt6は矢印F方向に減少
するので、線材1メートルあたりの冷却能力は熱交換器
100−4から熱交換器100−6まで減少する。冷却
能力が最大の熱交換器100−4はパーライト化速度が
最大の区域に対応し、この場合にも装置300について
述べた関係式(3)と(4)が成立する。
調整式装置300と400においては、式(3)と(4
)はパーライト化速度が最大の熱交換器100−4につ
いてのみ成立する。
装置300と400においては、熱交換器100−1と
100−7は、装置300の場合には対応の直径Dti
が大でありまた装置400の場合には対応の長さLti
が小であるので、単位長さあたりの熱交換能力が低く、
これらの熱交換器100−1と100−7は式(1)〜
(4)を満足させない。これらの熱交換器100−1〜
100−7はパーライト化の前後において、すなわち区
域ωの外部の線分BC部分BBxとCxC(第1図)に
おいて、線材1を実際上等温状態に保持し、従って線分
BC上において温度は実際上一定となる。線分CxCは
パーライト化後の等温保持時間に対応し、これはパーラ
イト化が終了しない場合に線材1の過早な冷却を防止す
るためである。前述のように、パーライト化時間は鋼ご
とに変動するからである。
熱交換器100−1と100−7において線材1の一定
温度を得るためには、線材がこれらの熱交換器の中を通
る際に線材の中に電流を通す事ができ、またこれらの熱
交換器の代わりに温度θ8に保持されたマツフル炉を使
用し、これらのマツフル炉を導電性となす事ができるが
、これらのマツフル炉は第6図と第7図には簡略化のた
めに図示されていない。
本発明は、同一の熱交換器においてその直径Dtiと長
さLtとを同時に変更した場合を含む。
また、装置300と400において、複数の熱交換器2
00を直列に配置し、同時に複数の線材を処理する事が
できる。
また、パーライト化速度が最大になる区域において前記
の式(3)と(4)に対応するように熱交換能力を変動
させるために、直径の相違する複数の管3を使用する代
わりに、軸線に沿って直径の変動する一本の管を使用す
る事ができる。
第8図は、前記の少なくとも1つの装置を使用した本発
明による線材処理プラント全体の略図である。
このプラント500は、5区域Zl−25を含む。コイ
ル13から出る線材1が区画Z1において、公知のよう
にガス炉またはマツフル炉によって、900乃至100
0℃の温度まで加熱され、第1図の点Aに対応する温度
の均質オーステナイト構造を得る。この温度Aは変態温
度AC3より高い。
つぎに線材は区域Z2において500〜600℃の温度
まで冷却されて、第1図の点Bに対応する準安定オース
テナイト構造を得る。
つぎに線材は区域Z3の中に入り、そこで第1図の線分
BCに対応する処理を受ける。つぎに線材は区域Z4に
入り、そこで例えば約300℃の温度まで冷却される。
つぎに線材は区域Z5に入り、そこで例えば水中浸漬に
よって20〜50℃の常温に近い温度に成される。区域
Z4と25において実施される冷却は第1図の線分CD
に対応する。
水浴Z5から出た線材1はコイル14上に巻取られる。
区域22〜Z4は前記の熱交換器100.200と同−
型の熱交換器を使用する事ができるが、場合によっては
区域Z3においては調整式装置300,400を使用す
る事ができる。
本発明は下記の利点を有する。
一構造の簡単さ、投資コストと運転コストが低い事、こ
れは、 ・溶融金属または塩を使用しない事、 ・強制式ガス循環にとって必要となるコンプレッサまた
はタービンを使用しないですむ事による。
−正確な冷却法則が得られ、再熱現象が避けられる。
一同一のプラントにおいて、広い範囲内の線材直径Df
についてパーライト化処理を実施する事ができ、このD
fは最大6關、好ましくは少なくとも0.4nusに等
しい。
一溶融金属または塩を使用しないので、衛生上の問題が
なく、線材の浄化作業が不必要である。
これらの利点は、曲線φの部分AB(第1図)に対応す
る冷却時に、式(1)と(2)が満たされる場合にのみ
得られる。強制循環されないガスを収容し熱搬送流体に
よって包囲された管を使用するがパーライト化前の曲線
φの部分ABに対応する冷却時に式(1)と(2)が満
たされなければ、正確なパーライト化を実施する事がで
きない。
以下において、本発明による9実施例によって本発明を
説明する。
これらの実施例に使用される線材は鋼線であって、この
鋼の組成例と、変態温度ACIおよびAC3を表1に示
す。
表  1 これらすべての実施例は、前記の5区域21〜Z5を有
するプラント500によって実施された。
再熱現象を避けるように、すなわち区域S3において実
際上一定の温度を保持するように実施された実施例1〜
8の場合、このプラントは、区域Z2と24について熱
交換器100または200を使用し、区域Z3について
熱交換器300または400を使用した。これに対して
実施例9は再熱現象を防止する事なく、区域Z3におい
て温度が変動する。実施例9の条件については後述する
実施例1〜8の条件は下記である。
a)線材速度、毎秒1メートル、 b)線材にそって測定された各区域Zl−25の長さは
下記である。
区域Z 1  : 3 m s区域Z2 : 2.6m
、区域Z 3  : 3 mS 区域Z4:3m、区域Z5 : 1mmこれらの長さは
第8図においてL1〜L5で表示されている。
C)線材温度は下記である。
一区域Zlの出口−975℃、 一区域Z2の出口および区域Z3全体−550℃、一区
域z4の出口−300℃。
すべての実施例1乃至9において、22区域中の冷却時
間は5秒以下であり、この冷却は曲線φの部分AB(第
1図)に対応する。
各実施例は下記のように実施された。
実施例1 一処理される線材の直径:1.3mm −伝熱性ガス12:分解NH3 (堆積%:H−75%、N 2 ” 25%)一20℃
の水9の流量:毎分8リツトル、すべてのスリーブ4は
直列接続。
一区域Z2の熱交換器100の特性: ・パイレックスガラス製の管3、直径:Dti−5龍、
Dte=10++g。
・スリーブ4の直径:Dmi−35,2mm、Dmi=
42.4+++1゜ ・975℃の線材温度の場合、管3の温度:内側面19
0℃、外側面65℃。
一区域Z8の特性: Dtiの変動によって調整される装置300を使用する
場合、熱交換器100−1〜100−7のDtiおよび
Dteの値はそれぞれ下記である。
熱交換器100−1と100−7:Dt i −25+
+mSDte−35mm、 熱交換器100−2と100−6:Dti−5mms 
D t e −10mm5 熱交換器100−3と100−5:Dti−4■、D 
t e−811S% 熱交換器100−4:Dti−3mm、Dte−8m。
熱交換器100−4はパーライト化速度が最大となる区
域である。
すべての場合に、スリーブ4の直径は下記である: D
m i−m 35. 2mm5 Dm e −42,4
mm。
スリーブ4の長さ:熱交換器100−1と100−7、
Lm−0,75m、熱交換器100−2〜100−6、
Lm−0,30m5従って全長は3mである。
一区域z4を成す熱交換器100の特性は下記である。
パイレックスガラス管3:Dti■5l−1Dte=1
0+am。
スリーブ4の直径: D m L−35−21@i@s
Dmess42.4+nm。
600℃におけるλ値は、0.28ワツト・m−1−χ
−1である。
表2は、区域22〜Z4における値Rとに1およびこれ
らの区域において成立する式(1)〜(4)線材1はプ
ラント500の中で処理された後に、1350MPa(
メガパスカル)の引っ張り破断抵抗を有する。つぎにこ
の線材を黄銅メツキし、公知の手法で線引きして最終直
径0.20mmを得る。
この線引きされた線材の引っ張り破断抵抗は3500M
Paである。断面比は下記に対応するものと定義する: 線引き前の線材の断面 線引き後の線材の断面 実施例1の場合、断面比は42.25に等しい。
実施例2 この実施例は、線材直径Dfと水素/窒素混合物の組成
を変更して実施例1と同様の条件で実施される。すべて
の場合に、区域Z2と24の熱交換器は式(1)と(2
)を満足させ、区域z3の装置300中のパーライト化
速度が最大となる熱交換器100−4は式(3)と(4
)を満足させる。別表3は、区域Z2と24について値
DfSRおよびKを示し、装置300の熱交換器100
−4についてはガス混合物中の水素体積%および600
℃のλの値を示す。区域z2とZ4のRとKの値はそれ
ぞれR)l、KMで示され、また熱交換器100−4の
RとKの値は、それぞれRmとKmで示される。
また表3は下記の値を示す。
一熱処理後の線材の破断抵抗(引っ張り破断抵抗):M
Pa; 一線材の線引き直径、 mm、すなわち線引き後の線材
直径; 一線引きによる断面比、 一部終直径、すなわち線引き後の線材の破断抵抗(引っ
張り破断抵抗) 、MPa 。
表  3 実施例3 この実施例は、区域Z3が装置400によって構成され
る事以外は実施例1と同一条件で実施された。この装置
400の熱交換器100の特性は下記である。
7熱交換器100のすべての管3はアルミナであって、
同一の直径Dtim3w、Dte−8mmを有する。管
の長さLtは下記のように変動する。
熱交換器100−1と100−7の場合、Lt=0.1
5m; 熱交換器100−2と100−6の場合、Lt=0.2
0m; 熱交換器100−3と100−5の場合、Lt=0.2
5m; 熱交換器100−4の場合、L t = 0 、 28
 m 。
すべての熱交換器100−1〜100−7は式(1)〜
(4)を満足させ、λ−0.28.R−2.31 ;に
−5,05である。
線材1をプラント500の中で処理した後に、1340
MPaの引っ張り破断強さを有する。この線材を公知の
手法で機同メツキし、0.2mmの直径を有するように
線引きすれば、3480 MPaの引っ張り破断抵抗を
有し、断面比は42.25に等しい。
実施例4 直径Rf=2mmの線材を使用する。冷却ガスは純粋水
素である。20℃の水の流量は毎分191である。この
実施例の特性は下記である。
一区域Z2 :3個の熱交換器100を直列に使用し、
それぞれ下記の特性を有する:Dti−4.5m+s;
Dte−10mioスリーブ4の直径=Dmi=35.
2mm;Dmem42.4mm。
一区域Z3 :内側面にガラスライニングを有する鋼管
3を含む装置300を使用。これらの鋼管の直径は下記
である。
熱交換器100−1と100−7:Dti −251、
D t e = 35 In1l。
熱交換器100−2と100−6:Dti−3、511
1+1% D t e −1011110熱交換器10
0−3と100−5:Dti−3順、Dte−10mm
熱交換器100−4 :Dt i −2,8mm。
Dte−10mm。
スリーブ4の直径:Dmi=35.2m+e。
Dme=42.4mm。
一区域Z4:3個の熱交換器100を直列に使用する。
各熱交換器は下記の特性を有する:内側面をガラスライ
ニングされた鋼管3:Dti−4,5mm;Dte−1
0mm0λ−0,42ワツト・m−1・°に−1が得ら
れた。
区域Z2と24は式(1)と(2)とを満足させる。
表4は、装置300の熱交換器100−1〜100−7
について、RとKの値と、場合によって満足された式(
1)〜(4)を示す。
表  4 熱処理後に、線材1は1340MPaの引っ張り破断抵
抗を示す。0.3+amの直径を有するように公知の手
法で黄銅メツキし線引きした後、引っ張り破断抵抗は3
450MPaであり、断面比は44.44である。
実施例5 この実施例は、6本の線材1を同時に処理するため区域
Z2、Z3、Z4について、熱交換器200を使用した
プラントについて実施された。
20℃の水の流量は毎分110gであり、スリーブ4の
直径は下記である。
Dmim82.5mm、%Dme=88.9mmこれら
の点以外の条件は実施例4の場合と同一である。
線材1は熱処理の後に、1350MPaの引っ張り破断
抵抗を示す。0.3m+*の直径を得るように黄銅処理
し線引きした後の引っ張り破断抵抗は3500 MPa
であり、断面比は44.44である。
実施例6 線材直径Dfとガス組成を変動させて(水素と窒素の混
合物)、実施例4と同様条件を使用した。
すべての場合に、区域Z2と24の熱交換器は式(1)
と(2)を満足させ、区域Z3の装置300の中のパー
ライト化速度が最大になる熱交換器100−4は式(3
)と(4)とを満足させる。
下記の表5は、区域Z2、Z4と装置300の熱交換器
100−4についてDf、R,にの値を示し、またガス
混合物中の水素体積%および600℃におけるλの値を
示す。
区域Z2およびz4の値RとKはそれぞれRM、KMで
示され、熱交換器100−’4の値RとKはそれぞれR
とK で表示される。
ff11m また表5は下記の値を示す。
一熱処理後の線材の破断抵抗(引っ張り破断抵抗): 
MPa s −線材の線引き直径、■、すなわち線引き後の線材直径
、 一線引きによ′る断面比、 一部終直径の線材、すなわち線引き後の線材の破断抵抗
(引っ張り破断抵抗) 、MPa 。
表  5 実施例71 この実施例は実施例1と同一条件で実施されたが、脱炭
ガスとしての分解アンモニアの代わりに、  。
800℃において鋼炭素に対して熱力学平衡を保   
1持するガスを使用した。このガスの体積組成は、  
 ′H−74%、N2−24%である。RとKの値およ
び満足された式は表2に記載のものと同一で   jあ
り、線引きと線材抵抗に関する数字は実施例1jの場合
と2%の誤差で同一である。
実施例8 この実施例は、実施例1と同一条件で実施され  ・た
が、分解アンモニアの代わりに、本発明による熱処理以
前の処理において生じた脱炭を補正する   2事ので
きる炭化水素含有ガスを使用した。このガスの体積組成
:H−63,75%、N2−21.25%、CH4−1
5%。線材表面に黒鉛の堆積が見られず、浸炭厚さは3
μmのオーダである。
RとKの値および満足された式は表2に記載の   j
ものと同一である。熱処理後に、線材は1320)4P
aの引っ張り破断抵抗を示す。0.2m+sの直径を有
するように公知の手法で黄銅メツキと線引きを実施した
後に、断面比は42.25、引っ張り破断抵抗は345
0MPaであった。
実施例9 この実施例は再熱を消去する事な〈実施された。
凍材1の直径Df=5.5mm;線材1の繰り出し真皮
−1、5m/ s 。
区域Z2、Z8、Z4はそれぞれ熱交換器100を使用
し、これらの熱交換器はすべて同型であって、内側面に
ガラスライニングを有する管3は、Dti=6mm、D
te−12m+s。20℃の衣の流ff1−120fI
/分、冷却用ガスは純粋水素。
辷熱処理時間−9,9秒。熱処理プラントの長さ(区域
22〜Z4 )−14,85m。
線材温度は下記である。
一区域Zlの出口において=975℃、−準安定オース
テナイトからパーライトへの変態1始(第1図の点BX
):550℃、 一区域Z4の出口二350℃。
従ってオーステナイトからパーライトへの変態中の(再
熱中の)最高温度と最低温度との偏差は60℃である。
λ−0.42.R−1.091 、に−6,27熱処理
後に、線材は1310MPaの引っ張り破断抵抗を示す
。0.84mmの直径を得るように公知の手法で黄銅メ
ツキと線引きを実施した後に、断面比は42.87であ
り、線材は3350MPaの引っ張り破断抵抗を示す。
本発明によって処理された線材1は、公知の鉛バテンチ
ングによって得られた構造、すなわち微細パーライト構
造を有する。この構造は、フェライト層によって分離さ
れたセメンタイト層を含む。
−例として第9図はこのような微細パーライト構造の一
部50の断面を示す。この部分50は、フェライト層5
2によって相互に分離された実際上平行な2セメンタイ
ト層51を含む。セメンタイト層の厚さは「i」で示さ
れ、フェライト層52の厚さはreJで示されている。
このパーライト構造は微細であって、平均値i+eは最
高1000人、標準偏差値250八である。
前記のすべての実施例1〜9は、部分50について述べ
た構造を得る事ができるが、この構造は再熱を防止する
場合に一層微細となる。
好ましくは本発明は下記の結果の少なくとも1つを得る
事ができる。
一熱処理と線引きの後に、線材は少なくとも1300M
Paの引っ張り破断抵抗を示す、−線材は少なくとも4
0の断面比を有するように線引きする事ができる、 一線材は線引き後に少なくとも3000MPaの引っ張
り破断抵抗を示す。
対照として、下記の2実施例は本発明によるものではな
い。これらの2実施例は、区域21〜Z5を有する前記
のプラント500と類似のプラントにおいて製造された
。区域Z2、Z3、Z4はそれぞれ熱交換器100を使
用し、これらの熱交換器はすべて同型であって、パイレ
ックスガラス管3から成り、Dti=25mm、Dte
−35關。スリーブ直径はすべての場合に下記の直径を
有する: Dmi−50m+*、Dmem60mm、プ
ラントの長さは18m(区域Z2から24まで)である
2対照例において伝熱ガス12は75%の水素と25%
の窒素(体積%)を含有する分解アンモニアである。6
00℃における伝熱性λは0.28ワツト・m−1・”
K−1に等しい。鋼は0.7%の炭素を含有し、前記実
施例4.5.6について使用された鋼と同様である(表
1参照)。
対照例10と11の特定条件は下記の通りである。
実施例10 処理された線材の直径:1.3m;線材の送り速度:1
++m/秒。従ってR−19,23およびに−17,8
゜式(1)乃至(4)のいずれも満足されない。区域Z
lの出口の線材温度=975℃。区域Z2に対応する冷
却時間は6.7秒、この区域z2を出る線材は約600
℃の温度を有する。
区域Z3の通過時間は4.6秒、この区域Z3の出口に
おいてパーライト化が終了する。
再熱は大であって、オーステナイトからパーライトへの
変態(区域Z3)中の最高温度と最低温度との差は80
℃である。
熱処理後に線材は1100MPaの引っ張り破断抵抗を
有する。つぎに線材を0.23+amの直径まで公知の
手法で黄銅メツキと線引きを実施した後に、2765M
Paの引っ張り破断抵抗を有し、断面比は31.95で
ある。従って本発明によらないこの実施例は過度の再熱
を生じ、線引き前後の引っ張り破断抵抗は低い。他方に
おいて、この実施例の熱処理を受けた線材の構造はi+
e−1350人(平均値)に対応し、標準偏差値は25
5人である。従ってこの構造は前記の構造に対応しない
実施例11 処理された線材の直径: 2.8mm、線材の送り速度
:0.5m/秒。
従ってR−8,93とに−61,3が得られた。
式(1)乃至(4)のうち、式(1)のみが満足される
前記の実施例の場合と同様に、区域Zlの出口における
線材温度は975℃である。
区域Z2の中の線材通過時間は11.5秒であり、この
区域Z2の出口の線材温度は約630℃である。
区域z3の通過時間は8,5秒であり、この区域z3の
出口においてパーライト化が終了した。
この区域Z3中において、パーライト化に際して、線材
の最高温度と最低温度との差は60℃である。
すなわち、この区域Z3においては実施例10の場合よ
りも、変態温度が高いのでパーライト化速度が低い結果
、再熟度が少ない。
熱処理後に、線材は1010MPaの引っ張り破断抵抗
を有する。つぎに0.42mm直径を得るまで線材を公
知の手法で黄銅メツキと線引きを実施し、そこで線材は
2500 MPaの引っ張り破断抵抗を有し、断面比は
44.44である。
本発明によらないこの実施例は、非常に長い処理時間と
、低い引っ張り破断抵抗を特徴とする。
また、この実施例の熱処理を受けた線材の構造は下記の
式を満足させる。
i+e−1450人(平均値)、 標準偏差は300人、 すなわち、線材構造は前記の構造に対応していない。
もちろん、本発明は前記の実施例のみに限定されるもの
でなく、その主旨の範囲内において任意に変更実施でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はオーステナイトからパーライトへの変態曲線と
、微細パーライト構造を得るように処理される鋼線の時
間に対する温度の変化を示す曲線図、第2図は本発明の
装置の軸線に沿った断面図、第3図はtjS2図の装置
の■−■線に沿った横断面図、第4図は本発明による複
数の線材を同時に処理する装置の断面図、第5図は第4
図の装置のV−V線に沿った横断面図、第6図と第7図
はそれぞれ管の直径と長さを変動された装置の概略図、
第8図は本発明による少なくとも1つの装置を使用した
鋼線熱処理プラント全体を示す図、第9図は本発明によ
って処理された線材の微細パーライト構造の一部を示す
図である。 ACI、AC3・・・変態温度、ω・・・パーライト化
区域、1・・・鋼線、3・・・管、4・・・スリーブ、
12・・・ガス、9・・・冷却水、300,400・・
・熱交換器装置、100−1〜100−7・・・熱交換
器、500・・・プラント、51・・・セメントタイト
層、52・・・フェライト層。 出願人代理人  佐  藤  −雄

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(a)変態温度AC3以上の温度から変態温度AC
    1以下の温度まで線材を冷却する段階と、 (b)つぎに変態温度AC1以下の温度においてパーラ
    イト化処理を実施する段階と、 (c)実際上強制通気されないガスを収容する少なくと
    も1本の管の中に線材を通過させ、この管を熱搬送流体
    によって包囲し、線材から、ガスと管とを通して熱搬送
    流体まで伝熱作用を生じる事によって、前記冷却−パー
    ライト化処理を実施する段階と、 (d)少なくともパーライト化処理に先立つ冷却時に下
    記の関係式が満足されるように、1.05≦R≦15(
    1) 5≦K≦10(2) ここに、 R=Dti/Df、 K=[Log(Dti/Df)]xDf^2/λ、Dt
    iは管内径(mm)、Dfは管外径(mm)、この外径
    は少なくとも6mmに等しく、λは600℃において測
    定されたガス伝熱率、ワット・m^−^1・K^−^1
    、またはLogは自然対数、 管、線材およびガスの特性を選定する段階とを含む事を
    特徴とする処理前に均一オーステナイト構造を得るよう
    に変態温度AC3以上の温度に保持された少なくとも1
    本の炭素鋼線の中に微細パーライト構造を得るように熱
    処理する方法。 2、線材を変態温度AC3より高い温度から変態温度A
    C1より低い所定温度まで冷却した後に、線材をこの所
    定温度より10℃以上相違しない温度に、パーライト化
    時間以上の時間、熱交換の調整によって保持し、パーラ
    イト化速度が最高となる単数または複数の管の単数また
    は複数の区域中において、下記の式、 1.05≦R≦8(3) 3≦K≦8(4) が満足される事を特徴とする請求項1に記載の方法。 3、線材を前記の所定温度より5℃以上相違しない温度
    に保持する事を特徴とする請求項2に記載の方法。 4、前記温度調整は前記管または少なくとも1本の管の
    直径を変動させる事によって実施される事を特徴とする
    請求項2又は3に記載の方法。 5、前記温度調整は複数の管を使用し、その長さを変動
    させる事によって実施される事を特徴とする請求項2乃
    至4のいずれか1項に記載の方法。 6、少なくとも1本の炭素鋼線の熱処理法において、 −均一オーステナイト構造を得るために前記線材を変態
    温度AC3以上の温度に加熱する段階と、−つぎに請求
    項1乃至5のいずれかに記載の処理を実施する段階と、 −つぎに前記線材を冷却する段階とを含む方法。 7、(a)変態温度AC3以上の温度から変態温度AC
    1以下の温度まで線材を冷却する手段と、 (b)つぎに変態温度AC1以下の温度においてパーラ
    イト化処理を実施する手段とを含み、 (c)前記冷却−パーライト化手段は、少なくとも1本
    の管と、この管の中に線材を通過させる手段とを含み、
    この管は実際上強制通気されないガスを収容し、この管
    を熱搬送流体によって包囲して、線材から、ガスと管と
    を通して熱搬送流体までの伝熱作用を生じ、(d)少な
    くともパーライト化処理に先立つ冷却時に下記の関係式
    が満足されるように、1.05≦R≦15(1) 5≦K≦10(2) ここに、 R=Dti/Df、 K=[Log(Dti/Df)]xDf^2/λ、Dt
    iは管内径(mm)、Dfは管外径(mm)、この外径
    は少なくとも6mmに等しく、λは600℃において測
    定されたガス伝熱率、ワット・m^−^1・K^−^1
    、またはLogは自然対数、 管、線材およびガスの特性を選定する事を特徴とする処
    理前に均一オーステナイト構造を得るように変態温度A
    C3以上の温度に保持された少なくとも1本の炭素鋼線
    の中に微細パーライト構造を得るように熱処理する装置
    。 8、線材を変態温度AC3より高い温度から変態温度A
    C1より低い所定温度まで冷却した後に、線材をこの所
    定温度より10℃以上相違しない温度に、パーライト化
    時間以上の時間、熱交換の調整によって保持し、パーラ
    イト化速度が最高となる単数または複数の管の単数また
    は複数の区域中において、下記の式、 1、05≦R≦8(3) 3≦K≦8(4) が満足されるように単数または複数の管を構成する事を
    特徴とする請求項7に記載の装置。 9、線材温度が前記所定温度と5℃以上相違しないよう
    に単数または複数の管が構成される事を特徴とする請求
    項8に記載の装置。 10、前記管または少なくとも1本の管の内径が変動す
    る事を特徴とする請求項8または9に記載の装置。 11、長さの相違する複数管を含む事を特徴とする請求
    項8乃至10のいずれか1項に記載の装置。 12、請求項7乃至11のいずれか1項に記載の少なく
    とも1つの装置を含み、さらに線材をパーライト化前に
    変態温度AC3以上の温度に加熱する手段と、パーライ
    ト化後に線材を冷却する手段とを含む少なくとも1本の
    炭素鋼線の熱処理プラント。 13、請求項1乃至6のいずれに記載の方法によって得
    られた線材。 14、請求項7乃至11のいずれかに記載の装置または
    請求項12によるプラントによって得られた線材。
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